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Cappuccino 日記(2001/9)

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9/1

詰まりきっていた仕事も、ようやく落ち着きを見せる。
久々に迎える、優雅な週末である。天候も悪くない。
こういう時こそ、絶好のメンテ日和なのだん。

早速、この一週間抱き続けていた疑問の解消のため、
ジャッキを持ち出し、カプのリアをひょいと持ち上げる。
イグニッションキーをキーシリンダーに差し込み、ACC の位置へ捻り
作業の BGM として、FM-kyoto を流す。もちろん、車外でもよく聞こえるよう
屋根を取り外した状態で、だ。こうすると、まさにカプ自身がメガホンと化す。

トランクを開け、そこに乗ってみても、さして・・・というか、ほとんど
ストロークしないリア。若干ストロークしているように感じられていたのは、
どうもタイヤ自身の歪みによる、若干の揺らぎらしいことはわかった。
っていうことは、リアサスの縮み側って、全然動いてないんじゃないか?

このサスを装着してから半年。一度も調べたことがないってのも不自然だ。
というわけで、今日はリアサスを外し、ストローク量の調査を行う。

ペキペキとストラット Assy を取り外し、ショックとロアケース(?)を分離。
下からバネを取り外し、アッパーマウント〜バンプラバー〜ショックケースに至る
ストローク部分のデーターを集める。
結局のところ、一番伸びている状態からバンプラバーに当たるまで、

たった 40mm しかストロークが存在しないことが判明。

うーん。
リアに組んでいるバネのレートは 3kg/mm だから
静止状態でおよそ 200kg かかっているとしたら、65mm 縮む。
実際は、ブッシュのねじれとショックの反発力があるから、若干少ないが。
・・・あれっ?さっき、ストロークは 40mm しか無い、と書いたような(汗)

ひょっとして、1G 状態で既にバンプタッチしてる?

試しに、アッパーマウントを押し下げ、バンプタッチしてからの様子を見る。
大体、私の体重(80kg 弱)を掛けると、タッチしてから 10mm 強は縮む。
ラバーはウレタン製だから、まだそこからも縮むはずだ。幾らかは。
ということは、1G でタッチしていたと考えてもおかしくない。
縮み側については、ラバーがバネ代わりになっていたことになる。
 そーいや最近、やたらに乗り心地が悪いと思っていたんだけど・・・これか?

しかし、1G 状態で既にストロークが足りていないということだから、
散々考えても、何をどうしてよいのやらわからない。
とりあえず、プリロード調整を目一杯締め上げる。
でも、全然意味ないんだよなぁ・・・
ついでに、今ついているバネのジオメトリを調査。
結局のところ、内径 61mm、長さ 150mm ということがわかった。
こういうのって、どういう言い方をすればいいのかな?
ついでに、ヘルパースプリングも計測。長さ 40mm。
ヘルパーと本番バネ(?)の間のスペーサが 10mm 弱だから、
結局のところ、長さ 200mm のバネがあれば丁度いいってところか。
長さ 200mm で、3kg よりも若干固い・・・5〜6kg ぐらいのバネ?
仮に 6kg とすれば、30mm ぐらい沈むわけだから、遊びナシとして残り 10mm。
うーん、これでもやっぱり、縮み側ストロークが全然足りないなぁ。

久しぶりに STRAIGHT に出向き、店長の生存確認。
ちょっと雑談をしてから、帰宅する。

その途中、2回も逆走をしでかす(大汗)

確かに、めちゃくちゃ眠かったってのもあるが・・・
久世橋通の一本北、M田機械のある角の交差点での話。
この辺りは最近、猛烈な勢いで道路工事を行っている。
それに伴い、交差点から生えている道のうちの、ある1本だけが
工事の進行とともに、ものすごい勢いで車線構成を変化させている。
私が知っているその道は、1車線が南行き、2車線が北行き。
合計3車線構成の道路だったはずだったのだが・・・

交差点に書かれていた右折路の道路標示には一切の変化がなかったため、
その通りにヒョイっと曲がった私の目の前には、相対する形で
3台のクルマが並んでいた。

・・・え?3台?

確かに、ついこの間まで南行きだったはずのところに、
北行きのクルマが止まっているではないか!そんなバカな!
よく見ると、そのクルマの向こう側の路面には、南行きを示す道路標示が
真新しい白色で、描かれていた・・・

をれは、地面に引かれている右折案内の通りに曲がったんだぞ!

それに従ったら、対向車線に入っちゃうじゃないの!(涙)

どういうこっちゃ!?と思って、急いで辺りを見回すと
遥か左手遠くに、新たに作られた南行き車線が見えた。
やたらに太い、中央分離帯の向こう側に(涙)
そういうハメ技は許してちょ〜

中央分離帯を横切る形で作られた歩道を疾走して
遠く離れた「正しい道」へと戻る。
許すマジ、扇千景。

AB と Joshin に寄り、PC関係のちょっとした買い物をしてから帰宅。
いあ、荒れた机の上では、光学式マウスの使い心地は最高ですな ;_;

ふと、バンプラバーにタッチするまで 40mm しかないとはいえ、
ショックそのもののストロークがそれだけしか無いはずがないことに気づく。
明日、もう一度リアショックを外して、バンプラバーを外した状態で
どこまでストロークできるか確認して、その結果次第で
バンプラバーの長さを調整しよう・・・。


9/2

いあー、二度手間になりましたな。

適当な時間に起き出して、早速リアサスをバラし直す。
取り外しそのものは 15分で完了したが、ストラットのバラしに手古摺る。
というのは、アッパーマウントを締め付けているボルトのサイズが 21mm、
ショックのロッドに刻んである回転止め用の二面巾が 9mm という、
手持ちに全然ないようなサイズの工具を必要としたからだ。
今更、取り外したサスをもう一度組み付け、買いに走るワケにもいかない。
慌てて、オヤジから 21mm のショートメガネレンチを借り出す。
助かった。9mm のほうは、小さいモンキーで代用することにしよう。

アッパーマウントのボルトは、その巨大なサイズのわりには
どえらく弱い力で止まっていたため、拍子抜けするぐらい簡単にバラせる。
バネを取り外し、バンプラバーを固定するボルトを外し、ラバーを抜き取る。
シンプルな作りかと思っていたが、どっこい、なかなか複雑な構造だ。
上半分は硬質なゴム、下半分が柔らかいウレタンゴム。むづかしいな。

まずは、ショックのロッドを簡単に清掃してから、長さを計測する。
ショックの上端から、ロッドのネジが始まるところまでの長さが 130mm。
それを確認したのち、ロッドを手で押し込んでみる。
減衰力は最弱にしているから、簡単に押し込めるかと思っていたが、甘い甘い。
ロッドの上端を押えている掌が内出血を起こすぐらい、硬くて反発力がある。
ちょっとでも手を緩めると、あっというまに「シュルル!」と押し返される。
さすがに、半年程度の使用ではまったくヘコタれている様子がない。頼もしい。

さて、そんな硬い硬いショックだが、どこまで押し込んだら底付きするか?
あれだけ長いバンプラバーが入っているのだから、ストロークはさぞや短かろう
と思ったら、いくらでも入る入る。ズブズブ入ります。
結局、ネジ部ぎりぎりのところで、ようやく底付きした感触があった。
ということは、130mm まるまるストロークとして使えるということだ。
おお、これは予想外にありがたい展開!

何度か往復させて、間違いなく 130mm のストロークがあることを確認してから
取り外したバンプラバーを観察。先ほども書いたように、ゴムとウレタンの
二段構造になっている。長さは、ゴム部 30mm+ウレタン部 65mm で、計 100mm。
すなわち、これがストロークの大半を占めているということだ(涙)

こりゃいかん、ということで、いくつか計算を行い、考える。
結局、ウレタン部分を 35mm 切断し、ストロークを 35mm 確保。
これで、ストロークは 75mm となり、1G 状態からの縮み側ストロークも
バンプタッチするまでに、20mm ほどは確保できることになるはず。
(バネレートは、各種ブッシュによるレートの上昇分も加味して考える)。
1G 状態での車高を考えれば、これぐらい縮めば干渉するかしないか?
という線になるはずのところだ。

作業完了後、STRAIGHT に出向き、足りなかった工具を調達。
その往復の道では、随分と乗り心地も良くなったし、リアの食い付きも
随分と自然になったように思えた。あとは、14日までに再確認をしないとね。


9/8

というわけで確認の為に、雁ヶ原まで一走り。ジムカーナ練習に出かける。
今回の旅については、EF8 のいりす氏、および AZ-1 氏の両名を誘ってみた。
どちらも暫く走行されていないとのことで、リハビリを兼ねた練習会として。
幸いにも快諾を得られたので、今回は3名で出撃することとなった。

現地には早めに到着しておきたかったので、京都出発は朝6時に設定。
京都東 I.C. 入り口付近で集合して、全員一緒に北に向かうこととした。
しかし、私自身が・・・起床時刻そのものには問題なかったのだが、
朝食にちょっと凝りすぎたため、若干遅刻気味の出発になってしまう。
いかんいかん、慣れないこと(ちゃんとした朝食)するもんじゃない ^_^;

という理由のため、急いで出発準備をしているところに、AZ-1 氏から電話が入る。
今から出発とのこと。んー、私でも遅刻気味だからして、氏の家と出発時刻から
考えると、私よりも遠いところに住んでいる氏は・・・遅刻確実だな ^_^;
まぁ、別に電車に乗っていくわけでもないので、慌てずに。と伝える。

これで少しは余裕ができたかと思ったが、いりす氏は先に来ているかもしれない。
そうノンビリしているわけにもいかないので、早々に出発することにした。
薄明るい山科の市街地をペースを上げ気味で走り、若干遅れぎみで到着。
しかし幸いなことに、いりす氏は未だ到着されていなかった。
よし、これで遅刻したことは隠せるぞ(笑)

コーヒーでも買おうかと思い、クルマを置いて少し歩いたところで
早朝のためか、テンションのあがらないいりす氏が到着。オハヨーゴザイマス。
ほどなく、朝から絶好調の AZ-1 氏もやってきたので、若干喋ってから出発。
遅れ気味ということもあり、自分一人ならノンストップで北上するだろうが
今回は無理せず行こうということで、多賀 S.A. と南条 S.A. で休憩を挟む。
そんな感じで、名神〜北陸道を抜ける片道 200km の行程が始まった。

当然、今回は私が先頭を務めることになるが、先頭って結構気疲れするもので。
つまり、クルマ2台が常に後ろについているわけだから、車間距離分も含めて
9台〜10台分ぐらいの長さの確保を考えながら、車線変更をしなきゃならない。
クルマが少ない区間は良いが、名神京都東〜米原あたりは、そこそこ台数が多い。
そんなこともあり、名神区間では、基本的に 100km/h+α(?)程度で巡航。
が、米原 JCT を過ぎて北陸道に入った時点で、巡航速度は一気に跳ね上がる。
これは、クルマが減ったから・・・ではなく、全体の流れが一気に速くなるため。
回りがみんな速いのだから、自分一人だけマイペースってわけにも・・・(笑)

てな感じで、北陸道に入ってからは、リミッター前後までペースを上げる。
しかし、リミッターに当てっぱなしで走っていた、もっともペースの速い区間で
すぐ後ろを走っていたいりす氏と AZ-1 氏に、「150km/h は出てた」とか
「リミッターに当たってもまだ離されていった」などと言われてしまった。
そりはおかしいっす。私のクルマは、リミッターすら切ってないドンガメでっせ。
タイヤの外形だって、純正とほとんど同じになるようにチョイスしてあるし。
ひょっとして、うちの速度センサーが狂ってるのかぁ?ちょっと不安。

上記のように、多少は飛ばしていた区間もあったが、休憩が多かったこともあり
結局、9時前頃になってようやく福井北 I.C. に到着。ちょっと遅かった・・・。
R416 沿いで見かけた GS で給油して、その直ぐ近くのコンビニでメシを買う。
必要な買い物を終えたあと、そのコンビニの駐車場でちょっと喋っていると
「FINEART」のステッカーを貼った白いワークスが、やってきた。
へっ・・・ファインアート?ってことは、たぶん滋賀県からかなぁ?
雁ヶ原って、遠いところから人が集まってくるんだなぁ。感嘆。

(人のことはあんまり言えないような気もするが>自分)

その後、増えてきた一般車による渋滞に巻き込まれつつ、R416 を東へ向かう。
タラタラ〜っと走っているうちに、だいたい9時半頃に、雁ヶ原に到着。

到着が朝一番だったら、タイヤを交換してからセクション練習もできただろうけど
この時間だったら無理だろうなぁ・・・などと思いながら、駐車場に入ると
案の定、既に多数の参加者が集まっていた。急いで荷物を下ろし、タイヤを交換。
走行準備を完了して、直ぐにコースの確認。1本でも多く走りたいからにぇ。
なお、減衰は F:5 R:5 に設定。空気圧は前後とも 1.6kg のままという状態。
これを当面のデフォルト設定にしたいと思うが、どう出るだろうか?



淡い期待を抱いていたのだが、それは完全に打ちのめされることとなった。
路面もタイヤも冷えきっているうちは、まだ良いフィーリングだったが
一旦暖まってしまうと、全然ダメダメっていう感じになるのだった。

特に、大きな改善が期待されていたリア回りの接地能力であったが、
これは完全に裏目に出てしまったようだった。リアの接地が、まったく弱い。
プリロードは最強に上げてあるし、ストロークもたっぷり取ったつもりだったが
伸びが足りないのか縮みが足りないのか。ターンを開始するまではまだしも、
回りだしてからがイケナイ。アクセルを踏み込んで、駆動力を与えてみると
ターンインまではヘバリ付いていたリアが、急激に跳ね出してしまうのだ。
ちょうど、デフがないときのターンと同じような感じの動きになってしまう。
タイトターンのかなりの区間で、ケンケンしっぱなし(涙)。

すなわち、切り取ったバンプラバーは、それなりに仕事をしていたということを
証明してしまったようだ(どのように働いていたのかという点は不明ながら)
しか〜し。こんなモン(=リアのトラクションがまったく掛けられない)では
ここだけでなく TTW でも、とても勝負になりまへんわ・・・早くも戦意喪失 ;_;

それでもなんとか”バンプラバーを元に戻す”以外の改善策を考える。
ここであっさり負けを認め、バンプラバーを戻してしまうことは簡単だけど
まだ、ここを真直ぐ行った先に、良い解決策が隠れているかもしれないからだ。

ということで、バランスを睨みつつ、リアの減衰を少しずつ上げてみる。
結局、F:6 R:7 ぐらいまで減衰を上げることで、ようやく無駄な暴れは収まる。
しかし暴れなくなっただけで、リアが浮いて駆動力が抜けることには変わりない。
ターン後半でアクセルを踏み込んでも「ヒューン」という、空しい空転感が・・・
こんな状況なので、グリップには勝てず、サイドターン不能な状態に(涙)
暴れを押さえ込めた分、侵入で思い切り勢いをつけ、最初のうちに多めに回して
リアの傾斜が完全に落ち着いた後半でアクセルを踏んでやれば回れるものの、
そんな走り方しても、全然早くないっすよ〜(涙)

気分転換のため、いりす氏の EF8 の助手席に(無理矢理)同乗させて頂く。
出走待ちの行列で、フロントガラス越しにジリジリ照りつける太陽に苛まれる。
なんでこんなに暑いのか?と思っていたら、クーラー付いてないんスね ^_^;
・・・私は、このスパルタンさには耐えられそうにない>エアコンレス

FF の走り方、すなわちフロントタイヤに全てを集中しなければいけない走り方を
味わうことで、何か得られるものがあるのではないか・・・と思っていたが、
逆に、いりす氏の走り方の「あれっ?」という点ばかり、気になってしまう。
もちろんそれは、自分自身に対するフィードバックになるのだけれど、
自分ばかり得をしてもアレなので、正直に感想として述べさせて頂く。
口にすることで、考えを整理できるということもあるのだけど。

そんなこんなで、試行錯誤の走行を続ける。
結局、午前の最終走行だけ、最後の 270度ターンがビシッと決まった。
ガツンと最初に回し始めた時点からリアが落ち着いていたためか、
直後のアクセルオンから滑らかに回り出し、鋭く転回を完了する。
思わずこぼれる、ニヤリ笑み。ああ、百発百中で味わいたいものだ。

昼休み。
AZ-1 氏が持ち運んでいる湯沸かしセット(コールマンのガスコンロ)が活躍。
湯を湧かしてもらい、カップメンを食する。雁ヶ原では初めての、マトモな食事。
やっぱりアウトドア用品は必要ですな。ジムカーナはアウトドアレジャー。

食事を終え、現状について考えを深める。
それにしても、悩ましいセッティングになってしまった。
このままの状態だと、午前中の最後のように、「ハマらない」と
ビシっと決めることは容易じゃない。雨天、ないしはラジアルならさておき
Sタイヤwith晴天では、ハマリ率悪し。この問題を改善するための方策は・・・

(特にタイトターンにて)リアのイン側が浮いてしまう
→機械式デフの導入
ターン開始からクラッチ接続までの間に、回転が上がりきらない
→SS 軽量フライホイール(3kg ちょい)の導入
そもそも、Gを溜めたコーナリングで、リアが浮くというのがおかしい
→サス設定のさらなる煮詰め直し

方策っちゅうか、ほとんど買い物じゃないか(汗)
まぁ、とりあえず、バンプラバーは戻すべきかもしれないな。

というわけで、午後の練習に進むが、サイドターンはほとんど失敗。
また、コース中盤にある、90度の低速鋭角コーナーからつながる外周部では
ターンインはさておき、中盤からの立ち上がり区間〜外周のターン序盤に渡って
リアの飛び跳ね現象に悩まされる。やっぱバンプラバーが無いせい?
ああ、もうどうすりゃいいのやら・・・

煮詰まりきって爆発しそうになったので、AZ-1 を運転させてもらう。
あのペダル配置ではヒール&トゥができない(慣れていないから)ので、
大したことはできそうにないが、デフ付き後輪駆動車は味わうことができる。

操作系統の場所が違うから、どうにもしようがない部分もあったのだが
サイドターンどころか、外周でカウンターを入れた状態でのドリフト維持が
わりと簡単にできてしまう。暴れまわってても、いつでも制御下に戻せそう。
そんな荒れた挙動の制御なんて、決して得意じゃなかったのにネ。

そこで、ハタと気づく。これが機械式デフの威力なんだ・・・。
なんてこった、ノーマルブレーキ/ノーマル足でも、これかよ・・・。
ああ物欲が。しかし先立つものが。穴空きマフラーを直す金、etc、etc...
シクシク ;_;

やがて、別件の用事があった AZ-1 氏だけ、先に帰途につく。
京都を通りすぎ、吹田まで行く用事があるらしい。残された時間は3時間。
高速の I.C. まで戻るのに若干の時間が必要だから、実質2時間ちょいか。
帰り道には4つのオービスがあるので、用心するように!

その後、いりす氏と私は、ひたすら練習を続ける。
しかし、今抱え込んでいる問題は、そう簡単に解けるものではない。
思うに任せない走行を何度も行っているうち、今日の練習は終わった。

ダメだ・・・このままじゃ、ダメだ。なんとかしないと。

萎れた気分のまま、片付けを開始。
取り外したSタイヤを、じっくり眺めてみる。
一部で、スリップサインが完全につながりだした。
使い初めてから、大体半年足らずってところか・・・。
そろそろ、ご臨終が近づきつつあるやうです(涙)

このペースで雁ヶ原を走り続けると、年内には勝負できないタイヤになる。
ということは、来年に向けて、また新しいタイヤを調達しないといけない。
来年は RE540GS にするか?それとも、D98J SPS で続投するか?
かなり悩みどころである。なにせ値段が \10k は違ってくるのだから(汗)
ただ、夏場ならパワーに見合った程度のグリップが出るので不足はないが
冬季〜春の低温下では、D98J と 540S では差が出るしナァ。

帰り道、いつものように温泉に寄る。
いりす氏と、温泉横の休憩所にて長話。
大変に重たい話題で、すごく落ち込んだ気分になった。
でも、ひたすら悩んでも、何の解決にもならないのですよ。
時間だけは買えないのだから・・・それは、自分自身にも言える話。

結局、19時過ぎまで話し込み、それから帰宅の途につく。
ホイールバランスが狂っているため、ひどいブレが出るということで
帰りの高速道路は、100Km/h 維持のままでずっと走り続けることにした。
夜の北陸道は、刺激が無さ過ぎていけない。眠さで死ぬかと思った ^_^;

22時頃に帰宅して、即バタンQ。


9/9

雁ヶ原までの往復、および炎天下でのブッ通しジムカーナ練習は
普段が座り仕事で体力を鍛えていない自分には、結構つらいものがある。
てなワケなので、次の日は、朝のうちには起きられないかと思っていたが
朝8時過ぎには、スッパリと目が覚めてしまう。これはちょっと驚き。
体を動かした疲労による眠気は、早いウチに取れるのだね。

折角だから、マフラーを調達するために HALFWAY に行こうか・・・とも思ったが
目は覚めても、なんとなく体がだるい。体調の悪さは気になるので、止める。
その分、カプチ回りのメンテナンスなどに励むことにした。

まず、汗を大量に吸い込んだヘルメットと手袋を日干しして、ツナギを洗濯。
しかし・・・ツナギは洗濯できるから良いが、ヘルメットのメンテナンスって
どうすればいいんだろ?放っておいたら、すごいことになるよな、きっと。
洗えないから、ファブリーズ(臭い消し)でも吹くか?

引きつづき、かねてからの懸案であった「タイヤ袋」を製作することに。
今までずっと、タイヤを運搬するときは黒いポリ袋を使っていたのだが
車内に風が吹き込むと、袋に風が入り、角の部分が膨らんでしまったりして
有効な視界を遮ることが往々にしてあったのだ。つまり、けっこう危険なのだ。
また、そこらで買えるものなら買うのだが、売っているのを見たことがない。
また、構造から考えるに、買うほどのものでもないと思う。だから作ってみる。

ホームセンターに出向き、材料となりそうなものを吟味する。
袋自体は、テントに使うような厚手で丈夫な生地があれば良かったのだが
コストを考え、レジャー用のシートを使うことにした。今ならお安く買える(笑)
175/60R14 のタイヤなら、外周は 1.8m 程度になる。また、折り込む部分を考え
生地の巾は 0.4m ぐらい必要になる。これが4本だから、1.8m×1.8m あれば良い。
しかし、1.8m×1.8m と銘打って売っているシートは、フチの折り返しも含めて
そのサイズだから、流用するにはちょっと問題がある(わずかに足りない)。
なので、2.7m×3.6m という、ちょっと大きめのシートを調達することにした。
\1k を切る価格であるし、余った分はシートとして使えるから無駄にはならない。

あとは、タイヤの両側まで巻き込ませた生地を縛らないといけないのだが、
これは少々悩んだ。ゴム紐を仕込んでおけば、縛る手間は省けるのだが
ホームセンターには、丁度良さそうなゴム紐は売っていなかった。
まぁ、普通の紐でも良いか・・・細めの紐を 20m ばかし買い込む。
ホイールと同じサイズまで縮めて縛るとして、一周 1.1m程度。
1つのホイールの左右で縛るから、1つあたり 2.2m。4つで 8.8m。
紐は 10m 単位で売っていたので、余裕を見て 20m 調達したわけだ。

とりあえず材料は調達できたので、さっそく帰宅して、作成作業を開始。
まず、1900mm×400mm の大きさに裁断したシート生地を用意する。
これをタイヤに巻き付けて円筒状にし、つなぎ目をホチキスで固定。
薄っぺらい円筒状になったシートを、いったんタイヤから外して裏返し、
もう一度タイヤにかぶせる。そののち・・・

次に、円筒のフチを 1〜2cm ほど折り返し、そこにヒモを通して
タイヤの両側で袋を絞り込めるようにしてやらないといけないのだが・・・

ここで、かなりハマった。

最初、ホチキスを使って、折り返した部分を固定しようと思ったのだが、
紐を引っ張って絞り込んでいくうち、どうしてもホチキスが外れてしまう ;_;
ホチキス数本で支えきれるほどの弱っちい力では、ないようだ。

次に、ぶっとい針と糸を持ち出し、折り返し部分を縫って固定してみる。
試しに、30分ほどかけて 10cm ほどの長さの袋を作り、ヒモを通してみる。
これは確かに頑丈で、少々の力で引っ張ってみてもビクともしなかったのだが
あまりにもしっかり作られてしまうため、紐を引っ張っても全然縮まらない ;_;
結局、生地がシワシワになることで、縮むことができるわけなんだけども
糸を入れて補強してしまうから、シワシワになることができないわけだ。
・・・もうちょっとしなやかになるイメージだったんだけどなぁ ^_^;

あれこれ考えても妙案が浮かばないので、またもやホームセンターへ出かける。
売り場をブラブラと漂っているうち、ふと、あるものが目に止まった。

ハトメ打ち。

これだ・・・。
紐を縫い込むことは難しいが、フチに大量のハトメを打ち込んで
そこに紐を通し、それを引っ張って絞り込むことは簡単なはずだ。
当然、フチを強化するわけじゃないから、生地もシワシワになれる。
これだよ、これ・・・ハトメ打ちを引っ掴み、レジへ。

意気揚々と帰宅し、タイヤ袋作成を継続。
フチを 20mm ほど折り返し、7mm 径のハトメを円周上に 16個打ち込む。
そこに紐を通し、ググッと引っ張っていく。これが、思った通りに上手くいく。
生地には上手くシワができ、円筒のフチは、ホイールの円周上まで絞られる。
そうそう、この形。名阪でよく見掛けるタイヤ袋の形そのもの。これだよ〜。

良い結果に調子づき、4本の袋の両縁に、合計 128 個のハトメを打つ。
最後のほうになると、ハトメ打ちを握っていた右手の掌が真っ赤になった上に
軽い内出血までしてしまったりしたが、まぁ良い結果が得られたから良しとする。

・・・たったこれだけのことなのだけど、試行錯誤でまる一日を費やす(涙)
結局、安く済んだのか、高くついたのか ^_^;

買い物に出かけるときに気づいたのだけど、
マフラーからの排気漏れの音が、ますます酷くなってきた。
色々検討してみたけども、たぶんペリシアを買うことになると思う。

ということは、保管しておいた純正マフラーのパイプが、必要になる・・・。
早速、ノーマルマフラーのフロントとセンターパイプを、棚から引っ張り出す。
見たところ、フランジは錆びているが、その他の部分は問題なさそうだ。
ワイヤーブラシと METAL READY を持ち出し、フランジの錆びを落とす。

・・・それにしても、なんでフランジだけが錆びてるんだろうか?
パイプの部分だって、どう見ても普通の「鉄」なんだけどなぁ。


9/10

早めに帰宅して、フランジのサビ落としを継続する。
(ちょっとやそっとじゃサビ落としが終わらないぐらい、ヒドイ(笑))

鉄じゃなく、真鍮のワイヤーブラシを使ってサビを落とすと、
サビが落ちた後、薄金色の光沢が出て、大変に美しく見える。
なんでだろう・・・真鍮が表面に付着するのかな?


9/11

今日もまた、早めに帰宅。
ワイヤーブラシだけではラチがあかなくなってきたので、
小型ルーター+砥石を使って、徹底的にサビを落とす。

つまり、鉄の内部にまでサビが入り込んでいる部分があったわけ。
ぱっと見ただけでは「若干黒いかな?」としか見えない部分なのだが、
そのような腐食の激しい部分の表面を、砥石で削り落としてやると・・・
鉄の薄皮一枚で覆われていた膨大な量の赤錆粉が、ボロボロと現れてくる。
ブレーキローターを研磨するときも、同様の錆進行状況が見えたものだ。
結局、鉄のサビって、内側で深く静かに進行するから恐いんだよね。

そんなことをしているうち、米で大規模同時多発テロが起きたとの話が・・・
ど〜もブッシュはやる気らしいけど、ひょっとして(以下省略)


9/14

さて・・・本日は、名阪での TTW 直前コソ練。
やっくりさん/前田さんらが首謀者となって計画された練習会に、
大変に幸いなことに、私も参加させてもらえたわけで。

考えてみれば、名阪を走るのは何ヵ月ぶりだろうか・・・。
(仕事の都合が付きづらかったので、長いこと名阪には行けなかった ;_;)
今回は、TTW に向けての名阪Eコースの肩慣らし的要素が大きい。

午前4時半起床5時出発のスケジュールで、意気揚々と出かける。
天気予報を見る限りでは、今日はさほど悪い天候ではないはずだった。
そう・・・実際のところ、天理市直前の R24 を走っているときなどは、
東の空から、朝の陽光がまぶしく射し込んできていたものだった。

なのに・・・名阪国道に乗り、東に進むにつれて

急激に曇ってくる天候。

小倉 I.C. を降りて、R25 を名阪の方角に向けて進む。
空どころか、なぜか回りの景色までだんだん白くなってくる。
名阪下をくぐり、工業団地の目の前に到着した時点で

視界は、ものすごく深い霧に包まれてしまっていた。

ちぇー(涙)

やっぱり、名阪は別世界だよなぁ・・・
気をとり直してゲートをくぐり、Eコースに向かうが

・・・霧が視界を覆い尽くして、先が全然見えねぇ(涙)

こりゃ、朝一番は走れんかもしれんなぁ、などと弱気なことを考えたり。

パドックに到着。
斎藤さん・前田さんらが既に到着。速い人はくるのも早いね。
こちらも負けじとパドックにクルマを突っ込み、出走準備を進める。
この間に、空に垂れ込めた雲が無くなることをずっと祈っていたのだが
願いも空しく、雲はますます分厚くなり・・・そして、細かい雨が降り出した。
よりによって雨が降ってきてしまった ;_; ウェット路面での練習かぁ(涙)
ウェットは嫌いではないのだが、本番が晴れてしまったら台無しだ ;_;

さて、今日の練習メニューは。
Kスペジムカーナ、および TTW 第2戦の2パターンのコース。
これらを繰り返し繰り返し何度も走り込み、練習するわけだ。
どちらもサイドターンが使える(※ 使ったほうが速いわけではない)
部分があるので、そこは抜かりなく回っていこう。これも修行のうち。

名阪Eコースを思い出す意味を込め、完熟歩行に進む。
完熟で歩くのは、Kスペ設定のほう。練習パターンは、まずこちらから。
第1コーナーを時計回りでクリアし、シケイン状に作られたセクションを抜け
パイロンセクションで大回りし、内周を直線状に抜けてから外周に戻り、
第1コーナーを反時計回りでクリアしてから、もう一度内周を直線状に抜ける。
途中でナナメ向きに反対側の外周へと抜け(Eコースでは、ここが一番好き)
最終コーナーを時計回りでクリアして終了っていうコース設定。

ずっと同じ設定なので、色々な人が何度も走っているコースである。
抑えどころも攻めどころも、ほぼ完全に判明していると考えて良いと思う。
で、そこを詰めていく練習をやっていけばいいのだけど、それはちょっと遠慮だ。
もっと他のアプローチは存在しないか?もっと良いラインは存在しないのか?
クルマの仕様や路面状況などによって、最適なラインはある程度変動すると思う。
だから、誰かが作ったラインを丸覚えして、そのとおりにトレースする練習を
するんじゃなくて、自分のクルマの場合はどうすべきか、その時々の状況に応じて
正しいと思われるイメージを作っていく能力を養わなければならないと思う。
(それは、公道を走るときにも発揮される能力となると思う)

だからもう、タイム云々の前に、練習会では徹底して暴れることにしている。
暴れまわることで、正しいイメージを作るための「材料」が揃うはずと思う。
そのために、神経をすり減らして稼いだ金と、同じようにして作った時間を
より多くの「良い材料」を得るための生贄として、捧げているわけだ。
(公道では思う存分暴れまわることができない、というのも理由だが)

そもそも、公式な名誉すら得られるとは言えないような「草ジムカーナ」を
続けている理由は、如何なる状況下でも、常にクルマをコントロールできる
技術を身につけたいから
である。決して人より速く走りたいとか
競技としてタイムを向上したいという理由から続けているのではない。
もちろん、常にクルマをコントロールしたければ、徹底してスロー走行すれば
良いのだが・・・人間だれでも欲があるもので、マージンは削り取りたい。
そこに研究する余地があるものなら、是非とも研究したいと思うのが人情だ。

また、自分の腕を客観的に見る物差しとして、確かに「タイム」や「順位」は
大変に便利なものであると思う。だから、競技会には参加するようにしている。
ただ、競技会のためにクルマを作り上げたりすることは、なるべく避けたい。
これは、目的と手段が逆転することを最も恐れているからだ。
競うことは楽しいが、最終的な敵は自分自身にある。それを忘れたくない。
ただ、ノーマル車では練習できないこと/得難いものは沢山あるわけなので
ブレーキ/足回りを中心に、ある程度の手は入れているわけなのだが・・・

何度も書いているようなことを、またこうして書いてしまったわけだが
ともかくそういう理由があるので、攻めどころは完全に判っているにも関わらず
それはとりあえず置いといて、自分なりに練習できる内容を組み立てていく。

完熟歩行は2〜3度で切り上げる。まもなく完熟歩行の時間が終わり、走行開始。
自分的には、第1コーナーのクリア方法(時計回り/反時計回りの両方)が課題。
どこまで進入を殺す必要があるのか?どこからどのように殺せばいいのか?
姿勢変化の計算は?最悪の事態に対するマージンは?

ウェット路面ということもあり、要素として判らないことは多いので
最初は若干押さえ気味で、アウト一杯から進入。進入での破綻は無かったが
中盤からの曲がりが悪く、立ち上がりで踏んでいける姿勢になってくれない。
ちょ〜っとアンダー気味というか・・・いや、フロントが仕事していない感触。
かなりブレーキが残っていないと、舵角どおりに曲がってくれない傾向がある。
アクセルを入れて曲げるっていう感覚には戻ってきて欲しいのだが・・・
まだ、足回りの設定を変更する必要がある。どうしようか?

外周のシケインの進入で、ブレーキを入れながらステアを軽く切ると
今度はリアが無用に出てしまい、姿勢が決まらなくなる。逆だよ逆 ;_;
踏みきれないままで外周に戻り、パイロンセクションへ。ここはサイドの練習。
1つめのパイロンで充分に減速して、2つめのパイロンへの姿勢を作り込む。
そこから1速でフル加速して、いい頃合でサイドを入れ、同時にステアを切る。
若干のラグタイムののち、クルリと回り出すクルマ。うん、問題なくできるな。
立ち上がりへの接続に課題を残しつつも、進入での方向転換はとりあえず成功。

外周へ曲がるところで、何故か早いウチに1速に落としてしまう。
(これは明らかな失敗であったことを、後程のタイム計測で知ることになる)
そのままコンパクトに転回し、第1コーナーへ戻る。ここのブレーキは課題。
タイヤバリヤを越えるところまでアクセルを踏みきったまま進入し、その先で
若干深めのブレーキを入れ、1速にダウン。フロントグリップを失わないように
しながら、ほぼインベタに近いラインを取って、内周直線を向くまで回り込む。
外に膨らまないように細心の注意を払いながら、アクセルをジワリと踏み込む。

直線が見えたところでアクセルを踏み込み、2速吹け切りまで加速。
エンセキに引っ掛けながら外周へ飛び出す。できれば3速に入れたいところだが
外周への出口で減速する必要が出てくるため、この部分は2速のままで走る。
そうすれば、姿勢を変えるのも一瞬のアクセルオフで可能だから、都合が良い。
あとは、最終コーナーも2速のままで、道幅を目一杯使いながら曲がっていく。
(ゴールまで距離がないので、ここでも3速には入らない・・・パワーねぇ ;_;)

そんな感じで5回ほど走ったところで、自分の走行グループが終了。
他の走行グループの順序に移ったので、コントロールタワーでオフィシャル業務。
コントロールタワーでマイク使ったことがないので、妙に緊張してしまう ^_^;
夢中であれこれやっているうちに、他の走行グループの走行時間も終了。
再び自分の走行順序になったので、サイドターンの練習を中心として、研究。
しかし・・・路面状態は相変わらずのウェットであり、本当の意味での
サイドターンの練習になるのかならないのか判らないのが、ちょっと悔しい。

続いて、TTW 第2戦のコース設定での練習。
こちらはまた、大回り(?)が多い設定で、挙動の研究しがいがある。
また、最後に1つサブロクが設定されているので、サイドターンの練習もできる。

第1コーナーはいいとして、外周から鋭角に入る部分のギア選択がむづかしい。
速度的には1速に落とすべきのように思えるが、そこから先のRが緩く、かつ
Rがキツくなるまでの区間が長いこともあって、できればギアを下げたくない。
しかし、2速のままで曲がると、鋭角を抜ける区間でパワーバンドを外す。
悩んだが、現状としては一瞬でも1速に落としてやるのが正解かと思った。
もう少し低速トルクがあれば、2速のままで粘れるのだが・・・

そこから先の区間は、立ち上がりを最優先のラインを取る。
ついつい早くからインに寄ってしまいがちになるが、我慢、我慢。
勢いに乗せて立ち上がり、第1コーナーへの戻りまで速度を乗せていく。
さっきと同様に、タイヤを過ぎた辺りでブレーキングを開始し、荷重を乗っけて
切り込み、インにへばりつくラインで立ち上がる。これまたさっきと同様に
外周に飛び出し、そのときに使った荷重移動を残したままオムスビ回りに。
しかしど〜もアンダー気味というか、フロントが仕事をしない傾向にあるため
オムスビは無駄に大回り。一度ほど、いい具合いにテールが流れそうな感じが
あったものの、2速ではパワー的に維持できず、一瞬で収束。ちくしょう ;_;
最後に、外周にへばりつくパイロンの回りでサイドターン!をする予定だったが
これが何故か一回も成功しない。リアがロックしないというか、しても回らない。
変にリアが食い付く、ケンケン現象のお出まし・・・おかしいなぁ(涙)

こんな感じで、TTW 第2戦のコースを走り抜ける。これもラインや攻めどころに
異論は出そうだが、まずは個別のテクを磨くということで、お許しいただければ。

これをまた2回ほど繰り返し、午前中の走行が無事終了。
あとは別グループの走行が残っているが、とりあえず自分の分は終わったので
昼飯として、事前に買い込んでいたパンなどを食う。しかし、腹がふくれない。
ちょっと考えたが、今日は平日だから、ひょっとして・・・と思い、
ABコース脇のカップメンを買いにいく。もちろん、カップメンはいつでもあるが
問題は、割りばしだ。今日なら・・・今日は平日だから、割りばしがあるかも。

そんな感じで、淡い期待を抱きつつ行ってみると・・・あるわあるわ、
割りばし入れの中から溢れそうになるほどに、大量の割りばしが! ;_;
早速「とんこつ」をチョイスし、湯を入れてユルユルとEコースまで戻る。
1速アイドリングのままでゆっくりと戻れば、ちょうどいいぐらいになるのだ>麺

Eコースに戻った頃には、コースはすっかり静まり返っていた。
どうやら、別グループの走行も終わったらしい。・・・しかし、それにしては
パドックに誰もいない。ふと見ると、コースの奥のほうに、人が沢山いる。
完熟歩行でもやってるのかな?と思い、とりあえずカップメンを食う。

食い続けながら、それにしても何かおかしいなぁ、と思い始める。
普通、完熟歩行だとしても、全員が行くなんてことは無い筈だ。
何かあったのだろうか?急いでメンを食い切り、コース内の様子に目を凝らす。

真っ正面の壁の手前にある白いものの回りに、人が集まっている。

・・・いったい、何が起きてるんだ!?
急いで駆け付けると、そこには、横になっているクルマがあった。
あちゃあ・・・横転したんだ・・・

それは白い VIVIO RX-R で、壁の手前にある土の部分の上に
屋根をコース側に向け、車体下部を壁にへばり付かせる形で止まっていた。
真っ先に運転席を見たが、こちらは既にカラッポになっていた。どうやら
運転手は無事らしい。まずはその事実に、一安心する。

しかし、壁にぴったりへばり付いているこの状態では、
コースから出すことは大変にむづかしい。逆向きに止まっているのであれば
手前に引き起こすこともできたろうが。どうするのかと思っていたら
西尾さんのクルマ(インプレッサ WRX)がコース内にやってきた。
どうやら、これで牽引して、VIVIO の向きを変えるつもりらしい。
確かに、車体の前か後ろだけを引っ張ってやれば、壁に垂直な方向へと
向きを変えることもできるだろう。そうなれば、パタンと倒すことで脱出可能だ。
しかし、経験豊か(?)そうな人の指導のもとに、色々なパターンで牽引されるが
どうも上手く向きがかわらないようだ。向きが変わる前に、そのまま倒れそう。
しばらく格闘されていたが、結局「無理」という判定が下ったようで、
一旦、屋根を下にする形でぐるっと転がして引き起こすことになった。
今ならまだ屋根回りのダメージは少なそうだが、この方法で引き起こすと
(おそらく回復不能と思われる)大きなダメージが、屋根に入ってしまう。
かといって、そのままではどうにもならない・・・苦しいが、他に方法がない。
結局、その場に集まった全員に看取られながら、VIVIO は屋根経由で一回転。
インプレッサに引っ張られながら、静かにコースアウトしていった。

いやぁ・・・それにしても、決してグリップが高くない状況なのに
それでも横転するクルマが出てきてしまうんだなぁ・・・と思っていたら、
どうやら、エンセキに変な具合いに引っ掛かって転んだ、とのことらしい。
名阪Eでの練習会@岩井保険さんのたび、エンセキによる横転を警告されるのだが
まさにそこで警告されていたままの状況が起ってしまったわけだ ;_;

気合いを入れ直し、午後からの練習を開始。
路面状況はさほど変わらず。ドライになったり、また雨が降ったり。
しかし完全なウェットではないので、ある程度の練習にはなりそう。

気合いを入れて色々と走行してみるが、やっぱり足回りに致命的な問題がある。
まず1つは、タイトターンにおいて、リアのインリフトが酷すぎるということ。
もう1つは、ブレーキングしていない時期のフロントグリップが低すぎること。
リアについては、単独でできることは全て試してみたが、状況に変化がない。
リアスタビを外してみても、ケンケン症状はまったく収まる気配を見せない。
これでますます、機械式デフを導入する決意が固まったというところ。
フロントについては、スタビ導入の前に、少し考えてみる必要がありそうだ。
というのは、ブレーキを入れれば曲がるということは、基本的に曲がらない足に
なっているわけではないということ。その上で、パーシャル or アクセルオンで
切り足しても曲がらないという状況。これが示す意味を再考する必要がある。
恐らく、なにかトンデモナイところに問題を抱えているような気がする。

何本か走ってみて、やっぱりリアスタビを外したからといって
接地能力が改善するわけではないらしいという結論に到達したので
斎藤@ワークス使いさんとの話の結果もあり、タイム計測の時には
リアスタビを装着してみることとした。変化は少ないかもしれないが。
原田さんの情報では、TTW 車高調は SS スタビ装着が前提のセッティングとか。
となると、スタビなしよりもスタビありのほうが、本来は良い結果を生むはず。
(というか・・・スタビが弱すぎるから、付けても外しても変わらないのか?)

その状態で、Kスペコースのタイム計測。前回の無惨な結果よりはマシになったが
それでも、昨年のアゼニス+GAB で出していたタイムを僅かに上回るのが精々。
しかも、路面コンディションが断然悪かった午前中のほうが、今よりも
さらに2秒良いタイムを引っ張り出している(57秒台)ってのは・・・

やっぱ、ワタシはSタイヤ向きの走りをしてないんじゃろか ;_;

凹むよなー(涙)

最後のフリー走行時に、Kスペコースを2回、TTW コースを1回走る。
今日ダメだったところを重点的に確認しつつ。同じ失敗を繰り返さぬために。
結果、シフトチェンジ位置の間違い、およびライン取りの甘さが見つかったので
その部分は記憶を修正。基本的に、もっと下が使えるようにクルマを直さないと
ダメだな・・・>2速
また、色々と不思議な現象を起こしていたサイドターンだが、左回りについては
キッカケ作り→振り出しまではそこそこできるものの、右回りについては
ほとんど全くと言っていいほど、キッカケ作りが成功しないことが判明。
操作に差はないような気がするのだけど・・・そういう特性になってる?>クルマ
ともかく現状として「どちら回りでも良い」と指定されたものについては
なるべく成功確率の高い左回りで挑むようにしようと考える(競技時のみ)。
考えてみれば、雁ヶ原でも、右回りするときの成功確率は極端に低かったような。
・・・でも、普通に走ると、右回りのときはブレーキングで破綻しやすいのだ。
サイドターンするときは、そのキャラクタリスティックが逆になる・・・

・・・意味がわからん・・・(涙)

ま、ともかく、弱点克服は後程として、明後日は失敗しない方向で攻めよう。

そんな感じで、練習会は終了。今日一日で、2〜3回分走れたと思うので
完全にモトは取れた感じ。首謀者の皆様、ありがとうございました。

今日はもう、急いで帰宅する必要もないので
パドックにて長い立ち話。その後、天理のジョイフルにて反省会?食事会?
やっくりさんご夫妻/kensa-ku さん/前田さん、および私の4名。
皆さん、いろいろ経験されているだけに、クルマ関係だけでも話が尽きない。
完全に圧倒される感じ。圧倒され続けていると、次第に眠気が・・・=_=
(名阪行きの時は、朝が早いからねぇ・・・)

21時過ぎに解散となったので、R24 をトロトロと上って帰宅。
(あの〜、ほんと、そんなに飛ばさないですから〜 ^_^;>やっくりさん)
いつものように山城大橋で R307 に折れ、天ヶ瀬に向って走るが
途中の対向車線に、えらく巨大でヌラヌラしたゴミが落ちているのを見掛る。
なんだか嫌な予感がしたので、通過しなにチラッと見ただけにしたのだが
あれは恐らく、イヌぐらいのサイズの野性動物の、轢死体・・・
ただ普通、轢死体といえば、目ン玉とか腸が飛び出しているぐらいなのに
今日の轢死体は、おびただしい量の血を吐き出している。
周囲は、血糊でべったり・・・という感じ。これはひどい・・・
なんだかとってもブルーな気分になる -_-;

その後、一切のライトを点灯しないまま走るワゴン車(!)など、
普段は絶対に見ないような奇妙なものなどを見掛ける。不吉じゃ・・・
余計なものを拾わぬよう、絶対安全速度まで速度を落とし、ゆっくりと帰宅。


9/15

きしむ関節をポキポキ言わせながら、起床。
AZ-1 氏に連絡を取る。なぜか?HALFWAY に向かうため。
なぜ HALFWAY?ペリシアマフラーを買うため。
なぜマフラーを?穴が開いたから -_-;

まぁ、他にも理由はあるので、とにかく HALFWAY に行く。
今日の天候はそう悪くなさそうだったので、久々にオープン仕様。
いい年こいた子供、いや大人が2名乗り込み、高速に乗って大蔵谷へ。
いろいろと事情があったので、出発は 11時前後。まぁ、高速なら2時間以内。
・・・と踏んでいたのだが、阪神高速神戸線で、どっかのおバカが軽い追突事故を
起こしていたため、大変な渋滞に見舞われてしまう。その上、西宮 I.C. を
過ぎたあたりで(オープンのままにも関わらず)雨に見舞われてしまう。
本来、渋滞でなければ、走行時の風圧のお陰で、雨は入ってこないものだ。
しかしさすがに 30km/h ぐらいの速度では、雨はザァザァ吹き込んでくる(涙)
仕方なしに、途中の待避所でクルマを停め、屋根を装着。屈辱(涙)

屋根をつけてしばらくすると、高速道路はやっと快調に流れ出す。
快調に流れ出すことで、1つの問題は解決したのだが、また新たなる問題が。
それは何かと言うと、阪神高速神戸線→第二神明道路への接続路の形状が
さっぱりわからないので、この先どのように走ればいいのか、わからないのだ。
出発直前に見た地図では、ただ漠然と「須磨を過ぎたあたり」と記憶していた。
しかし実際に走ってみると、須磨を過ぎたあたりまで来ても、案内看板がない。
これはマズイ。深みにはまるとヤバいよな・・・ということで、若宮カーブを過ぎ
一番近くの I.C. (月見山 I.C.)で、とりあえず高速を降りてみる。

・・・さて、この先、どうしたものか。
とにかく、第二神明道路の I.C. を探さねばならんよな。
とりあえず、一般道との接続路部分に設置してある「乗り継ぎ券」を受け取る。
何に使えるのか?どこで使えるのか?どういう副作用があるのか?不明な券だ。
(後で見ると、裏側に、乗り継ぐ場合の順路を示す地図が書いてあったが -_-;)
とにかくそのまま、道なりに先へ先へと進むことにした。
空が曇っているから、進行方向がわからない。そういう意味で不安は募る。
しかしともかく、前へと進むしか道は残されていない。
まぁ、「線路は続くよ〜どこまでも〜」ってことで、どこまでも行ってみる。

やがてトンネルを3つばかり抜け、住宅地らしき交差点に出る。
なんとなく、生駒の山岳地帯を思い出す。雨も降ってるし(涙)
さらにそのまま、道なりに先へと進む。高い陸橋と化した高速道路の
遥か下に作られた、アップダウンの激しい一般国道を進みながら
左右に広がる景色を眺めているうち、ふと、あるものを思いだし始めた。
何年も前、レンタカーを借りて四国を一周したことがあったのだが
明石海峡大橋に乗る直前、こういう景色の中を走り抜けた記憶がある。
そして今まさに左側に広がるような景色(山の隙間から都市が見える・・・)を
眺めながら、高速道路に乗っかった記憶が・・・

古い記憶だが、強烈な印象はいつまでも消えないモンだ(ハフー)
と思っていたら、AZ-1 氏も同様な感想をもったらしい(笑)

やがて、巨大な住宅地の景色の中でもその存在を強く誇示する名谷 I.C. が
見えてきたので、どうしようか悩んだが、ここから第二神明に乗ることにした。
そして大蔵谷 I.C. まで軽く走り、県道 21号へと降りて HALFWAY へ到着。

早速、ペリシアマフラー(45φ)を出してきてもらう。
噂に違わぬ名品ですなぁ。やっぱりステンの輝きは美しい。
あとはこれが、噂通りに「静かな」マフラーであれば完璧だが・・・

これだけ買って直ぐに帰るのも惜しいので、ついでに色々と話を聞く。
全体的に、こちらが聞くことについてはあまり教えてくれない気味だが
それでも1つ、なかなか良さそうな情報は仕入れることができた。
あと・・・オイル、楽しみにしてますよ>HALFWAY さん

15時頃になっても雨が緩くならないので、諦めて出発。
トランクにマフラーを積み込み、今度は高速道路だけで帰宅。
そう、わざわざ阪神高速神戸線を降りなくても、そのまま行けるわけね(涙)
(丁度、月見山を過ぎたあたりで、神戸線と第二神明が繋がっている模様)
行きしなは、バカなことをしてしまったよ・・・(涙)

神戸線を戻る途中、西宮の手前辺りで、ものすごい雨が降り出す。
どのぐらい凄いかと言うと、ワイパーが全然役に立たないぐらい。
制限速度 50km/h の表示も空しく見える。だって、50km/h も出せないよ ^_^;
西宮から名神高速に移るが、まだ暫くは強烈な雨が降り続く。
路面はヘビーウェットを通り越し、池になっている。
やがて、第三の力がクルマに働き、直進を阻害しようとしていることに気づく。
どうやら、グリップの低下を通り越し、ハイドロプレーニングの気配が。
一般道ならさておき、高速でハイドロは洒落ならんのよ ;_;
二度と同じことは繰り返すまい。徹底して速度を落として巡航。
ちょっと重ためのクルマ(ベンツ)とかは飛ばしていくが、あれは有利だな。

吹田 S.A. に立ち寄り、メシを食って帰宅。
もはや、マフラーを装着する元気もなく。明日の準備をして、即寝。


9/16

さて・・・今日は TTW の第三戦ということで。
今回こそは、前回の雪辱(タイム&順位とも目標に届かず)を果たせるか?

天気予報は、一応ドライになりそうな感じの内容を告げている。
こりゃまた完敗しそうな予感がしてきたが・・・ま、とりあえず頑張るか。
パドック下が使えないのは判っているので、のんびりと名阪へ向かう。
名阪に近づいても、一昨日のような天候変化はない。天気予報は大当たり。

ゲートオープンの少し後ぐらいの時刻に到着。
少しずつ増え始めたエントラントの合間に駐車して、準備を開始。
各設定は、減衰力 F:6 R:7 で、空気圧 F:1.7kg R:1.8kg に設定する。
基本的には、前を若干粘らせ、リアを若干突っ張り気味にする設定。
アライメントに問題があるのか、フロントが落ち着かないわりには曲がらない
嫌な傾向が感じられるので、それを設定で緩和したいと考え、こうしている。
つまるところ、低速コーナーで破綻しないことを主体に考えているわけなのだが、
エントリーを完了してコース図を貰い、それを眺めたときブッ倒れそうになった。



低速どころか、鋭角ターンばっかりじゃないか・・・(涙)
ここまでいくと、設定ではどうにも緩和しようがない。
(・・・鋭角ターンは、圧倒的に苦手 ^_^;)
そしてまた、練習でずっと血道を上げてきたサイドターンが
ただの1つも存在しないのである。もう〜なんちゅうか、

面白くないコース設定だ(涙)

長めの直線もあるから、パワー差も幾らかは効いてきそうだし・・・
しかし、競技でコース設定に文句を言ってもしょうがないので、完熟歩行。

要点としては、苦手の鋭角ターンをどのようにこなしていくか?である。
どこが苦手かというと、目測を誤り、進入からイン気味についてしまう悪癖が
抜けてくれないという点と、(ラインが悪いのかクルマが悪いのか不明ながら)
後半でアクセルを踏んでいくと激しくアンダー気味になり、先に繋がるラインに
乗せられなくなることが往々にしてあるという点。

・・・つまり、ヘタなんです、ええ ;_;

今回のコースでは、致命的な鋭角が3点ある。スタート直後の鋭角、
中盤のS字セクション左下の鋭角、そしてパイロン3本による周回セクションの
右上の鋭角である。これをどう処理するか?

スタート直後の鋭角については、そこから先が大変に重要だから
充分にアウトに寄ってから曲がり、舳先の端にぴったりへばり付くラインを取る。
そこから外周に向かって飛んでいく道でアクセルを踏んでいけるよう、ここは
目一杯殺していかなければならないのだろう・・・。

中盤のS字については、ここは明らかに殺すべきターンだ。
引き続く外周で速度を乗せていけるよう、ここも無理してはいけない。
とはいえ、どうせ1速に落ちている部分だから、悩む必要はないだろう。

一番むずかしいのは、最後の鋭角。2速で曲がるか、1速で曲がるか?
1速だと落ちすぎるが、2速だと明らかにパワーバンドを外す・・・。
どちらのほうが「損が少ない」か、実際に走って確認してみよう。

完熟歩行が終わり、練習走行に移る。
2日前に走ったばかりであるため、若干は慣れた感触がある。
しかし、動きが全体的になんだかおかしいなぁと思い始める。
コーナリング中盤から後の区間で、フロントがもう1つ噛まないというか
ステアリング量を完全に無視したコーナリングフォースしか出ないというか。
かといって、曲げようとしてブレーキを軽く入れると、すぐにオーバーステアに。
うーん・・・暫定のセッティングは、まだ上手く出てくれていないようだ。
こりゃダメだ。勝ちに行けそうにはないが、負けないようにせねば。
勝てないうちから守りに入りつつある自分。情けねぇ・・・

そんな感じで、ネガティブな気分が入りつつも、練習走行を進める。
そんな練習走行の途中において、思いもよらぬアクシデントが起きてしまった。
第一コーナーの近くで、コース外側に飛び出し、斜向きに座礁した銀カプが出た。
かっぷんちょの吉田さん・・・練習走行中に、調節式ロアアームが折れたために
コントロール不能となり、コース外に飛び出してしまったらしい。なんですと!?
一瞬、一昨日に見た景色が脳裏をよぎる。えらいこっちゃ・・・

ややあって、吉田さんが向こうから歩いてこられた。
どうやら、幸いにもケガなどは特に無い模様であった。まずは安心。
また、折れたのはロアアームそのものではなく、ロアアームとナックルを繋ぐ
ピロボールの間のボルトの部分らしい。ああ、なるほど、改造個所か・・・

ダブルウィッシュボーンの場合、路面からの入力は基本的にロアアームに入る。
これは、ロアアームにバネとショックがついているからだ・・・ったと思う。
だから、ナックルとロアアームを繋ぐ部分には、ものすごいストレスがかかる。
吉田さんのカプに施された改造方法を見ると、そのストレスを受ける部分は
たった1本の、さほど太くないボルトで接続される形となっていた。
しかも、引っ張り応力ではなく、曲げ応力が掛かるようになっている。
うーん・・・いくらなんでも、これは見るからにヤバそうな気が(汗)
ABで売っているワゴン用ネガキャンアームなどで、こういうタイプのものを
見たことがあり、「これはヤバイでしょう」と思っていたのだが・・・
やっぱり、折れてしまうのだ。

ちなみに、リアについてはナックルにサス Assy が直接繋がるので
ロアアームとの接続部が多少細くても問題がないと思われる(純正でも細い)。
足回り、特にアーム類の改造は、かなり慎重にやらないと・・・ですな。

また、原田さんのカプにもトラブルが起きた。
上が吹けない症状が出たらしい。前田さんらが張り付いて、チェック。
結局、エキマニを締め付けているボルトのうちの1本が緩んでいたらしい。
見ると、緩んでいる・・・どころか、おもいっきり抜けていた(5mmほど) ^_^;
高熱がかかり、なおかつ振動が常に加わるような部分であるだけに、
こうやって緩むこともあるんですかなぁ・・・

理由さえ判れば対策も簡単、とばかりに締めこんでしまえばいいのだけど
カプのタービン回りの整備性の悪さが、ここで発揮(?)される。
各種パイピング類が邪魔をして、レンチが全く突っ込めない。
邪魔になるパイプを外すにしても、また別のパーツが邪魔をして外せない。
バイスプライヤーなどが登場して、四苦八苦の締め込み作業。大変だ・・・

そうこうしているうちに、予告通り AZ-1 氏が観戦にやってきた。
ワイルドなカーライフをエンジョイしている氏の格好は、まさに「釣り師」。
ツナギ人で溢れ返る名阪のパドックにおいて、大変に良い味を出している。
まぁ・・・来年は、きっとツナギ姿でエントリーしてくれることでしょう。

昼休みに入り、状況に変化が起き始めた。
第一コーナー手前で擱座している吉田さんのカプを避けるために、
朝方に配布されたコース図の一部が、変更されることになるらしい。
コースが変更されること自体は問題ないのだが、変更された後のコースが問題だ。
外周に出てから、第一コーナーを逆向きに回る部分へと繋がる直線路の部分が
薄い実線で書かれているように、急角度に曲がる設定へと変更されたのだ。
これで、午前中に記憶したラインのうち、序盤のものは無効になった。
しかも、苦手な小半径ターン・・・大変にマズイ状況・・・(汗)
L字型になっている部分はさておき、問題は外周でクルッとまわる部分だ。
半径がものすごく小さいから、思い切り速度を落とさないと曲がらない。
なおかつ、アクセルを踏み込んでもいけないので、ほとんど一時停止になる。
こりゃ、タイムが相当落ちてしまうぞ・・・ ;_;

昼の完熟歩行でよく確認してから、昼一番の練習走行を行う。
案の定、変更された部分のラインをトレースしようとすると、全くもって
アクセルが踏めない状況になった(クルマが曲がらない!)
これの対策方法を研究する時間がない。アイタタタ・・・

半ば諦めの心境のまま、本番走行に移る。
詳細は書かないが、やっぱり心配していた部分で、速度がガタ落ち。
結論を言えば、13位という「大沈没」の順位に終わってしまった。

勝てない・・・

人にだけではない。自分自身に勝てない。
とにかく、踏んでいけない。アゼニスの時と比べてタイムがさほど伸びないのは
これが一番の原因。踏んでもリアが浮いて空転してしまい、前に進まない。
本当に、デフを入れただけで解決する問題なのか?もっと他に、問題は?
もし、最終戦までに、この状況が改善できなければ、
おそらく出走はパスすると思う。

帰り道。布目沿いを抜けて、わかさぎ温泉に寄っていくことにした。
しかしその途中、一体どこから降り出したのか、ものすごい雨に見舞われる。
その、予定外の雨のお陰で(?)温泉に続いていたはずの道を見失ってしまい、
笠置の町中で、先が崖になっている行き止まり路などに散々迷いんでしまう。

確か、以前寄ったときにはココを行ったはずなのになぁという道が全てダメ。
妙だと思いながらも、これ以上深追いすると危険であると本能的に判断し、
これはもう撤退するか、と考え出した矢先。郵便局のある交差点の角に、
「←わかさぎ温泉」と書かれた小さな看板が出ているのを見つけた。
これって、さっき通過してしまったところでは・・・(汗)
注意力が落ちてるなぁ。気をつけよう。

そんな感じで、撤退寸前にようやく正解のルートを見つけ、無事入浴。
しかし、えらい目にあった・・・今日はもう、踏んだり蹴ったりだよ ;_;


9/17

実は、9/14〜9/24 まで、11連休だったりする。
(盆休みがなかったため、代りに秋休みとして休暇を頂いた)
今週はメンテナンス等に徹することになる・・・かな?
色々事情があったため、旅行する予定もない状態だし ;_;

というわけで、朝からクルマをウマに乗せ、作業開始。
マフラー、およびミッションオイルを交換するためである。

最後にマフラーを外したのは、恐らく丁度1年前のクラッチ交換作業。
触媒と繋ぐナットが焼け付いている可能性が高いので、ちょっと心配だったが
どちらかといえば、マフラーの吊りゴムを取り外す方が一仕事なぐらいだった。
締め付け時に塗り付けていたスレッドコンパウンドのお陰だろうか。
とはいえ、2つあるボルトのうちの片方は

ナットではなく、スタッドボルトがまるごと抜けてしまったが ;_;

結局、片方は見事に焼き付いてしまっていたらしい。WAKO'S 敗北。

錆に覆われて、かなりボロボロにはなっていたが、まだネジ山は残っていたので
スタッドボルトは再使用。しかし、なんでだろうね。エキマニは酷く錆びないのに
キャタライザーのケースは、見るも無惨なぐらいに錆に覆われるのは?

マフラーを外した状態で、ミッションオイルを抜く。
濃い飴色になって、ちょうど変え頃になったことを感じさせる。
なお、ドレンの磁石には、鉄粉がビッシリ。シフトミスする度に増えるのだ ;_;

オイルサーバーで RG7590 を 1L 放り込み、マフラーを結合。
作業はおおむね順調に終わる。

さて、作業は終わったが、心配なのは・・・マフラーの音量だ。
ペリシアは静かという評判なんだが、実際のところ、どうなんだろうか?
ご近所迷惑になるとアレだから、噂通りに静かだと嬉しいのだが・・・
ドキドキしながら、イグニッションキーを捻る。

ボボッ ボボボボボボボ・・・・

音量的には、前につけていた柿本と同じような感じ。
ただ、柿本は篭もった音がしていたが、ペリシアは抜けの良い音がする。
柿本が「ボボボボ」なら、ペリシアは「ボッボッボッボッボッ」か(謎)
ともかく、よかった・・・これなら、早朝出発/深夜帰宅になったとしても
辛うじて迷惑にもならなそうだ(アイドリング近くのままで走れば、の話だが)

素早く片付けを行い、軽く試走してみる。
エアコンを付けたまま走っているので、300rpm 以下は死んでいるはずだが
それをほとんど感じさせないぐらい、低回転のトルクが盛り上がっている。
それなら、トップエンドはどうなってるかな?と思い、土手の道で確認。
9000rpm 超まで、柿本と比べて、特に詰まっているような感触は受けなかった。
メインが細くなっているのに、特に問題を感じないということは・・・
ノーマル排気量・ノーマルブースト・ノーマルタービンなら、パイピングも
ノーマルで充分というところ。

ともかく、低回転が若干パワフルになった感触があるのは、
ジムカーナにおいては大変にありがたい(2速の守備範囲が広くなるので)。

なお、RG7590 のほうであるが、今のところ、いま1つペケな感触。
割とラフな2→1速へのシフトダウンを許容していた DUCKHAMS よりも
かなりシビアな回転合わせが要求される。逆に言えば、それだけ
シフトチェンジがヘタということを示しているわけだが・・・(汗)


9/18

今日もまたいい天気で、カプチーノのメンテナンス日和。
こんなことばっかりやってる日々が楽しくてしょうがないのよね ^_^;

今日こそは、カムカバーガスケットの交換をしようかと思ったが、
それよりも先に、クルマ遊びをやった後に必ずブレーキフルードを垂れ流す
マスターシリンダー&マスターバックのことが気になってしょうがなくなる。

もう一度、マスターシリンダーの O/H のやり直しをやってみようかと思い
マスターシリンダーを取り外す。リア側のピストンを抜いて、ピストンの表面や
各ゴムリングの表面をよ〜く確認してみる。しかし、髪の毛ほどのキズもない。
どこからフルードが漏れたか、やっぱり本当にさっぱりわからない。

しょうがないので、試しに、フタの締め込みを1回転分緩くしてみることにした。
フタ自身についた汚れのお陰で、締め込んだ時のフタの角度は判明しているが、
締め込む回転数を記録していなかったため、どこまで締め込むのかは判らない。
今は、フタが一番引っ込んでいるところまで、とりあえず締め込んである。
これがまずかった可能性はありうる。というか、これしか可能性は残っていない。
これでも漏れてくるようなら、マスターまるごと交換することを考えねば・・・。

マスターの塗装をやりなおし、乾燥させてから装着。
今日は平日なので、知人を呼ぶわけにもいかないため、親に依頼して
ブレーキペダルを踏んでもらい、エア抜き。グボボボッと出てくる泡泡泡泡。
そういや、これほど大量のエアが抜けていく様子って、見たことなかったな。
泡のせいで真っ白になっているフルードを眺めていると、本当に全部抜けるのか
ちょっと心配になってきた。いくら抜いてみても、いくらでも出てくる大量の泡。
フルードによって押し出されて、全部出てきてくれたらいいのだが・・・
時折、キャリパーをプラハンで軽く叩いたりしてみる。気休めのようなモンだ。
しばらくして、泡のサイズは微少になったので、一旦これで終了することにした。
しばらく走って振動を与えたのち、改めて抜き直すことにしよう。

買い物に行きついで、マフラーの調子を改めて確認。
やはり柿本の時と比べると、高回転側はなんとなく苦しく感じるが
フライホイールがさほど軽くないので、吹け上がりに時間がかかるのもある。
どうしようもない程でもないので、これは気にしないことにした。
騒音については、5000rpm 以上回っているとき、若干うるさいかな?
と思える節もあったが、町中での常用域(〜3500rpm)では全く静かなもの。

出先にて、TRUST F3R の 4L 缶を購入。余っている分を含めて、これで2回分。
連続走行してもタレた感触は全然しないので、そういう意味では良いオイルだ。
安いオイルなら、走行 2000km を越えた辺りで「気持ち悪くなる」ものだが
このオイルについては、そのような感触がない。全開走行を何回繰り返しても
気持ち悪くならないし、3000km 走っても劣化した感触は感じられない。
ただ、モリブデンが入っているわりには、摩擦感が比較的あるのは事実。
K-SPEC が結構よかっただけに、同じようなオイルなのに?という思いはある。
高価すぎるわけでもないので、他銘柄に変える理由もないが・・・。

帰宅後、もう一度エア抜き。
同時に、フロントサスをばらし、ストロークを確認。
リアは 40mm しかなかったけど、フロントはどれぐらいあるのかな・・・
と思ったら、なんと

15mm しかないでやんの ^_^;

0G の状態で 15mm なのだから、最初っからバンプラバーに当たりっぱなし。
しかも、バンプラバーには相当の力(プリロード)が掛かっている状態だ。
試しに、私の体重をかけてバンプラバーを縮めてみたところ、10mm 少々しか
縮まなかった。本来のストロークと加算して、25mm・・・。
つまりこれは、縮み側がほとんどない設定になっているということ。
これでは、サスじゃなくてタダの棒ッキレである。跳ねるのも当然、
曲げるにしてもアンダーが出て当然である(フロントが仕事できない)
こっ、こんなんありか〜。

ふと、リアのバンプラバーも戻して、前後のバランスを取り・・・という考えも
頭を若干掠めたが、何でも自分でやってみないと判らないということで、
2段構成になっていたフロントのバンプラバーのうち、ウレタンを全て取り去り
ラバー長を 90mm → 30mm へと縮めることとした。これだと、ロールがでかいと
タイヤがフェンダーに当たる可能性もあるが、さほど車高が低くない設定なので
そこまで荷重を移動することはできないだろう、という考えがあってのこと。
これで結果がどう出るか?その結果次第で、セッティングを改めて考えよう。

さて、ブレーキのエア抜きを2度行ったが、ペダルタッチはいま1つ。
妙にストロークが多く、ヘニャヘニャした感じが・・・。
制動力はちゃんと出ているんだけども、突っ込んだブレーキは恐い。
まだ泡が抜けきっていないのだろう。困った話だ・・・。

夜、親父の仕事の手伝いで、配達に出かける。そのついでに、峠を一走り。
さほど高い速度域ではなかったが、それでも随分と良い感触が得られた。
相対的にバネレートが下がった分、反応には若干ダルな部分も見受けられるが
左右フロントの食い付きは、今までよりも若干高くなった感触がある。

また、バンプラバーでの規制を解いたのに、ロール量が減ったような気がする。
理由は不明ながら、ステアを切っても大変にフラットな感触が伝わってくる。
ラバーの反発力で、イン側が持ち上げられなくなったからだろうか?

Sタイヤを履いて爆走したらどうなるかわからないが、
現状はかなり良い感じだ。


9/19

クルマ遊びばっかりしていると、PC 関係のことを忘れそうになる。
という理由からではないが、今日は一日 PC に向いつづけてみた。
久々の WinCE プログラミングで、頭を凝らす。ああ、目が痛い・・・


9/20

今日はまた、雁ヶ原にてジムカーナ練習。
今回は、夏期休暇となった AZ-1 氏のみ、同行となる。
平日だから、相当な本数の練習ができることが予想される。
クルマがブッ壊れても大丈夫なように、最低限の修理用具と
JAF 会員証を揃えて、持っていく(笑)

この前と同じく、朝6時に京都東 I.C. に集合し、出発。
今日は、先を急ぐ旅ではないので、のんびりと北へ向かう。
燃費稼ぎのため、北陸道では制限速度前後のスピードで走っていたのだが
やがてそれでも、巨大トラックに追い付きはじめてしまう。ペースが違いすぎるし
不注意による事故に巻き込まれたくもないので、離れるためにペースを上げる。
S.A. での休憩時に「途中でとばし始めたなぁ」と、AZ-1 氏に突っ込まれる。
ええ、もう、命〜かかってますから ;_;

ゆっくり北上して、3時間程度で現地に到着。
週末なら、既に誰かがコースを作っていることだろうが
今日はさすがにコースどころか、上の駐車場には誰も居なかった。
下の駐車場には、白い M2 が止まっていた。雁ヶ原では良く見る M2 だ。
一体どなたかはわからないが、練習熱心な人も居るものだ。

荷物をザクザクと下ろし、積んできたアゼニスを履く。
私に、ドライビングのイロハを教えてくれた、大事なタイヤ。
ドライビングに悩んだときには、コイツに教えてもらう・・・。

コースは、WEIRD のジムカーナで使われたものをアレンジして利用。
なお、最初はもっとパイロンの数が少なかったが、途中で増えた ^_^;



つまるところ、パイスラと 180度、サブロクの練習の為のコース設定。
駐車場の中に、直線上にパイロンが林立する様は・・・壮観である ^_^;

そして今日もまた、タイヤが減るのも構わず、ひたすらサイドターンの練習。

まず、履いているのがSタイヤじゃないせいか、回し出しが容易である。
そしてまた、回し出してからが異様にコントローラブルであることに気づく。
リアが飛びはねる現象は、まったく起きない。キッチリと差動制限されているので
アクセルの踏み込み量とステアの角度によって、色々な挙動を取ることができる。
回転中に角速度を上げたり下げたりすることが、ある程度自由に行える。
(ある程度=まだ、完全に制御下に置くことができていない)

これは大変に勉強になる状況なので、本気でサイドターンの練習に耽る。
遅いターンと速いターンを比較するため、進入を遅くしたり速くしたり。
ノーズターンとドアターンの動きの違いを確かめようとしてみたり、
回転維持の練習として、1800度(何周してるんだ ^_^;)回ってみたり。

傾向としては、もう何度も書いていることだけれど、ターン全般において
勢いをつけてゴルァ!と回し、アクセルをウラー!と踏むと、前に進まない。
進入は思い切り殺してジワリと回し、フロントの位置とリアの流れ具合いを見つつ
ステアを修正して、アクセルをじわじわ踏んでいく必要がある。
なおかつ、ノーズターンでも大事な項目ではあるのだけれど
ドアターンなら尚更、フロントの失速に気をつけなければならない。
本当なら、進入の勢いを殺さないままカウンターで逃がすのが正解だろうけど
サイドターンの場合、進入で勢いを殺してしまうから、ステアを入れる方向で
フロントを失速しないように制御してやる必要がある。つまり、リアの勢いが
ある場合はカウンター方向に入れてフロントも逃がし、フロントが止まりそうに
なったらカウンターを戻し、クルマを前に動かしてやらないといけない。

本当に上手い人は、ステアを一定にしてグルグル回るらしいけど・・・
オイラにゃまだ無理 ;_; 540 度のドアターンは、ステアの調整込みで可能になる。
(アクセルを戻しすぎるとブーストが抜けるので、調整幅は意外と狭いものだし)
アクセルの踏み込み量とステアリングの切り込み角度を、微妙に調整しつつ、
ドアの真横にパイロンをくっつけながら、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる〜
と回り続けてみたり。難しいけど、今までできなかっただけに、気持ち良い。

こうして、アゼニスのお陰で、コントロールの良い練習をすることができた。

ここでふっと気になって、ちょっと AZ-1 を貸してもらう。
たしかこの間は、できたような・・・と思いながら、サイドを引くが
全然ロックしない。あれっ!?前は、できたはずなのになぁ。
まだまだテク不足だなぁ(涙)

折角だから、AZ-1 氏に面白い実験をしかける。
随分と走り方が良い感じになってきていたので、そろそろ一度
ちょっとした壁にぶち当たってもらってみるのも、いいかなぁと(笑)
まず現状で、右側の4つのパイロンで構成された部分のセクションを、
最高に速いと考える方法で走り抜けてもらう。同時に、そのタイムを計測する。
14.75 秒。続いて、もっと速い目からブレーキングを行い、意識的にゆっくりと
進入する、遅そうな方法で走ってもらう。同様にタイムを計測する。13.50 秒。
当人は、後者のほうが速いとは思わなかったようだが、1.25 秒も差がある。
さぁ、なぜでしょう・・・これこそが、クルマ遊びの醍醐味なんですなぁ(笑)

なんて感じで、ちょっとしたイベントも混ぜながら
夢中になって回っていると、昼休みの時間になった。
昼飯は、いつものように(?)カレーラーメンを食する。

一時間の休憩の間、のんびりしていると
赤い十字架が刻まれた MIRAGE がやってきた。
・・・おおっ、まさにミラージュ(笑)

ナンバーは「福井」。どうやら、地元の人らしい。
かつて、北陸のレンタカー屋で聞いたものと同じ訛りだ。
語尾の抑揚に特徴があって、耳に心地好い。やっぱ北陸は良い。

昼休み中、その人と話など。
どうもその人は、かつて AZ-1 にもカプチにも乗っていたことがあるらしい。
ほ、北陸で AZ-1 とカプチ・・・雪の時期、どうしていたんだろう(汗)
その人曰く、11R 用の N1 ECU が余ってるらしい。\5k で如何?と。
うーん、ジムカでは使う予定ないけど、ちょっと食指が・・・

昼からの練習に移る。
昼からも同様、サイドターンの練習が中心だけど
パイスラでケツを振りながらクリアしていく件についても練習。
つまり、テンポ良くアクセル ON/OFF とステアの切り込みを繰り返す練習。
速度が乗ってくると、適度にケツがズリズリしてきて、気持ち良く向きが変わる。
このセクションは最高。パイロン6本のスラロームなんて、最近やってないから
めちゃくちゃ新鮮で、楽しくてねぇ・・・(笑)

同様に、回転方向と逆向きのGが強く掛かる状態で進入するから
最後の 270度の寸前において、かなり強い振り返しが入ってしまうために
コントロールを失いかねないということで、ゆっくり目に走っていた部分を
(右側4つのパイロンから、左側のパイスラセクションへと戻るパイスラ部分)
なるべくアクセルを踏んで高速にクリアできるよう、慣性の振り残し(?)を
上手く殺したり残したりできるようなステアとブレーキの微妙な調整について
何度も何度も練習する。これはまだ理解できていないので、説明できない ^_^;

という感じで、今日の設定は一見単純に見えるが
実はかなり奥が深く、面白いものとなった。

そんな感じで、練習がかなり進んだところで
さっきと同じ実験@AZ-1氏を、もう一度やってもらうことにした。
ライン取りが立ち上がり重視のものに変わってるため、良い結果が予想される。
(外から見る限りでも、明らかに破綻がなくなっている)結果は 12.75 秒。
午前中と比べて、タイムがさらに 0.75 秒も縮まってしまいました(笑)
かなり感銘を受けた様子。そう、これこそがハマる点だと思う・・・。

で、道具がなければサイドターンもできない・・・ということで、
ブレーキパッドを買おうかどうか悩んでいる様子だったので、
ダメ押しとして、私のカプチーノをちょっと転がして頂くことにした。
一応、最低限必要な部分は作ってあるので、パーツの威力は判るだろう。
まず、TTW specR(セッティング中)の足に、痛く感銘を受けたようだった。
そしてまた、COMP-B の凄まじい効き具合いにも、感銘を受けたようだった。
しばらく走っているうちに、どうやら購入の決意が固まったらしい。
こうしてまた、COMP-B 会の会員を増やした私であった。

飽きるほど走っていると、もう夕方になってきた。仕方なく、撤収に入る。
懸念していたブレーキマスターからのフルード漏れは、無くなっていた。
どうやら、この間の作業の結果として、完治してくれたようだ。
結局、後ろのフタを締めすぎていたために、どこかに隙間が
できていたようだ・・・と考える他ない。まぁ、結果オーライ。

温泉に入り、ボォ〜ッとした時間を過ごしたのち
18時半頃に帰宅の途につく。めちゃ眠い。無事に帰れるだろうか?

・・・っていう心配がある時は、眠気を覚ますためにカッ飛ばすのだが
今日は練習の本数があまりに多すぎたため、ガソリンの残量が大変に少ない。
せっかく高速道路が使えるのだから、帰り道はケチッってやろうと思い
敢えてココは、エコランに徹することにした。

暫定的に作成したばかりの GPS 走行パスロガーの表示を見ながら
速度を調節。80±5km/h 以内で走行を続ける。さすがに、その速度だと
大型トラックを含め、あらゆるクルマに追い越され続けることになる。
当初は「ヒマだー」と思っていたが、やがて妙な目標がデキ始める。
それは「京都に到着するまで、最低速走行を維持し続ける」こと。
つまり、高速道路を走行中、一台も抜かしてはいけないということ。
一見簡単そうだが、実は、これはかなりムズい。

敦賀までは、80km/h を維持して走っていれば楽勝だったのだが
刀根 P.A. の手前のトンネル付近で、その速度を維持している私の視界の中に
なんと、徐々に大きくなってくるテールランプの影が、見えてきた・・・
なんと、現時点での北陸道最低速車両であるこの私よりも
まだ遅い奴がいるというのか!?

相手はどうやら、過積載の大型トラックらしい。
ええぃ、相手が何者だろうと、負けるわけにはいかない!
しかしこの区間は、大型トラックが最も速度を落とす、登り区間。
余呉に抜けるまでの間、果てしなく落ちていく彼奴のスピード。追走する私。
GPS 速度計の表示は、80km/h を軽く割り込み、60km/h 台まで落ちていく。

なんと!まだ速度を下げる気なのか?!これは負けられん!
ギアを4速、そして3速まで落とし、さらに低速を維持(笑)
もはや高速使ってる意味がないが、ここで引くことはできない。
登坂車線に逃れる彼奴の後ろをぴったり追い、さらに速度を落とす。
彼奴は黒い煙幕を吐き続けている。私の追走を、快く思っていないのか?(笑)

・・・永遠とも思えるほど長い時間が過ぎ、こちらの疲労も極限に達した頃、
彼奴と私は、共にようやく余呉に向けての坂を上りきる。
その瞬間から、ゆっくりと遠ざかっていく、彼奴のテールライト。
そう、余呉の下り坂に入ったので、彼奴はついに加速を始めたのだ。

やった!勝利だ!低速走行勝負に勝った!(バカ)
あとは自己との戦い・・・80km/h 維持で北陸道を下り続ける。
あとはもう、徹底してエコランを続けるのみ・・・

結局、猛烈な眠気とひたすら戦いながら、ただノロノロ走っただけの旅だが
途中での休憩は、南条 S.A. と菩提寺 P.A. のみ。後はひたすら忍耐のエコラン。
南条はメシを食うため、菩提寺は爆発しそうな眠気を覚ますために止まったのみ。
こうして書いてみると・・・なんだか、ものすご〜く辛い行程だぞ T_T

こんな感じで、とにかく根性で栗東まで走った時点で 21:45。
燃料計の針は、Eと完全に重なっている。しかし、京都まで帰ることも可能だ。
ただ、栗東でこの時間となると、京都に帰りついても GS は全部閉まっている。
それなら・・・いっそ栗東で高速を降り、R1 を西へ向けて走りながら、
瀬田付近の安い GS でガス入れた方が?と考えたので、ここで高速を降りる。
なお、ここまでの区間において、私が追い越したクルマは1台もない。
まぁ、最低速走行はほぼ成功裡に終わったと言えるだろう・・・か。

さて、山科に向けて R1 を西に走りながら、GS を探してみるわけだが
さすがに1ケタ国道、この時間でも営業している GS は結構あったりする。
どこに入ろうか?かなり迷いつつ、結局は瀬田までダラダラ走ってしまう。
ああ、そろそろ給油せねば・・・と焦り始めたころ、
なにか妙に、懐かしい香りのする GS が見えた。はて、何が懐かしいのか?
首を捻りつつも、なにか見えない力に引かれたように滑り込む。

エンジンを停止し、目の前の看板を見る。
その瞬間、ある脳内の記憶と、目の前の景色が一致する。
あっそうか、ここは・・・1月16日の帰り道、給油するために立ち寄った GS だ。
あっはっは。過去のことは、本能が覚えてやがったってか?(笑)
妙な気分に浸りながら、レギュラー満タンで給油。

心地好い疲労感を覚え、少しクタバっていた私に向けて
GS の店員さんが「どっか行ってはったんですか?走行会とか」
と聞いてくる。一瞬頭が回らなかったが、、、そうか、助手席にタイヤ満載
してるから、そんなこと聞いてきたんだな。しかしこの人、走り屋か?
まぁいいや、楽しそうだ。ということで、「ええ、福井まで・・・」と答え
そこからクルマの話にもつれこむ。

で、何故わざわざ私に話しかけてきたかというと、この店員さん
ついこの間、赤カプを買ったところらしいのだ ^_^;

元々は、こてこてチューンされたスターレットに乗っていたらしいが
ついこの間、カプに乗り換えたらしい。カプチはライトに乗って・・・なんて
言っていたが、一度そういう道にハマってしまった人は、もう抜けられない。
カプでもやっぱり足回りはヤッておく予定だそうで、車高調の話やら
マフラーの話やらで、ちょっとだけ盛り上がる。でも、今日はもう大変に
眠いので、申し訳ないが早めに解放して欲しいなぁと思ったりもした(汗)

というわけで、またそのうち通りますのでヨロシク>MK石油瀬田 SS のHさん

その後、R1 の逢坂峠で渋滞に巻き込まれてしまう。
かといって、迂回路もない。そこで、かなりの時間と体力を食われる。
帰宅したら眠気大爆発。速攻で入眠。


9/21

好天に恵まれた昨日とはうって変わって、今日は雲が垂れ込めている。
どうも、天候の神様は、ご機嫌がよろしくないらしい・・・。

カプを屋根の下にうつし、まだ雨が降ってこない午前中のうちに
E/G オイル交換&フィルター交換を行っておくこととした。
記録を手繰ってみれば、前回交換から 3200km 走っている。
その大半が高速道路での巡航だから、もっと持ちそうにも思うが。

フロントをウマに掛けてオイルを抜きとる。その後、
固く締め付けられていたオイルフィルターを外そうとして、
フィルターレンチに目一杯力を込めた瞬間、フィルターレンチが外れ
オイルを受けていた入れ物に手がぶつかって、入れ物が横転。
周囲に、大量の廃オイルをぶちまけてしまった。えらいこっちゃ ;_;
ありったけのウェスを持ち出し、あわてて処理する。
そんなこんなで、オイルとフィルターを替えるだけで、昼までかかる。

やがて昼過ぎに、いよいよ雨が降り出した。
引き続き、カプチの室内で作業をあれこれと行う。
例えば・・・シートの形を修正してみたりする。
G-FIX はパイプフレームで作られたシートなので、
テコの原理を使えば、ある程度まで形を修正できるのだ。
脇と足を若干締め付け気味にしてみた。結構良い感じ。


9/22

結局、走りとメンテばかりに興じていた休暇となりそうだったので
今日は、のんびりツーリングを enjoy する日とした。

目的地のアテは特に無かったのだが、突然・・・かなり昔、親の EP82 を借りて
滋賀県の信楽付近の山中をさまよっていたときに見た、美しい峡谷の景色を
もう一度見てみたくなった。何処にあったか覚えていないが、地図を見て
大体のところの見当はついている(恐らく、田代川沿いの県道12号線のはず)。
ということで、久しぶりに信楽辺りを目指して走ることにした。

行きのルートは、いつものように宇治山中の長坂峠を越えるルート。
普段ならそのまま天ヶ瀬に出てしまうのだが、今日は両腕が勝手にハンドルを
切ってしまったので、笠取の国際射撃場がある峠道を越えることとなった。
しかも、右足はアクセルを踏むことに飽きたらしいので、笠取の急坂を
ほとんどアイドリングみたいな速度(30km/h)で走ることになってしまった。
挙げ句の果てに、エンジンも回ることに飽きたらしいので、頂上で一休みした後は
エンジン君には休んでもらい、惰性で転がり落ちていくことになってしまった。
(要は、この休暇中の連続走行によって、精神的に燃え尽きたということ ^_^;)

それにしても、エンジンを掛けずに転がり落ちていく笠取の峠は、
実に静かなもので、僅かな虫の声だけを伴い、私を迎え入れてくれる。
普段(?)は大きな音を立てて通過しているわけだが、ちょっと罪悪感を覚える。

やがて、峠も終わりが見えたので、そろそろエンジンを始動しようかと思い
減速してからギアを3速に入れ、クラッチを繋ぐ。あとは、エンジンキーを ON に
すれば、押し掛けと同じ要領でエンジンが始動するはずなのだが・・・
と思ったが、クラッチを繋いだ瞬間に「ボオオオォォォ・・・」という音。
あれっ?まだエンジンキーはひねっていないのに?エンジンが始動したのか?
一瞬驚いてアクセルを踏むが、反応は無い。ということは、エンジンは停止中。
だけど、間違いなくいつものような排気&吸気音は聞こえてくる・・・。

しばらく悩んだが、ややあって、これで正常であることに気づく。
なぜならエンジンキーを ON していても、エンジンブレーキが掛かっている最中は
燃料が噴射されないから、エンジンが停められているのと同じことだからだ。
その場合と同じ音がするというのは、何も不思議な話ではないのだ。

ということは、この「ボオオォォォ・・・」という音は、爆発音ではなく
吸気するときの音、および圧縮された空気が排気されるときの音だということ?
単に空気を吸って圧縮して、そのまま排気するだけで、こんな音がするのか?
うーん、今まで全然意識してなかったけど、すごい音がするもんなんだなぁ。

ちょっと感動。

60km/h ぐらいで走っている最中、エンジンキーを切ったり入れたりする。
それと同期して、何の音もなくエンジンが始動したり停止したりすることを
何かとても不思議なことであるかのように感じ、何度も繰り返してしまう。

京滋バイパス笠取 I.C. の入り口を観光(?)したのち、南郷宇治線に戻り
40km/h ぐらいの超スロースピードで R422 を目指して走る。
誰も追い付いてこないし、誰にも追い付かない。妙に快適である。

何事もなく R422 に入り、R307 を目指す。さすがにR422 の序盤はちょっとだけ
飛ばしたものの、すぐに飛ばすことに飽き、またもや超スロースピード走行。
ふと、R422 の途中に「猪ラーメン」ってあったよなぁ、というコトを思いだし
ちょっとだけ期待して集落を目指す。果たせるかな、集落の中には
間違いなく「猪ラーメン」の看板はあったが、その看板の下にあるのは
壁も柱もすっかり朽ち果てた、年季の入った廃屋だった(涙)
一体、いつ頃営業していて、いつ頃廃業したのだろうか・・・?

R307 に合流。飽きもせず、超燃費走法を続けていたのだが
これは大正解だった。R422 と R307 の合流点にある小さな広場で、
なぜか PC が1台、赤灯を回して待機していたのだ(驚)
机が出ていないから、速度取締りが目的ではなかったのだろうが
どんな難癖をつけてくるか、わかったもんじゃない。ラッキーだった。

さらに、R307 を 50km/h ぐらいで、の〜〜〜んびり走る。
このぐらいの速度だと、道の両側の景色をじっくり見る余裕もできる。
お陰で、あちこちで農産物の即売なんかやってたりしてることに気づく。
この辺り・・・朝宮は、御茶で有名らしい。確かに、山の斜面は茶畑だらけ。
道路沿いの住民は、自分の家の広い庭にテントを立て、御茶、および農産物を
即売しているようだ。いいねぇ〜。なんか買っていこうかなぁと思い始める。

やがて、狸がゲートキーパーを務める信楽町を過ぎる直前のあたりで
県道 12 号の交差点を曲がる。記憶の中の景色は、この道にあるはず。
ちょっとした都会となっていた信楽の町を直ぐに外れ、県道は峠道へと変化。
いつもなら「ウラー!」とかっ飛ばしていくような楽しい登り坂だが、
これまたしつこいぐらいにゆっくり上っていく。今日はそれでも楽しい。

道の両側には「MIHO MUSEUM」と「多羅尾温泉」の看板が上がっている。
・・・「MIHO MUSEUM」はいいけどさ、多羅尾って R307 を挟んだ反対側じゃん?
なんでこんな辺鄙な(失礼)峠道、しかも全然反対側の峠道に、看板上げてるの?
そんなにたくさんの人が、道を間違えてこっちに迷いこむのか?(汗)

(おそらく峠の頂上と思われる)信楽 CC との分岐点を右に曲がり、
県道12号を北上していく。その途中いよいよ、かつて見たような景色に気づく。
狭い峠道の途中に、妙な建築物があり、大きく「P4」と書かれた看板がある。
(ここで「P4」という名前を見て、妙なことを思い浮かべる人は・・・^_^;)
これは確かに、かつて通ったときに、見覚えのある看板だ。

そうだ、ここだ。この道で間違いない。

なおかつ、以前に見たときは右手側にあったのに、今は左手側。
ということは、もうちょっと走った先に、目的とする峡谷があるはずだ!

・・・しかし、その道の先の方にあったはずの峡谷は、無かった。
その代わり、そこには茶色い肌を晒した土盛りが、あるのみだった。
あれっ!?おかしい、確かにここは谷だったはず。なんでハゲ山に?!
嫌な予感を感じつつ、きつくくねりながら緩やかに下る峠道を、ゆっくり下る。
やがて、道の横には鉄鋼の衝立が無数に立てられ、そこには
小さな工事案内看板が張り付けられていた。

・・・大規模な工事によって、潰されたんだ。
すごく綺麗な景色だったのに・・・
一体、何の目的があって、潰したんだよ!

と、怒り心頭で、工事現場の前に置かれている看板を見る。そこには

第二名神工事

の文字が。ああ・・・そうか、そういえばこの辺りは、
第二名神高速道路の経路になっていたんだっけかな・・・(涙)
そうか、この自然を潰すんだ・・・ここの自然を、潰しちゃうんだ・・・



放心状態のまま、ゆっくり(90km/h 前後)県道12号を辿っていく。
県道16号との交差を過ぎた後、しばらく登りになっていた県道12号は、
急なダウンヒルになる。車線は分けられているが、さほど立派な道ではない。
そんな道の急カーブのアウト側に作られた、妙に立派な施設に目が止まる。
オーバースピードで進入したら、ここに突っ込んでくださいって言わんばかり。
イメージ的には、天ヶ瀬の宇治側端にあるドライブインのような感じだが・・・
速度を充分に落として良く観察すると、そこは道の駅だった。
こんな、観光客なんぞ誰も通らん(実際、誰も通ってない)狭い峠道の
中腹に作るなんて・・・!妙に嬉しくなってしまい、ちょっと寄ってみる。

ここは、「こんぜの里りっとう」という道の駅。
交通量の多い国道沿いにあるわけでもないし、観光名所があるわけでもない。
むしろ、地元民の生活道路・・・という表現がぴったり合うような道沿いなのに
なんで道の駅なんか・・・と思ったのだが、これがまた、凄いのだ!
いったい何がどう凄いのかということは、実際に行ってみれば直ぐにわかる。
天候の良い日に行ったらアンタ、もう感動モンでっせ。

大変に気を良くした私は、土産として、栗東産のはちみつ(\900/0.5L)を
1ビン買って、道の駅を後にする。またそのうち、温泉帰りにでも来るかな。

県道 12号から、JRA 栗東トレーニングセンターの横を走る県道 113号に入り
赤いワゴンRに追われながら、「南郷」の看板を目印に走り続ける。
やがて県道 2号と合流し、ダイキン工業の脇を抜けてどんどん南下。
県道は住宅地の生活道路へと姿を変え、ほどなく瀬田川洗堰の橋へ出る。

そのままS峠を越えて帰宅してもよかったのだが、なんとなく
「一度だけ、京滋バイパスに乗ってみたい・・・高いから一区間だけ」
などと考えてしまい、石山 I.C. から京滋バイパスに乗ってみたりした。

いつもは、京滋バイパスのこの区間の脇を走る下道を走るのだが
今日は、いつも見上げる京滋バイパスの上から、景色を見下げる形となる。
遥か下方にぼんやり映るものすごく低い場所に、見慣れた景色が見える。
なんだか、雲の上から景色を見ているみたいだ。

ここでも 60km/h ぐらいでノンビリと走っていると、
何台ものワゴン車に追い抜いていかれる。ナンバーを見てみると、
「大阪」が多い。名神高速を使うよりも、京滋バイパスから R1 に
出たほうが有利になる大阪人は、結構居るのだろうか?

あっというまに、南郷 I.C. に到着。
本当は笠取 I.C. から降りたかったが、南郷と笠取はハーフインターらしく
笠取は東行き、南郷は西行きのクルマしか降りることができないのだ。
ちょっと悔しかったが、しょうがない。高速で逆走もできんしなぁ。
料金所に突入。1区間だから安いだろう、と思っていたら、甘かった。

1区間で \420 も取られた。

たっ、高すぎ!(悲鳴)

南郷 I.C. で降りて、いつもの南郷宇治線に出る。
・・・南郷宇治線に出たところで、真正面に巨大な橋が建設されつつあった。
さらに、その橋の向こう側に、巨大なトンネルがパックリと口を開けていた。
えーっと・・・えーっと・・・なんだこりゃ(汗)

一体なにごとかと思い、工事看板を見ると「新曽束大橋」と書かれていた。
曽束大橋ってどこだっけ、と思って考えてみるが、宇治川ラインの東端にある
ちょっと大きめの橋が思い当たる。ああ、あの橋かぁ。

ってことは、新曽束大橋は、あの橋の代わりとなるわけなんだよな?
でも、ここから曽束大橋って、目と鼻の先にあるぞ?走って5分かからんぞ?
しかも、山城大橋と違って、あそこはどう考えても交通の隘路ではないぞ?
さらに言えば、新曽束大橋の行き当たる先って、何の道もなかったような・・・
かな〜り長いトンネルを掘らないといけないように思えるんだけどなぁ・・・
なんだか、とっても無駄な工事のように思えるのだが、どうなのだろうか?
(地図を持っている人は、ゼヒともこの辺りの地図を見て欲しい)

まぁ、まだ工事中のトンネルや橋の話をどうこう言っても始まらない。
曽束大橋を渡り、久々に宇治川ラインを全線走り抜ける。
でも、あまりにも久しぶりであるため、コースを全然覚えていない。
ブラインドカーブの先の様子が全然見えないのが恐くて、あまり飛ばせない。
そんなことを思いつつ、抑えて走っていると、喜撰山大橋のあたりから
かな〜り走り好きらしい、赤色の中型バイクが追い掛けてきた。
すまん、今日は勘弁してくれ・・・

とか思いつつ、それでもある程度は勝負を受けておく。
まず、直線では圧倒的に相手が早い。さすがバイク。
しかし、きついカーブが続く区間では、少なくともこちらが
圧倒的に遅いわけではないようだ。カーブを抜けた直後は、姿が消える。
ストレートでぴったりくっつかれて、カーブを抜けたら遠ざかる。
うーん、サスの減衰力をツーリング向けにしてなかったら、直線部でも
もっと楽しめたかもしれないが・・・今はこれぐらいで勘弁してもらう。

しかし追われる立場になると、めっちゃプレッシャーかかりますな(笑)>峠

帰宅したらドッと疲れが出てきたので、爆睡。
夕方過ぎに起き出して、一生懸命に日記を書く ^_^;


9/23

そろそろ、夏期休暇も終わり・・・
11連休もあると、何の仕事してたかすら忘れそうになる(汗)

というわけで、お疲れさま〜の意味を込め、カプを洗車&ワックス掛け。
夜間出撃&高速巡航が何度かあったため、フロント回りの汚れがヒドイ ^_^;

夕方になるまで、ずっと日記書き T_T なかなか書き終わらない。
モノ書きの人って大変だよなぁ、なんて思ったりする。

日記を書きながら、情報収集のために TV を見る。
チャンネルは、もちろん楽しい NHK。だぁ!だぁ!だぁ!

そんな楽しい NHK だが、今日は特に面白い番組がやっていた。
「課外授業 ようこそ先輩」だが、今日の先生は、片山右京なのだ。
片山右京が教えることったら、ドラテクしかないじゃんか!(笑)
子供に何を教えるのか、興味津々である。

残念ながら、最初の部分は見逃してしまった。私が見はじめたのは、
片山右京が TRD アルテッツアでジムカーナをやっているところだった。
アルテッ茶といえば4人乗りなわけで、そんなところにドライバー1人だけ
乗って、走行を子供に見せるだけみたいな勿体ないことをするわけがない。

助手席、およびリアシートに子供を満載して、ジムカーナ。

いや、満載といっても、一度に3人だけど。

ただ気になったのは、チャイルドシート付けてなかったんだよね・・・
しかも、片山右京はヘルメット被ってなかったし(子供は全員被っていた)
まぁ、対象が小6だったから、もうチャイルドシート要らないのかもしれないけど
教育的効果を考え、やっぱりその辺りはキチンとしてほしかったかなぁ、とか。

で、片山右京が、代わる代わる子供を乗せ、パイロンジムカーナを体験させていた
わけなんだけど・・・パイロンは沢山置いてあるのに、それはほとんど無視して
でっかい半径のドリフトばっかりやっていた。ど迫力で良い感じだった。
往年の原田さんの走りも、あんな感じだったのかなぁ?

その後、景色は学校の中に移る。
何を教えるのかと思ったら、体育館の中で、ビニールテープとパイロンで
人間が足で走るコースを作り、そこでタイムトライアルを行うという話に。
コースは、なんとなく FISCO を髣髴とさせるような設定となっていた(笑)

最初は何も教えず、いきなり全員に走らせるシーンから始まる。
体育では、直線を全力で走るドラッグレースみたいな競争しかやらんから
テクニカルなコーナーを含んだ駆けっこってのは、全員未体験なわけだ。
コーナーの走り方がぎこちない。ああうっ、見てて歯痒い!

と思っていたら、全員走った後に、片山右京が講釈。
駆けっこが得意そうな子のタイムと、苦手そうな子のタイムを比べている。
もちろん、得意そうな方が圧倒的に遅く、苦手そうなほうが圧倒的に速い(笑)
パワーがあるから速いわけじゃなく、ライン取りが重要であることを教えている。
・・・なんと、小学生を相手に、ライン取りの講習をやっている ^_^;

進入で充分に勢いを殺す必要性の説明、
縁石(発泡スチロール製)を踏む最速ラインの説明、
再速を叩き出すラインをイメージして走る必要性・・・
いい年こいたオッチャンにも勉強になる話ばかりだ(笑)

講釈の後、また直ぐに走るのかと思ったら、完熟歩行が始まった(笑)
コース図を片手に、ライン取りの良し悪しについて熱く議論する小学生。
彼ら全員、将来はスポーツカー買ってくれないかしらん ;_;

完熟歩行が終わり、今度はセクション練習が始まった(笑)
1本のパイロンを置いて、最短距離で回って戻ってくる練習。
最速のイメージを作り、実際の走りとの間を全身のセンサーで埋める。
なーんか、小学生だけに見せるには勿体ないぐらいいい内容だぞ、これ(笑)

一通りの講習が終わったのち、2回目のアタックが始まった。
最速のイメージを描いたラインの上を、必死になって駆け抜ける小学生。
オッチャンの目から見ても、明らかにコーナーを抜けるラインが良くなっている。
最短でS字を抜け、最終コーナーを駆けあがり、ホームストレートを駆け抜ける。
よし!行け!アクセル全開で抜けろ!(注:小学生にアクセルはついてません)

こうして、クラス全員がかけっこタイムアタックに挑み、見事に
全員が初回走行のタイムを大幅に更新する。さらにもう一度走ってみると
またもや全員が2回目のタイムを更新するという、素晴らしい結果が。
感動したのか、泣き出す子供まで出てくる始末。いや〜これは燃えるなぁ。
TV を見てるおっちゃんまで、おもわず貰い泣きしてしまいそうになる。
きっと、彼ら彼女らのうちの何人かは、将来は走り屋になるはずだ。
峠のキングになるはずだ。がんばれよ!(勝手に決めつけてはいけない)

・・・しかし、ドラッグレースみたいな駆けっこだけじゃなくて、
こういう、体力半分頭半分なタイムトライアル的駆けっこ競技を
小学生の体育カリキュラムの中に入れません?教育関係のお偉いさん。
きっと、スポーツカー市場が拡大して、景気が良くなると思うよ(ウソ)

それにしても、めちゃ勉強になるなぁと思って、ついつい真剣に見てしまった。
だれか・・・このビデオ、取ってないっすか? ^_^;


9/24

今日は、墓参り。

その帰り道、長い間 EP82 のオイル交換を忘れていたことに気づく。
記憶の糸を手繰りよせてみると、おそらく5月の連休が最後ではないか?という
結論に達した。ああ、じゃあ丁度良い交換時期のはずだな・・・
というわけで、早速オイル交換(52000km)。

交換に使ったオイルは、オヤジがオイル交換した後の余り物を混ぜた
Castrol と Agip のチャンポン仕様 ^_^; でも、どうせ高回転は一切使わないから
これでも、ディーラーで入れる激安純正オイルよか、ずっとマシだと思う。
ディーラーの激安純正オイル、良いのは最初の数百kmだけだもんなぁ。

カプのほうは、特にメンテナンスの必要な事項なないのだけど、
折角なので、内装の汚れを雑巾で拭き取り、アーマオールを塗り込む。
さらに、フロントバンパーに貼っていたステッカー類を、全部剥がす。
これで、ナンバーの位置以外は、外観的にはノーマル車両になった。

こういうクルマで闘志剥き出しにすると、天ヶ瀬とかを普通に通りたくても
夜間は普通に通れなくなるので、普段乗りがめちゃ疲れるのだ ^_^;


9/27

なーんか、明日は雨みたいな感じ・・・。
折角綺麗に洗ったのに、また汚れるのかと思うとハフーンだ。
クルマをバラしたまま一週間放っておける場所も兼用できるという意味で、
やーっぱ、屋根付き車庫があれば、色々な意味で理想的なんだよなぁ。
土地さえあれば、イナバかヨドコウのプレハブ買う手もあるのだけど。

なお、10/14 のKスペジムカーナは、今回は欠席。
仕事が多忙のため、予定が空きそうにない、っていうこともあるが。
現段階では、ドライバー&クルマともに戦闘力が無さ過ぎるため、
出てもどうせ 10位前後低迷っていう結果が見えているからである ^_^;

まずは、マシンコントロールの腕をもっと磨いてから。
遅くてもいいから、せめてエンターティナーになりたいねぇ(笑)


9/30

衝動的に買ったデジカメ(che-ez! spyz)を片手に
カメラの撮影能力を確認すべく、本屋と STRAIGHT までお買い物。

今日は雨天&交通安全週間(?)のため、ロースピード走法を徹底。
PERICIA のお陰かどうか、妙にトルクフルな低回転域(2000〜3000rpm)を
ゆったりと使いながらクルーズ。アメ車の V8 エンジンのように太く響いてくる
F6A サウンドってのは言い過ぎだが、オープンにしてたら気分はまさにそれだな。

途中、川沿いの土手道へと曲がる交差点で、クルマをクッと軽く曲げながら
2速に入れっぱなしでアクセルをククイッと踏んだところで、予想外の事態が。
それほどパワーが出ていない領域にも関わらず、リアのグリップが一瞬で消失。
ズロッ!と流れるリア。反射的にスロットルを緩め、事なきを得る。危ね・・・。

ちょっと不安を感じたので、そこから先の直線路において、何発か急ブレーキ。
ゆるく踏み込んでいく(土屋圭市いわく”タイヤをつぶす”)ブレーキならは
ちゃんとグリップして制動するが、パン!と踏み込むブレーキだと
踏み込んだ瞬間に、直ぐにロック。ああ、タイヤが全然仕事できてねーわ。

晴れの日ならば、別にどうってことはないブレーキングであるにも関わらず
今日はもう全然ダメ。フロントは仕事しないし、リアは噛まないし。
そういや、こないだの HALFWAY 行きの日でも、雨がひどく降っていた区間では
リアもフロントもグリップ感が浅かったなぁ・・・なんでだろう?
また、アライメントが狂ったのか?それとも、タイヤが風邪引いてるのか?

これからますます気温&路面温度が下がってくる時候であるわけだし
この辺(普段乗り時の安全性=グリップ確保)は、対策を考えることにしよう。

ちなみに、走行途中に撮影した che-ez! spyz のサンプル画像はコレ。
\8k の超小型オモチャカメラにしては、良質なんじゃないだろうか?
(ちなみに、画像は 66% に縮小してある)



・・・昔に買った DC40 よりは、良い画像のような気がするなぁ(笑)