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Cappuccino 日記(2002/6)

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6/1

今日もいい天気。なので、妙見にツーリング。
冬場に一度行ったことがあるけど、その時はスタッドレスだったので
思うように走れなかった・・・ということで、今日がリベンジ(?)の日。

幸い、地元(?)の飛竜さんに、色々と案内してもらえることになったので
集合時刻の 9時半に遅れないよう、8時前に自宅を出発。無論、フルオープン。
亀岡に入るまでの市街地(R1〜R9)では、屋根を開ける利点なんて1つもないけど
今日は戻り道に入るまでは開けて走ると決めたので、開けるったら開ける。

「初夏」を通りすぎ、もはや「夏」と行っても差し支えない暑さの中、
大型トラックが撒き散らす真っ黒い排気ガスに辟易しつつ、亀岡を目指す。
R9 と縦貫道の分岐点に差し掛かった際、よせばいいのに R9 側に行ってしまう。
つい「まぁ、老ノ坂は渋滞してないだろう・・・」なんて思ってしまったため。

いや、確かに老ノ坂は渋滞していなかった。そこまでの読みは間違いなかった。
しかし、老ノ坂を越えた先の R9 が渋滞しているという点迄は、思い及ばず ;_;
朝市に群れるオバチャン達で活気づく「ガレリアかめおか」でトイレを済ませ
近傍のガソリンスタンドで満タンにした時点で、時計は 9時15分を示す状況に。
あちゃー、縦貫道亀岡 I.C. から妙見頂上まで 15分・・・では、無理か。

それでも最善は尽さねば。Gu:wn の皮剥き作業と合わせ、それなりに飛ばす。
今現在の時点では、縦方向にはそれなりに噛むものの、横方向には噛まないという
印象がある。ステアリングをひねっても、グリップ感が出ない。超アンダー指向。
皮剥きが完了してもこのままだったら、かなりのクソタイヤだな。大丈夫かなぁ?

比較的早朝だったせいか、R423 の交通量は0に等しい。速度取締りも存在せず、
ペースを維持。なんとか、予定より5分遅れの 9時35分頃に妙見頂上に到着。

前回に来たときと異なり、頂上の駐車場はガラ空きだった。
うん、これが正常のはず(前回の超満車状態がおかしかったと思いたい・・・)。
ガラ空きの駐車場の奥の方に、ボンネットの開いた赤カプが1台。飛竜さんだ。
クーリングしてるということは、さっきまでガンガン走ってたのかな。
横に停車して挨拶。おはよーございます、っと。

その後しばらく、ラジコン話や、カプのデフ話など。
やはり、立ち上がりでのコントロール性の話になる。

いろいろと考えておられる飛竜さんだけど、正直なところ思うのは

とにかく LSD 入れないと、ドラテク話は始まりません・・・

幾多の勇者が挑んできた壁(デフなくても、どうにかなるんでは?)なれど
その壁を打ち破れた者は、知る限りではだれ一人として居らず。

また、カプのリアサスの出来が最高によくて、いかなる状態にあっても
両輪がしっかり接地しているとしても、路面からの反力が少ない方のタイヤに
トルクを分配するオープンデフでは、リア掻きの正確なコントロールは不可能。
(なぜなら、垂直抗力が落ちれば、グリップ力も必ず落ちるからだ)

たとえば、進入でケツが出た後、アクセルを踏んだときのことを考える。
オープンデフの場合、路面からの反力が少ない内側タイヤに向けて
多くのトルクを分配するという構造になっている。

元々、浮き気味になってグリップ力が落ちている内側タイヤに対して
トルクを分配するものだから、あっというまに摩擦円の限界を越え、空転する。
空転するとますます反力が少なくなるから(一般に、動摩擦抵抗<静摩擦抵抗)
トルクはますます内側に分配され・・・という悪循環に陥っていくわけで。

浮いている内側にトルクを駆動されると、クルマには前向きの力も掛らない。
速度も落ち、駆動力を与えられない外側タイヤは、グリップを回復してしまう。
「ガクッ」と急激にグリップを回復したタイヤによって、横向きの流れは止まり
ロール方向の動きが乱れてしまう。そこに fun to drive は存在しない。

一方、LSD があると、外側タイヤにもトルクが伝達されるようになるため、
コーナリングで重要な仕事を行う外側タイヤを、アクセルの踏み方一丁で
摩擦円の範囲内で自由に使うことができるようになる。ドカンを踏んで
横方向のグリップ力を奪えばオーバーも出せるし、スライドの戻りに合わせて
ゆっくりと踏んでいけば、アンダー気味に立ち上がることもできる。

ゆっくりと踏みしめ、フロントを軽く切り込んだままでテールの逃げを維持し
弱アンダー気味の理想的姿勢で走るのも手ならば、ドカンと踏んでリアを大きく
逃がしっぱなしにしつつ、軽くカウンター気味の方向へステアを入れてやって
フロントも意図的に逃がし、立ち上がり方向への姿勢を崩さないよう
弱オーバーで立ち上がるのも手だし、敢えてフロントを逃がさずに
つんのめるように小半径旋回するのも手。

LSD がないと選択肢は(ほとんど)無いが、入れると自由度が増す。

・・・まぁ、もちろんそんなことは当人が百も承知だと思うのだけど、
デフを入れずに苦闘している人を見ると、つい言いたくなってしまう。
なぜなら、自分自身がこの2年間、まるまるこの問題に身を投じ、そして
「デフを入れるまで、無駄な時間を費やした」という結論を得たから。

もし、リアがろくすっぽ思ったように動かないノーマル車で走り込んだ結果、
「カプってつまんねークルマ」などという結論に達してしまうユーザが居たら
それはとても寂しいことなので、自分なりの要点をまとめて書いておく。
さて、そんなことも考えつつ、妙見の駐車場に根を生やして
しばらくクッちゃべっていると、やがてスーパー7の人がやってきた。
横に停められてしまう。ああっ、横に停められると、見たくなってしまう・・・
幸いにも、ドライバーが大変気さくな方であったため、エンジンフードまで
パコッと外してもらえたりする。エンジンをマジマジと見るのは初。

フロントミド・・・より少し前方にマウントされた、コンパクトな
パワーユニット。パッと見た目は、日産のA型エンジンに似ている。
これは OHV・・・ってことは、さすがになかろう。たぶん、OHC かな?
インテーク側は、マニホールドらしきものを介さず、Weber キャブが直結。
その前には、K&N の大きなエアクリーナーが2つ、ビシッと直結されている。
エキゾースト側も至ってシンプル。いい色に焼き上がった 4-1 集合のタコ足で
ヘッドから、車体左側にぶらさげてあるサイレンサーの間が接続されているだけ。
小さなエンジンの後ろには、大きなベルハウジングが接続されている。
これら全てのメカニズムが、まるでバイクのように、手の届くところにある。
ちょっとした小屋があれば、なにからなにまで自分で出来てしまいそうだ。
これは・・・弄り系エンスーにとっては、たまらないものがあるね。

エンジンから目を離し、車室(・・・と言うのかな?)を見る。
足下が激烈に狭そうだ。AZ-1 と同様、右側の壁(?)が邪魔をして
足を真っ直ぐ伸ばせそうにない感じ。チャップマンさん、これでいいんですか?

これまた幸いなことに、運転席にちょっと座らせてもらうことができた。
初めて座る、スーパー7のコクピット。果たして、どんな感じかと思ったら・・・

おお!アイポイントがめちゃめちゃ低い!足下がめちゃめちゃ狭い!

カプや AZ-1 が四角い棺桶であるなら、スーパー7は人型をした棺桶。
その棺桶の先に長〜いノーズが生え、申し訳程度のカバーのついたタイヤが
ノーズの横に2つ。ステアリングをひねると、タイヤがクネクネ動く。
おお、なんだか F1 のオンボードカメラの映像を見てるみたい。かっちょええ!
カプチーノだって非日常のクルマだが、コイツの前に立つと霞んでしまうな ^_^;
まぁ、なかなか貴重な体験をすることができた、そんなひとときだった。

そんな感じで一頻り和んだのち、んじゃそろそろ走りましょうか!
ということで、飛竜さんの後ろに続いて妙見峠を一走り。

どの区間が走行ポイントかと思っていたら、妙見山頂付近の分岐〜法輪寺区間が
そうらしい。確かに、その区間だと民家もなく、少しでも迷惑を減らせる。
ただ、途中にある道端の休憩所(?)にポリさんが居たり(ドキドキ・・・)、
ガードレールの継ぎ目から、膨大な量の登山客が涌いて出てきたり・・・
という状態だったので、飛竜さんはけっこう押さえ気味の走行に終始。
妙見の峠自体は、道幅が広く(特にカーブの部分。多少飛ばされても安全)
逆バンクも少なく、一部の例外的場所を除いて大変に走りやすい道であるものの
メジャーな道路でありすぎるせいか、水を差される要素が多くて少し興ざめ。
でも、楽しいモンは楽しい。緑色の空気を肺一杯に吸い込みつつ、
久々の追いかけっこを enjoy する。

結局、往復で4〜5回ぐらい、テールを流し気味で往復する。
如何せん DNA GP と比べると、フロント噛まんなぁ〜という感じがある。
直線でのブレーキこそ効くものの、ブレーキを相当リリースしてやらないと
ステア切っても全然曲がらない。甲高めの音がヒーヒー鳴り響くのみ。

逆に言えば、縦であれ横であれ、タイヤの鳴き出しがかなり早いため
突然グリップが飛ぶという裏切り状況ってのは、たぶんあり得ないだろう。
また、今、どのタイヤに変な負荷がかかっている(=無理をさせている)のか
っていうのがメチャ分かりやすい。手応えだけでなく、音でもよくわかる。

もちろん、今の空気圧(前後とも 2.0kg/cm2)が、この挙動を
生んでいるという考え方もあろう。が、おそらくこのタイヤについては、
いくら空気圧を下げてみたとしても、縦横のバランスはこのままだろう。
たぶん、基本特性がこういうタイヤだ。何をやっても、横には噛まないだろう。
そのお陰か(?)サイドウォールの剛性が低いようで、乗り心地が良いのは、○。
街乗り9割、マイペースでの峠走行1割ぐらいなら、最高なタイヤじゃないかな?

(間違っても・・・ケチって重量級の高出力車に履かせ 、ツィスティな峠において
軽量級のクルマに追い掛けられた際。クルマの特性を忘れ、つい必死になって
ツッコミを詰めて逃げようとしてしまうような、そんなヘタレなクルマの使い方を
するような人は使ってはイケナイ・・・そんなグリップ特性のタイヤである)

何往復かしたのち、山頂付近の分岐点まで戻り、ちょっと meeting。
後ろから見ていてもはっきり判るぐらい、立ち上がりでのグリップの戻りが強い。
あれではシンドイだけで、きっと楽しく走るという状態には遠かろう・・・
というわけで、やっぱデフが要りますなぁ、という結論に。

とりあえず、走るほうはコレで切り上げ、妙見方面まで来た2つ目の目的・・・
温泉紀行へと、モードが切り替わる。またもや飛竜さんに先導をお願いする。

野間峠を東方向へと下り、R423 → 鋭角ターン → どこかの農道? → 県道732号
→ (堀越峠) → R477 を横断 → (逢坂峠) → 県道 54号へと走っていく。
この先、いったい何処へと運ばれていくのか、さっぱり判らないのだが
次から次へと楽しい峠が現れるお陰で、まったく退屈されられずに済む。
さすが飛竜さん、準(?)地元民だけのことはあるなぁ・・・

というわけで、カプの状況チェックには困らない状態だったので、
高速コーナーをゆっくり曲がりつつ、懸念となっている左右の挙動差を確認。
ステアを右に切ると左右の両フロントタイヤからスキール音が聞こえるが、
左に切ると右フロントタイヤだけからしか聞こえない・・・ような気がする。
いや、たぶん音の差は間違いないだろう。やっぱり、なんかおかしい。
右側タイヤのサスが突っ張っているような、そんな感じがする。
・・・クルマが悪い?それとも走り方が悪い?(汗)

何が悪いんかなァと悩みつつ、飛竜さんの直後をキープしながら
県道 54号を駆け抜け、るり渓温泉の脇を通り抜け、民宿るり屋(?)へ。
そこは・・・ものすごくいい感じに枯れた、田舎にある飯屋なのであった。
飛竜さん愛用(?)の飯屋だそうで・・・いろいろ教えて欲しい気味 ^_^

店の中はどこまでも静かなのに、底抜けに開放的で、ナチュラルに涼しい。
開け放たれた窓から見える真っ青な空。そこから流れ込む自然の空気が心地よい。
天然の涼気ってのは、何時間浴びていても疲れないものだ・・・ああ、最高。
ここで蕎麦を食い、一休みする。一眠りしたいぐらいに気持ち良い場所。

しかし、ここで眠ってしまうと、目的地の「温泉」にたどりつけない。
そこそこで店を出て、道中にあった「るり渓温泉」へと戻っていく。
道中に、なんだかとても良い案配の峠道(ただし減速帯は多め)があるが
いわゆる「るり渓」(走りスポット)ってのは、ここのことだろうかと考える。
まぁ、いくら考えたところで、ウチからは遠すぎるから来る理由はないが・・・

ほどなく「るり渓温泉」に到着。いかにも「新築です」といった風情の
美しく、立派な建物である。この付近をよく通る飛竜さんも知らなかったという
ことだったので、いつ出来たのか聞いてみると・・・4月開設、らしい。
そうか〜ホントにまだ、出来たばっかりなんだな。道理で綺麗なはずだ。

入浴料を払い、タオルを借りて浴場へ。
湯は・・・放射能泉、らしい。ラドンだっけかな。まぁそういう奴。
なので、温泉です〜っていう感じはしない。普通の風呂というイメージ。
打たせ湯などの設備もなく、露天風呂もない。その辺は期待しないほうが吉。

垢を落としてすっきりしたのち、200円のマッサージ機に吸い込まれるように
横たわり、数十分ほど呆ける。ああ〜〜〜マッサージ機、欲しいよぅ〜〜〜。

十分に寛いで楽しんだので、そろそろ帰途につく。
帰途は・・・ここから県道を北に抜けると、R372 に出るのであるが
飛竜さんは南下経路を辿られるということだったのて、とりあえず南下。
走れる限りは、このあたりの山岳路を走っておきたい、というワケで。

その後、いいペースで山岳路をバヒューンと抜けていかれる飛竜さんに続いて
県道を下り、峠を越えていく。さすがに、これだけ一日中、峠を走り続けると
タイヤのクセもはっきりと掴めてくる。曲がらないタイヤなので、曲げるしか。
っていうことで、ますますアグレッシブに、ケツから曲げていく走法を取る。
当然ながら、ケツから曲げていくだけに、コーナーではスキール音立ちまくり。
前を走っている飛竜さんとしては、後ろから無暗矢鱈に「キョ〜キョ〜」と
聞こえ続けているわけだから、あんまり良い気分では無かっただろう(汗)

まぁ、このタイヤはいい練習になるタイヤであることは間違いない。
値段のワリには楽しめることは保証できる。タイムの求道者以外の人はドウゾ。

結局、峠を何個も抜けて R423 沿いに降り立ち、そこで止まったコンビニで
軽く会話を交わしたのち、別れる。いあ〜めっちゃ楽しかったっす〜。
またヨロシク・・・って、飛竜さん、また一緒に走ってくれるかしらん(汗)



そこからの帰り道は、やっぱり北方から・・・ということで、R423 を北上し
縦貫道亀岡 I.C. を目指す。時間が時間(16:00 頃)なので、R9 は使えない。
行きの反省も兼ね、今回はもうケチらず、有料道路を使うことにする。

R423 北上の道中、あからさまな整備不良のバスに前を塞がれる。
あまりにも排気ガスが臭くて黒すぎたので、適当な直線路で一気にパスしたら
なぜかクラクション鳴らされた。逆ギレって言うんだよ、そーゆーの。
ちっこいのに抜かれたくなかったら、まずはちゃんと整備しなさい。

せっかく、いい気分で走ってたのによ〜だから京都のバスはキライなんだよ〜
定時運行しね〜し客を客とも思ってね〜のに代金だけはイッチョマエに取るしよ〜
態度イヨ〜にデケ〜し、いつもタクと一緒になって京都駅前の道マヒさせるし〜
などと(こっちこそ逆ギレ(笑))ブツブツ言いながらも R423 を走り切り、
縦貫道で京都市内へ戻る。

京都市内に戻り、R9 の渋滞に入ったところで、ふと買い物を思い出す。
先日、寺町に行った際に買いそびれた 0.2Ω 2W ぐらいのセメント抵抗を
中山電子パーツで買おう。確か、あそこは日祝日だけが休みのはず・・・

ちなみに、中山電子パーツの所在地は、四条烏丸交差点の東南角のブロックを
すこし内側に入ったところ。その辺りは、京都でも一番二番に一方通行制限が
厳しいところなので、進入経路をよく吟味しないとムダが多くなる。

そのことをウッカリ忘れ「まー四条通りを東に行って、適当なところで右折して
回り込んだらええじゃろ」なんて思ってしまったのが、大間違い。

四条烏丸〜四条川端までの東行きは、まったく右折できない区間。

何年か前に来たときも、そのことに気づかなかったワケなのだが
今回もまた「忘れていた」という情けない理由のせいで、ハマってしまった。

タクとバスと歩行者であふれかえる繁華街の道をダラダラと抜け、
川端から五条まで下り、五条河原町を北上して寺町通から綾小路へ。
細い路地をゆっくりと西に向かい、中山電子パーツの向かいにある
100円駐車場にクルマを放り込む。とても、路駐できる広さでは無い。

クルマを離れ、意気揚々と店に向かうが、中山電子パーツは閉まっていた。
んあ?今日は臨時休業なのかいなァ、と思い、店先の張り紙を見ると

「定休日:土日祝日」

サラリーマンは来るなっちゅうこっちゃな(涙)
はい、消えた〜

意気消沈して帰宅後、入手できなかった部品の代わりの回路図を引き
それに従って配線やら加工やらに勤む。それにしても、中山電子パーツが
土日祝日に休むとなると・・・京都での電子工作は、もう絶望的だな。


6/2

昨日、あれだけ元気に走り回ったせいか
またもや、ブレーキの踏み心地がスポンヂーに。

まぁ、スポンヂーになったり硬質になったりっていうサイクルを
適当なサイクルで繰り返す癖があることはわかっているものの、
そういや最近はエア抜いてない、ということにも気づいていたため
まぁーたまにはちょいと抜いてやるかね?(ああ、文章が長い ^_^;)

なんて思っていたものの、昨日に続いて今日も好天であるため
日差しがあまりにもキツく、露天の駐車場では作業する気が起きない。
クルマの下に潜れば涼しいが、今回は油脂類交換サイクルじゃないし。
昨日の夕方から開始した、クルマ関係の電子工作の続きもあったため、
今日は朝からずっと、家の中で工作三昧な一日を送る。

もちろん、昼間は暑いし道混んでるし・・・ということで、
外にも出かけず。なーんか覇気がないけどね ^_^;

そんな気だるい日曜の昼間は、あっという間に過ぎ行く。

街を照らしていた太陽の光がとっぷりと沈み込み、暗闇が射す。
サンドラ達が巣に戻り、冷気と静けさが戻ってきた、いつもの道路。
いよいよ繰り出す。ちょっとした買い物と、走りの感触を楽しむため。

まずは買い物・・・ホームセンターへ。
今日の作業でポキポキ折ってしまった(ヘタ)1mm のドリル刃を調達。
安いもんだったよな、と思っていたが、実は 3mm ぐらいの刃より高い。
だいたい 2mm〜3mm が底値で、それよりも細くなると高くなってくるようだ。
2本で \450。うーん、思っていたより高い。次からは気をつけよう・・・

続いて、空気圧を四輪とも 1.8kg/cm2 に落し、帰り道に将軍塚へ。
まずは最初にざっと流し、何の障害物もないことを確認してから、走る。

今回はホームコースなので、攻め込める部分では遠慮無く攻め込んでいく。
タイヤが暖まって来るまでの2〜3往復のフィーリングは、なかなか良い。
温度が低くても使えるタイヤらしい(まだウェットはわからんけど)。

また、妙見で感じたときと同様、テールのスライド開始は早いけど
流れてからの挙動変化が遅い。これはある意味、ツイスティな峠向きの特性。
縦方向のグリップはかなり頑張ってくれる方だから、リアが流れるかな〜
ってところまで進入で追い込んでいくのが、比較的ラクでもあるし・・・
まぁ、フロントでは曲がらないから、調子に乗ってると危ないけどね ^_^;

ひとしきり走ってストレスを発散してから、帰宅。


6/8

温泉じゃあ〜連発で温泉紀行なのじゃあ〜

というわけで、今日は北陸へとマターリ温泉紀行。
雁ヶ原に行きたくもあるけれど、足回りの調子がおかしいので
こんな状態で練習に出かける理由もないかな・・・などと考えて。
(月末に TTW があるので、慣らしの意味で一度は行っておくつもりだが)

9時頃に拙宅へとやってきた AZ-1 氏という錘を助手席に乗せ、
マイカプは一路、北方にある安楽の地・今庄を目指す。

経路は、R161 → 湖西道路 → R477 → R161 → 奥琵琶湖PW
→ 木之本 → R365 → 今庄
という、お決まりのゴールデンパターン。
ビシバシと照りつける太陽をものともせず、ドピーカンの下でフルオープン。
脳をオーバーヒートから守るための帽子も被らず、2人の阿呆は北へ向かう。

ゆったりとしたペースで R161 と湖西道路、そして R477 を抜ける。
もちろん、この区間が速度違反取締のメッカだからっていう理由からだが。
そのまま堅田から和邇・蓬莱・志賀・近江舞子・小松付近の混雑した R161 も
大人しい運転で抜けきると、景色は急激に広くなり始める。北琵琶湖の始まり。

白髭神社南方のド直線路の南行き側に、Hシステムが新設されていたことに
恐れおののく。直ぐ近くにコンビニがあるので、油断しないようにされたし。
それにしても、こんなところまで、オービスが進出しているとはねぇ。
いつの間に、日本は監視国家に逆戻りしてしまったんだろう・・・。

まぁ、ここら付近は渋滞した市街地からオサラバし始める区間であり、
なおかつ車線数が一時的に増える場所だから、誰もが飛ばしたくなる場所。
その為、元々ネズミ取りも多いって聞いているし、いまさら実害はないけどね。

そんな、丸見えの危険地帯を、警戒しつつ 70km/h で抑えて走っていると
うすらデカい図体をしたワゴン車が、隣の車線から私を追い抜いていった。
「いかにも」な場所だから、警戒しといた方がいいと思うけど>ワゴン車

この先の R161 は、広大な平地を、ひたすら真っ直ぐ突っ切っていく形状。
昔は、マキノ付近で下道(?)に一旦降ろされたものだけど、いまやもう
マキノ付近は完全な高架構造となってしまっている。景色はひどく変わった。

感傷にひたる間もなく、R161 は東向きに進み、マキノを離れて
海津大崎の根本へ。このまま奥琵琶湖トンネルを抜けていくつもりだったが
AZ-1 氏に横車を押されてしまい、そのままダッシャーッと海津大崎へ流れ込む。

大浦までの区間は、海津大崎の海岸沿いを走る、トンネルだらけの区間。
ロードレーサー(っていうの?自転車に乗ってるヒトタチ)もウヨウヨいるので
あまり飛ばさず、気持良い緑のトンネルに満ちる空気を味わう。
その後、大浦で右折し、奥琵琶湖 PW へ。

奥琵琶湖 PW に入ると、それまでの緩慢な道路とは様相が一変し、
高速コーナーとタイトなコーナーが繰り返される、トライアルなコースになる。
今回、体重 90kg超の AZ-1 氏が助手席にてバラストとなってくれているので、
重量バランスが正しい状態でのクルマの動きを改めて確認できるかと考え、
フロントに無理をさせない範囲で、色々と動きを確かめさせて頂くこととした。

その途中、序盤のゆるやかなコーナー区間でのこと。
トロトロ走っていた2台のクルマ(1台は黒い RV、1台は白い SPACIO)を
いつものような調子で、3速フル加速でシュッシュ〜ッと追い越す。

そのままの勢いでしばらく走ったのち、ふっと何気なくバックミラーを見ると、
さっき追い越した白い SPACIO の姿が、10m ほど後方にいる時の大きさで見えた。
ん?普通の調子なら 10m 以上は離れているはずだけど・・・付いてきてるのか?

さて・・・理由はよくわからないが、寸前までトロトロと走っていたはずの
SPACIO が抜かれた瞬間からついてくるということは、考えられることは2つ。

1. 残りの点数が少ないので、前を走るクルマが現れるまでペースダウン中だった
2. 「軽四に抜かれた!」ということで、いきなりボルテージが上がってしまった

田舎だけに、後者のパターンは結構多い。今回もか?うっとおしいナァ・・・
別に張りたいわけじゃなかったけど、こちらの目的は別のところにあるので
そのままペースを落とさず(かといって過度に上げることもできず)走る。

コーナーを抜けるたび、後方をチラッと確認して距離を計っていたのだが
この SPACIO、なかなかやる。普通なら、少しきつめのコーナーを1つ抜ければ
点になるぐらい遠ざかる(=ハナっから戦意がないということと理解する)が、
この SPACIO は近づくこともなかったが、決して遠ざかることもなかった。
う〜ん。実は結構、ああ見えてやり手のドライバーなのか?

いろんなことを考えつつ走るが、SPACIO は一向に離れる様子がない。
奥琵琶湖 PW の西側(海沿い)区間は、緩やかなカーブが続く平面区間だから
スピードメーターの針は、右半球の水平付近の位置ぐらいまでは上がってくる。

遊んでいるにしては、少し洒落が入らなくなってくる速度域である。
こっちもあまり気分の良いものではないので、適当なところで突き放したい。
仕方ない。つづらお荘のある直線に出る手前の、少し大きめのU字カーブ手前から
ペースを少し上げていく。もちろんこちらも噛まないタイヤを履いているので、
大事な大事なフロントタイヤをデリケートに扱ってやりながら、であるが。
なんだかんだで、それなりに苦戦を強いられている状態。

これで距離が開かなかったらコチラの負けだから、停車して道を譲ろう・・・
と思っていたら、SPACIO との距離が一気に開き始め、やがて見えなくなった。
なんとか振り切ったのか、それとも海沿いにあった駐車場に停車したのかな。
結末はハッキリしないまま終わったが、どこでも手練は居るものだな。
まぁ・・・楽しめたからヨカッタとするが、油断は禁物である。

追い掛けっこはさておき、左右の重量バランスをおよそ適正に保ったところで
やはり左コーナーでアンダー、右コーナーでオーバーという癖が出ることは
変わらない・・・という結論が得られたことは(悲しい)収穫であった。

結局のところ、先週の妙見参りの際に感じたものと全く同じく、右コーナーでは
早期のうちに左リアサスが沈み込み(早過ぎの感もあるが)姿勢を作ってくれる。
しかし左コーナーでは、いつまでたっても右リアサスが沈む感触が出てこない。
それどころか、右フロントサスまでもが酷く突っ張っている感触がある。

つまりサスの突っ張り感は、荷重配分の問題でなく、それ以外の問題ってこと。
ショックの調整は全て同じにしてあるから、、、やはり、ブッシュだろうかな。
沈み込みに差が出るほどにボディが歪んでいるっていうのは考えにくい。
もしそうなら、直進することすらままならなくなるだろうから。

つづらお荘前を抜け、その後に続く楽しいワインディングを流しながら
ブッシュって単品では出なかったはずだから、アームを注文するかなぁ・・・
部品代だけでなんぼかかるやろかなぁ。頭痛いなぁ・・・などと考える ;_;
コントロール性を維持するためだから、多少の出費はしゃあないのだが
クルマ関係だけじゃなく、他に買いたいものもあるからなぁ・・・。

道路脇の草がボウボウに生い茂った月出峠を下り切り、R303 に戻る。
R303 を少し東に走ると、あっという間もなく木之本 I.C. 交差点へ。
木之本 I.C. から生える R365 へと左折し、北を目指す。



木之本から遠ざかるに従って、徐々に風光明媚さを増し、
最後は立派な峠道と化す R365。いつ来ても、まぁ〜楽しい道である。
調子にのってペースを上げたくなる・・・が、左コーナーでの曲がらなさに
辟易する羽目となる。ホンキで曲がらないし曲げられない。どうにもならない。
それと比べて、右コーナーの、まぁなんとケツの流れの止まらないことよ・・・
こりゃ、楽しい楽しくないを通り越して、致命的な運動性能の悪さである。
あ〜あ、これってホンマに直せるんかなぁ?(涙)

滋賀県側を登り切り、スキー場を過ぎて下りに入る少し手前で
巨大なトレーラー2台に追い付く。まさに「全長18m・死ぬ気で追い越せ」。
安全に追い越せる場所と状況は存在し得ないので、諦めてトボトボと後続を走る。
ここから先・栃ノ木峠の下り道が憂鬱になるなぁ・・・と思っていたが、
それはトレーラーを一般化し過ぎた、とんでもない誤解だった。

前走する長いトレーラーは、ここをかなり走り慣れている様子で、
タイトな R365 の峠を、滑らかな動作でスイスイと曲がって降りていく。
思わず、その巧みな技に見とれてしまう。正直、すまんかった(AA省略)

後程入る予定の今庄 365温泉を通り過ぎ、まずは下界に降りる。
確か、今庄駅前に蕎麦屋があると聞いた覚えがあるので、今庄駅を探す。
R365 沿いの GS 手前の道を左折し、高架で北陸本線を越えると今庄駅。
駅は比較的容易に見つかった。問題は、駅前にあるという蕎麦屋だ。

人気のない駅前の駐車場(無料)にカプを置き、駅の土産屋にて
蕎麦屋の所在地を聞く。しかし、その指示通りに町中を探索してみるものの、
目当ての蕎麦屋が見つからない。猫の額ほどの市街地だ。道を間違いようもない。
それなのに、それなのに・・・おかしいなぁ・・・

結局、駅の駐車場のすぐ横にある、路地のような狭い道を先へ進む。
開けっ放しになった古い作業場のような建屋が並んでいたりして、
気分は「ふるさと zip 探偵団」の蛾次郎状態。

さて、30m ほど奥に進んだ左手に、目的の蕎麦屋があった(店の名前は忘れた)。
店の前には、私らより少し年を重ねた美しいおねえちゃんが座っていて、
一心不乱に牡蛎の殻を剥いていた。む?むむ、、、ま、まさか、牡蛎入り蕎麦?
海の幸と山の幸が絶妙なハーモニーで絡み合う、絶品の蕎麦が楽しめるのか!?
好奇心の目を向けるが、明らかなよそ者風情を漂わせた我々に動じることも、
いや、正確に言えば・・・視線に反応することもなかった。デキルな。
扉を開け、店の中に進む。

店は和風でこじんまりとした作り。夜になれば、小さな飲み屋も兼ねるようだ。
厨房の前に作られた小さなカウンターには、近所のじいちゃん?らしき人物が
昼間っから仕事もせず(人のことは言えない)置物のように、静かに座っていた。
奥のほうの小さな座敷には、観光客と思しき中年の夫婦が座っていた。
我々は、その中間ぐらいの位置にある小さな座敷に陣取る。

やがて、給仕のおねえちゃんがやってきた。

おかしい。

何がおかしいと言うと、やたらにおねえちゃん店員が多いのである。
しかも、めっちゃ素朴でかわいらしい、田舎のおねえちゃんが。

どことなく場末な風情を匂わせた、駅前の小さなそば屋である。
仮にここが立ち食いであれば、月見の銀次がいてもおかしくない。
素人はすっこまなくてはいけないのではないか、という枯れた店である。
こういう店には、軽く萎れたばあちゃんと若いにいちゃんのセットが
居るのがセオリーってもんだ・・・(意味不明)

とにかく、思わぬ眼福に喜びを隠せない、バカ2名。
蕎麦を食って蕎麦湯をすすり、満足したところで店を出ようと
カウンターの奥の厨房に向かって、お勘定の声をかける。

すると、袖が無くて丈が短めな、素朴な色合いの横縞のワンピースと
白いエプロンに、華奢な体(これは勝手な想像)を包んだおねえちゃんが
やってきて、会計をしてくれる。といってもレジはないので、口頭での会計。
700円なり 800円なりの代金をサイフから出し、渡そうとして視線を向けると
僅かに前向きに屈んだおねえちゃんのワンピースの胸元の隙間から・・・
(以下、自主規制)



ごちそうさまでした(何を食いに来たのか)。

R365 を気持ちよくかっ飛ばしながら南下し、今庄 365温泉に到着。

土曜日ということもあり、今庄 365温泉は客が少なく、優雅なもの。
500円+αを支払い、露天風呂と電動マッサージ椅子を含めて贅沢に楽しむ。
それにしても、スキー場に併設されているだけに、駐車場がものすごく広い。
貸してくれんかな、雁ヶ原のように、ジムカーナ練習のために・・・
って、温泉がすぐ横にあるから、無理だろうな。

土産物も買い込み、帰宅路につく。
木之本まで R365 を南下し、そこから京都東まで高速を使うことにした。

その途中・・・R365 南下区間でのこと。
少々乱暴な運転ではあるものの、かなり速いオヤジクラウンに出会う。
どこをどう見ても少し旧型の黒いクラウンでしかないのだが、音が変。
先行する遅いクルマにおいつくと、しばらく後ろについて様子を伺ったのち
まるで、地区戦クラス以上にエントリーしているジムカーナA車の SW20 や
エボ/インプレッサのフル加速の音のような

「シュゴオオオオオーーーッ」

という、ジェットエンジン的な快音を奏でつつ、豪快に加速しつつ
クラウンらしい重そうなフットワークで、前のクルマを追い越していく。
まるでヤン車のような、若干カチアゲ気味のデュアルテールのサイレンサーが
見えていたから油断していたが・・・残念ながら、ヤン車の加速や音ではない。

直線が速いだけならまだしも・・・だが、コーナーでも結構速い。
重いクラウンが不得意としそうな、少しキツ目の下り中速コーナーなど
進入前におもいっきり外側に振ってから、その反動で一気に内側に切り込む。
最初は、単にコーナーを捌くのがヘタな人なのかなぁ〜と思っていたのだが、
考えれば、あの重くてフワフワ足のクラウンを、タイトなカーブが連続する峠で
ガンガン曲げていこうと思えば、あれぐらいフェイントを入れた方が
自然に曲がれるだろう。おそらく、ヘタな走り方ではない。

・・・とはいえ、峠区間ではカプチーノの敵ではない。
相変わらずの妙な挙動が出ているせいで、登り区間では少し苦戦したが
下りに入ればリアの荷重が抜け気味になるので、妙な挙動は緩和される。
クラウンが追い越しをかけて暫くの間は離れるが、苦もなく距離は詰まる。

何度もの、クラウンの先行車追い越し〜カプチーノの追い付きを繰り返すうち
クラウンのドライバーもそのことに気づいたか、R365 を下りきった平坦区間で
車線の左一杯に車を寄せ、80 前後に速度を維持して「追い越せ!」オーラを
発し始めた。しかし・・・ここで油断して追越すと、煽られるかもしれん ^_^;
直線区間に入ってしまえば、パワー差は歴然とするし、警察の存在も恐い。
結局、木之本 I.C. 近くで交差する農道へと、クラウンが曲がっていくまで
こちらはずっと、刺激しない程度に後ろを付いていく(ヘタレ ^_^;)

良く見ると、車椅子マークがリアウインドウに貼られていたクラウン。
ステッカーの類いは一切貼られていないが、マフラーは明らかに非純正だ。
ただし、その音はいわゆる爆音ではない。パワーを絞り出している音だ。
しかも・・・音はクラウンの E/G 音じゃない。SW20 の 3S の音っぽい・・・

きっと・・・
滋賀の豪雪地帯に住む彼は、かつてはラリードライバーだった。
悪夢の 5.1規制に縛られた、安全装備なしのラリーカーで走行している際に
飛び出してきた鹿を避けて林道から転落、下半身に大きな怪我を負ってしまう。
しかし、それでもクルマを忘れられなかった彼はリハビリを続け、その後も
第一線からは退いたものの、一介のラリーストとして活躍を続ける。しかし、
結婚という人生の一大転機が訪れることで、競技から引退を余儀なくされる。
バブル前後のセダン全盛期、家族のためのクルマ・クラウンを購入したものの
走りが忘れられず、M/T をグイドシンプレックス、E/G を 3S-GTE に積み替え、
夏はラジアル・冬は秘蔵のスパイクタイヤで、通勤路の R365 を駆け抜ける。

・・・いや、適当に作ってみただけなんだけど(笑)
そういう秘密を秘めているのではないかと妄想した瞬間。

木之本に降りたところで、予定通り高速に乗る。
多賀 S.A. で屋根を装着し(今日はここまでずっとオープンだった)、
残る区間を大人しく・・・瀬田西 I.C. で高速を降り、石山と宇治の山中を
気分よく駆け抜けたりもしたが・・・まぁ、そこそこのペースで走り抜ける。
最後に、いつものカレー屋に寄り、夕飯として軽く食ってから帰宅。



AZ-1 氏が帰宅してしばらくすると、時計の針は 18時半を指していた。
おお、いかん。遅刻してしまう・・・急いで、黄蘗にある「マダン」に向かう。
ひださんの掲示板に書かれていた、関西では珍しい(?)非走り系の OFF である。
事前に聞いていた住所から地図を見る限り、「マダン」はJR黄蘗駅の直ぐ横にある
ようなのだが・・・何度か府道を往復してみるが、残念ながらJR黄蘗駅周辺には
該当する建物も、AZ-1/カプの集団が停車している場所も存在しない。

地元なので、なんとかなるだろう・・・と思っていたのが甘かった。
あちこち探索してみるが、まったく見つからない。諦めて前田さんに電話。
すると、府道沿いではなく、府道の裏を走っている道沿いにあるとのこと。
・・・ということはアレか。宇治の駐屯地沿いっていうことか。なるほど。
線路を渡って裏側の道に移動し、道の脇を見ながら南下を続ける。

程なく、kensa-ku さんらしき人物の姿を発見。よかった・・・。
駐車場所を伺い、指定の場所にカプを収める。バッチリ記憶した。

結局その後、24時までマダンで食い、2時半まで駐車場でダベる ^_^;
2時半過ぎに、解散。もう少し時間が早ければ、少し峠に寄って帰ろうか
とも思ったが・・・あまりにも遅すぎるので、真直ぐ帰宅して即寝。


6/9

梅雨にしては、今日もまたいい天気。
10時過ぎに起床し、ホゲホゲと飯を食ってジャッキを引っ張り出す。

昨日に確認した、足回りの動きの左右差が気持ち悪いので、
リアを持ち上げて、スタビのずれが起きていないかどうか、確認する。
かつてフロントのスタビが押されて片寄っていたので、まさかリアも?と。

確認したところ、リアスタビには左右のズレは起きていない様子で
ボディーやアームに当たっている場所も無いようだった。しかし唯一、
右側のスタビブッシュのうち、細いほうの端くれのパーツが
所定の位置からずれてしまっていたのを発見。

(・・・最初、新品のスタビブッシュって、スタビを通す切れ目は
購入したユーザが自分で入れるものと考え、よく確認せずスタビブッシュに
カッターナイフでザクゥと切れ目を入れたのはいいが、実は最初から切れ目は
入っていた。図らずも、ブッシュを無駄に2パーツに別けてしまったとゆう、
取説を読まずに作業を行ってしまった男の、悲しくもマヌケなお話)

機能的には問題ないようだったが、気持悪いので修理。
スタビブッシュを外し、接合面をブレーキクリーナーで清掃してから
靴修理用の接着剤を使って接合。特に理由があって使ったのではなく、
単に、手元にあるゴム用接着剤がこれしかなかったっていうのが真相 ^_^;
靴底用だから、強度や耐久性は高いはず・・・と信じたい。

リアは確認したので、続いてフロント側もチェック。
左側スタビブッシュと、スタビ側のずれ止めゴムの側面同士が激しく摩擦し、
その熱のせいかなんかわからんけど、ゴムが少し溶けた跡があった ^_^;
とりあえずブッシュを外し、両ゴムの間にシリコングリスを塗る。
気休めかもしれんけど、何もしないよりは 10倍マシか。

とりあえず、足回りの不具合については以上のとおり。
目に見えておかしな点がないというのが困りモンだ。ほんとに・・・

ところで、下からカプを見上げると、あちこちの鉄板の継ぎ目に
サビが出始めているのが、大変に気になる。まぁ、そりゃあ、新車の頃から
ワックス掛けすらされていない鉄板だから、錆を吹くのもしょうがないけど
鉄板の端っこの角の、塗装が薄くなっている部分からサビが出ているのは
明らかに、電着塗装の薄さが原因・・・なんとかならんかったんかね。



その後、家の中に戻り、日が陰るのをボーッと待つ。
14:30 頃になって、ようやく車庫が日陰になったので、洗車。
いつもなら全面ワックス掛けを行うのだが、今日はどうにも面倒くさい。
水洗い時にバシバシ水を弾いていた車体側面は、ワックス掛けを省略。

水切りついでに、サイドシル下の車体重心付近にパンタジャッキを掛け、
片側の前後タイヤを一度に浮かすことができるかどうか、確認する。
これが問題なくできれば、走りに行くときに持っていくジャッキを
フロア用のでかい奴じゃなく、小さな油圧パンタへと変更できる。

カプチーノのサイドシルは強度を高く作ってあるから、大丈夫な筈だ・・・
と思いつつ、パンタジャッキでヘコヘコとサイドシル中央を上げてみる。
結論としては、確かに凹みはしなかった。ジャッキアップは問題なくできる。
何度か持ち上げてみて、歪みが出るかどうか少しずつ確認していこう。

ジャッキで持ち上げたついでに、車高を再調整することにした。
今の車高では、ショックで設定した縮みストロークを使いきる前に、
フレームとアームが干渉してしまうからだ。車高を上げねばならない。

いつものように、タイヤを外すため電動インパクトを使うが、
なぜか今回に限って、インパクトでは全く緩まない。
ありゃ?なんでよ?と思って少し考える・・・あ〜っと。

そういや、こないだ AB でタイヤ交換してもらったな。

適正トルクは 6kg-m 程度なのに、10kg-m で締めやがったな AB は・・・
(トヨタなどの一般車の指定締め付けトルクは 10kg-m 程度である)
10kg-m で締められると、このインパクトでは緩まないんだよなぁ。

実際のところ、カプのハブボルトは太い(日産車と同じ太さ&ピッチ)から、
普通車と同じトルクをかけて締め込んでも、おそらく平気ではあるけど。

ともかく、電動工具じゃ歯が立たないので、スピンナハンドルで緩めていく。
おかしな手応えは特になかったけど、いくつかのホイールナットのテーパー面に
恐ろしいほどのカジリ跡がついていた。うーん、ホイールナットの寿命か。
いまのうちに、新品に変えなきゃいけない。M12×1.25 のを買いに行こうっと。

結局、フロントのケースを 7mm(=ホイールセンターで 10mm)、
リアのケースを 10mm 伸ばす。前後の車高バランスを変えないように。
ケースを伸ばすのでなく、ショックの縮みストロークを縮める対処法もあるが
それではおそらく、ロール時に外側タイヤを押し付ける力が不足してしまい
Gu:wn がますますグリップしなくなるという状況が連想されたので、
今回は、ケースを伸ばして対処することにした。

そんな感じで遊んでいるうち、夕方になって日が暮れ、涼しくなった。
新品のホイールナット(16個で \1.8k)を買いに行き、その足で峠に走りに行く。
車高を 10mm 上げただけであるにも関わらず、沈み側の動きに「深さ」が出た。
フルタップだから、ショックの沈みストロークは変わってないのになぁ・・・
やはり干渉がひどかったのか。それとも、車高変化によるアライメント変化か。
因果関係ははっきりしないが、表現しづらい「深さ」が出たのは確かだ。

しかし、「深さ」は出たとしても、左右の動きの差は消滅しなかった。
やはり、3年前に片方のアームだけを新品にしたのが間違いだったのか?
アームを交換するか?一ヶ月ぐらい調査してから、肚を決めよう。

ブッシュの他にも、重要な消耗品がチビてきたことを思い出す。
リアブレーキパッドだ。もうすぐ残量が 2mm ぐらいになりそうだった。
パッドの残厚と資金に若干の余裕があるうちに、通販で発注をかけておく。
ついでに、スズスポの強化デフマウントの発注も行っておいた。


6/14

本日は、会社から支給された強制的休暇日。
(要は、全社一斉に有給休暇を取ること、と決められた日であるが)

特にすることのアテもないなぁ・・・なんて思っていたのだが、
今日はこれまた、うまいぐあいに、大阪でサッカー・・・じゃなくて、
インテックス大阪にて「ビジネスシヨウ2002OSAKA」が開催されていた。

まぁ、「ブロードバンド」という流行りのお題にまつわるアイデア商品などを
各社一斉に出し合うというイベントであるが、モロに仕事に関係する話なので
今日は休日ではあるが、仕事のため、自主的に見に行くことにした。

ただ、大阪まで電車で行ってもつまらないので、クルマで行くことにした。
こういうチャンスがないと、徹底して都心部を避けて走ってしまう人なので ^_^;
あの辺(梅田〜南港)の地理はよく知らないから、勉強がてらってことで。

8時に起床し、9時に JH のページで渋滞情報をチェック。
阪神高速の渋滞状況はどないか?見てみると、赤い部分(=渋滞)がある。

近畿道吹田〜東大阪 JCT〜阪神高速東大阪線の環状線合流付近までが1つと、
名神高速豊中〜阪神高速池田線の環状線合流付近までが1つ。かといって、
R1 を南下して守口線から入るルートは、R1 が混雑しているので却下。

つまるところ、どこをどう通っても混雑しているということ ;_;


うーん。どの経路もトントンかぁ。しょうがないので、
名神高速〜近畿道〜阪神高速東大阪線〜阪神高速湾岸線
経路を通ることにした。なぜなら、

阪神高速に乗ると、必ず一度は車線を間違えて降ろされてしまう人

なので、迷う可能性が一番少なそうな経路を取ることにしたのだった。

そんなこんなで、経路を検討することに無駄な時間を食ってしまったのが
良かった(?)のか、名神高速京都東 I.C 〜近畿道東大阪 P.A. までは順調。
東大阪 P.A. でトイレ休憩を挟み、東大阪 J.C.T. から阪神高速東大阪線へ。
P.A. の出口と J.C.T. の入り口は目と鼻の先にあるいうことに気づかず、
危うく、阪和道めがけて走りそうになってしまうが、ぎりぎりで回避(汗)

近畿道までは空いていた高速道路だが、阪神高速に入った途端に渋滞。
東大阪 J.C.T. の先にある料金所で渋滞し、さらに、その後の合流でも渋滞。
うーん、料金所のブースが沢山あるのに、その後の道は2車線だけ?
道の作り方が今一つなんじゃネーんですか?と思いつつ、
パッパッと一番右の車線へと移動して、合流完了。

少し走ったところで、レーダー探知機がピーピー鳴りはじめる。
どこにレーダーがあるのかわからない。阪神高速はゆっくり走るのが一番だ。
「よーし、パパ SGP-26CN つけちゃうぞ」なんていうのもアリかもしれんが。

結局、環状線との合流を過ぎるぐらいまで渋滞が続いていたが、
停滞ではなかったので、渋滞による時間的遅延は予定の範囲内で収まる。
天保山 J.C.T で左に張り付き、正しい方面の湾岸道に出て海沿いを南下。
解放感に捕らわれる寸前に我に返り、南港中 I.C で下界へと降りる。
ほぼ 11 時。1時間半あればここまで来れるのか。覚えておこう。

さて。南港の地理をご存じの方ならば、

早速、湾岸線を降りる場所を間違えていることに

気づかれたかと思う。・・・その通り。そこは隣の埋め立て地だ。
本当は、南港北 I.C. で降りないといけない ;_;

相変わらずの、都市部での地理音痴ぶりである。
地図を確認し、ぐるりと交差点を一周して、北方へと逆戻り。
南港大橋を渡ってすぐのところの交差点で赤玉強制半固になる。

ふと、交差点の向こう側にある案内看板に目をやると、そこには

「インテックス大阪 右折」の表示が。

ハァ?(゚д ・・・このまま直進したほうが早いんじゃあ・・・
でも、予期せぬ制限(一方通行とか)が道に課せられているのかもしれん。
「フン、これだからヨソモノは・・・」扱いされるとイヤだから、看板に従おう。
指示通りに、ぐるっと右に大回りして、インテックス大阪の駐車場へ向かう。
(これ、実際のところ、どうなのだろう?真相は闇の中・・・)

その途中、埋め立て地の端の方にある交差点(日本郵船とかあるところ)に、
巨大なミステリーサークルのようなブラックマークが大量についているのを
見掛ける。ははァ、そういうことかぁ・・・。ここに来て練習してるのかァ。
このへんの交差点をコーナーに見立てて、ドリったりするわけか。
(なんとなく、キョウセイで見た景色とダブってしまう ^_^;)

・・・まぁしかし、大阪市内に住んでたら、ここらに走りにくるわなぁ。
とにかく広いし、工業団地だから夜はクルマ通りも少ないだろうし。納得。

道路脇に置いてある駐車場案内看板の指示通りにクルマを走らせた結果、
トステムの北側にある駐車場へと誘導される。なんだか、すご〜く遠いような
そんな気もするのだが、クルマを止められるだけでもありがたく思わねば。
駐車料金 \0.8k 也を支払い、砂ぼこり舞う駐車場を後にする。

インテックス大阪の1/2号館へ、黙々と歩いていく。
アスファルトに足跡が刻印されそうなぐらい、ひどく暑い・・・。
だだっ広い埋め立て地だけに、歩けど歩けど会場の入り口に到着しない。
何度も「引き返そうか」と思うが、何のために来たのやらわからない。

我慢して歩き続け、なんとか入り口近くの交差点までたどり着く。
信号が青になるのを待つ間、歩道と車道を分け隔て居る、小さな茶色のポールに
ちょっと手を置き一休み。すると、ふにゅっとポールが曲がってしまった。

一瞬「壊した!」とか思ったが、これはそういうモンらしい。
パッと見たところは、コンクリート製の頑丈な柱のように見えるのだが
中身はゴム製かバネ製かの芯がり、その回りをゴムでコートしてある。
かなり柔軟な棒として作られているようだ。ハイテクだなぁ。

そんな感じで、なんとか無事に会場に到着。
ダクダクとあふれ出す汗を必死に拭いながら、情報収集を開始。
2時間ほど狭い館内をうろつき、色々な最新情報をゲットしていく。
仕事としても有意義だったが、個人的にも有意義なシヨウであった。
個人的には、地上波デジタル放送の時代が早く来て欲しいなぁ、と。

さて、必要な情報は収集できたので、帰途につく。
時間に余裕があれば、日本橋に寄って帰りたかったのたが・・・
時計の針を見ると、13時を少し過ぎたあたり。う〜〜〜ん。
今日は、15時過ぎから、長居陸上競技場でサッカーがあるしなぁ。
大阪でのんびりして、渋滞とかフーリガンに巻き込まれたら大変だ。
今日のところは、おとなしく帰ろうっと。

・・・そこで、そのまま行きと同じルートで帰宅すればよかったのだが
ついつい色気を出し、「新しい道を覚えよう」なんて思ったのが失敗。

まず、埋め立て地の中で、阪神高速の乗り口が
どこにあるのか判らず、迷いまくって時間を浪費する ;_;
行きと同じ南港中 I.C. まで行けばいいのだけど、勉強にならない。
などという理由を立て、行きに降り損ねた I.C. の乗り口を探す。

新しく作った島なんだから、碁盤の目にすりゃ良かったのに・・・
とか思いつつ、並行でない直線が何十本も適当に並べられている
地図を見て、脱出道を検討。何度も何度も、ワケのわからない小路に
迷いこみつつも、なんとか南港北 I.C. から阪神高速に乗り込むことに成功。
時間は無駄に消費したけど、阪神高速に乗ったから、これでもう安心だ・・・

んで、そのまま来たものと同じ東大阪線で帰りゃ良かったのに、

「朝は近畿道から来たし、帰りは豊中から帰ろう」

なんて思ったのが、これまた失敗。

湾岸線から天保山で大阪港線に移り、阿波座を過ぎて長堀で環状線に合流。
クルマの切れ目の僅かな隙間から見え隠れする、路面の進路案内表示を
慎重に確認しつつ、目的とする池田線に乗ったところまでは良かった。
そう、そこまでは良かった・・・

しかしここで、やはりいつものように非定常性が発揮され、
池田線にでて直ぐのところから、ずっと一番右側の車線に張り付いたせいで
気が付いたら、情けないことに出入橋で降ろされてしまっていた ;_;

(ああ、やっぱり、こうなるんだ・・・)

高速を降りてすぐ、小さなビルが立ち並ぶ、ヤヤコシくて狭い地域にはまりこむ。
ここで、もしペーパーの地図しか持っていなければ、現在地の把握もできず
きっと即座に発狂してカミーユのようになってしまうところだったが、
今の私には、幸いにもカーナビがある(軟弱)。

ビルが並んでいるとはいえ、GPS 衛星は常時補足できているので
地図を確認しながら走ることができる。慎重にルートを確認しつつ走る。
とりあえず大阪駅前に出て、そこから御堂筋線を北上することにした。

阪急のある角で左折のウインカーを出し、青信号を待っていると
自分が一番左の車線に寄っているはずなのに、さらに左側の車線(!)から
ビュンビュンと左折していくクルマがたくさんいることに気づいた。

つまり、大阪駅前の構造をよく知っている人は、一番左の車線の更に左の
駅前バス乗り場用らしいレーンから、ショートカットしているようだ。
うーん、うまい。次から、ここではこの手を使おう。

その後、R176 を右折し、豊中 I.C. を目指す。
さっぱり構造が読めない道に苦労しつつも、「豊中」向きの交通標識看板の
白い矢印を追いつづける。少し迷いつつ十三大橋を渡り、十三交差点を左折し
阪神高速池田線と交差する加島の交差点まで一気に西進。ペースは遅いが。
加島の交差点では、右折待ちのクルマで渋滞が起きていた。時間を浪費。
上をスイスイと流れる阪神高速が恨めしく見える。ちくしょう :_:

ともかく右折を完了。あとは阪神高速を右上に見ながら府道10号を北上し、
名神高速豊中 I.C. から高速道路に乗る。ふぅ、これでもう迷わない。

吹田 S.A. でクルマを停め、少し遅くなった昼飯を食う。
食い終わって時計を見ると、15時半前。丁度、サッカーのキックオフってか。
クルマに戻り、ナビをテレビモードに切り替え、音声でサッカーを観戦。
タラタラーっとしたペースで、京都に向けて名神を上っていく。

京都南 I.C. まで上る前の、東側の梶原トンネルに入る直前の路肩に
獲物を仕留めた覆面パトと、捕らえられた哀れなクルマが止まっていた。
覆面は、黒い旧型ソアラ(4灯タイプ)。ナンバーは読み取れず・・・。
スカイラインだけかと思ったら、こんなんも居るわけね。

京都東 I.C. に到着し、高速を降りる。
その足で、醍醐にあるヤマダ電機へ。デジカメを新調するため。
ヒマそうにしている店員と相談して、結局Optio230を買う。
PowerShot A40 とどっちを買うか、最後まで悩んだけど・・・
やっぱり、サイズが小さいのと、電池が2本で良いっていう点で決定。

店内に入ってからデジカメを買うまでの間、客の姿を見なかったのだが
平日だから、客が全然来ない・・・というわけではなく、ただただ単純に
客がみんな、売り場の大画面 TV の前にへばりついていたのが原因だった。
大画面テレビの前に群がる、人、人、人。商売上がったりやなぁ・・・^_^;

帰宅し、明日の雁ヶ原行きに備えて座席を外し、走行用の荷物を積み込む。
天気予報によれば、明日は近畿/北陸とも、天候が回復するらしい。
もし、明日の朝の時点で天候が悪いようであれば諦めるとして、
今は天気予報に賭けるのみ・・・

早めの時刻に就寝。


6/15

6時出発のつもりだったので、5時に起きようと考えていたのだが
目が覚めた時には、既に6時 ;_; ああ、寝坊してしまった・・・

窓をパァッと開けて、外の光を室内に導く。
光の色は、雲を通した白色。色温度の高い白色だ。

どうやら、天候はあまり良ろしくないようだが、
幸いなことに、雨は降っていない。天気予報どおりの"曇天"である。
このまま天気予報が全面的に当たってくれれば、福井県は晴れのはず。
最悪でも、この曇天が続いてくれれば良いが・・・と思いつつ、6時半発。
R1 をシュッと走って京都東 I.C. から高速に乗り、福井北 I.C. を目指す。

いつものことながら、高速道路は退屈である。

「特定の時間帯以外は渋滞しない」「100km/h 出しても捕まらない」という
2つの絶対的な利点がなければ、高速道路なんて使わないんだけどなぁ〜
などとブツブツ言いたくなるぐらい、退屈。パワーがあるクルマであれば、
覆面やオービスとの熱いチェイスが楽しめるのかもしれないが・・・

しょうがないので(?)眠気覚ましがてら、買ったばかりの Optio で、
高速道路を走りながら写真を撮ることにチャレンジしてみたりする。
(注:はっきり言って危険行為です。絶対にやらないように)

液晶ファインダーをちらっと見て撮影する、という作業は可能だが
問題は、シャッターを半押しして合焦 → シャッターを全押しして撮影
という一連の作業にかかる時間が、かなり長い(数秒のオーダー)ということ。
別に Optio に限らず、TTL でピントを合わせるデジカメは皆そうだろう。

なので、シャッターが降りる瞬間にやってくるであろう映像を予測しながら
頭を使って撮影しないといけない・・・ということは、よっぽど慣れた人でないと
運転しながら写真を取ろうとするのは、不可能に近いということで。

というわけで、走行しながらの撮影は、彦根あたりまで走ったところで飽きる。
そこから先は、ペースを少々上げ、眠気を飛ばしながらの走行となる。

嶺南まで、天候は曇ったり晴れたりを繰り返す。
この調子なら、今日の天候はぎりぎり保つかなァ、と思っていたら
敦賀を越え、杉津に差し掛かるまでの間の区間で、雨が降り出した。

ダメか・・・今日の雁ヶ原は、ウェットか?

雨の日に練習したって意味がないんだ〜ッ(グリップの高い状態で練習しなきゃ)
悲しみに暮れながら、強い傾斜の連続する区間の葉原 TN と杉津 TN を越える。

いつものように杉津 P.A. にて一休み。
車外に出ると、幸いにも雨は治まっていた。しかし天候は超曇天。

杉津 P.A. から敦賀湾を望む

こりゃ、あの雨が嶺北までやってきて、降り出してもおかしくないなぁ。
頼むから、今日は降らないで欲しいなぁ・・・

結局、天候が悪かったのは杉津 P.A. 付近だけで、南条 S.A. まで降りた頃には
空を埋め尽くす雲の色も薄くなり、天候はかなり回復の様相を見せていた。
しかし、油断は禁物である・・・

いつものように、福井北 I.C. を降りて少し行ったところの出光で給油。
寡黙な GS のおっちゃんが、今日は「走りにいくの?」と聞いてきたので
ええ、このまま天候悪くならんかったら良いんですけどねェ・・・と答える。
わざわざ聞いてくるということは、雁ヶ原のこと知ってるのかな。

その後は休憩も挟まず、一目散に東へと走っていく。
道中、京都ナンバーの営業車(バン)が物凄い勢いで追い上げてきたかと思うと、
あっという間に私と前走車をグォ〜っと追い越し、見えなくなってしまった。
営業車だから、急ぎの配達でもあったんだろうかな。大変だな・・・
同じ京都ナンバーのクルマでも、片や仕事で走り、片や遊びで走り・・・
なんだかんだいって、いわゆる "いい身分" なんだろうな>自分

結局、高速は2時間半で走り切り、9時半頃に雁ヶ原に到着。
パッと見たところ、いつもの面子(?)は誰も来ていないようだった。
うーん、まぁいいや。今日はマシンコントロールの練習を中心にしよう。

とりあえず上の駐車場の、屋根下の手前を確保。
これで雨が降っても一安心。モソモソと荷物を下ろし、走行準備を整える。
上の駐車場には、先客が居た。といっても、ジムカ屋ではない。

いわゆる、ドリフト君達である。

なんだか申し訳程度にパイロンは立てられているが、
特に決まったコースがあるわけではなく、闇雲に走っている。
まぁいいや。今日は私も、いわばドリフト君的な目的で来てるから。

タイヤと荷物を下ろし、減衰力を前後とも5段戻しに設定。
空気圧は変更しないまま、まずは Gu:wn で軽く数本ほど走ってみる。
これは、いわば準備体操・・・体をほぐすのが目的。適当なパイロンを選び
360 度回ってみたり、長い8の字セクションを繰り返してみたり。
ストリートの範囲での経験通り、縦には噛むが横には噛まないタイヤなので
ケツは簡単に出るが、アクセルの踏み込みはかなり抑えていかないと
横向きの流れから縦向きの流れへと変わっていかない。ほぼパーシャルぐらい。
まぁ・・・そういう意味では、DNA GP の方が練習には成るタイヤかな。

適当に走って、いよいよ本番ということで、D98J へとタイヤ交換。
作業中、ドリ君たちの走りを見て楽しもうか・・・と思い、聞耳を立てるが
彼らは一向に走る様子がない。こんなところまで来て、語るだけか?
と意地悪なことなんかも思ったのだが、実際のところは

早々から、エンヂン回りのどこかが故障したらしい ^_^;

エンヂン回りに手を入れているクルマの宿命か?もしくはメンテ不足か?
携帯で、ショップのおっちゃんらしき人物を呼び出していた。
あ〜あ・・・軽症だったら、いいんだけどねぇ。



それを尻目に、さっさとタイヤ交換を完了して準備を進める私。
今日はいつもと違うセッティングを試そうと考え、空気圧を 1.9kg/cm2に。
以前、低めの空気圧で走り込んだ結果、タイヤがいやな感じに磨耗したので
本来は高めの空気圧で使うべきものなのではないか?と疑っていたりするため。
減衰力は前後とも3段戻しへと設定する。路面はドライだから、こんなもんだ。
以上で、走行準備は完了。ジムカーナは準備が楽でいいやね。

準備の終わったカプチーノを、少し離れたところから眺めてみる。
真新しい銀色のホイールナットが、白いホイールに燦然と輝いている。
こんな小さなとこでも綺麗になると、それだけでもカッコ良く見えるもんだァね。
そんなことを思いつつ、少しずつ集まってきた、本日の軽自動車系の方々に挨拶。
クラグかっぷんちょ系の方々、ならびに岡崎さん(注:今日は SW20)。

それにしてもみなさん、大変に練習熱心なワケである・・・
というわけで、挨拶もそこそこに、本日の目的「走り込み」に精を出す。
と言っても、今日は気温の低い冬でもなし、何本も連続して走りつづけると
タイヤの温度が上がりすぎて、あっという間にボロボロに磨耗してしまう。
昨年はそれでエライ目に遭ったので、今年はクレバーに走ることにした。
2〜3本走って5分休憩のインターバルを挟む(これでも走りすぎだが)

ところで、先ほども書いたように、今日の上駐車場はドリフト君の天下なので、
競技系の人たちは下の駐車場に集まっている。それが故に、コースはフリー状態。
誰もコース設定していないし、計測もしていない(観客はポツポツ居るけど)。
これ幸いである。自分の走りたいように走れるので、動きのチェックをやり放題。
こういう時こそ、クルマのセッティングをチェックするチャンスだ・・・

というわけで今日は、例のおかしな動きをセッティングで退治できるか?
っていう辺を課題にしてみることにした。セッティングを客観的に図るゲージが
無い代わり、バリバリに主観のはいりまくったマイ感性でチェックする(汗)

まずは、なるべく平たいところにカプを停車し、リアのトーを左右でチェック。
チェックといっても、タイヤの位置でチェックを行うのではなく、付け根で。
つまり、リアコントロールアームの付け根は、変心カムで固定されている。
カムを回せば、アームの付け根にあるゴムブッシュが、アーム取り付け部に
作られているコの字型の鉄板の陰に収まったりはみ出したりするわけなのだが、
つまり、そのはみ出し量を左右で比べてみるわけだ。

すると、今まで気にしていなかったことが、改めて気になってくる。
左側のブッシュは、コの字型鉄板の陰からほとんどはみ出していないのに、
右側のブッシュは、コの字型鉄板の陰から、3mm ほど顔を出しているのだった。

スズキの部品の作成精度は知らないが、左右で同じ部品番号がついているのだから
基本的にはコントロールアームの長さは同じはず。サブフレームの取り付け位置も
ボディーの中心線から何 mm もずれているとは思えない(思いたくない)。

考えてみれば今の状態は、左ターンの時に右リアが奇妙に粘るのが原因だ。
上の話とカプの足回りの構造から考えれば、右リアのトーとキャンバーが
過大になっていることが考えられる。良くない状況を招いているのかな。
というわけで、まだ正常っぽく動いている左側のブッシュのはみ出し量に
右側のブッシュのはみ出し量を、目分量で合わせてみる。

この状態で、競技屋がたくさん居並び、コースがちゃんと設定されている
下の駐車場に行き、動きを確かめてみる。すると・・・

右ターンと同様、左でキッチリとリアがブレークするでナイノ!

朝方に存在した気難しさを脱ぎ捨て、急激に変わりだすリアの動き。
右ターンと左ターンで、同じような動きに変わり出した瞬間。
思わずニンマリ。これか・・・これが原因か!

ただ、今度はちょっと左ターンでブレークしすぎっぽい感じがあったので
再びリアを持ち上げてタイヤを外し、少し(1.数mm程度)戻してみると
今度はまた、左ターン時の動きが全然ダメになってしまった。

それならば、、、と、再びタイヤを外し、目測 0.5mm 単位で調整を変えていく。
するとまぁ面白いことに、リアのトーを僅か 1mm 足らずほど変えるだけで、
ブレークする瞬間とブレークしたあとの動きが全然変わることに気づく。
・・・うーん、もっと早くこのことに気づいていたならば・・・。

数回調整しなおし、左ターンが9割ほど満足できる状態になったところで
昼休みの時間に。朝方は曇天だった天候はすっかり回復。まだ空には
モコモコと太った分厚い雲が残るものの、基本的には晴れ模様である。
また、中途半端に曇っているお陰で(?)入道雲も現れてこない。
ある種、理想的な天候とも言える。

持参した小型クーラーバックに放り込んでいた昼飯を食い、カプ内で一眠り。
ちなみにこのクーラーバック、ちょっとばかし断熱性が足りなかったようで
底面にぴったりはまるほど大きなサイズの保冷材が、昼の時点で全部溶けていた。
日陰に入れていてこれだから、日向におく場合は、更なる断熱材が必要だろう。



13:30頃、昼休みの時間が終了。さぁて、走るか。

その前に、昼休み前にお願いしていたことを実行。
それは、岡崎さんとお師匠さんに、マイカプをドライヴして頂くこと。
自分一人で調整していては、自己満足なセッティングの乗りづらいクルマに
なってしまう可能性が否定できないなぁ〜ということで、腕のある方々の
客観的な視点で評価して頂くため・・・。

雁ヶ原 上駐車場の一角

中途経過は省略して、結論から言えば
岡崎さん・山口さん(岡崎さんのお師匠さん)ともに

「特におかしいとは思いませんでした・・・」

ということ、だった。今回のリアトー調整が効いたかな?

・・・それとも、カプはそんなモン(左右の挙動が著しく異なる)なのか?
なお、山口さんからは、クラッチの反力が弱いという意見を頂いた。
クラッチワイヤーの摩擦が増えてきたか、クラッチ変えた際に塗り込んだ
スプライン部のグリスが切れてきたか。うーん、まずはワイヤー換えるか?

また、リアがよく粘りますね〜という感想を頂いた。
高速コーナーだと速そう・・・らしい。残念ながら、私の走るフィールドでは
高速コーナーがほとんどない(唯一の例外は ML 鈴鹿の外周部ぐらいか?)。
クルマの特性を行かした走り方が可能となる場所がないのは、残念だ。
逆に言えば、客観的な視点(車外からの視点)で見ると、タイトコーナーでは
結構危なっかしい動きをしているので、それは改善する余地ありかな?

とりあえず、リアトー調整の結果には、かなり満足。左側も含め
改めて機会を設け、もうすこしトーの値を追い込んでいくことにしよう。

他には・・・
monster マーキングの赤カプチーノで有名な、小川内さんの
モンカプを運転させて頂く機会に恵まれた。ええっ、いいんスか!?って感じ。
恐れ多くも、かの有名なモンカプのシートに滑り込ませて頂く。

かなり使い込まれているメタルクラッチの感触を確かめつつ、スタート。
超ショートストロークに変更されているミッションの感触に、違和感あり。
以前、原田さんのカプに乗せて頂いたときにも感じたことだけど、

ショートストロークシフトって、どこにギア入ってるのかわからない ;_;

シフトチェンジのヘタさを自認する私としては、壊しそうでかなり怖い(汗)

うっかりギアを壊さないように注意しながら、慎重にスタート。
4000rpm を少し過ぎたあたりから、急激にガツン!とやってくる加速感。
タービン交換車の醍醐味の加速であるが、この非リニアさに慣れていないので
これまたどうも、ジムカーナ的な走行では扱いが難しい。特に、ブレーキ入れて
テールを流してからアクセルを入れていくと、ある回転を越えた瞬間から急激に
駆動力が上がるので、リニアな踏み方では、姿勢の安定な制御が大変である。
アクセル ON → ターボラグ後急加速 → すぐにアクセル OFF →・・・

うーん、パワーあるっていうのも大変だよなぁ〜とは思ったものの、
モンカプはブレーキングからの動きにおいて、抜群の素直さを示す。
右カーブであれ左カーブであれ、ターン中に軽くブレーキを入れてやれば
どちらでもスイッチを入れたように、ケツがツーッと流れ出す。おお!いい感じ!
やっぱ、カプチーノとは本来、左右非対称に動くクルマじゃないんだ・・・
いいことを教えて頂いた、小川内さんとモンカプに感謝感激。

もう少し色々試してみたくもあったが、深追いは禁物なので、帰宅準備。
14時半ごろに撤収を開始。手が空いたので、15時半ごろに集金を開始する。
集金した台数を確認。どうやら、金を払わずに逃げた奴等も居たようだ・・・
頼むから、場を守る最低限の約束すら果たせない奴は、来ないでほしい。

集金を一通り終えた時点で、まだ走っている方がおられたので
集金作業の残りをかっぷんちょ吉田さんに依頼して、帰宅。



・・・さて。

先述のとおり、デジカメを買ったから、温泉に寄るカネもなければ
高速に乗るカネもない。時間はかかるけど、下道で帰宅することを決意。
まだ日も高いしね・・・ってことで、ルートを軽く選定する。

基本線としては、福井北〜今庄までは、普通に抜ける。
そしてそこから先は、県道207号で杉津まで抜け、杉津から葉原トンネルを抜け
R476 へ。そして、R476 の途中から諏訪神社脇を抜けて刀根まで到達する道を
越え、R365 へと戻るルートを取ろう、と考える。

上記のルートは、先週のある夜のこと。いつものように、眠る前に
全国道路地図を見ている最中、偶然に見つけてしまったものだ。

北陸の地図をお持ちの方は確認して頂きたいのだが、
北陸道の敦賀 I.C.〜今庄 I.C. の間には、北から順に
「今庄トンネル」「敦賀トンネル」「杉津トンネル」「葉原トンネル」
そして「越坂トンネル」の5つの大きなトンネルが存在している。

このうち、「葉原トンネル」付近を拡大して、見てほしい。
上り線のトンネルと下り線のトンネルの間に、第3のトンネルが走っているのが
わかるはずだ。・・・このトンネルは、一体何のためにあるのか?

このトンネルの行く先を辿ってみる。南方向は、ほどなく R479 と合流して
敦賀へとつながっていくのだが、北方向は不可解なルートを辿っている。
そのまま下り線と平行して、直ぐに杉津 P.A. の裏手の道と合流するまでは
良いのだが、そこから道は県道 207号と名を変え、何もない山の中へと
いくつかのトンネルを越え、真っ直ぐに入り込んでいく。そして、

「山中隧道」

というステキな名前のついた一直線の狭そうなトンネルを抜け、
緩やかなカーブを描きつつも、基本的に一直線に今庄市街地へと降りていく。
・・・昔からの道にしては、あまりにも直線的過ぎる。これは一体なんなんだ?

クルマが通れる道なのか、それとも、通れない道なのか、わからない。
でも、多くのクルマ乗りたちがそうであるように、
俺もまた、自分のクルマで通ってみたくなった。
(c)オネアミスの翼

・・・ワクワクしてくるじゃないの!

というわけで、ルート選定完了。
道が最後まで正常であることを祈りつつ、福井県を南下。

混雑する市街地を、県道 242 → 稲津橋 → 県道 25 → 県道 200
→県道 262ルートで回避。どこかデジャヴを感じる武生 I.C. 前の通りを
ゆるりと走って通り抜け、R8 → R365 経由で今庄まで抜ける。

そして・・・今庄駅への入り口より少し南に行ったところにある
県道 207 号への分かれ目・・・地獄の一丁目(?)へ、到着。

今庄杉津線 今庄側

実は、雁ヶ原からここまで来るのに、2時間以上を要したため
ここに到着したころには、もう、日が陰り始めるような時刻であった。
往来のある時間ではなさそうなので、もし何かトラブルが起きてしまった場合
少なくとも朝まで、真っ暗な山道の中で、野犬に震えつつ過ごす羽目になる。
しかしこういう時の私は、えてして蛮勇が慎重さに圧倒的差で勝つものだ。
なんの躊躇いもなくステアリングを切り、アクセルを踏み込んでいく。

予想に反して、今庄杉津線のアプローチは、穏やかな農村風景の絵を見せる。

今庄杉津線アプローチ

思い出したように建つ農家の間を、果てしなく続く一直線の道路が貫く。
時折、思い出したように緩やかなカーブが入るが、基本的にはド直線ばかり。
99.99999% は警察官もいない道。リミッターに当てることも容易だろう。
・・・なんで、こんな立派すぎる道が、こんな田舎の農村を貫いている?

北陸道の高架の下をくぐると、道は少し異なった様相を見せ始める。
両側にあった農村は消え、こんもりと繁った緑の森が周囲を覆い始める。
しばらく走ると視界は開け、緩やかに左へとカーブして続く道は、
眼下に広がる田園の間に作られた盛り土式の土手の上を、走っていく。
沈みかけた太陽が、どこか神々しささえ感じさせる金色の残光を、
山間からこの景色の中へと、投げ込んでくる。この、幻想的な金色が
緑という緑を綺麗に埋めつくし、一枚の絵はがきのような景色を完成させる。

もう・・・なんと言えばいいのか。写真を撮り忘れるぐらいに
美しい、日本の原風景と言われるものが、私の目の前に広がっていた。

そんな原風景の中を、ただゆるやかに上昇しながら先へと進む、県道 207。
この道は、一体なんのために、誰が作らせたものなのだろうか・・・?

そんな疑問を抱きながら、快適な道を先へ先へと走る私の前に、
思わぬ生理的恐怖が待ち構えていたとは、知る由もない・・・

道はひたすら西へと走り、やがて山中隧道に差し掛かる・・・が、
なんじゃこのトンネルは?!?!?!

今思い出しても怖い

およそ軽自動車+α×1.5(謎)程度の大きさしかない、この隧道には
天井にぽつぽつと付けられた、申し訳程度の小さな蛍光灯以外には
なんの照明設備もない。どこまでも真っ暗なトンネルである。
それだけなら良いのだが、最悪なことに、このトンネルは

長さ 1.1km の、一直線のトンネル。

暗闇の遥か先に、ホンの小さな出口がポツンと見えている。

・・・この怖さは、トンネル恐怖症(?)の人でなければ
きっと分からないかもしれないが・・・トンネルに突入する瞬間、
全身の毛がよだつほどの恐怖を感じたことを、今でもはっきり覚えている。
別にトンネルに閉じ込められたから、っていうわけでないのだが、どうも
生まれつき、真っ暗なのに出口だけポツンと見えている、狭くて長〜い
直線トンネルは、私は精神的に受け付けないらしい・・・ ;_;

通行中、トンネルの天井からザアザア漏れてきた水が、カプの屋根に当たって
元気の良いリズムを奏でる。それにしても、ものすごい水漏れである。
いつ壊れるかわからないような気が・・・大丈夫なのかなぁ!?

恐怖のために無様によろめきつつ、必死の思いでトンネルから這い出ると
直ぐにまた、次のトンネルが続く。そのトンネルの入り口には、
信号器がついており、青を示していた。なんだろう、この信号器は・・・
危険な状態になったら、赤信号になるのかなぁ?(←かなり妄想気味)

極度の緊張状態から脱したせいで、急に小用を催してしまったので
トンネルの入り口前にクルマを停め、横の草むらにてスッキリ放尿。

放尿を完了し、カプに戻ってエンジンを始動し、トンネルに視線を走らせる・・・
と、さっきまで青だった信号器が、赤色に変わっていた。

!?

結局、トンネルがあまりにも狭すぎて行き違いができないため、
曲線のあるトンネルの入り口には信号が設置され、交通整理が行われている
(京都で言うところの清滝トンネルの信号と、良く似たものか?)だけなのだが
その結論にたどり着くまでには、実に数分の時間を要したのであった ^_^;

青信号になったのち、意を決してトンネル内に突入。
こちらも狭いトンネルだが、曲がっているので全然問題なし(笑)
その後もいくつかのトンネルを抜け、単調な下り坂を走り続けると
やがて、杉津 P.A. への曲がり角へと到着した。ふぅーっ。一安心。

杉津 P.A. の裏手の道

この道を真っ直ぐ行くと、日本海沿いの杉津の町へと抜けてしまうので
もちろん左折。その先にある「敦賀市街」という説明を信じて、進軍する。

ここから先は、さっきと異なり、生理的に怖いトンネルは存在せず。
右手下方に北陸道下り線を望みつつ、県道はゆっくりと山を下っていき
第3の葉原トンネルへと差し掛かる。トンネル入り口の信号が青に変わるのを
待ってから、突入。このトンネルは他のトンネルと異なり、途中で横穴が
いくつか作られているようだった。ものすごく興味深いのだが、それでも
怖いものは怖いので、止まって探検しよう・・・なんていう気には(汗)

葉原トンネルを越えると、あとは葉原の集落の間をゆっくりと抜けながら
道はどんどん南へと下っていく。同時に、高度もどんどん下がっていく。
山の峰を越え、ひたすら麓へと下っていくというワケだ・・・

そのうち、この道はちゃんとした中央線のある道・・・R476 に繋がる。
その合流地点には、日吉神社と呼ばれる小さな社と、慰霊碑が立てられていた。
何の慰霊碑だろう・・・今のトンネルを掘るため、犠牲になった人たちの?
怖い怖いと言ってしまったが、改めて見れば、あまりにも偉大としか言えない
この山越えルートの建築事業。尊い犠牲となった先人に、敬礼・・・。

北陸道登り線の横を走る R476 は、さっきまでの道と違い
中央線がはっきりと引かれた、ものすごく良い道である。そのため、
思った以上にペースが上がりすぎ、途中にある小さなトンネルを迂回する
ルートに作られた小さなRのブラインドカーブ(ただし一方通行)において
スピンしてしまう。ガードレールに比較的近い場所でスピンに入ったため
最悪の場合、左リアがガードレールに激突するか?と思ったが、
幸いなことにフロントがグリップを失っていなかったので、
なんとか、ぶつけずにその場でスピンさせることに成功する(汗)
スピン中、アウト側へ一気に飛び出して滑っていたリアタイアから
ものすごい砂煙が舞ったことから考えると・・・どうやら、このコーナーの
出口付近アウト側に、膨大な量の砂が積もっていたらしい。それでスピン。
・・・危ね〜っ;

頭を冷やしてから、再スタート。
R476 を南下して敦賀まで降り、コンビニにて一休みしてから
R476 を引き返し、トの字に分岐して刀根まで通じる山岳路へと入り込む。
なお、この山岳路の入り口には看板が建っておらず、なおかつ入り口自体も
大変にわかりづらいものなので、気づかないまま通りすぎる可能性は大(汗)

結局、この山岳路(一応、名前がついているらしい・・・失念)であるが
かなり楽しい。北側はツィスティ、南側は若干(?)ハイスピード。
道幅は 1.5車線が延々と続く上、道の両側に雑草がボウボウ生えていて
幅が狭くなっている部分がある以上、軽自動車より幅の広いクルマでの往来は
決してオススメしない・・・もちろん、無理というわけではないけれど。
名阪から宇治まで帰ってくるときにつかう府道よりは 5倍ぐらいマトモ?

そんな感じで、トンネルのない開放的なドライブを楽しんだのち
刀根に到着。県道 140号に降り立ち、ひたすら東進。柳ヶ瀬 TN を抜け、
R365 に合流してしばらく南下。もう少し食い足りないような気もしたので、
デザート(?)として下余呉交差点から県道284 に曲がり、上丹生から
県道 284 で峠越え。これもまた楽しい道である・・・狭いけど(笑)

県道 284を越えると、R303 にぶつかる。あとは快適にクルージングして
木之本で R8 に合流。そこからは、湖北の R8 → R303 → R161 ルートで
湖西ルートで滋賀県を南下する。白髭神社先のコンビニで飲み物を買った以外は
ノンストップのままで、堅田駅前を越え、坂本から R161 バイパスで山科へ。
そして、何のトラブルもなく、無事に帰宅を完了する。

結局、帰宅できたのは 22時前。実に6時間もかかったことになる *_*
高速道路の倍かぁ・・・\3.4k の消費と、釣り合うか否か!?

ちなみに、今日通過したルートがあまりにも立派だったので、
改めてインタネで調べてみたところ・・・県道 207 と R476、および
両者の間を繋ぐ道(葉原 TN のあった道)は、元々は

旧北陸本線が走っていたルート

だったらしい。そうか・・・そういうことだったのか。

個人的に、福井の嶺南と嶺北を分断するこの山中越え付近には、
色々な感慨があるため、言葉では言い表せない親しみを感じる部分がある。
そこに、これほど壮絶で、大規模な交通路建設のドラマがあったとは・・・
かなり感動した。プロジェクトXで取り上げて欲しいテーマである。



さて、、、かなり感動したのはいいのだが、ガッカリする出来事もあった。
今庄からの帰り道、ど〜うもエアコンが効かないなぁ〜という感じがあったのだが
帰宅して改めて確認したところ、A/C スイッチを ON にしようが OFF にしようが
電磁クラッチがピクリとも動かない、という衝撃の事実が明らかになった。
うぉ・・・これからシーズンに入るというのに、お約束のように

エアコンがぁ壊れやがったァ・・・

電磁クラッチの故障っていうことだけなら、まだ良いんだけど・・・
直すのに、いくらかかるかなぁ?(涙)

涙にむせびながら就寝。


6/16

素早く起床。
積みっぱなしにしていた荷物を降ろしてから、
件の、エアコンのトラブルシューティングに入る。

まず、エンジンを始動し、ブロワを ON にして A/C スイッチを ON にする。
昨晩の状況と異なり、エンジンを始動した直後は、電磁クラッチは正常動作。
「バチン!」という音とともに、プーリーと軸をガッチリとロックしている。
しばらくしてから低圧側の配管を触ると、非常に冷たい。水滴もつきはじめた。
間違いなく、コンプレッサーは正常に動いている。

症状を再現するため、ブロワーを全開にし、コンプレッサーを動かしっぱなしで
しばらく放置してみる。すると、最初はちゃんと引いていた電磁クラッチも、
エバポレータ(?)の温度が充分に下がって、一旦 OFF になった後は、
二度と引かなくなった。A/C アンプに内蔵されているリレーの音は
A/C スイッチの ON/OFF に合わせ、カチッと鳴っているのだが。

どうやら、電磁クラッチのコイルが暖まると(?)引かなくなるようだ。

ここで、トラブル個所を完全に特定するため、
(大変に見にくい)カプの電気配線図を引っ張り出してくる。
A/C アンプのリレーは、コンプレッサーの電磁クラッチの他に
ラジエター後ろの電動クーリングファンも制御していることがわかる。
万が一、A/C アンプのリレーが正しく動作していない、もしくは
デュアルカットスイッチが正常動作していないという状態であれば
ファンも同時に停止するはず。だが、今回はファンは正常に動作している。
となると、A/C アンプならびにデュアルカットスイッチ(=冷媒の量)は正常。

残る可能性としては、冷媒の温度が異常に上昇した場合の保護の役割を果たす
サーマルスイッチの誤動作がある。これは、コンプレッサーに捩じ込まれていて
電磁クラッチへと向かう線の途中に挿入されている。これが正常でないかも?

直上にあるインテークパイプの継ぎ目から漏れ続けていた
ブローバイに含まれるオイルによって、ベッタベタのコッテコテになった
黒い油まみれのコンプレッサーを、スミコーのブレーキクリーナーを吹いて清掃。
サーマルスイッチも油まみれになっていたため、腐食したかな?と思ったりしたが
試しに、サーマルスイッチと電磁クラッチを接続するギボシを切り放して
電圧を計ってみたところ、接続部までは正常に電圧がかかっていた。
む、むーん。サーマルスイッチじゃなく、電磁クラッチか・・・

それでは、ということで、電磁クラッチのハウジングとケーブル間で
導通を計ってみると、数MΩを示していた。あちゃー、完全に切れてるぽ。
もちろん、バッテリーから線を引いて電磁クラッチに接続したところで
電磁クラッチは引くそぶりもみせない。結局は、ここが問題か。

まぁ、コンプレッサーがイカレたワケじゃないからまだいいけど、、、
コイルが巻いてあるに過ぎない電磁クラッチが壊れるなんて、ありうるのか?
んでも、コイルに導通がないからには、壊れていると考えるしかない。

とりあえず、壊れた電磁クラッチを取り外してしまおう。
コンプレッサーはエンジンの下半分(フレームの横)についているため
車上整備になると手がはいりにくくて大変なのだが、がんばるしかない。

まずは吸気管を外し、ガムテープでインテークの穴に蓋をする。
インテークの内壁を見ると、膨大な量のブローバイと、それにトラップされた
若干量の細かい砂がべったりと貼り付いていた。す、砂かぁ・・・(汗)
エンジンやタービンを壊す前に、エアクリーナーを良い奴に変えねば。

続いて、電磁クラッチ先端にある、5mm のヘキサゴンボルトを外す。
回り止めを掛ける場所がない。少々苦労する。ラチェットのエクステンションを
適当につなぎ、クラッチ表面にある僅かな出っ張りとステアリングラックの間で
つっかえ棒状態にする。クラッチに穴ぐらい開けておいて欲しかった>SUZUKI

ボルトを抜いたら、揺らしながらクラッチプレート(って言うのかな?)を外す。
続いて、フリーに廻っているプーリーを固定しているサークリップも外す。
ただし、プーリーはコンプレッサーのハウジングに圧入されているため
それだけでは取れない。二ツ爪プーラーをプーリーに掛け、抜き取る。

その際、コンプレッサーの軸にプーラーの中心軸をかけてしまったのだけど、
よくよく考えれば、ここじゃなくて淵に掛けるべきだったな・・・(汗)
24mm のソケットが丁度良い当て具になりそう。持っている人は是非。

プーラーでプーリーを抜くと、再びサークリップが見える。
コレを取ると、今度は電磁クラッチのコイル部分がポロリと取れる。

ご対面〜。

コンプレッサー回りを清掃し、サビ止めに WD-40 を吹いて車上作業は終わり。
続いて、電磁クラッチを家に持ち込み、清掃して導通を再確認してみるが
やはりダメ。こりゃ完全に故障ってことで。

メシを食い、EP82 を借りてスズキに向かい、在庫を確認する。
電磁クラッチはカプチーノ専用品番じゃないし、それにエアコンシーズン前だし
こういう部品は在庫しているかと思ったが、残念なことに在庫に無かった ;_;
仕方ないので、値段も確かめず、とりあえず注文しておく。

返す刀で AB に行き、交換用の Mobil1 5W-40 3L を1缶購入。
そろそろ 3000km と3ヶ月を同時に越えるから、用意だけしておこう、と。
さらに、STRAIGHT に向かい、プーリーを打ち込むための当て具となりそうな
大きめのソケットコマを購入。26mm のコマがピッタリ合うので、それを購入。

それにしても・・・資材を買いに走っている現在は、日曜の昼過ぎ。
町中の混みように辟易する。図体のデカイ車ほど、運転がどんくさい。邪魔。
車線を跨がってはみ出してくるランクルを避けるため、EP82 の右側タイヤを
縁石にめいっぱい擦り付ける羽目になる(涙)まぁ、損傷なかったけど・・・

5ナンバーサイズを越えるクルマの税金を元に戻してくれんかな?

と、本気で思ってしまう日曜の昼過ぎであった。


6/20,21

会社の後輩の送別会にて、しこたま飲む。
あまりに飲みすぎて、猛烈にヘロヘロになる -_-;
酒飲んで、ここまで酔ったのは数年ぶりか。

薄れ行く意識の中で、飲み代1マン円也を支払い、
吐き気を必死に抑えつつ、タクを捕まえて帰宅。

かなり気分が悪く、うっかり風呂なんか入ったら
浴槽内が粕汁状態になりそうだったので、
さっさと横になる。

4時間ほど眠ると、もう朝になった。無理矢理起床。
頭が少々痛い。二日酔いスレスレっぽい雰囲気。危ない・・・
とりあえず朝風呂して、多少サッパリしてから出社するが、
結局一日仕事にならず、逃げるように帰宅 -_-;

教訓:もう若くない




・・・って、これだけでは只の酔っぱらい日記なので
ちゃんと、カプに関連した話題を。

21日の夜、今月初旬に注文していたスズスポ製強化デフマウントが到着。
中を確認すると、リアデフマウントとフロントデフマウントの3つが入っている。
これで、デフ回りのゴム部品が一式交換できる状態。ようやくリフレッシュ。

\13k ぐらい?

早速ノギスを持ち出し、打ち込み部分の径を計っておく。
外径 50φ弱のコマが1つと、内径 60φの塩ビか鉄パイプが1つ必要。
土曜日に、打ち込み用のソケットコマを買いにいかねば。


6/22

曇りのような晴天のような、なんとも言えない天気。
でも雨は降らなさそうなので、エアコン修理作業を開始する。

まずは再び EP82 を借り、スズキ共販にて注文していた部品を購入。
まぁ・・・高くても、1万円ぐらいかな?と思って、それぐらいしか
サイフの中に準備していなかったのだが、提示された代金は

\15k。

うっ・・・3秒ほど思考が止まる。
たかが・・・たかが・・・たかが・・・電磁クラッチごときに。

んが、暑さには極度に弱い身。クーラーがなくては生きていけない。
とにかく手持ちがないので、近くにある銀行の ATM コーナーに向かい
\15k を引き出そうとすると、なぜか拒絶された。なんで?と思い、残額確認。

\13k。

・・・こっ、こいつはもうダメだ(汗)

とりあえず \10k 引っ張り出し、手持ちの \5k と合わせ技で購入。
トホホ・・・はやく来い来い、サラリーマン唯一の幸せの日・給料日。
無駄遣いをするオカネも残っていないので、トボトボと帰宅。

帰宅の道中、いつもの峠のヘアピンを気持良く駆け抜けている際、
視界の片隅に並んでいる多数のワーニングランプのうち、どれかが
ボウッ・・・と点灯したような・・・気がした。んんんっ?なんか光った?
ちゃんと視界を落とす頃には、ワーニングランプ付近は真っ黒に戻っていた・・・

気のせいかなぁ、とも思ったが、点灯したような気がした部分にある
ランプは、ブレーキ警告・排気温度警告・油圧警告・チャージ警告の4つ。
横Gがかかると点灯する可能性のあるランプが2つ存在していたので
念のため確認しておくことにした。

帰宅後、EP82 を車庫に収め、ボンネットを開けて点検。
ブレーキフルードは規定量入っていたが、E/G オイルの量がLレベルぎりぎり。
前回の交換時、たしかHまで入れたはずなのだが・・・いつのまに減ったんだ?
とりあえず、カプに入れたあと僅かに余っていた TRUST F3R を継ぎ足しておく。
白い煙は吹いてないし、パワー感に衰えもないんだけどなぁ・・・要観察。
・・・今、ここで EP82 まで壊れたら、直す余裕なんてないぞ(汗)



EP82 はさておき、本題であったカプのエアコン修理に戻る。
もう二度と壊れるなよチクショウ、と思いつつ、電磁クラッチを装着。
装着は、取り外しの逆手順だから、まぁ簡単な作業である。

新品はピカピカ

まず、サビ止めに吹き付けておいた WD-40 をブレーキクリーナーで落とし、
バラしたのと逆の順序で組み付けていく。難しい点は特になし。

最初に電磁クラッチのコイルを装着し、サークリップで固定。
電磁クラッチの配線を接続し、コンプレッサー横の金具で配線を固定する。

続いて、プーリーの打ち込みを行うが、26mm のソケットコマは
プーリーのインナーレースに丁度当たるものの、その内側に嵌まる軸にも
当たってしまうため、プーリーを奥の奥まで打ち込むことができなかった。
しょうがないので、適当なサイズのヘキサゴンソケットを持ってくる。
フラットポンチのように使用し、インナーレースを叩いて打ち込む。

その際、ハンマーのコントロールを誤って
親指を叩き、ひさびさにチマメを作る(痛)

プーリーを叩き込み終わったら、サークリップを装着。

最後に、コンプレッサーの軸に、クラッチプレート部分を差し込む。
整備書には何も書かれていなかった項目だが、この際において
クラッチのクリアランス調整を行わなければならない。

調整は、電磁クラッチキットについてきた、薄いワッシャを軸に入れて行う。
ワッシャには、2種類の厚さがある。良い組み合わせを見つけるのが面倒。
結局、厚いワッシャ1枚+薄いワッシャ3枚を入れると、丁度良い感じになった。
元々のクラッチには、厚いワッシャ1枚+薄いワッシャ2枚が入っていたから、
今回の交換で、全体的に寸法が若干変わったってことか。

クラッチプレートの調整が完了したら、回り止めをしてから
ヘキサゴンボルトを締め付ける。トルク値は不明なので、適当に締める。

最後に、クランクプーリーを外し、エアコンベルトを装着する。
プーリーを打ち込む際に、ベルトを同時に掛ける手もあるのだが、
今日はなんとなく自分が不器用な気がしたので、面倒がらずに別作業に分ける。
そもそも、クランクプーリーの脱着はめちゃくちゃ簡単だし(笑)

これで、電磁クラッチ交換作業は完了。
吸気系統の配管を完全に元通りにする前に、エンジンを始動して試運転。
先週の惨めな状況と異なり、今度はちゃんとクラッチが引くようになった。
配管がキンキンに冷えて一度切れた後でも、暖まればちゃんと引くようになった。
ビンゴ・・・異音などが発生していないことを確認し、全部組み上げる。



エアコンの作動確認を兼ね、STRAIGHT に向かい
店長にノギスを借り、デフマウント打ち込み用工具を探す。
外径 50φになるべく近いソケットコマが必要。いくつものコマを見た結果、
17/16 と書かれたインチサイズの 3/4sq. のコマで、外径 49φのものがあった。
・・・こっ、これをカウ鹿(kondara 調)! \1k 弱を支払い、コマを購入。

帰宅路の途中、本屋に寄ってKスペを立ち読み。コペンの記事があった。

うぉぅ。この不況下で、マジで出したんですか・・・

漢だ。えらいぞダイハツ!

オープンカーとして見れば、電動メタルトップってのがいいね。
耐候性は文句無しだし、FFであるお陰か、ゴルフバックが余裕で入る大きさの
トランクルーム(無論、オープンしないという前提の元で)が確保できている。
さすがはカプより 10年後発のクルマだけあって、ユーティリティ性は高い。

エンジンも、4発ターボで低い回転から高トルクらしい。
親父の乗っている L512S で、ダイハツ4発エンジンのスムースさは
よく知っているので、これは大変に羨ましいポインツだ(F6B があれば・・・)

また、記事の後ろのほうにある、補強個所を示した写真を見ると
センタートンネルがめちゃくちゃ低いのが気になった。まさにミラ並み。
オープンボディーなのに、あれで剛性確保できるの・・・?

どの角度から見てみても、時代は進歩したんだなぁ・・・
と感心すること、しきり。10年はでかいね、やっぱり。

ただし、車重が 830kg(電動トップ車)というのが、気になる・・・

正直なところ、重さ/トルクとも、カタログ値では EP82 と変わらない。
カプだってかなり重いのだが、その上さらに 130kg が足されるワケか?
乗ってみないとわからないけど、大幅な重量増加がどう出るだろうか?
(まず間違いなく、高速クルージング時の快適性は高そうであるな)
京都に試乗車があったら、とりあえず乗ってみたいところ。

さらにホームセンターに立ち寄り、Optio230 用に
長持ちしそうな、単三サイズの充電式電池(メタハイ2000)を購入。
こういう時、特殊な電池や記録装置を使っていない強みを感じる。
消耗品がどこでも安く買えるってのは、本当に大きい・・・



帰宅後、明日に備えて走り系の整備を行う(クーラーは完治)。
まず、ジャッキアップしてタイヤを外し、ブレーキ回りの確認と清掃。
ついでに、フレームを構成する鉄板の継ぎ目に Noxudol を吹き付けて防錆。

まずは、リア側から。

リアブレーキパッドについては、残量はあと 3mm あるかないかだが
磨耗度合いが、少し減ってきたように見える。正直なところ、
今年に入ってから練習走行のペースが落ちているので、
これはこれで正解だろう(涙)

また、キャリパーとブレーキパッドの当たり部分の磨耗は、問題なし。
当たり部分に塗布するグリースを変更した成果だろうか。良い感じだ。

パッドを外して摺動部を再グリースアップし、ブレーキ系統からエアを抜き、
ついでにリアのアームとボディーが干渉した跡(涙)をワイヤーブラシで清掃し
浮き錆びやら汚れやらを落としたのち Noxudol を吹きつけておいた。

その際、思わぬトラブルが発生しかける。
右リアキャリパーのブリードバルプが、カチカチに締まっていた。
フレアナットレンチ程度の長さで掛かるトルクでは緩まなくて、焦る。
ううっ・・・最近、ブリードバルブを触っていなかったから・・固着したのか?
もし固着してネジがバカになっているとしたら、今ここで緩めるのは危険。
最悪の場合、明日は参加できなくなる・・・だが、止めるわけにもいかない。
祈るような気持で工具を変更し、エイヤッと回したら緩んだ。ホッ・・・
いやホントに、重要なネジが緩まない瞬間って、めちゃくちゃ焦るよな。

つづいて、フロント側に移る。
こちらのパッドの磨耗も、特に問題なし。残量は半分少々ってところか。
やはり、Yas さんもおっしゃっていたように、COMP-B はフロントよりも
はるかにリアの磨耗が高い傾向にあるようだ。リア2回でフロント1回?

リア同様、パッドを外してから摺動部を再グリースアップし、
系統からエアを抜いておく。こちらも、右側のキャリパーのバルブが
緩まず、苦労する。右側だけ締まりすぎ・・・って、なんでそんなことが ;_;

さらに、フロント側ホイールハウス内の汚れをブレーキクリーナで落とし、
強力防錆剤 Noxudol を、鉄板の合わせ目の部分に集中して吹いていく。
この際、右側は問題なかったのだが、左側でえらい目にあう。

左側のホイールハウス内は、長年に渡ってエンジンオイル漏れが起きていた
エキゾースト側に近い。そのせいか、微妙なレベルながら、エンジンオイルが
各部に深く浸透していた様子。汚れ落としにブレーキクリーナーをかけると、
一見何の汚れもなさそうなところから、真っ茶色の汚〜い滴が・・・

うわぁ・・・汚なすぎて、気持悪い ;_;

茶色の汚れを全部落そうと、10分ほど格闘したが、いくら吹いてみても
汚れは際限なく湧き出してくる。どこか、奥深くまで染み込んでいる様子。
諦めて、汚れ落としは途中で停止し、さっさと Noxudol を吹いていくが
染み込んでいる油のせいで、マダラに跳ね返される。ありゃ。やり直しか ;_;

ブレーキペダルの踏み心地が若干なりとも硬質になったことを確認。

最後に、ジムカ用荷物を積み込む。明日の準備を早めに完了したので
今日はもう、さっさと寝る。。。(今週金曜の二日酔いを引き摺っている(汗))


6/23

・・・つもりだったが、結局はウダウダと12時過ぎまで起きてしまう。

平生の生活のリズムが 12時過ぎに入眠なので、突然早く眠るのは難しい ^_^;
結局、眠ったのは 12時半頃か。起床が4時半だから、実質4時間睡眠。
二日酔いでかなり体力を落としているため、これはちょいキツ。
でもしょうがない。自分でこんな状態にしたんだからね(汗)

緑のたぬきを食いながら、TV で天候確認など。
腹拵えしたのち、残りの荷物をカプに積み込み、5時半出発。

さすがに夏至近くだけあって、5時ともなると、外は明るい。
太陽が出ていないだけで、ほとんど昼間と同じような感じである。
個人的には、まだ夜の開けぬ暗い道中を走り抜けて名阪 SL に向かう
あの、非日常味あふれる人外な雰囲気が好きなのだが。

昼間と違うパターンで明滅する赤信号に引っ掛かり、交差点で停止。
その角にあるコンビニには、何やらケタケタ笑いあっていたかと思うと、
時折、横に停めてある原チャに乗り、信号無視して交差点内を走り回ったりする
朝早くから健康的なのか不健康的なのかわからない DQN 共で、溢れていた。
・・・コンビニの経営者になるのも大変だな。

なるべく燃料を消費しないよう、ダラダラと南下。
今日は増槽を積んできていないので、給油が不可能だからだ。
6時前だと、京都→奈良の R24 沿いで営業してる GS が無いし・・・

しかし、午前4時半でなく、1時間遅れの5時半発となると、さすがに
営業を開始した GS に巡り合うこともできる。名阪天理 IC の少し北にある
Mobil が空いていたので、消費した 5L だけ給油して満タンにする。
何時から営業しているのか?と思い、高くそびえ立つ看板を見ると
営業開始時刻は 6:00AM と書いてあった。

つまり、名阪に 6:30 に到着する、というスケジュールで考えられるのなら
Mobil で給油可能だから、増槽の用意は不要だ。覚えておこう。

名阪国道に乗り、なるべく燃料を消費しないようにしながら、
目的地の小倉 I.C. を目指す。・・・とはいえ、天理 I.C. から福住 I.C. まで
急傾斜の登り坂が延々と続くので、0ブースト以下で走るのも一苦労である。

そういえば、天理 I.C. から1つ目の上り左カーブを抜けた先にある
米谷橋付近で、いつもレーダー探知機がピコピコ鳴動するのだが・・・
あそこには、何があるのだろう?少なくともオービスではないようだが。

トロくさいペースで天理の峠を越え、小倉 I.C. を降りて
名阪に到着したのは、7時前。ちょっとノンビリ来すぎたせいか、
AB コースのパドックは、ほぼ全部埋まっていた ^_^;



荷物置き場を取るか取られるか・・・どころじゃない(笑)

天候は、どっちに転ぶかわからない曇天が続いている。万が一を考え、
かるがも団の仮設アジト(?)の向かい側の、kensa-ku さんの横に駐車。
雨が降りそうになれば、荷物だけ置かせていただくこととしよう。

まず最初に荷物を降ろして、エントリーを済ませる。
ざっとエントリー表を見る。参加台数が、妙に少ないような気がする。
第一戦からずっと、あまり台数が多くないようで・・・今後が心配。

コース設定は・・・まぁまぁな感じ(謎)かと。



島まわりが無かったのは幸い。パイロンを4つぐらい置いて回るような
中半径のターンが、今のところ一番苦手なので(練習しろって ^_^;)
左端の島回りは、どにしろ速度が乗らない場所なので、どうでも良し。
気になるのは、一番右端の、第一コーナーの時計回り部分。
AB コースでこっち向きを走ったのは、過去に1回あったか無かったか?
出口のアウト側がガードレールな癖に、名阪Eほどの幅もない・・・
このコーナーの入り口が、一番速度が乗る場所のはず。気をつけよう。

エントリーの途中、AB のパドック前を通過していく競技車が何台も居た。
今日は、Eコースで何かあるのだろうか?タイヤを D98J に交換したのち、
名阪Eの様子を見に行く。すると、パドックは競技車両で埋まっていた。
うーん、公式戦でもあるのだろうか?また後で見に来ようっと。

落ち着いたところで、本日の参加者をざっと確認。
かるがも団関係者は、kensa-ku さん、原田さん、団長さん、大草さん
福本さん、斎藤さん、森口さん、そして内村さん(サポート)・・・かな。
かるがも団以外(大雑把な分類だ ^_^;)は吉田さん、関口さんが参加。
本日は、かとさん、ひださん、山口さん、ならびに前田さん、山之内さんは
欠席のようだ。ちょっと寂しい感じかな?

完熟歩行の時間。
いつも必ず、タイトな部分で高いスピードを見積もってしまうので
今回は見積もり精度を上げるべく、想定より遅めのスピードで計画を考える。
内側のS字の部分で、ラインはともかく、ギアの選択で悩みそうな気がした。
1速だと吹けきりそうだけど、2速に入れるとシフトチェンジでロスるし・・・
まぁ、考えても分からないから、走ってから決めるか(計画性が・・・)

あと、外周左端の180 度転回で、ライン取りに悩む。
基本的には頑張らない方向・・・進入からスピードを落として丁寧に回り、
3時半ぐらいの位置でアクセルを全開にできる方向・・・で考えることにした。
そんなこんなを考えているうち、完熟歩行の時間は終了し、ドラミへ。

今日は、練習走行3本+タイム計測2本。
前は、練習走行が2本の時もあったような気がするのだけど・・・
台数が少ないためかな?まぁ、練習走行で3本走れるのは嬉しいね。

出走する前に、セッティングを行う。
減衰力は前後とも3段戻し、空気圧は前後とも 1.8kg/cm2
今の足回りだと、空気圧はかなり高めで設定したほうが良いようだ。
この後、日が照ってきたら 2.0kg/cm2 までは上げる予定。

ゼッケンは 33番。ということで、練習走行の順番は直ぐに回ってきた。
ひさびさのコースジムカーナということで、おっかなびっくりのスタート。

1速の出番がかなり多いコースなので、加減速の度合いがかなり大きい。
普段は燃費走行に徹している弊害か。体を慣らす意味で、元気良く走ってみる。
しかし・・・完熟走行で思った以上に、ギアの選択が悩ましいことに気づく。
1速で頑張るか、さっさと2速に上げるか、全体的にかなり悩まされる。

1本走り、感触を再検討する。全体的に、リアのグリップが高すぎて
向きを変えづらく、自分のスタイルで走れていないような気がする。
なので、リアの空気圧を 0.1kg/cm2 上げ、バランスを少し崩してみる。
同時に、前後共に減衰力を1上げる。

休むまもなく、直ぐに2本目の練習走行の順番がやってくる。
余裕がないわけでなく、かつヒマなわけでもない。いいインターバル。

1本走ったお陰で、感触が若干戻ってきた。2本目で、さらに動きを検討。
まだ、自分のスタイル的にはリアのグリップが高すぎる感じがあるので、
さらにリアの空気圧を 0.1kg/cm2 上げる。

ついでに、フロントの減衰を2段戻し、リアの突っ張りを誘う。
AB コースでは積極的に向きを変えていきたいため、リアが突っ張るのは歓迎。
だが、それに合わせてフロントまで突っ張らせても意味がない。また、
加速時にすばやくリアに荷重が行ってほしいので、こんな感じとする。

あっという間に、3本目の練習走行。インターバルはたったの 45分だ。
午前中にもう1本練習できるんじゃないか・・・という勢い(笑)

一応、これが最後の練習走行なので、さっきまでの設定変更を確認。
だいたい、自分のスタイルとしては良い方向に動きが改善された。
うん。これで、設定は良しとする。

さて・・・設定は良いのだが、あとは走り方の問題である。
相変わらず、最初のS字で、1速と2速の選択が上手く行かない。
まだ、事前にギア変更点を理解して走っている状態ではないので、
たたでさえ入りにくいギアを無理矢理叩き込んでいる場面が多々あり・・・
至るところでガーリガリ鳴らせっぱなしという感じになってしまっている。
ミッション、相当痛んだだろうなぁ・・・ミッションオイル交換しようかなぁ。

ともかく、これで練習走行は完了。
結果を居て、とりあえずの目標を立てることとした。
午前中で見ればK3クラス3位。しかし、いつものことながら
TTW は午前中の三味線率が高い。なので、これを維持できるかどうか
難しいところだ。そう、いつだってそうなんだよ・・・昼から落ちていく ;_;
とは言え今回、強豪は K2/K1 クラスに集中しているから、今回については
このままの調子を維持できれば、3位は無理な目標ではない。頑張る是。

11時半過ぎに、昼休みとなる。本走行は昼からだから、時間は山盛りある。
名阪Eコースまでちょっと見学に行く。

その際、気になったこと。
名阪E横にあった、猪の檻が取り壊されていた。
誠に残念なことに、跡地はアスファルトで綺麗に整地されており
檻の痕跡すら残っていなかった。・・・どこに消えたの、猪?

さて、話を名阪Eコースに戻す。



パドック側はクルマで一杯・・・
(話によれば、今日は Fr. 戦だそうだ。クルマが多いわけだ)
なので、通路横の駐車スペースに停めようと考え
見ると、なーんだか見慣れた白 CR-X が・・・



って、いりすさんかぁ。名阪でよく会いますなぁ ^_^;
その横にカプを止め、歩いてパドックへ。

パドック下には、やっくり夫妻&前田さんのシティー、ならびに御3名が。
挨拶&状況確認。そう悪くもないようだけど、なんだかむづかしそうな感じ。
こちらのほうも状況を報告する。がんばって、表彰台は確保しなければ。

話のついでに、前田さんの VAIO U を見せて頂く。
重さのバランスがよく、両手で持ってポインティングデバイスを操作しやすい。
標準装備のポートも、USB×2&LAN という選択が、得点の高いポイント。
(無線LAN は装備していたっけかな?装備していれば better ・・・)

・・・しかしやはり、キーボードの使いやすさという点では、かなり辛い。
元々、快適にタイピングすることを狙って作られている機械ではないので、
キー入力については、しょうがないと言えばしょうがないのだが・・・。
第一印象の結論としては、キー入力をさほど重視しない携帯用途であれば、
なかなか良い案配で使えるのではないだろうかな?ということで ^_^

VAIO U に気を取られている間に、コース上を走行していたクルマが一台、
あの場所へと軽く吸い込まれていったらしい。車種は・・・白い S15。
今度は日産の FR かぁ・・・日産好きだなぁ KURO ちゃんも(笑)

引き続き、パドック上に上がって、いりすさん探索。7秒で発見(笑)
今日は参戦でなく、応援ということらしい。スペアのドラシャ入手がキモ?

一通り目的は達したので、AB コースに戻る。
昼飯をがつがつ食い、ゆるやかな昼のひとときを過ごす。

13時を過ぎ、いよいよ昼からの本番走行が開始。
あっという間に自分の順番が回ってくる。さぁ、いよいよだ。
スタートラインに近づくにつれ、緊張が始まり、鼓動が高鳴りだす。
・・・仕事でも、まぁここまで緊張することはない(笑)

自分の順番。前走車がトラブルなく終盤に差し掛かるとともに、旗が振られる。
一呼吸置いてから、落ち着いて 4500rpm 前後でクラッチを接続し、スタート。
(うちのクルマだと、5000rpm ぐらいがジャダーを起こさない上限である)。

スタートのほぼ直後、内周に入るところに作られたシケインを抜ける前に
2速に上げる(その際に抜いたアクセルで、ついでに向きを変えていく)。
続く左ヘアピンは、無理をしない。早めに1速にもどし、インベタでクリア。
次の右ヘアピンまでの中間地点で2速に上げ、直線的にアウト側に向いて走る。
少し深めかな?というところまでブレーキを残してから、おもむろに向きを変え
出口付近に CP を取りつつ、加速重視で内周上の右カーブに向けて全開加速。
さて・・・ここのカーブで、アクセルをワイドオープンして曲がっていくと
リアの上下方向の暴れが発生し、トラクションが若干落ち着かなくなる。
どうも、路面に起伏があるような・・・気がする。加速の無駄が出た。

内周上のコーナーは2速のまま。早めに軽いブレーキを入れ、フロントを食わせ
あまりアウトに膨らみすぎないように注意しながら、最短経路で内周右へ。
このコーナーを出てから、ある程度早めに3速にシフトアップしておく。

内周右にあるヘアピンは、路面の色が明らかに変わるポイントがある。
この色が変わる部分に差し掛かるまでに、3→2→1までシフトダウン。
そのペースで減速すると、丁度曲がりやすいぐらいに荷重が前に乗ってくる。
1速でクルリとターンし、アウト一杯に張り付いて全開加速。すぐに2速。

続く右L字カーブは、若干フロント荷重にして曲がる。しかし、ちょっと
荷重を前にやりすぎて、ケツが流れ気味になる。そこまで前荷重やらなくても
曲がれそうな気もしないでもない・・・ここは、ちょっと研究してみたいかも。

そのまま、内周から飛び出すパイロンの束に突入。
出口のコース幅に余裕があるようで、でも実際は余裕がないので
十分に減速し、1速に落としてストップ&ゴー的に曲げていく。
すぐに2速に戻し、内周の山は2速のままで曲がっていく。

最後の難関、外周での 180度転回部分。色々と攻め方を考えてみたが
ここは、頑張って攻めれば攻めるほど失敗になるような気がしてきたので
早めに減速を完了し、1速で進入してグルッと丁寧に回っていく。
4時〜3時の位置まで回り、出口のパイロンと規制パイロンの間に
一筋の隙間が見えた時点で、アクセルをベタ踏み。全開加速 Fire!

外周奥の右コーナーは、アクセル全開だと暴れだしそうな気がして怖い。
ということで、失敗しないよう、軽くブレーキを踏んで姿勢を整えつつクリア。
そのまま加速して3速に入れ、最終コーナー手前で2速に落とし、姿勢作り。
ここは難しい。練習走行で積めていったけど、まだ少しブレーキが余り気味。

進入→方向転換のブレーキで軽くケツを流しつつ、姿勢を立ち上がりで整え
少し外側に膨らむラインから、5本のパイスラセクションへ突入する。
パイロンに入り、うっかりスピードを上げすぎないよう注意しつつ、
少しリズムを崩しながら、よっこらせっとクリア。暫定3位。

そんな感じで、まず1本目が終わった。改善すべきところは一杯ある。
・・・何より、午前の1本目の練習走行から午後の本番走行1本目までずっと、
突っ込み量を多くして、ムチャかな?と思えるような走り方をするほど

タイムがどんどん上がっていく

という、正直なところ、かなり情けない経緯がある。
Sタイヤの「コジる」走り方を忘れてしまっているようだ・・・。

というわけで、2本目は最終コーナーの突っ込みを改善。
また、1本目で無理しすぎたところを、若干早めに対処するように修正。
それ以上のことは怖くてできなかったが、それが候を奏したのか

0.8 秒 up で、暫定1位に躍り出る。

思わず出るガッツポーズだが、その後、1本目で暫定1位/2位だった
竹浪さんと三宅さんに再逆転されてしまい、やはり3位に終る。
三宅さんとの差は、0.09 秒。・・・チクショウ! ;_;

まぁ、それでも入賞だから、良しとするか。

恒例になった、終了後の水掛け会。
サクサクと"水パイロン"を量産する原田さんに倣い、仕掛けを作る。
逆さまにして水を満たしたパイロンをコース上に置くと、内村さんが氷を入れる。

・・・



上記写真は、水パイロン(氷パイロン)の、ほんの一部でしかない。
表彰台の周辺に、膨大な量がセットされた水パイロン・・・恐ろしい。
というか、こんなモノの準備を手伝うのが楽しい自分が恐ろしい ^_^;

結局、このパイロンのふりをした水凶器(?)共が牙を剥いたのは、
K5 ならびに K3 〜 K1 の表彰式。1位の人が次々と餌食となっていった・・・
まぁ、こういうお遊びを余裕で許してくれる TTW って、いいよね。



フリー走行の時間があったので、3本だけに限定して走行。
練習走行、ならびに本番走行にて、いま一つ突っ込み切れなかった部分で
バンバン突っ込んでみる。内周セクションについては、9割ぐらいのチカラで
走れていたかな?という感じがあったが、外周においては、グリップの見切りが
かなり甘かったということを、改めて知ることとなった。

たとえば外周奥の右カーブなど、ブレーキなんて全く踏まなくったって、
単なる軽いアクセルオフだけで、充分に余裕をもって曲がれることがわかった。
フロント/リアタイヤとも、まだまだ十分にグリップの余裕があったのだ・・・。
最終コーナーだって、進入で突っ込もうと思ったら、もっと突っ込めた・・・

本番走行では「失敗したら終わり」だから、守りに入ってしまっていたが
もっと攻撃的に走っていかなければ、一皮むけることはできないと思い知った。

シクシク。

そう・・・パイロンならば膨らむことに規制がないから思いきり突っ込めるが、
コースは外側に物理的な規制があるからなぁ・・・本能的に抑えちゃうのかな ;_;

本日の結論。K3 クラス1位との差は、0.4 秒前後であった。
フリー走行での感触を考えれば、2位ないしは1位は充分に射程距離内だった。
相変わらず、本番に弱い男。返す返すも、無念無念である・・・



片付けが終ったので、名阪Eに行ってみる。
こちらも、走行は一通り終わり、撤収に入っている状態のようだった。
いりすさんからいろいろ話を聴く。やっぱ公式戦は、それ自体が戦いだなぁ。

その後、やっくり夫妻&前田さんのところへ挨拶に行く。
前田さんとやっくり嫁さんが、シティの向こう側に置いてある赤アルトの横で
なにやら喧々諤々の論争をしている。シティの手前では、やっくりダンナさんが
黙々とシティーで詰め物パズル。聞けば、タイヤが8本詰まれているそうな。
は、8本・・・そんなに積めるとは。すごいとしか言いようがない・・・ ^_^;

さて、前田さんとやっくり嫁さんは、今日の走りについての
反省会か何かでも、されているのかと思ったら・・・

AIR のストーリーの解釈についての話だった。

なんとなく面白そうだったので、首を突っ込んでみたら
またもや前田さんから、巨乳好きの話で突っ込まれる(ウッ)

んまー、現実的にはAでもBでもCでもなんでも良いのですが、あくまで
マンガ絵にシンボリック性を求めつづけると、巨乳に落ち着くのですよ(?)
(「ロボットポンコッツ」の乳進化の過程を見るまでもなく、って例がアレか)
だからといって素朴な童顔と組み合わせるのは人間的に問題アリですか?(涙)

しばらくソッチ系の話が続いたのち、場所をジョイフルに移す。
ジョイフルでは、斎藤さんに敗れた原田さんが、
泣き疲れて(?)眠っていた。

21時過ぎまで居眠りしながら話を聞き、帰宅の途に。
半分居眠りしながら運転している私もどうかとは思うが、それ以上に
酔っぱらいみたいな運転してる奴ばっかりで、ブチ切れですよ。
やっぱり、R24 は早朝だけに走るに限る・・・

ガーッと走って、ジョイフルから1時間で家にたどり着き、
一通りの荷物を降ろしたりしてから日記メモを書いて睡眠。
チカレタビー・・・来週、仕事ちゃんとできるやろか?


6/25

EP82 が車検につき、ディーラー(Netz)から代車がやってきた。
もう7年目になるから、乗り換え需要を考えた代車で来るかな・・・
(=スターレットの後継として作られた ist が来たりして)

と思ってたら、やってきたのは

強烈にタバコ臭い、1L のヴィッツだった。

・・・峠の途中にある我が家に 1L ヴィッツ持ってくるとは、
いい度胸してるね、トヨタの営業さん・・・(>_<)

案の定、EP82 のメインユーザーであるところの母は
「ホンマに走らへんねぇ、ヴィッツって。こんなんいらんわ」
と、酷評モードに入ってしまった。せめて、1.3L か RS を持ってくれば、
ヴィッツに対する目も変わったと思うんだけどねぇ・・・

EP82 のオイルメンテ記録。57686km で交換(キャッスルSL)。


6/27

帰宅後、何かと外れがちなシフトノブの改良。

SimoniRacing のシフトノブは、汎用性が高く作られているため
RAZO のノブのように、8mm/10mm/12mm の三種類のカラーが入っているという
ものではなく、先端が鋭利に尖った3つのイモネジを使い、シフトレバーの軸を
ノブの中央に深く開けられたバカ穴の中心に固定するように、作られている。
確かに、この方法を使えば、イモネジの捩じ込み量を調整すれば、
いかなる径の軸にでもマッチングさせることはできる。

しかしこの方法、発想は良かったのだが、完成度の点で問題があった。
先端が鋭く尖ったイモネジは、シフトレバーを操作しているうちに
若干柔らかいシフトレバーの軸へ、どんどん食い込んでしまうのだ。
そうなると、シフトレバーの軸をしっかり保持できなくなり、ガタが出てくる。

シフトノブって、実は結構チカラがかかる(私がヘタってのもある)部分であり、
1〜2週間に一度ぐらいは、イモネジの食い込みによるガタツキに悩まされる。

今までは、とりあえずガタついたら締め直すという対策をしていたのだが
先日の TTW にて、出走直前にガタつきが出てしまい、出走待ちの行列中に
慌ててイモネジを締め直すというトラブルが発生してしまったので、
そろそろ本腰を入れて直さねば・・・と思い始める。

といっても、対策方法は簡単。
先端が鋭利だから食い込むのであって、削って鈍らせれば勝ち。

早速、イモネジの先端を数mm ほどリューターで削り落し、
何をどうやっても、シフトレバーに食い込まないようにする。
これで、耐久性が上がるはずだ。対策の効果は数週間後に。


6/29

さて・・・今日はようやく、デフマウント交換。

昼過ぎに起き出して、午前中はマターリ。午後からの交換計画を考える。
スケジュール的には一応、土日を丸々2日使っても大丈夫だから、
今日はとりあえず、デフ降ろし&ブッシュ入れ替えまでが目標。

ただ、今日ですら既に霧雨が降っている状況だが、明日は天候が悪化して
場合によっては大雨になることもあるらしい。なので、さっきの予定は
最悪スケジュールとして、できれば前倒しで進めていきたいところ。

昼過ぎに、交換用の道具などを買出しに出かける。
まずは・・・デフマウントを打ち込むための、内径 60φの適当なパイプ。
色々探してみると、醍醐のコーナンにて、水道管の端にはめこむ塩ビ製の蓋で
内径がピタリ 60φっていうお誂え向きな道具・・・いや、部品が見つかった。
水道管用なので、肉厚が 2mm ほどあり、結構頑丈。打ち込みに使えるな。

ついでに、水道管関連の資材を見てみる。すると、内径40φ程度の
水道管保温用(冬季の凍結を防ぐため)の発泡ウレタン製筒状フォームが
見つかった。切り込みも入っており、ロールバーパッドの代用として使える。
やったぁ・・・このフォーム、さんざん探して見つからなかったものだ。
コーナン素晴らしいぜ。これでロールバーまわりが綺麗になる。

思わぬ掘り出し物もみつかり、ホクホク顔で帰宅。
帰宅中、チラッとオドメーターを見る。オイル交換してから 3300km ほど。
以前なら、確実に劣化っぽいノイズ音などがブリブリ聞こえてくる距離だが
今回は 3300km を越えても、エンジンオイルは劣化した様子を見せない。

TRUST F3R は本当に耐久性が高い。何度交換しても、3000km では劣化感なし。
うーん・・・廃版になってしまったのが、惜しくてしょうがないオイルだ。
というわけで、今回の交換用には、Mobil1(5W-40)を購入してある。
以前は、3000km も走れば、ガスガスした感じが浮かび上がってきたオイルだ。
SL 規格になるまでは、Tri-synthetic としてエステルが混ぜてあった。
これは高温での性能が良いが、耐久性は低いものだったらしい。
今回、SL になったことで、耐久性の低い成分が取り除かれた(ようだ)。
果たして今の Mobil1は、どこまで性能と耐久性を持ちあわせているだろうか?

15時半頃に帰宅。ちょっと休んでから、デフ降ろしに入る。
天候は、相変わらずの霧雨状態。本降りにならないことを祈る・・・

さて、デフ降ろしだが・・・今までは、マフラーを外して降ろしていた。
しかし今回、純正パイプ+PERICIA マフラーという省スペースタイプ(?)の
エキゾーストが装着されているので、ひょっとしてマフラー回りを外さなくても
デフが降ろせちゃったりする?と、クルマの下に潜り込んでから考える。

ものは試し。マフラーを外さず、スタビだけを外してデフ降ろしに挑戦。
すると、挑戦なんていうレベルの話にもならず・・・問題となる干渉も起きず

デフは、いとも簡単に降りてしまった。

ううっ、いままで真面目にマフラーを外して作業していたのに・・・ ;_;
(注:純正よりもパイプ径の太いマフラーの場合、ダメかもしれません)

結局、小一時間程度でデフがゴロリと降りる。
(いつもは、マフラーの吊りゴムを外すのに時間が取られる ^_^;)
こりゃ調子がいいや・・・ということで、その場でデフマウントの打ちかえを
進めようと画策し、プーラーの類をクルマの横に持ってきて、作業開始。

つまるところ、手持ちにある小さめの2つ爪プーラー(100mm)を
デフの後ろ端に掛け、外径 49φのソケットを挟んで締め付けようと試みる・・・
しかし残念なことに、49φのソケットは結構長く、プーラーの爪の長さが
全然足りなくなってしまった。デフマウント付近のデフフレーム(?)の厚さも
ものすごく分厚いというのも敗因の1つ。少し苦闘してみるが、無駄骨。
どうやっても、もっと大型のプーラーがないとダメみたい。

しょうがないので、雨が降っても安全な玄関先に、デフやら工具やら一式を
移動し、カプの回りから工具をすべて撤収してから、ウマから下に降ろす。
デフマウントの打ちかえは今晩中に行い、積み込みは明日行うというところか。
デフを室内に仕舞いこんだころ、いよいよ少し強い雨が降ってきた。
ここで一旦撤収したのは、丁度いいタイミングだったかな・・・。

EP82 を借り、生活道路である裏手の峠を越えて STRAIGHT へ工具の買い出しに。
時計の針は、既に 18時を回っている。いくら夏至を過ぎたばかりとはいえ、
この時間になると薄暗くなってきて、少しづつ視界が狭くなりはじめる。

その所為か、中央線が引かれていない、狭い峠のブラインドコーナーで
平然と中央付近を越え、対向車線となる内側に切込んでくるクルマが多数。

・・・一方通行と、勘違いしてる?

カプだったら減速せず、その内側へ強引に突っ込んで行けるのだが、
EP82 だと 22cm ほど横幅が広いので、あんまり無理はできない。
充分に減速し、怒りのクラクションを併用しつつ、スルスルと抜けていく。
迷惑なので、対向車が居ることを考えられない人は、狭い峠道を通らないで・・・

ほどなく STRAIGHT に到着する。夕方に行くことが滅多にないせいか、
店長に「こんな時間に珍しいなぁ」と言われた。今回は準備不足。
早速、150mm の2ツ爪プーラーの他、少し大きめのタガネ、および
スライディングハンマー(\2.5k)を買う。スラハンは衝動買い ^_^;

さっさと帰宅し、引き続いてデフリアブッシュの抜き取り。
49φのソケットを旧ブッシュの枠にあてがい、150mm のプーラーをセットして
グリグリとネジっていく・・・



が、ブッシュはビクともしない。

そのうち、プーラーが曲がってくる(汗)

お、おいおい、、、いくら固着していると言っても・・・

膨張させたら行けるか・・・と思い、ホットエアーガンで炙ってみたり
衝撃荷重を与えたら抜けるか・・・と思い、ソケットを 2kg ハンマーで
ガンガン叩いたりするが、それでもまったく抜ける様子がない。
うーん、これは後回し・・・先に、デフキャリアー側をやろう。

デフキャリアーのほうは、デフリアマウントと違い
プーラーの爪をかけるような、キャリアー側のフランジの余りが存在しない。
(デフマウントから出ているフランジのほうが、キャリアーの円環部より大きい)
しょうがないので、ウマの上にデフキャリアーの円環部の端っこを乗せ、
デフマウントが刺さっている 50φの 穴ポコの中に 49φのソケットを置き、
2kg のハンマーにフルパワーを込め、容赦なくガンガンどつき回す・・・
するとうまい具合いに、デフマウントが少しずつ抜けてきた。

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアッ!燃え尽きるほどヒート!
君がデフキャリアーから抜け落ちるまで、叩くのを止めないッ!


工具鋼で作られた強靭なソケットコマの上端面に、ハンマーによる叩き跡が
大量に付くまで抵抗していたが・・・左右のブッシュは無事、両方とも抜けた。
押忍!彼奴は、最後まで見事な戦いぶりを見せておりました!敵ながら天晴!

デフキャリアーにぽっかり空いた 50φの穴の内面についたサビを
#100 の紙ヤスリで軽く落としてから、今度は新品のブッシュを打ち込む。
例の、塩ビ製打ち込み工具をデフマウントの上に起き、再びハンマー攻撃ッ!

ドラララララ(中略)ララララララァァァァッ!

少しずつ変形していく塩ビ製の蓋。持て、最後まで持ってくれッ!
結局、1コのブッシュの打ち込みを完了し、あともう1つのブッシュを
残り 3mm というところまで打ち込んだところで・・・

彼(塩ビ蓋)は、轟音とともに砕け散った。


塩ビ蓋の誇りにかけて、身体中の随所にヒビが入りながらも
最後の最後まで円形を崩さなかった彼に、敬礼・・・

だが、この程度のことではくじけぬ!

残った破片を掻き集め、布粘着でグルグル巻いて円形を保ち、さらに打ち込む!
最後の最後は、ソケットレンチを淵に当てェッ!ハンマーで殴り抜けるッ!

俺はもう、何をやっているのか不明!ただ機械のようにハンマーを振り下ろし!
この鬼畜ブッシュを奥まで押し込み、我が戦友・塩ビ蓋の敵を取るのだアアアッ!

(ここ、見開き2ページを真っ白にして、中央に数滴のインクを垂らす)





・・・てな感じで、デフキャリアーのほうの打ち込み作業は、ともかく完了した。
後に残ったのは、砕けた塩ビ蓋。うーん、2つ買っておけばよかったな。

さて、残る問題は、デフリアマウントのほう。
気分転換に行ったデフキャリアーのほうの打ち込みは完了したが、
そこから得られた抜き取りの know-how なんてものは、何もなかった。
ただ、猿のようにハンマーを振り続けることぐらいしか ^_^;

結局、再びプーラーを掛けたりハンマーで叩いてみたりしたが、
やはり完全に固着したデフリアマウントには、全く歯が立たない。
そのうち、リアデフマウントの中心の軸が、少しずれていることに気づいた。
んんっ?なんだこれ?なんで軸がずれてるのかな〜?

再びプーラーを掛け、プーラーの軸をデフマウントの中心の軸に直接当て
クリクリと軽く押し込んでみたら、なんの抵抗もなくズレはどんどん広がっていき
そのうち、中央の軸がポロンと取れてしまった。あっけなく。



こっ、こんな状態だったんだ・・・今の今まで(大汗)
(注:写真は、周囲の鉄枠をデフからモギ取ったのちに撮影しています)

つまり、中心軸と周囲の鉄枠の間のゴムのクラックは極大に達しており、
全然まったく繋がってなかったのね。知らぬが仏ってやつだなぁ・・・

・・・てなわけで、中心の軸がなくなって、鉄枠だけになったマウント。
ならば、この鉄枠を叩き切る!覚悟せい、悪党め(謎)!

金ノコを持ち出し、ズイィーコズイィーコと鉄枠に筋を入れていく。
ある程度、鉄枠に深めの筋が入ったところで、その筋にタガネを当てて
ガスガスとブッ叩き、深い切れ目を入れる。

さらに、その切れ目とケースの間にマイナスドライバーをあてがい、
ガッツンガッツンと叩いて、大きめの隙間を入れる。

・・・これで、少しは締め付けが緩くなったか?ということで、
再び外枠にソケットコマを当て、容赦無くガンガンとどつき回すと、
今度こそ、いよいよ少しずつ鉄枠が抜けてきた。

おおっ!?こいつはイケるかも!?

その、ほんの僅かな変化に明らかな勝利への道筋を感じ、
1分ほど、ハンマーを振り振りしてプロレタリアートな時間を過ごす。
やがて、鉄枠は全てを観念したように・・・スルリ、とデフから抜けた。

万国の労働者諸君!
我々の時間を搾取していたスリーブは、今敗北した!

ウッシッシ。これでもう、勝ったも同然!

デフキャリアーのマウント打ち込み部内面を #100 の紙ヤスリで軽く清掃し、
新品のブッシュを打ち込む。抜く方があれだけ大変だったら、打ち込むほうも
相当大変なことになるんじゃないか・・・と、少し心配していたが、
案ずるより産むが安し・・・って感じで、打ち込み作業は実に簡単。

最初にハンマーで殴り、若干だけハメたあとは、
プーラー+電動インパクトの文明的パワーで押し込んでやれば、
あっという間にグイグイと奥まで簡単に入っていく。スンバラシイ!
適当な位置までブッシュを押し込み切り、1分で圧入完了。

教訓:古いブッシュに容赦は不要。ぶった切って取るもんだ。



てなわけで、異常なまでに消耗の激しかった、デフ交換・・・
さて、明日はデフ Assy の積み込みだ。風呂に入って、少し早めに就寝。


6/30

朝から天候は優れないが、ひどく降っているわけでもない。
この天候が悪化しないうちに、デフの積み込みを行ってしまうことにした。

積み込み自体は至極簡単。ジャッキでデフ Assy をヒョイと持ち上げて
ポッカリと空いているリアの空間にデフを放り込み、固定するだけ。
締め付けるネジの数が多いので、多少面倒ではあるが・・・

おっと・・・忘れる前に。デフをはめこむ前に、燃料タンクの外側に
若干見えていた赤サビに向かってNoxudol300 を吹きつけ、サビ止めしておく。
デフを乗せると隠れて見えなくなってしまうので、今のうちにシッカリと。

防錆が終わったら、あとは先述の手順に従い、デフを所定の位置にはめこみ
全てのボルトにスレッドコンパウンドを塗りながら、規定トルクで締め込む。
デフフランジのナットの締め付けが面倒くさい(サイドブレーキを引いて固定し、
緩めてちょっとフランジを回し・・・の繰り返し)が、ここは確実に作業を遂行。

ただ、簡単簡単〜なんて調子に乗っていたのがマズかったか、ボルトの締め付け中
手袋をはめないまま作業していたせいで、指につまらない負傷を負ってしまう。
締め付け中にレンチが滑ってしまったせいだ。趣味は安全第一でヤンス(涙)



デフはあっけなく乗ってしまったので、ついでに周囲のボルトも増し締め。
サブフレームとフレームを結合している M12 のボルトのうち、アンダーフロア側の
ボルト4本にトルクレンチをあてがい、ギュッと締めつけてみる・・・と、

ヒョロリ、と簡単に廻った(汗)

ん!?これまた、こんな所が緩んできているとは・・・
規定トルクが判らないが、だいたい 7kg ぐらいかな?ということで、
トルクレンチを 7kgm に設定して締め直してみる。と、やっぱり廻る。
結局、4本全てにレンチを当ててみたが、7kgm で廻らなかったボルトは
1本もなかった。ううっ・・・メンテ抜けだ。情けない ;_;

増し締めが終わったら、最後にリアスタビを装着。
ブッシュの内面のグリースをよく拭い、新たにシリコングリスを塗り込む。
ちゃんとグリスを塗っているのに、スタビとブッシュの当たり面の塗装は
まだらに剥げてしまっているのは悲しいかぎり。



さて・・・デフ積み込みが終了したので、ついでに油脂類を交換。
デフオイルはまだ大丈夫だが、E/G オイルは定期交換の時期。
さらに、ミッションオイルも elf TRANSELF に戻しておく。

ウマをリアからフロントへと噛ませ直し、最初に E/G オイル交換。
しかし今までなら、ベルハウジング下まで、カムカバー付近から漏れた
E/G オイルが落ちてきていたものだ。今は1滴のオイルも見当たらない。
すばらしい。そのお陰で、ベルハウジング付近は綺麗に保たれている。

面倒だったけどカムカバーガスケット交換しておいて良かったよなぁ〜と
思いつつ、古い E/G オイルを抜き、オイルフィルターも交換する。
コーナンで \580。また、コーナンに行って買出ししとかないと。
最後に、Mobil1 5W-40 を 3L 缶からトクトクと全部注ぎ込んで終了。

続いて、ミッションオイル。アンダーフロア中央のガードを外し、
オイルを抜く。抜けてきたオイルは、パッと見た目は綺麗なものに見えたが
オイル受けに落ちたオイルを見ると、シンクロから出た粉が大量に浮いていた。
慣らし初期のデフオイルみたいな感じ。まだオイル交換してから 2500km なのに。
MOTUL MOTYLGEAR も、カプのミッションとの相性としてはもう1つでしたな。
(・・・あるいは、MOTUL GEAR 300 なら、少しは変わっていたかな?)
漏斗を使い、落下法で elf TRANSELF を注ぎ込み、交換終了。

ついでに・・・ということで、フロントサブフレームを下側で固定する
ボルト4本を確認したところ、やっぱり緩んでいた(涙)
リア同様、7kgm でガッチリと締め付ける。



以上で、メンテナンス作業は全て完了。
全身汗まみれになったので、ザッとシャワーを浴びていると
それまで霧のようだった雨が、大きな音とともに強く降ってきた。セーフ ^_^;

少々遅くなった昼飯を食ってから、試走・・・に出かけるが、
休日の昼を過ぎているため、街全体がサンドラで溢れ返っている。
そのため、クリアラップは取れなかったが、確実に判ったことが2つあった。

1つは、デフの唸り音が猛烈に聞こえるようになったこと。
音が聞こえる・・・を通り越して、フロア全体が共振する -_-;
何か壊れたのか?とビビッてしまうぐらい。快適性を著しくスポイル(涙)

もう1つは、上記の代わりに、アクセルの動きに対する車体のレスポンスが
猛烈に良くなったということ。今までとは全く異なり、アクセルの踏み加減を
変えた瞬間に、加減速感がピッタリとついてくる。ものすごく気持ちいい。
また、ラフにクラッチミートしても、デフが「ドゥン!」と踊る感じがしない。
その代わり、ボディ全体にその衝撃がまるごとやって来たりするが(笑)
(逆に言えば、今までがどれだけダルだったかっていうことだ・・・)

とにかく駆動系全体がソリッドになり、あらゆる無駄が消えた。
これは正直なところ、走り方面には利点になるだろう。

てな感じで、「デフを支える性能」は、なかなかたいしたものだ・・・
唸り音もものすごいが。とにかく四六時中「クゥオオオオオオー」という音が
後ろから聞こえっぱなし。また、3速で加速していく際、4000rpm ぐらいで
フロア全体が「ボーボー」と共振し、エンジン音や排気音とは種類の異なる
奇妙な周波数の爆音が、後ろを中心に大きく聞こえてくるようになった。

最初、爆音マフラーを装着した中排気量ターボ車にピッタリくっつかれて
ガンガン扇られてるのか?と勘違いしてしまったぐらいだ(笑)

それにしても・・・強化ゴムでも、この騒がしさである。

ウレタンブッシュなんか入れたら、どうなることか ^_^;

試走ついでに立ち寄ったホームセンターで、ロールバーパッドの代用品を購入。
帰宅してから、ロールバーパッドをまき直したりしているうちに
日が暮れる。今週の作業は、これにて終了。

追記:

たまたま、隣の家の人が買ったばかりの MOCO(日産)を
試運転させて頂ける機会に恵まれた。スズキ MR ワゴンの OEM だ。
運転したモデルは、NA。考えてみれば、初めて運転する軽の NA だ。

個人的には・・・かなり期待していたのだが・・・ ;_;

まず、何が問題といえば、ブレーキ。泡を噛みまくっているかのように
何の踏み心地もない。停車時に踏み込んでいると、ずももも・・・と、
抵抗感のないブレーキペダルが、果てしなく奥に入り込んでいく ^_^;
故障しているのかと思ったぐらい。実際は、走行中に踏み込んでみれば
ストロークでブレーキの強さは調整できるのだが、制動力の強さと
足に戻ってくる反力に何の関連性もないので、やりにくいことこの上ない。

足回りと言えば、乗り心地優先であるが故にそうなっているのかもしれないが、
何の腰もない、ヘニャヘニャのフニャフニャな足。伸び減衰がしっかりしていれば
いいのだが、伸びも縮みもヘナヘナなので、フラフラと意図しない動きばかり。
ウォーターベッドの上に居るような感触。運転に集中できない。

また、E/G は・・・しょうがないとはいえ、登り坂でパワー無さすぎ。
平坦地ではまだしも、うちの近所にある登り坂では、全然加速できない。
パワー/トルクと比べ、車重があまりにも重すぎるようだ。

さらにいえば、モノフォルムというデザインを優先するがあまり、
あまりにも寝かされたAピラーが、視界の確保を大幅に妨げる。
山坂道の緩い右カーブを走っていたら、Aピラーのせいで
カーブの先がまったく見えないことに気づく。

・・・三本氏じゃないが、

Aピラーが寝すぎなんじゃないですかねぇ。

三角窓は要らないが、Aピラーはもっと立ててくれないと危険だ。

・・・てなわけで、大変に申し訳ないが・・・
平坦な市街地以外、とてもまともに乗れたクルマではない。
というのが、今回受けた印象。室内スペースは広いし、見切りもいいから
町中の買い物グルマとして使うのはいいけど、それ以上は・・・

あれと比べたら、ライフダンクは充分にスポーティー。
なんというか、世の中の現実が少しは理解できた一瞬だった。