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Cappuccino 日記(2000/2)

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2/1

タイヤ考。

どうせ、雨の日って滅多に出歩かないし、大抵ゆっくり走るのだから、
現在履いている K'GRID 以上のレベルのタイヤは要らないような気がしてきた。
(昨日の、ショック交換後の四輪のグリップ感から考えて)

それならむしろ、現在お遊び用に使っている POTENZA の後継として、
ファルケンの AZENIS を買っておくほうが良いような気がしてきた。

ファルケンのタイヤだが、平均的にはあまり良い評価を聞かない。
価格は、同程度の性能の他社タイヤと比べて、非常に安いのだが、、、

なんとなく「貧者の核兵器」という単語を連想するメーカーだ。

ファルケンのタイヤは、好みが真っ二つに別れるタイヤのようだ。
フィーリングを重視する走行会派の人には、コントロール性が評価されている。
しかし、鬼グリップを求める峠向きには、その限界の低さが今一つ不評である。

自分のスタイルを考える。
正直言って、私が目指すのは「競技」でなく「遊び」だから、
わざわざ、高性能だが高価なブリジストンを選ぶ理由はないだろう。
むしろ、変にグリップレベルが高すぎると、遊ぶに遊べないだろうし。
それにお金もないことだし、そういう意味で「流れるがコントロールしやすい」
ファルケンなんて、私の望みにピッタリとマッチしているような気がしてくる。

見積もりを取った激安タイヤ屋は、3月いっぱいまで送料無料サービスしてるから
それまでには、今後のタイヤ装備をどうしていくか考えることにしよう。
でも、たぶん、結論は「アゼニス買う」だろうなあ。

2/3

いりす師匠よりのメールが来る。

やはり、ファルケンはあんまり評判が良くないようだ。
ウェットを考えると、トランピオ F-08 がベストとのこと。
値段もそんなに高くない(185/60R14 かな?・・・で、8,400円/本工賃込)。
いりす師匠をはじめとする競技屋さんが好むタイヤなのだから、その性能
(特にウェット性能)の高さは折り紙つきであることは間違いないだろう。

しかし、街乗りでこんな良いものを履いてしまうと、
練習会用の履き潰しタイヤを買う余裕が無くなってしまう。
現在の自分を取り巻く状況から考えて、少しばかり辛い感じがある。
ますます悩みは深まるのであった。



ふと、カプチーノを買う前の話を思い出す。
親の EP82(NA) を借りて、時々、滋賀県の奥地の方に出かけていた。
あの頃は、クルマの挙動の理論なんて何一つ知らなかった。
ただ、コーナーに入る前にシフトダウンしておけば安定して曲がれる、
ということを、体験的に知っていただけだった(いわゆる荷重移動?)

標準でついていたヨコハマの一番安いタイヤ(165/70R13!)のままで、
どこでも彼処でも、たった一つの経験を頼りに、おもいっきり走り回っていた。
最高速チャレンジと称して、工事中のバイパスの直線部で 160km/h 出してみたり
朽木からの戻り道 R367 の途中で、直線直後の強いカーブに目一杯突っ込んで
フロントタイヤをこじりながら(ヒャーヒャー言わせながら)曲がったり。
今より無茶ではあるものの、元気の良い走りをしていたと思う。
(速いかどうかは分からない・・・いや、むしろ遅かったはず)

カプチーノになって、運動性能もタイヤ性能も圧倒的に高くなっているにも
関わらず、漠然と広がる不安を感じてしまうのは、どうしてだろうか?
変に、頭デッカチになってしまっているからだろうか?

とにかく、練習せねば・・・

2/5

ショックアブソーバーの慣らし続行。
朝からフラフラと出かける。

交換してから 150km ほどを走り、そろそろ距離もこなれてきた。
ゴツゴツ感も取れて滑らかになってきたので、宇治の府道でちょっと遊んでみる。
もちろん、減衰力設定は、まだ F:1 R:1 のまま。

真っ昼間ということで、府道でも交通量が多く、ほとんど飛ばせなかったが
それでも、クルマの基本的な性格が随分と変わってしまったことに気づき、驚く。
今までの抜け抜け純正ショックでは、ステアリング操作に対するノーズの入りは
かなり素早く、その後は弱オーバー気味に推移する傾向があった。しかし、今は
ステアリング操作に対するノーズの動きは少なく(意図的に荷重を移さない限り)
そこから後は基本的に弱アンダーで終始する、という安定指向に変化してきた。
漠然と感じていたことだが、今日の試走で、間違いないことだと理解できた。
ノーズの入り方がかなり変わってきたせいで、コーナーの開始点に対して
ステアリングの切りはじめをどうするべきなのか、少し悩むことになった。
ともあれ、基本的には、かなり踏んでいける足になった、と感じた。
入り口でオーバーが出ないし、カーブの途中で踏み込むと、基本的には
リアよりも先にフロントのほうが逃げていく感じだ。非常に FF 的。
過渡的な挙動は非常に安定していて、不安感がない。

ただし、同じカーブを曲がるにしても、必要とされるステアリングの舵角が
大きくなっているので、より素早く正確なステアリング操作が必要になった。
丁度、今は正確で素早いステアリング操作の練習をしているところなので、
具合いは良いのだが・・・いろんな意味で、要注意か。

低速走行時、サイドを引いて軽くリアを流してみる。
スライドの発生・収束ともに、非常に滑らかになっていることに驚く。
あれだけ、収束時に「ぐらん!」という妙な食い付きが起きていたタイヤなのに、
サイドウォールの剛性が非常に高くなったかのように、滑らかに流れ出し、
滑らかに収束するのだ。路面温度の問題などもあろうけど、非常に良い感じだ。
純正ショックがどれほど草臥れていたのか、よく理解できた瞬間であった。
しかし、ショックを交換するだけで、ここまでクルマの特性が変化するなんて。
奥が深い・・・

あと、フルブレーキ時、先に左がロックするのは相変わらずだった。
(しかし、同じフルブレーキ時でも、前と比べると安定度は段違いだった)
どうやら、ロック現象はサスの問題ではないようだ。つらいなぁ・・・

帰り道、ツナギを買うべく、STRAIGHT に寄る。
どのサイズを買えばよいのか、悩む。で、店長にサイズの話を聞いてみたら、
「おもいっきり縮むから、XL が良いよ。青しかないけど」とのこと。
その言葉を信用して、青の XL を買って帰る。\2.4k。
無地だなぁ・・・スズスポの刺繍でも入れてみようか(笑)

帰宅後、早速ツナギを試着。・・・ピッタリだった。XL 買って良かった。

便所に入って考え事をしている時に、AZ-1 氏が襲来。
なんだかクラクラする頭を押さえつつ、共にスズキへと向かう。
AZ-1 氏のクラッチ関係のフィーリングの悪さを、診てもらうためだ。
到着後、忙しそうに働く(実際、忙しいようだ)メカのにいちゃんに
「ちょっと調子が・・・」と話しかける。すると出てきたのが、副マスター。
AZ-1 を工場内に押し込んで、クラッチを踏み踏みしてチェックしてもらう。
マツダでは「こんなもんです」と言われたギクシャク感の不具合だったが、
スズキでは、あっという間に理解してもらえた。さすが産みの親である。
クラッチワイヤーの摺動不良の可能性は予想通りだったが、他にも、
もしかしたらクラッチケースのバネ部の錆び付きの可能性があるらしい。
外部で済んだら良いが、クラッチを開けることになったら相当な金がかかる。
なんとか、ワイヤーだけで済んだら良いのだが・・・。

うちのクルマのほうは、フィラーキャップからのガソリン漏れが酷いので
新品フィラーキャップを注文して、様子を診ることにした。
まだクラクラする頭を押さえつつ、暖かい陽光の中をオープンで帰宅。

EP82 にラリーストラーダホーンを取りつける計画を始める。
まず、ノーマルホーンの取り付け場所と個数、配線状態をチェックする。
ノーマルホーンは、右ヘッドライトの裏側付近に1個存在していた。
配線は特殊なカプラーで接続されていたが、平型端子だけで接続できそうだ。
チェックを完了したのち、ノーマルホーンを取り外しラリーストラーダを入れる。
が、フロント回りに空間がほとんどない EP82 に、2個のホーンを埋めこむのは
結構むづかしい。フロントオーバーハングにエンジンを持つ FF の宿命的欠点か。
必死に努力して、ギリギリの空間にホーンを埋め込む。カプチより苦労した。

配線ハーネスを適当に作り、試しに鳴らすため、近所の峠まで出かける。
途中にあるヘアピンで少し頑張ってみたが、GRID2のグリップは強力だった。
それに対して、エンジンパワーのアンダーさ(回らなさ)は、やはり隠せない。
足回りの腰砕け感も相当なもので、ショックがかなり抜けている気配がある。
純正ショックって、噂どおり、耐久性がないのかな?(抜けても死なないが)

肝心の試鳴らしは・・・うーん。なんか、情けない音だった。
ホーンの位置が悪い?それとも、ハーネス作成に使った線が情けなかった?

頭のクラクラ感が極大に達したので、早く寝た。
危ないかもしれないなぁ。

2/6

EP82。
ホーンのハーネスにコルゲートチューブを被せ、正式に処理。

2/7

なんかしんどいので、早期に帰宅。

カプチを引っ張り出して乗るも、妙にしっくり来ず。頭がぼんやり。
いつもの車庫入れで、うっかり壁と kiss しそうになってしまう。おっとっと。
体調の良い悪いと、カプチとのシンクロ率(笑)の高低には相関があるようだ。
って当たり前のことかな ^_^;

エンジン停止時、回転が止まる直前で「キィッ!」という、
金属同士が擦れる音がするときが時々ある。ベルト張りのミスか。
オルタネーターのベアリングのシャーシャー音も結構なもののように思える。
まだまだ 5万km だってのに、オルタネーターがへたってきたのか?
もっとも、これはベルトの張り調整ミスをした、私の所為だろう・・・
br> しかし、困ったねぇ・・・うるさいマフラーを、静かなものに換えたいのに(笑)
(ノーマル+マフラーカッターにしろって?・・・そうねぇ。それもいいかもね)

2/8

夜。
近年稀に見るほどの大雪が、京都盆地にも降った。
そこかしこに、膨大な量の雪が積もった。
もちろん、露天駐車のカプチにも・・・

深夜遅くに会社を出て、電車で帰宅。
駅から自宅までの 3km の道程、足が雪で凍えるのがつらいので、
BLIZZAK MZ-01 を履いた L502S(オヤジの車)に迎えに来てもらう。
「スタッドレスって履いたことないんやけど、どんなもん?」と聞く。
急ブレーキを踏まれた。実体験させてもらった。結構止まるもんだ。
でも、走っているときのグリップの低さは、かなり悲しい感じだ。
FF だから?いやいや。所詮はそういうタイヤということか。

2/9

朝。
とりあえず、カプチに積った雪は降ろしておいた。
しかしこいつが大変だった。手が凍りかけ。
雪国の人の苦労が忍ばれる。

yahoo! オークションで、興味を引かれる品が出ていた。
スパルコのほうに特に興味を引かれたので、Q&A でサイズなど質問しておく。

2/11

スパルコの返事は無し。商談は避けたほうが良いか・・・。

随分前に買込んだ「舐めたボルトを緩める魔法のコンパウンド」を使って
角の鈍ったエアコンコンプレッサーの取り付けボルトを緩めてみようと思う。
車を持ち上げ、フレックスレンチとボルトにコンパウンドを塗り付ける。
そののち、目一杯の力を込めて、回そうと試みる・・・が、やはりダメ。
どれほど頑張ってみても、絶対にレンチが浮き上がってきてしまう。
もはや、角が鈍りすぎて、加えたトルクが回転方向に伝わらないのだ。

最後の手段だ。Snap-on の6角コマを使って回してみよう。
あれでもダメだったら、もう諦めるより他ない・・・

STRAIGHT に出向き、9.5sq のスピンナーハンドルを入手。
ついでに、その足でスズキ共販に寄って、フィラーキャップを入手する。
\1.6k。入手したフィラーキャップは、黒色だった。現在は灰色のがついている。
何かが改良されたのか、と思って眺めてみるが、大した差は見当たらない。
ともかく、フィラーキャップを新品にしてみることにする。
これでもガス漏れが治らなかったら困るなぁ。治ってね。

昼過ぎに帰宅。3時頃まで、気だるい昼休みを過ごす。
帰宅後、フィラーキャップ近辺に耳を近づけ、異音をチェック。
どうやら、あの焼き芋屋のような音は、すっきりと収まったようだ。
パイプが変形したわけではないようなので・・・ガスケットのヘタリか。
しかしもう、燃料系のゴムが痛んでくる年頃なのかな?早くない?

3時を過ぎて、少し空気が寒くなってきた頃に作業を開始する。
こないだ入手したツナギを着ていると、かなり寒さが和らぐことに気づく。
これは、冬場の整備時には有難い装備だ・・・夏場は凄そうだけど。

9.5sq のスピンナーハンドルに Snap-on のコマを取り付け、
6角のうちの、ボルトの頭に引っ掛かりそうな角度を探してボルトにセット。
いざ、渾身の力を振り絞って、ボルトを緩める・・・む・・・噛んでるぞ!

「パキン!」スーッと伝わる、緩んだ感触!

作業を開始してから程なく、あれほど緩むことを拒否していたボルトは
Snap-on 様のコマの攻撃の前に、あっさりと緩んでしまった。
ありとあらゆる種類の工具を使っても、必ず滑ってしまうほどに
ボルトの角は無くなっていたにも関わらず、Snap-on のコマは
角があるときと同じように、ガッチリとボルトを捕らえていた。

う・・・ううう・・・やっぱり、高級工具は違うなぁ・・・

改めて、リスクを最小限に押え、効率的に作業を進めるためには
良い工具を揃える必要がある、と感じた私であった。

Vベルト2本を取り外し、コンプレッサーとオルタネーターを手で回す。
コンプレッサーはそれなりだったが、オルタネーターは少し痛んでいる気配。
プーリーを手で回すと、「シャー」という音が僅かに聞こえている。
(幸いなことに、摩擦感やゴリゴリ感というものはなかった)。
やはり、ベアリングがへたり始めているのだろうか。
それとも、最初からこんなもの?わからない・・・

ベルトを張り直し、鈍ったボルトを 8T のクロメートに交換。
作業前に外していた吸気管を取り付け、毒キノコを取りつける・・・時に、
キノコをボデーに固定したステーのネジをネジ切ってしまう。うはぁ!(涙)
・・・どうも、ネジ運が悪いようだ・・・気をつけよう・・・

8T ボルトの補充がてら、少し離れたホームセンターまで試走に出向く。
フィーリングは悪くないので、適度なテンションでベルトが張れていると判断。

帰宅後、ボンネットを開けて機械の作動音に耳を傾ける。
エンジンが止まる瞬間に、例の「キィッ」という音が再び聞こえた。
むぅ・・・エンジンからではないと思うけど・・・オルタのベアリングか?
とりあえず、E/G オイルの交換だけしてみるかな・・・でも 1600km だしなぁ。
どっちかといえば、ギアオイルのほうを交換したいところ。でも先に E/G か。
いやいや、先にベルトの鳴き止め剤を試すのが筋か。

2/12

先週の大雪で、ボデーは泥だらけ。しかも汚れは奥まで入り込んでいる。
というわけで・・・シャンプーで隅々まで洗車&ワックス掛けを行う。
ついでにホイールも洗う。先月末頃の、雨天巡航のお陰で足回りが泥だらけだ。
やっぱり、雨の日は走るもんじゃないなぁ・・・

そうそう。クルマの底に繁殖していたサビを取らねば。
というわけで、作業服に着替え、クルマを坂道に乗せて持ち上げる。
ジャッキと地面がしょぼいせいで、ジャッキアップ&ウマ掛けの一連の作業は
かなり恐怖を感じることがある。その点、坂道に乗せるのは気楽で良い。

底に潜り込み、錆びているポイントに到着。
昨年三月の事故の時の後遺症だ。フロアには鋭いへこみが数ヵ所できており、
それらは尽く錆び始めている。・・・やっぱ、事故なんかやるもんじゃない。
まず、#80 の布やすりでゴリゴリと擦ってみる。
平面にできた擦り傷あとの錆びはわりと綺麗に取れるが、
鋭いへこみの奥に存在する錆びは、とても取れない。
しょうがないので、マイナスドライバーでゴリゴリとサビを削っていく。

アンダーフロアを覆う2重の塗装が綺麗に剥がれていく。
塗装が剥がれる途中で、ナメクジがのたうちまわったような奇妙な文様が現れる。
この跡こそ、深く静かにサビが繁殖しようとしている跡だ。侵略の跡だ。
塗装の下でサビが繁殖するって、このことか。実に恐い光景だ。

妙な模様ができてこない地点まで塗装を削り、上から ZINC PLATE を塗る。
しかし、これ(ZINC PLATE)だけだと心もとないなぁ。電着塗装を剥してるから。
なにか、良い防錆塗料&下回り塗装剤はないだろうか・・・
やはりシャシーブラックが良いのだろうか?普通は何を塗るんだ?

1時間ちょいほどの時間を費やして、目立った錆びを取る。
ずっとクルマの下に潜って作業をしていたので、普段使わない筋肉がパンパンだ。
筋肉疲労で首が動かなくなってきたので、外に出て休憩。

休憩ついでに、サイドシル付近のアンダーフロアに見えていた錆を取る。
(こちらは、クルマの下に潜らなくても作業ができるぐらい、端のほうにある)
それにしても、こちらも根が深い。幅 2mm、長さ 12mm ぐらいの小さな錆なのに
#80 のペーパーで削ると、回りの塗装が剥がれること剥がれること・・・
深さ方向はともかく、幅方向への侵食度はかなり大きい。
結局、1cm 周囲の塗装を全部剥すところまで作業が進んでしまった。
錆びこそ、えげつないものなり・・・
フェンダーロアーガーニッシュとサイドシルの境目に繁殖していたサビも落とす。
それにしても、サイドシル下半分より下側の下回りは、あちこち錆だらけだ。
どれも規模は小さいから、処理するなら今のうちってとこか?

作業中に見かけた問題点を、ふと思い出してみる。
そう。ミッションケース。ミッションケースの一番下の付近に、
エンジンオイル溜りができていた。漏れに漏れたエンジンオイル君は、
いよいよこんなところにまで降りてきて溜まっているようである。
こっ、これは、ちょっと・・・(汗)
いわゆる、「カムカバーガスケットがへたった」というヤツだろうか?
これを直すためには、あらゆる部品を外しまくる必要がある。だ、だるい・・・
せめて BP エンジンのように、カムカバーだけ分離できたらなぁ・・・
エキマニガスケットがへたっているだけならいいんだけど。違うだろぅなぁ。

昼から、ぷらぷらと走り回る。
今まであまりにも半クラッチを使わなすぎたせいか、
どうもクラッチが「ドン!」とつながる癖があるもので、意識して半クラを使い
クラッチのフェーシングと、フライホイールの当たり面とを磨いてやる。
ついでに、各カー用品屋をうろつき、消耗品のリサーチ。

ふと、Mobil1のギアオイルを衝動的に買いかけてしまう。危ない危ない。
交換時期は、まだもう少し先だ・・・。

エンジンオイルも色々と見てみるが、やはり Mobil1が捨てがたい。
5W-40 の 100%化学合成油って言えば、ここと、ビスコベータしかないのだ。
で、ビスコベータは非常に高価(\2,200/L)なので、モービル1に白羽の矢が。
部分合成油で良ければ、バービスなど、安いのがいくつか存在するのだが。
でも、部分合成油がフィーリング的に長持ちしないというのは、体験済だ。

ついでに、タイヤなんかも眺めてみる。
おお、175/60R14 の GRID II、4本で \30k かぁ・・・
思わず食指が動いてしまいそうになる。むぅ。しかし我慢せねば。
ずっとブリばっかり履いてきたので、そろそろ違うタイヤを体験しておかねば。

ふと、新品のグリ2の残り溝の深さが、目に止まる。
自分のタイヤの溝の残りを、思い浮かべる。

溝の深さに、5mm ぐらいの差がある・・・

そんなに減ってない、と思い込んでいたのだが、実は
街乗りのKグリは、結構減っているようだ。
今年の冬の車検は危ないかもしれない。たぶんタイヤ交換が必要だろう。

・・・
うぉ〜、一体どうすればもっとも経済的に効率よくクルマを楽しめるんだ!?

ふと、醍醐の川沿いにある見通しの良い土手道で、サイドブレーキで
リアをロックできるかどうか試してみる。しかし、まったくロックしなかった。
ちょっとやそっとでは荷重移動して呉れなくなったということかな?>GAB
でも・・・ホントにロックしないぞ・・・ちょっとおかしい・・・
ブレーキの効きも、どうにも悪いような気がする。空走感が強い。
こないだのショック交換時に、足回りを押したり引いたりしてるうちに
ローターを(軍手のせいで)油まみれにしてしまったのがマズかったか?
(マズイに決まってるでしょ! ^_^;>自分)

2/13

連休最終日ということで、どこかに出かけようかとおもったが
手持ちのネタがない。しょうがないので、市内を彷徨くに止めよう。

今日は比較的車の量が少なめだった。都合が良いので、直線路のスタートなどで
いつもより余計にエンジンを回し、溜まりに溜まったカーボンを飛ばそうとする。
1速吹け切りから2速、2速吹け切りから3速へと繋ぐ。ちょっと重たい感じ。
普段から調教していないことがモロバレ、といった感じだ。はっはっは。

2速 8500rpm からシフトアップすると、増える加速感。
なんで、シフトアップしてるのに加速感が高まるのだろう?
これって、8000〜8500rpm 程度まで回してシフトアップしたときに顕著だ。
むぅ。高回転領域でのトルク落ちが激しすぎる。N1CP を入れたら直るかな?
春の情報処理試験に受かったら(笑)、導入を考えよう>SSの N1CP
藤岡 ROMはとても魅力的だが・・・耐久性に大きな疑問が残るし。

・・・なんて大きな話を考えつつ、
近所のホームセンターで、Holts のキャブクリーナー、錆び取りクリームなど
小間物メンテナンス用品をチマチマと買込む。これが現実なのだ ;_;

ホームセンターを出ると、店舗からの出入り口付近に
黄色の缶ペで全塗装をやりましたっていう顔をした 86レビンが止まっていた。
峠でドリフトの練習でもしてるのか、四隅は擦りまくってギタギタになっている。
さらに、ガードレールに当てたのか、リアバンパーは割れて半分おっこちている。
室内にはぶっといロールバーが張り巡らされている。
センスを気にせず、機能に徹した内装。
(全部剥してあるとも言う)
全身からビキバキに発散されている Option な匂いに、圧倒されてしまう。

横を通るパンピーなおばちゃんが呟く。

「なんやこれ」。

確かに、普通の人から見れば、ただのポンコツ(失礼)にしか見えない・・・
おもわず、ニヤニヤしながら横を通りすぎた私であった。

各地のカー用品店で、ミッションオイル/ギアオイル/エンジンオイルを物色。
ミッションオイルとギアオイルは、そもそも多くの用品店では
在庫も品揃えもあまり存在しないということに気づいた。
やはり、ATが9割を占める時代だからだろうか?
少ない品揃えを色々比べてみたが、
「あしだ」にあった Mobil1のミッション/ギアオイルが、
なんだかレアな感じで良さそうだ。・・・試してみようか。

エンジンオイルは、100% 合成ならば 5W-40の Visco Beta/Mobil1。
さもなければ、1200円/L のオートバックスの部分合成油がベストか。
E/G オイルは消耗率が高いので、なるべく安く押えたいのだが・・・
5W-30 は、オイル漏れの量を見る限り、5万kmの E/G にはちょっと厳しい感じ。
まぁ、ガスケット交換して直せば良いんだけど・・・なんとも面倒で・・・
ついでに、マグネット付きのドレンプラグを物色したが、モノがなかった。
オイル毎の磨耗量の目安でも調べられるかと思ったが。無念。

ふと、上から3つめの目盛を差している、燃料系の針に気づく。
最近はまったく遠出していないということもあるけど、燃費が非常に悪い。
アベレージである 12km/L を上回りも下回りもしない感じ。シクシク。
たまには、高速に乗って遠出してやらんといかんなぁ・・・。
あ〜あ、どっかツーリングに行きたいなぁ・・・
でも雪が降るからなぁ。この時期の北方遠征は辛い。

サイドブレーキが効かない件だが、調整が甘くなっているような
そんな気配も感じた。今度、軽く締め直してみよう。

帰宅。
のんびりとエンジンルームを覗き込む。
ふと、ショックロッドのアッパーマウント付近に、オイルのようなものが
うっすらと付着していることに気づく。むむ?むむむ・・・?まさか・・・?
とりあえず拭き取り、今後の成り行きを暖かく(?)見守ることにする(涙)。

エンジンルームを覗き込んでいるとき、
となりに住んでいるおっちゃんがやってきた。
「どっか近所で、エンジンいじってくれるところあらへんかなぁ?」
話によると、どうやら R32 GTS のボアを上げたくなったらしい。
2.0L → 2.4L ぐらいにしたい、とのこと。
ボルトオンターボキットでもつけたほうがラクチンですよ、って言ったら
いや、NA のほうがいいんや、などと力説されてしまった。むぅ。
R32 なんて重たいんだから、NA にこだわってもしょうがないような。
まぁいいや。ボアアップとかしてくれそうなところねぇ・・・
近所で確実なところだったらHKS関西、遠くても良いのなら東名ですかね?
なんて返事したところ、「東名」という名前に痛く感動した様子。
B110 サニーとかが現役で活躍していた頃の話を、アツく語られてしまった。
おっちゃん、鈴鹿に通って、国光さん達のサインをもらったりしていたらしい。
いいなぁ・・・そうゆうの・・・

部屋に引き籠もり、yahoo のホイールをチェック。
相変わらず、スパルコの人からの返事は無し。
・・・人を馬鹿にしてるのか?

というわけで、スパルコは 99.5% 諦め、別の出会いを求めて彷徨く。
そのうち、某オンライン中古ホイール店で、ワタナベの8本スポークが
ゴムつきで売りに出ているのを見かけた。14-5.5JJ +40 だって。ふむふむ。
ちょっとだけ内側に入るし、いい感じなんじゃ、ないでしょう〜か。

なんて思いながら、詳細を見る。
155/55R-14なんていう使えないゴムが付いて \46000 だそうだ。う〜む・・・
デザインは好みなんだけど・・・ゴムは要らないし、使えないなぁ・・・
ゴムなしで \30k ぐらいで売ってくれるなら「買う!」かもしれないが、
使えないゴムがついて \50k ではねぇ・・・結局 \80k いっちゃうジャン。

どうも、中古ホイールとは良い出会いが見つからない。
ホイールは今のままで、ゴムだけ買うかな?やっぱり。

2/15

Yahoo! オークションのスパルコをチェック。
相変わらず、質問に対する回答が来ていない。
それどころか、値段が \20k → \50k に跳ね上がっている。 やーめーた。

新品のアゼニスとGRβのセット買えるじゃん。

帰宅後、カプチのブレーキローターに、
ありったけのブレーキクリーナーを吹き付ける。
ローターに付着していると思われるオイルを、吹き飛ばすためだ。
果たして、原因はこれで間違いないだろうか?

2/16

ふと、Cappuccino PRESS の売りますコーナーに掲載されていた、
スズスポマフラーを買ってみようと思い立つ。
(柿本Rの音の大きさには辟易していたので)
メールを送ってみた。どうなることやら?

うまく売買が成立したら、柿本Rは売りに出す予定。
置いておく場所がないから。せいぜい 2000円ぐらいかな?(笑)

・・・と思っていたら、問い合わせメールを送った直後に
「売買は完了しました」とのフラグが立っていることを確認した。
う〜ん、これはアウトか(笑)

久々に、定時を過ぎたところで帰宅。
クルマを引きずり出して、買い物に出かける。
ブレーキのフィーリングは、予想以上に復活していた。
踏めばちゃんとリニアに減速している感触が戻ってきたし、
なにより、サイドブレーキでちゃんとリアがロックできる状態に戻った。
う〜む・・・やっぱり、ローターにオイルがついていたのか!?
なんと危ない状態で走ってたんだなぁ、と、背筋が寒くなる思いをした。

で、シャチハタと・・・ミッションオイル&デフオイルを買ってしまった。
しつこいぐらいの予告通り、Mobil1のオイルだ。
あと 500km で交換サイクルだから、まぁいいか、なんて・・・
いわゆる衝動買いか?憂さ晴らし?(笑)


2/17

昨晩、知り合いと連絡が取れたので、
某激安タイヤ屋に、GRβとAZENISを発注。

しかし、なぜか Web ページの発注フォームが変わっている。
FALKEN のページが無くなっているし・・・画像も多数消えている。
気になって、ページのトップからタイヤ注文フォームを辿り直してみると
なぜか、FALKEN のページにいくことができない・・・
しかも、全体的に値上がり傾向があるぞ、オイ!
(もっとも、ブランド的に高いところに変更されているのかもしれないけど)
FALKEN のページへの直接リンクをブックマークに残していたので、
とりあえず見積もり依頼だけは出来たが、果たしてこれは有効なのだろうか?

ほんの1ヶ月ほど躊躇していたために、千載一遇のチャンスを失ったか?

マズイなぁ・・・やっぱり、モノは瞬発力で買わないといかんなぁ。

ついでに、出来る限りの範囲で通販を探してみたが、
やはり、某激安タイヤ屋を越える安さの店はまず見つからない。
ここに賭けるしかない。

・・・22時頃に帰宅。
メールを見ると、激安タイヤ屋から返答が来ていた。要約すると、
「ファルケンの取り扱いは縮小したのですが、今回は何とか準備致します」
とのことだった。この世知辛い世の中で、人情味に溢れた有難い話だ。
礼を述べつつ「よろしくお願いします」とメール。

さて、これで準備は整った!

ちなみに、値上がり傾向にあるというのは、やはりブランドの変更が理由だった。
なるほど、あのブランドがあの値段なら・・・やっぱり安いねぇ。ふむふむ。

2/18

帰宅すると、タイヤ屋さんからメール。
「発送しました!到着は 2/19 の昼過ぎです」とのこと・・・

インタネ上でやる気のある店は、発送が早いなぁ・・・

発注ついでに、なぜファルケンの取り扱いを縮小したのですか、と
聞いてみた。理由は・・・(諸般の事情により、内容の説明は省略)
なるほどねぇ・・・

カムカバーからのオイル漏れがひどいように見えるので、
カムカバーガスケットなんか交換しちゃおうかなァ〜などと思い、
交換手順を確認すべく、整備書を紐解く・・・

な、なんじゃこりゃ・・・

カムカバーガスケットを交換するためだけに、外さなければならない部品が
あまりにも多すぎる。下手したら、ヘッドまるごと外すのとあまり変わらない。
とりあえず、液体シールを塗り込んで、当座をしのぐことにしよう。

2/19

午前中に、銀行にてタイヤ代を引き下ろし、STRAIGHT にて雑談に興じる。
液体シール剤を入手。小分けされた、スリーボンド製のやつだ。

昼を過ぎて、ウダウダしているとタイヤが到着。
天候が悪化する前に、玄関へ計8本のタイヤを運び込む。
おお、なんだなんだ・・・タイヤ屋になった気分だ(笑)。
AZ-1 氏がやってきたので、引き渡して代金をもらう。\17k。
しかし、安いなぁ・・・マジで安い。

AZ-1 氏が来た理由は、各種オイル交換のため。
E/G オイル交換と、トランスアクスルオイル交換を行う。
AZ-1 のリアを坂道に乗せ、トランスアクスルのドレンと注油口を緩める。
ドレンは 9.5sq の角穴だったが、注油口のほうはちょっと面食らった。
24mm の6角だった・・・ええっ!?24mm のメガネなんて、持ってないって!
とりあえず、モンキーを使ってみるが・・・やはり、ビクともしない。
たぶん、無理やり回そうとしたところで、ナメてしまうのがオチだろう。

たまたま休みを取っていたオヤジに、24mm のメガネはないかと聞いてみる。
ダメもとの質問だったのだが、運の良いことに「あるよ」との返事が。
L200 ミラのミッションオイルの交換に、24mm のメガネが必要だったから
持っていたらしい。ラッキーだった。

工具さえあれば、作業は、カプチーノのミッション&デフオイル交換よりも楽だ。
E/G ルームの吹き抜けになっている部分にトランスアクスルがあるので、
その気になれば、上からオイルを注入することだって可能である。
整備性の悪い AZ-1 だが、こういう部分もあるということで・・・

既定値は 2.1L だが、1L 缶を2つ入れるだけにしておく。
トランスアクスルケースの中のオイルが完全に抜けているわけでもなし。
0.1L ぐらいなら、大きな問題を引き起こすことはあるまい、ということで。
2L 入れ、指先で油量を探る。やはり液面は届いていないようだった。
多少、心配だが・・・まぁ、いいか。

エンジンオイルの交換は、AZ-1 氏にまかせる。
途中、ドレンボルトが緩まないという問題に遭遇したが、
Snap-on 様のソケットとラチェットを使い、ラチェットの柄を
力の限りどつきまわすことで解決。緩んだボルトにキズは無し。
安物工具でコレ(どつきまわし)をやると、大抵はボルトにキズが付くものだ。
さすが Snap-on というべきか。

2/20

来週には、G三木でジムカーナ練習会だ。
冬場なので、道中の道も相当に険しいことが予想される。
動きに慣れておくためにも、早々にタイヤを履替えておくことにする。
(最近、ロクに走ってないもんなぁ・・・)

すっきりしない天候に一抹の不安を抱えつつ、午前中にタイヤを履替え
キャブクリーナー1缶を携え、いつもの宇治の山中へ向かう。
ついでにスロットルボデー回りも掃除する。

二尾木幡峠の醍醐側アプローチとなる導入平坦路にて、90km/h ぐらいから
試しにフットブレーキ&サイドブレーキでリアをロックさせてみる。
やはりというかなんというか、クルマは真っ直ぐ滑ろうとしない。
どうしても、僅かにシリを振り、姿勢が傾いてしまう・・・。
どうせならキッチリと真っ直ぐ滑って欲しいんだけどねぇ。
どうもすっきりしないなぁ。やはりブレーキの問題か。
それとも、リアの足回りに問題が残っているのかな?
テンションロッドに問題があるとブレーキ時に振れるという話もあったな。
リアの足回りは、ナックルを交換しなきゃならないほど強打してるもんなぁ。
やはり、強打した足回りのあちこちにダメージが残っているということか?

宇治の峠は、前日に降っていた冷たい雨のお陰で、びしょ濡れになっていた。
序盤の急な登り坂は、路面がバンピーなのだが、不思議に水は溜まらない。
ただ、途中に2個所ほどある狭い橋の通過時は、両脇の水溜まりに気をつける。
橋の前後には鋭角のカーブがあるので、速度は出しようもないが。

さらに坂を登り、中速カーブから鋭角の強登り右ヘアピンにさしかかる。
極端に速度が落ちるので、オーバーやらアンダーやらが出やすいカーブ。
此方が近づく直前にヘアピンを下ってきた商用ワゴンは、速度を出していたのか
上手く曲がり損ねた雰囲気で、かなり外側に膨らんで来ていた。おっとっと・・・
ワゴンをやり過ごし、今度はこちらがヘアピンに入る。3→2速へと落とし、
曲がりばなからアクセルオンで抜けていこうとしたが、途端にリアが滑り
さっさと尻が出る。おっ、おいおい、対向車が来てるって!!!
反射的に切った僅かなカウンターでクルマの姿勢は戻ったが・・・
こんな程度で簡単に尻がでるようなタイヤは、いくら街乗りでも危ないなぁ。
ともかくグリップ感が非常に希薄だ。のんびりと山道を下り、人里へ出る。

そのまま、別の山道を登ってダム湖へ。
冬季らしい、薄曇りの天候。寒風が吹き荒ぶダム湖脇の小さな空き地にて、
インタークーラーパイプを外し、スロットルボディーおよびインマニの中に
垂れてこない程度に加減しつつ、できるだけ多くのキャブクリーナーをぶち込む。
Holts のムースタイプだから、ちょっと吹いただけで直ぐに膨大な体積の
泡へと変化する。これが、計算外の膨張量だった。スロットルボディーから
無遠慮にはみ出した泡が、ポタポタと垂れて出る。おっとっと。ウェスの用意。
ともかく吹き終わったので、スロットルボデー入り口とインタークーラー出口を
ウェスで塞ぎ、ボンネットを半閉じにして車内に戻る。読書で時間を潰す。

本当は1時間ほど待つのが良いらしいが、寒さに敗北。待っていられない。
イラチな私は、能書き書どおりに 10 分ほど待ってから配管を直し、セルを回す。
事前の情報で得た通り、いくらセルを回しても、始動する様子を見せない。
キュルルルルルルルルルルル・・・ブ ブブ ルルルル ブブ ブ・・・
僅かに爆発しようとしている様子はあるが、やっぱり始動はできない様子だ。
最初は余裕で構えていた私も、2分・3分と経つにつれ、不安になってきた。
おいおい・・・大丈夫か・・・ここでエンジンが始動できなかったら、
誰にも助けてもらえないぞ・・・こんなに人気のない場所では・・・

片手でイグニッションをひねりつつ、もう片手でアクセルペダルを扇ってみる。
アクセルを全開にすると、少しは始動しそうな雰囲気を醸し出す。
しかし、簡単には完全始動してくれないようだ。ひたすらグズり続ける F6A。

諦めず、さらにそのまま1分ほど始動に挑戦していると、少しづつ
セルの回る音の中に、エンジンの息遣い・・・初爆音の割合が増えてきた。
お、いよいよ始動しそうだな?と思いつつ、さらにセルを回してみる。
1分後、おもいっきり咳き込みつつ、なんとか F6A は始動してくれた。
ブッ ブブブッ ブブッ ブブブブブボボボボボボボ・・・!
よかったぁ。これで山を降りられる。とりあえず一安心。

恐れていた白煙だが、残念ながら大した質や量ではなかった。
せいぜい・・・まぁ、焚火で生木を燃やしたときに出る煙、程度だろうか?
しかし、匂いは結構すごい。トルエン臭がきついとか聞いていたが、むしろ
ビニール袋を燃やしたときのような、鼻が曲がる臭いというほうが正しい。
うわぁ、こいつはたまらん!こいつは猛烈な環境汚染発生装置!(←今更)
エンジンを軽く吹かしても殆んど白煙を吹かなくなるところまで待ってから、
(白煙自体は、比較的早期の段階で出なくなった)急いでダム湖脇より退散。
ダム湖脇より退散するルートは、基本的に下り路面が主体となる。
もちろん、本日の路面はウェット。しっとりと水に濡れている状態だ。
普段なら対向車に出会わないような狭い道を下っていくのだが、
今日に限って、なぜか3台もの対向車とすれ違う。

ある直線路。
少し先の右ブラインドカーブから、対向車がやってきた。
まだ距離があるが、少し強めのブレーキを踏む。

その瞬間に、タイヤがロック。

速度は 30km/h ぐらいか。スキール音を激しく立てるタイヤ。
しかし路面をつかんでる感触は無く、思ったより減速せず。
減速を始めた対向車は、こちらが激しいスキール音を立てながら
減速もせず迫っていく様子に、完全にびびっている様子。
そりゃそうだろう。こっちも恐い ;_;
少しブレーキ踏力を緩め、スリップ率を下げてやる。
しかしまだ止まらない。グリップ力は回復する様子を見せない。
完全に停止した対向車との距離が、どんどん縮まる。危ない!・・・かな?
驚異的に弱いグリップ力ではあったが、速度を出していなかったことが幸いして
奇跡的に、クルマは対向車まで残り 5m 程度の時点で停止した。
ふぅ・・・すれ違いは、かろうじて終了。

別の左コーナー。
コーナの先から入ってくる自動車。こちらからは右脇腹が見えている状態。
対向車が見えた瞬間にブレーキを踏むが、

路面がウェットなので簡単にロック。

絵に書いたように、対向車の脇腹に向かって直進。
こちらは、インに向かって軽くステアリングを切っている状態なので、
ロックさせっぱなしで適当に直進させ、適度な頃合を計ってブレーキを離し、
コーナーのイン側へと鋭く回りこんで対向車との接触を回避。

しかし、こりゃ、いくらなんでも危なすぎる・・・
いかん。もう、RE86 は捨てよう。こんな危険なタイヤは履いていられない。
いくらウェット性能が悪いといっても、AZENIS のほうがマシに決まってる。
さっさと、到着したばかりの AZENIS に履替えよう・・・
本当は、来週末のG三木の練習会で RE86 にトドメを指してから履替えようと
考えていたのだけど、そろそろ悠長なことを言っている場合でもなくなってきた。

さて、善は急げ。
宇治からの帰宅後、持ち込みのタイヤ交換をやってくれそうな店を
近所の範囲で何軒か当たってみる。遠方だと色々面倒だから。
結果、見積もりを取ると、タイヤ館は1万円(!)、あしだは 7200円だった。
(いくらなんでも、、、工賃とりすぎじゃない?タイヤ館さん!)

あしだでやってもらおうと考えたが、残念ながら作業場が埋まっていた。
さすがに、日曜日の昼下がりということで、沢山の客が来ているためだった。
しょうがない・・・また、夕方にでも出直してくるか・・・

ちょっとした落胆気分で、オイル売り場を彷徨く。
ふと、大量に積まれた Mobil1 の金色4L缶に目が止まる。
そういえば、Agip にしてから、まだ 2000km も走ってないんだなぁ・・・
冬場になってからさっぱり伸びなくなった走行距離に、苛立ちすら感じる。
ちくしょう、雪さえ降らなければ、、、北陸地方に、雪さえ降らなければ!
(注:私の遠距離ドライブの目的地は、北陸および山岳地帯に限られるのだ)

気が付くと、散々悩んだ挙げ句に 10W-30 じゃなくて 5W-40 を買った私が居た。
10W-30 と 5W-40 は、250円/L ぐらい違う。実は結構、馬鹿にならない差だ。
だが、やはり上が -30 と -40 とでは、これからの暖かい季節の安心感が違う。
油温が 120℃以上に簡単に上がってしまう F6A では、多少は固めにしたいもの。
(「一体なんのための化学合成油だと思っているんだ!」と言われそう?)
ともかく、タイヤ交換料金に近い価格を支払い、オイルを手に店を出る。
衝動買い?・・・いや、消耗品の計画的購入の一環だ・・・きっと・・・

さて。
帰宅後、カプチの車内に AZENIS 4本を詰め込んでみる。
まずはコイツが積めないかぎり、タイヤの履替えもありえない。

ふと思い立ち、先に AZENIS のゴム重量だけを計ってみる。
ペットの体重を計るような要領で、タイヤを持った自分の重さから
自分だけの重さを引き算する。
体重計を持ち出し、まず自分の体重を計る。
うーむ・・・自分の重さが、なんかとてつもなく増えているぞ(汗)
つまらないことに気づいてしまった、と後悔しつつ
タイヤを抱えた重量を計り、両者を引き算すると、
タイヤ重量は約 8kg と出た。
持った感じは非常に軽かったのだけど。

重量測定は終わったので、タイヤ積み込みにチャレンジ。
助手席を外せば楽勝っぽいが、敢えて外さないままで積んでみる。
まず、助手席のヘッドレストを倒し、座席を一番前に動かし、背中を寝かす。
この状態で助手席の座面に2本のタイヤを縦向きに置く。すると不思議なことに
手荷物置き場・運転席シート・助手席タイヤに囲まれた空間ができるのだが、
このサイズが丁度 175/60R14 タイヤ1本分の大きさになるのだった。
ここに、1本のタイヤを嵌め込む。これで3本のタイヤは完全に固定された。
で、残り1本・・・しょうがないから、助手席のタイヤの上に置く。
バイクの荷物置き場用の固定ゴム紐みたいなものもないので、まったく固定なし。
一応8kgもある重量物だから、これは危険きわまりない状態だ。
この1本が無ければ、ミラーによる後方視界すら全く妨げられない状態で
タイヤを楽々運べるのだが、カプチーノはオート3輪ではないのでしょうがない。

タイヤ搭載で四苦八苦しているうちに適度な時間になったので、あしだへ向かう。
そろそろ作業場も空いてきていることだろう・・・なんて思っていたのだが
考えが甘かった。先ほどよりも、クルマの量が増えていた。
駐車場すら満杯で、クルマを止めることもできない。うう・・・
しょうがないので帰ろうかと思ったが、なんだかそれもやるせない。
遠くの店までいってみようかなと思い、家と逆方向にクルマの進路を向ける。
さて、深草を越えて、竹田付近のオートバックスにでも行くかな、
勧修寺を少し下がった辺りで思ったとき、ふとある考えがひらめいた。

EP82がお世話になっているトヨタのディーラーに行ってみようかな?

ディーラーなら当然そういう作業はできるはずだし、
世話になっているトヨタは Netz だから、日曜も営業している。
よしよし・・・どうせダメモトだけど、とりあえず行ってみるか?

Netz の前にクルマを止める。
店の敷地は、”ちゃんとした”お客さんのクルマでいっぱいだった。
ありゃりゃ、なんだかとても忙しそうな雰囲気だ。こりゃダメかなぁ。
などと考えつつ店内を覗き込もうと思い、足を進めてみる。すると、
いつもお世話になっている営業さん(今はもうエライさんらしいが)が
非常にタイミング良く、店の脇を歩きまわっていたのであるが、
実にうまい具合いに目があってしまった。よしよし(笑)
早速、事情を話して「・・・どんなもんでしょう?お願いできませんかね?」
などと探りを入れてみる。多少は渋るかなぁ、なんて思っていたのだが・・・

「あ、いいですよー。」

と、屈託のない返事。おろ?いいのかトヨタさん ^_^;
工賃も聞いてみると、「えーと・・・\6k ですね」との回答。安い!最安値!
トヨタのディーラーの工賃は安いという話だが、これは本当のことのようだ。
この瞬間、Netz にてスズキ車のタイヤの入れ換えをお願いすることが確定。
(トヨタの系列のダイハツは、スズキのライバルなんだよねぇ(笑))
ただ、店がいっぱいだったので、即日の作業は出来ない様子。
とりあえず「水曜日に来ますんで」ということで話をつけ、帰宅。
いやぁ、ラッキーだったなぁ。

帰宅後、タイヤを降ろし、クルマをしげしげと見つめる。
お金がないからしょうがないけど、ホイールがダサイなぁ?
14x6.0JJ+38 というサイズは充分に押し出しが強いんだけど、
5本スポークというデザインも悪くないんだけど・・・

3ピースホイールに見せかけるための飾りが安っぽい。

このホイールは1ピース鋳造ということが丸解りの構造をしているのだが、
デザイン上の都合、3ピースホイールのリム止めネジに見せかけた
プラスチック製のネジっぽい飾りがいっぱい埋め込まれている。
これがまぁ、実に安っぽい・・・こんなもん、いらん。取ってまえ!

工具箱から、小さいマイナスドライバー、プライヤー、バイスプライヤー、
プラハン辺りの破壊用工具(笑)を取り出してくる。
まず、飾りの構造を理解すべく、適当な飾りのうちの1つをマイナスドライバーで
目一杯こじりまくってみる。意外と硬いなぁ・・・
こじりまくっているうち、頭の部分(ネジに見せかけている部分)だけが取れる。
さらに、ホイールの内側に埋まり込んでいる部分を、少しずつ削り取る。
15分ほどの格闘の結果、埋め込まれた構造物をなんとか完全に取り出せた。
構造としては、なんてことはない。単に、太めのプラスチックのピンが
キツキツの穴の中に打ち込まれているだけのことだった。
なら、話は早い。各種工具を使い、残った100個近いプラスチックのピンを
手際よく破壊&抜き取りしていく。結果、10個ほどを除いてきれいに抜き取れた。
残った10個は、プラスチック表面に施されたメッキが錆び付いて固着している。
しょうがないので、電動ドリルに6φのキリをつけ、ピンの内側を削り取り
肉を抜かれてペラペラになった錆び付き部をドライバーで削ぎ落とす手を取った。
で、小一時間ほどの格闘の結果、しょうもない飾りを全て取り去ることができた。

しょうもない装飾が取れたホイールは、ぐっと格好良くなってきた。
あとは、これを白く塗って、スポークに「O・Z」と書けば、
ニセO・Zのできあがりっていう感じだ。

2/23

超忙しい仕事でヘロヘロになりつつも、午前中だけの有給を申請。
NetZ に朝から出向き、タイヤをはめかえてもらうためだ。
当日の天候を心配していたが、幸いなことに完全なる晴天。
作業は一時間程度と聞いていたが、念を入れて朝イチから持ち込む。

朝9時30分に、Netz に滑り込む。
メカ氏連中はミーティングの最中だった(大汗)
ほどなくミーティングは終了したので、即座に作業を開始してもらう。
助手席を埋めつくしている新品タイヤを見て、微妙に笑う担当メカ氏(笑)
作業を依頼する。終了予定時刻は 11時とのこと。一時間半かぁ・・・
しょうがないので、近所にある公園のベンチで寝て、時間を潰す。
会社をクビになったサラリーマンのような気分を味わう。

ふと、目の前を静かに走り去るプリウスに気づく。
予想通り、Netz から走り出してきたクルマだった。
インバータの甲高い唸り音を僅かに響かせつつ、プリウスはスルスルと走る。
その、未来を感じさせる圧倒的な走り方に、感動を禁じ得なかった。
いつかは、カプチも EV にコンバートする時が来るのだろうかな・・・。

11時になった瞬間、ダッシュで Netz まで駆け戻る。
作業は無事完了していた。代金 \6k を払い、クルマを受け取る。
普通は、店の前までクルマを回しておいてくれるのだが、今回ばかりは
「すいませんが、工場(裏手にある)の方から直接お願いします・・・」。
うみゅう。やっぱり、他のメーカーのクルマを堂々と触るのには問題がある?
クルマの受取り時、念のために、バランス代および廃タイヤ処分料込で
\6k で間違いないかどうか確認するが、間違いなかった。間違いなく安い!

クルマを受け取り、ディーラーの裏手から走り出す。
タイヤの表面がワックスまみれでまだツルツルであることを忘れ、
ステアリングを切りながら1速でアクセルを踏み込む。
途端に、なめらかに滑り出すリアタイヤ(大汗)。
おっとっと。まだ皮がむけてないんだった。

最初の交差点で右折するが、ステアリングから伝わるタイヤのグリップ感が
あまりにも心もとない。ブレーキを踏むと、すっ飛んでいきそうだ。
まるでウェット路面で RE86 を扱うように、恐々と右折を完了する。

なんとも妙なツルツルフィーリングに違和感を感じつつも、
最低限の皮剥きを済ませるため、東山ドライブウェイへ向かう。
速度を 60km/h 一定に保ったまま、東山トンネルへ向けて一号線を西進。
距離的には直ぐそこなので、あっというまに目的地に到着。
グリップ力がまだ全然でていないことを頭にいれ、早期のブレーキを心掛ける。

しばらく走るうち、まだナラシが全然進んでいない段階ではあるものの
早くも、FALKEN AZENIS の恐るべき 実力の一部が現れてきた。

サイドウォールが非常に硬く、まったくロールしないのだ。

カーブなど、いくらこじっているつもりでも、まったく何事もなかったように
水平を保ち、すいすいと走っていってしまう。タイヤから感じるはずの
サイドウォールのたわみ感が、まったくといっていいほど無いのだ。
また、グリップの出方も、「グニーッ」と路面を掴んでいく感覚ではない。
非常にカラッとしたグリップ。静かに静かに張り付いている感覚だ。
こんなにカラッとしているのに、グリップしているのというのか!!!
サイドウォールの硬さ、およびゴム自体の硬さが大変なものだというのに。
ナラシが完了した時点での走りが、かなり楽しみである。

175/60R14 になって、バネ下が相当に軽くなったことも影響しているのか、
クルマの動きがかなり気持良い。ステアリングの切り込みに対するレスポンスも
非常に高い。非常に動きが軽快で、今までの数倍は内側に切れ込む感じだ。
ノーマル AZ-1 の化け物じみた切れ込みに、少し似ているとも言える。
いままでありがとう RE86。そして、これからよろしく、AZENIS。

2/24

半分徹夜した仕事から、這々の態で帰宅。
定時過ぎに帰宅できたとはいえ、頭がボンヤリしている。
安全のため、カプチには乗らず、居間のソファでまったりとした時間を過ごす。

・・・ふと思い立ち、タイヤの空気圧を計ってみる。
あの硬すぎるほどの乗り心地は、果たしてタイヤの所為だけなのか??

測定結果としては、2.1kg/cm2〜2.5km/cm2であった。
もちろん、4輪とも空気圧の値はバラバラである。
うーん、この杜撰さは、どのディーラーでも共通だ。
ちなみに既定値は 1.6kg/cm2 なので、1.5kg/cm2 でもいいぐらいなんだけど
ここは敢えて、少しばかり高め(冷間時 1.9kg/cm2)にしておく。
ディーラーも、ナラシの意味を込めて空気圧を高くしているかもしれないし。
ともあれ、ナラシ(〜100km 程度の走行)が終わるまでの辛抱。

2/26

死んだように12時間ほど眠りつづけ、昼前に目が覚める。
・・・おおっといけない、今日は神戸へ行くんだったぁ〜っと(小枝調)

いりす氏から電話。所要時間を考え、高速で行きますと告げる。
まぁ、高速道路でナラシもできないほどヤワなタイヤでもないでしょう。
朝昼兼用のごはんを腹に投入し、クルマの始業前点検をざっと済ませていざ出陣。

一号線の渋滞にうんざりしつつ、京都東 I.C. から高速に乗る。
料金所にてチケットを受け取り、大阪方面導入路のカーブへ 80km/h 超で進入。
多少は揺らぐかと思ったが、ステアリングをクイッと切った瞬間に横Gが発生し
「まったく何事もなかったかのように」曲がっていく。おもわず高笑い。
あれだけ私を悩ませた揺らぎ感なんて、もはやまったく存在しなかった。

心地好い安定したGを感じつつ、導入路から 80km/h 一定で合流点へ。
本線を走っていた赤いマーチが、ゆっくりと追い越し車線に動いていくのが
ミラー越しに見える。他はオールクリア。すっと進入し、追い越し車線へ。
きっちりと3速吹け切りまで回して、4速へ。前走車との車間が縮んでいく。
ABVの「プシュー」という「落ち着けお前!」警告音(笑)で速度を知る。

どうにも落ち着かないステアリングを力でなだめつつ、名神を南下。
6.0JJ はともかく、オフセットが +38 だとスクラブ半径が増大するだろうから
どうしてもステアリングが落ち着かなくなる。僅かにトーインを増やすか?
取締レーダーに気をつけつつ、目一杯回しっぱなしで吹田 J.C. を越え、
西宮出口まであと数kmの地点でアクセルを緩める。油圧は少しばかり低くなった。
4000rpm で 2.7kg/cm2 という条件を満たしていないように見える。
あと 500rpm ほど足してやらないと、どうやら既定値には届かないようだ。
惜しいかな 5W-30。せめて、水冷のオイルクーラーを大型化して使いたいね。

西宮を降りて少し西進し、いりす邸に流入。
PC話やら perl 話やら、SegaGT やらで楽しむ。
そうそう、SegaGT でチューンドカプチを使わせてもらったが、
150ps ほど出ているカプチは、かなりいい感じだった。HOTOKU さんが羨ましい。

21:00頃、いりす邸を辞する。
高速に乗って帰ってもよかったが、路面がウェットだったので止めておく。
GAB足+AZENIS の乗り心地劣悪コンビが奏でる突き上げのビートに悩まされつつ、
R43 → R171 → 中国道沿いの太い道 → R171 → R170 → R307 → 田辺 →
そして、天ヶ瀬経由で帰宅する。

そこそこの距離を走り、いよいよ AZENIS の実力を試すときが来た。
路面はウェットだから無理はできないが、雰囲気は掴めると思う。
そういえば、今日は土曜の深夜・・・本気の走り屋が居なければいいが。

天ヶ瀬に到着したのは、23:00 頃。
R307 の突き当たりを左折し、府道南郷宇治線へ。
80km/h アベレージ程度でゆっくり走りつつ、路面とタイヤの様子を確かめる。
凍結の心配はなさそうだ。また、ウェットとはいえ、タイヤが臆病になっている
ような様子はない。グリップ感は、ドライに近い路面と大差ないようだ。
「もっと速く、もっと熱く走れ・・・!」AZENIS はそう告げていた。
いやいや、、、そういうのはジムカーナ場まで待ってくれ・・・

トンネル1つを抜けた直後、工事で残る多数のバンプに車を激しく揺さぶられる。
速度計の針は 80 を少し越えたところに居る。どうなる?しかし、何もおきない。
すさまじい突き上げに一瞬怯んだのは、人間だけだった。

まるで「平らな路面をまっすぐ走る」かのように、滑らかにカーブを抜ける。
ステア操作とノーズの動きの間には、もはやほんの僅かな違いしか存在しない。
ほぼニュートラルステアに近い自然さで、強いヘアピンを難なく駆け抜ける。
ちょっとやそっとのアクセルワークでは、オンザレールで走るカプチーノの
姿勢を乱すことも不可能だ。これが、真のスポーツタイヤの実力か・・・!

宵街橋を過ぎる。橋の近くには、ハザードを上げているクルマが一台。
そろそろ、集まり始めているということか・・・さっさと抜けてしまおう。
ギアを1段落とし、常時正圧のままでアクセルワークできるようにする。
3速 4000rpm〜6000rpm 程度を使い、天ヶ瀬表コースを静かに走り抜ける。
今までなら確実に臆病になっていたカーブでも、タイヤが耐えられるのか?と
考えてしまうような横Gをかけながら「安心して」走ることができる。
この、横Gに対する果てしない安心感は、今までとまったくの別世界だ。
今まで、どれほどグリップしないタイヤを履いてきたか、よく理解できた。

クルマに乗って初めて体感するような鬼レスポンス&鬼グリップに
激しい感動を覚えつつ、天ヶ瀬表コースを抜け、いつもの府道へ。
天ヶ瀬 → 府道への分岐は、十字路を右折することで始まる。
そこで 100km/h からの急制動を試すが、まったくタイヤが鳴かない。滑らない。
おいおい、、、いい加減にしてくれ、、、

府道は、トラックが多数往来する関係上、路面には砂利が多い。
だから余り速度を出すことはできないが、それでも滑る感触はない。
路面がヌレヌレでジャリジャリなのに、だ!それでも滑らない!
ホイールハウスにたたきつけられる砂利の音が激しく聞こえてくる。
つまり、砂利をおもいっきり巻き上げているということだ。

AZENIS ってウェットに弱いんじゃなかったのか!?


比較的平坦な路面をしばらく走り、最後の急坂に差し掛かる。
ここに数ヵ所存在する急な登り坂左ヘアピンでは、さすがに滑るだろう。
案の定、3つほどのコーナーで、脱出時に2速でパワースライドを起こす。
しかしその量は実に僅かなもので、また静かなものだった。
ウェットであることを考えると、優秀と言える。

大きな満足感を味わいつつ、最後の急坂を越え、静かに山を下って帰途につく。
それにしても、わざとアクセルを強くあおらない限り、簡単には破綻しなかった。
苦手とされるウェット路面でこのグリップなら、ドライはどうなるんだ・・・
どうやら、このタイヤは、私に新しい体験と技術を与えてくれそうだ。

帰り道、醍醐三宝院付近の超バンピーな路面に差し掛かる。
路面のデコボコを忠実に拾い(?)、激しく突き上げられる車体。
それにしても、AZENIS の乗り心地は強烈に硬い。街乗りは、正直しんどい。
あほほど安定しているが・・・乗り心地は硬過ぎる ;_;

2/27

昨日の雨中神戸紀行で、車は見事に泥だらけ。
せめて見えるところだけでも綺麗にしよう。
というわけで、朝から洗車&ワックスかけに精を出す。
といっても、表面積が非常に小さいカプチだから、時間はかからない。
あっという間に終わる。洗い足りないぐらいだ(笑)。

そういえば、メタリックなのでわかりづらいが、
ボデーのフロントセクションにおいて、細い引っ掻きキズが随所に見つかる。
コンパウンドで削ってもよいけど、ウレタンクリアを吹いてから研磨すべきかな?

水切りついでに、オートバックスへ向かう。
時間があるときに、オイル交換を済ませてしまうためだ。
(一応、交換時期まであと 200km だけど、このさい誤差と考える!)

オイルを捨てる箱で安いのがあったら欲しいな、とおもいつつ、
竹田付近にあるオートバックスへ。残念ながらオイル箱はなかったが、
そのかわり、モモコルセのスポーツタイプオイルフィルタを入手した。
長いこと、パーツリストのページで「買うかもね」と言っていたアレだ。
パワーに対しては期待しないが、圧損低減と燃費向上の役には立つかな?
でも \1.6k っていうのは高い。AZ-1 用フィルターの2倍ぐらいするもんな。

帰宅後、ツナギに着替えてオイル交換をはじめる。
まずはエンジンオイル。ドレンを抜き、フィルターを外してオイルを抜きとる。
抜いたオイルは真っ黒けだった。2000km しか使っていないのに、この黒さ!
よっぽど E/G の中が汚れているのか、それともオイルシールゴムを溶かしたか。
フィルターをモモコルセのにつけかえ、Mobil1 を 2.9L 程度注入。

落ち着くのを待つ間、ミッションオイルの交換に取り掛かる。
センタートンネル下のアンダーガードを固定する 12mm のボルト 10本を取り、
カバーを外す。そののちドレンを外して、ミッションオイルを抜く。
途端に広がる、独特の臭い・・・くっ、くっさぁ >_<
抜いたオイルは、こちらも真っ黒だった。
それにしても、ミッションオイルの劣化は、思っている以上に速いなぁ・・・
そんなに無理なシフトチェンジばっかり、していないはずなんだけどな。
ミッションの直下を走る排気管で加熱されまくって、劣化しているのだろうか?
とにかくミッションオイルを抜き去り、オイルサクションガンで Mobil1を注入。
今回は、スキルGは無し。フィーリングが悪くなったら入れるつもり。高いし。

ミッションオイルまで入った時点で、一旦エンジンを始動する。
「シャシャシャシャ!」という摩擦音を立てて動くピストン。
2秒ほどで油圧警告灯は消え、それと同時に摩擦音が収まった。
うお・・・こ、これがドライスタートってやつか(笑)
1分少々ほどアイドリングをしてエンジンオイルのゲージをチェック。規定量。

最後に、デフオイルも交換してしまう。
リアを上げ、ドレンを抜く。が、エンジン/ミッションと違い、デフオイルは
まだまだ半透明の美しい姿を保っていた。おろ?見た目、全然劣化していないぞ?
不思議だなぁ・・・なんで、ここだけオイルが綺麗なんだろう?
と言っても、もちろん新品のオイルと比べると少し黒いし、少し濁っている。
他のオイルと比べて圧倒的に硬いデフオイル。気温が低いので、抜くのに難渋。
ドレンの中にオイルサーバの口を突っ込んて引っ張り、抜き取りを補助する。
15分ほどかけて、ほぼ完全に抜き取る。休むまもなく、オイルの注入。
これがまた、硬い硬い・・・一応、デフに入っているオイルには
まだ若干の暖かみが残っていたので、いくらか柔らかくなっていたのだが
缶に入っている新品オイルは、もう完全に冷えきっているわけだから非常に硬い。
オイルサーバのピストンを押し込むのが一苦労だ。青筋を立てつつ押し込む。
むおーーー!そのうち、ピストンの隙間からオイルが漏れてきたのか、
サーバの手元側の穴からデフオイルが漏れて滴りおちてくる。臭さに大慌て。
大暴れしつつ、デフオイルの交換を終える。

適度に後始末を終え、早速試走にかかる。
シフトフィーリングは、今までよりも少し良くなっている程度。
まぁだいたい、シフト機構の最高潮に達しているということだろうか。
このグッドコンディションをずっと維持できれば、最高である。

ショックの慣らし終了の意味も兼ね、東山ドライブウェイへ。
F:2 R:2 へと減衰力を上げて、いつになく徹底的に2〜3速の高回転域を使い続け
頂上より山科側の区間を3往復ほどしてみる。オイルにはいきなりの高負荷だ。
改めて、AZENIS の圧倒的な実力を味わう。ジムカーナ練習会が楽しみだ。

ここで気がついたことであるが、タイヤを AZENIS にしてからというもの、
なぜか狙ったラインよりも 50cm ばかり内側を走ってしまう現象が起きている。
AZ-1 に乗ったときもそうだった。狙ったラインより 50cm は内側に入っていた。
それってつまり、今までのタイヤが、あまりにもレスポンス的に劣悪だったのか?
グリップが悪かったのか?とにかくコーナリングフォースの立ち上りというか
レスポンスが悪いため、僅かに早めにステアリングを切る癖がついたらしい。
いいタイヤを履いて、この癖を矯正するようにしないと・・・ね。

満足して山を降り、自宅近くの交差点の赤信号を待つ間、油圧計を見る。
アイドリング時で 0.75kg/cm2程度というところか。
これは、あんまり Agip と変わらない値だ。問題は、高回転時か?