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Cappuccino 日記(2000/9)

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9/1

出社前、(青空)車庫に眠る愛車のセルを、ひと回し。
間に雨の日も挟んだ4日ぶりの始動だが、セル音がキュキュと鳴る前に始動完了。
ゼッコーチョーってところである。やはり、エンジンオイル交換の効果は大きい。
3分ほど回してオイルを全体に馴染ませた時点で、エンジンを停止させる。
明日の朝は、暖機ナシで走り出す必要があるだろうからねぇ。

Yahoo! オークションをウォッチング。
なんだかんだいいつつ入札してしまった私(笑)だが、少し前に
さらに \1k 上乗せしてきた人がいた。たぶん、テキはこの人だな・・・。
チェックを進めると、すぐ下にあった「31FW タービンキット」にも、
テキは \101k で入札をかけている(このタービンキットも欲しかったが、
あっという間に \100k を越えてしまったので、その点で諦めた ^_^;)
それにしてもこの人、本当に買うつもりでこういう上乗せをしているのか?
たんなる冷やかし・・・でもないな、評価点を見る限りでは・・・
なんにしても、この時期に、一気に 15 万という金が出るなんてねぇ T_T

・・・17吋モニターと HDDでも、買おうかね ^_^;
9/2

G三木にて、ジムカーナ練習会の日。

出発の前に、Yahoo! オークションの様子を見てみる。
あれから入札はナシ。ふうむ・・・追いかけてみるか。
現在は、\52k だから、\53k っと・・・あれっ?ハジかれた。
\55k を設定してみる。んが、やっぱりハジかれてしまった。あうう。
どうやら、相当に高額な設定を、自動入札で行われているようだ。
こりゃあもうダメだな。\60k も出したら、本気の新品が買える。諦めよう。

しかし、この自動入札っていうの、問題があるんじゃないだろうか?

入札した当人以外には、いくらで入札されているのか、全然わからないし
「100万円」とかで自動入札したら、絶対に勝てるんじゃないの??
(そういう機能じゃないのかな?まぁいいけど)

タイヤのことは諦め、朝飯を軽く食ってから、練習に向けて出発する。
出発時刻は6時。外はすっかり明るいが、空には重苦しい雲が垂れ込めている。
どうやら、今日は天候が良くないようだ。あまり強く降らなければ良いが。

いつものように、R1→R9→R372→古市→東条→吉川→三木ルートを走る。
この時間ともなると、「裏高速」の異名を持つ R372 も、多くのクルマが
走っているお陰で、あまり飛ばすことができないのであった。二桁km/hが精々。
まぁ、まだ新しいバネに慣れていないし、ホイールのセンターも出ていないし
飛ばせるような条件が揃っているわけではないから、いいんだけれども。

京都〜兵庫の境目にある天引峠で空いたので、足の具合いを少し見てみる。
東山DWで感じた具合いと違い、ステアリングのセンター付近での反力が無く、
まるでグリップ感のない、浮わついた感触に終始する(これは直線でも同じく)。
切り込みに対するクルマの反応も著しく鈍く、基本的にアンダー気味な雰囲気。
早めのアクセルオンで前が逃げがちになり、ラインのトレースが難しくなる。
おや・・・?バネを変えた直後に受けた印象と・・・かなり違うぞ?
こんなに難しい足なのか?曲げることがむづかしい足なのか?
今日中に、理解して乗りこなすことはできるのだろうか・・・?
ちょっと心配になりつつ、三木を目指して、ひた走る。

三木市に入ったところのコンビニで、飲み物を補給。
店を出たところの交差点から、妙に立派な農道が分岐しているのを見つける。
突如、3ケタ国道愛好家の血が騒ぎだし、催眠術にかかったように左折。
ひたすら道なりに走り続ける。交差点を直感だけで曲がり、憑かれたように走る。
期待通り、500m ほど行ったところで、立派な道は 1.5車線のしょぼしょぼ道に。
途中、いきなりダートが始まったりする。タイヤが奏でる「ボコボコボコ」音。
GranTurismo2のダート音と同じ。ちょっとラリーな気分が高まったりする(笑)
G三木に行くことも忘れ、次々と現れるしょぼしょぼ道と交差点に目を輝かせ、
進んでいる方向もロクに確認せず、ひたすら先へ先へと進んでいく私がいた。
(せめて晴れていれば、太陽が見える方角で、進行方向も判ったのだが)

気づくと、道端の地域表示看板には「神戸市」の3文字が書かれている・・・
おいおい、どこやねん、ここ。我に返り、交差点の名前と曲がってきた方向を
思い出しつつ、地図を引っ張り出して、G三木へのルーティングを行う。幸い、
そう遠くないようだ。道端を走るチャリンコ女子学生の姿に目を奪われつつ(バカ)
G三木を目指して田舎道をひた走る。交通量が少なくて、実に快適である。
目的地までかなり近づいたところで、余裕ができる。ふっとルームミラーを見る。
そこには見慣れた AZ-1 が。おっ?おおおっ?確か、氏は高速道路経由で来た筈。
夢か〜現か〜幻か〜。しかしこれはホンモノの AZ-1 氏のクルマであった。
氏曰く、食糧調達のため、高速を降りてからあちこち彷徨いていたらしい。

・・・迷っていたんじゃ、ないよな?(笑)

かるがも状態で、8時半頃にはG三木に到着。

ゲート前には、結構な数の同類が集まっていた。
その中には、B.ストライクさんの黒ワークスの姿も。連絡は伝わったようだ。
横には、見慣れない青AZ-1。あれ?あの人は、誰だろう・・・?初めて見る人だ。
まだまだ未知の部分が多い。AZ-1 って、結構な台数が走っているんだなぁ。

ほどなくゲートが開く。どんどん流れ込んでいくクルマ。
まだ、声をかけた人のうち、前田さんと原田さんの姿が見えていない。
一応待ってみる。と、9時直前に前田さんがやってきた。慌てているのか、
ゲート前の広場に居た此方の姿には気づかれていない様子で、入っていかれた T_T
連絡のない原田さんがどうなのか不明だが、もう9時だからってんで諦めて入場。

クルマを端のほうに収め、荷物を降ろして準備開始。
なんだか天候が良くないが、とりあえずオープンにはしておく。
オープンにはしたが、スグに降ってきたので、再びクローズに T_T
空気圧は、F1.8kg/cm2R1.9kg/cm2に設定。

前田さんから、原田さんは不参加との話を聞く。TTW に備えて、、、とのこと。
確かに、年間チャンプがかかってる試合なんだもんね。それが正解です ^_^;

エントリーを済ませ、完熟歩行へ繰り出す。その際には、コース図を見て
どのパイロンの間をどういう曲線で結び、何速を使って曲がるかということを
キッチリと頭の中に描く訓練を積んでいく。イメージ通りに走る、なんてことは
できるわけじゃないけど、まずは完璧な理想を描くことは大事なのである。
これは、絵を描くときにも通じる話。理想が書けねば、良い結果は出せない。
しかしやはり、もう1つ完璧なイメージは書けず。まだまだ修行が足りないな。

やがて、出走開始。B.ストライク氏&青AZ-1氏組が先行組で、残りが後行組。
先行組の走りを眺めることはできるので、なるべく見るようにする。
人の走りを見ることは、同乗の次ぐらいに勉強になることだから。
青 AZ-1 さん、結構上手い。走り慣れている〜という感じ。

自分の走行の番。どうだろう?Fバネの変更に、どれぐらい変化を感じられる?
とりあえず1回目は軽く突っ込み気味に走り、足回りの様子を伺ってみる。
最初のパイロンの右ターンイン。タナベなら確実にリアがブレークしていたと
思われる程度で入ってみるが、リアは逃げず。むしろフロントが逃げる気配。
2.6kg/mm と比べると 4.0kg/mm は流石に固く、なかなかクルマが曲がらない。
しっかり前荷重が入った状態で曲がらないと、ひたすらアンダー。どアンダー。
ヨーが出てない状態で立ち上ったとしてもアンダー。とにかくアンダーが出る。
はて、、、この感覚は、純正の足回りで走ったときとほぼ同じのような??
ハレハレ・・・とりあえず、雨が降ってきて多少滑りやすくなってきたこともあり
F/Rとも減衰力を下げ、2/6に設定。多少はフロントが入りやすくなる。
ドライ路面には鈍感だが、ウェット路面には極めて敏感である>減衰力設定

雨が降ってきたこともあり、2走行目は、もっと振り回せるように走ってみる。
もっと突っ込んで、前荷重にして・・・でも、もうひとつリアが出ないなぁ。
なんでだろう?立ち上りは無視して、ターンインの感触を掴み直そうと試みる。
とにかく突っ込む。突っ込んでみるが、もうひとつ良い感触が得られない。
違うのか?このバネは、こんな使い方はしないものなのか?

3走目を待っているとき、豪雨が降ってきて、いきなり中断。
なんで?と思ったら、計測器が動かなくなってしまったらしい。ううう。
クルマを元の場所に戻すが、ウェザーストリップが付いていないカプチーノは
ドアを開けて外に出ることすら覚束ない。やはり、昇降性は AZ-1 に歩がある。
すさまじい雨によって、外に置いた荷物がべちゃべちゃに濡れていくシーンを
ただ眺めざるを得ない状態になる、、、あああ、、、悲惨だよう、、、

でも、こーゆう悪天候の時こそ、走りたかったねぇ。

そのまま昼休みに突入。バケツを引っくり返したように降っていた雨は、
突如勢いを緩め、そしてそのまま止んでしまった。後に残るは、
雨で流れてきた泥濘によって汚れた荷物(涙)東屋で洗濯しなきゃあ。

ラーメンスタジアムにて、きわめて素朴な昼食を済ませる。
そのうち、空を覆っていた雲は切れ、、、そして晴天が顔を出す。
はっ、晴れたよ。いっそ、ウェットのままでもよかったのにー(笑)

昼から、中断された3本目を走ることに。
行列に並んでいると、こちらにやってくる黒松さんことなにRさん。
なんと、講師の方に同乗を申し込んでくださるらしい・・・って言われても!
今日はバネに慣れるために来ているのに、講師の方に横に乗ってもらっても

みっともないところを晒すだけ晒して終わってしまいそう。

しかし許しを乞う間もなく話は進んでしまい、横に乗られてしまった。
うああ〜どうしよう〜 T_T
なんだかわからないが、とりあえずめちゃくちゃ緊張してしまう。
をれはこんなにアドリブが効かんをとこだったのか〜 T_T
とりあえず走り出すが、後手後手の操作に終始し、めちゃくちゃになってしまう。
・・・走り終わったのち、講師の方も難しそうな顔(汗)をされていたが、
いくつかア重要なドバイスを下さった。
まず、ライン取りは悪くないけど、大きくまわるんじゃなく、
ちゃんとギアを落して、くるっと鋭く回るべきところでは回るべき、という話。
そのときに必要なシフト操作の話を教えて頂く。なるほど・・・
また、立ち上りでの、アクセル踏みすぎアンダーの件を指摘される。
それでも、FRだから曲がってるけどネ、という話。なるほどなるほど。
ついでに、妙に曲がらなすぎるような気がしたので、侵入速度が高すぎますか?と
聞いてみるが、やはり「速すぎる。全然速すぎる」とのこと。初心者に逆戻り ^_^;
さすがは講師の方、誠に勉強になる話だった。感謝。

というわけで、4走目にはそろそろ新しい足回りの感触も掴めてきたので、
立ち上り重視で、無理な進入を押さえ込んで走ってみる。強い前荷重で進入して
タイトに回り込んでテールを流し出し(・・・おっと、流れるじゃん、ちゃんと)
流れを立ち上りに繋げ、1/8 回転ぐらいの軽いカウンターの範囲で脱出する。
タイムを見てみるが、どうやらこれが最も良いようだ。というほど差もないが。
ともあれ、この足を、どのようにして自分のものにしていくか・・・。
楽しくなってきた。

昼からは完全な晴れになってきたので、出走待ち時間の間に、
べちゃべちゃに濡れた荷物を洗って乾かす作業を行うことにする。
まずは、泥だらけになった毛布を洗う。これは特に問題もなく終了。
引き続いて、同じく泥だらけになった増槽の汚れを取ろうとしたが、
その際にうっかり作業を間違えてしまい、助手席のビニールレザーの上に
少し残っていたガソリンをこぼしてしまう。慌ててガソリンを拭き取るが、
室内がめちゃくちゃガソリン臭くなってしまった・・・ T_T

5走目において、ツレの AZ-1 氏の横に乗せて貰う。
最後に乗せて貰ってから随分立つけど、彼はどれぐらい進歩しているだろう?
興味津々である。
(中略)
結論としては、「私を越えている部分もある」ということだった。
・・・おいおい、ヤバイぞ>自分 ^_^;

最後に、コース設定が変わって、計測の時間。
2走できるはずのものが、時間の都合上たった1走になってしまった。
うわぁ、それは緊張するぜぃ・・・頭の中で仮想的に走りながらコースを覚える。
一応、完璧(とは言えないまでも)なイメージに近いもの(?)を作り上げる。
先ほどのアドバイスを念頭に置いて、コンパクトな転回と鋭い立ち上りを重視。
しかし実際に走ってみると、やっぱりイメージとは違う点でシフトすることに。
まだまだ、経験が足りないよなぁ。思いつきの操作で走ってるようじゃねェ・・・

その後のフリー走行の時間を利用して、ひたすら走れる限り走ってみる。
侵入を「いくらか」犠牲にして、立ち上りを重視した走り方に切り替えてみる。
その、犠牲にしようとしている「いくらか」の度合いが非常に難しいのだけれど。
侵入のダラダラブレーキを止め、そのかわり少し早いめに減速を完全に完了。
ステアリング半回転以上のターンインを心掛け、向きが 1/2 変わるまで待ってから
アクセルオープンし、車全体を横向きに流しながら脱出。何度も何度もやってると
結局、ドリフトと言っても「行きたい方向にステアリングを切っている」ことに
気づく。ただしリアが流れている場合、クルマの平衡を保たなければならないから
それに対応するだけ外側に進むようにステアを切らねばならない。すなわち、
カーブの曲率に合わせてステアリングを切る必要があるグリップに対して、
リアの動きに合わせてステアリングを切る必要があるドリフトということ。
アクセルを踏めばアンダーを調整できるグリップに対して、
オーバーを調整できるドリフトということ。
何度も何度もやってみると、頭だけでわかっていたことが
だんだんと、すんなり体の中に入ってくる。
もう少し、もう少しなんだ・・・
リアをちゃんと使ったコーナリングができるようになるまで、頑張るぞィ〜。

5時半頃にフリー走行を終わり、片付けにかかる。
たにぐちさんに会う。CR-X 君は元気にしてるかな、と思ったら
なっなんと、フロントのフレームが「割れて」しまったらしい *_*
見てみると、ロアアーム取り付け部のフレームが「パックリ」割れていた。
うおお・・・い、い、いったい、どんな凄まじい走りしてるんですか(汗)
ラリー屋さんで板金してもらうという話はついているようなので、まずは一安心。

片付けも終わる頃、いりすさんから「乗せて帰って〜」との依頼が来た。了解。
帰り道、いりすさんを横に乗せて帰宅。タイヤ、積んでこなくてよかったぁ〜。
助手席側の屋根のロックを半分忘れていたため、東条町付近の田舎路において
大事な大事な屋根を飛ばしかけてしまう。危ないったらありゃしない^_^;

9/3

タイヤを街乗り用に戻しついで、ブレーキのエア抜きを行う。
ここ暫くの間、エア抜きを全然していないのに、エアは全然無い状態。はて。
昔と比べて、エア噛みしなくなったもんだなぁ。と思いつつ、キャリパを観察。
・・・キャリパーとブリーダボルトとの間からの微妙なオイル漏れを、発見 T_T
エア噛みしにくい問題とは無関係であるが、直ったと思ったら、まだ漏れている。
ブレーキホース交換のときに、ブリーダボルトについても交換することにしよう。
交換する際には、ボルトのネジ山にグリスでも塗ってみようかな?

とにかく泥汚れが酷いので、軽く洗車する。ちゃんとワックス掛けなきゃなぁ。
ゴム部品にアーマオールを塗布。クルマを買った当時ぐらいに買ったものだが
まだまだ空になる気配を見せない。いったいいつまで持つんだろうか?これ。

掃除ついでに、エンジンルームの点検。
夏前頃に FULL まで入れていたはずのバッテリー液の液面が、1cm ほど下がった。
去年もそうだったかな・・・夏になると、バッテリー液が良く減るようになる。
ただ、セルの回りは悪くないし、ヘッドライトだって暗いわけでもないのだが。
バッテリーに貼ってあるマーキングによれば、5年モノのバッテリーなので
用心に越したことはないが、とりあえず FULL の線まで液を補充して誤魔化す。
どうせ \3k ぐらいのモンだから、定期交換すればいいんだけどね。

掃除完了後、DIY センターに出かけ、部屋片付けの用具などを見て回る。
ついでに物色した、オイルキャッチタンクの代用品については見つからず。
そろそろ 5000km だからということで、ギアオイルを購入。銘柄は同じ。
ああ、EP82 のほうは 45000km 無交換だっけ。あっちこそ、換えてやらんとなぁ。

9/5

いろいろ調べて考えた結論として、17吋モニターを「@特価.com」に発注。
いわゆるインターネット上の安売り店。品目は NANAO の FlexScan T561。\41k。
やはりモニターといえば NANAO。長い間、使うことになるだろうから
あまりケチらず、少しだけフンパツすべきかと。

クルマのほうは、ブレーキホース投入を決定した時点で、少しお休み。
タイヤも、アゼニスが坊主になるまでは買わないことにした(除街乗りタイヤ)
(車検対策、走行距離なりのメンテナンス、などなどにお金がかかりそうなので)
今年の後半は、練習半分、あとはツーリング半分ぐらいで行く予定。
やっぱ秋はツーリングの季節です。ええ。

9/8

もう、T561 が到着したそうだ。通販の対応って、本当に速ええなぁ。
早く帰って封を開けたいが、今日もまた、帰りは午前様になるのであった・・・

9/9

なんか疲れが溜まっているせいか、目覚めがすっきりせず。
仕事が忙しすぎる状態なのだ・・・うう・・・休みたい・・・

というわけで、ストレス解消のため、まずは本屋に向かい、AM誌を買う。
帰宅してしばらく読んでいると、久々に STRAIGHT に行きたくなったので、行く。
店先のガレージには、赤い AZ-1 が。ああ、AZ-1 氏だな。まさに、奇遇だな。
店内には、やはり AZ-1 氏。工具類を眺めながら、共に雑談に興じるのであった。
私は買い物のアテは別になんにもなかったが、私的には全然問題なし(笑)

氏が買い物を済ませたのち「次、どっか行くんか〜」という話になったが
特にアテがあって出てきたわけではない。う〜ん、と考えたのち、スズキ共販へ。
リアキャリパースライドピン回りのブーツ、およびデスビ関係を注文するため。
どっちも補修用の部品である。

到着すると、長瀬似の男前ツナギマンが居た。っと、おひさしぶりです〜。
かな〜り前に注文していたクラッチを出されたが、本日は代金を用意していない。
「もうしばらく待って〜」ということで、押さえておいてもらう(ゴメンナサイ)
クラッチについては、交換工賃を改めて聞いてみる。2万円前後らしいので、
もう、いっそのこと共販さんに交換作業をお願いしてしまおうかなぁ、と思う。
(ただし、その前にフライホイールを交換するかどうか、考えねばならないが!)
自分でやってみたいナ〜ってのはあるけど、時間と場所がない・・・。
とりあえず、デスビ等々を追加注文して、共販を辞する。

っと、その前に、ついでに・・・
AZ-1 氏がデフを買ったときのために、「組んでくれまっか?」と交渉。
もちろん、ススズポじゃなくて、クスコの LSD を組んでくださいとの話(笑)
断られるかにゃぁ〜と思ったら「できる限りのことはさせて頂きます」とな。
天晴、スズキ共販!とてもディーラーとは思えないぞ(笑)

共販を少し下ったあたりにあるコンビニの前で、AZ-1 氏とクルマ談義。
AZ-1 氏の「次はどんなパーツを入れるべきか」「どうしたら速く走れるのか」
という質問に、普段からずっと自分なりに考えていることを伝える。
AZ-1 とカプチーノの違い、AZ-1 の特性、パイロンコースの考え方、etc.
あ・・・とりあえずデフだけは入れなさい、ということは強調しておく(笑)
そのまま、1時間ぐらい話し込んだろうか。楽しいひとときだった。
雨が降りそうになってきたので、別れて帰宅。

ホームセンターへ、諸般の資材(?)の買い出しに行く。
早くも劣化が感じられつつあるワイパーブレードを、金具まるごと購入。
助手席側の金具が、怪しげな社外品になっているからだ(私がやったのではない)
あまりにもひどい「雨を全く拭きとれないワイパー」の原因を、この件、および
普段からワイパー寝かせっ放しである件の2点と決めつけ、対策を取ることに。

資材調達を完了したので、さっそく帰宅の途に。
そのホームセンターからは、4車線道路へ右折で出ないといけない。
ぱらぱらっと降った雨のために路面が濡れていることは、少しだけ意識していた。
しかしながらいつもの調子で全力脱出しようと思い、クルマを右に曲げながら
思い切りアクセルを踏み込んで、最大限のパウワーで走り出す・・・と思ったら

曲がる途中で、いきなり「ツルッ!」と勢い良くリアが流れ出す!

車線を走行しているクルマの間に割り込むような形での合流のため、
カウンター当てて〜なんていう、お調子に乗ったことをやってる場合ではない。
一瞬アクセルを緩めてグリップを戻し、とりあえずヨーが死んだことを確認して
アクセルをじわっと踏み込み、完全に安定したことを確認してから全力加速。
慌てず騒がず、何事もなかったかのように合流を完了。危ない、危ない T_T

それにしても、路面が濡れてるといきなりブレークするってのは・・・
いや、単に限界が低いだけならいいけど、「いきなり」ってのが怖いのだ。
やっぱ、そ〜ゆ〜タイヤなんだよなぁ・・・>K'GRID
う〜ん、これからの秋〜冬にかけて、怖くてしょうがない。
そろそろ、街乗り用タイヤを、ウェット性能を重視した新品に替えたいが・・・。
でもでも、まだ山いっぱいあるんだよなぁ。今度のG三木はコイツで行くか?
コイツで行って、徹底的に山を減らそうかな。山が無ければ惜しくないし ^_^;

9/10

起床。
ワイパーブレードを、昨日買ってきたモノに交換する。
生憎の晴天なので、じょうろで水をぶっかけてからワイパーON。
以前と比べて、拭き取り力が爆発的に向上。水滴1つ残さず拭き上がる。
おおお〜。すげ〜。感動。

定例の、簡単なメンテを行う。
もはやオイルが漏れ漏れの漏れ漏れになっていたオイルキャッチタンクを外し、
エアクリーナーの位置を変更することにした。適当に位置を決めたのち、
取り付け金具を叩いて、形を修正。取り付け金具をつけるべきボディー側の
埋め込みナットは、幾度にも渡る取り付け/取り外しのため、完全に鈍っている。
ホームセンターに出向いて6φのタップを調達し、ネジを切り直して固定する。
しかし、取り付け金具はI字型の鉄棒1本であり、これを1本のネジで止めても
全然安定しない。取り付け金具をもう1本追加せねばいけないなぁ。

ちなみに、新しいエアクリの位置であるが、今までは下に下げていたが、
今回はボンネットと当たるか当たらないかという、すれすれの位置まで上げる。
理由は・・・ショップのクルマも含め、大抵のクルマがそうしているから ^_^;
なんでかわからないけど、理由のないことではないとおもうので、やってみる。

ふと思い立ち、オイルキャッチタンクを逆さまにしてみるが、
オイルはぜんぜん落ちてこない。あれ?中にブレーキクリーナーを吹き込んで
逆さまにしてみるが、やっぱりほとんど垂れてこない。おんやぁ?
むう?オイルミストは、いったい何処にいっちゃったんだ!?
全部が全部、漏れちゃったってこと?えええ?(汗)
エンジンルームの奥を覗き込む。ふと目につくラジエターのホアホースが、
泥だらけでめっちゃ汚くなっているのが見えた。別に痛んでる様子はないけど、
次の車検で交換するかね。もう9年目だし。

9/11

TTWの結果報告を聞く・・・おおお。
上位陣に至っては、コンマ数秒の攻防戦・・・。
なんかふっと、急激にやる気が無くなってきた T_T
 
競技に出るということで、自分自身に「競技という価値観を持つ自分」を
アピールしようと思っていたのだが、絶対に勝ち目の無い(入賞不可能な)戦いに
出向けないと、いきなりから思ってしまった。
(Kスペにて、自らのチカラの無さを痛感した)。
やはり私には、この路線で走りつづけることには、無理があるようだ。

競技は勝ってナンボの世界だから、次々と新品のタイヤを投入したり
ジムカーナに特化したチューニングが施される「必要」があるわけだし、
それが「当然のように」行われる世界のわけなんだけれども・・・。
話を聞けば聞くほど、経済的についていけない、という思いが拭えなくなる。
そもそも、純粋に、車を自由に操る腕を磨きたいと思っていたはず(?)なのに
競技のため、タイムの出るパーツを装着してタイムを縮めよう縮めようとしたり
競技で順位が低いことを、ひたすら気にしなくてはならなくなるということは、
自分の中におけるモータースポーツへのスタンスと、矛盾を起こしてしまう。
んじゃあ順位なんて気にしなきゃいいじゃん、という話になるのだけれど
それなら尚更、同じ金額で本数を走れない「競技」にエントリーする理由なんて
どこにあるのだろう?という話になってくる。

しかし、競技をやっていない限り、人から評価されることはない・・・。
だからこそ、自己顕示欲を押さえ込み、クルマを理解するために走りこむことを
ごく当たり前、当然のこととして、自分の心の底から理解する必要がある。

精神的に、誠に辛い状況なのだけど、、、がんばらねば・・・。
9/13

すさまじい豪雨。名古屋地区は物凄いことになっているようだ。
TVニュースで、クルマがプカプカ浮いているシーンが放映されていた。
あーあ・・・写っているクルマの殆んどが、廃車になるんだろうなぁ・・・。
なんてノンキなことを思ってしまったが、それどころではない被害が出ている。
今回の天災は、明らかに予見不可能(突然の集中豪雨)なものだっただけに
被害に合った人々が被った損害は、計り知れないぐらい大きいだろう・・・
被災見舞い申し上げます・・・。

ふと、我に返る。そういえばウチのカプチも、雨漏れがあったなぁ・・・
しかし、雨の合間にドアを開け、シート等を手で触って検査してみた限りでは、
1滴も漏れはないようだ。とりあえず、、、安堵。

9/16

結局、9/14 は仕事で徹夜となり、9/15 はそのまま出勤となった T_T

というわけで、3連休は見事に潰れ、ただの週末となった。
しかも、運の悪いことに、土日は天候が悪いようだ・・・(涙)

それでもしょうがないので、メンテ用の部品一式を手にいれて回る。
まずはスズキ共販に向かい、注文していた部品一式を、そろそろ引き取る。
2万円ほど用意して行ったのだが、あろうことか、注文していた部品の合計は
それを上回る額にまで達していた。チリも積もればなんとやらってコトだが、
これは予想外の展開!とりあえず、クラッチカバーだけ \8k で少し高価だったので
これだけ別勘定にしてもらって・・・ええと・・・\16k。これだけ引き取る。
クラッチカバーについては、来週にでも改めて買い取りにくることにしてもらう。
いつもややこしい話ばかりで、すんまへんどす〜>スズキ共販様

受け取った部品をざっとチェック。クラッチ板には「AISIN」の文字が。
アイシン精機・・・だろうな。へぇ、純正のんはアイシンなのか。
ダイキンかとばかり思っていた ^_^;

ともあれ、これでクラッチ交換に必要な部品は揃ったわけだ。
あとは、フライホイールをちょっと削ってやれば、部品の準備は完了となる。
Crux だっけかな?一度、問い合わせてみなければなるまいて。

折角ここ(西大路五条)まで来たということで、ついでにロードスターへ。
たぶんあそこなら、ハブリングも置いてあるのでは・・・という希望を抱きつつ。
しかしその希望はアッサリと砕かれた。ハブリングのカケラも見当たらない。
う〜ん、ロードスターにも無ければ、どこに行けば手にはいるんだらう??
やっぱり、ホイール屋にでも行って、相談してみるしかないのかなぁ。
などと思いつつ、最後の望みとなる、四条天神川のABに行ってみる(帰り道)。
竹田にはなかったよなぁ〜なんて思っていたが、こちらにはブツが存在した。
「トヨタ用」と「日産用」の2種類。よく見ると、リングの内径が違う。
外径はどちらも 73φだが、トヨタ用の内径は 60φ、日産用は 66φ。
サイズを計ってくるのを忘れたが、確か、カプチーノにはトヨタ用のハブリングが
そのまま使える・・・という噂を聞いていたことを思い出す。これは使えるかな?
たまたま近くを通りかかった店員さんに、「使えますかね〜」と話を持ちかける。
普通なら「わかりません」とでも言われるところだろうが、親切な店員さんは
あちこちに電話をして調べた上で、使えますねという返事をくれた。いい人だ。
結果として、購入。万が一使えなかったとしても、それはそれで諦めよう。

帰宅。早速、屋根のあるガレージにクルマを移し(雨が降りそうなので)
リアキャリパーのスライドピンブーツ&Oリングの交換作業に入る。
キャリパーは何度も触っているだけに、該当部分まではあっという間に分解完了。
分解した部分にブレーキクリーナーをぶっかけて清掃し、手を洗浄してから
買ってきた部品の袋を破いて、内容物をチェック。
交換しようと思っていたブーツ&Oリングは改良品らしく、
少なくともOリングの形状が、今付いているものとは明らかに違っていた。
そういえば、品番も **F10 になっていたなぁ。って、これは後期用の品番か。
ということは?後期型のカプチーノは、リアブレーキのトラブルが少ないのかな?
なんにしても、前期型のユーザーは、こりは是非とも換えるべきでありますな。

添付のモリブデングリースで手を黒くしつつ、右リアから交換作業を開始する。
作業自体は簡単なものであるが、とにかく手が汚れるのには閉口するところ。
汗をかきつつも作業を進め、ようやく片側のOリング交換作業が終わりそうな頃
突如、ブレーキクリーナーのスプレーがスッカラカンになってしまう。なに!?
慌ててクリーナーの在庫を探してみるが、どこにも在庫がない。ありゃあ・・・。
ブレーキ回りにシンプルグリーンを吹いて水洗いし、最低限の脱脂を行ってから
各部を組み立て、ホイールを取り付け、ホイールナットを規定トルクで締め付け、
とにもかくにも片側の作業だけを完了。ジャッキを下げてクルマを降ろし、
ブレーキクリーナーを補充するため、STRAIGHT に向かう。

途中経路の裏手の峠にて、遅くさく走るバイクをグオ〜ンっと抜き去って
しばらく走ったところで、急に「ゴロゴロゴロゴロ〜!」という音が鳴り響く。
そういえば空が曇ってきたところだったので、あっ雷だなぁ〜と思っていたのだが
不自然にも、ずっとゴロゴロ鳴り続けている。クルマの速度が落ちると鳴り止む。
また速度を上げると、鳴り出す・・・あれぇ?ウ、ウチのクルマかい!?
30km/h ぐらいまで速度を下げて走ってみるが、音が収まる気配がない。
耳をすませば、どうもリアのほうから鳴っているように聞こえる。
万が一の事態が起こるとコトなので、途中でクルマを止め、降りてリアを観察。
しかしながら、見た目は別にどうということはない。う〜ん???また走り出す。
しかし、走るとやはりゴウゴウと音がなる。何かを擦っているような。なんで!?
再びクルマを止め、アンダーフロアまで覗き込んで、丁寧に観察してみるが、
何処かに何かが干渉しているような跡はない。謎だ、謎すぎる・・・。
止まっているわけにも行かず、とりあえずそのまま暫くゆっくり走り続けていると
ふっ、と、異音の原因となりそうな事項を思いだした。

左リアのホイールナット、緩めたままで、全然締めてネェ!

そう、先ほどの作業を開始する前に、左右両方のリアホイールナット全てを
緩めておいたことを忘れていたのだ。右はちゃんと締めたが、左は手付かず。
慌ててクルマを道端に止め、左リアに回り、指でホイールナットをまわしてみると
どれもこれも面白いぐらいに回った(汗)
今日に限って、工具一切を置いてきてしまっている。ぬうおお〜
500m おきぐらいでクルマを止め、緩んだナットを指で締めつつ STRAIGHT へ。
それにしても、ホイールナットがちゃんと締まっていないだけで、
こんな凄い音がするとはね・・・

這々の態で STRAIGHT に到着。
店に飛込んで、店長に、ホイールナットを締められる 19mm のレンチを
貸してください!と一言。店長は、レジ奥の引き出しを色々探っていたが、
どうも、19mm のスパナぐらいしか手持ちにはなかった模様。
これで何とか締めるか、と思い、それを借りて店の外に出ると、やってくる店長。
見るに見かねたのか、突然(もごもごもご)のクロスレンチを貸してくれた。
ほっ、本当にいいんですか・・・(汗)人の情けの有難さを感じる。
とにもかくにも、これで無事に帰ることができそうだ。大感謝。

ブレーキクリーナー2本と、6mm および 8mm のコンビレンチを買う。
21mm の 1/2sq. ソケットも買おうと思ったが、金がなかったので買えず。
貧乏はつらい T_T

無事に帰宅して、残った左側のスライドピンブーツの交換作業を開始。
右側と違って、左側については、スライドピン表面に擦れ傷が付いていた。
キャリパーのシリンダー(?)内壁を見てみると、こちらにも擦れ傷が。
Oリングのヘタリのせいで、キャリパーとスライドピンが接触していたらしい。
そりゃまぁ、いかんことです・・・ブーツをかぶせてから、ブレーキグリース
(WAKO'S のラバーグリースMX)を、たっぷり吹き込んでおく。

・・・やがて、雨が降ってきた。
デスビ関係は次の日にしようと思ったが、やっぱり今日のうちにやっておく。
デスビローターとデスビキャップを交換。キャップの品番は *-80F10。改良品だ。
まず、整備書を開いてみたが、交換方法については特に記載されていなかったが
パーツリストを見る限り、キャップは2つのネジで固定されているだけだ。
(最初からついてるデスビを固定する2つのネジは、対角 7mm のボルト)
買ってきた部品の袋を破いて、部品の構造を確認してから、取り外し作業を開始。
かちかちに締ったネジをこじり外し、軸に錆び付いたローターを引き剥がす。
取り外したローターは、放電を起こすキャップ側の電極が若干溶けていたが、
新品と比べて、明らかな磨耗などは感じられなかった。まだまだイケそうだ。
キャップのほうは、電極部によくわからない白い酸化物がいっぱいついていた。
指でつつくとペロッと剥がれたが、放電はちゃんと起きていたのだろうか?
外したキャップの内側を観察。買ってきたモノと、どこがどう違うかチェック。
何がどう変わったかって・・・キャップ側の金具の材質が変わっている様子。
前は真鍮みたいな色をしていたが、今度はニッケルのような色をしている。
これで、旧品番のものと性能的に何がどう違うのかは、わからない ^_^;
ともかくローターを新品に差し換え、キャップを新品に嵌め替える。
少しだけアイドリングさせる。負圧など、計器の表示は大して変わらず。
そりゃそうだ。爆発圧力が上がったところで、負圧が上がるわけでもない。
まぁちゃんとエンジンが回ることを確認したので、これで作業完了とする。

一週間前ぐらいから、左手首が妙に痛い。
普段の仕事でそんなに無茶に使ってないよなぁ、とか思っていたが
クルマに乗ってるとき、左手を捩った状態でステアリングを持ち続けるような
手首の関節に負担の掛かる操作を結構多くやっていることに気づいた。
知らない間に、自分の腕に高いストレスをかけすぎていたようだ。
うーん、やり方を直さねば。
9/17

台風一過。今日はとてもいい天気になるらしい。
ひさびさに、温泉でも・・・と思ったが、オカネがないので止めておく。

洗車&ワックス掛け。
ボディー表面を子細に観察すると、表面のクリア層が随分痛んでいる。
塗装面をなるべく浅い角度から見てみると、ほんの僅かなクレーターが無数に。
ウォータースポット現象って奴なのかな?しかし困るなぁ。どうしたもんか。
屋根については、細い擦り傷も、バカにできなくなるぐらい発生している。
(最近ちょっと横着して、ワックス掛けをさぼっていたバツだろう T_T)
うにゃあ。表面のクリアだけ、塗り直せないかな。

\800 ぐらいで売っている、ワイパーはね上げ棒(正式名称知らず)をつける。
これで、ワイパーとガラスの間に砂ホコリが溜まることもなくなるだろう。
あーすっきりした。

ガソリンの残量が少なくなっているので、給油に出かける。
給油にかこつけて、少しだけ遠くに出る(R24 勧進橋北にあるGS。少し安い)。
キャップ交換効果なのか、低い回転でも E/G が滑らかに回っている。
心なしかパワー感もある。気温が下がったからかな?それとも、気のせい?

でも、あいかわらず燃費悪し。10km/L(涙)

GS からの帰り道、東山九条の陸橋の東行き区間において、
マフラー交換してるロドスタと、加速勝負になる(私が勝手にそう思っただけ)
しかしながら登り坂であるにもかかわらず、1/2速では軽々追い付いてしまう。
つつき回してから車線を左に変更して加速。3速吹け切りまではまだまだ余裕。
速度が上がるにつれて横に並び、頭が出る。もちろん相手の気分によるけれど、
1.6L NA だとしたら、底まで踏んでいるはず。こりゃ余裕で勝利できますな。
橋の中盤にて、私の車線の前を走るマーチに追い付いたので、勝負を終了。
しかしそう考えると、シビックの加速が如何に速いかということがわかる。
Rocket's のツーリングでは、EK9 に追い付けんかったもんなぁ・・・。

帰りの峠にて。
相変わらず、ぜんぜん後ろを見ていない(怒)家族連れのBMWを、
いつものように、先でブラインドの左カーブが始まる直線部にて追い抜く。

センターラインを引いていない建設省が悪いのか、ドライバーの頭が悪いのか
ここはクルマが2台並べる直線路なのに、ど真ん中を走りくさる不埒な輩が多い。
(しかも、その真ん中を走るクルマの量が、日々多くなってきている。なぜ?)。
このBMWも、もう完全に真ん中を走っている。速く走ってくれるのならともかく
のんびり走っているので、道を譲れ、とアピールし続けたことを無視したと判断。
いつものように、追い越すか?相手は安全な系統だ(謎)よし。状況判断に入る。

直線路は、強い左カーブから始まる。そこから先が、数十mの短い直線。
下り坂ではあるが、入り口の左カーブがブラインドであるため、安全確認してから
全力加速すると、直線部の最終速度でせいぜい 90km/h ぐらいしか出せない。
道の左側はずっとコンクリートの壁で覆われているが、右側は崖になっている。
もちろんガードレールはあるが、左カーブから 30m ぐらいまでは、道の左側に
私有地があり、その部分だけは、ほんの少しだけ道を広く使うことができる。

左カーブ出口で安全を確認したのち、追い越しモードに入る。

Go!

カーブ出口で大きくはらみ、BMWのスリップから右に出て全開。
ガードレールが始まる地点の 15m 手前で、BMWとハナが並ぶ。
まもなく始まるガードレールとBMWとのクリアランスは、見た限りでは
うちのクルマが収まるかどうか、もう完全にぎりぎりというところ・・・
いけなければ急減速だが、いける。ギリギリだが、確実に行ける・・・!
BMWとのクリアランスを確保するため、ガードレールすれすれを掠め、突入。
ガードレールの下から生えている草が、ボディーの右側にペチペチ当たる。
草が生えている土を、右タイヤが無造作に踏んでいくゴボゴボとした感触。
・・・残り、5cm 以内ぐらいというところか。悪くない見切りだ。
そのまま全開加速を続け、スレスレの線で一気にBMWを抜き去る!
ゆっくりとしたブレーキを踏んで、左コーナー、そして右ヘアピンへ。

そのまま、いつものペースで峠を下り、自宅に戻る。
軽自動車ならではの見切りの良さのお陰で、無事で済んでいるが・・・
はふぅ・・・こんなことしていたら、・・・いつか、事故るな。
だから、見切りが悪くなる夜の峠は、走るべきではない・・・。

でも、コイツが走る限りは私も死なないという、妙な信頼感がある。
コイツが再起不能になるときは、私も再起不能になる時だろう。
それぐらい、コイツの操縦性は、ある場合を除いて私を裏切らない。
ただ1つ、ブレーキングの時だけ、ときどき嘘をつくんだ・・・。

9/18

なんかわからんけど、いつも日が変わるまでのハードな残業を欠かさない
ウチの課のニンゲン(の形をした、思考回路付きの生体エンジンとも言う)が
なぜか 20 時過ぎという”まっ昼間”に、いきなり全員帰ってしまった。
おお、おおおい、まだ仕事はたんまりあるってのにー・・・

というわけだから、私も帰るのだ〜 =^_^=

帰りの電車は、くたびれたサラリーマンじゃなくて
元気に満ちあふれたワカモノでいっぱい。違和感バリバリ(笑)

某ロドスタ系の掲示板にて、アルト談義(ワークスじゃなくて、素アルト)が
盛んに行われている。や〜っぱ、軽ってなんだか面白いんだよねぇ・・・
パワーなくても、速度出なくても、それでも人を捉えて離さない魅力が。
(そりゃ、パワーがあって速度が出るに越したことはないけど)

来週から、やっと夏休みに入るということで、計画を立てる。
1. 四国方面へツーリングに行く。
2. クラッチを交換する。
この2つだけは完遂したい。ツーリングは思いつきで出来るけど、
問題はクラッチだ。同時に、フライホイールを軽くしたいけど
まだコイツの手配ができていない(選定もできていない)のだ・・・。
いりす師匠に言われたシフトの遅さは、これでカバーするしかない。
本当はクラッチディスクをメタルにして、イナーシャを低減したいけど
そこまでやると・・・車庫入れが不可能になるし・・・

さてさて、何事も速いうちに行動しないとね。

9/20

純正を軽量加工したフライホイールを売っているとの噂を聞き、
Crux に問い合わせの FAX を入れる(営業時間中に帰宅できないので T_T)
聞いてみると、在庫は1台分のみあるとのこと。\16k で、そう高くない。
また、商品到着から、下取り品発送までは 10日ぐらいの余裕を
見てくれるという話なので、これなら無理なく装着できるかな・・・と思う。
・・・
よし、来週の夏休み(注:盆休みを取れず、結局ここまでずれ込んだ)の
後半を利用して、クラッチ交換を行おう。同時に、フライホイールも替えよう。
決定!こういうのは勢いが大事だ。って、いつもソレだな(笑)

注文 FAX を送る。

9/21

前田さんのページの日記から張ってあったリンクを辿り、
モータースポーツ(ジムカーナ)についての暴露話?を読む。

内容は色々あるのだけれど、特に「エンジンパワーは関係ない」という記述は
間違いなく身に覚えのあるものであり、すごく納得の行くものだった。
と言っても、軽量車で勝ったから、とかいう景気の良い話ではない。
タービンを換えたクルマに乗ったとき、直線加速だけは確実に速くなっても
総合的なクリア時間はほとんど縮まらなかったことを、覚えているからだ。
エンジンパワーそのものが、クリアタイムを縮めるのではなくて、
そのエンジンパワーを活かす足とタイヤ、そしてなにより走り方が必要なのだ。

それにしても、安室の歌には音階が全然無いと思うのだが、どうだろう?
(あっても 1/4 オクターブぐらい?伴奏を落せば、聞けるものではない)
globe もそうだったしなぁ。ちょっと高い音になると、すぐ裏声になるし。
声楽の訓練を(たぶん)受けず、付け焼き刃で歌ってるからボロボロなんだよな。


9/22

ウレタン補強について。
某所でも「錆びる」「錆びない」という議論が出ているが、
カプチーノのサイドシルには、確実に水が入る。ウレタンが無ければ
そのまま乾くか排水されるかどっちかで落ちつくが、ウレタンがあれば
確実に一カ所に溜って、サイドシルが内側からサビる。間違いない。
サイドシルスカッフを捲ってみればわかる。ウレタンを入れていない状態でも
スカッフとボディーの隙間から水が入り込み、固定金具がサビているのが見える。
KP61 時代、ドアの下の部分に水が溜まり、内側からサビて穴が開いた経験がある。
最悪、ドアは Assy でポンと交換できるが、サイドシルはそんなことができるか?
少なくとも、私はできない(サイドシルのパネルは片側 \8k と、安いけど)。

要は、どんなに有名なショップがやっていることだとしても、
水の侵入を食い止めることは絶対にできないし(メーカーですら不可能なのだ)
水が留まる限り、サビが素早く進行することを止めることも不可能だということ。
サビや板金にまつわるリスクを納得した上で作業するのは全く問題ないと思うが、
リスクが全く無いような言い方をすることだけは、止めてほしい。

閑話休題。

街乗り用タイヤの生年を調べたところ、97年製と判明した。
まだそんなに経っていないのに、あのウェットグリップの悪さは何なのだ。
夏用タイヤの賞味期限って、平均的にはどれぐらいなのだろう?

軽量フライホイールの件。カモを目の前にして
テンパってた Crux に代金 \17k 也をフリこんでしまった。合掌。

余談ながら、下記のページ。

http://www.sx.sakura.ne.jp/~masaya/bike/

めちゃオモロイので、オススメ。


9/23

原田さんが、9/11 の日記の件で、メールをくださった。
励ましは本当に嬉しかった。嬉しかったけど、どう返答して良いか、
まだ自分の中で方向が決まっていないので、わからない・・・。
何にしろ、最近全然走っていない(クローズド/公道にかかわらず)し、
かといって「走ろう!」というパッションも、沸き上がってこない。
練習会の日も、前のように「4時起き」なんてことができなくなった。
なんだかわからないけど、体力的/精神的な疲労が、猛烈に溜っている。
O型の癖に(笑)最近悩むことが多いのは、疲労のせいだろうか。
とりあえず今は、充電の時期と割り切るしかないのか。
全然基礎ができていないから、勉強しなおしたいこともあるし
少し座学に戻ってみるのも良いのかも・・・。

いよいよ今日から 10/1 迄、盆休みがシフトした秋休みに入る
遊び放題、クルマのメンテもしたい放題・・・なんだけど、

初日から大雨。

こりゃあ、明日までは、なんにもできませんな。

などと思っていると、いきなり Crux からフライホイールが届いた。
まさか・・・もう、手元に来るとはねぇ。ちょっと予想外の早さであった。
ともあれ手に入ったのだから、明後日ぐらいに、交換作業を行うことにしよう。

ということで、スズキ共販に向かい、買い残していたクラッチカバーを入手。
いつでも交換作業が開始できるよう、パーツの準備を完了しておく。

さらにその足で AZ-1 氏のところに出向き、旅行の相談を進めておく。
大学時代の”無銭旅行”を再現すべく、無計画な計画(?)を立てる。
これで、交換作業終了後の、自分へのご褒美の準備を完了する。

返す刀で STRAIGHT に行き、クラッチセンター出しツール、ノギス、
ブレーキクリーナーなど、いろいろと細かい道具を調達する。
これで、交換作業に必要な道具も全てそろった。
もう、やり残していることは、何もない・・・

なんてことを思っていたが、とても大事な作業が残っていた。
Crux から届いた箱を開き、フライホイールの状態を確認する。
箱に入っていたのは、見るからに純正然としたフライホイールだった。
どこが削ってあるのかな?と思って裏側(E/G 側)を見る。
あまりにも綺麗に削ってあったから気づかなかったが、こちら側が削ってある。
外周の 1/2 ぐらいが深く削ってあり、内周の 1/2 ぐらいが浅く削ってある。
2kg ほど削ってあるはずだから、実は、内側の部分もかなり削ったのかな?

手元に用意してある、クラッチカバーと組み合わせてみる。
ガタツキはないが、フライホイールのノックピンが錆びていて、嵌め合いが悪い。
機能的には別に問題でもないのだろうけど、あんまり気分の良い状態ではない。
表から見たり裏返して見たりしているうちに、サビが、ますます気になってくる。
準備する時間はあるので、耐水ペーパーでごりごり磨いて錆を落とすことにした。
ツルツルに磨く必要はないから、#100 → #200 ぐらいの作業にとどめる。

ちなみに、下記の写真ぐらいまで磨き上げる作業はとても単調でヒマなので、
マシュラとゾイドを見ながら作業をしていたというのは、社会的には秘密だ。



磨いている最中に気づいたが、生の鋳鉄は、凄い。
なにが凄いって、磨いたあとからすぐにサビてくる(涙)
雨が降っていて湿度が高いっていうのもあるんだろうけど、
これじゃ、いったい何の作業をしているんだか、ワケがわからない。
しょうがないから、全面に CRC556 を吹き、油まみれにしてから研磨。
これが意外な効果を発揮した。水研ぎみたいなもんで、いくら研磨しても
なかなかペーパーの目が詰まらないのだ。怪我の功名?
勢いに乗って、裏だけでなく表まで綺麗に研磨する。
研磨した部分には、改めて CRC556 を吹き付けて、防錆する。

最後に、実使用時の防錆策として、亜鉛塗料(工業用)を塗ろうと思ったが、
天候がすぐれないため、この作業だけは、明日に持ち越すことにした。
(猛烈に臭い&毒性のある塗料のため、屋外で作業しないといけないのだ)

9/24

今日は、天候が少しよろしいようだ。
朝方にスコールのような雨が降ったが、あとはカンカン照りが続く。

フライホイールを持ち出し、ブレーキクリーナーで脱脂してからマスキングを貼り
段ボール製の簡易塗装ブースを作り、亜鉛塗料スプレーを吹き付けていく。
綺麗に磨き込まれて(?)鉄材独特の美しい黒光りを放つフライホイールは、
みるみる間に、亜鉛スプレーの安っぽい銀色で埋め尽くされていく。
生乾きになった時点で塗装する方向を変え、何度も塗り重ねていく。

その作業の合間に、純正位置のスピーカーを交換。
手持ちの、16cm カーボン繊維コーンのウーハーを入れる実験。
耐入力が低い(5W)ものなので、ボリュームを上げすぎると音が割れるが
それでも、経年変化で歪んでいる純正の紙コーンのものよりはマシな音がする。
今一つ迫力のない音だが、スピーカーの背後の空間がほとんど存在しないのが
一つの問題だろう。木材でバッフル板を作って少し浮かせ、ちょっとでも
密閉箱の容積を稼いでみようか?

で、明日はクラッチ交換の予定だが・・・正直言って、怖い。
作業を完遂できる自信はないこともないが、4輪ともタイヤを持ち上げて
ウマにかけるのが怖いのだ。今までは、必ず2輪は地面に降ろしていたからなぁ。
作業のために使える場所の地面は、実は少しだけ傾いてる。だから、怖い。
4つともタイヤを浮かして作業したら、ちょっとしたことでウマが転けないか?
(2輪が地面に落ちていると、輪留めという強力な安全装置が使える)

絶対にクルマが落ちないように(落ちても死なないよう)万全の策をとらねば。
クルマいじり(遊び)の最中に、死にたくはないもんな。

9/25

どうも風邪でも引いたみたいで、もう一つ調子が悪い。
しかし・・・日程的には今日ぐらいしか、作業に充てられる日は無い。
予定より4時間ほども遅くなったが、昼前からクラッチ交換を開始。

前輪2つを坂道に載せ、前輪の後ろに AZENIS(一個15kg の重石代わり)を置く。
クルマがずり落ちてこないように細心の注意を払いつつ、リアをジャッキアップ。
作業できそうなぎりぎりの高さまで上げてから、リアテンションロッドの根元
(ここはフレームの一部になっていて、強度的には一番高い)にウマを架ける。
外からクルマを揺らしたり、運転席に座って踊ってみたり(謎)して、安全確認。
どうやら、クルマはピクリとも動く気はないらしい。これなら大丈夫だろう。
さらに、右リアタイヤ直前のサイドシルの手前にタイヤを積み、万が一に備える。
ここまで準備してから、やっとこさ作業にかかるのだった(←怖がり・・・)

サービスマニュアルの指示を読み、都合の良いように手順を適宜入れ替えながら
ミッション取り外しまでの作業を進めていく。最初は意外なぐらいに簡単で、
マフラー取り外し→ペラシャフ取り外し→シフティング機構取り外しまで、
一時間前後で終わってしまう。初めてにしては上出来かな?なんて思ったが、
難関は、ここから先の部分に存在していたのだった。

クラッチレリースアームを外し、ミッション下側のボルト2つを緩める。
あとは、ミッション上側のボルト2つと、スタータモータ固定ボルトを外すのみ。
スタータモータ固定ボルトにも、上側と下側の2つある。下側については、
クラッチレリースアームさえ外してしまえば、ラチェットの入る隙間がある。
しかし・・・上側は・・・エキマニ側の結合ボルトはまだしも、

反対側については、配管類が邪魔になるので
ボルトの存在を目で確認することすら、できない。

某 ML で、プロ整備士の方が「デスビ外して作業する」という話をされていたが
ああ、なるほど・・・デスビと言わず何といわず、外せるものは全部外さないと
目で直接見れないし、手や工具を入れるスペースがあるかどうかも、疑わしい。
実際、わずかな隙間に手を突っ込んで、指先の感触だけでボルトを探してみたが、
かろうじて指先でボルトを触れる程度までしか、手を入れることができなかった。
(近くを走っているヒーターホースが、巧みにジャマをしてくれるのだ(怒))
とてもじゃないが、マトモに工具を振れるようなスペースも、見つからない。
しかし愚痴っていてもしょうがない。ラチェット付きコンビレンチ(この工具、
カプチーノの E/G ルームで何か作業をしようと思ったら、絶対に必要)を
無理やりに突っ込み、他の配管類を押し分けてボルトの頭に被せる。
あとは、1ノッチづつ小刻に回して、ボルトを緩める作業をゆっくり進める。
・・・
もう、気の遠くなるほどの時間が過ぎた。
ミッション上側のボルトの片方(デスビの下にあるほう)の取外しを完了。
残るは、スタータモーターのボルトだが・・・これは、もっと奥にあるぞう!

(中略)

・・・
・・・
・・・
やっぱり、デスビ外してから、作業すべきだった・・・(涙)

しかしまだまだ甘い。まだ、「バックアップランプスイッチのハーネスを外す」
という、難事業が残っている。そもそも、バックアップランプのハーネスが
どこにあるのか、整備書のどこにも書かれていない。非常に困った話となる。
配線をずっと目で追ってみるが、コネクターらしきものは見つからない。
これは、どうしたことか・・・
と思い、クラッチワイヤーとプロポーショニングバルブの間の隙間から
手を突っ込んで、配線をぴぴっと引っ張ってみる。すると、スタータモーターの
上に、ぽろっと出てくるコネクター。ああ、これか、これだ!これを外すんだ!

でも、絶対、手が届かない。

ええい、配線が切れたら、切れたときのことよ!
配線を強めにググッと引っ張り、コネクターをぎりぎり手前に引き寄せる。
わずかな隙間に人指し指の爪を引っ掛け、指を攣らせて悪戦苦闘すること1時間!
カプチーノって、E/G 本体はさておき、E/G の左右にぶら下がっている補機類の
整備性だけが、異様に悪すぎるんじゃないッスか???

ようやくミッションを降ろせる状態になったので、
まずは、ミッションオイルを抜き取る。いつものように真っ黒っけっけかな、と
思ったのだが、今回に限って、抜き取る最中のミッションオイルは、まだまだ
新品のオイルに近い、薄く緑色がかかった、透き通った黄色をしていた。
ほう??なんで?ドレンボルトには鉄粉がヤマモリついていたので、
オイルが綺麗なままで済むはずがないのだけれども・・・??
原因はよくわからないが、気持ち悪いことだけは確かだ。

ミッションオイルを抜いたので、いよいよミッションを降ろす。
ミッションマウントブラケットを外し、ミッションの下に腕を回し込んでから
後ろ方向へと引き抜いて、その勢いで片腕に抱え込むようにして落とす。
ミッションは思ったよりも重かったので、予定よりも素早く落ちてしまった ^_^;
マウントブラケットが先に着地したので、ミッションマウントの柔らかさで
衝撃はちゃんと吸収されたので、とりあえずは良しとする(あかんって)

段ボール板の上に落とした、いや、降ろしたミッションを奥へ押しやり
E/G のほうに向き直って、クラッチおよびフライホイールを取り外す。
さぞやヒドイことになっているかなぁ、と(ある種の期待を込めて)
クラッチを見てみる。クラッチケースのプレッシャープレート、および
フライホイール表面は、綺麗にヤケている。おおう、これはこれは。
クラッチがガシガシと滑ったことのある証拠っていうことだろう。
幸いにもクラッチ板はまだ寿命があったようで、リベットが当たっているような
そういう類いの無惨な傷跡は一切なかった。これは幸いな状態であった。
(リベットで削られた跡のあるフライホイールなんて、下取ってもらえない)

んでまぁ、カバーとフライホイール側には、かなり強い焼け跡があるとはいえ
まぁ「頑張れば、まだまだ使えるかな?」っていう感じだったのだが・・・

クラッチ板のほうは、結構危ない状態だった。

危ないといっても、クラック入って分解寸前〜とかいうデンヂャラスな状態では
ないけれど(ネタ的には面白くないが)、危ないのは、その残り厚さである。
新品 7.2mm、磨耗限度 4.8mm のところ、取り外したディスクは、5.2mm だった。
つまるところ、2.0mm 磨耗し、あと 0.4mm しか残りがない状態だった。
リベットの沈み込み量を計ると、こちらもおよそ 0.4mm か、それ以下。
「まだ 0.4mm もあるんじゃん」という考え方もできなくはないけど、
ディスク表面にある凹凸(タイヤのブロックパターンみたいな奴)は
ほぼ完全に消えている部分がある状態。しかし、まだ凸凹が残っている
部分もあったりして、平面度がかなり疑わしい状態になっている。


歪んだ?

ええ、そういう感じ。
そりゃ、発進時にジャダったりもするよなぁ〜って、日記を読み直してみれば
クラッチジャダーは、一年ぐらい前からずっと訴えている症状である。
ということは、一年ぐらい前から、こういう状態にかなり近づいていた
ってぇ〜ことだったのかな?知らないことは幸せなこと、ですな ^_^;
たぶん、6万kmぐらいで、リベットの頭が出てくる部分もあっただろう。
何にしても、交換タイミング的には、結構際どいトコロでありましたな。

外したディスクを前に、いつまでも感慨に耽っているわけにはいかない。
今までは分解一筋の作業だったが、ここからは、いよいよ組み立てに入る。
気合いを入れ直して、作業にかかる。

防錆処理が完了した軽量フライホイールに、パイロットベアリングを打ち込む。
打ち込み用具としては、BILTEMA の 1/2sq. 19mm ソケットが丁度良い。
クランクシャフト取り付け面から、ツライチになるまで打ち込むのが正解。
取り付け面を丁寧に清掃したのち、6本の取り付けボルトを規定トルクで締める。
フライホイールが供回りしないように、フロントサブフレームとリングギアの間に
14mm ぐらいのスパナをつっかい棒として入れると、ちょうど具合いが良かった。
もちろん、フライホイール固定用の SST があれば、言うことなし。

続いて、新品のクラッチカバーとクラッチディスクを箱から取りだし、
ブレーキクリーナーをぶっかけて脱脂。ここに油脂が残ると後が大変。
何度も何度も、しつこく丁寧に脱脂を繰り返す。もうええやろ、と思える時まで。
脱脂作業が完了したら、STRAIGHT で買ってきたクラッチセンタ出しツールで
クラッチディスクとクラッチカバーを固定する(これは珍しい方法らしい)。
ディスクとプレートの位置関係を何度も確認することを忘れないようにする。
確認が終わったら、クラッチカバーをフライホイールに被せ、
6本のボルトを規定トルクで締める。フライホイールの固定方法は前述の通り。
固定が完了したら、鏡を使って、パイロットベアリングの中心と
クラッチ板のスプラインが正確に一致しているかどうか、確認する。
そこまで確認できたら、切り放したミッションを、再び結合する。

・・・その前に、レリースベアリングの交換も、忘れないように行う。
また、ミッションインプットシャフトのスプライン部に、盛り上げない程度に
モリブデングリスを塗り込んでおく(遠心力でグリスが吹き飛ぶと、困るので)

準備が終わったので、いよいよ結合作業を開始。
一番「大変だぁ」と言われる作業である。覚悟しないといけない。
まず、クルマの下にミッションを持ち込み、腕の力だけで上げてみる。
しかし姿勢の問題(寝そべっている)もあり、腕の力だけでは無理がある。
とても、そう簡単に持ち上げ、正確な位置に移動できるようなものではない。
仕方がないので、手近なガレージジャッキを引っ張ってきて、
ミッションの前の方を手で持ち上げた隙に、ガレージジャッキを突っ込む。
ミッションを落とさないように注意しながら、ジャッキで少しづつ持ち上げる。
その途中、ミッションをボディーのあちこちにゴツゴツぶつけたのは秘密だ。
ともかくこれで、センタートンネルの中にミッションを持ち上げることができた。
しかし当然ながら、これだけでは水平が出ないので、ミッションを嵌められない。
そこで、もう一台の油圧ジャッキを持ってきて、ミッションマウントの下に置く。
ミッションの前部とマウント部を持ち上げれば、水平が出せる寸法だ。
この作戦は、なかなかうまく行った。いとも簡単に、水平を出すことができた。

位置を微調整しながら、ミッションの固定ボルトをエンジンの穴に入れる。
ミッションをぎりぎりまで近づけ、フライホイールを少しづつ回して
インプットシャフトのスプライン様のご機嫌を伺う。
しかし、これがなかなかうまくいかない。ひょっとして、センター出てなかった?
ちょっと焦りの気分がでてくる。しかし、焦りが出てきたその瞬間、
ミッションは「ガチャン!」という音と共に、ぴたっとはまってくれた。
ブラボー!

急いで、ミッションマウントを固定するボルト6本を仮止めして、仮固定。。
さらに、ミッション下側の固定ボルト2本も仮止めしてしまう。よし・・・
油圧ジャッキを外し、クルマの下から抜け出して、一仕事終えた充実感に浸る。
あとは、各パーツを、外した順番に装着しなおしていくだけだ。

ミッションを本格的に固定してから、取り外していた各パーツを装着していく。
少なくとも回転部分については、きっちりとトルクを計って締め付けていく。
シフトリンケージを取り付け、ペラシャフを取り付け、、、
ああ、やっと、クルマらしさが戻ってきた(笑)

ミッション上側のボルト3個については、
取り外しのときに味わったものと、全く同じ苦労を繰り返す。
指先の動きを巧みに邪魔するヒーターホースに、殺意すら覚えた(笑)
とにかく、横着せずにデスビは外すべきである。ええ、間違いなく。

そんなこんなで苦労を繰り返し、完全に日も暮れたころ、
ようやく一通り、組み上げることができた。余ったネジも無し。
締め付けた所を頭のなかで反芻し、トルク指示値も反芻する。問題なし。
最後に、ちょっと前に STRAIGHT で買ってきた新型オイルサーバーを使って
ミッションオイルを注入する。面倒だなぁ〜と思っていたが、なんのことはない
今まで使っていたオイルサーバーが、猛烈なタコ助だっただけの話だった。
エンジンオイルの注入よりもラクに思えるぐらい、簡単にオイルが入っていく。
さすがは、made in GERMANY のツールである。ちょっと高いだけのことはある。
4回ポンピングしただけで、手や周囲を無駄に汚すこともなく、注入完了。
アンダーカバーを取り付け、余った部品などが全く存在しないことを再度確認。
工具類なども全てクルマの下から引き揚げ、ゴミを片付けて手を洗う。

さて、、、
いよいよ、火入れの儀式だ。さぁ、失敗と出るか、成功と出るか?
まだ4輪とも地面から離れている状態のまま、まずはセルを回す。
「キュルル!」と鋭いセルの音の後に、あっけなく初爆が起き、始動。
(あっ、クラッチ切ったまま始動しなきゃいけなかったっけ?)
クラッチペダルとミッションを操作して、クラッチが切れること、
切った状態で、各ギアの位置にシフトレバーが正確に入ることを確認。
さらに、アイドリング状態で各ギアに入れて、後輪が回ることを確認する。
異音は・・・無し。不自然な操作感覚も・・・無し。
アイドリング状態での動作は確認できたので、意を決して、ブリッピング。
ブゥオオオオーーーーンンンン・・・
・・・よし、異音は無し。何度か繰り返してみるが、やはり問題なし。

よし。作業は完了だ。

ちなみに、軽量フライホイールを入れたから、ブリッピングでの回転落ちが
速くなったかなぁ〜なんて思っていたが、「言われてみれば・・・」という
ちょっとだけ寂しい感じだった。いや、確実に速くなっているはずだけど、
最近、意識してブリッピングしたことがなかったので、、、
まぁ、全ては、明日の試走でわかる話である。

動くことがわかったので、工具を片付けていく。
ひととおり片付いた時点で、ウマからクルマを降ろす。
緊張する一瞬だ・・・と思っていたら、案の定、途中でクルマが転けかけた(汗)
このへん飛行機と同じで(?)、離着陸の瞬間に事故る確率が一番高いのである。
AZENIS をつっかい棒として駆使することで、なんとか着陸を無事完了させる。

ふぅ・・・
結局、朝 10 時頃に開始して、終わったのは夜 9 時だった。
準備/片付けを含めて、なんと 11時間もかかってやんの T_T
ただ、その中の数割は、ミッション上側/セル上側のボルトのつけ外しの時間。
ここさえ節約できれば、もっと素早く作業を完了させることもできるだろう。

工具の片付けは終わったので、頭から水をかぶって、髪の毛についた埃を払う。
真っ黒けになった作業着をバケツで洗濯する(洗濯機に入れるのも躊躇われる)。
どちらも、どれだけ洗っても洗っても、いつまでも汚れが出てくる。
機械のように果てしなく、洗濯を繰り返すのであった・・・

9/26

起床。
しかし全身筋肉痛で、起き上がることもままならない。情けなや・・・
這うようにして、なんとか布団からテイクオフし、稼働可能状態にする。

まずは、昨日取り外したフライホイールを、下取として Crux に送ることにした。
日向ぼっこがてら、フライホイールに CRC556 をぶっかけて、荒く掃除。
大量にこびりついたクラッチの削れ滓を一通り落とし、鉄肌を出す。
ざっと見て、ひどい錆びや傷がないことを確認してから、新聞紙に包み
軽量フライホイールを送ってきた箱の中に詰め込んで、宅急便で送る。
来たときの送料は \0.8k ぐらいだったのに、送るときの送料は \1k ちょい。
この値段の差が、重さの差ということだろうか?(笑)

EP82 の保険の更新をせねばならないので、母を乗せて1号線沿いのいすゞへ。
丁度いい機会だから、2名乗車でエアコンを付けて走ってみることにした。
しかしこれが、今までは確実にあったスタート時の咳き込みを感じない。
1速〜2速での加速もパワフル。一回りパワーアップしたような感じがする。
(単に今まで、密かにクラッチが滑りまくっていただけかもしれない・・・)。
回転の上がり下がりも、意識しない程度だけど、スピードアップしている。
街乗りでも違和感を感じないし、このフライホイールはなかなか使える。

なんて思いつつ、峠道の途中にある工事用赤信号から発進する度、エンスト数回。
そうか、今までずっと、滑ったクラッチで走ってたから、クラッチの操作が
自分でも知らないうちに、かなりラフになってしまっていたんだなぁ。
クラッチが新しくなってから、繋がるときにはガツンとくる感じになったんで
この感覚に慣れるまでは、しばらくスムースに走れないかもしれない。

久々に、将軍塚を軽く走ってみる。登りでもかなりパワフルな感じ。
でも、これって・・・昨日あたりから急に下がった気温のせいかも ^_^;
でも、クラッチの感触になじめない。ギアシフトも滑らかにできない。
やっぱりクラッチが「ガツン!」と繋がってしまう。回転全然合ってない。

そういや、最近は全然走ってないよなぁ・・・。そりゃ下手に戻るわけだ。
\ また、走り込みしないとね。仕事もうまく調整して、無理しないようにしないと。

というわけで、異常などは一切なし。
クラッチ交換は無事完了したのであった。

9/27

昨晩。
とても嫌な、夢を見た。
自分でも信じられないぐらいの、悪夢だ。

誰と一緒に居たのかは覚えていないが、とにかく私は
カプチーノに乗って、どこかの食い物屋に、飯を食いに来たらしい。
で、そこの食い物屋には駐車場がなかったので、店先に路駐していたらしい。

店を出て、誰かと雑談をして、さぁ帰ろう、と自分のクルマのほうを見ると・・・
ボンネットとフェンダーが、見る影もないぐらいに、ぐちゃぐちゃになっている。
4tぐらいのトラックに追突したときの事故写真として出てきそうな様相だ。
最初は何のことかわからなかったが、それは自分のクルマだったものだった。

な、なに!?何がどうなったの!?
「パーツ泥棒に遭ったみたいや」
うそ!パーツ泥棒って、こんなことすんの!?

動転する私を前にして、ボンネットが開いた。
エンジンルームの中は、空洞になっていた・・・
「うそ!なに!?エンジンまで持っていきおったん!?
 ・・・勘弁してぇな・・・(泣)」
勘弁してぇな・・・
せっかく、ここまで一生懸命に整備して、育てたのに・・・
なんでやねん、なんで、だまって持っていくねん・・・
もう直せへんやんか・・・また、買わなあかんやんか・・・

と、いうところで目が覚めた。
その瞬間、「あ、夢やったんか・・・よかった・・・」と思ったが、
考えてみれば、夢でよかったワケがない。
なんでそんな気持ちの悪い夢なんか見るねん俺!

厄よけが必要だ。

ふと思いついて、シフトノブを更新する。
昨日、将軍塚を走ってみたとき、シフト操作に曖昧さを感じたのだ。
(以前よりもずっと高い横Gを掛けながら走れているために、起きている?)
重くすればちょっとはフィーリングも良くなるかな、なんてことを思ったり。
で、近所の用品屋に出向き、「WRC タイプ」と書かれた丸ノブを買う。
(個人的には、丸以外の形状をしたシフトノブは好みではないので)
145g と重めの、アルミ製で黒いクロムメッキの品。なかなかカッチョイイ。
カプチーノの黒い内装と、暗い木目調カッティングシートとなかなか合いそう。

用品屋でノブを調達してから、さぁどうするべか、と考え込む。
将軍塚は短いし、なんか今日は警察が張ってそうな気もするし・・・
そうだ、久々に、宇治のおやまにでも行くか。うん、そうしよう。
というわけで、意気揚々と、宇治(含む天ヶ瀬)に向けて進路を取る。

前にワゴン車を抱えつつ、二男木幡の峠を越え、志津川沿いの道を快適に下る。
カーブを越えるたびに、雑草を刈りにきたオッチャンオバチャンの姿が見える。
なるほど、今日はそういう日なのか。じゃあまぁ、無理せずに走ることにしよう。
考えてみれば平日なのだから、トラックもがんがん走っているはずだ。
などと、視界が利かないカーブではゆっくりと進入するものの、
視界の利く部分では、気持良く飛ばさせてもらう。
以前より快適に回るようになった、7000rpm 超の部分。
嫌な振動や共振は全くない。パワー感だってまったく損なわれていない。
いいねぇ。仮にこれだけの効果だったとしても、交換した価値があった。

志津川沿いを下りきったところで、どうしようか一瞬考えたが、
たまには天ヶ瀬にでも行こうかなという気分になったので、そのまま天ヶ瀬へ。
いわゆる宇治川ラインの表コースを走る。一般車は少なく、快適な気分。
折角だからということで、宵待橋を越え、ハイスピード側の裏コースへ。
2速主体の表と違い、裏側は直線が多いので、3速が常用で、4速まで入る。
(速度で換言すれば、だいたい、ぬぬわkm/h ぐらい出っ放しと考えれば良い)
橋を渡ったところで、先行していたトラックが道を譲ってくれたので、
ハイスピードクルージングを楽しむ(クルージングというほど悠長ではないが)。
裏コースは、長い直線+V字型の急カーブが繰り返される地形である。
思ったよりも速度が乗っている状態でカーブに突っ込んでいくわけなので
「死にたくなければ」早めのブレーキングが必要である。まぁ丁度良い練習台。
スコスコ決まるシフト(デフが暴れ気味なんだけど)に気を良くして走る。。。

考えてみれば、ここ、宇治の山々は、私の「走る精神」の源である。
豊かな自然・・・緑深い宇治の山々の間にぽっかり開いた、深い谷。
琵琶湖から出る唯一の流れとして、威厳を保ち静かに流れ続ける、雄大な川。
川をはるか下に見下ろす高さを維持したまま、どこまでも続くワインディング。
右足とタイヤは完全に連動し、鉄と1体化した生き物は、そこを走る。
森に生きる鳥の声が、緑の木々の色と匂いが、頭上を通り去る。
全ての感覚が、車体外側目一杯まで広がる。

なぜ、走るのか?
野生に戻るためだ。

やがて、宇治川ライン裏コースに1つだけ残された工事信号で、停止する。
前には軽自動車、その前には・・・絶望的に大きな、トラック。
はぁ・・・。終り、か。
残った区間をゆっくり消化し、宇治川ラインは終わる。
橋を渡り、左折して府道に入る。考えてみれば、久々だ。
ふっ、と、燃料計に目を落とす。まだ、かなり残っている。

これがなくなるぐらいまで、今日は走り続けようか?

山のど真ん中を横切るように走る、府道。
ひたすらゆっくり走り続け、ここ数ヵ月で高ぶった心を落ち着かせる。
そうだ、、、ここに来るのは、いったいぜんたい、何ヵ月ぶりなんだろう?
思い出せない。
でも、全ての道は、記憶通りに繋がり、曲がっている。
一度焼き付いた記憶は消えないものだ。それを痛感する。

気がつくと、ダム湖脇まで来ていた。
クルマを砂利に突っ込ませ、エンジンを切る。
とりあえずクルマから降りて背伸び一発。んー。
ひさびさに見るダム湖の風景。まったく変わっていない。
ものすごい速度で何もかもが変わっていく(仕様とかスケジュールとか T_T)
会社・・・都会とは違って、ここは、自然の速度で物事が動いている。
あまりゆっくり過ぎるのも困るけど、もう少し、ゆっくりしても良いんじゃあ。
ガラにもなく感傷に耽りつつ、思い出したように、クルマの屋根を外す。
そう、今日はこんなにいい天気なのだから!

ダム湖脇の道を快調に下る。
そろそろ調子が戻ってきた感じがあり、気持良く荷重移動を行いつつ
右へ左へと曲がりくねる道を、ハンドルとブレーキ操作で捩じ伏せていく。
そう、この感覚・・・この、タイヤが踏ん張る感覚。これが大事なんだ。

ダム湖の道を降りると、天ヶ瀬ダムへと続く道と繋がる。
そのままもう一度、宇治川表→裏へと走っても良かったのだけど、
やっぱりそろそろ戻ろうかな、と思い、志津川沿いの道を北上し、
二男木幡の峠を越えて、山科自動車教習所付近まで戻る・・・が、
そこで、甲高いエンジン音を轟かせながら、山に向かって走る
真っ白な S2000 とすれ違ったから、たまらない。
HONDA DNA〜走りの遺伝子が、汚染ってきた。
一旦クルマを止め、10秒ほど考えた結論。

やっぱり、もう一度走る!

F6A サウンドを辺りに撒き散らし、ふたたび二男木幡の山を登る私。
気分は上々。BGMは「トップガン」のアレを選びたい気分。

朝方と異なり、自分の前は完全にクリア状態(S2000 はどっかに消えた)。
E/G を限界までブン回し、タイヤのグリップを噛みしめつつ走る。
やがて、クルマの動きが見えてくる。はっきりと見えてくる。
あと10度ハンドルを切り足せばどうなるか、あと5mmアクセルを踏み込めば・・・
楽しい!

志津川沿いの道は選ばず、そのまま宇治山中を横切るルートを選択。
途中で、八王子ナンバーのシルビアに追い付くが、ぺたぺた張り付いていると
そのうち嫌気がさしたのか、辛うじて追い越しができそうなぐらいの広さに
広がったところで、道を譲ってくれた(ちなみに、府道の幅は終始 1.2車線)
そのまま、猛烈な速度で山を下り、宇治川ラインの東端の橋に到着。
よっしゃあ!

完全にクリアラップ状態の天ヶ瀬を、今までなかったぐらいの
猛烈な情熱を叩き付けながら走る(別に速いってわけじゃないのが情けないが)
オウオウと吼える F6A。でも、町中で咳き込みながら回っているのとは違って
すごく楽しそうだ。クルマも、無理な操舵でいやいや曲がっているんじゃなくて、
クルマ自らが、率先してどんどん曲がってくれているような感じがする。
なんか調子いいぞ〜!

と思っていたら、朝方に引っ掛かった工事信号で、また引っ掛かる。
くお〜この、盛り上がりきった人の気分を邪魔しおって〜と思いつつ
一緒に引っ掛かったお仲間様を見る。一番前は、巨大なトラック・・・
その後ろに、巨大なリアウイングが付いた、ランサー・・・エボ3。
その後ろが私。
むうー。
トラックを抜くのは訳ないが(裏コースだから)、エボはどうだか・・・

やがて信号は青に変わる。トラックがゆったり発進。
トラックの吐き出すエキゾーストはどんどん盛り上がってくるが、
やはりトラックはトラックであり、全然ゆったりした走りである。
しばらく見通しの悪いカーブが続くので、その区間では抜かせない。
同じように、ゆったりと走るエボ3。どでかい口径のマフラーが奏でる
野太いエキゾーストが、まだ戦闘体制には入っていないことを告げている。

少し走ったところで、いよいよ直線区間直前のカーブに差し掛かる。
その少し前から、シフトダウンして回転数を高めているエボ3。
なるほど、まったく走れない人じゃないわけだネ。楽しめそうかな。
こちらも同じようにシフトダウンして、回転を上げておく。
追い越し時に必要な瞬発力を、タービンの回転として蓄積するためだ。

やがてカーブは終わり、直線・・・対向車、なし!
その瞬間、アクセルを踏み込んで一気に加速に移る、エボ3。
わずかに遅れてアクセルを底まで踏み、その追い越しに追従する私。
ターボ車特有の湿った野太いエクゾースト2つが、トラックの側面を薙ぐ。
追い越しを終わり、一足速く、車線を戻すエボ3。やはり加速が段違いに速い。
速くも2速が吹け切り、3速に入れながら車線を戻す私。加速限界が近い。
タービンさえ、タービンさえ入っていれば、こんなことには・・・!

どんどん開いていく距離。速度計をちらっと見ると、針は水平になっている。
もうだめだ、もう加速できない・・・頼む、まだ来ないのか、カーブは・・・
視界の先のほう(100mほど先か)で、ふっと減速に入るエボ3。
「キュキュ・・・」という、軽いスキール音が聞こえてくる。同時に、
あっという間に、差が縮まってくる。ふぅ、やっとカーブが来たな。
エボの減速開始地点より、少し手前からブレーキを軽く踏み始める。
万が一にもオーバースピードで進入しないようにするためということと、
走行風で冷えきったブレーキパッドを、適度な温度まで暖めるためだ。
やがて、ブレーキペダルに剛性感が戻ってくる。車速も良いぐらいに落ちる。
その頃、エボとの距離は目と鼻の先。直線での威勢はどうした、エボ!
ブレーキを残しながらステアを切り、ロールさせてタイヤにグリップを与える。
かすかに悲鳴を上げ、スリップアングルを増大させるタイヤ。
ステアリングの切れ角だけでは、クルマの動きが語れなくなる一瞬。
ブレーキを操作する右足もステアリングと一体となる。両者を慎重に調整。
Fタイヤが完全に鳴き出す頃にはターンインを完了させ、アクセルを入れながら
ステアを切り返してロールを反対側に素早く移し、S字形になっているコーナーの
出口のイン側すれすれを掠めるようなラインをトレースする脱出姿勢を作る。
しかし、こちらはもうアクセルを踏んでいける状態になっているというのに、
目の前を先行するエボは、まだ脱出姿勢が決まっていないようで、加速しない。
うぅ〜、アクセルが踏めないじゃないか〜!
やがてコーナーの出口に来た途端、急激に加速を始めるエボ。
こちらはハーフアクセルで待っている状態だから、タービンが回らない。
急いで底まで踏み直すが、同じタイミングで踏んでいては、WRCの王者
ランエボの加速力に叶うはずもない。

再び、あっというまに距離を開けられる。
こちらも常時アクセル踏み切りで走っているのだが、直線では追い付かない。
「ユゥオオオオオオ・・・」高まった排気音が、風にのって飛んでくる。

次のタイトコーナーまで、緩やかなカーブが複合して迫ってくる区間。
既に4速まで入っているため、一旦3速に落としてからクリアする。
センターを少し割るぐらいまで幅を使って、豪快にカーブを抜けていくエボ。
タイヤが悲鳴を上げる音が、風にのって聞こえてくる。自分からも聞こえる。
私もそうだが、たぶんエボも・・・かなり本気で走っている状態だと、思う。
(あれで余裕かましてる状態だったら・・・いや、それはないだろう)
カーブを抜けた時点で、再びシフトを4速に戻す。いったい、何km/h 出てんだ?
「ハイスピードコース」の名前は、伊達ではない・・・>宇治川裏コース

再び迫る、山肌側にV字型に抉れ込んだ低速コーナー。
慎重にブレーキングを開始し、4→3→2までシフトダウン。
最初の左カーブで減速を終えているので、続く右→左は、完全な加速区間。
先行するエボまで一気に 0.5車身と迫り、ぎりぎりを追い掛ける私。
両者のタイヤから、強くはっきりと聞こえてくる、スキール音。
リアを流さない限界までアクセルを踏みこんだコーナリングである。
しかしエボのスリップアングルは、見る限りいささか多いような気がする。
脱出経路をあんまり考えていないような・・・ああっまた加速してくれない。
またもや、 タイトコーナー脱出のための加速ラインを完全に塞がれる。
こちらが萎れたところで、盛大に加速するエボ。また離される・・・。
コーナー入り口が迫るたび、はるか先のほうで濃い燃調の黒い煙を吹くエボ。
でもいつも、コーナーに入ったところで、ぴっちり追い付いてしまう。
うーん、ディーゼルじゃないんだから、ノーマルじゃ煙吹かんよな?

いじってるのに、A車の軽四をチギれない程度の速さということか・・・?

もし、相手が競技屋のエボだったとしたら、話にもならなかっただろうが、
今日のエボ氏(そういえば、ここではよくエボに遭う)は普通の峠屋みたいなので
結構〜楽しくつつき回せる。勘を思い出すいい機会なので、楽しく”攻める”。

4速から突っ込んでいく右タイトコーナーへのアプローチでブレーキが遅れたが、
ロックすれすれのブレーキングをかける練習になった。タイヤをわずかに鳴らして
ブレーキングして進入。よし。もう、昔のように焦ったりしない。

あと、コーナー進入で、外側タイヤに「よっこいしょ」と荷重が乗っかる感覚、
そこから切り込んでいくと、フロントよりもリアがでしゃばってくる感覚。
(今までは、あまりにもブレーキを強く残しすぎていたということだ)
F/Rともに飛ばさせず、ギリギリの線でグリップしながら曲がっていく感覚。
これがもう、、、たまらなく、楽しい。

毎回、脱出ラインを塞がないでほしいな〜と思いつつ、でも全然腹は立たない。
むしろ、公道での楽しい遊びに付き合ってくれて、感謝したい気分であった。

今回の反省点:
シフトチェンジ時の回転合わせに、手間取っている。なかなか慣れない。
ぬふわkm/h 近い速度での攻めに、あまり慣れていないことが明らかになった(涙)

やがて、裏コースの終わりとなる、宵待橋まで来る。
それまで熱く走っていた両者とも、クーリングダウン。表コースへ曲がる。
表コースは、この時間はクルマ通りが多いのだ。もう、遊べる状況ではない。
それなりにゆっくりと走り抜ける。あ〜、それにしても楽しかった。
私は、ダムの事務所脇の道で右に曲がり、別れる。バイバイ、エボ氏。

再び、志津川沿いの道を北上し、二男木幡峠をそれなりの速度で越え、
今度こそ、帰宅の途につく・・・

はずだったが、気が付くと、将軍塚に居た。

はっはっは・・・

いっつもケーサツがたむろしている頂上付近での確実な減速(笑)を
忘れないようにしつつ、真っ昼間からガンガン登って下って、走る。
ひたすらフラット路面の天ヶ瀬とは違い、将軍塚は傾斜が非常に強い。
走り方も、全然変わってくる。低いギアで高回転を維持することになる。
この状況だと、どうもクラッチ接続時のフィーリングがうまく合わない。
ど〜も、デフが踊っているような、そんな気がするなぁ・・・

それでも、登りを走るときに掛けられるパワーは、
すべすべクラッチを使っていた今までとは段違い。実に気持良い。
登りだって、それはそれなりに気持良く攻め込めるのだった。ウシシ。
何度か往復するうち、同業者っぽい黒EGが坂を登ってきた。
(助手席に、女の子乗せてなかったからね〜(笑))
後ろから追い掛けてみようかと思ったが、タイミングが合わず
最後の最後まで、すれ違うことしかできなかった。ちょっと残念。

5〜6往復ほどして、すっかり満足したので、やっとこさ帰宅。
いきなりから結構酷使したような気もするが、クラッチ回りからは
特に何の問題も感じられず。よしよし。

帰宅後、机の上に放り出していたクラッチ板が、目に止まる。
う〜ん、どうしよ、これ・・・うーん、文鎮にでもしようかな〜?
と、磨耗したクラッチ板を、ブレーキクリーナーでゴシゴシ洗濯。
綺麗になった表面を、改めてよ〜く見てみる。
ああ、無数のクラックが・・・(卒倒)

よく、今の今まで分解せんかったもんだ(笑)
”知らないことは幸せなことです”

9/28

今日から、AZ-1 氏とともに、あてのない旅行に出かける。
(学生時代の貧乏旅行の再現・・・)

旅行はレンタカーを借りて出かけるため、カプチのメンテは不要なのだが
思い残すことがないように(?)するため、デフの注油口ガスケットだけ
新しいものに交換しておくことにする。それというのも・・・
あまりにも再利用を繰り返しすぎて、ガスケットの役目を果たしていないのだ。
油が漏れる漏れる。穴でも開いているのかと思ってしまうぐらいに、漏れる。
致命的なことになるほど漏れているわけではないけど、いつでもデフの下に
油滴が滴っている様子を見るのは、なんとも気持ちが悪いものである。

もちろん、デフの注油口ボルトのガスケットなんて、そこらには売ってない。
STRAIGHT の店長に無償で頂いた、それっぽいサイズのアルミガスケットを使う。
クルマのリアを持ち上げて、デフの注油口ボルトを 22mm のメガネで取り外す。
ノギスを持ってきて、ボルトの径を計ってみる。およそ 16φというところだ。
手持ちのガスケットの内径は・・・14φ。うーむ。
ガスケットの外径は 22φだから、リーマーで内径を 2mm 広げれば、使えそう。
というわけで、リーマーを持ち出し、気長に内径を拡大する。
ごりごりごり・・・
加工後にできたバリをスクレーパーで削り取って、ガスケットが完成。

ガスケットにボルトを突っ込み、手ルクレンチで注油口ボルトを締め込む。
以上!

しかし、内径 16φ、外径 22φのアルミワッシャ(ガスケット)ねぇ・・・
流用できそうなものは、どこかに転がっていないだろうか??

9/29

Vitz のレンタカー(AT)を借りて、広島・尾道への一泊旅行を完遂。
高速道路を使えば、どうってことはない旅程ではあったのであるが、、、
いかんせん今回は「行き半分は下道、しかも、三ケタ国道で向かう」という
話であったため、実際には、筆舌に尽くしがたい苦労と事件が山盛りだった。
(野生鹿との超ニアミス事故寸前事件など)

私は、京都市内〜R162〜R9〜R429(福知山〜尾道の峠)および尾道市内の移動
さらに山陽道〜三木〜R372〜京都までの運転業務を担当することになったのだが、
その過程で、Vitz に対して抱いていた「お買い物クルマ」のイメージを
完全に払拭しなければならないということを理解することができた。

エンジンパワーはあまりにも非力である上に、AT のシフトスケジュールが
燃費をひどく重視したものであるようなので、トルクはあまりにも少なすぎる。
そのため、峠の登りではほとんど使い物にすらならない場面が多々あったのだが
フラット路面、および峠の下りでは、パワーと車体重量の軽さを完全に使いきれる
完全純正足回りのセッティングの見事さを見せつけられてしまい、感心を通り越し
もはや感動を覚えるほどであった。
いかなる状況に追い込んでも、ほぼニュートラルステアで曲がれる素直な足。
リアは常にフロントの軌跡をトレースしており、破綻する気配を見せない。
ロール感もうまく抑制されており、純正足に付き物の不安感が、まったくない。
登りのタイトコーナーで、かなり切り込んだ状態からアクセルを踏み込んでも
イン/アウトともに路面をガッチリ掴んでいるので、LSD がなくても強く曲がる。
装着されていた BRIDGESTONE の B シリーズ(最も廉価なバージョン)が持つ
乾いていて好感度の高い(絶対的には低いグリップ)を、綺麗に引き出している。
相変わらず、初期が強くてコントロールの幅が全然ないブレーキパッドだけは
(トヨタらしい味付け)純正じゃないものを選んだほうが良さそうであったが、
足を含めたほとんどの部分については、直ぐに手を加える必要性は感じなかった。
(パワーは・・・まぁ、あれはあんなものでしょう)

9/30

デフのガスケット交換の効果を確かめる。
少し遠目の本屋まで全速力で走り、本を買い、全速力で戻ってくる。

今までなら、これだけでも、デフの下回りがオイルで僅かに濡れるぐらい
デフオイルが注油口からじわじわと漏れてきたものであったのだが、
今回は、デフの裏側のフタも含め、乾いていることを確認した。
どうやら、治ってくれたらしい。よかった。

あとは、シフトを変えるとき、ほんの僅かでも回転がずれていると
デフあたりから「ドカッ!」と鈍く大きな音がするのを、直す必要がある。
今まではクラッチが滑っていたから、回転差が吸収されていたのだろう。
今後はそれが期待できないから、独りでに音が小さくなる可能性は無い。

音の原因は・・・バックラッシュ調整に問題がある可能性が高いが、
デフマウントの千切れもあるから、どっちが真の原因か調査せねば。

いつまで経ってもなかなか完調にならない、我がカプチであった。