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Cappuccino 日記(2001/11)

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11/3

11/1 の昼頃から、妙に頭がクラクラすると思っていた。
金曜日の晩になって体温を計ってみたら、37℃オーバー。
うぎょー、やっぱり風邪引いてしまってるでないの(涙)
風邪を引いた時は、医者に言って薬をもらって飲んで眠るのが
一番イイのだが、かかりつけの医者は既にお休みの時間だ。
しょうがないので、市販の風邪薬を飲み、早めに眠る。
・・・でも、市販薬だけで抑えきるには、ちょっと遅すぎた。

そんなワケなので、3日朝の時点では、まだ熱が完全に引いてない状態。
この状態で、悪天候(今日は生憎の雨天である)&吹きっ曝しの
セントラルの観覧席に行ったら、風邪の症状が悪化すること確実。
久保弟さんには申し訳ないと思いつつ、セントラル行きは諦めることに。

しかし意識朦朧状態ではないので、近郊ならば行動することは可能。
ならば、今できるうちに、今できるだけの作業を進めておかねば・・・
少し思案した結果、デフの慣らし(約 1000km ほど走行)に掛かる期間を
確保するためには、少しでも早いうちにデフを組み込む必要があると考えた。
できれば、今日中に体調を回復して、明日に組み込み作業を行いたい。
そうと決まったら早速、注文していた部品を受け取りるために
スズキ共販へと向かうことにした。

・・・しかし、スズキ共販は、今日に限って誰も居なかった ;_;
これじゃあ、明日に作業場を借りるための相談もできないなぁ・・・
暫く待ってみたが、人の気配がない。諦めて退出。

せっかく西の方に来たので、ついでにロードスターに立ち寄り、オイルを吟味。
手持ちの TRUST F3R は 3L 残っているが、これは春先に使うことにしよう。
冬場はエンジンの負荷も少ないから、5W-30 の Mini syntheticRでいいかな。
デフオイルは・・・選択肢があまり無いようだ。此処のような量販店系では、
エンジンオイルは沢山あっても、デフ・ミッションオイルはあんまり置いてない。
それだけ、クルマ好きの中においても MT 車の比率が下がってきたってことか。
(そう考えると、今後のチューニング系ショップの経営って大変だろうなと思う)

そんな感じで、目的を達成できず、R1 経由でとぼとぼと自宅に戻る。
それにしても・・・路面がウェットになると、極端にリアが食わなくなる。
普通に走っていても、その不安定さがビシバシと伝わってくる。
特に、交通量の多い交差点を右折するときがめちゃくちゃ恐い。
ステアリングを切ったまま、1速全開でダッシュすることが不能だからだ ^_^;
デフの投入に伴い、おそらくは車高の見直しを行わねばならないな、と思う。

帰宅。とりあえず、部品がなくても進められる準備は進めることにした。
まずは、O/H が終ったスズスポLSD のサイドベアリングを、抜かねばならない。
さて、どうやったら抜き取れるだろうか?構造をまじまじと観察する。
デフケースの凸部に打ち込まれたデフサイドベアリングは、ケースとの間に
ほんの 2〜3mm 程度の隙間しかないので、汎用のギアプーラーは使えない。
(汎用の3つ爪プーラーは、強度を持たせるためか、爪が分厚いのである)
恐らく、プライバーか、長いマイナスドライバーでコジれば良いのだが
不幸にも、大きめのマイナスドライバーは1本しか持っていなかった。

少しだけ考え、工具箱から3つ爪プーラーを持ち出してくる。
ちょうど上手い具合いに、デフケースの左右両側(ベアリング装着部)には、
ベアリングの根本付近にまで及ぶ、対向した2つの切り欠きが付けられている。
この切り欠きを使えば、少々分厚いプーラーの爪も、差し込むことができる。
この切り欠きが、2つ爪プーラーを使ってベアリングを抜き取ることを考えて
作られたものだったのかどうか、そのへんは判然としないのだが。

ただし、私が持っているプーラーは3つ爪であるため、そのままでは使えない。
結局、3つ爪のプーラーを分解して爪を2つ取り出し、その爪を両手に持ち
デフケースを支点に使ってベアリングを下からコジり、抜き取ることになった。
抜き取る時に過大な力が掛かり、支点となっているケースが歪まないか?と
思ったが、そんなことを思う間もなく、力を入れた瞬間にベアリングは抜けた。
しかしその程度の力でも、インナーレースの外側でベアリングを支えている
薄っぺらい鉄板(正式名称は不明)は歪んでしまった。結構弱いもんだなぁ。

そんな感じで、両側のベアリングは無事抜き取ることができた。
これでもう、問題となる点はなくなった。あとは部品を手にいれて、組むだけ。

というわけで、雨も降っているし、クルマ関係で出来ることはなくなった。
しょうがない(?)ので、常時接続のモト取り作業・昼過ぎからネット三昧 ;_;
オイル関係で気になっていたことについて、調べものをする。

前にも書いたが、今使っているミッションオイルは、相性が良くない感じ。
シンクロがぶち壊れる前に、もっと相性の良いものを探したいと思ったのだ。
しかし、思った以上に、カプ乗りでミッションオイルにこだわる人を見ない。
タダでさえフィーリングの悪いミッションなんだから、色々なウンチクが
多くのカプ乗りページで語られていても、良さそうなものなんだけどねぇ。
ノーマルパワーのカプで本当にこだわるべきところは、エンジンオイルじゃなく
ミッションオイルとデフオイルだよなぁ〜なんて思ったりする。

(エンジンオイルについては、カプに限らず色々語られているページがあるが
 正直なところエンジンオイルは、粘度さえ適正であれば、何が入っていても
 (価格帯が同じならば)さほど変わりゃしないというのが、私の印象。
 長く乗った時に差は出てくるけど、どうせ 3000km で交換するんだし ^_^;)

結局、有効な情報は得られなかったのだが
記憶の片隅に沈んでいた REDLINE が、プッカリと浮かんでくる。
(OMEGA とか OBERON とかも良さそうな話だけど、入手する手段が不明)
REDLINE のミッション・デフオイルというと「75W-90」と「75W-90NS」の2種類が
あったような気がする・・・さらに、確か、PG6SF さんは「75W-90NS が良い」
と仰っていた(?)ような気がする。ここまで記憶が手繰れてくると、今度は
「NS」ありと無しの差は何を意味するのか、気になってしょうがなくなってきた。

まずは、日本の REDLINE 代理店のページを確認してみるが、大したことは書いてない。
「〜に最適です」とか色々書いてあるが、信用するに足る説明がついてない。
こういうのは、日本法人の Web ページ系のパターン。全然役に立たないのだ。
しょうがないので、米国 REDLINE のページに飛び、そこに書いてある詳細な説明を読む。

結論であるが、どうやら「75W-90」には、デフのハイポイドギヤ
(原文では differential とだけ書いてあるが、こう理解して良いだろうか)
および LSD 用の潤滑剤が入っているが、「75W-90NS」には入っていないらしい。
だから「75W-90NS」を使うと、ミッションのシンクロ作用が早くなり、
素早いシフトが可能になるよ〜等という説明が書いてあった。
結局、LSD 対応で必要となる大量の極圧剤は、摩擦によって同期を行う
ミッションのシンクロ機能を阻害するわけなのだろう。だから「NS」が良いと。
なお、「75W-90」 の欄には、”他に良いミッションオイルがあるよ”
などとも書いてある。^_^; この場合は、きっと「NS」のことだろう。

なお、ストリートユースのクルマのデフの場合、「75W-90」を使って欲しい
らしい。「75W-90NS」のほうは、racing ユースの場合に使え、とのこと。
潤滑剤がない分、LSD のクラッチは強くなるが、磨耗は激しくなるはずだし
なによりバキバキと効きすぎると街乗りしづらくなるから、という意味だろう。
とはいえ、日本におけるストリートユースってのは「峠」を含むからなぁ ^_^;

また、MR や FF など、トランスアクスルを使ったクルマの場合はソレで良いけど、
そもそも FR の場合、ハイポイド用の潤滑剤が無いものをデフに入れたら、
特に racing な状況では、直ぐに焼き付いちゃわないだろうか? ^_^;

こんな感じで、本家のサイトの説明を読んで、また別に疑問な点がいくつか
出てきたので、そのうち精読する予定。


11/4

昼からずっと、薬を飲んで大人しくしていた甲斐があったようで
今日は体調もかなり回復。

そうなると急激に欲も出てくるもので、今日中にデフ回りの部品を入手して
道具も買っちゃって、一気呵成にデフを組み上げてしまうか!と思い出す。
必要な道具は、デフ玉を銜えるための万力と、バックラッシュを見るための
ダイヤルゲージのみ(本当は巨大ノギスも欲しいけど、無くてもどうにかなる)。
それだけならば、STRAIGHT に行けばせいぜい \10k 程度で手に入る。
今後、O/H の度に場所を借りる算段をするのも大変だしなぁ・・・

なんてことを考えながらスズキに向かい、とりあえず部品を一揃い購入。
今日は小林さん居ないようだ。交渉相手が居ない、となると・・・

こりゃもう、組み付けの工具、買うしかないよな(ニヤ)

善は急げ(?)ということで、その足で STRAIGHT まで一ッ走り。
早速、目星を付けていた万力(リングギアの移し変えに絶対必要)と
ダイヤルゲーシ&スタンド(バックラッシュの確認に絶対必要)を買う。
それぞれ、\4.5k と \5.5k ぐらいの値段で、合計 \10.5k・・・
だったが、\500 負けてもらったので、ピッタリ \10k(笑)

結局、部品代と工具代で、今日一日払ったお金は〆て \20k。
デフ代(まだ払ってないけど(汗))\15k、O/H 代 \30k と足して
総工費(?)は、\65k というところか。やっぱ、結構高くなったな ;_;

帰り道、PC 屋にちょっと寄り道。無線 LAN 一式が爆発的に欲しくなる。
ただ、めちゃ欲しいけど、これも一式買ったら \20k は下らないからなぁ。
もう、これ以上の無駄遣いは絶対に不能。今月は真ッ赤ッ赤だもんな。

工具も部品も入手できたので、そのまま真直ぐ自宅に帰るつもりだったが
スタビを強化した後、全開近くの走行をしたことがなかったことを思い出す。
ちょっとだけ欲が出たので、帰り道の途中にある小さな峠を元気良く走ってみる。
するとまぁ、普通に走っているときは頼もしかったフロントの食い付きの良さが
仇になるのか、オーバーステアっぽい特性が強くなったことに、ちょっとビビる。
余裕を持って 80 で抜けられるはずの登りコーナーが、70 でも怖い気味になる。
デフの投入と合わせ、車高バランスの見直しが必要かもしれんなぁと思う。
これ以上にリアの不安定さが酷くなったら、雨の日は走ってられんし ;_;

帰宅して昼メシを食い、さっそくデフ下ろし作業にかかることにした。
デフの上げ下げは単純な作業だが、取り外さなければならない部品が多数あるので
素人の私が作業した場合、下ろすのに2時間、積み込むのに2時間ぐらいかかる。
13時過ぎから下ろし作業を開始すると、完全にデフが降りるのは15時ぐらいだ。
それから家の中に臨時作業場を準備し、デフ Assy を作業場に持ち込み、分解して
デフ玉を取り替え、元通りに組みなおす作業をやると、たぶん 20時は過ぎる
(夕飯を食う時間を含む)。その後に積み込み作業は・・・無理があるな。
今日は、どれだけ迅速に作業を進めても、デフを下ろして玉を交換するところ迄
進んだらいいところだろう。積み込みは、また後日という予定で考える。

まず、フロアジャッキでカプチのリアを持ち上げ、ウマを噛ませて準備。
センタートンネル下のフタ(ボルト 10 本で固定)を外し、マフラーの
No.1 パイプと No.2 パイプを結合する2本のボルトを外す。
マフラーの後ろ半分がフリーになったら、No.2 パイプとタイコ部を
くっつけたまま(分解することも可能)で取り外す。

No.1 と No.2 パイプ接合部のボルトは簡単に弛んだが、
タイコの吊りゴムが滅茶苦茶に硬く、全然外れなくて苦労。
吊りゴムは3個所あるが、全部に強化ゴムを使ったのが失敗だった。
柿本のタイコは本気で重かったから、テールエンドを吊るゴム3つ全てを
強化してやる必要があったが、PERICIA は軽いから、全部純正でも充分だろう。
またそのうち、吊りゴム一揃い(全部で5本ある)を注文しておかないとな。

死ぬ思いでマフラーを取ったら、次はスタビ。これは簡単に外れる。
スタビが外れたら、ドライブシャフトを切り放す。ドライブシャフトは、
直接デフに入っているわけではなく、ドライブシャフトフランジという部品を
介して接合されているので、片側につきボルト4本を外すだけで分離できる。
同様にして、プロペラシャフトとの結合部のボルト4本も取り外す。
ドライブシャフトを外すと、デフ回りに手を突っ込む余裕が増えるので
スピードセンサーの取り外しに入る。これは、センサーにつながっている線の
コネクターを外すだけなので、比較的楽。コネクターのロックの形状は、
外側から内側に向って押せば外れるタイプなので、工具は不要。

最後に、デフマウントのボルト6本+デフの後ろのボルト1本を外せば
基本的にフリーになる。前回と同じく、デフのプロペラシャフト側フランジと
プロペラシャフトを切り放すのに苦労したが、マイナスドライバーを接合面に
叩き込んで分離。なお、ここの固着であるが、サビが原因ではないようだ。
ステアリングボスと同様、テーパー勘合のようになっている可能性が大?
ともかく、本体との結合は全て切り放したので、フロアジャッキを下において
慎重に下ろす。見た目以上に重さがあるので、手だけで持つのは危険。

デフが降りて、完全にもぬけのカラになったリアセクションを覗き込む。
サス以外は、ガソリンタンクとサイドブレーキワイヤーが見えるぐらいで
他に機能部品は見当たらない。クルマって複雑だけど、シンプルでもあるな。
デフが抜けて走れないカプをウマから下ろし、クルマ回りの作業は完了。



降りたデフを家の中に持ち込み、工具を片付けたりしているうちに
日が落ちた。時計を見ると、16時。予定よりも1時間ほど遅れている。
スピードセンサーコネクタの取り外しとか、プロペラシャフトの取り外しとか
上記ではサラッと書いているが、実はものすご〜く苦労した部分で
無駄な時間を食われてしまったのが理由。まぁ、ともかく日暮れまでに
デフ下ろし作業は終ったので、1時間遅れても問題は無いが。

引き続き、デフ玉の交換作業に入る。
物置近くに臨時の作業場を作り、買ってきた万力をがっちり固定。
(棚板に固定用の穴をあけたのは、家人には秘密ということで ^_^;)
ボール盤などを奥に押し込み、デフ Assy の置き場を確保する。

最初は、デフケースとデフマウントを切り放して作業していたが、
デフケースのフタ(リアマウントのついている部分)を取り外すために
フタを固定している8本のボルトを弛める作業すら、うまくいかなかった。
ボルトを弛めるためにちょっとしたトルクを掛けただけで、ケースまるごと
転がってしまうためだ。円筒状の頭にボルトがついているようなものだと
想像してもらえば良い。このままでは拉致があかないので、切り放してある
デフマウントをデフケースに固定。デフマウントは、デフケースの長手方向と
垂直に交わる(十字架状態になる)ので、最強の回り止めになってくれる。
逆に言えば、自由に転がすことができないので、ボルト締め/弛め以外の作業は
かなり面倒くさくなるが・・・まぁ、それはしょうがない。

フタのボルト8本を弛め(取り外してはいけない。あくまで弛めるのみ)
フタをプラハンでコツコツと叩いてケースを分離。プラハンだけで外れないときは
デフケースとフタの両方から三角形のツノが生えている場所があるので、
間にメガネレンチなりバールなりを突っ込んでコジれば、パコンと外れる。
(間違っても、ケースとフタの接合面にドライバーを叩き込まないように!)

久々にご対面するデフ内部は、大変に綺麗な状態だった。
目に見える鉄粉は一切無し。定期的なオイル交換が功を奏しているようだ。
リングギアの歯面を観察すると、ピニオンと当たる部分がピカピカに輝いていた。
ピニオンと当たっていない部分とは段差無しなので、異常磨耗ではない。
いわゆる、これが「アタリのついた状態」っていうことだろう。

あとは、ベアリングキャップを外して、デフを抜き取るわけなのだが
その前に、現在のバックラッシュを8個所で測定。だいたい、0.15mm 前後。
既定値は 0.10〜0.20mm なので、ど真ん中ということになる。
2年前のツナギマスターのセリフは本当だったんだなァ。

匠の技に感動。

ついでに、デフ玉を手で回し、回転の重さをなんとなく覚えておく。
なにしろ大きなノギスを持っていないから、シムの厚さの適切さは
バックラッシュの大きさと、回転の重さで判断するしかない。

必要な調査は終ったので、いよいよデフ玉を取り出す。
ベアリングキャップを取り外し、デフ玉を手で引っ張ってみる・・・
が、とても抜けそうにない。ガチガチに嵌まっている ^_^;
フランジの穴から指を突っ込んで、力一杯押し出してやる。
(紐をかけて、スライディングハンマーで引っ張る方法もあるらしい)

外れたデフ玉を万力に銜え、リングギアを固定する8本のボルトを外す。
これがまた・・・ネジロックでガッチリ固定してあったので、簡単には弛まない。
かな〜り長めの 12.7sq. スピンナーハンドルがないと、弛まないだろう。
幸い、それなりの工具は用意してあるので、ボルトの取り外しは無事成功。
ボルトが全部外れた時点で、リングギアは「カタン」と外れた。
バーナーで炙らないと外れない場合もあるらしいが、ウチはラクチンだった。

外れたリングギアのネジ穴と、外したボルトのネジ山を丁寧に清掃。
ガチガチにこびりついたネジロックを、できる限り取らないといけない。
ぴったり合うサイズのダイスとタップがあれば簡単なのだが、不幸にも
そんな文明の利器は持っていないので、ワイヤーブラシで地味に清掃。
あまりにも時間をかけすぎたため、「笑点」がお開きになった。
時刻は 18時過ぎ。作業はまだ、分解中の状態。今日中に組めるか? ^_^;

ネジ回りの清掃が終ったので、いよいよ組み付けとなる。
22000km ほど頑張ってくれたトルセン LSD を箱にしまい込み、
O/H の完了した機械式 LSD を引っ張り出す。リングギアとの当たり面を
ブレーキクリーナーで丁寧に清掃してから、リングギアをはめてみる。
ちょっとはキツキツかなぁと思ったが、これまた簡単に「スポッ」とはまった。
簡単にはまるのはいいけど、ガタがあったらヤダな〜と思ったが、ガタは皆無。
バーナーなどを準備する手間が省けたわけで、これまた大変に運が良い ^_^

まず、8本のネジを全て軽く 2kgm ほどで締めたのち、対角線上のボルトを
ペアと考え、順に 8kgm で強く締め付ける(ホイールナットと同じ要領)。
全部締め終ったら、適当な対角線上の2本のボルトを選んで取り外し、
ネジロックを塗り付けてから、その2本を再び 8kgm で締め付け直す。
続いて、まだネジロックを塗り付けていないボルトのペアに同じ作業を施す。
これを繰り返し、ネジロックを塗った8本のボルトを完全に締め付ける。
AE86 乗りの人のページ(どこかは失念)で書いてあった方法だ。

リングギアの固定が終ったので、次はデフサイドベアリングの打ち込み。
打ち込む時の当て具だが、取り外した使い古しのデフサイドベアリングの
インナーレース部分を使う。先日の日記でも書いていたように、
テーパーローラーベアリングを支える薄っぺらい鉄板は大変に柔らかいので、
普通の強力ニッパーで簡単に切ることができる。これを切ってやると
ベアリングが取れ、インナーレース部分だけを取り出すことができる。
これがまた、ベアリングを打ち込むのに丁度良い治具になるのだ ^_^
既に打ち込んだベアリングを痛めないよう、万力を活用して打ち込む。

こうして用意が整ったので、いよいよ組み付け&バックラッシュ調整。
まずは、元々入っていたシムのままで行ってみることにした。
デフを嵌め込むとき、ちょ〜っとだけキツイ?ような感じがしたのだが、
さっきもかなりキチキチに入っていた(抜き取るとき、かなり苦労した ^_^;)から
入り方がちょっときついぐらいなら、特に問題とはならないだろうと考える。
シムやベアリングレースが奥まできっちり入っていることを確認してから
ベアリングをキャップをつけ、規定の 3kgm で締め付ける。
この状態で、試しにデフ玉を手で回してみる。うーん、さっきよりも・・・
ほんのちょっとだけ、回転が重いような気もする。嵌め込むときのキツさが
ここにも出てきたか(テーパーベアリングなので、押し付け方向の力が強いと
それだけプリロードがかかり、回転が重くなる・・・はづ)。
んが、重いといっても、さっきと比べてほんの僅かに・・・というところで
(おそらく)焼き付いたりしそうなぐらいに重たいわけでもない。
まぁ、ベアリングが新品だから、当たりが出てない分もあるだろうと考える。

この状態で、手でバックラッシュを見てみる。これがまた、驚くべきことに
さっきとほとんど同じか、若干だけ少ないかな?という程度に収まっている。
ひょっとしたら、このままいけるかも?という感じだった。
期待を込めて、ダイヤルゲージを使い、8個所でバックラッシュを計る。
結果は、0.13mm。さっきよりも 0.02mm だけ少ない程度だ。
もちろんこれは余裕で規定内なので、まったく問題ない。
・・・おおぅ、結局は無調整で良かったんか ^_^;

バックラッシュや回転の重さ、ネジの締め付け具合いを何度も確認したのち、
接合面を真鍮ブラシで擦り、古い液体ガスケットの残滓を清掃する。
ブレーキクリーナーで脱脂した後、ミッションケース用のスリーボンド 1215 を
合わせ面の片方に塗り付け、フタを接合し、ボルトを 2.5kgm で締め付け。
デフサイドオイルシールを交換し(ケースとツライチまで打ち込むのが正解)
デフサイドフランジを嵌め込んで、デフの見た目は、完全に元通り。

こうして、あっけないぐらい簡単に、組み付け作業は終った ^_^;

フィラーがケツにあるので、デフを立たせ、デフオイルを注入。
TTW で同時に購入した、ENDLESS の MG 80W-140 を使う。
このオイルは、二硫化モリブデンが配合されているとのことなので、
最初っから使い古しみたいな色をしている(笑)が、今回の用途には最適。
モリブデンは、初期馴染みを出すのに効果があると聞いたことがあるからだ。
なお、このオイルは、あまりデフオイルっぽい臭いがしないように思う。
極圧剤で稼いでいるわけではなさそうな感じだ。

全ての作業が終った時点で、時計の針は 21 時を指していた。
クルマへの装着は、来週中か来週末か・・・ってとこだな。
作業場を片付け、デフ Assy の上に新聞紙を置いて(埃よけ)
今日の作業は終わりとする。

なお・・・シリコンコークで補強した(つもりになっていた)デフマウントだが
残念ながら、もはや全くマウントとしての能力が無い状態と化していた ^_^;
ゴムにはズタズタにヒビが入りまくり、フニャフニャのグラグラ状態である。
シリコンコークで埋まっているから、まだなんとか形状を保っているものの。

というわけで、今度はコイツを修理せにゃならなくなった(涙)
純正のマウントゴムが手に入れば、それでも全然良いと思うのだけど
腹立たしいことに、リア以外のデフマウントは、単品では出ないので
結局、社外品のマウントを買ったほうがオトクになってしまう ;_;

スズスポの強化デフマウントって、まだ手に入ったっけなぁ?


11/7

そのイメージに反して、秋というのは天候が難しい季節だ。
今日晴れたと思っていても、明日になったら雨ザァザァとか、
とにかく天候が読めない場合が多くなるように思う。

何もすることがなければ、そういう季節に降る雨を楽しむのも
一興なのだけど。ここ最近は仕事が忙しく、雨は素直に楽しめない。
雨をただ眺めるよりもずっと楽しいことをやりたいと思っていても、
週末を狙って雨が降られては、何も進めることができない。

というわけで、本来は週末に予定していたデフ組み付け作業だったが、
どうも天候が安定しない様子なので、今週の平日のうちに有給を取り
組み付けてしまうことを考える(有給を消化するのも仕事のウチだ)。
スケジュールを睨みつつ考えていたが、どうやら週のど真ん中の7日が
仕事の都合が唯一付きそうな日だった。また、天気予報を見る限りでは
雨も降らなさそうだし・・・ということで、上司に届けを提出。

そして・・・6日の夜の帰宅も午前様で、心の底からヘロヘロだったが
明日は楽しい組み付け作業ということで、ワクワクしながら眠りについた。
そしてその高揚した気分のまま、快適に目覚めるはずだったのだが・・・
午前6時の時点で、

ザァザァと降りしきる雨音で、目が覚める。 ;_;

なァんてこった。まったくツイてネェ!(プンスカ)
いま雨に降られたら、何の為に休み取ったんだか・・・

失意のうちに再び、眠りの海に飛込む。
このままずっと雨になると、本気でマズイ・・・

やがて2時間ほどが過ぎ、太陽も顔を出しはじめたころ
それまで屋根を叩き続けていた雨が、大人しくなりだした。
再び眠りの海から覚めた私は、チャンスが到来したことを知る。

急いで寝床から起き出し、ツナギを着込んで作業準備を行う。
雨はまだパラパラと降っているが、太陽も顔を出している。
おそらく数時間のうちには、完全に雨は上がりそうだ。
しかしそれを無駄に待っているわけには、いかない。
カプチの斜め前 5m ほどの地点に、屋根付きガレージがある。
そこまでクルマを手で押していけば、多少の雨が降っても作業は可能。
雨の弾幕が薄くなっている今のうちに・・・
ということで、車輪止めを外してサイドブレーキをリリースし、
片腕を運転席に突っ込み、肩で押し出すようにしてクルマを移動。
ただの平坦地ならば大したことの無い作業だが、うちのガレージには
結構大きな段差がいくつもあり、それを人力で乗り越えなければいけない。
ライトウェイトとは言え、700kg は人力で容易く動かせる重さではない。
ほんの数cmの段差(+登り坂)を越えるのに、大量の体力を消耗する。
クルマが自走できれば、どうってことない段差なんだけど。
660cc とはいえ、エンジンの力はすごいということを感じる。

数十分の時間を消費し、安全に作業できる場所までクルマを移動。
まだ雨はシトシトと降っている。やはり、移動させて正解だった。
さて。ジャッキとウマを引っ張り出し、リア側を目一杯持ち上げる。
仮付けしていた各種パーツを取り外し、先日組み上げたデフを組み付け。
組み付けは取り外しの 100倍ぐらい簡単だ。手早く元通りに組み上げる。
ただ、相変わらずマフラーの吊りゴムの取り付けだけには、手古摺る。
なまじ強化ゴムなんか使うから、組み付けが大変になるわけで・・・ ^_^;
ネジの取り付け順なんか間違ったりして、さらに時間を無駄に過ごすものの
なんとか2時間弱程度で、取り付けを完了する。

なお、取り付けの最中、シリコンコークでスグリを埋めて強化したはずの
デフマウントゴムが、再びボロボロになっていることに気づいた。
そこらで買える程度の部品では、クルマの力は支えきれない。
しかし残念ながら、純正でマウントゴムだけってのは出ないから、
ちゃんと直すには強化マウントを買うしかない。マ、マジで金ねぇ ;_;

組み付け完了後、ウマをかけたままでエンジンを始動する。
無負荷の状態のまま、1速にギアを入れ、静かにクラッチを繋ぐ。
10秒ほどタイヤをカラ廻しさせ、異音が出ていないことを確認したのち
2速から順に5速まで上げ、メータ読み 80km/h で20秒ほど廻す。
それでも異音は鳴っていない。一旦エンジンを切り、デフケースを触るが
温度も正常。特に問題はなさそうなので、ウマを外して後片付け。

一通りの片付けが終ったので、早速試走に出かけることにした。
作業中に雨は上がったとはいえ、晴れているわけでもないので
路面は完全なウェット。イニシャルの高いデフをはじめて組んだのに
イキナリこれだ ;_; 挙動がまったく予想できないのが、つらい。
それでも、軽い慣らしぐらいはしておかねばならない。

エンジンを始動して完全暖機してから、出発進行。
まずは,停車位置からハンドルを少し切り、クラッチを静かに繋いで
停車位置からほんのゆっくりと出発・・・するはずだったが

いきなりデフから「ゴゴゴゴ」っという凄い音が(汗)

ほとんど直進みたいな動きなのに、もうチャタ音が鳴るのか(汗)
予想外に早く鳴りすぎたその音に驚きを覚えつつ、徐行を開始。

車庫の前の下り坂で一時停止し、ハンドルを右に目一杯切って
ゆっくりと道に出る。アクセルはほとんど踏んでいないのだけど
なぜか、速度を出しすぎた時の挙動のように、予想していた角度では
アタマが入り込んでいかず、予想のはるか外側を前輪の軌跡が辿る。
大いに焦る。うあ、なんだこりゃ・・・全然曲がっていかねェ・・・
これ・・・本当に、ちゃんと曲がるのか・・・(汗)

大通りに出るまでの間の道で、ステアリングを軽く左右に振ってみるが
軽い舵角では、クルマがまったく反応しない。アクセルを踏むと直進。
なんと言ったらいいのか。プッシングアンダーという言葉を借りようか。
とにかく、トルセンの時は素直だったハンドリングが、急激にナマイキに変化。
登り坂の頂点にあるT字路の左折時にも、リアから「グゴゴゴ」音が鳴る。
話に聞いていたとおりの動きに、喜び半分、焦り半分。

普通に車線変更を行う時ですら、思い通りに鼻先が動かない状況に
焦りを感じつつも、町中をゆっくり走り、宇治の慣れた道に入り込む。
そして、少しでも効率的に慣らしを進めるため、ワインディングを静かに流す。
コーナー脱出時に大きく踏まないように走り、デフを徐々に慣らしていく。
(=積極的に差動させるが、差動時には大きなトルクを掛けない走り)

ワインディングはまだ弱ウェットなので、ツルツルしてて危なっかしい ^_^;
こんな状況だから、かなりオーバーな挙動が出るのかと思ったが
予想に反して、全体的に超アンダーな特性に終始する。正直、驚き。
さらに言えば、リアが "一人勝手" に仕事するので、フロントが
それに合わせてひたすら振りまわされている(?)感触がある。
例えば、今までと同じ調子でステアだけ切っても、曲がっていかない。
切り始めの瞬間だけ見れば、フロントはちゃんとグリップしているのだけど
リアがそれを無視し、勝手にクルマを前に押し出そうとしているというか。
土壇場まで自己主張しないトルセンに慣れた身としては、恐いモンがある。

ただ、ターンインでちゃんとブレーキを踏み、荷重を動かして曲げてやれば
恐ろしく気持ちよくフロントがインに吸い込まれつつ、アクセルを踏んで
滑らかに脱出できる感じが、クルマ全体の動きとして伝わってくる。
前にも増して、"ハメ" てコーナリングするタイプのクルマになりつつある。

なお、先ほども書いたとおり、慣らし期間ということでアクセルの踏み込み量を
まったく抑えているっていうのもあるが、とにかくドライ路面である限りは
無駄にリアが出ようとする動作は、いまのところ皆無と言って良い。
(ウエット路面ではかなりスリッピーな感じがするが、これはしょうがない)
実際のとこ、イニシャルが高い=ドリフト仕様っちゅうわけではないようだ。

少しずつデフを味わいつつ、慣らしを進める。
やがて、ステアリングを切り出したところの初期アンダーだけでなく、
ステアリングの猛烈な重さが気になってくる。FR だから、デフの装着が
ステアを切り込んだ時の重さに影響を与えるとは思えないのだが・・・
フロント荷重合計 300kg ちょいしかない車にストリートラジアルを
履かせている程度とは思えないほどの重さに辟易する。
これって、SSのフロントスタビの所為かね?

やがて、トリップメーターは 80km ほどを指す。
YM橋付近の廃虚と、NU線途中の休憩所で一休み。
ただひたすら彷徨くってのは、けっこう辛いことだ ^_^;
ところで、最初はちょっとしたコトでゴリゴリ鳴いていたデフも、
頑張って走っていくに従って、早くもだんたん大人しくなってきた。
やがて、タイトコーナーを曲がる場合以外では、まったく無音になった。
あれ、もう慣らし終了したか?と思ってしまったが、そういうわけじゃない。
まだまだ、一番最初の荒い摩擦面が削れた程度に過ぎないはず。
もっともっと走って、早く慣らしを完了せねば。

4〜5回もUG川やらS峠やらを往復しているうち、さすがに飽きてきたので
今度は、途中峠(鯖街道の途中にある有料トンネル)のほうまで足を伸ばす。
一旦山科に戻り、バイパスを抜けて R161 から堅田へ走り、R477 へ。
R477 を山に向かって走り、R367 に合流する手前で下道に合流(笑)
京都市内に戻る際、有料の途中トンネルをパスしようと考えたのだが・・・

いあ、100円ぐらいケチるもんじゃない。

トンネルをバイパスするルートの途中で、前を走っていたジャリダンが
急に止まり、バックをはじめる。対向が来たんか?と思ったが
2〜3分待ってみても、対向が来る様子がない。ジャリダンは動かない。
単に、ハザードを出さずに停車しやがっただけか?しかし・・・
妙だなぁと思いつつ先へ進むと、巨大なジャリダンが対向からやってきた。
その向こう側にも、ジャリダンの隊列と、それを先頭とした渋滞列が見える。
ジャリダンが、途中トンネルを迂回する細い下道全体を埋め尽くしているようだ。
ダンプやトラックどころか、普通車同士がすれ違うことも困難と思われるような
狭い道なのに、よりによってジャリダン共はここに群れ集まってくるのだ!
上空から見れば、怒り狂う蟲の群れみたいに見えたろう>ジャリダン

私はKカーだから、余裕ですれ違いできるけど、私についてきた
トラックを含む後続車達は・・・大丈夫か? ^_^;

僅かな隙間を気持ちよく潜り抜け、さらに先へ進む。
するとまたもや、ジャリダン同士が狭いところで引っ掛かっていた。

すれ違いもできないような狭い峠にダンプで入るんじゃない、このバカ。

おまえらの所為で大渋滞になって、みんな迷惑してるじゃないか・・・って
みんな 100円ぐらいポンと払ってトンネル抜けろよ、ちくしょう ;_;
(しかし、そういう自分も払わない人(汗))

かなりの時間を浪費したが、R367 に出てからは快調そのもの。
あっというまに市内までたどり着く。花園橋近くの AB でトイレを借り、
白川通りを南下して将軍塚を越え、ノートラブルで無事帰宅。

最後。ステアを切ったままバックして車庫入れするとき、
出るときと違い、思ったよりも内回りしてしまって焦る。
バックする時は LSD 入り FF みたいなもんだから、
アクセルオンで中に入るのか? ^_^;(←かなりウソっぽい)

結局、宇治山中〜途中峠ルートで、およそ 130km ほどを走行。
まずは、組み付け後の慣らしにおける第一段階は終了、ってところだ。
心配していたベアリングのプリロードも、バックラッシュの大きさも
問題なかった様子。むしろ、前のデフよりも調子が良いような感じ ^_^
(組み付けに問題があれば、この慣らしの途中でトラブっていたはず)
よし。週末は遠くまで足を伸ばし、慣らしの追い込みを行なおう。
チャタ音はかなり収まってきたし、500km ぐらいで良いかな?

夜になってから、イニシャルと利きの関係について(今更ながら)勉強。
簡単に言えば、イニシャルによって、最小ロック率が定まるようだ。
機械式 LSD は、差動開始から差動制限までに一定の時定数があるわけで、
それを少しでも縮めるため、最初から圧着しておく。これがイニシャル。
イニシャルが高いほど(普段から効いた状態になるため)効き始めが早い。
そしてまた、イニシャルの高さ≠差動制限の強さということでもある。
最大の差動制限強さは、カムがプレートを押し付ける際の強さによって
定まるわけだから、最初の圧着の強さは、さほど問題ではない。

また、イニシャルが高い=最小ロック率が最初っから高いということは、
左右がフリーに回って欲しいときもフリーに回ってくれないということで、
カーブを曲がるとき、とにかく直進しようとすることになり、ロスが出る。
確かに、そう言われればそうだ。まだ意識的にデフは利かせていないが、
とにかく最大限に直進しようとする癖は、確かに出ている。

現時点で分かったのは、上記の通り。


11/11

エエ天気である。
この土日、本来ならば慣らしを兼ねて遠出する予定だったけれど
どうしても逃げられない仕事の下準備に追われたため、
なんとも悲しいことに、まるまる2日とも潰れる。
有給を取った報復措置を食らったって感じィ。

しょうがないので、休憩がてら時々カプチの元に立ち寄り、メンテ。
ワイパーの下の部分のプラ板とゴムの間を両面テープで付け直したり、
ワイパーモーター回りの鉄板にノックスドール300 を吹き付けたり(防錆)

結局、買い物などでちょっとだけ出かけた程度で、30km ほどゲインしたのみ。
こんな調子で、25日までに慣らしを完了することができるのだらうか(心配)


11/12

慣らしがてら、週末にキノクニにでも行ってみるか?と考えはじめる。
片道 140km ぐらいで、往復 300km。高速道路だと、片道 \2.8k。
逆向きで考えれば、敦賀まで行くのと同じぐらいってことか・・・。

週末は、会社の行事(USJ でパーッと遊ぶ ^_^;)と重なるので
タイムスケジュール的に考えて、かなり辛いといえば辛いのだが
ここで距離を稼いでおかないと、もっと辛いことになってしまう。
所要時間とルートを緻密に計算した結果は「可能、可能、可能」。

あとは、計算通りに道路が流れてくれることを祈るのみ。


11/17

というわけで、今日は会社の行事ということで、USJ に行くことに。
電車がベストだろうけど、慣らしを進めなきゃイケナイからクルマで向かう。
阪神高速湾岸線ユニバーサルシティ I.C. への到着予定時刻は 12:00。

なおかつ。
12日に考えていたとおり、キノクニにも行かねばならない。
阪和道和歌山 I.C. で降りて、岩出町を目指す。
キノクニの営業開始時刻は 9:00。

これらの情報から考えて、 7:00 過ぎに出発すれば
余裕で間に合う・・・予定だったのだが、案の定、寝過ごす。
起床は 7:30、出発は 8:15 という体たらく(情けなや・・・)。

名神京都東 I.C. から高速に飛び乗り、近畿道→阪和道経由で南下。
そういや岸和田和泉より南に来るのははじめてだな、と思いつつ。
都会から山岳地帯に入り、しばらく走ったところで和歌山 I.C. 到着。
久しぶりの紀ノ川沿い R24 を(6〜7年前にレンタカーで走った以来だ)
延々と東に向かって走り、備前交差点で県道 63号を北に折れる。
それにしても、このあたりの人の走り方はノンビリしているというか、
回り(特に後ろ)のクルマの動きを全然見ていないというか・・・ ^_^;
大阪走ったら合流できずに停止し、京都走ったら煽られまくるタイプだな。
まぁ、京都と大阪だけが極端に荒んでいるとも言えるのだが。

県道 63 号を道なりに走り、県道 7号を左折して西に向かう。
しばらく走ると、道の左手に巨大な「ショップ紀の国」の看板が。
チューニングショップが市民権を得ている土地柄なのか?
ともかく、その看板のお陰で迷わず到着。10:15。

当初の予定通り、REDLINE の 75W90NS と 80W140 を、2本ずつ購入。
「75W90NS はミッションにはお奨めしない」と言われてしまったが、
US の Redline のページにはちゃんと「使える」と書いてあるので、使う。
Redline の言い分が正しいか、この人の経験が正しいか。試してみよう。

買い物が完了した時点で、10:30。残り 1:30 だ。さて、間に合うか?
帰り道として、和歌山 I.C. に戻るほうが早いか、風吹峠を越える方が早いか
聞いてみたところ、風吹峠を越えたほうが早いという話を教えてもらう。
ということで、帰りのルートを一部変更。県道 7号から県道 63号に戻り
そのまま県道 63号で山を越える。本来ならハイペースで走れそうな道だが
残念なことに交通量が多かったため、ペースは上げられず ;_;
山を降りたところで阪和道泉南 I.C. から高速に乗り、上之郷 I.C. で降りる。
泉佐野 JCT から関空道を走り、そのまま阪神高速湾岸線に入る手も
ありそうに思えたが、幾ら取られるのか不明なので、ここはオカネの節約。
関空道沿いの R481 を海に向かって走り、突き当たりの道を右折。
そのまま数百m ほど真直ぐ走ると、阪神高速泉佐野南 I.C. から乗れる。

途中、そういえば KURO ちゃんが入院している病院が
通過中の道路の直ぐ近くにあったことを思い出す。
これは是非とも、お見舞いに伺いたいのだけど・・・
面会可能時間まで待つと、会社の行事に間に合わない ;_;

申し訳なく思いつつ、ユニバーサルシティ目指して湾岸線を北上。
近日中には必ずお伺いする故、待っててくれよ KURO ちゃん。

オービスと覆面に警戒しつつ、120 前後で湾岸線を走っているとやがて
変なトラックが、真後ろにぺったり張り付いてきた。張るつもりはないので
さっさと道を譲る。私をゆっくりと追い越し、先で左車線に戻ったトラック。
互いにペースが落ちたので、しばらくして、右車線に出て再び加速開始。
んが、そのトラックの斜め後方 10m ぐらいのところまで近づいたとき
いきなり、トラックがロクな加速もせず、右車線に飛び出してきた(怒)
当然ながら、互いの速度差はかな〜〜り存在するわけだ。

な、何考えとんねん、このトラック・・・

急速に近づく、私のクルマのノーズと、トラックのテール。ふうん・・・
3速までコキコキとシフトダウンし、少し強めにブレーキを踏んで一気に減速。
こういうとき、ジムカ用パッドの効きはさすがに強烈で、本当に助かる ^_^;

そんな鬱陶しいトラックと、その後も何度も絡み合い(?)になりつつも
11:50 頃に、ユニバーサルシティ I.C. になんとか到着。ぎりぎりセーフ!

というわけで、USJ 散策。
全体的には結構楽しかったが、正直なところアトラクションはイマイチ。
細かいところまで丁寧に作り込んである街並み、および街のあちこちで
散発的にやっている大道芸やショーを眺めているほうが、断然面白いと思う。
よっぽどでないかぎり、待ち時間もないし、喋りはオチ付きで面白いし(笑)
USJ が関東に出来てたら徹頭徹尾マジメに作っただろうけど、関西なので
明らかに笑いを取ってやろうという作り込みになっていて、かなり楽しい。
アニマルショーとか、よく考えればマギー司朗の手品級のうさん臭さだし、
ウェスタンの最後のオチなんて(ここでは書かないが)ドリフ並みだし・・・
でも、長蛇の列ばかり目立つアトラクションより、絶対におもろい。

というわけで、地元贔屓という部分を差し引いて考えても、
京都太秦の東映映画村は、映画村として全然負けてないと思った。

21:00 解散で、帰宅となったのだが・・・
ナビどころか、新しい地図すらも持っていない身の辛さ。

帰り道が、よくわからない。

とりあえず、阪神高速湾岸線→16号→環状→11号→名神というルートで
帰宅すりゃええじゃろうとは思ったものの、阪神高速の I.C. に乗るには
どちら向きに走ったらいいのか。まず、それが判らないのだった ;_;
幸い、野生の勘で右や左やと曲がって走っているうち、奇跡的にも
湾岸線らしき I.C. を発見したので、逃げるようにして飛込む。
やっぱりアレだ。都市部を走る時は、ナビは欲しいかもしれん。

高速に乗ってしまえば、あとは簡単なもの(環状線でちょっと迷ったが ^_^;)
当初の予定通りの経路を抜け、およそ 1時間20分ほどで帰宅を完了する。
帰宅時点で、オドは 69250km ほどの位置を指していた。ふぅ〜。
ようやく、500km ほど走れたYO・・・(疲労困憊)


11/18

なんとゆーか体力的にヘロさが目立つ今日この頃・・・
同年代のオジサマ達は、お元気にお過ごしでしょうか。

というわけで、昼前になってようやく目が覚め、モソモソと起床。
今日中にせにゃならんことは、TTW へ走行会の参加費用を
持っていくこと。ノンビリしてたら日が暮れそうだ。

適当にメシを食らい、11時過ぎ頃に家を出る。
いつものように宇治の山を駆け抜け、南郷宇治線へ降りて東に進む。
快調に立木観音付近まで来たところで、なんとなく気になって燃料計を見る。
それまで全然気づかなかったが、とても信楽までもたどり着けないにゃあと
思われるぐらい、タンクの中身はカラッ欠になっていた(汗)。
なぜ燃料計を見たか・・・。虫の知らせとは、このことだ。

ともかくこりゃイカンわということで、R422 へ折れずにそのまま直進。
南郷洗堰付近にある GS まで足を伸ばし、安めのガソリンをゲプゲプと入れる。
GS から出る際、転回できる場所が全然なかったので 180度の アクセルターン。
路面は凸凹だったので、今までなら確実にヨッタヨタした恥ずかしいターンに
なったハズだろうけど、今は全然違う。スライドの発生/収束も含めて
大変滑らかにターンを完了する。動きが滑らか故、扱いも非常に楽々だし
なぜか無駄なスキール音も出ない(=無駄なエネルギーを消費していない)。
ああ〜、こりゃエエ感じだわ。この素直さは、さすが機械式ってトコ?

機嫌を良くしたまま、R422 → R307 → 名阪国道 → 伊勢道 のルートで
TTW へ到着。エントリー料金だけ支払い、即座に店を出る。
衝動買い防止のため(笑)

店を出て、太陽の光を浴びながらちょっと散歩してみる。
店の裏手に、フロントが大破したカプチーノが置いてあるのを発見。
かなり痛々しいその姿を正面から見ることなど出来ようもないので、横から観察。
側面から内装に至るまでボロボロで、使いものになる部品はあんまりなさそうだ。
ブレーキローターを見ると、無数の茶色い錆の粒で覆い尽され、朽ち果てていた。
かなり気持ち悪い。キャリパー欲しいと思ったが、この錆びじゃダメかな。

廃車の運命を背負ったクルマを見ていると、ついついこんな風に思ってしまう。
"お前の「まだ走りたい気持ち」はウチのカプに受け継いでやるから、成仏しろよ"

自分のカプの元に戻り、地図を開いて帰宅ルートを考える。
慣らしを進めなきゃいけないから、少し遠回りして帰ろう・・・
地図の上をなぞる指は、名阪国道を越え、東名阪道へと入っていく。
指先は四日市 I.C. で折れ曲がり、鈴鹿山脈のほうに真直ぐ進んでいく。
この先は、、、鈴鹿スカイラインか。なるほど。慣らしには丁度良さそうだ。
適度にくねっているから、そこそこ差動もさせながら走れるだろうし。

伊勢道を北向きに駆け戻り、名阪国道に東向きで舞い戻る。
少し走ると、ほどなく名阪国道は終点に。何事もなかったかのように
そのまま有料区間へと変化する。ボンヤリしてた人は悲惨なことになるな ^_^;
有料区間にあるとは思えないぐらい小さな亀山 P.A. でトイレを済ませ、
名古屋・三河・三重ナンバーのクルマたちに囲まれながら、
100km/h 足らずの低速でノ〜〜〜ンビリとドライブ。
緑色した平べったい風景と真っ青な空、燦々と降りそそぐ陽光が眩しい。
途中にある巨大な待避所にクルマを停めて背伸びしたい気分に駆られるが、
それはグッと我慢(一応、緊急時以外は停めちゃダメってことだし ^_^;)

住宅地らしきものが見えてきた頃に、目的とする四日市 I.C. に到着。
いつものようにクレジットカードで精算し、インター前の R477 を右折。
小腹が空いてきたので、少し走った所にあるラーメン屋で昼飯を食う。
「11番らーめん」だっけかな?別に、国道 11号の脇にあるわけではないが。

適当に腹を膨らませたのち、R477 に戻って鈴鹿山脈を目指す。
陽光が少しずつ黄色くなりはじめ、幹線道路にもクルマが増えはじめる。
本当なら、そこそこのペースで山岳地帯に侵攻できるはずだったのだけど、
宿野/菰野あたりから観光渋滞が始まったため、予想以上の時間を食い潰す。
しかも直前を走るのは、図体のでかいランクル。加速の度に黒煙を吐き出す。
くっ、空気が臭い・・・;_; 猛烈なストレスが蓄積されていく。

結局、大名行列が解消されないまま、鈴鹿スカイラインに突入する。
私の前に4台の普通乗用車が先行して、30km/h ぐらいの速度でゆっくり進む。
どうやら「観光」目的で来ているようだが、単に「この道を抜けたい」
だけの私にとっては、自分のワガママで道を塞ぐ彼らの行動は、超迷惑だ。
もちろん、先行車が2台ぐらいなら、別に何も言わずに抜いていけるのだが
鈴鹿スカイラインほどに直線が短く、かつ急激な登りでブラインドカーブが
連続しているような地形で前に4台も並ばれては、安全に追い越すことは不能。
そんな状況だからジッと我慢していたが、だんだん腹が立ってきた。
上のほうに行けば、観光用に作られた駐車場が沢山用意されているから
そこで皆捌けるはずと思っていても、そこまでの距離が長い長い。
あげく、カーブではほとんど止まる寸前まで減速してくれるし・・・
とにかくテンポが悪いこと、この上なく。

・・・も〜ぅ、我慢ならん!

ついに堪忍袋の緒が切れ、4台の間に存在する3つの隙間それぞれに
車体を無理矢理ネジ込みながら、順次追い越しをかけていくという、
今から考えれば、背筋が寒くなるようなとんでもない行動に出てしまう。
改めて考えてみればバカなコトやっちゃったねと、海よりも深く反省。

結局、無理な追い越しをかけた後も、さらに先行の鈍足グループにつかまる。
今度は直線が本当に短い下り坂であるため、抜かすことはまったく不可能。
下り坂であるため、ブレーキを踏まれる回数と量がさっきよりも多くて大変。
・・・ムチャな運転をしても、ちゃんとお返しが来るようになってんだよね。

鈍足グループの最後尾から抜け出せないまま、R477 を野洲川ダムまで下り
かもしか荘の脇にある橋を抜けて、R307 との交差点を目指す。

ここの分岐点でいよいよ鈍足グループがバラけ、1台だけになったので
見通しの良い急カーブへの突っ込み(=速度が落ちる点)で追い越しを行う。
ここで、高いイニシャルで組み上げてもらったデフの威力が爆発する。
進入で強めに踏んだ制動ブレーキを弛め、ステアをクッと切り込むと
滑らかにかつ緩やかにリアが流れる。そこで間髪入れずにアクセルを
踏み込んでいくと、ゆったりした流れが収束しつつ、前に進んでいく。
パワーを入れつづけないとロックせず、入れた途端に急激にロック率が上がり
暴れやすくなるトルセンデフよりも、正直なところずっと使いやすい!
これをちゃんとモノにできれば、今までよりも数段高いレベルで走れそう。

そのまま機嫌よく R477 を走っている最中、
珍しいことに、黄色いカウンタック LP-900 とすれ違う。
あまりにも平べった過ぎるその姿をクルマと理解するまで、数秒を要した。
花園橋付近で路駐していた黒いディアブロも見たときにも思ったけど、
あれは・・・本当にクルマに属する物体なのか? ^_^;

その後は特に大きな問題もなく、R307 → R421 → 名神高速八日市 I.C. へ。
一度も入ったことのない黒丸 P.A. に寄ったりしながら京都東 I.C. で降り、
ホームセンターで新品のワイパーゴムを一揃い買ってから、やっと帰宅。
予想外の渋滞で、予定から1時間以上遅れてしまった ;_;

帰宅後、ワイパーゴムを交換して、軽く洗車する。
オドを確認すると、69500km 弱を指している。
なんとか、慣らしは間に合いそうだな。


11/23

会社からの帰り道に買ったKスペを、読む。
今月号は、久々に読むところがあるなぁという感じ。
カプ関連の記事が結構載っているのは嬉しかったりする。

(実は結構欲しい)タービン関係は取りあえず置いといて、
マッドハウスから販売された「フェンダーサポート」が目に止まる。
ハーフウェイのフェンダーサポートは見るからに貧弱な構造をしており、
正直なところ強度に疑問があったが、マッドハウスのものは全然頑丈そう。
これは、これは、これはちょっとだけ欲しいぞ!バル!バル!バル!
なんてことを考えつつ、眠りに入る。

次の日の朝は、AZ-1 氏からの電話で起こされる。
何ですか先生。何が起きましたか先生。どうしたんですか先生。
玄関から出ると、そこにはニヤついた AZ-1 氏の姿が。
ああ〜!

そういえば、TTW に行く約束をしていたのだった。
それはつまり、AZ-1 氏が装着する予定の車高調の話を伺うため。
まだ夢から覚めないまま AZ-1 に揺られ、今日もまた TTW へ。
山岳地帯を抜け、狸の横を抜け、名阪を走り抜けて TTW へ。
ああ TTW、目と鼻の先の距離にあるような気がしてきたよ。

到着早々、AZ-1 氏の車高調の話をはじめる。
カプチよりも性能のいいショックを使っているとか、
まだ完全にセッティングを出しきれていないとか、
頼もしいような不安なような話を、いろいろと。

ちなみに、TTW の specR はオーリンズやビルシュタインなどの
有名どころがベースでなく、JIC に特注して作ってもらっているらしい。
というのは、ビルシュタインなどは社長の望む感覚(初期から高い減衰力が出て
スパッと向きが変わる?感覚)には、その構造上、どうも合わなかったらしい。
確かに乗り心地は劣悪。しかし、クルマの反応性は最高に良いんだな>specR

そんな感じの話をしているうち、ハラが完全に決まったようで
ポンと発注を出した AZ-1 氏。これでもう、ウチと仕様は似たかよったか。
中堅どころまでは確実に登れる装備だから、是非ともちゃんと使ってほしいな。
というか街乗りだけにしか使わないとしたら絶対に後悔する乗り心地(笑)。

AZ-1 氏が発注を決めた後の雑談で、ついでにスズスポデフマウントの
値段を聞いてみる。あれって高いんじゃないかなぁと思っていたが
三カ所全部合わせても \15k らしい。意外と安いことに驚く。
12/9 に特売があるので、その時買おうと心に誓う。

帰宅後、ひさびさに洗車&ワックス掛け。
その後は、持ち帰りの仕事に没頭 ;_;


11/24

今年もまた、任意保険の更新をしなければならない時期となった。
というわけなので、最初に契約した亀岡の中古車屋へ
保険の更新に出かける。

この「保険契約更新」ってのは、毎年のことながら面倒な作業である。
というのは、亀岡に行くためには、京都市北部の山岳路を使って迂回(?)
しない限り、R1 と R9 を真直ぐと突っ切っていく他ないからである。
・・・正直なところ、深夜早朝以外の R9 は、あんまり使いたくない。
なぜなら、昼間の R9 は必ず渋滞しているため、千代川口を通過する際に
無駄無駄無駄な時間と精神力を使ってしまうからだ。今日もたぶん・・・
という嫌な想像(もはや予想ですらない)は的中し、やっぱり大渋滞。
背の高いクルマに視界を遮られ、トラックには黒煙を浴びせかけられ、
妙竹林なサンデードライバーには急な割り込みを受け ;_;

なんとか時は過ぎ、混雑する R9 を通過完了して縦貫道に乗る。
京都市内は好天だったが、トンネルを抜けて亀岡に入った瞬間に
強く立ち込める霧のため、視界が隅から隅まで真白になった(涙)
早朝でもないのに。さすが、霧の都・亀岡(?)というべきか。
この霧のせいで 50km/h 規制がかかったので、大井まではゆっくり移動。
大井で縦貫道を降りてから中古車屋を目指すが、霧のせいか(?)
中古車屋を行き過ぎてしまう。まぁ、最近この辺は全然通らないから
景色を忘れちゃってるし、しゃあないといえばしゃあない。
ともかく無事に中古車屋に到着し、更新作業を完了。
契約内容は変化なし(PAP・対人対物無制限)で、ようやく9等級。
16等級までの道程はまだまだ長いなぁ(あと7年も必要なのか!)
無違反が証明できたら飛び級するとかいう制度はできんかなぁ ^_^;

帰り道にあるセルフスタンドで給油。
燃費を計算すると、恐ろしいことに 17km/l を越えていた。
おかしい・・・今回に限って、何でそこまで燃費がいいんだ?
確かに、定速走行の比率(高速とか名阪国道とか)は高かったけどさ。

再び渋滞にもまれてから帰宅。
デフとミッションを少し冷ましたのち、オイル交換。
主目的はデフオイルの交換だが、ついでにミッションもやっておく。
明日の TTW には、E/G 以外の油脂は一通り綺麗にして挑みたいので。

オイルに含まれている添加剤の関係上、先にミッション側から交換。
まだほとんど距離を乗っていない関係上、捨てるのは勿体ないぐらい綺麗。
しかしその綺麗さに反して、鉄粉は多め。これ最強・・・じゃない、最低。
廃油をポリタンクに入れ、新油(75W-90NS)をサーバで放り込む。
少しでも、ミッションのフィーリングが改善してくれれば良いが。

続いて、本題のデフオイル交換。
約 800km を走り抜け、充分に慣らしが終ったと思われるデフ。
どんなオイルが出てくるか?期待に胸を踊らせつつ、ドレンを抜く。

銀色の塗料・・・にしか見えないものが出てきた。

まったく全然、透き通っていない・・・(汗)
もっと早めに交換しておいても良かったかなぁ?と思う。

一通りの油脂類を交換後、確認のためちょっと試走してみる。
デフについては当然ながら、慣らし終了直前とフィーリングに変化なし。
しかし期待していたミッションについても、残念ながら変化なしだった。
やっぱり、30km/h ぐらいまで速度を落としてみても、1速に入らない。
いろいろ頑張ってみたが、まるでゲートが切られていないかのように
レバーがつっかえるか、ないしは少しだけレバーがゲートに入るものの
その代わりに「グョオオオオッ!」という激しい摩擦音が鳴る状態(涙)
他のギアは全然大丈夫。やっぱり1速のシンクロだけが仕事していない。

残念ながら、REDLINE もカプのミッションとは相性が悪いのだろうか?
こんな状態のままだけど、明日は TTW 最終戦・・・まぁ〜頑張るべか。


11/25

さて。本日はいよいよ TTW 最終戦。
今年の競技参戦のシメなので、気合い入れて行こう。
目標はやはり、1ケタ台再入。AB コースだから、できるはずだ。
天候は良いみたいだから、3月の時よりはシンドイかもしれないが。

前日の夜は 10時過ぎに眠り、25日は4時起き5時発。寒ぅ・・・。
やはり 12月が近づくと、朝は相当に寒くなる。ヘタすりゃ凍結もアリだ。
鉄ホイールさえ調達できれば、そろそろスタッドレスを買っておきたいところ。
(雪が降ったら本当に走れなくなるからなぁ。チェーンは乗り心地がやばそう)

無論、まだそこまで気候状況は悪化しておらず、今日は普通に6時半到着。
ゲートオープン直後のはずだが、パドック(Dコース)は一杯。皆様早い ;_;
斎藤さん・原田さんの近傍に車両を停め、荷物を下ろして準備を開始。

まずは、2ヶ月ほったらかしで熱を入れていないSタイヤを履かせる。
少しずつ風化が始まってきたようで、タイヤの表面のネバリは薄くなった。
指でこすって温度をあげてみるが、細かいゴム粒がモロモロと取れるのみ。
スリップサインに少し到達しているとはいえ、まだゴムは残っているので
せめて、来年春ぐらいまで持ち堪えてくれるとありがたいが・・・

フロントタイヤ交換時に、フロントの車高をケースで 10mm ほど上げておく。
これは、ブレーキングのノーズダイブでタイヤとフェンダーが干渉することを
防ぐため&アクセルオンで極端なオーバーが出ないようにするための予防策。
街&軽く峠で確かめた範囲では、少しオーバー挙動が強いように思えたので
AB コースとはいえ、若干アンダー気味のクセになるように振ってみた。

空気圧は前後 1.6kg、減衰力は F:5 R:6 で若干だけリアを突っ張り気味に。
これで、グリップは均等に出るが初期にオーバーが出やすいはずなので
進入での鋭い回頭を若干補助する形にできるはず・・・かな?

さらに、ブレーキの踏み心地がちょっとだけ気になったので、
フロントからエア抜きをする。が、特にエアが出た様子はナシ。
その様子を見ていた前田さんに、まだ調子が悪いのですかと聞かれる。
当人そろそろ、調子が悪いのかそもそもこういうものだったのか、
その判断すら付かなくなってきつつあります、いう感じだったり ^_^;
ブレーキをパコパコ踏んでもらうものの、こんなもんですヨと言われる。
そうですか、こんなもんなんですかねぇ・・・う〜む。

一応クルマの準備が出来たので、Dコースの坂をヨイコラショと登って
AB コースパドックに行き、エントリー。コース図を受け取る。
ざっと見てみるが、少々失望した。

AB コースなのに、テクニカルなセクションがない・・

基本的に、外周ぐるぐる。島回りだけ。3月よりももっと単純な設定になった。
AB コースは路面に傾斜が多いから、あんまり細かい設定はやりにくいのかな。
今日のコース設定は、今の自分にとってオイシイところは何もなさそうな感じ。
外周コーナーの突っ込み具合いなんて、最近は全然やってないから忘れたしナァ。
ともかく練習走行のうちに、できる限りフィーリングを掴み直さねば。

完熟歩行で、前田さん/大草さんとちょっとの間だけ一緒に歩く。
AB コースで気になるのは、第一コーナーへのアプローチラインと、
そこからの脱出経路。他のコースではありえないぐらいに幅が広いので
自由度が変に高そうで・・・どこがベストなのか?それが一番知りたい点。
結論としては、インの縁石から 1m ほど離れたポイントから進入して、そのまま
インベタで曲がるのが正解らしい(エンセキもフル活用)。なるほどねぇ。

同行中、前田師匠にスタビのスペア(純正スタビ)を持ってきているか聞かれる。
残念ながら、今日はスズスポスタビしか持ってきて居なかった。失敗かも?
幾つかの細かいコーナーで曲がりにくいと思いますよ、などと言われた。
今日はそういうことも含め、全体的なマッチングを見るのも目的にしよ ;_;

また、デフオイルについても、今日走ったら一度変えたほうが良いと言われる。
慣らしが終って1回、本番を走ってから1回変えるのが吉、だそうだ。
(慣らしで磨耗するところと、本番走行で磨耗するところが違うかららしい)
ふにゅ。12/8 の中山が終った時点で、EG オイルと同時に交換しよう。

しばらく歩いてみるが、コースジムカーナの勘がすっかり鈍っているため、
完熟歩行してみても、なんというか、今一つ感覚にピンと来るものがない。
仕方ない。細かいところ(?)は1本目を走ってから考えようと決めた。
それにしても、2ヶ月のブランクは痛すぎる。今の仕事辞めようかな ^_^;

ドラミも終わり、いよいよ練習走行の1本目が開始。
全エントリー数は 102で、私のゼッケンは 92。相当ヒマがある。
あまりにもヒマすぎて困るぐらい。MS隊の人と喋ったりして時間を過ごす。
さすがに 100台近くにもなるとアレだ。多い方が楽しいからいいけどね。

何をしに来たかそろそろ忘れた頃、ようやく自分の順番が巡ってくる。
デフ+スタビが入った状態での操縦特性がまだ掴めていないので、慣らし目的。
スタートから右に曲がった直後でさっさと2速に上げ、全開加速で突入。
でも、第1コーナーからオーバーランしては情けな過ぎ。ちょっと抑えて
こりゃあ手前気味かね?というポイントからブレーキング開始。
少し曲げモーションを入れてみてから、アクセルをワイドオープンする。
どう動くか?と思ったら、想像以上に挙動はナチュラルだったのだが
リアが膨らんで曲がる曲がり方ではなく、アクセルオンの操作に従って
フロントが内側に切れ込むような、不可思議なコーナリング感覚を示す。
あまりにも予想外なその挙動に、ちょっとした戸惑いを隠せない。
なんだこりゃ?FR が、なんでこんな動きをするんだ?

そのまま外周奥に入る。フロントスタビ+Sタイヤの相乗効果か、
ハンドルが猛烈に重くなってきた。相当グリップしてる証拠かもしれないが、
手アンダー(重くて回しきれない)がバリバリに出てしまう〜危ない〜
ということで、ここのコーナーはかなり失策気味。規制パイロンもウザい。

その後も全体的によくわからないので、探り気味な走り方で行ってみる。
なんとなく判ったことは、意外なぐらいオーバーな挙動が出ないということ。
「イニシャル 14kg」という言葉から想像される派手な動きなんて全く無し。
ただし、進入のブレーキは結構クリチカルな感じ。入れなきゃ全然曲がらないが
ちょっとでも入れすぎると過敏に曲がってしまう(これは武器なのか?)
その所為か、以前なら確実にトレースできたラインが全然トレースできず。
思っているラインとは、かな〜り違うラインを走ってしまっている部分があり。
要は、うまいこと曲げられなくなってるちゅうことね。こらぁ〜イカンね。

また、フロントのグリップをもっと信用してやったほうが良いと感じた。
今までが今まで(信用しようとした瞬間に尽く裏切られた)だっただけに
恐る恐るブレーキングになってしまっているが、もっと頑張れそうかも?

上記2つの話を総合すると、つまるところ「全然判らねェ。乗れてねェ。」
今日の私は、勝負以前のレベルの状況になっているのではなかろうか?

探りを込め、中央のオムスビ手前で1速に落とし、軽くケツを流しつつ旋回。
これは抜群に良い感じだった。流れてもなおちゃんと前に進むというのが、
これほどまでに強力とは(トルセンでも進むが、路面が悪いと直ぐに暴れた)。

探りまくって走った状態で、とりあえず 1分0秒台。
2秒は縮まないとウソだろうから、ターゲットは 58秒台かね?
(でも最近、予想タイムにウソが多いからなぁ・・・ ^_^; 情けないわさ)
戻って来たら、前田さんに「探ってる走り方してますね〜」と言われる。
見てらっしゃらないかと思っていたが、さすが師匠は全てお見通しだった ^_^;

パドックに戻り、空気圧を軽くチェック。
+0.1kg に上がっていた。ちょうど良さそうだ。

2走目。まだ全然探り足りないので、さほど改善はされず。
それどころか、高い横Gでのシフトチェンジすらマトモにできず、
ギアシフトをミスって、外周で2速に入れたつもりが4速に入ってしまう。
・・・おまえマジでやる気あるんか状態 ;_; 今日は何しに来たんだか。
とっ、とにかくボロボロな順位にならないようにしなければ・・・

観戦に来ていた AZ-1 氏相手にメシを食い、雑談など。
なんつ〜かも〜、こんな状態だから気合いが入らないちゅうか〜
せめて、今月中に1回ぐらいは練習会で走っておきたかったと思う。
今の走りは、あまりにも不本意。クルマもタイヤも全然使えていない。
仕事で無理を押しても練習会に行くべきだったか、などと後悔する状況。
いやいやそんなことをしたら、タダでさえ絞まっている首が(汗)

やがて、父と母がヒマ潰しにやってきた。なんと!
「今日は試合を見に行くで」って行ってたので、ああ〜来てもええよ〜
なんて答えたんだけど、本当に来るとは。息子の想像力が足りなかった ^_^;
見ていると、テクニカのビートの所に行って、何やら話し込んでいる父。
な、なにする気やねんろうか・・・(汗)

Cコースでドリ組が走っているので、見に行ってみたり。
前は結構しかめっ面で見ていたりしたけど、最近は見直している。
姿勢が乱れているように見えるのに、ちゃんと制御下に置いているのだ。
これを凄いと言わずして、何を凄いと言おうか?
私にはできないしな・・・。

やがて昼休みも終わり、本番走行へ。
まだ探りが全然終ってないから、ブッつけ本番に等しい。
とりあえず、今の2本で判ったことを最大限に活かして走ろう。

本番1本目。
練習の時より、もう少しだけ突っ込んで走ってみる。
1コーナーは比較的インにより、軽いブレーキで姿勢を整えて
ステアを切り込んでインベタ近くにターンインし、スロットル全開で脱出。
こんなことやってみても姿勢が全く乱れないのだから、まぁ可笑しなものだ。
脱出して少し走ったところで3速に上げ、外周奥にあるカーブのクリッピングの
手前で2速に落とす。ここはもっと攻めきっていけると思うけど、少し恐いので。
手前に戻ってくる直線へは、幅を目一杯使って立ち上がる。もっとコジれるな。
全力加速で左下へ突進。途中で少しだけ3速に入る。パワー不足を感じる。
左下のコーナーは意外と広いのだけど、奥がいきなりパドックの壁。
無理しても寒いことになるだけになりそうなので、早めに減速して2速に落とし
(まだ見えない)咄嗟の挙動が起きても止まれるようにしながら進入。
ここの動きは全く不本意だけど、まだ乗りきれていないので、無理は禁物。
左に曲がる手前で1速に叩きこんで(1速のシンクロはイカれている ;_;)
アタマをちょっと曲げたあと、ここでもアクセル全開で一気に脱出。
ここで「ドッギャアアアアン!」と掛かる猛烈なトラクションは、
今まで(=トルセン)の比ではない。気持ちよく立ち上がる。

内周奥のカーブは、ちょ〜っと処理に困る感じ。
前田師匠の仰るとおり、曲がりづらい。速度を落とせばイイのか?
それとも、目一杯膨らんでもいいから速度を乗せられる走り方にすべきか?

悩む間もなく外一杯のラインに乗ったクルマを引き剥がしながら2速で走り、
内周のヘアピンへ。少し外側に頭を振ってからブレーキ&1速に落とし、
高いトラクションを活かして高速旋回。こっちは楽に曲がれる。
続く直角カーブは軽くブレーキを入れて曲がる。右の縁石から離れてしまう。
本来なら、もっと寄れたような気がするなぁ。こういうところも甘甘だ。
島回りは無難に済ませる積もりだったが、進入で曲がらずオーバーラン。
とりあえずは回るが、ここも大きな失点だ。練習しなきゃ・・・

最後の外周脱出部分も、まぁ無難に済ませ・・・ゴール。
改善点は山盛りあるんだけど、まぁ大幅な破綻はなかったかな?
と思ったら、58秒9前後だった。あんなにボロボロでこれなら、まぁまぁ、か。
これなら確実に 58秒台前半は狙えるはず、とか大きなことも思ったり。

Dコース奥に作ってあるパイロンセクションを走る。
一回 \500。高いよ高い。エントランスは \100/回にせえって感じ。
でもパイロンを走ったら問題点がもっと見えるかな?と思い、ちょっと走る。
その結果として、幾つか露呈した(しかし直ぐには解決不能な ;_;)問題点。

まず1つは、空気圧を低くしていることもあるが、ハンドルが凄まじく重い。
また、アクセルオフなどの容易い手段では荷重が必要なだけ動いてくれないので
今までのように頭が入らず、パイスラが全然できなくなってるということ ;_;
実際にやってみたところ、ほとんど初体験者並みのヘロヘロスラローム。
・・・なんだぁこりゃあ。今までとクセが全然違いすぎるじゃないか。
あまりに違いすぎ、途中で停止してしまう始末。こりゃ失笑モンだ(汗)

まぁ丁度いいや、ってんで、奥のほうに設定された大型8の字を使って
旋回しながらサイド引いたりクラッチ蹴ったり、まぁいろいろやってみたけど
意図的にケツを出そうとしない限りは、容易くケツは出てこない。パイロンの話と
連動するけど、場合によっては武器だし、ヘタしたら致命傷にもなるな。
しかしこれだけの走行じゃあ、クセも判らないし、直すべき点も見えにくい。
ああ、雁ヶ原に行って、徹底的にテストしてから TTW に挑みたかったなぁ・・・

そんな感じで、人様の目の前でボロンボロンのボロンな走りを披露したわけで。
最後だけは真面目にやっておこうと思い、ゴール寸前のサブロクだけ
フェンダーあたりにパイロンを引っつけるようにしながら丁寧に回って終了。
(もっとドア近くに引き寄せてからターンしたかったな。頑張って練習しよ)
デフがあるからアクセルベタでバヒューンと回るかいなと思ったが、思ったよりも
旋回速度は稼げなかったのが不満。まぁ、そういうモンなんでしょうかね。

遊んでいるうちにやってきた、本番2本目。
幾つか破綻していた部分を修正し、少しコンパクトにまとめてみるが
何となく乗れていない感じが。攻めなきゃいけないところを攻めずにまとめてる。
案の定、タイムはさっきよりも落ちた。やっぱタイムは正直に出るわ・・・。
結局、1本目のタイムは更新できず、58秒台にぎりぎりぶら下がる形で終了。

仕様を変えてから4本走った感想としては、主に2つ。

1つは、立ち上がりで、恐ろしいほど食い付きながら曲がるクルマになった
今まで圧倒的に苦手だったタイトターンの立ち上がりも、どんな手段でも良いので
曲げておけば、あとはアクセルオンでどこまでも曲がりながら加速してくれる。
リアが出ながら曲がる FR 的感覚でなく、フロントがぐいぐい切れ込む感じで。
(これは正直気持ち悪かったが、遠慮無しに踏み込んでいけるのでありがたい)
さらに、エンジンパワーを使いきってもまだ余っているトラクション能力。
トルセンの時とは段違い。この点で、もう何も悩むところはない。
しかし逆に、今度は小さいRの進入時に曲がり辛いところは出てきている。
でも、どんなタイトターンでもブレーキさえ入れていれば曲がるようなので、
そこで失う速度を加算した速度で入っていけば、全てが丸く収まるはず。
とは思うものの、まだまだ本番では、ちゃんとブレーキ位置を詰め切れなさそう。
Sタイヤを履いて、ブレーキング時に耐える力を体で理解しないといけない。

とにかく、走り方をもっと変えていかねばならない。特に進入の動き。
かなり「余っていた」はず・・・ハタから見ててもじれったかったろう。

結果はクラス10位。結局、今年中にもう一度1桁台にという夢は叶わず。
一方、ライバルと目する岡崎夫さんは、見事に8位を獲得。0.5 秒差で敗北だ。
岡崎さんに負けるのは、正直なところ「現段階ではしょうがない」と思った。
相変わらず練習量でも負けてるし、まだ変更した仕様に乗れていないし。
・・・でも次こそは、負けないようにしなきゃね。

まぁしかし・・・3位の山口さんから 1.8 秒落ちというところまで
詰めていけたのは良かったけど、1ケタ順位組に入れなかったというのは
本当に残念すぎる結果だった。前田さんが不調だった今がチャンスだったのに。

今回もまた、基本的には傷心の夕暮れ。

あとは、書き損じたお話など。

まず、大草さんから色々と話を伺えたのは収穫。
本当に色々な状況をくぐり抜けてこられている方で・・・尊敬級 ;_;

続いて、お久しぶりの Yas さん。かなり走り込まれているようで、
早くもアゼニスが消耗寸前になっていた(0.5部山・・・ぐらいかな? ^_^;)。
さぁ、次はいよいよSタイヤにステップアップですネ?と思ったら、
アゼニスを再装備してもっと追い込むかどうか、かなり考えておられる様子。
前田さんのように気の利いた殺し文句(?)が言えればいいのだけど、、、
とにかく、早めのフル装備が吉だと思いますヨ(経験者は語る ;_;)。

あと、AZ-1 氏に、直線が遅かったと言われる。
あう、最近ますます体重が増えたのがバレたか・・・
じゃなくて、一応全開のつもりだったのだが、甘かったようだ。
逆に言えば、その部分だけでもまだまだ詰めていけるということ。
まだまだ、簡単に改善できる余地は山のようにある!勇気が出た。

とにかく勝負は終ったので、後片付け。今日も事故なく終了。
いつものように蚊帳の外の状態から表彰式を眺め、帰宅。

帰り道、うっかり減衰力を下げないままで、山道を抜ける。
途中まで走ったところで、その事実に気づく。そのうちフレーム折れそう ;_;
でも気持ちよくトラクションが掛かるので、どれだけリアが跳ねようか関係なし。
アクセルオンでグイグイ〜ッと前に進んでいく。実〜に、頼もしいッ!
こんな走り方してたらあっという間にデフが逝かれそうだが・・・

一般道でも判る絶大なトラクションの代わりに失ったものは、素直な操縦性。
後ろから見ていた AZ-1 氏は判ったかもしれないが、明らかに予想以上に
内側に切れ込んだ走りになってしまっていた。抑え気味にするとこうなる。
ブレーキの 5mm の動き、アクセルの深さ 1cm の動きで挙動が大きく変わる。
とにかく曲がる際の「残り 30cm」の動きが、まだ今一つ読めていない。
だから、まだ曲がるときは結構恐怖だ。これを克服するため、走らねば。

某峠を降りたところで AZ-1 氏と総括のミーティング(?)を行う。
その際、今日の TTW を観戦した AZ-1 氏が、自分がどのぐらいの位置に
居るのか知りたくなったという話をし出した。

どれぐらいと思う?1分切れたと思う?

などと訊かれたので、今の AZ-1 の仕様、
山道やパイロンでの AZ-1 氏の走り方などを考えた上で、
たぶん・・・まぁ、1分6〜7秒ぐらいかね、などと答える。
とはいえあくまで想像だから、本当のコトが知りたければ
走るしかないね。来年は ^_^

拙宅まで寄ってもらい、廃油の処分を依頼する。まいど助かります。


11/30

今回は、大変に悲しい日記となる。

この話一切を日記に書き留めるべきかどうか悩んだが、
全ての記録を残しておこうと思ったので、書き記す。



終りのない仕事も大詰めになりつつあった 16時頃。
息抜きのつもりで会社から MindShift 掲示板にアクセス。
そこには、妙に慌ただしい Hori さんからの書き込みが。

ええっと・・・?Hori さんって・・・
確か、KURO ちゃんの友人のシビック乗りの人だっけかな?
なぜ KURO ちゃんの友人が、慌てた様子で・・・

・・・まさか・・・

嫌な予感がしたので、掲示板に書かれている情報に従い
次々とページを捲り、はじめて訪れる BBS にたどり着く。



そこには、KURO ちゃんの訃報が書かれていた。

昨日の朝方に、入院先の病院で息を引き取ったらしい。
ウ、ウソ・・・(絶句)。



かなり前から、理由はわからないけど入院されていたこと、
すこし前から、病状が芳しくない状態になっていたということ、
でも、つい最近に少し持ち直してきたという噂を聞いたこと、

12月に入ったら、お見舞いに行こうと思っていたこと・・・

至近の情報や色々なことが、脳裏を駆け巡る。
本当なのか?この話は、本当のことなのか?



その日も多数の残務が残っていたので、仕事を済ませながら
掲示板の内容を追いかけていく。状況を把握するため。
何かの間違いであって欲しい、と願いつつ。

しかし、KURO ちゃんの掲示板には
お父様直々の書き込みが、あった・・・



・・・事実ということはわかったが、とても信じられなかった。
信じたくなかった。それは、あまりにも突然の話だった。
まったく現実感がなかった。でも事実なのだ。



仕事が長引き、帰宅が遅くなる。
知り得た範囲では、今日が通夜で、明日が告別式ということらしい。
掲示板の書き込みに従い、明日はカプチーノに乗っていくことにした。
最大のライバルの最後の姿は、私の手足であるクルマと共に
見送らてもらいたいと思ったから・・・。

今だもって、この状況が現実に思えなかったが
ともかく服や etc. の準備を済ませ、
眠りにつく。

全てが幻であってほしい、と願いつつ。