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Cappuccino 日記(2001/5)

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5/1

乗り心地改善作業。

フロントに比べ、どうもリアが跳ねすぎる気がしたので
リアのプリロードを見直すことにした。
現状、リアは目一杯プリロードをかけている状態。
(スプリングのロアシートが一番上まで上がっている)
まだヘルパースプリングすら縮みきっていない状態とはいえ、
よくよく考えてみれば、これでは柔らかいバネを入れていても
プリロードによって硬くなってしまって、いまひとつ意味がない。
同じギャップを通過するときでも、リアが通るときのほうが
より大きく跳ねていた理由にも、なりそうだろうか?
ショックのストロークを伸び側に振り直す意味でも
ロワシートを 1cm 下げ、ケースを 1cm 伸ばす。

その調整中にわかったことであるが、
右後ろだけでなく、左後ろのショックのダストブーツも
劣化したようにズタズタに破損していることがわかった。
調整ネジは、全体的にサビサビになってるし・・・
なんか、すごいボロを掴まされたような気分である ^_^;>サス
連休中に買いにいくとして、とりあえずビニール袋でも巻いておこうか?
いや、回転体の近くでそんな小細工をするのは危険だ。
何にも巻かないほうがいいかな・・・。

買い物などに出る。
リアが落ち着き、アクセルオンでアンダー気味になる気配。
そうそう、求めていたのはこの特性。リアが食い付く特性。
しかしなんで、車高を変えてないのに、ここまで変化したのかなぁ。
折角のフルタップ車高調なのに、全然生かせていないなぁと痛感。
もっと勉強&試行錯誤せんといけないね。

ブレーキについては、相当改善した雰囲気。
フニャフニャとした、頼りない妙な感触は消えた。
もちろん、油のモレもまったく無い。
ボーナスまでは耐えられそうだ。
ただ、長い直線の後の一発目のハードブレーキでは
「スカン!」と踏み心地が空振る(効かない訳ではない)癖がある。
これは、このブレーキパッドの特性だったはずなのだけど
ここまで強く癖が出ていたかと言われると、「?」でもある。
ああ、気持ち悪いなぁ ^_^;


5/2

たぶん、日記では予告していなかったが
今日は、GW唯一のジムカーナ練習会@名阪Eである。
大変に楽しみにしていたのだが、相当の悪天候が予想される。
雨天では、タイヤ交換作業や荷物の積み降ろしがほとんど不能になるので
ど〜うしても、パドック下の安全(?)な場所を確保したい。
しかし、確かGW末の 5/6 には、チャン戦があったはず・・・
いつぞやの練習会のように、6時到着なんて悠長なことをやっていたら
気合いの入りまくった競技車に、パドック下を占領されてしまうかもしれない。

朝3時頃に起床し、4時前に自宅を出発。
赤信号に引っ掛かったのは、わずか5個(笑)
余裕で、5時15分頃に名阪のゲート前に到着する。
しかしまぁ、いくらなんでもこんな時間から来る人はいないようで
楽勝で一番乗り〜っていう状態だった。結果オーライではあったが。
睡眠量が決定的に不足しているとは言え、運転によって神経が高ぶっているため
ここでちょっと仮眠を取って・・・ということもできそうにない。
定まらない神経の流れの中で揺られ、ただ過ぎ行く時を眺めるのみ。
事務所のおっちゃんが出勤してくる様子を眺めながら、開門の時を待つ。
結局、2台目が来たのは5時半、3台目が来たのは5時45分。
・・・今日は、6時到着であっても楽勝だったようだ。

開門と同時に施設内に飛び込み、トイレに一番近いパドックを確保。
まだ本格的に降り始めてはいなかったが、空模様はかなり怪しい。
フロントガラスには、小さな水滴がいくつか並び始めている状態。
無事にパドックが確保できて良かったと思いつつ、荷物をドカドカと降ろし
タイヤ類の交換作業を進める。
今日は、荷物の積み方を工夫してフロアジャッキを積んできたので
タイヤ交換作業は余裕綽々。一度に2輪持ち上げられる油圧ジャッキってのは
ありがたいものだ(フレーム位置の関係上、油圧パンタでは2輪上げられない)
今後も、できればコイツを持っていきたいところだな。
交換ついでに、空気圧を微調整。前後とも 1.6kg/cm2
足の減衰力は、、、試しに、(前)4:(後)4 でやってみることにした。
この冷たいウェット路面では、少々無謀なこと間違いなしだが・・・

そうやって準備作業を進めているうち、続々とやってくるクルマ、クルマ。
30分足らずで、あっというまに屋根付きパドックは埋め尽くされ
青空パドックにクルマが並び始める。
そういったクルマが増えてくるに従い、空が感激の雨を強く降らせる。
雨足は次第に強くなり始め、いよいよ普通の雨天の様相を呈しはじめる。
ああ、やっぱり天気予報は大当たり。今日もまた、ヘビーウェット路面かぁ・・・
ちょっとばかし、憂鬱な気分。

先頭走行のAグループにてエントリーを済ませ、コース図を見る。



これもまた、あまり見慣れないような設定。
最近、岩井保険さんは面白いコース設定をすることが多いような気がする。
公式戦のコース設定自体が大きく変わってきているのかな?と思う。

左端のカーブの立ち上がりで、Δ形の右辺を抜けていく設定が少し新鮮か。
これで、左端の第一カーブの立ち上がりがかなりタイトになってしまうので
難易度がかなりアップすることが予想される。
内側の道は、実際のものとは随分と形が異なるような気がするので
完熟歩行でチェックしとかないといけないな。
最大級の苦手であるところのパイロン回りを抜けたあと
外周をすっ飛ばして左端に戻るところ・・・ヘビーウェットだけに
うっかりスピンしたら即座にコースアウトになりそうで、結構恐いかもしれない。
そこから先は、まぁ順当というか、平凡なコース取りだが
ウェットだけに、気を抜くと何がおきるかわからない。
とにかく、突っ込みすぎは厳禁というところだろう。
ざっとコースを歩いて、要注意点をチェックしながらラインを考える。

ドラミ。
岩井さんが、しきりに「転倒したらば・・・」という話をされている。
ご自身も、ついこのあいだ転ばれたところらしい ;_;
気をつけていこう。

Aグループのため、すぐに走行開始。
路面は冷たく、気温も大変に低い。正直言って、大変に寒い。
打ち付ける雨によって、体感温度はますます低くなっていく。
とてもとても、5月上旬とは思えない寒さ。ぶるる *_*
太陽が出てくる気配もないし、SPS コンパウンドは未だ硬いままだ。
同じく温度の低かった 3/25 の TTW では、そこそこグリップしていたから
今日も、まぁそんな酷いことはないだろう・・・と思っていたが、甘かった。

(2本づつまとめて走行していくこととなったので、日記でも
2本づつまとめて記述する)

1/2 本目。
路面状態とグリップとの関係を把握していないため
まずは元気良く走っていくが、さすがに
この雨の中でのグリップ力について、いま一つ自信が持てなかったため
突っ込みは、ドライの時と比べて、少し抑え気味にしていってみる。
これは、結果的に正しい判断だった。
何しろ、普通にブレーキを踏みながらステアを切り込んでも
クルマが曲がらない。いわゆる「どアンダー」状態に終始する。
突っ込みをかなり抑えて、タイヤの負担を相当軽くしてやらないと曲がらない。
なんというか、Sタイヤらしくない、ものすごい気合いの抜け方だ。
突っ込みでダラダラしてしまう代わりに、立ち上がりでは少しばかり元気に
アクセルを踏んでいってみるが、こちらは完全に失敗。
立ち上がりで元気良くアクセルを踏んだ1つめのコーナーで、
アッという間もなく、素晴らしいスピードで簡単にスピン。
あれっ、Sタイヤって、D98J ってこんなにグリップせんかったっけ?
頭の中に「?」マークが飛び交う。
最初にも書いたように、今日の設定では第一コーナーは結構タイトなコーナーで
コーナー後半に差し掛かっても、いつもよりも余計に横向きの力が残っている
可能性はあるのだが・・・それにしても、だ!
続く強い左L字を抜けて、外周でのUターンに入るところで
いつものようにブレーキを踏んで曲げていくつもりが、再びどアンダー。
外にすっぽ抜けていったわけではないが、どんくさい回り方となってしまう。
ブレーキを踏みながらステアを少し切り込んだだけで、ステアに伝わっていた
重い感触が、急激に「スコン」と軽くなる。グリップしていない証拠。
ああ、こりゃあダメだ。
無理せず緩やかに立ち上がり、中央付近の超タイトなシケインを
十分に減速して、エンセキをぽこぽこと踏み越えて直線状にクリア。
ここ、どうやって抜けていくのが一番速いんだろう?
振り返しとか使えるほど速度が乗らないし
なによりも、踏み外したら亀になりそうなエンセキの高さ。
これが恐い。無理しないほうがいいのかな?

ブレーキを踏みながらステアを切るが、予想通り(?)ヨーが出ず
サイドターンセクションで、大回り。まぁこれはしょうがない T_T
よろよろと立ち上がって、外周をグァーっと走り
加速力が鈍る 6000rpm ちょいで3速にバトンタッチ。
路面が完全ウェットなのに、速度が乗った状態で突っ込んでいく
左セクションは、かなり・・・というか、強烈に恐い。
左はエンセキ、右はタイヤバリヤ・・・
エンセキで跳ねても姿勢が乱れないことがわかっている脚だから
遠慮なしに直線的に突っ込むラインを取るが、それでも恐いもんは恐い。
お願いだから、あの角のタイヤバリヤーは、スポンジバリヤーに変えて欲しい T_T

第一コーナーの手前で2速に戻し、そのままグルッと回って
立ち上がりで再びアクセルを踏みすぎて、のののっとテールが出る。
カウンター入れっぱなし&アクセル踏みっぱなしで、無理矢理立ち上がり
中央を斜めに横切るところを、上向きに掛けあがる。ここでも3速に入る。
3速に入った状態でエンセキをかすめながら、左に曲がる。
さっきのグリップの無さを一旦感じてしまっているので、かなり恐い。
あとで攻め込むとして、まずはアクセルを踏みきらず・・・
というか、踏みきれず ;_; 弱い。

グリップしないフロントをなだめながら、パイロンを含んだS字を抜け
今だラインを決めきれていない最終コーナーをゆっくりと回ってゴール。
ここでもアクセルを踏んでいきたいが、踏んだ瞬間にリアが出て
クルッと回ってしまいそう(実際、一度ばかり回った)なので
全然アクセルを開けていけない。これは大変にマズイな・・・

最初の2本で感じたことは・・・
とにかく、ブレーキを踏んだら曲がらない、アクセルを踏んだらすぐ回る。
Sタイヤを履いているという感じではない。やっぱり減衰 4:4 は無茶か。
早速、減衰を 2:1 まで落とし、次回に備える。それまで睡眠。

半時間ほど眠ったところで、目が覚める。
しばらくノンビリとしていると、3/4 本目の走行が開始。
さっきの状況を見てから減衰力を下げたのは正解で、
今度はブレーキによってちゃんとフロントに荷重が回ってくるので
さっきほどステアリングの感触が悪くはない。いける。
しかしそれでも、やっぱり無理な突っ込みは効かない感じ。
3本目で得た感触を4本目にフィードバックして
踏むところは踏んで、なおかつ抑えるところは抑えて走ってみる。
これをベースにして、今日はいけるところまで攻め込んでいくことにしよう。
走行後、パドックに戻ってすぐにタイヤの表面をチェックするが、冷たい。
全然暖かくない。こんな日に SPS でグリップを期待するのが間違いか?
ふと横を見ると、アルトの人が A048 を前後に履いていた。A048 か・・・
コンパウンドはわからないが、A048 を買うぐらいだから、SS だろうな。
やっぱり、グリップはあってナンボの世界だ。
次は絶対に 540S の GS を買うぜ!
と、心に誓ったのだった。

1〜4本目までの走行状況を考え直してみる。
一番気になったのは、立ち上がりで酷いオーバーが出て、全然踏んでいけない
という事実。やっぱり、立ち上がり区間では基本的にアンダーが出てほしい。
ふと、サイドシルの下端と地面との間を、FとRそれぞれで計ってみると
Fが 10cm、R が 13cm という事実が発覚した。3cm も車高違うじゃん・・・
この状況ならば、ここまで極端にオーバーにしてやることもないと考え、
フロントのケースを再び 10mm 伸ばして、元通りの車高バランスに戻す。
アンダーに悩まされていた人が、今度はオーバーに悩まされ・・・
忙しい話だが、試行錯誤で正解に寄るしかない。

5/6 本目。
設定変更で多少はマシになるかと思ったが、そうでもなかった。
やっぱり、タイトコーナーからの立ち上がりでは、落ち着かない傾向にある。
別におかしな挙動はないから、どれだけクルマが進行方向から傾こうとも
カウンターだけで殺しきれているが、そんな走り方が速いはずがない。
明らかに、間違った走り方だ。
F車高を上げたのに、ステアリングの感触が重たくなった感触があるというのも
少し変な話。車高が上がってフロント荷重が減ったのだから、軽くなるはず。
アライメント変化分なのか?ああ、なんだかもう、よくわからない・・・
ただ1つ正しいと思われることは

「走り方を変えないと、いくら設定をいじっても意味がない」

今回の走り方を、技術的側面から反省してみる。
結局、ウェット路面ではスキール音がしない、ということと
縦/横ともにタイヤのグリップが出なくなりがちということで、
曲がる能力を使いきってしまうほどにブレーキを踏み過ぎになることが
多いと思われる。そのため、進入でのアンダーになる可能性が高い。
たとえ路面がウエットであっても、さすがはSタイヤというだけに
制動時の縦グリップは、それなり以上に強く出てくれるということは判った。
しかし、その時に少しでもステアリングを入れていると、もう全然ダメ。
ドライなら、そういう走り方でももちろん余裕で耐えるのだが・・・
やっぱり、曲がれない=フロントが仕事をできない=
制動力にグリップを振りすぎ
ということになるのだろう。

制動力自体は、今回のブレーキ O/H でちゃんと復活しているはずなので
コーナー手前でバスッと強く踏んで、強い縦向きグリップで一気に減速させ
残すブレーキは相当弱めにして、なおかつ出口を向くまでアクセルオンは
なるべく待ってみる、という方向でやってみることにした。
正直なところ、かな〜り弱っちい走り方になってしまうが
グリップが出てくれないのは、どうしようもない。
ただ、立ちあがりのアクセルコントロールについては
底まで踏み込んでカウンターを入れっぱなしで立ち上がる方法も
そこから先のラインによっては使い物になりうるだろうから
この両方を試してみることにしよう。タイムが決着をつけてくれる。

昼休み。
今日こそはラーメンを喰らってやろうと試みるが
残念ながらやっぱり、名阪のラーメン自動販売機には箸がない。
箸がないと判っているのに、毎回箸を持参することを忘れる私。
ええい、両者とも、なんとかならんのか!
というわけで、しょうがないので車内でフテ寝。
ぐうぐうぐう。

昼を過ぎて、残り時間と走行間隔から、残り本数を軽く計算。
今日は早めに引き上げたいということから考えても、全走行終了後の
フリー走行をパスするとして、16時までなら・・・あと4本か。
残り4本の走行で、得られる限りのものを得ておこう。

7/8 本目。
Rの減衰力を2に上げるとともに、トラクションを少しでも稼ぐため
テンパータイヤやら不急の荷物やらを、トランクの中に積む。その上で走行。
その所為かどうか、リアの無用な暴れ様も少しは落ち着いて、結構いい感じ。
ただ、これは、走るも止まるも全体的に弱すぎるぐらいに弱めた結果でもある。
それでは何の意味もないので、やっぱりクルマの限界を越えない範囲で
できるかぎり「恐いな〜」と思っていけるように、走るように努力。
ああ、このあたりの見切りが、めちゃくちゃむづかしいな・・・。
7本目で弱すぎたということの反動からか、8本目は見切りを失敗し
最終コーナー立ち上りで、情けないぐらい見事にスピン(汗)
それにしても、最終コーナーの処理って難しい・・・。
どこを走るべきなのか判りづらいので、とりあえずは
インベタに近いラインを取るようにしているが、今日は立ち上りが安定せず
どうしてもアクセルを開けていけない=タイムを稼げない状態だ。
実際は、どういうラインを取っていくのが正解なのだろう?
他の方々の走りを見ると、やっぱり最終はインベタラインを取る人が多い。
FF と 4WD は、序盤からインベタに張り付きつつ安定したラインで立ち上がり。
FR と MR は、中盤からアクセルを大きく開きつつ、向きを変えて立ち上がり。
SW20 とかは、特に落ち着きのないコーナリングをする人が多いようだ。
とは言っても、カウンターが当たるような抜け方ではないのは要注意点。
という傾向があるようだ。FF と 4WD の走り方は、地味ながらも説得力がある。
しかし FR と MR は、そんな走り方で速い抜け方をするために、どれほどの
技術が必要とされるのだろうか?何度も挑戦してみたが、姿勢が乱れないように
アクセルコントロールすることが精一杯で、そこから有効なトラクションを
引き出して、立ち上がり加速に繋げるようなことはほとんど不可能だった。
いつになってもその領域に近づけない自分に失望しつつ、ともかく
立ち上がりオーバー気味の抜け方は正解の1つのようだ、とも考える。
また、ここまでの走行で、一回もサイドターンは成功せず。
これも結局、進入でブレーキを強く踏みすぎ、フロントが逃げてしまっている
ということに起因する問題だろう。ブレーキを緩め、旋回能力を少しでも多く
確保するとともに、試しに山野流の「先にサイドを引いてからステアを切る」
という方法を試してみることにした。違うアプローチを試してみる。
最後の走行の順番までには時間があるので、パドックの奥の隅のほうに行き
遅い速度からちょっとだけ試してみる。しかし、確かにリアは出てくるが
旋回速度が明らかに遅い。果たして、本番では使えるのか?

などと色々考えているうちに、9/10 本目。
時計を見て、予定通りの時刻になっていることを確認。
これが、間違いなく本日の最終走行だ。気合いを入れて走る。
抑えすぎない、しかしでしゃばらないという微妙な所を探りつつ走っていく。
最後のほうの大きなS字でも、一回だけ成功した振り返しでの抜け方を踏襲して
できる限り元気に抜けていけるよう努力(ちょっと失敗してしまったけど(汗))
先ほどの理屈でサイドターンに挑戦するが、ターン前半まではうまく回った
ような感じがしたが、リアの流れが続かず、90度回ったところで失速。
さらに後半、アクセルだけではターンが続かず、結局大回り気味。
うーん、どうしてサイドターンって奴は、ここまでむづかしいんだ?
こうなったら、どこか安全な公道(?)を探して、徹底的に練習するしかないか。

結局、何か得られたか得られなかったか、よくわからないままに練習会が終了。
雨は最後まで降り止まず。今日の私の心の声を代弁してくれているような天候。
それなりに作戦を考えても、その通りにクルマを動かしてやることができない。
今までやってきたことは、何だったんだ?まったく、泣きそうな状況である。
とにかく・・・まずは再び数をこなしていくしか、上達する道はなさそうだ。
サイドターンの件は・・・こちらも、まずはとにかく数をこなすしかない ;_;

フリー走行の権利を残したまま、14時半に帰宅準備を開始。
撤収準備中、見知らぬ人から「かるがも団の人ですか?」と聞かれる。
軽自動車=かるがも団という等式が、いつのまにか広がっている様子。
これもきっと、前田さんや大草さんをはじめとする方々の活躍の結果であろう。

しかし、”かるがも団の人”っていう言い方・・・ ^_^;
なぜか超怪しげな秘密結社を想像してしまった、私であった。

とりあえず、「あ、いあ、その人たちの知り合いみたいなもんです」
と、どういうことが言いたいのかよくわからない説明をして、お茶を濁す。

半時間強ほどで、撤収準備を完了。今日のリザルトを見に行ってみる。
結局、66秒1 を先頭に、スピンした回を除き、そこから +1秒強程度に収まる。
ちなみに、最速の GA2 が 59秒台。派手な某 NA6C が 62秒台、というところ。
あまりにもといえばあまりにも、な結果。失敗ばっかだからしょうがないけど。
ともかく、今回の走行時にいろいろと小細工してみたものについては
タイムの大した改善にはならなかった、ということはわかった。ちょっと悲しい。
やっぱり、根本的に改善すべき点は「立ち上がりで踏めるライン取り」。
メリハリのある走行・・・ばかり意識して、肝心のライン取りが、なおざり。
大事なことが全然出来ていないということで、、、けっこう辛い結果だった。
ひどく萎れながら、名阪を後にする。

降り続ける雨をワイパーで退けつつ、いつもの道を通り、5時前に帰宅完了。
いあ、しかし、最後まで雨が降り続いた、イヤな一日であった・・・。


5/3

本来は、今日が両親を連れた飛騨高山旅行の予定だったが
天候が優れないため、特になにもなし。自宅待機と言ったところ。

その分、カプチの世話をすることにした。
昨日に積み込んだ荷物を降ろし、濡れているところを拭く。
そのついでに、クルマの底に開いている穴を塞いで、漏水を修理。
二ヶ月ほど前に書いていた「雨漏りによる内装の濡れ」問題は
実は、上からではなく、下から浸水しているということがわかった。
フロアには、水抜きの為か何の為かはわからないが、いくつもの穴が
明けられており、そこは小さなゴムブッシュによって塞がれている。
何故そうなったのかは判らないが、複数存在するそのブッシュのうち
助手席足下の小さな穴(直径1cm程度)を塞ぐためのものが、脱落していた。
そのため、助手席の床から、直接地面が見える状態になっていた。
そこは、走行すると、路面からはね上げられた水をモロに被るところだ。
つまり、濡れた路面を走行するたび、路面の水がその穴から内部へ入り込み
助手席の内装を、内側から濡らしていたということのようだ。
全然気がつかなかったが、きっと、相当昔から穴は開いていたのだろう。
ということは、相当昔から、助手席床下は水浸しだったということ。
よくぞ今日まで、錆びずに居てくれたもんだ。感謝感謝。

さて、どうやって穴を塞ごうか・・・と考える。
わざわざ、ここのゴムブッシュを注文するっていうのも面倒くさい。
ふと目に止まったのは、台所で目地からの漏水を阻止するために貼る
少し厚めのアルミテープ。2年以上前に、自宅の台所を改装してから
すっかり用無しになっていたテープだが、ここに至って久々の出番が。
穴の空いている部分の表裏の両方からアルミテープを張り付け、浸水を阻止。
ついでに、浸水してしまっているところに新聞紙を突っ込み、乾燥させる。
ともかく濡れモノを乾かしたいときには、最強のデバイスだ>新聞紙

乾燥待ちの間、親父とともに、数年ぶりに寺町に行く。
2人してニノミヤに乗り込み、売り子の愛想を無視しながらセントラルドグマへ。
そこには、目指す「パーツ売り場」の姿が、数年前と変わらないままに在った。
私が小学生の時代から、ずっとパーツ売り場に立っている店員の兄ちゃんも、
そのまま。あれから過ぎた年月からして、結構な年齢になっておられるだろうに
駄菓子屋に付録しているばあちゃんのように、その見かけは凍結されたままだ。
何もかもが、そのまま・・・レトルトパックに封じこめられていたように
その新鮮さをきっちり保ったまま、存在していた。

「これがパーツ売り場。」
「こんなに小さなものだったの・・・」

かつては、1つのフロアを完全に占領してしまうほどの大きさを誇った
「電子パーツ売り場」だが、ちょうどバブル崩壊のころだろうか。
幻の経済の急速な衰退に押されるかのように、店の一番奥にある
小さな、物置のような別室に、すし詰め状態で移されてしまった。
その凋落ぶりは目を覆うばかりであり、誰もがこう思ったはずだ。
「もうだめだ・・・もう、明日にも、売り場は撤去される・・・」
しかし、電子工作を支える層というものは思った以上に分厚く、
他の店が「パーツ小売り」そのものからの完全撤退を続ける中で、
ニノミヤだけは、戦略的撤退を続けながらも客を掴み、生き残らせた。
それがそのまま、今でもずっと生存し続けているという状況である。
高校生の頃・・・500円玉を握りしめ、放課後に寺町に足繁く通っては
細々とパーツを買い込み、電子工作に耽っていたころのことを思い出す。
600円のパーツが買えなかったのだ。たったの 600円だよ!
でも、楽しかったことには違いなかった。

買い物をしながら、店員と客の会話を BGM がわりに楽しむ。
聞こえてくる噂話によれば、今後も営業は継続していくらしい。
何しろ京都広しと言えども、電子パーツを扱っている店なんて
ここと、中山電子パーツぐらいしか存在しないのだ。
しかも、あっちは日祝日は休み。客がひとりでにやってくる理屈。
改めて店内を見回せば、昔ながらの兄ちゃんの他に、新人っぽい店員が1名。
利益が全然見込めないような売り場なのに、店員が増員されたというのか?
・・・何か、新しい展開を考えているということなのか?
答えろ、ニノミヤ!答えるんだ!

「・・・ハンダはいいねぇ。ヤニの匂いが、心を潤してくれる」

バキュームの交換部品を買い込んで、帰宅。


5/4

本日は好天、ということで、GWの家族小旅行。
東海北陸道経由で、信州の奥地・飛騨高山に向かい
とりあえずは本場の蕎麦でも食おうや、という
貧乏大学生の頃と変わらない計画を立てる。

注)以下の旅行は、EP82 によるものです。
カプチに3人乗ったわけではありません ^_^;

GW中ということで渋滞を警戒し、朝8時に京都を発つ。
名神を順調に北上し、関ヶ原を越えて一ノ宮 JCT へ向かう。
途中、電光掲示板で「渋滞 東海北陸道 関〜郡上八幡 30km」
という掲示を見て、いきなり萎える。ああ、渋滞はとっくに始まっていた。
それでも、ここまで来たのだからしょうがない。R156 に降りる手もあったが
面倒くさくなったので、そのまま高速に乗り続けることにした。
渋滞と言っても停滞とは限らない、と思いきや、実はやっぱり大停滞。
予告通り、関 I.C. から巻き込まれ、結局のところは荘川 I.C までずっと渋滞。
事故があったわけでも、I.C. からの降り口渋滞があったわけでもないのに
なぜあれほどの渋滞が?と思っていたのだが、他のクルマの走行パターンを見ると
どうやら、トンネル&登り坂での無駄な減速が、渋滞を引き起こしているらしい
ということが判った。東海北陸道 関〜郡上八幡の間といえば、トンネルが
細かく連続し、なおかつ登り坂が続く区間である。慣れない行楽ドライバーは
速度計を確認しながら走らないので、登り坂ではどうしても一定速度を保てない。
さらにトンネルに出入りする区間では、必ずブレーキを踏んで減速する癖がある。
この、速度の不一定/無駄な減速が後続に伝わっていくにつれ、ただの減速が
停車になり、停車が停滞になり・・・という状態になっていたわけだ。

・・・お前ら、いますぐ高速道路を降りろ(怒)

無料道路ならさておき、ここは世界一高価な有料道路なのだ。
高速道路なりの速度で走る気の無い奴/他の車の通行の邪魔になる奴は
さっさと降りて、一般道をゆっくり走ってくれ。頼むから・・・
かなり腹立たしい状態も、荘川 I.C. から先はなんとか解消し
飛騨清見 I.C. までは快適なクルーズを満喫。そこで R158 に降り
いよいよ高山へ・・・しかし、普通の田舎道であるところの R158 は
高山市街に入るかなり手前から大渋滞を起こしはじめ、まったく動かなくなる。
観光渋滞か・・・ああ、やっぱりGWなんかに遠出するんじゃなかった・・・
と思いつつ、どうしようもないので、流れに従いノロノロと進む。

結局、高山駅前の駐車場に到着したのは、昼の2時過ぎ。
4時間以内で到着できる予定が、たっぷり6時間もかかってしまった ;_;
押してしまった分はしょうがないので、その分急いで観光を行なう。
ああ、慌ただしい・・・

移動時間から逆算して、夕方5時過ぎには、帰宅の途につく。
高山を出るまえ、携帯+ノートPCで、JHのホームページを確認。
案の定、東海北陸道の上りが、白鳥を最後尾として渋滞していることが
わかった。行きしなに渋滞を作った奴等が、帰り道でも渋滞を作ってやがる。
たとえ遠回りになったとしても、また渋滞にひっかかるのだけはゴメンだ。
急遽ルートを変更し、白鳥から油坂峠を越え、R158 から福井に出て
福井 I.C. から北陸道を南下して、京都に戻る作戦に出ることとした。

帰り道、飛騨清見 I.C. 〜 白鳥 I.C. は東海北陸道を使う。
その間、同じ方面に向かうクルマのナンバーを観察した限りでは
愛知方面が多いようなので、たぶん油坂峠方面は混まないだろうと
踏んだ。当初の計画を遂行しよう。この読み(?)は的中。
事前の情報通り、ちょうどぴったり渋滞が始まった白鳥 JCT から
油坂峠有料道路方面に折れると、そこはクルマが殆んどいない世界。
景色はすっかりブラックアウトしてしまっていたが、運転手は快適だ。
快調に油坂峠有料道路を越え、走り慣れた道である R158 白鳥〜福井区間を
九頭竜湖を左手に望みながら走り抜け、そこそこの時間に福井 I.C. へ。
当然、そこからの北陸道〜名神の区間でも、渋滞は一切なし。
1月15日の悪夢を思い出す間もなく、北陸道の難所・嶺南と嶺北を分ける
今庄〜敦賀間も、あっというまにパス。あれほど長かった敦賀トンネルも、
まともな速度で走ってみれば、実に短いものであった。
あの日の苦労は、一体なんだったんだ・・・ ;_;
しかしその快調なクルージングでも、帰宅までにはたっぷり6時間を消費。

ということは、飛騨高山に向かうには、東海北陸道以外の選択肢は
事実上ありえない(他のルートでは時間がかかりすぎる)ということになる。
しかしながら、関〜郡上八幡間の車線が増えてくれない限り、休日には
あまり使えない道のような気もするから・・・やっぱり遠い道程になるな>高山
まぁ、ともかく両親にはそれなりに楽しんでもらえたから、今回はいいとするか。


5/5

今日もまた、非カプ日記。
どちらかといえばヲタ系(ってカプ日記でもヲタ系だな ^_^;)の日。

京都市勧業館(みやこめっせ)にて、同人系イベントがあり
そこで、平生よりお世話になっている Willow's の方々が
出撃されるということなので、伺いに行くことにした。

11時からということで、10時半ごろには自宅を出発し、将軍塚を越えて
岡崎の公営駐車場に向かうが、案の定、周辺道路を含めて岡崎の駐車場は大混雑。
GWだからなぁ・・・この周辺での駐車を諦め、Zest 御池の駐車場へ向かう。
岡崎からは多少遠いものの、ここは公共交通機関とのアクセスが悪いためか
いついかなる場合であっても、ほとんど必ずガラ空きなのである。
連休の中日の真っ昼間という条件であるにもかかわらず、空いているかどうか
心配しなくても良いというのが、ありがたい(ちなみに、250円/30分)。
京都観光にクルマで来て「駐車場が見つからない〜」という人は、
こちらを選択する手もあり。ただ、駐車コストとしては、御所駐車場が
圧倒的に安い(最初の3時間が \500、あとは \100/1時間)ので
長時間止める予定のある人は、そちらを選ぶのもアリか。
こちらは、地下鉄烏丸線の駅が遠くない(近いとは言わない)ので・・・。

ともかく御池には駐車することができたので、川端付近の市街地を
のんびりと歩き、勧業館に向かう。途中の店で、2L のお茶ボトルを買う。
たった \100 ちょいの商品なのに、何故か妙に腰の低いお店のオヤッサン。
そこまで恐縮してもらわなくてもいいのに・・・客商売が染み付いてるね ^_^;
(というか、あれが1本売れたからって利益出ないでしょ(笑))

ほどなく勧業館に到着。しかし、机の番号は聞いていたものの、どのフロアで
開催されているのか聞いていなかった。ありゃりゃ・・・。
しょうがないので、とりあえず彼方此方を歩きまわり、会場を探す。
そうやってようやく見つけた3Fの会場入口には、大学時代の先輩が
スタッフとして立っておられた ^_^; 予想外の展開に、しばし驚く。
スタンド使い同士は、いずれ引かれ合う・・・

顔パス状態で中に入れてもらい、早速 Willow's のブースを探す。
コミケのように天井から「G」だの「K」だのという札が下ってないので
机を探しづらい。ちょっと手間取る。それでも規模の小ささのお陰で
そこそこの時間で発見。目印は Rai さんと亜呂さん。
皆さん元気に活動しておられるようで、なによりという感じ。
YUZO さんとともに裏側に入り込み、スケブ書きに徹する。
慣れないスケブ&安定しない台(?)のため、落書きにもてこずる状態。
修行が足らんなぁという感じ。それでも亜呂さんのスケブを描く頃には
少しは慣れてきた感じがしたものの、時乃さんのスケブ書きの速度に
目を丸くする。すげぇや時乃さん *_*

夕方頃に、大学時代の悪友ヲタ仲間3人もやってきた。
現地で合流してから、場所を拙宅に移動。途中の将軍塚で、AZ-1 氏を
置いてきぼりにしかける(汗)ちょっと調子に乗って飛ばしすぎた。反省。
拙宅にて、もう三十路にも届こうかというオッサン3人がTVの前に寄り集まって
「逮捕」で「藤島康介って逮捕と女神さま以外何を描いてた?」という話から
「ゾイド」でジャッジマン様にフルバースト状態(謎)に陥り、
「ユイ」で菊地道隆の話になり、それは違うとイニシャライズされる。
さらにそこからキレンジャーよろしくカレーを食う話になり、カレー屋にて
黄色いものを貪ってから喫茶店に移動して、夏ワンフェスの戦略を練る。
まったくもってどうしようもない輩が集まっている状況であるが
まぁたまには、こーゆーのも楽しいもの。


5/8

仕事帰りに、AM誌を買う。

最後の二色刷りのページで、カプチーノの整備特集をやっていた。
これだけでも今月号は「買い」という感じだ。

足回りからクラッチ交換から、消耗品を一通り交換する内容だが
やっぱり「整備性が悪い」と書かれていた。
私がどんくさいだけじゃなかったな。

ついでに、カムカバーガスケットの交換作業もやってくれたらよかったな。
今後、自分が作業をやる時の参考になったのにな(まだ作業してない ^_^;)


5/9

今日、仕事中に重大なことに気づく。

カプのフロントサスの車高を上げ下げするとき、いつも

サスでの車高変更量=クルマ全体の車高変更量

みたいに考えていたが、それは間違いだった。
少なくとも、フロントに関しては。

カプのサスは前後ダブルウィッシュボーンであるがために
リアのレバー比は1だが、フロントのレバー比は1ではない。
つまり、リアはサスで 10mm 上げれば車高も 10mm 上がるのだが
フロントは、例えばサスで 10mm 上げれば、車高は 20mm 上がったりする。

こんな大事なことを忘れていた。

フロントロアアームの形状から見て、レバー比は 0.7ぐらい〜0.8 ぐらいか。
ということは「フロントを 10mm 上げた」と言ったときには
実は、フロントは 15mm 近く上がっていることになる。
うお・・・

めっちゃアバウトな設定やってたんやん・・・(汗)


5/10

府税(軽自動車税)の納税通知書が来た。
\7.2k。忘れないうちに、出しておかねば。


5/12

昼前に、ぐったりと起床。
そのせいか、なんとなくっていうか・・・
ど〜も「元気に行こうぜ!」とゆ〜気分が出てこない。
マッツァオな空が、これほどまでに外出を誘っているのに
どう〜して、なんとなく欝な気分になるのだらう。

いかんいかん、いい若い(?)モンが、昼間っからこんな調子では。
「活」を入れに、天ヶ瀬〜S峠あたりまで走りに行くことにした。
もちろんこんな日は、屋根を剥ぎ取って、フルオープンにして。

(以下数行、森本レオの声で読んでもらえると効果的(?))

土曜の昼にしては妙に混み合う市街地を抜け、宇治の山岳地帯に入る。
鬱蒼とした森の中に作られた、いつもの 1.5車線の狭隘山坂道を、掛け上がる。
初夏の涼しい木漏日が、少し緑色がかった日陰の路面に、斑模様を描き出す。
ひやっとしたアスファルトを踏みしめながら、カプは山道をぐいぐい登る。
山に生きる生命の声は、騒々しいエキゾーストノートに掻き消されることなく
私の耳に飛込んでくる。鳥の囀り、虫の羽音、そして、人の声・・・


え?人の声?
ひょっとして、宇治にまで狩猟者が来たのか?(謎)
クマと間違われて撃ち殺されたらたまらないので、慎重に辺りを窺う。

すると、もう少し先にある、少しだけ道幅が膨らんでいる部分で
赤い回転灯を載せたパンダが2台止まり、ヘルメット巡査が何やら
話している姿が、僅かに見えた。あれだ・・・あれが、人の声。

で?取締り?こんなところでぶっ飛ばす奴なんて、居たっけなぁ?(←私)
(↑なんでも直ぐに「速度違反取締」と思ってしまう単純な奴>私)
一応警戒して、目一杯速度を下げ、その脇をゆっくりゆっくり通過する。
通過しなに現場を見ると、原チャが1台止まっていて、運転手らしき人物が
警官に向かって何やら言っているのが見えた。ああ、事故かなぁ・・・。
2台もパンダが来てるってことは、たぶん人身事故だったのかなぁ。
桑原桑原。

一瞬だけ気分が萎えたが、気を取り直して、いつもの山坂道を登る。
その途中、いつもなら誰もいないようなところで黙々と歩いているハイカーやら
自転車でのヒルクライム(こんな険しい坂を自転車で・・・尊敬するよ T_T)に
興じる団体やらを、次々と追い越す。天気がいいから、みんな外出してるのだ。
なるべく迷惑にならないよう、彼らの姿が見えた時点で思いっきり減速し
できる限りゆっくりと、かつ側方の距離を開けて、追い越すようにした。
それでも迷惑をかけていないとは言えないが、最低限できることとして・・・

なんだか、クルマに発生する慣性がいつになく強いなぁ、と思いつつ
川沿いの道を抜け、天ヶ瀬に出る。でっかい PRADO が前をうろうろしていたが
天ヶ瀬に出る寸前で別の方向に行ってしまったので、目の前は完全にクリア。
しかし、今日は気分が乗らない日だ。虫の知らせかもしれない。
無理は禁物。

速度計をチロッと見て、絶対に大丈夫だと思える2桁速度へと落としてから
宇治表コースの第一コーナーをゆっくりと駆け抜ける・・・つもりだったが
思った以上に強いGが、体を襲う。乱れるライン。いけねッ。
やっぱり今日はノレてない日だ。さらに速度を落として巡航。
それでもあっというまに、エスティマな行楽ドライバーに追い付く。
直線部分までじっと待ってついていくと、珍しいことに道を譲ってくれた。
ほほぉ、そんなコトは滅多にないのにねぇ・・・と思いながら、追い越す。
そのまま宵街橋までゆっくりと走り、裏コースへ。

温度が上がってグリップ力が上がっているせいか、やっぱり
タイヤが逃げる感触は、ほとんどしてこない。その代わりとしてか
タイヤがヨジれるような感触が伝わってくる。むぅん。気持ち悪い〜。
3桁速度まで上げて、クルマの感触をチェックしなおす。
ブレーキの感触が、やっぱり「よし!」という感触ではない。
最初の一発目の踏み心地がフニャフニャなのはしょうがないとして、
踏み始めからロックに至るまでのコントロール性が、納得のいかない感触。
制動力の立ち上りが急激で、ちょっと強く踏むと「ガク!」と効くが
ちょっと緩めるとすぐに「スーッ」と滑っていく感触になってしまう。
その間の「キューッ」という強い制動が得られる領域が、すごく狭いようだ。
つまり、「弱か強か?」という二者択一を迫られているような感じ。
「ガク!」からロックまでの間の調整領域も、ちょっとばかし狭い雰囲気。
効かないわけじゃないんだけど、なんだか納得いかね〜なぁ〜と思う。
そんなブレーキパッドじゃなかったのになぁ〜と思いつつ、いや、実は
そういうものだったのかもしれない、と思い直す。劣化もあるかもしれんし。
6月のボーナスで、インタークーラーの他に、フロントブレーキを購入しよう。

表と違い、裏コースは交通量が少なく、曲線も緩やかだから速度も乗る。
しかし、2速の区間はさておき、3速でアクセルを踏み続ける区間が、妙に恐い。
なぜか、めちゃくちゃ恐い。本能的に、筋肉が足を引き戻してしまうぐらい。
速度計は、と言えば、せいぜい 110km/h ほどの速度域しか示していない。
ブレーキの踏み心地に若干の気持ち悪さはあるものの、足回りには不安はない。
タイヤにはまったくもって余裕があり、グリップを失いそうな気もしない。
お巡りが旗持って座っているわけはないし、移動オービスのワゴンもない(笑
Rは十分に緩やかであり、もっと高い速度で走ることも十分にできそうだ。
だけど恐い。漠然とした恐さが、どうしても右足を、底から戻させる。
踏み続けると奈落の底に落ちそうな、そんな精神的な恐怖感だ。
なぜ、こんなに恐いんだろう?どうして?

謎めいた自問自答とイケてない走りを繰り返しつつ、
クルマはやがて、石山の奥地にあるS峠に到達。
このS峠、とにかく交通量が無い(少ない、ではなくて、無いのだ)ので
昼間の練習には最適である。高低差も激しく(コークスクリュー的カーブ有り)
色々なパターンを試すための練習場所としては、個人的には最高の場所。
さらに言えば、民家からも遠く、高速道路に近いという点もありがたい。

軽く流して安全をチェックしてから、何本か攻め込んでみる。
自分のイケてない走りを差し引いたとして、パーシャルで回るコーナーで
フロントまわりの妙な逃げ・・・というか、「堪え無さ」を感じた。
これはマズいということで、近くの平坦地まで移動してジャッキアップ。
フロントの車高を 6mm 下げ、フロントの減衰力を2→4に上げてみる。
これでフロントの嫌な逃げ感は収まり、かなり良い感じになった。
カプは、フロントを若干下げ気味にしてやるほうが、素直に動くな。

設定はこれで随分とマシになったので、サイドターンを練習。
練習と言っても、サイドターンができるような広場は、ない。

では、どうするかと言えば・・・
峠の直線区間で、サイドを引いて回るのだ。
1車線幅×2しかないが、コンパクトに回る分には十分だ。
サイドを引いてテールが流れ出したら、あとはフロントを軸にして
リアがくるっと回るだけだから、2車線分の幅があれば十分なのだ。
ま、理屈の上では、だけど。

手順を頭の中で反芻し、早速チャレンジ、、、というまでもなく
さすがに、ラジアルタイヤだと簡単に回りだしてくれる。
(ただし DNA GP なので、必要以上に音がウルサい ^_^;)
それでも、ブレーキを踏んでステアを切ってからサイドを引くまでの間に
ほんの一呼吸の「間」を置いてやらないと、うまく回り出してくれない。
ステアを入れてから頭が動き出すまで待たないと、絶対にうまく回れない。
つい忘れがちだが、このことを、絶対に忘れないようにせねばならない。

そんな感じで、片側ガードレール/片側崖の2車線道路の直線部の
30m ほどの区間を何度も何度も往復しながら、サイドを引いて回り
感触を掴みなおす。ただやっぱり、この狭さは・・・大変に恐い ^_^;
(せめて、片側があともうちょっとだけでも広がっていれば・・・)
勢いだけのノーズターンで半分以上回りきることすら、覚束ない。
なかなか、最後まで回りきることができない(成功したのは数回程度)
クラッチを繋ぐとすぐにトラクションが前向きにかかってしまうため、
その分が、最初に書いた計算に入らず、恐くて回り切れない感じ。
つまり、駆動力が足りていないからグリップしていないということで
サイドを引いてからアクセルを踏み込む迄が、少々遅い感じだ。
または、クラッチを繋ぐまで、もう一呼吸置かねば・・・

そんなこんなで一人騒がしく遊んでいるうちに、
派手なカラーリングに身を包んだバイク乗りの人たちがやってきた。
ステップワゴンの後ろに牽引車をぶら下げ、そこにバイクを固定して、という
なんだか、サーキットにでも走りにいくかのような出で立ちで・・・(汗)
しかしアカラサマに、彼らは練習場所を求め、ここにやってきたのだ。
交通量がほとんど0(1時間以上彷徨いていても、すれ違うクルマが0台)で
どの太い道にも一切通じていないこの峠に、あのようなクルマが来る理由は1つ。
で、この狭い峠の、一体何処にあのステップワゴンを止めるんだろう?と思ったら
S峠の中央部の、ちょうど見通しが悪くなる直線部の小高い丘の道の上に停車。
そして、まるまる片側の車線を完全に塞いで、走行準備を始めてしまった。
(念の為・・・ここはあくまで、1車線同士の対向通行路)

ちょ、ちょっとアンタら、それは堂々とやりすぎってやつじゃあないの?(汗)

そんな危ない奴等と一緒に走ったら、こっちまで事故に巻き込まれそうなので、
こちらはこの程度で練習を終え、撤退を開始することにした。

撤退行軍のさなか、色々なことを考える。
やっぱり、公道じゃあ、本当の意味での練習はできないと思う。
それは、走行の真剣さと安全確保は、どうしてもトレードオフになるという点。
峠の道そのものは、サーキットよりも面白い仕掛けになっていることも多いが
いくらあらかじめ予備走行をしたとしても、本気走行の時の安全を
完全に確保することは絶対に不可能だ。エスケープゾーンもなければ
オフィシャルが居ることもない。直線部分はまだいいとして
ブラインドコーナーでは、曲がる限界よりはるかに低い速度で
安全を最大限に確保しながら入っていくことが要求されてしまう。
そう思えば、1日1万円程度で、安全がほぼ問題なく確保された道を
全開走行できるというのは、やっぱり安い話だと思う>サーキット
今日の天ヶ瀬&S峠で漠然と感じていた不安って、そういうことなのかなと思う。
自分が「公道で安全に走れる限界」をうっかり越えてしまうんじゃないか
ということに対する、色々な意味での不安・・・

帰宅後、洗車&ワックス掛け。
ワックスをかけた屋根の塗装を見ると、無数の凹凸が微妙に存在。
デントではなく、塗装が微妙に劣化したことによる、透明部の凹凸。
相変わらずのことではあるが、屋根の塗膜の劣化が酷い。
そのうち、コンパウンドで磨いてやらねばならない。

洗車ついでに、「襟」(ハイマウントストップランプが装着されている部分)を
取り巻くゴムパーツが劣化しているので、これを新品に交換することにした。
新品パーツは既に入手していたのだが、これは、Cピラーを取り外して
「襟」を取り外してやらないと交換できないものだと思っていたため
あまりの面倒さに、今の今まで交換作業を行わずにいたものだ。
しかし実は、このゴムパーツは、「襟」をボディーに装着したままで
むしり取って外し、その隙間に新品を押し込むことができるものだった。
(情報源:カプML)
試しに情報通りにやってみたが、噂通り、作業はいとも簡単に完了。
実にあっけなく、劣化してガビガビになっていたゴムパーツは
黒々とした、新車を思わせるものになったのだった。
大変に細かい部分だが、ちょっと嬉しくなった。


5/13

EP82 のドライブシャフトブーツが破れていたので
普段からお世話になっているディーラーに、修理に出す。
ついでに、ミッションオイルも交換してくれることになる。
いや〜、自分で変えなくて良かった。

修理から上がるのを待つ間、カプをメンテメンテ。
バックランプの内側に生えていた苔のようなものを落としたり、
ストラットタワーバーのサビを落として、再塗装をしてみたり。
ストラットタワーバーは、鉄を剥き出しにして、足付けをしてから
手元にあった、業務用(?)の防錆ジンクリッチスプレーを吹いて
その上から、ホルツの1液性ウレタンのクリアを塗装。
なにか派手な色にでもしようか・・・とも思ったが、
今回は、上品(?)な銀色塗装に抑える。

さらに、来週末の走行会(かな?詳細はまだ不明)に備え、
カプチーノのタイヤを AZENIS に交換し、フロントパッドのグリスアップ
および、かなりチビてきたリアパッドの交換を行なう。
リアパッドは、一年以上昔に付けていた、テクニカのパッド。
まだこれが、全然減っていないのに等しい状態であったため、
いあ〜これは勿体ない〜ということで、今回で有効に消費することにした。

装着後、クルマとドライバーの慣らしを兼ね、某川沿い道路に向かい
50m おきぐらいの間隔でサイドを引いてロックさせることを繰り返す。
しかし、このリアパッド・・・一度ロックさせはじめて温度が上がり出すと
フットブレーキとの併用で簡単にロックさせることができるが、少しでも冷えると
急にロックしづらくなり、また、サイドを引いてからロックするまでの時間が
少しかかる傾向にある。これは、以前装着していたときと同じ感触だ。
やはり、ジムカーナ用途では、COMP-B に軍配が上がる。
その他、モロモロの作業などなどを行っていく。

好天気に恵まれた今日は、実に地味な一日として終わった。


5/14

軽自動車税を、お金のあるうちに、会社の近くの郵便局で払い込む。
昼休みの開始と同時に会社を飛び出すが、やはり昼の郵便局は
ひどく混雑。待ち時間で、昼休みの大半を潰す ;_;


5/15

ところで、タイヤを AZENIS に変えてから、DNA GP の時よりも
凸凹道を走るときの乗り心地がずっと良くなったような気がしたのだが
気のせいだろうか?

サイドウォールの剛性はずっと高いし(タイヤそのものは硬いし)、
バネ下ははるかに重くなっているし・・・と、乗り心地に対して
良い影響なんて、これっぽっちも与えていないような気がするんだけどな。

無い頭を絞ってみても、やっぱりよく判らない。
なんでも、やってみないとワカランもんだね・・・


5/18

今回もまた、この日記での予告無しのイベントであるが
明日は、中山サーキット(岡山県和気町)での走行会に参加予定。
これに参加できるのは、ひださんに声をかけて頂いたお陰(TNX です〜)。
今年の重点目標”名阪以外のサーキットを走って、技を増やそう!”
現在のところ、大変に親切な方々のお陰で、順調に達成されつつある。

しかし・・・逆境は、最強最悪のタイミングでやってくる。
寸前の今日の夕方になって、かなり重要な仕事が、ピンチ状態に陥る。
挙げ句、客先・開発元・上司の全てと連絡がとれなくなるという事態に。
今日こそは定時過ぎには帰宅して、明日の準備をするつもりだったのに
下手をすれば、明日休めるかどうかわからない、という事態にまで陥る。

必死に手を尽し、なんとか帰宅できる目処がついたのは、23時前。
巣に帰りつけるのは、24時。明日の出発は午前4時半の予定だから、
4時には起床して・・・と考えると、3時間ぐらいしか眠れない。
明日の走行会は、寝不足状態では臨みたくなかったのだが・・・

などと思いながら、会社の最寄り駅にて電車を待っていると
脱力したような駅員の声が、PA の力を受け、ホーム内に響き渡る。

◯◯駅間で非常ベルが押されたため、列車の到着時刻が遅れます・・・

・・・もう、好きなようにして ;_;


5/19

這々の態で、会社から家に辿り着き
飯やら風呂やら明日の準備やらを急いで完了させ
無事に眠りについたのは、結局のところ午前1時過ぎになった。

・・・かといって、次の日の起床を遅らせることはできない。
午前4時に設定された目覚まし3つは、設定時刻通りに3つとも鳴り響き
無情(?)にも、私を微睡みの淵からキッチリと引きずり出してくれた。
やたらに眠たがる目をこすりながら、朝飯を食ってエネルギーを補充し
空がすっかり明るくなりはじめた午前4時半過ぎに、自宅を出る。

まだこんなに早い時間だというのに、R1 はひどく混雑している。
ひょっとして、高速道路も混雑?と思ったが、幸いなことに、こちらは
完全にノートラブル状態らしい。いつもなら必ずどこかの渋滞を告げている
高速道路入り口前の電光掲示板も、今日はヒマそうな表示を出しているのみ。
ともかく、何も問題が起きていないうちに、急いで西宮名塩まで進まねば。
しかしこういう時に限って、120km/h を越えるとステアリングがひどくブレる。
ボロボロに磨耗して、ホイールバランスも何もあったもんじゃない状態になった
アゼニスに、快適な巡航性能を期待するのは、酷というものかもしれないが。
まぁ、オービス&覆面対策代わりだと思い、諦めてそれ以下の速度で巡航。

それでも、三木 S.A. と福石 P.A. に立ち寄って一休みする時間を合わせ
2時間20分前後で、和気 I.C. まで辿り着く。ほぼ、計算通り。
オービスはマップ通りにしか存在しなかったが、和気 I.C を降りる直前に
「自動速度取締機設置路線」の看板が見えたときには、少々驚いた。
これは、Opt.誌のマップには載っていない。新設のオービスだろうか?
(注)2001/3月から稼働を開始。山陽道下り和気 I.C.先のトンネル手前。

中山サーキット到着予定の7時までには、少しだけ時間があったので
クルマと増槽にガソリンを補充すべく、近くの GS を探索しに行くことにした。
インターのすぐ近くに見えた GS は、まだ営業を始めていなかったため ^_^;
ぱっと見たところ、和気I.C.付近はものすごい田舎地帯であったので
こんな朝早くから営業している GS なんて無さそうに見えたのだが、
そうでもなかった。やる気のない GS (仮称)のある地点よりも
R374 を数百m ほど北に上ったところの GS は、ちゃんと営業していた。
気の良さそうなおっちゃんが出てきたので、クルマ側を満タンにして
なおかつ、20L の携行缶に、10L 分だけガスを入れて貰う。
今になってから考えれば、10L の携行缶があれば良かったんだな
名阪以外のサーキットに行くときには、途中でガソリンを補充できるわけだし
名阪に行く場合にしても、朝はガラ空きの国道を走って行けるわけだから
行きでの消費分+現地での消費分を考えても、10L あれば余ってしまうぐらい。
さらに、備北での経験から言えば、ノーマルブーストである限り、最悪条件でも
6km/L の燃費は出るようなので、一周1.2km のコースを 100周・・・つまり
120km 走って、ようやく 20L を消費することになる。10L あれば、50周ほど
回ったところで補充するようにすれば、常にガソリンタンクの中には
半分以上の量のガソリンが存在することになるから、横Gによる片寄りに起因する
ガス欠症状も、それほど気になるようなレベルにはならないはずである。
たまたま安売りしていたのが 20L 缶だからしょうがなかったんだけど、
10L 缶が安売りされるようなチャンスがあれば or この 20L 缶を適価にて
買い取ってくれる人がいれば、買い換えを検討したいところ。

用件は済んだので、中山サーキット目指して南下。
いや、「南下」と大袈裟に言うまでもなく、あっというまに到着。
なにしろ、中山サーキットと和気 I.C. の間は、1km もないのだ。
歩いても 15分で到着してしまう程度の距離(笑)
余裕をかましていると、中山サーキットの寸前にある交差点(?)にて
直進して、川沿いの土手の上の砂利道をしばらく進んでしまうという
失態を演じる。交差点からの順路を書いた案内看板が存在しない上
砂利道の先に「NAKAYAMA CIRCUIT」という看板が見えたからだ。
たぶん、あの道に引っ掛かる人は、年間に数名ぐらいは居るだろう、
居るに違いない、居て欲しいなぁ、お願いだから居て頂戴、などと
言い訳しつつ、交差点に引き返し、左折して正しい道を進む。

既に、ゲートの前にはそれなりに行列ができていた。
ぱっと見たところ普通車ばかりだが、良く見ると、数台の AZ-1 が
混じっている。さらに、ゲート直前には、何処かで見たような青い軽バンが
止まって、さらに何処かで見たような人々が・・・あ、内村さんかな?
関西 MS 隊の方々を見つけることができて、一安心。
とり急ぎ挨拶し、開門の時を待つ。
クルマに戻り、エンジンを停止させたまま
金色の朝日に照らし出された、周囲の景色を見回す。
他のサーキットと違い、ほんの直ぐ近くに、住宅が見える。
田畑やビニールハウスまで、サーキットの間近に迫って存在している。
こんな環境の中でのサーキットの存在を認めている、という
岡山の人々の懐の広さに感心するというか、なんというか・・・

7時頃には、無事開門。
ゲートにて入場料を払い、にしむらさんらしき AZ-1 の後ろを
急いで追いかける。なにしろ、今まで一度も来たことがない所だから
どこに向かって行けば目的地に到着できるのか、全然判らないのだ ^_^;
「私を一人にしないで、ママ!」状態で、必死に後ろをついていく。
特徴的な AZ-1 のテールの明かりを追って、奥へ奥へと進軍。

立派な建物の中につくられた真っ暗な通路(トンネル)を抜けると、
それまでの平坦地から一転、敷地内はいきなり登り坂となる。
そこから見える景色も全て登り坂であり、パドックも地形に合わせて
大きな段がつけられている。サーキットという言葉からイメージされる
フラット路面はイメージなんて、何処吹く風。ってことは、まさか・・・
坂道をトロトロ〜っと登り、一番上の段の端のほうの場所に
クルマを止め、作業場所兼休憩場所として陣取り

コースを見上げる。

うお・・・
見上げるほどに迫ってそびえ立つ緑豊かな山の中腹に、
白いガードレールが走っている。あれは、地元民が使う
一般道だろうか?と勘違いしてしまいそうになるが、どうやら
あの「山の中腹を走るガードレール」も、コースの一部らしい。

まるっきり、峠じゃん・・・(汗)

しかも、チケットに印刷されているコース図から想像する限りでは
傾斜地をモロに登り下りする形で、上端と下端にあるカーブの間を
往復することになるわけだが、それがあの「中腹の道」であるわけだ。
ガードレールを目で追っていくと、ものすごい勢いで下に下っていき
その行き着く先には、自分の立つ位置よりも低い場所にある観客席が見える。
うわ・・・すごい落差(汗)

噂では「中山サーキットは、峠のようなサーキット」とは聞いていたが、
こうして実際に、山腹に張り付くように作られたコースを目の当たりにすると
まさにそのとおりデス!と思えてしまう。まだ走ったことないけど ^_^;
ともかく高低差が激しいから、パワー差がモロに出てきそうだが
まだ人と競ることが目的ではないから、それはそれで良いとしよう。

感心してコースを眺めていたが、自分の走行準備をしなければいけない。
エアゲージを左前タイヤでグニョと踏み潰してしまったり(汗)しながら、
荷物を降ろし、タイヤの空気圧とショックの減衰力を調整して、準備を完了。
エントリーも済ませて落ち着くと、やる気と不安が混ぜ混ぜの心境になる。
なにしろ、サーキットでの混走ってのが・・・今回でまだ2回目だし
しかも今回は、慣れたコースでの手練の方々が揃っていると来たモンだ。
(それだけに安心といえば安心だが)迷惑をかけないようにせねば。

心を落ち着かせるために、先ほど踏み潰してしまったゲージを修理。
幸いにも、ダメージはエアバルブへの当て口が少し削れた程度だったので
(クルマで踏み付けたというのに、思ったよりも頑丈なもので助かった)
ニッパーの切刃を使い、削って直す。NT カッターを使おうと思ったのだけど
何故だか工具箱に入っていなかったため。どこに消えてしまったんだか・・・

やがてドラミが行なわれ、いよいよ走行が開始される。
ドラミの時に色々と言われていた注意点がさっぱり聞こえなかったので
不安といえば不安な気分だが、ともかく「周りをよく見て走る」とだけ
何度も繰り返し、念仏のように唱えた。

走行枠は大きく4つに分けられ、それぞれ約20分間が割り当てられており、
その中で、軽自動車(HORNET主催の走行会)の走行枠は3番目になっている。
つまり、一回目の走行が始まるまでの間に、40分ほどの観察時間があるわけだ。
この時間を有効に生かさない手はない。他の人の走り方をチェックして、
なるべく早いうちに、走る上で最低限必要なルールを覚えたい。

どこに行って見るべェか〜と思って辺りを見回すと、ホームストレート前の
パドック上に、MS 隊の方々がカメラ片手に集まっているのが見えた。
なるほど、あそこが一番見えやすい場所なんだろうな。
勝手にそう合点して、ひょこひょことそちらに向かってコースを眺める。
パドックは結構低い位置(コース全体で見れば)にあるため、下の様子は見えても
一番気になる上のほうの様子が、見えない。チケットを見る限りでは、上の方から
なにやら速度が乗りそうなS字カーブが、ウネウネと走ってきているのに。

そこが一番、気になるんだけどなぁ・・・

背伸びなんてのもしてみるが、やっぱり見えないものは見えない ^_^;

結局、何もわからないまま、いよいよ走行順序がやってくる。
エンジンを始動し、ハーネスを締め込み、ヘルメットを被り、手袋をはめる。
先に出撃していった人の後ろにくっついて、出走待ちの列に混ざっていく。
備北のときにはそれなりの戦闘能力もあったが、中山ではどうだろうか?
スウッと心地好い緊張がやってきて、全身をくまなく包み込む。
よし・・・行きますか!

1走目。
この時点での設定は、減衰力は F:6 R:4、空気圧は(冷間)前後とも 1.65kg/cm2
車高はS峠で設定していた状態そのままの、若干フロント下がりの状態。
このままでスンナリとサーキットを走れるとは思わないが
どの程度走れないのかということも、さっぱり判らない。
まずは、設定のチェックを兼ねた慣らし走行、といったところ。

中山サーキットは初走行、ということで、やや後ろ目の位置から
スタートしたいなぁ〜と思いつつ、そこそこの位置に紛れ込む。
当面の目標とすべき、関西MS隊の方々の姿の判らない位置。
走り出したとき、うまく捉えることができるかどうか・・・

不安と期待、そしてアドレナリンが複雑に混ざった状態で、ピットロードに出る。
ゆっくりと進んでいく、AZ-1&カプ(と言ってもカプは2台だけだが)の行列。
コンクリートの壁に挟まれた隙間を抜け、いよいよコースイン。
最初の指示で、かなり先に進むまでは右側通行しなさいという話に
なっていた筈だが、コースインした瞬間にバラけ始める各車(汗)
んだよ〜、そういう「最初の話はこちらに置いといて」でもいいのかよ〜。

まぁいいや・・・今日は、そういう日なんだな。やったろ〜じゃん!
ライン取りの研究などは後回し、まずは楽しめる走行を、ということで
インべったりにへばり付き、隙間をこじ開ける走法に切り替え・・・
と思ったが、いきなりトンデモナイ状態になっていることに気づいた。
いくつかのコーナーを抜けて、はじめて判ったのだが、

この設定では、テールの流れが止まらない・・・

峠&ジムカーナ場だと、丁度良い具合に逃げてくれていたテールだが
サーキットではまったく勝手が違う。コース幅があるせいなのか、多少は
アンダー気味のラインが正解くさい。というか、アンダー気味に旋回しないと
クリップから先で、アクセルを開けていくことが全然できないようなのだが
この設定だと、Gを残したままのアクセルオンで、リアがどんどん逃げる。
ただ逃げるだけで基本的に前進するのならいいが、前に進ませるためには
相当気をつかってあげないといけない感触だ。これじゃ全開できない。
貧弱なパワーで全開できなきゃ、置いていかれるだけだ。

まだ様子見走行のチケウイ陣はさておき、”慣れている”関西 MS 隊には
こんな状態では全く追い付くことができない。初っ端からハザートを焚いて
ゆっくり走っている状態の(トラブルが起きたのかな?)肥田さん以外の、
かとさんその他の方々との距離は、広がるばかり・・・。正直なところ

ショック(笑)

しょうがないので、とにかくできるかぎり回らないようにすることと、
コースの感覚(コーナーとコーナーの間の体感的な距離)を覚えることに専念。
う〜ん・・・これは、いかん。はやいうちに、修正しないと。
と思いながら、何回かスピン(笑)

というわけで、まずは余り良くない感触を抱いたまま、一回目は終了。
チェッカーフラッグが振られたのを見届けてから、クーリングのために
一周走って、コースから出る。

次の走行までには 40分ほどあるから、ゆっくり対策ができる。
どオーバーになってしまう件についての対処方法を、少し考えてみる。
走り方の問題かどうかは、クルマの設定を変えてみればわかることだから、
まずは、少しアンダー気味にしつけ直すことを考えてみよう。

以前はフロントの車高をいじって調整していたが、フロントの車高は
今のものがベストのような気がする(アライメント変化分も併せて考えて)ので
今度は、リアの車高で特性を直し、ベストな位置を探すことにした。
早速、リアにジャッキを掛けてタイヤを外し、車高を 6mm 下げる。
なおかつ、ねばり(?)を出すために、リアの減衰力を1段下げる。
進入では大きな問題がなく、立ち上がりでリアの食い付き不足が出るのだから
これで OK な筈。空気圧については、まだ変更しないことにした。
もしこれでも全然ダメだったら、走り方を大きく変えねばならない。

2走目。
さっきの不名誉な走行を挽回しなければいけない、と、少し緊張する。
出走の車列に並び、ピットロードをゆっくりと進んでコースイン。
今度は勝手が判っているので、早めにコースの中に飛び込み、
観客席前コーナーは、ちゃんと外側から進入。少しラインを意識する。
何台かの AZ-1 の隙間をくぐり抜け、さっきよりも全然良いかも、と
思い始めたところで、さっきはまったく捕まらなかったカプチの姿が見えた。
3組の中で、唯一の同車種となる銀カプチーノ(後期型)。
どういう人なのかは全然わからないけど、きっと上手いはずだ。
よし、この人についていってみよう!

最初は「いあ〜やっぱり全然ついていけないです〜腕が違いすぎて ;_;」という
情けない展開になることを予想(弱い)していたのだが、ところが意外にも
結構ちゃんと付いていける、ということがわかった。
アタマは完全にバトルモード 0999 状態になっているので、
最速ラインなんて何のその、インから抜いたモンの勝ちじゃイケイケ〜という
傍迷惑きわまりない状況で走っているから、そんなに速くないはずなのだが
前走車としては、その滅茶苦茶なくっつき方が気になってしょうがないのだろう。
なぜか、何周も何周も、離されずにぴったりくっついて走れる状態となる。
同じ色をしたカプチーノ2台が、テールトゥノーズ(って言うのかな?)で
ガンガン走り続けている状況。たぶん、傍目にも、結構楽しい状態?

おおっ、コレって・・・結構イケてる状態かも?

と、身の程もわきまえず、少しだけ有頂天になりつつあったところで、
一番てっぺんにある右タイトコーナーにて、寸前を走行していたカプチが
コーナーの途中で姿勢を崩し、痛恨のハーフスピン状態になってしまう。
しかし、かなりタイトなコーナーなので、速度は十分に落ちていたから
こちらも全く問題なく避けることはできたのだが、もしもあれが
速度の乗っているカーブだったとしたら、どうなったことか・・・
それほど「慣れている」わけでもない私が、うまく避けられたかどうかは
まったく自信はない。サーキットとはいえ、常に危険とは隣り合わせである
ということを、改めて思い出した。今回はあくまで「合同テスト」だから
・・・少し自重せねばならない。

まぁしかし、それはともかくとして
先ほどまで「逃げて逃げて使い物にならなかった」状態とは全く違い
出口でアクセルを踏んでいけるようになりつつあったことは、判った。
まだもう少し、リアの落ち着きがないような気はしていたので
セッティングはもう少しだけいじってみることにしよう。

また、最終コーナーの立ち上がりでは、先ほどとはまったく逆になるが
少しアンダー気味に旋回してしまうことがわかった。しかしこれは
走り方の問題(早くからインにつきすぎ)だと思われるので、
ここはセッティング変更のチェックポイントからは外すことにした。

パドックに戻ってから、またしばらくアタマをひねり
ショックの減衰力を、Fは+1、Rは+2することにした。
つまり、朝よりも全体的に減衰力を上げるということ。
思ったよりもタイヤが噛んでくれるので、タイヤに依存させようとの判断。
その代わり、リアの空気圧を 0.1kg/cm2下げ、食い付き不足は
こちらで解消できないかどうか、試してみることにした。
ちなみに、リアを下げる直前の空気圧は、前後とも 1.85kg/cm2
朝と比べて、0.2kg/cm2も上がったことになる。
さすがはサーキット、よく暖まる・・・というところか。

3走目。
今日はまた、格別のピーカンであり、気温も著しく高い。
クルマの調子はどんどん良くなってくるが、運転手のほうがもたない。
一回の走行枠は約20分であり、その間ほとんど全開走行しっぱなしなので
クルマの負担も相当なものではあるが、走行中に窓も屋根も開けられないので
運転席は灼熱地獄。エンジンの前に、人間がタレタレモードに入りつつある。
たった20分でコレなんだから、何時間も走り続ける耐久ってすごいよなぁ・・・。

とか、他のことを考える余裕がでてきたのか、それともあまりの高熱に
アタマがボケてきて、他のことに思考が飛んでしまっているのか(笑)
そんな状態ではあったが、コースインした瞬間に、思考は前走車の姿に集束。
調子がグッと良くなってきたので、ゆっくり走るクルマを避けながら
次なる獲物(というとアレだが・・・つまり、基準車)を探す。

そんなとき、目の前の前走車団体の先頭の、白い AZ-1 の姿が目に止まる。
あの姿は・・・(参加者に関する記憶を手繰り寄せる)”かとさん”か・・・。
その、美しく鮮烈な白い姿が、初代ガンダムの姿に見えた(何故?)

「敵を倒すには、早いほどいいってね!」
「引くんだ!ジーン!」

急激に、やる気とアドレナリンが湧き出してきた私だが
「サーキット走行経験は?」
「グランツリスモで 3000時間だ」
「厨房と同じか・・・」


いや・・・
「かとさんにだってできたことだ!やってみせる!」
今回の標的決定!かとさんにへばりつくべく、全力で追い掛ける。

しかしどうしても、差が縮まらない。それどころか、僅かづつであるが
両者の距離が、広がっているように見えた。実際、そうなっているはず。
「ええぃ!MS隊の AZ-1 は、化物か!」

かとさんと私の間に多数居た他の AZ-1 の方々を、 
コーナー途中でインから抜きにかかる状態になったあと
立ち上がりでなるべく迷惑をかけないよう(彼らのラインと重ならないよう)
外側まで道幅を使いきるようなラインを取りづらかったということも、
その後のストレートで速度を乗せきれない理由になっていたのではあるが、
おそらくそれ以上に、腕の差というのが、大きく関係していたのだろう。
(つまり、かとさんのほうが一枚上手ということ)

とにかく、負けた・・・

「見ておくがいい、戦いに敗れるとは、こういうことだ!」
というわけで、チェッカーフラグに従い、コース内から戦略的撤退。
この屈辱(?)を晴らすべく、改善点について一生懸命考える。

セッティングについては、前後共に空気圧が更に上がっていたので
前 1.80kg/cm2、後 1.70kg/cm2となるよう、それぞれ
0.1〜0.15kg/cm2ずつ落す。他は問題なしという感じ。

4走目。
今日の走行は6本あるそうなので、これでようやく折り返し。
既に、体力的にはバテバテモードに入りつつあったが、気合いを入れて走る。
今日中には必ず、屈辱的状態からは脱出しなければならないから・・・
(↑またもや、今日は「合同テスト」であることを忘れているヒト)

朝方には問題があったクルマの調子も状況も、今はほとんどバッチリ。
「気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」

まずはともかく、混戦状態にならねばならないと考える。
各車とも、20分で周回遅れができるほどの速度差があるわけではないから、
一度バラけてしまうと、その後混戦に戻れるチャンスなんてほとんどない。
・・・

と思っていたら、運の良いことに、最高の状況にもつれ込む。
前にひださんの AZ-1、後ろにかとさんの AZ-1 が、ほとんどペッタリ状態で
走るという、最高の”バトル”状態に入ってきたのだ。
セッティングには問題は無いし、もはやこれは願ってもない状況。
各車とも相当に熱ダレしてきているのか、直線で抜きん出て速いクルマも居ない。
軽量化もしていないので、どのクルマもブレーキングポイントは同じようなもの。
ということは、自ずと同じような速度で走り続けることになり・・・
一車身ちょっとぐらいしか離れていないように見える距離で、
お互い一歩も譲らない全力走行を展開する。

オーバーアクション気味?の前2台と、冷静沈着な走り?で後を追う1台。
辛いこと全てを忘れさり、ひたすらインを突き合うバトルをつづける。
ほとんどいつでもアクセル全開。立ち上り際でのラインの押さえ合い。
前から後ろからやってくるプレッシャー。潰されないようにしっかりね!

・・・これほど熱い走りが、いまだかつてあっただろうか?
走行会の醍醐味ってのは、このことなんかな・・・

コース上での順序に変化が起きないまま、20分の走行枠があっというまに終わる。
戻ってきて、ひださん・かとさんも爽快に楽しまれた様子で話をされていた。
それもこれも、パワー/腕/その他が、ほぼ互角に近いからこそだろう。

ひださん: 08R だがジムカ用コンパウンドで過熱、山がボロボロに磨耗状態
かとさん: 山は十分にあるが、ストリートラジアルとしては中堅の DNA GP
私: 車高調+アゼニスだが山なしで、使用開始後1年以上経っていてスカスカ

とにかく、おもろい・・・おもろすぎる・・・。
マズイ・・・走行会に、はまるかもしれん・・・

5走目。
さっきの興奮が冷めやらぬ・・・というところ。
最初は、少し落ち着いた感じで、そこそこゆったりと走る。

ああ、誰か絡んで走れそうな人は居ないかいな、と思っていたら、
背後には、白い M2 が1台・・・あっ、かとさんだ。
ピッタリと張りついてきておられたので、とりあえず先に行かせて
後攻からバトル開始。さっきは、こちらが先行だったから。

しかし、やる気マンマンのつもりが、ついにエンジンだけでなく
ドライバーまで完全に熱タレしたため、どうもペースが上がらなくなる。
アクセルを底まで踏んで2速9000rpm 超まで回してもパワー感は出ないし、
それ故に、運転手のほうもだんだん「ツーリングモード」に入り始める(汗)

例えばコース頂上付近にある旗振り小屋の近くなんて、きつい登り坂の頂上だから
速度も 100km/h 以下でしかなく、走行会で走っていることをすっかり忘れて
ほとんど、2台だけのツーリング状態?の気分になる、絶好?の場所。
なにしろ、視界には、他のクルマがほとんど出てこない・・・
思わず緩んでいくアクセル。いけねぇいけねぇ -_-;

それでも、結構たのしく遊ぶ。
お互い、離せず離されず。抜かせず抜かさせず。
どちらが前でも後ろでも変わらないということは、同格なのかな〜と思ってみる。
マシンパワーも同格。足回りは違うが、タイヤがラジアルだから大差は出ない。
タイヤは・・・DNA GP とアゼニスなら、それほどの差はないだろう(経験上)
それでも・・・やっぱり「同格じゃなく、確実に負けてるな」という気がする。
なんだか悔しいが、それが現実・・・。

ともかく体の芯からヘトヘトになって、コースから出る。
まだ、あと1回あるのか・・・大変だァ T_T

最後の出走を待つ間に、鯖の人がやって来られた。
うーん、相変わらず、フットワークの軽やかな人だ ^_^;
前田さん、暑さでヘロヘロになっている走行人達の前で
シャッキリと冷えたビー○の蓋をプシュー。あああ・・・(涙)

6走目。いよいよ、本日最後の出走。
ここまで、トラブルらしいトラブルが起きなかったことを
コースを一緒に走っている方々、自分、そしてカプチに感謝。
なんとか、最後までニコヤカな状態で走り切りたいものだ。

はたして、最終走行は マターリ 走行になるのか?と思っていたら、
最終走行にふさわしく、緊張感がバリバリと漲る状況になる。
前を走るは池内さん操るカプ、後ろに迫るは肥田さん操る AZ-1。
どちらも相当の手練。一瞬たりとも気を抜けない。

しかし、最初のうちこそ3台の戦いの枠内に収まっていたものの
やがて黄 AZ-1 の JOJI さんが混じるやいなや、グループは分離。
池内さんがペースを猛然と上げ始め、JOJI さんとお二方でタイマン勝負に。
こちらも、タイヤのキャパを完全に越えた状態で必死に追いすがってみるが
さすが、レース&コース慣れした両御方。私の敵う相手ではない。

半分ブチ切れのオラオラ気分で追う私の目の前から
ゆっくりと、しかし着実なペースで離れていく2台。
どうやっても、差は詰まらないどころか・・・。
ああ、もう〜だめだ。

全力を振り絞ってはみるものの、あまりの腕の差に、半分諦めに入る。
追撃を半分諦め、どこまでテールを流して、なおかつ前に進みながら
走ることができるか?ということに、全力スペクトル投球。
一人、騒がしいスキール音を立てながら
コーナーをドリフトで廻っていく。

カウンターの大きいドリフト、少ないドリフト・・・
ここに至ってようやく、今日の「合同テスト」で目的とされていた
テスト状態の走行を始める。カウンターを当てて走る、走る・・・

結局、色々な方面からの話を聞いて知っていたように、
ドリフト中ってアンダーステアのラインになるのだな、と気づく。
進入でコーナー内側スレスレを掠めていても、リアの流れに合わせて
フロントをカウンターで逃していくと、とんでもなく遠いところまで
クルマは、前向きに進みながらも、横向きにすっ飛んでいってしまう。
そういや、ジムカーナの時もそうだった。遅いテールスライドの場合は
ラインの自由度?は比較的残っているし、小さなRをトレースできたけど
こうやって速度が速くなってくればくるほど、クルマは外側に飛んでいく。
ラインの自由度(クルマが走りたがる領域)は、かなり狭まってくるし
小さなRなんて、とてもトレースできそうにない。
でも、確実に速い・・・。

はたしてこのドリフトは、上手いのか、下手なのか?
それもよくわからないけど、ともかく”今までの感触とは違う”
ということだけは、確実に理解した。
未知の領域ではあるけれど、本来はそこを知っているはず、
という領域。すっ飛んではいるけれど、制御の範囲下にある飛び方。
その領域が見えてきただけでも、今日は成果があったと考えたい。

ふっと後ろを見ると、肥田さんの AZ-1 が小さくなって見える。
どうやらあちらも、クルマ的&体力的?に、ややバテ気味な様子。
いやー・・・もう・・・

やがて、最後のチェッカーフラッグが振られる。

燃え尽きた・・・

コースをゆっくりと最終周回し、無事にゴールイン。

そんなわけで、中山サーキット走行会も無事に終了し、
あとは帰宅の途につくだけ、という状態に相成る。いあ〜、まずは良かった。
焼肉のお誘いも受けたが、この寝不足状態で腹を一杯にしてしまったら
高速道路で寝てしまう(汗)&サイフの中の残金が、緑色4枚程度しか無い(汗)
ということなどがあり、誠に残念ながら、今回もパスとなる。

その代わりと言っては何であるが、今回は久々に温泉業務。
(どちらにしても、これだけはやっておきたかったので・・・)
目的地は、山陽道和気 I.C. が繋がっている R374 を、ほんの 4km ほど
北に行ったところにある、「和気鵜飼谷温泉」である。
駐車場は 150台規模、入泉料は 500円。大変にお気軽なもの。

沈む夕日に照らされつつ、木津川級の広さの川が成す景色の中を
銀色のカプチーノは、鼾のような排気音を吐きつつ、のんびりと走る。
川沿いの土手の上に作られた、ただ真っ直ぐに伸びる平和な道路の上を。
つい先ほどまでは、猛り狂ったエキゾーストと、地面を切り裂くような
甲高いスキール音を身にまとい、走り続けていたものだったのだが。
どこまでも橙色をした空気の色を反射して、カプチーノは鈍く輝く。
こんなときの BGM は、カーグラ TV のオープニングテーマが似合う。

「和気鵜飼谷温泉」の案内看板(道中のあちらこちらに作られている)と
制限速度の表示をよく注意しつつ、川沿いの道を進み、監視塔の横を
右折。すぐに、公共の建築物のような、立派な建物が見えてきた。
どうやら、けっこう最近になってから作られた温泉のようだ。

到着してみると、確かに 150台分の駐車場のキャパは、あった。
しかし、「第9駐車場」という看板を見て、ずっこける。
一体、君らは、何個の駐車場を増築し続けたっていうんだ・・・(汗)
ともかく、建物に一番近い「第1駐車場」を選び、そこにクルマを収める。
第9駐車場はガラ空きだったが、第1駐車場は満車状態だった。
そのためか、駐車場の誘導員が3名ほど彷徨いていたのだが、
彼らの態度は大変に横柄で、こちらを不愉快にさせるものだった。
「あなたはナニサマですか?」と聞きたくなるほどにエラソウな物腰で指図。
なおかつ、肝心の誘導をちゃんと行なわない(空きのない場所を指示したり)。
いくらこっちが怪しげな(かつ、石灰で真っ白になった)クルマだとは言え
遠くからやってきた客にそういう態度ってのは、ないんじゃないのかなー。
折角楽しみに来たというのに、ここでマイナス点が付く。

ちょっと出鼻を挫かれた感じもあるが、ともかく温泉セットをもって
豪華賢覧なホテルの入口をくぐる。ちょっと不安にもなったが
入口に「入泉料 \500」の表示があったので、まぁ大丈夫かと思い直す。
やたらに立派なホールを抜け、エレベーターで1階下に下って温泉に向かう。
その途中、温泉につきものの「演歌カラオケ」に陶酔するオバチャンの声が
聞こえてくるところが、なんとも旅情を掻き立ててくれるものがある。
大変に広くて綺麗な作りの受付を通り、男湯に突入(フリーのタオルは無し)。
大きな浴槽(?)を備えた大浴場+広いサウナ+露天風呂という構成。
凝った構造の風呂は無いが、落ち着いた雰囲気で、けっこう好感が持てる。
露天風呂は、ごっつい自然岩が剥き出しになっている作りになっていて
”これぞまさに露天風呂!”という雰囲気を強く出している。
白っぽい庭+黒い岩+柔らかい色をした木製の屋根の色の組合わせは
わりとオーソドックスだが、自然と心が落ち着く、いい構成だ。
今庄365 温泉のように、高所からの景色を楽しむものではないが、
ともかく、空を見上げながらの入浴は爽快極まり無いので、文句無し。

半日の疲れをある程度取り去れたので、帰宅の途につく。
帰宅経路は、行きと同じく、全行程が高速道路となる。
若干高くつくが、つかれているときには一番安全だと思う。
・・・とかいいつつ、さすがに昨晩3時間程度しか寝ていないために
変化と刺激に乏しい山陽道区間では、何度も居眠り運転状態になりかける。
かといって、無駄に飛ばして、移動オービスにやられたら洒落ならんし・・・
頻繁に SA/PA に寄って目を覚ましながら、なんとか無事に帰宅完了。
帰宅した瞬間に猛烈な眠気が襲ってきて、そのままバタンQ。

早めに帰って正解だった。


5/20

泥のような睡眠から抜け出したのは、昼前。
さすがに、睡眠の不足はかなりコタエたようだ。

それでも、じっとしていては、せっかくの休日が勿体無い。
本屋に出向き、Techno Auto と PureGirl(正反対の雑誌だな ^_^;)を買う。
その道中、あまりにも暑かったので、エアコンをフル稼働させていたのだが
いつぞやと同じく、コンプレッサーが激しく ON/OFF する症状が出始める。
そのせいで、室内が全然冷えない。
コンプレッサーが ON になっていれば、冷風はちゃんと出てくるようなので
純粋に「ON にならないから冷えない」というところのようだ。

以前と症状が同じなら、対策方法も同じだ、ということで
エアコンガスをちょっとだけ抜いてみたが、まだ収まらない。
思いきって多めに抜いてみたら、症状は収まった。冷えるようにもなった。
むむう。

エアコンガスの再充填は、スズキ共販でやってもらったのだが、これだ。
・・・やはり、人に作業をやってもらうと、何かうまくない状況になるんだよな。
よほどの重たい作業でなければ、メンテナンスは自分でやるに限る!
しかしそうなると、マニホールドが必要になってしまうなぁ。
あれって、かなり高いんだよなぁ・・・ -_-;
レンタル工具ってないのかなぁ。貸しガレージでもいいけど。

履きっぱなしだったアゼニスを脱ぎ、タイヤを DNA GP に交換。
そのついでに、ブレーキのエア抜き。噛んでいる感じはしないけど、
サーキットを走った後ということで、念のために。

余談。
最近、TVCM にて、やたらに山崎努が出てる・・・
相変わらず顔が怖い。やっぱり、念仏の鉄だ・・・


5/25

会社から帰ると、玄関に一つの大きな段ボール箱が。
ようやく、新兵器が届いたようだ・・・。

Libretto L1。

この、デカくて打ちやすいキーボードと、
同じくデカくて見やすい液晶の組合わせで、
日記更新がよりハイペースで行えるようになる・・・に違いない。
(決して、クルマで早く走れるようになる秘密道具ではない(笑))


5/26

明日は、Kスペジムカーナ。
昨年の7月にも行われたものだが、今年は全2戦の形式となり
今回がその1戦目になる。また、再来週には TTW が控えている。
つまり、これはいろいろな意味での「前哨戦」に当たる。
気合い入れて行こう。

その前に、最低限のクルマのメンテナンス。
まずは、リアブレーキをテクニカから COMP-B に戻し、
F/Rとも、劣化したブレーキパッド表面を、砥石で研いで落とす。

リアの COMP-B は綺麗なものだったが、フロントの劣化はひどい。
いくら研いでみても、なかなかカスカス分がとれてくれない。
周囲は茶色っぽい硬質な層が出てきたのだが、中央付近の一番大事な部分が
なんとなく白っぽく、また、粒子が荒くてモシャモシャっ(抽象的)としている。
見るからに柔らかそうで、これがブレーキタッチの悪化の原因のように見える。
ものは試しにと、指の腹で擦ってみると、白い粉?がボロボロと出てきた。
表面に浮き出したヒビ割れの数も増加して、かなりボロっちくなっている。

ひょっとして、終わってる?

でも、止まる分には、ちゃんと止まるからなぁ・・・
厚さもまだまだ残ってるし(寿命半分ぐらい?)

しかし、油断は禁物かもしれない。
インタークーラーは止めて、ブレーキパッドを一揃い買おうかな。
そのついでに、変な形に偏磨耗したリアのローターも交換しないと・・・
ああ、予算が・・・(涙)

研磨&交換作業を終えたパッドの表面を削って慣らすため、
交通量のない峠に出向き、30km/h ぐらいの速度を保ちながら
ブレーキとアクセルを同時に踏み、ゆっくりと何度も往復。
とりあえずフニャフニャ感が消えたところで、慣らしを終了とする。

帰宅後、明日のために、タイヤや荷物などを積み込む。
その最中、ピーカンからうって変わって、だんだん怪しくなる天候。
むう、明日の天候は、かなり悪そ〜うな雰囲気が漂ってくるなぁ。
なんとか、晴れが続いてくれればいいのだが。

そんなこんなの準備を終え、21時過ぎに就寝。
いつもなら絶対に 23時ぐらいまで眠れない(布団の中でごろごろ・・・)のに
今日に限って、のび太にも負けないほどの迅速さで眠りにつく。

しかし 23時過ぎに、近所から聞こえてくる騒音で起こされる。
やっぱり無理だ、こんな時間に快適に寝ようとするのは・・・。
とか思いつつ、それでも気合いで眠る。

5/27

というわけで、Kスペジムカーナの当日。
前日の晩は、かなり早い時間に眠ることに成功したのだが
夜中2時過ぎの丑三つ時に、激しい雨音で起こされてしまった。
まさか?と思って窓を開けてみるが、やはりすごい雨。夢ではなかった。
なんだか、気分が乗ってこない。
ふっと「雨やし、行くの止めよかな・・・」と思ったが、
参加費は既に払い込んでいるので、行くだけでも行くことにした。
(↑この辺が、今日のヘタレ具合いを如実に表している)
もう少しだけ追加で眠り、4時起床の4時45分出発と相成る。

雨だから、できればパドック下を使いたいとは思っていたが
たしか去年は、オフィシャルのクルマがパドック下を占有していたはず。
今年もどうせパドックの下は使えないはずだから、まぁゆっくり行けばいいや。
と思いながらゆっくり行った(交通量も増え始めていたから)つもりだったが、
見事に、6時ちょい過ぎに到着 ^_^; もっと遅く出発しても良かったな。

ゲートをくぐり、Eコースに到着するが、駐車場には車影が一台も見えない。
あれっ?まだ誰も来てないのかな?と思ったら、みんなパドック下に居た ^_^;
おや、パドック下って、使っちゃってもいいことになったのかな?
まぁ、何にしてもラッキーだわ。ということで、パドック下にクルマを収め、
重い荷物を先に下ろして、タイヤ交換などを始める。
すると、青いジャンパーを来たおっちゃんがやって来て、一言。

「今日はパドック下は使えへんよ〜」

うう、やっぱり・・・そういうことは先に言うなり、テープ張るなりして
公式に表明しておいて欲しかったなぁ。段取り悪いなぁ・・・>主催
ただ、パドック下を荷物置き場にしても良い、ということと
既に始めてしまっていたタイヤ交換作業だけはやっても良いという
2点の許可は得られたので、一安心。荷物まで置くなと言われたら
どうしようかと思ったよ(汗)

タイヤを交換して、荷物をおいた場所に一番近いところまでクルマを移動。
テンパータイヤは積みっ放しだし、手荷物も全部車内に積みっ放し。
なんというか、ジムカーナの試合をやるという感じではなくなったが
まぁ、しょうがない。雨天対策を考えてなかった自分が悪い。

エントリーを済ませ、完熟歩行に出る。
名阪Eは、 GW の最中に練習会で走ってからは、一度も走っていない。
(といっても、2週間ぐらいしか経っていないけど ^_^;)
ただ、あの時はひどい雨降りであったし、ロクな記憶がない。
果たして今日は、うまく走ることができるだろうか・・・?
とにかく、課題としてはパイロンセクションの部分で、
オーバーアクションにならないことだ。こぢんまりと走れるようにせねば。
あとは・・・まぁ、課題だらけといえば課題だらけ。ライン取りも忘れた・・・
関西MS隊の方々の完熟歩行のラインをチェックしながら、いろいろ考える。
まぁともかく、いつものように、1本目は思い切り行っとこう。

今日の走行は、3本だけ。練習1+本番2。
まだ掴みきれない雨天ということもあるので、もう1〜2本ほど
練習走行が欲しかったなぁと思う。ちょっと、むづかしいなぁ。。。

やがて、出走が始まる。
結構後ろの方のゼッケンなので、のんびり構えながら待つ。
練習走行では、参考タイムの計測がない。ちょっともったいない。
本番の目標タイムが見えてこないから。まぁ、しょうがないけど。

そのうち、自分の順番が回ってきた。路面は完全ウェット。
いやな感じだ・・・。この状況じゃあ SPS は噛まないだろうな、と思いつつ
空気圧を前後 1.6kg/cm2、減衰力を F:3 R:2 に設定して出走。
どんなもんか、と思って走ってみたが、2速が吹けきる直前の速度で入っていく
1つめのコーナーの侵入ブレーキングで、いきなりフロントタイヤがロック。
とっ、止まらない・・・全然止まらない・・・(涙)
どアンダーラインから暴れつつ、外周近くのシケインを抜ける。
このへんのラインは、ほぼ踏み切っていけるぐらいのところをトレース。
ここは、思っていたよりも選択肢がなさそう(入り口がかなり狭い)。
そのまま、いい勢いで外周に戻り、パイロンセクションに入っていくが
ちょびっと(?)勢いを残しすぎ、テールがブレークしてハーフスピン。
このスピン位置が手前すぎたため、パイロンの内側で鼻が脱出方向を向く。
もっと奥のほうだったら、そのままさりげなく立ち上がっていけたのに ^_^;
続くパイロンで軽くサイドを引き、コンパクトに回頭。雨なので少し遅め。
真ん中付近のセクションにある大きな水溜まりを避け、外周に戻っていく。
タイヤバリヤを掠めつつ、さっきとは逆方向に回る第1コーナーの突っ込みで
ブレーキングした瞬間、再びフロントがロックしてすっ飛ぶ。うるる(涙)

Sタイヤって、もっと耐えたよな?確か、耐えてたよな?
ここで耐えてくれなかったら、ラジアルと同じだよな?な? ;_;

結局、第1コーナーを大回りで回り、中央を横切るセクションに乗り遅れる。
その分、中央セクションでは頑張ってアクセルを踏む。こういうところは得意だ。
外周へと向かう角手前で3速に入れ、外周に出る直前でブレーキを入れながら
2速に戻し、そのブレーキで向きを変えながら一気に飛び出す。おりゃ!
当然ながらテールはブレークするが、計算のうち。軽いカウンターで絞め殺す。
こういうテールブレイクは、大歓迎・・・

最終コーナーも、アクセルを緩めないままのオーバースピードで突っ込み、
すっ飛びかけるリアにあたふたしながら(これは計算外 ^_^;)抜け出す。

これで、練習走行は終わり。
とにかく、フロントが全然噛まないという印象だけが強く残った。
あれじゃ、計算尽くで曲がっていくことなんてできないなぁ・・・
そんなことを思いながら、他の人の話を聞いてみると、やっぱり
押し並べて「噛まない」という感想。自分だけじゃなかった、と安心。

練習走行と1本目の間は、特別な休憩らしきものは無し。
そのままの勢いで、一気に本番走行に入る。
よし、テンションあげてイキマスカ!

(話が長くなるので、いろいろあったことは省略して)
本番走行の1本目。

先ほどまでザァザァ降っていた雨は、ようやく小降りになりはじめ
路面には、所々ドライな部分が出始めた。よ〜し、いい感じだ。
相変わらず御天道様は顔を隠しているため、路面温度は上がらない。
これだと、SPS コンパウンドは幾らか不利になるか・・・

さっきとは随分と変化した(しかしまだ、決定的なものではない)路面に
不安を抱きつつ、いざスタート。軽いクラッチミートで1秒ほど堪えて
ホイールスピンを滑らかに起こし、光電管を越える手前で一気にミート。
いや・・・こうしないと、ジャダーがひどいもので ^_^;

先ほどよりも良い路面になっているから、きっとグリップもするはず・・・と
1つめのコーナーに元気良く飛込んでみるが、やはり

ブレーキング→即座にロック→曲がらない ;_;

その状態から曲げようとすると、フロントから「ゴゴゴゴ」音が聞こえてくる。
まただよ・・・まただ。いったい、どこが当たっているというのか?(ウンザリ)
くそう。ブレーキを入れたままの状態でステアを切れないんだとしたら、
アゼニスの時と、なんにも変わらねぇじゃねぇか(涙)
やっぱり、フロントのバネを 8kg に上げようかなぁ・・・
本番中に考えるようなことじゃないけど、ついつい考えてしまう。

で、いらついた気持ちが運転に出たのか、第1コーナーを抜けた先にある
シケイン(?)のようなところで、ラインを誤って浅く入りすぎてしまい
エンセキの頂上よりもアウト側を踏み、(たぶん)脱輪しかける。
「ガガガッ」という音まで聞こえてたような気が・・・
アウトだ・・・

その先のパイロンセクションは、多少のミスを含みながらもソツなくこなすが
第1コーナーを反時計方向に回るところで、侵入で突っ込みすぎた状態に
なり、その次にやってしまった「ゴゴゴゴ」による手アンダーによって
おもいっきり外に膨らみ、前後の右側タイヤを派手にコースアウトさせる。
たしか、脱輪って、1つにつき+5秒だったよねぇ(涙)
ああ、こりゃもうダメだ・・・

そこから先は、もう何もかもを捨て、最後の走行に賭けるための材料を
用意するための走行とする。そのため、外周への飛び出しの練習と
最終コーナーのライン取りの練習に注力。
悲惨だ・・・悲惨すぎる・・・

他の部分をいかに辻褄合わせてみても、結論として遅かった。
タイムは、見るも無惨な 1分1秒台。山盛りのミスはあったわけなのだが、
脱輪タイムを取られなくても(結局、オフィシャルは見てなかったようだ)これ。
昨年のKスペでは、ラジアルで 59秒5を出していたっていうのになぁ>自分
ダメだ、まずい、最低でも 59秒台には乗せていかないと、これじゃあ
去年1年間やってきたことが、まったくの無駄だったということになる。
前田さんからも「1分切ってないんですか?」と意外な顔をされる。
すごく焦ってしまう。たいへんに悔しい〜 ;_;

なんとかして、挽回せねば・・・
パドック裏の空き地をうろうろ歩きながら、反省点を考える。
まず間違いなく失敗なのは、第1コーナーと最終コーナーの突っ込みすぎ。
完熟歩行でも考えていたのだけど、あのコーナーは、バンクの付き方が変。
内側は確かにバンクがついているのだけど、外側は平らに見える。
つまり、内側に入っている限りは曲がっていけるが、外側に入ったら
一気に曲がりにくくなるという寸法・・・じゃないだろうか。
ということは、あそこは「ひたすら我慢のコーナー」ということになる。
前田さん、および斎藤さん(TTW FFクラスの覇者。めちゃ速い!)に聞いてみると
両雄とも「そこは押さえて走りますね」とのこと。我慢せにゃいかんのだな。
メモメモ・・・

他にもいくつか、気になる点を必死に思い起こし、改善を考える。
今よりもずっと「入り口を捨てて立ち上がりに賭ける」方法に切り替えよう。
吉と出ればラッキーだし、凶と出れば・・・その時はその時で考えよう。

昼休みを挟んでから、本番走行の2本目。
路面状態はますます良くなり、完全にドライ路面となる。
先ほどまでは「ヒヤッ」としていた路面だが、今は少し暖かい感触。
これなら、SPS でも大丈夫だろう(しかし、今一つ不信感が拭えない)

先ほどの反省に従い、一番最初の第1コーナーのブレーキをこころもち早め
大人しいターンインとする。これが正解。まだそれでも少し突っ込み過ぎだが
さっきよりは、ずっとマシな感触。その好感触を保ったまま、パイロンまで
滑らかに走る。シケインに入る点を慎重に選び直し(少し速度は落ちたが ^_^;)
無理のないラインでコース内を抜ける。パイロンも、大きな無理をなくして処理。
そのまま第1コーナーまで戻り、しっかり押さえて曲がる(押さえすぎ?)
大きな破綻もなく中央セクションに入り、全開加速。シフト点は変化なし。
ここで「あれっ?」と思ったが、考えている余裕はない。1本目と同様に
2速に戻してから軽くブレーキングを入れて飛び出し、最終コーナーにつないで
ここも抑え気味に侵入し、全開で立ち上がる。・・・よし、今度こそは!
と思いながらゴール。しかし・・・

まず、ブレーキがまったく信用できなかったというのが、今回一番の問題。
Sタイヤを履いている癖に、ブレーキを深めに踏むと無駄なロックを起こす。
それを避けるために、かなり逃げの入ったブレーキングになった感じがある。
メリハリというより、単なるダラダラ走りに終始した可能性が高い。
加速時にはアクセルは底まで踏んでいるのだが、いかんせん

ブーストが 0.75kg/cm2 しかかかっていない

ということで、ノーマルミッションで得られる加速は知れている。
もっと最適なブレーキを踏んで、無駄な空走を防ぐべきなのだが
今のままでは、強いブレーキの時のコントロール性が無さ過ぎる。
ということは「ブレーキング失敗か?無駄ブレーキングか?」という
どちらかの結果に落ち込んでしまう可能性が、極めて高い・・・
いかん・・・いかんなぁ・・・こんなことでは・・・

KURO ちゃんの走行後、私のタイムを知らされる。
結局、59秒台には僅かに届かぬ、1分0秒1。
0.003秒差ではあるが、KURO ちゃんに敗北。
岡崎さんの奥さんにも、1秒近くの差で敗北(大汗)

そしてなにより、去年の自分に敗北してしまったということが・・・
これがもう、なによりも一番、ショックを受けたことだった。
去年は7月中旬で、路面状態ももっと良かったとはいえ
履いていたタイヤはアゼニスで、足回りは GAB+タナベ。
今年の D98J + TTW 車高調 SpecR という装備と比べれば・・・
なんで、なんで

去年の自分に、0.6 秒もの差で負けてるんだ〜(号泣)

もう、オイラはボロボロだ・・・(シクシク)

今年のほうが、装備面では明らかに充実しているはずだし
経験もたくさん積んできたはずなのに、はずなのに・・・
なんで、遅くなっているんだァ!?
実は、これが一番悔しいことだった。
史上最高の悔しさが残るジムカーナ・・・

帰り道、峠を越えながら考える(走りながら考えるな ^_^;)

まずは、

インタークーラー購入無期限停止。

この状態でパワーをあげて速くしても(仮に速くなったとしても)
何の意味もない、からだ。自分の運転技能が上がるわけではない。
課題は、ブレーキだ。正しいブレーキングができてないから、遅いんだ。
自分の腕はこれから磨くとして、現状のクルマ側の問題点を考え直してみる。
サーキットでは悪くなかったけど、ジムカーナでは不意の動作をするブレーキ。
絶対的に信頼できるブレーキがなければ、一発勝負のジムカーナでは使えない。
痛んでいるらしいパッド表面を研ぎ直してみても、その極端なキャラクターが
ひどく出るようになってしまっただけで、改善はされなかった。

よし・・・
まずはフロントに、初期からのコントロール性の良い、絶対信頼できる
ブレーキパッドを入れよう。それと、残り厚2〜3mmとなったリアパッドを買って
(無事、ここまで減ってきました。ありがとうございました>原田さん)
変てこに偏磨耗してしまったリアローターも、新品と入れ替えよう。

さて、そうなると、パッドをどうするか、だな。
全日本ドライバーの山野さんと前田さん推奨の COMP-B 揃えで行くか、
それとも、フロントだけは FCRにするか、ってところか。
いや・・・ジムカーナで FCR ってのは、やっぱり「賭け」だな。
ここは COMP-B で行くべきだな。まずは、疑う点を潰していこう。

なんてことを考えながら、帰り道を構成する複数の峠をかっ飛ばす。
そのうち、ついうっかり、あからさまなオーバースピードで某カーブに侵入。
軽いスキール音を立てながらでも、とりあえず曲がるのは曲がってくれたのだが
クルマがあからさまに浮き、グリップが薄れ、制御下から離れかける体験をする。
・・・あれはマジで危険だった。公道で出すべき速度とは違った。
ああ、わたしはやっぱりただのヘタクソだったんだ。もうだめだ・・・
ペシミストモードに入ると、もう止まらない〜 T_T

帰宅してタイヤを下ろした直後、爆発的な眠気が襲ってきたので
夕方5時過ぎごろに、バタンQで爆睡モードへ。泥のように眠りこけてから
深夜1時頃に起き出して、軽く Webサーフして、再びバタンQモード。
次の朝9時頃まで、ひたすら眠り続けてしまったのだった。
・・・どうやら、相当まいっていたらしい ^_^;


5/29

ね、眠い・・・眠すぎる・・・
どうにもならないほどに体力の限界を感じたので、有給休暇を取る。

しかし、朝6時過ぎに起きて、会社の LAN に携帯で接続して
自宅でリモート仕事 ^_^; 休みなのに、休みになんね〜よ〜・・・
ぶつくさ。

クルマいじりを為ねばならないこともないので、今日は大人しく
体力回復に努めることとする。10日までに倒れたらシャレならんし。
(10日までに倒れる=仕事が止まって、どんどん溜まって、休みが消える(恐))

ふと、買ったばかりの Libretto L1 のキーボードだけを外してみる。
今までのリブと違い、内部はスッカスカのスカスカ。底が見える。
筐体の中にビッチリと基板が詰まっているのが Lib だ〜と思っていたから
そういう意味では、ちょっとショッキングな感じ(笑)
でも、基板や HDDがストレスメンバーになって剛性を上げている点は
やっぱり Lib だなぁと思った。いや、考えてみれば TP560 もそうだったね。
あれは基板が2分割になっていて、そこを接続するコネクターがヘタって壊れた。
あの頃の IBM は、変に軽量化とかを狙いすぎて耐久性に難があったけど
今回の Lib は、耐久性という重要な点で、期待外れにならないものだろうか?
Lib100 並 or それ以上の長寿を期待して止まないのであった。

すこし気分も回復したので、買い物にでも・・・と、出かける。
まずは郵便局に出かけ、6/10 の TTW ジムカーナのエントリー代金を送る。
次こそは、次こそは・・・でも、上位陣の顔触れを考えれば
とてもじゃないが、6位以内には入れないだろうなぁ、と思う。
原田さん、前田さん、大草さん、山口さんで4台。これに加えて、
ショップ勢が同じクラスに入ってきてしまえば、もうそれだけで上位が埋まる。
他にも、吉田さん、斎藤さん、etc, etc...
ライバルは多い方が盛り上がるったって、ライバルって言えるような
そんなレベルの人じゃない人ばっかじゃん ;_; あっちが全然上じゃん〜
どうやれば、伍するところまで持ち込める?・・・無理だな・・・

いや、なにより、まずは KURO ちゃん撃墜が先だ(笑)

本屋への道中の交通量の無い道で、1速に落とす練習を、ひたすら繰り返す。
無理やりに高められる回転音と、ときおり路面に刻まれるブラックマーク。

2001年夏、
私は、溶けかかったアスファルトに
己がタイヤパターンを刻印しつつ走っていた。
ひどく暑い・・・


1速吹け切りの速度は、約 45km/h。
この速度で回りの景色の動きを見ると、実にゆったりとしたものだ。
ハエが止まってきそうなぐらい、ゆっくり走っているように思える。
だんだん、1速ってのは使い道が少ないギアのように思えてくる。
もう少し、ハイギヤードのほうが使えたんじゃないかなぁと思う・・・

そんなことを考えながら、何度も3→2→1へと落としてみるが、
1速に滑らかに落せるときというのは、やはり相当に減速したときに限られる。
うやって、ジムカーナという場で、より有効な武器として使えるようにするか?

最近ますます苦手になりつつある、タイトコーナーの処理。
どこまで突っ込んでいくのが正解なのか、どうしても見えてこない。
最近は突っ込み過ぎのような気もするが、「メリハリがない」という
言葉が、まるで重い鎖帷子のように、私の思考幅を制限してくる。
ダラダラと踏み続けるブレーキは悪のようにすら、思えてくる。
そうじゃない?だとしたら、どこから先が「そうじゃない」んだ?

これはそうじゃない領域に違いない、と、少し強めに踏んだブレーキが、
尽くロックしたり、「ゴゴゴゴ」という異常な音を生むのはなぜなんだ?
緩く、と、少し強め、の間の領域って、本当に存在しているのだろうか?

「突っ込む」というのは、スピードがあることとイコールではない、のか?

去年はもっと見えていたような気がするのだが、今年は見えてこない。
今まで以上に、ライン取りを考えずに走っているせいなのか、
それとも・・・。

ただ1つ、日曜日の2本目の走行後に、山口さんが仰った
オーバースピードで突っ込みすぎやね、という言葉が、気にかかる。
やはり、突っ込みすぎに戻っていたのか?どういうことなんだろう?

・・・
とにかく、SタイヤをSタイヤとして使えていなかった、
そのことだけは、まず間違いないと思う。>日曜日
3月の TTW は、もっとマシな使い方をしていた。

パイロンジムカーナってのは、コーナー処理のいい練習になる。
特に、G三木は、デリケートなブレーキが要求されるから・・・
そういえば最近は全然、パイロンジムカの練習ができてないなぁ。
困ったね・・・。

結局、またもや頭の中をモヤモヤにして、帰宅。

5/30

某激安パーツ屋(H野タイヤ)に、COMP-B とオイルの見積もりを依頼。
返ってきた回答は「納期は 10日です」・・・

ま、間に合わん ;_;

ま、いいか。とりあえず発注。

会社の休憩時間に、会社の LAN を使って
私と前田さんそれぞれの、Kスペジムカでの走行画像を DL。

帰宅してから1時間ほど、代わる代わるに走行画像を眺める。
違うところはいっぱいあるけど・・・決定的に違うところは・・・

ここか?

"ここ" を直すために、どうしたらいいのか。
無い頭を絞り、一生懸命考える。

ZZzzz...

あっ!思い出したっ!

リアの車高、下げっ放しだった(汗)

中山の時に下げて以来、下げっぱなしで名阪を走っていた・・・
そりゃ、少なくとも、思い通りに曲がるわけね〜わ〜な〜・・・
もちろん、曲がらない(止まらない)のはクルマのせいという
そんな単純明快な話ばかりではないのだけど ^_^;

それはそれで置いといて、走行技術について子細に検討する。
結論?は、また明日以降の日記で。


5/31

Kスペジムカの画像比較を、目が痛くなるまで続行。
今週/来週のうちに、失敗点を徹底的に分析するのだ。

昨日は、模範走行であるところの前田さんの走行画像(以下、甲と記す)と
私の走行画像(以下、乙と略す)をそれぞれ個別に見ていただけだったが、
今日は MultiWindowMediaPlayer というソフトを使い、一度に再生して
甲と乙を同時に見比べてみることにした。

録画開始タイミングの違いで、0.5秒ぐらいこちらが速く走り出している
映像になっているにも関わらず、第1コーナーの突っ込みの時点では
ほぼ互角の位置に来ているってのが、まず驚いたところであった。
少なくともあそこまでは、アクセルは完全に踏みきっていたんだけどな〜。
違いといえば、クルマそのものの違いの他に、そこに至るまでのラインが
全然違っていた。無駄な走行抵抗にならないように注意しながらも
早めにコース内に入っていく乙と、ギリギリまで直線走行を維持した甲。
たったそれだけのことが、0.5 秒の差を埋めていたのだろうか?(汗)
立ち上がりで膨らんだのか(よく見えないが)そこから先のタイヤバリヤ部で
甲と乙の間に、早くも 30〜50cm ほどの差がついてしまっていた。

シケインセクション(勝手に命名 ^_^;)までについた数十cm の差は、
後述の理由でどんどん広がりながら、パイロンセクションへとつながっていく。
大きく膨らみながら立ち上がっている乙と、コンパクトに曲がっていく甲。
アウトで膨らんで道幅を使っていく走り方と、コンパクトに曲がり
立ち上がりで直線的なラインを取る走り方。一番違う点は、ここにある。
曲がっている最中の車速も、明らかに甲の方が速い。というか、直線と
カーブとの間に、ほとんど車速の差が見られない(驚異的・・・)。
クルマの性質によるものなのか、それとも走り方に問題があるのだろうか。
ともかく、立ち上がりで大きく膨らむ癖を複合的なコーナーでもやっていくと
結果として長い距離を走ることになり、不利になることには違いない。
シケインの入り口角でブレーキを踏んでいた乙は、入り口の時点での速度で
甲にますます遅れを取り、パイロンセクションへの入り口の時点では
相当な差をつけられてしまう。むむむ・・・。

外周からパイロンに向かう部分でも、島の角にぺったりとへばり付く形で
立ち上がっているので、そこから先の走り方にロスがない甲。おそらく、
その先のアクセルの踏み込みは、何の気兼ねもなく行うことができるだろう。
一方、1つめから大きく膨らんでいるので、わざわざ振り返し的なラインを
取らざるを得なくなり、アクセルを有効に踏みきれない乙。これは無駄だ・・・
そもそもあのラインは、1つめのパイロンの角を鋭角に曲がれないという前提で
取っていたものだが、Sタイヤでなおかつ、ジムカ向けの設定に切り替えれば
あそこまで大回りすることもなく、コンパクトに曲がれたのかもしれない。
ちゃんと設定変更しなかったことが、悔やまれる。

ここから先、2つ目のパイロンでの鋭角ターン〜第1コーナーへの戻りの部分で
そこまで「そこそこ」開いていた差が、一気に「取り返しのつかない」差になる。
パイロンでの鋭角ターンで、全然車速が落ちてなくて無駄がない甲に対して、
無理にサイドを引こうとして、車速を完全に落としてしまっている乙。
そもそも、あの速度で曲がれてしまう甲の AZ-1 の性能が信じられないが、
それはさておき、ここで一気に差が開く。そこから先のセクションでの
速度の乗り方が全く違っている。パイロンでの立ち上がりで、甲と乙が並ぶよう
片方の再生時刻のツマミを進めて(笑)重ねて再生してみると、はっきり解る。
左端に戻るころには、恐ろしく差が開いてしまっている。
明らかに、きついコーナーでの速度の乗り方に差が出ているわけなのだが
とにかく、あの速度で曲がることは可能だ、ということがわかった。
なんとなく「曲がれないかな?」と思っていたのだが、それは間違い。
というか・・・曲がれないと、全然勝負にならない・・・
そのためには、、、

第1コーナーで乙が矢鱈に速度を落としているのは、明らかに
突っ込みすぎをリカバーしようとしているせい(笑)これはまちがいなし。
ここでもさらに差が開く。突っ込みすぎというより・・・何が問題かといえば
結局のところ「荷重をうまく前に動かしていない」ということなのだね。
ブレーキ一発に命をかけすぎて、荷重を前に移すことがおざなりになっている。
ほんのちょっとだけ荷重を前にやっていれば、ちゃんと曲がれるだけのキャパは
D98J には存在していたはず。これに気づかなかったのが、惜しまれる。
これは、最近よくアゼニスを使うようになっていたため、そちらの走りに
(横に耐えないので、こじれない。リアを出して曲げていかねばならない)
頭が切り替わっていたのだろう。急いで、これを是正せねばならない。
そうしなければ、乙に未来はない。

その後のセクションの処理では、大きな差は見られないが、
最終コーナーは、もうちょっと横Gをかけていくことができそうな感じ>乙

こういう感じで、何度も何度も、比較映像を眺め続ける。

なるほどねぇ・・・

まだまだ分析は荒っぽいので、もう少し時間をかけて、子細に検討しよう。