▲ トップページへ戻る

Cappuccino 日記(2003/10)

▲前の月へ 次の月へ▼

指定日の日記へジャンプ → 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 16 18 19 26 29 30 31
10/4

今日から 13日まで、おもいっきり遅れてきた夏休みがやってきた。
この休みでは、キョウセイと雁ヶ原以外に、遠出する予定は特になし。
いあ、何処かに行きたくないわけじゃなくて、予算がなかったってのが真相。



行楽の予算がないので、少なくともこの土日は、家でのんびり過ごす予定。
適当な時間に起床し、平日と比べたっぷりと挟み込まれた新聞広告を見ながら
朝食を食う。詳しくチェックするのは、ホームセンターと電気屋の広告である。
もちろん、目的は「特売品」。平生から欲しかったものが安く売られていれば
いいなぁと思いつつ、期待しない商品ばかりが並んでいてガッカリすることが
ほとんどなのだが、今回は違った・・・ついに、幸運が巡ってきた。

"KX-GT60V \69,800.-(ポイント 20% 還元)(台数限定なし)"

パナの CD ナビの最終バージョンにして、機能面で最強と誉れ高い機種。
現用している NV-321 に FM-VICS ユニットを装着するか、もしくはコイツに
買い換えるか、どうしようか・・・と、ここしばらく悩み続けていたのだが
この商品が広告に掲載された時点で、価格的に勝負がついた。

(なお、CD ナビに固執する理由は、地図の更新コストを考えてのことである。
ナビ研S規格対応のナビならば、ゼンリンが倒産しないかぎり更新版が出るのも確実)

kakaku.com で調査した KX-GT60V の最安値は、ほぼ \59k。それと比べて、
ポイントによるキャッシュバック分を考えると、遜色無いどころかむしろ安い。
さらに、クレカで決済することができるので、ボーナス月払いでの購入が可能。

・・・どこをどう考えても、コイツを今ここで買わない理由がない。
欲しいものを手にいれるための条件が揃いすぎた。わかった。俺の負けだ。

というわけで、飯を食ったあと、殺虫灯の青白い光に誘われる蛾のように、
フラフラとした足取りでヤマダ電機に向かい、スルッと KX-GT60V を購入。
もちろん支払いはカードで、ボーナス月払い。ボーナス出なかったら死亡確定。



購入した GT60V を片手に、売り場を彷徨く。今まで全然知らなかったのだが、
いつのまにか、ヤマダ電機ではカー用品全般を扱うようになったようだ。カーナビ
だけでなく、洗車用品やエンジンオイルまでが売り場に並んでいる。オイルの
値段をチェックする。品揃えは普通で、価格は特別安いわけじゃない。しかし、
AB で買うことを考えるとずっと安いので、DIY 派はここで買うのも良いかも。

オイル売り場で、興味深いものを見かける。CALTEX の 100% 化学合成オイルで
粘度指数が 5W-40 となっているもの。白い缶に CALTEX マークが印刷されている
素朴なパッケージだが、そのせいか値段が安い。4L で \3k 弱だ。同じ粘度の
Mobil1 などは、この価格では買えない。3缶購入しても1万円を切る価格だから
とんでもない粗悪品でなければ、結構リーズナブルで良いのではないだろうか?
(ちなみに、コーナンの特売では、同じオイルが \2.5k で売られていた)



ヤマダ電機を辞したあと、その足で京都東 I.C. へ。ハイカの付け替えのため。
JH のホームページでアナウンスされているとおり、高額ハイカの残金を ETC の
前払金に付け替えるサービスが、10/1 から始まっている。今回、ハイカ販売終了
間際に買った5万円ハイカの残金が残っていたため、 サービスを受けることに。

なお、JH のホームページから、付け替えに必要な用紙を D/L することができる。
これを使うと、一部の欄の記入を省略することができる。無用な混乱を避けるため
先にできることはやっておこうと思い、用紙の D/L と印刷までは済ませておいた。
付け替え対象とするハイカとセットにして、この用紙を料金所脇の事務所に持ち込む。

料金所への入り口であるが、料金所手前でUターンできる隙間があるかどうか
わからなかったため、今回は裏口から入っていくことにした。R1 の横を走る府道と
高速道路のランプウェイが交差するところに、料金所事務所への入り口がある。
(ただし「勝手に入るな」という看板が立っているので、良い子はマネしないように ^_^;)

何食わぬ顔をして交機事務所の前を通り、奥のほうにある JH の事務所へ。
事務所の受け付けに座っていた職員さんに声をかけ、書類を出して手続きを依頼。
それからしばらくの間、数人の職員さんがやってきて、あれやこれやの大騒ぎ。

曰く、「ここでは、はじめてなんですわ〜」とのこと。なんと、京都東 I.C. で付け替えを
依頼した人は、私が最初らしい。それで、なんだか大騒ぎになっているようだ。
交換開始になってから4日目なんだけど、知っている人が少ないのかな。

しばらくドタバタが続いたあと、無事に受理された。まぁ、まっとうなルートで
購入したカードだし。後の処理を依頼したのち、そそくさと料金所を辞して帰宅。



帰宅後、さっそく GT60V の箱を空け、部屋の中で動作を確認。ホームオーディオに
つながっている FM アンテナの配線を抜き、GT60V に接続。電源コードを取出し
実験用の AVR(安定化電源)に接続。電圧を 12V に設定し、スイッチを ON。

当然のことだが、電源は無事に入り、オープニング画面ののち、地図表示が出る。
マニュアル片手に操作を行う。サンヨーの操作系に慣れた人間にとっては、パナは
ちょっとした操作のたびにいちいち警告メッセージが出たりするのが鬱陶しい。
あと、全体的に動作が緩慢な感じがする。サンヨーのほうが、キビキビしている。
慣れるまで時間がかかるかな、と思いつつ、FM-VICS を表示させる画面に進む。
「自動選局」を設定してしばらく待つと・・・渋滞状況を示す表示がパッと出る。

ただし、滋賀県内の表示だけ(涙)

なぜか、山科区内ではNHK-FM京都の電波が弱く、NHK-FM大津の電波が強い。
VICS は電波強度がかなり強くないと受信できないらしく、NHK-FM京都は受信不能。
ううっ・・・山科区は、京都市の一員のはずなのに・・・電波は正直だ(涙)

一通りの動作を確認したのち、クルマへの固定方法を考える。
基本的には、NV-321 を固定していたマウントを流用するつもりなのだが、
NV-321 と KX-GT60V は寸法が結構異なる。GT60V のほうが、縦と厚さは小さい。
しかし、横幅が若干大きい。そのため、NV-321 と同じ位置に固定することが
できなかった。インパネのでっぱりに干渉してしまうためだ。どうしても、
マウントを若干加工してやる必要がありそうだ。しょうがない、明日だ。



ナビ関係の作業を一旦中断し、クルマ本来の作業を開始。
1つは、バンパーの塗装部位をコンパウンドで磨く作業。懸念していた
ボカシ部分の色と艶の繋がりについては、細目→極細コンパウンドで磨いていくと
まったく差がわからなくなった。色についても、ほとんど違いはわからない。
よし・・・成功だ。つまり、塗装の境目については、艶よりもボカシ優先で吹いて
あとはコンパウンドで辻褄を合わせればいいんだな。結果がどうのこうのより、
これでまた1つ、塗装に関する経験値を積むことができたことに、満足。

もう1つは、ウェット時のおかしなフロントの挙動を直すキーの1つとなりうる
フロントトーを調整することができるよう、タイロッドエンドのナット固着を解く
作業。理由はよくわからないが、いつのまにか、タイロッドエンドのナットが
強烈に締まっており、オープンエンドレンチでは緩められない状態に陥っていた。

できればクロウフットレンチを使いたいが、工具の形状が悪く、うまくいかない。
こうなったら、ケミカルの力を借りるしかない。WD-40 を大量にぶっかけて
1時間ほど放置してから、再挑戦。オープンエンドレンチの片方をロアアームに
引っ掛け、もう片方を足で蹴りまくる。最初はまったく緩む気配を見せず、やはり
ダメかなぁっていう雰囲気が漂っていたのだが、そのうちナットは少しずつ緩み、
やがて完全にフリーとなった。成功だ。これでようやく、トー調整できる。
うーん、やっぱりケミカルの力は偉大なのか・・・



一通りの作業が終ったので、部屋に戻って GT60V 装着に先立つ作業を行う。
製作したのは、電源&サイドブレーキセンサーのコネクター。標準添付のコードは
先端がシガープラグとなっているのだが、ウチのカプにはシガーソケットがない。
接触信頼性に難がありすぎるため、アクセサリーは全てギボシで接続している。
というわけで、根性が座っていれば、標準添付コードの先端のシガープラグを
切り飛ばすのだが・・・まだ、そこまで思いきれない -_-;

しょうがないので、近所のホームセンターにて、EIAJ 電圧区分2と4の電源プラグを
購入。材料箱から小さなアクリル板を取出し、GT60V 本体のコネクタ位置に合わせ
アクリル板に穴をあける。径を 6φに拡大し、エポキシ系接着剤をネジ部に塗った
プラグを押し込んで固定。その後、内部構造に合わせて加工を行ったアクリル板を
5枚積層し、標準添付のものと似た形状の電源プラグを作成する。

・・・って、文章で書くと簡単そうな作業だが、実際はいろいろな工具を駆使し
たっぷりと手間を掛け、ようやく実施を完了した作業だった。経験があれば、
アクリル板を積層していくより、ねんどか何かで適当に型を作り、キャストで
作ったほうが早く作れそうな気がしたのだった>ハウジング作成


10/5

昨日に引き続き、KX-GT60V 装着のため作業を継続。

まず、カーナビの FM-VICS を使えるようにするため、カーステのアンテナから
ケーブルを分岐させるための材料を買いに出かける。目的地は、とりあえず SAB。
必要なものは、JASO 規格のメスコネクター、JASO 規格のオスコネクター、そして
3.5φミニプラグのオスコネクター。そして肝心要の、電波の分配器。

店頭に並んだ各種ケーブル商品のうち、必要な資材を入手できる組合わせを探すが
思った以上に高い。JASO 規格コネクターのついた分配器だけで、\1.9k もする。
さらに、分配による損失を埋め合わせるために必要そうな FM ブースターも見るが
これまた高い。たいしたことなさそうなのに、\3.5k。ちょっと、計画を練り直し。
ナビの画面に張る保護フィルムだけ購入して、とりあえず帰宅する。

その後、ジャンク箱の中を漁り、使えそうな資材(ケーブル)を探してみる。
しかし、見つかったものは JASO 規格のメスコネクターだけ。それ以外の資材は
見つからず。うーん・・・結局、高いのを我慢して、商品を買うしかないかなぁ。



分配器のほうはさておいて、ナビ取り付け台の金具を加工。KX-GT60V に合わせ
金具を小型化し、取り付け位置を少しだけ左側にオフセットさせる。骨となる
3mm厚のステンを加工するのは大変だが、強度を得るにはこれぐらい必要。



こんな感じ。なお、金具自体は、1.5mm厚ステンのステーを介し、3mmネジ2本と
強力両面テープを使い、インパネとガッチリ結合してある。ここにナビを乗せて
悪路を走っても、ナビが無駄に飛びはねたりしないことは実証済。

なお、金具作成作業の際、ナビを室内に持ち込んで、ずっと VICS 情報を
表示させていたのだが、これがなかなか面白い。高速道路上の渋滞状況などが
手に取るようにわかる(JARTIC のページよりも、情報の更新はずっと早い)。



丁度このとき、名神高速にて大型トラックの横転事故が起こっていたのだが、
その事故が交通へ与えている影響が、判りやすい形で描写されている。中央付近の
高速上の通行止めマークが、事故の現場。その付近を先頭にして、高速道路上では
長い停滞(赤色の線)ができている。一方、並走する R171 のほうは、それなりに
混雑(橙色の線)が出ているものの、停滞は無く、まぁまぁ順調に流れている。
この情報を見れば、この付近を走行しているとき、どこを走るべきがが判る。
まぁ、停滞に巻き込まれているときも、どこが先頭なのか、一目でわかる。
・・・いやぁ、いつのまにやら、すごいモンができていたんだなぁ>VICS



金具の加工を完了した時点で、日が暮れた。つるべ落とし ;_;
実際にカーナビを固定できることを確認した時点で、本日の作業は終了。


10/6

さて・・・今日は、最終作業。FM-VICS 関係の配線の作成を完了する。

そのために、昨日のうちに計画は立てておいた。まず、分配器については、
手元に転がっていた、家庭用のFM/TV/CS/BS アンテナ分配器を利用。問題は、
この分配器は AM の電波を通さない・・・というところにあるが、とりあえず
VICS さえ使えれば、1620kHz を聞ける必要はない。当面は我慢しよう。

配線については、JASO 規格のオスメスコネクター、および 3.5φミニプラグから
1.5D-2Vの配線が生えたコネクターが必要。これらは「アンテナ配線延長ケーブル」
として入手できるので、これだけを購入する。これなら安価に作成できる。

資材の買い出しに出る前に、金具にナビを固定。電源と GPS 関係の配線を行い、
実際に稼働できる状態にする。また、ブースタの要否を判断するため、試しに
ナビに付いてきた FM-VICS 用アンテナを車両に設置し、受信状態を確認しておく。
アンテナの設置位置は、リアトランク横にあるカーステ用アンテナの直ぐ横。
ガムテープを使って仮固定する。もちろん、走行できる程度の頑丈さで。

車庫で暖機運転しながら、VICS のスキャンをかけてみる。弱電界地域なので
たぶんダメだろうなぁ・・・と思っていたら、84.0MHz の VICS が受信できた。
案の定というかなんというか、やっぱり NHK-FM 滋賀かよ・・・まぁ、いいけど。
とりあえず、弱電界地域でもちゃんと受信できるのだが、FM用ブースターが
なくても、当面は大丈夫っぽい気がしてきた。



さて、準備は完了。小雨の降る生憎の天候の中、SAB に向けて買い出しに出発。

・・・ナビの感覚を確認するより早く、フロントの手応えが一気になくなった
ことに気づく。当然、直進安定性も一気に落ちる。・・・明らかにおかしい。
まだ、買ってから3ヶ月しか経っていないタイヤ。劣化してるとは思えない。
アライメント調整してみたい気分に駆られたが、今は我慢。明日だ明日。



さて、ナビである。GT60V の実力はどんなもんか、と期待していたのだが
正直、遅走りが結構気になる。マップマッチングによる補正もかなり強引で、
GPS だけで、細かいところを走るのは難しいような気がする。オプション設定の
自立航法ユニットは、実はほとんど必須アイテムのような気がしないでもない。
(考えてみれば、GPS の位置情報更新は1秒単位だから、当然の話ではあるが)
それ以外の、ちょっとモタつく操作感などについては、あまり気にはならず。
自宅で使うときには気になるものの、車内ではそれほど気にならない。

VICS については、弱電界の山科はさておき、京都市内まで移動すれば
ほぼ全域で、82.8MHz の NHK-FM京都が問題なく受信できている。これなら、
ブースタは不要っぽい気がしないでもない。とりあえず、今は見送ろう。

SAB 到着後、TV 延長ケーブル(3.5φミニプラグ)と、JASO 規格コネクターの
アンテナ延長ケーブルを1本ずつ購入。ついでに、少し南にあるセコハン市場に
立ち寄り、ブースターの出物を探すが、メボシイものは無し。真っ直ぐ帰宅。

帰宅後、例の家庭用 FM/TV 分配器を使い、分岐配線を作成。インパネを外し
カーステ回りに転がる配線を避けつつ、アンテナ配線を接続。仮固定していた
アンテナを外し、カーナビのアンテナ配線を繋ぎ直して、いざ電源 ON・・・

おおっ、VICS 情報をばっちり受信したよ。

イイ感じ。結果に気を良くして、ついでにカーステ回りの配線を整理。
リアスピーカーへの線など、不要な配線をコネクタハウジングから取り外す。
タダでさえ狭いインパネ内部だったので、配線が1本でも減るとスッキリする。

そんなことをごちゃごちゃやっているうちに、日が暮れてしまった。
急いで、明日(雁ヶ原でのジムカ練習)の準備。タイヤを AD07 に交換して、
荷物を積み込む。目的は、ジムカ練習というより・・・AD07 に慣れることと、
フロント/リアのトー調整、そしてフロントスタビ交換による挙動変化の確認。

あとは・・・ひさびさに、温泉巡りでもしようかなぁ・・・ ^_^;


10/7

というわけで、雁ヶ原に出向いてジムカ練習・・・というか、セッティング出し。
ド平日なので、好きなだけ広場を使える。セッティング目的ならば最適だ。
作業メニューを考えつつ5時に起床し、6時に自宅を出発。

ETC 車載機にカードを突っ込み、意気揚々と京都東 I.C. に向けて走る。
さすがに 10月ともなると、6時ではまだ薄暗い。秋の訪れを実感できるひととき。

交通量の多い R1 を走り抜け、まもなく京都東 I.C. に到着。いつものように
一番右端の ETC 専用ゲートに向けて突撃!と思ったところで、怪しい光を発見。
「ETC 専用」ゲートを飾る紫色の光が消え、代わりに赤い信号が点灯していた。
ううっ、閉鎖されてるやん・・・ゲートの前後には、料金所のおっちゃんが
数名ほどたむろしていた。なにやら、作業をしているようだった。うーん・・・
しょうがないので、通常のゲートを通過し、通行券を取る。

名神を北上後、米原チェックバリアで通行券を手渡し、北陸道へ流入。
最近はずっと ETC で通過していたので、一瞬、手渡しを忘れそうになった ^_^;

普段の週末なら、あまりクルマの走っていない北陸道だが、今日は平日なので
物流目的のトラックやダンプがたくさん走っている。屋根のないトラックの荷台に
多くの荷物が無造作に詰まれ、走行風でパタパタはためいているのが見える。
なんとなく、何が飛んできそうな気はしていた。というわけで、警戒しつつ走行。

そのうち、予想通りに、なにか平べったいものが飛んできた。なんだ!?
大きさは 5cm 程度で、厚さはペラペラ。縦向きに回転しながら飛んできた。
まぁ、言わば超小型版の「八つ裂き光輪」みたいな感じだ。そうだな、
トラックのタイヤでぺちゃんこに踏み潰した牛乳パックっつーところ?

・・・なんて呑気に分析してる場合じゃない。反射的に躱せば良かったのだが
余りの速さに、それも叶わず。八つ裂き光輪は、あろうことかボンネットに衝突。
ガン!という鈍く大きな音を立てたあと、何処かにスッ飛んでいった。

・・・え?硬いモンだったの?

なまじ「牛乳パックみたい」なんて考えていたから、避けなかったのかもしれづ。
背伸びしてボンネットを見るが、運転席からでは何も見えない。大丈夫なのか?
くそう・・・とりあえず、到着してからボンネットを確認しよう。
今は、運転に集中だ・・・。

少し腹立たしい気持ちを押えつつ、ペースを変えずに北上を続ける。
そのうち、再び怪しげなものを見かける。道路の上に、大きな角材が落ちていた。
かなり、ビビりが入る。さすがに角材は難なく避けられたけど、夜間で見えにくい
状況だったりしたら・・・隣りの車線に避けられるだけの隙間がなかったりしたら
上手く避けられただろうか。間違ってコイツ(角材)に乗り上げていたら、たぶん
ボンネットに傷、ぐらいじゃ済まなかったところだ。どうなってんだ、今日は!

その後も、なんか荷物がパタパタしている怪しいトラックとかを見かける。
荷造り甘すぎ。。。二度と同じ目には逢いたくないので、大袈裟に避けまくる。



8時過ぎに福井北 I.C. に到着。ETC カードを手渡しして精算を済ませ、
GS にてハイオクを給油。燃費がよろしくない。不満を抱きつつ、9時に到着。

ボンネットの件が気になったので、さっさと駐車場の片隅にクルマを止め、
傷の状態を確認。・・・やっぱり、やられてしまった・・・!!!残念ながら、
ボンネットの中央より手前右寄り付近に、長さ 5〜6cm ほどの鋭い傷が!

シルバーメタリックに輝くボンネットに、はっきりと目立つ1本の黒筋。
恐る恐る手を触れて確認すると、それはかなり深い傷であることが判明。
ううっ・・・これは、とてもじゃないが、綺麗には直せそうにない・・・
バンパー直したところなのに・・・なんで、こうなるんだよ(涙)



ションボリしつつ、上駐車場の屋根下を確保してから、走行準備。
荷物を降ろし、ホイールナットを増し締め。空気圧を確認する。全輪とも
1.9kg/cm2。AD07 は剛性が低いタイヤらしいので、ここから開始。
路面はドライなので、減衰力は前後共に2段戻しあたりから開始する。

さらに今日は、アライメント調整も行う。タイヤの前の縁と後ろの縁を一直線に
見る方法を使い、目視による調整の中では最上級の精度(?)で狂いをチェック。



左側に見える、歪な鉄亜鈴状の物体がタイヤ。上から見た図になっている。
実際には、車体を後ろから見て、タイヤの前と後ろの膨らみの山が一致するとき
車体のサイドの何処がみえるか、という方法で、トーのイン具合いを判定。

# 「タイヤが車体から出てないと計れんやん」というご意見は、ごもっとも。
# ・・・6J+38 のホイールにハメたタイヤは、少しだけハミ出てしまうのだ ^_^;

絶対的なトーの値は判らないが、プラスなのかマイナスなのか0なのか、絶対値は
大きいのか小さいのか、そして、左右のバラツキはあるのかないのか、程度で
あれば、こんな適当なアライメント確認法でも(たぶん)事足りる。

ステアリングのセンターをキッチリあわせてから、前後タイヤをそれぞれ確認。
結果、フロント左タイヤのトーが少しアウトになっているように思えた。右は
ほぼトー0に見えたので、ステアリングセンターは少し右に狂い気味で、かつ
フロントのトータルトーはアウトってところだ。なんとなく、納得の行く結果。
左タイロッドのナットを緩めてトーの微調整を行い、左右のトーをほぼ0にする。



クルマの準備ができたところで、パイロンを並べる。隅の小屋からパイロンを取り
「日」の字の各頂点にパイロンを置く要領で、少し狭めにパイロンを並べる。

この状態で、大回り・小回り・サイドターンを交えながら、適当にひとっ走り。
まだ新しい状態のタイヤながら、軽くテールを流し気味に走ってみる。判ったことは、

噛みすぎ ^_^;>AD07

ってことだ。特に、リアタイヤの縦グリップの高さがものすごい。横方向には
比較的簡単に流れ出す感じがなくもないが、縦方向でホイールスピンは続かない。
それ故か、基本的にアンダーっぽい感じを受ける。フロントが負けている感じ。
(なんというか・・・アクセルを踏んでいくと、ぐいぐい押し出されるというか)

また、リアグリップが高いせいか、サイドターンを決めるのには思い切りが必要。
なんつうか・・・今まで履いてきたラジアルタイヤはどれも、ブレーキを踏みつつ
サイドレバーを軽く「コン」と引くだけで、いとも簡単に回頭を開始したもんだが
AD07 は違う。Sタイヤでサイドターンするとき、いや、それ以上の思い切りが必要。

ギュッ!(≠ガツン!)とブレーキを踏み、多めに荷重を前に移してやってから
力一杯サイドを引き上げ、ステアを切って回頭開始。しかし、横グリップはさておき、
横粘り(?)が異常に強い AD07 だけに、回転速度は極めて遅い。かなり素早く
アクセルターンに持ち込んでも、リアグリップを負かすのは容易でもない。
回り出してからのコントロール性が良いSタイヤとは、対照的である。



しばらく走ってから、第一回目の走行を終える。・・・いあ、不思議なタイヤだ。
今回得られた情報を元に、設定を変更。Rの空気圧を 0.2kg/cm2ほど上げ、同時に
Rの減衰力を最大にする。Rのスタビリティーを下げようと考えた作戦である。
しかし意に反し、Rのスタビリティーは下がらない。アンダーっぽい特性は僅かに
影をひそめたものの、サイドターンの困難さはほとんど変わらない。こりゃ大変。
そういう意味では、このタイヤはいいサイド練習ができるとも言えるが(笑)



次の時点から、フロントトー調整を開始する。インに振るべきか、アウトに
振るべきか、はたまたトー0付近が最も良い結果をもたらすのか。

まずは、トーイン。タイロッドに切られているネジのピッチを計ると、1mm。
てことは、タイロッドを1回回すと、ナックルでのトーが 1mm 変わる。ホイールは
ナックルより外側にあるので、レバー比を計算。1.5 程度であることが判った。
つまり、タイロッドを 4/6回転すると、トーが 1mm 程度変わるっていうこと。

この結果に基づき、トーをイン片側 1.5mm(トータルトーイン 3.0mm)に設定。
これで走ってみるが、なかなか、イイ!なんだかわからないが、トー0より
全然乗りやすい。さらに、低速でステアリングをどんどん切込んでいくと、
トー0だと、大舵角において急にフッと軽くなる領域が大きかった。しかし、
トーインにすると、その「軽い領域」が全然小さくなる。非常に頼もしい。

気分を良くして、今度はトーをアウト片側 1.5mm (トータルトーアウト 3.0mm)に
設定。これも、なかなかイイ!・・・しかし、トーインの時と比べたら、
なぜだかあまり差を感じられない。どっちも、同じようにいい。

頭をひねりつつ、気分をリセットするために、再びトータルトーを 0mm に。
この状態で走ってみると、あかん・・・大舵角で抜ける感じが強すぎる。
とりあえず結論として、トータルトーは、イン 2.0mm に決めておいた。



こんな感じで、フロントトーの設定はある程度決まった。こうなってくると、
次はリアの動きの悪さが気になる。よく粘るのはいいのだが、「はじける」瞬間が
どうも気持ち悪い。コントロール性の悪さが気になったので、リアトーも調整。

リアトーについては、高速走行後にタイヤが少し熱くなる程度の、強いトーインが
つけてある。安定性向上を狙ったためだ。しかし、ジムカーナでは良くない。
確かに安定性はあるが、姿勢を崩してナンボの世界では、使い勝手が悪い。

早速、リアサスロアアーム付け根のボルトを緩め、トーを 2mm ほど緩める。
左右のバランスがずれると直進しなくなるので、左右を交互に確認しながら、
偏芯カムを少しずつ回していく。計測機器があれば、一発でできる作業だが。

苦労して、リアトーおよびリアキャンバーを合わせたのち、再び走行。
調整は正解だった。リアの限界は若干下がったが、コントロール性は遥かに向上。
むしろ、滑り出し〜滑り続けにおいて挙動が緩慢になったため、限界近くを使いやすく
そういう意味で、実走行での実質的限界が上がった、と言えなくもない。



こうして、リアとフロントのトーを再調整することで、かなりイイ感じになった。
最後に、空気圧、および減衰力を少しずつ変更し、挙動の変わりかたをチェック。

結論としては、空気圧には酷く鈍感である(2.0〜2.4kg/cm2 の間ぐらいで
変えてみても、ほとんど差がわからない)ことがわかったが、減衰力には
結構敏感であることがわかった。具体的には、次のように変わる。

減衰(緩) フロント リア
0 オーバー気味・クイックな動き ケツ出にくい・サイド困難
1
2 ベスト(dry)
3
4 ケツ出やすい・サイド簡単
5
6 アンダー気味・ダルな動き
7

予想と異なり、フロントもリアも、減衰力が高いほうがグリップを失いにくい。
また、減衰力の差が与える挙動への影響も、かなり大きいようだ。驚いた。
なんでも、一度はいろいろやってみないと、わからないもんだ・・・



これだけの作業を終えた時点で、時計の針は、ほぼ昼頃を指していた。
だんだん、ジムカーナとは何の関係もない車両が増え、安全を確保できなくなった
(私が走行中の駐車場に平然と入ってきて、走行領域のすぐ近くに駐車されたりとか)
こともあったので、午前中一杯まで走りきったのち、走行を終えることにした。
必要なデータは一通り取れたし、これ以上タイヤを消耗させるのも辛い ^_^;

しかしアレだ。平日だと、本当にいろんな人がやってくる場所だ。フラフラと
軽四でやってきて、車中に篭りっぱなしで誰かに携帯電話をかけ、小難しい
恋愛相談をしはじめる人とか・・・雪がなく、ひどく荒れた草むらと化している
ゲレンデの中に、ものすごい勢いでつっこんで行く謎のジムニーとか・・・
時折やってきては、なにもせずUターンして帰っていく営業車とか・・・
そんな光景を観察しているだけでも、おもしろいといえばおもしろい。



片付けが完了したので、走行料金を支払い、13時過ぎに雁ヶ原を出発。
カーナビを ON にし、VICS を受信しようとしながら R157 を南下。残念ながら、
勝山〜大野付近では FM の電波があまりにも弱く、ほとんど受信はできなかった。

役に立ってほしいときに役に立たないってのはねぇ・・・と思いつつ、大野市内を
南下。パナナビの案内性能実験を試みる。目的地は、R158 美山町付近にある温泉・
「森林温泉みらくる亭」。大野市内から R158 に出るまでの間について、どの程度
実用的にナビってくれるのか?大野市内は狭い道が多いから、試験には丁度いい。

しかし・・・期待通りというか何というか。とても実用的とは言えない結果に。
まず、道なりだと曲がっているが、地図では直進することになっているY字道。



正しいR157は、右上から降りてきて、中津川交差点を左に曲がって真っ直ぐ南下。
しかし、ナビは、この道を真っ直ぐ左下に向かって走るルートを選んでいた。当然ながら
地図を見る限り、ここは直進になる。だから、ナビはことさら案内音声を出さない。
ここは直進ッス、なんてことは言わない。しかし実際の交通においては、下向きに
曲がっていく道が道なりとなる構造となっている。だから、ここで何も考えず
道なりに走っていってしまうと、ナビの考えたルートを大きく逸脱してしまう。

人間と違って、ちょっとルートを外れたからといって、ナビは何も言わない。
ようやくナビが「ルートを外れました」という頃には、全然違う方向に向かっている。
ここは田舎だからリカバーは容易だが、都会でバカ正直にナビを信じると、死亡確実。

また、交差点が 20m 程度以内の距離で隣接する、市街地中央部付近での案内に
ついては、あまりにもいい加減。曲がるべき角に到達しているのに、曲がれ、と
指示されないことが多い。かなり通りすぎても、リルートなし。かなりボケ気味。
対策としては、市街地に入った時点で縮尺を切り替え、細かい交差点がはっきり
見えるようにして、ナビの判断を人間が支援する(意味不明 ^_^;)のが正解。
・・・しかし、地図を細かくすると、道路や市街地構造の大局が見えないので
抜け道計画を立てづらくなる。これはこれで、まぁ不便極まりない状態だ。
・・・やはり、自立航法オプションは、パナナビにとって必須になるのか。



やはり、ナビは基本的に「地図」として使うのが正解だ、と思いつつ
大野市街を適当に抜け、R158 を西に走って温泉「みらくる亭」に到着。しかし

今日は、休業日だった(涙)

これで2回連続、“行ってみたけど入れない”ということになったワケで・・・
どうやら、この温泉とは、いまひとつご縁がないらしい(涙)

しょうがない。まっすぐ帰るか・・・

R158 をさらに西に向かい、福井市街に近づいたところで、VICS がようやく
威力を発揮。R8 の渋滞状況が、はるか南方までハッキリと表示されていた。
曰く、塚原交差点までは渋滞無しの表示。実際、その表示は正しかった。
試しに R8 をずっと南下してみたが、渋滞・停滞は一切存在しなかった。
渋滞検知ができるという意味で、VICS は決して無駄な装備ではない。

しかし、そんな VICS も無条件では信用できない。信号機がない区間など、
交通量計測センサーがない区間の渋滞情報は、当然、手に入れることができない。
今回まさに、そのトラップにハマってしまった。R8 の塚原交差点〜敦賀間は、
信号がほとんど存在しない、山岳&海岸沿い区間。その区間にある敦賀 TN 付近で
何カ所も道路工事が行われ、車線規制(交互通行)が敷かれていた。案の定、
それぞれの規制区間の手前は、激しい渋滞 ;_; そこで物凄い時間を食う。
この渋滞(旅行時間)さえ判っていれば、R365 へ迂回したのになぁ・・・

あまりにも渋滞がひどかったので、尿意を処理するため、該当区間内にある
「道の駅・河野」に立ち寄る。かなり小綺麗な施設だった。景色も綺麗で良い。

結局、その後も R8 をそのまま南下し、R161 を伝って山科に戻る経路を選択。
幸いにも、残る区間では、大きな渋滞はなかった。しかし、敦賀手前の渋滞にて
時間を浪費したため、帰宅に要した時間は4.75時間。最速レコードより1時間遅い ^_^;

ちなみに、湖西道路を使うべきか否か(=R161 の志賀以南が混雑しているかどうか)
判定するために、VICS 情報は多いに役だった。R161 敦賀〜志賀間の情報は無いが
志賀以南については、センサーがある様子。このお陰で、堅田交差点付近で僅かに
交通の流れが悪いところがある程度、ということが判り、金を浪費せずに済む。

ただ、志賀付近まで南下しなければ、NHK-FM 志賀(84.0MHz)の VICS 情報が
受信できなかったというのは、ちょっとした誤算だった。カーステの FM ラジオで
聞いているかぎり、ほとんどノイズは乗っていないように思えたのだが、それでも
VICS 情報の受信は、もうダメ(受信できない)のようだ。少なくとも、マキノ〜
近江今津の間では、ほとんど受信できる場所が無い。対策を考えたいなぁ。

なお・・・道端の電光掲示板の情報曰く、10/18〜10/31 の間、湖西道路において
通行料金の割引実験を実施するそうな。次の雁ヶ原行きは、この期間にしようか?



帰宅後、例のキズ修理。シンナーで傷を拭い、清掃。しっかり脱脂をおこなった後
アルミホイール修理用のメタルパテを練り、キズに練り込む。色が合えばいいが。


10/8

・・・なんか、ダラダラした長期休暇を過ごしているなぁと思った昨今。
まぁ、今月は今一つ運の回りが悪い感じがするので、こんなダルでもいいけど。
というか、もう、遊びに行く金が全然ない。財布の中は僅か \2k しかない(驚愕)



しょうがないので、昨日の高速道路で喰らった傷の修理。
まず、ホイールパテであるが、残念ながら色が違いすぎたようで、傷跡が
激しく目立つ(涙)しかも、硬化材の量を間違ったようで、固まっていない。
いずれにせよ、この補修は失敗。ラッカーシンナーで拭き取り、パテを取る。

細いキズなので、ついタッチペンで補修したくなるが、soft99 のタッチペンは
色が全く合っていない(0DE)。こんなモノを塗っても、もっと目立つだけだ。
というわけで、0DE の缶スプレーと筆を持ち出す。こちらのほうが、色が合う。

まず、缶スプレーを、適当に用意した古新聞の隅の方にサッと吹き付ける。
缶から出てきた塗料に筆を浸し、ボンネットのキズに塗り込んでいく。やっぱり、
タッチペンの塗料より、缶スプレーの塗料のほうが、なんぼか色は近いようだ。
ある程度までキズを埋めていくと、少しは目立ちにくくなった。

しかし、見る角度を変えていろいろ確認してみると、なかなか目立ってしまう。
一番目立つ原因は、色の差というより、元の塗装面との段差(微妙な凹凸)だ。
薄い鉄板で抉るようにつけられたキズなので、鋭いエッジが立っているみたい。

こうなったら、少し頑張ってみるか。塗装をシンナーで拭き取り、傷のエッジを
#1500 のペーパーで軽く磨き、クリア層についた鋭い段差を滑らかに落とす。
正直、クリア層は結構薄い。補修すべき個所を広げないよう、慎重に作業。

ある程度までエッジを落としたところで、再び 0DE の塗料を塗り込み、盛り上げ。
数日して塗料がある程度乾いたら、盛り上げた部分をペーパーで削りおとして
元の塗装とツライチ面を出し、最後にコンパウンドで仕上げて誤魔化す予定。
これでも、見る角度によっては目立つだろうけど、ある程度は諦めるしか(涙)

はぁ〜・・・しかし、綺麗にしていたボンネットまで、ダメージ喰らうとは。
今年は、機関絶好調のかわりに、外装がボロボロにやられる年だなぁ・・・



塗装作業にも飽きたので、残った時間で、リアトーを微妙に修正する。
昨日の帰宅時に感じたことだが、ステアリングのセンターが少し右寄りの状態。
< 原因を幾つか考えつつ、リアの左右トーのずれをチェックしてみる。

見たところ、右リアトーのインがすこし弱そう。全体的には、左トーのインが
勝っている状態。なので、車体が少しづつ右に流れていく癖が出る。修正するため
右トーをわずかに強め、ほぼ左右同じにする。これで軽く試走してみると、大体
ステアリングセンターは真ん中付近になった。しかし今度は、悪路での安定性が
落ちたような感じ。正確には、センター付近でのステアリングの復元力が弱く、
手を離してもセンターに戻りづらい。これは、アライメントでは手が出せない。
また、よ〜く動きを確認してみると、今度は少しだけ左流れ気味になったような
気がするので、右リアトーを少しだけ戻し、ほぼ真っ直ぐ走るようにする。

・・・アライメントで手が出せるのは、だいたいこんなところだろうか。
本当は、キャスターをすこし強めたりしてみたいところなのだが、調整ネジがなく
さすがに、これ以上のことは、素人には手が出せない -_-; あきらめよう。



最後に、Cピラー上部の塗装剥げ修正跡の周囲にある、僅かな段付きを修正。
細目コンパウンド→鏡面コンパウンドの順序で軽く擦ってやると、綺麗になった。
もちろん、綺麗になっただけ、塗装は痛んでいるわけで。いつか全塗しちゃる!


10/9

今日もまた、日がな一日、マターリとクルマいじり。

まず、エンジンルームをボーッと眺めていると、バッテリーのマイナス端子から
白い粉が吹いているのが見つかった。バッテリーの寿命が近くなったのかなぁ、と
思いつつ、まだまだセルは元気に回っていることを確認しているため、
今回は交換せず、バッテリーを外して端子を清掃する。

その際、カーステのメモリー保持用に、バッテリーの代りに安定化電源を
つないでいたので、ついでに消費電流や暗電流を測定してみる。全てのスイッチを
OFF にした状態の暗電流は、約 4mA。キーをひねって ACC にすると、約 250mA。
その状態でカーステを ON にすると、約0.9A。カーナビを ON にすると、約1.5A。
38B19L の5時間率容量は 28Ah だから、平常時の充電率を 80% と考えても、
カーステとカーナビを ON にしっぱなしで放置しても 15時間は持つ計算。

バッテリー端子の清掃を終え、グリスを塗布して端子を装着。その際、ついでに
安定化電源の出力を 15V(リミット 2A)に設定して、軽く補充電しておく。

ボンネット内の作業は終ったので、次はボンネットを作業。例の傷の修理である。
盛り上げ気味に塗布しておいた塗料を研ぎ、周辺とツライチにしようと試みる。
しかし、塗料の盛り方がすこし足りなかったようで、若干の凹みが残っている。
・・・しょうがない。もう少しだけ、塗料を盛り直す。作業のやり直しだ -_-;



車外の作業は終ったので、次は車内の作業。新調したカーナビ用のカバーを作成。
市販のカバーはどれも銀色で、黒尽くめの内装の中に置かれると、浮いてしまう。
しょうがないので、黒いカバーを、自前で作ることにした。材料は、キャンプで
使う、発泡 PE フォーム(布団の下に敷いて保温する奴だ)。片面にアルミ蒸着
処理が施されており、断熱性は高い。また、厚さは 7mm もあり、保護性も高い。

適当に採寸して、発泡 PE フォームをカッターナイフで切断。接着剤で張り合わせ
箱状の物体を作る。骨を入れなくても、材質自身の剛性で形状は保たれるようだ。
接着剤は、ちょっと前に購入した PE 対応接着剤・セメダイン GP クリアを使用。
形を作ったら、数年前に興味本位で購入していた、バックスキン調のカッティング
シートを表面に張り付ける。当然、アルミ蒸着面には粘着するが、PE 部分には
ほとんど粘着しない。GP クリアを併用し、しっかりと張り付ける。
結果、こんな感じのカバーができあがる。



・・・なんだかイカツクなってしまった ^_^; ワンポイントが欲しいな。

カーナビ袋を作っている間、VICS を受信して遊ぶ。しかし、受信感度が悪い。
カーステで、かなりクリアに FM が受信できているときであっても、受信できない
場合が多い。ノイズが聞こえない程度まで S/N 比が高くないと、ダメっぽい。
この、信号の持ち上げについては、プリアンプで改善できるだろうか・・・?



一通り終了したので、カウチポテト化(死語)。ぼーっと TV を見て過ごす。
ふと、頻繁に ONAIR されている、BMW の TVCM が目に止まった。じっと見る。
ワインディングを快適に飛ばす仮想ドライビングを体験したおっさん2名が、
あんなクルマがあればなぁ、みたいなことを、BMW の横を通りながら述べる内容。
どうやら、BMW のドライビングの凄さを訴えかける内容にしたつもりのようだが
私には、あの CM でドライバーが快感を感じていたのは、スゴイ車に対してより、
むしろ快適にスポーツドライビングできる、仮想ワインディングに対して
見えてしまった。走りの凄さを訴える意味では、エボの TVCM のほうがなんぼか。

時計の針は進み、ニュースの時間になる。「さんふらわあ きりしま」が
錨のトラブルで、10 時間も立ち往生したというニュースが流れていた。なんだか
ひと事と思えない ^_^; しかし長距離フェリーでも、トラブることがあるんだな。
ちょっとオドロイタ。まぁ、ニュースになるぐらい、珍しいことなんだろうが。

そういえば、日記に書くのを忘れていた。Projectμ TYPE NR が到着していた。
一昨日の雁ヶ原では、これに交換した状態で走行したことになる。日記に書くのを
忘れるぐらい、違和感がなかった。ジムカーナでも普通に使えるようだ。いいね。
あと、新品パッドに交換してから、ブレーキペダルのタッチに、かなりの剛性感が
戻ってきた。COMP-B は、かなりスカスカになっていたようだ。パッドは新品に限る。

できれば・・・摩耗しきったリアの COMP-B も、新品に交換したい ;_;


10/10

ボンネットの傷を、何度も修復しなおす。ある程度目立たなくするためには、
色合わせが難しい。陽光下の色で合わせると、影での色が合わない。逆もまた真。
正確には、色が合わないというより、メタリック粒子で跳ね返る光の角度(?)に
差が出ているから、角度によって色が違って見える場合があるというべきか。
いずれにせよ、メタリック塗装についた傷を、タッチペンレベルの補修程度で
色まで含めてピッタリ合わせるのは困難だ。。。凹凸が消えたところで諦める。

傷の修復を適当なところで切り上げ、買物に出かける。
最近、100% 化学合成を謳ったオイルの安売りが目立つ。SJ 規格の叩き売り
だけでない。SL 規格のものもあったりする。品質が悪そうな雰囲気でもないが
不思議だなぁ。5W-20 や 0W-20 オイルの生産のため、ラインを鉱物油寄りから
合成油寄りにシフトしてるのかなぁ。その影響をうけて、安くなってきた?

帰宅後、走行中に感じた感覚に基づき、アライメントを微妙に修正。
リアトーを左右見比べた結果と合わせ、右リアを微妙に再調整する。
もう少しだ・・・もう少しで、ほぼ完璧になりそう・・・

そうこうしているうち、JH から郵便物が。例の、ETC に付けかえたハイカの
抜け殻(残額0)が返送されてきた。二度と販売されない5万円ハイカだから、
記念に取っておこう。当然、中身がないから、本当に「記念」でしかないが。

さらにもう一通、保険屋から郵便物が来た。ちょっとモメていたので
日記には書かなかったのだが、実は 9月初頭頃に、不注意にて対物事故を
起こしてしまった。その示談がようやく完了したので、示談書が送られてきた。
結果を見ると、自分 85%、相手 15% の過失になっていた。個人的には、私の不注意が
全ての原因だと思っているので、10:0 でも良かったのだが、保険屋はそう判断
しなかったようだ。相手には申し訳ないが、許してくれたようで、一安心。

というわけで、来年からは保険の等級が3等級下がってしまう。ちと辛い。
できれば、等級プロテクトを付けておきたいところなのだが、現在の保険会社には
等級プロテクト設定がない。それはさておき、今後ますます運転に気をつけよう。
今日もまた、運転した結果に対して反省。慢心が最大の敵だ。気をつけよう。


10/11

このところ好天続きだったのだが、なんだか雲行きが怪しくなってきた。
またもや、試合(G6)は雨に見舞われるのか。今年は完璧な雨男である。
なんとか、明日のキョウセイは晴れてくれるといいのだが。。。

ボンネットの傷について、1日乾燥させたので、最終的な仕上げ。
#1500 のペーパーで軽く磨いてから、鏡面コンパウンドで最後の仕上げ。
この傷については、もう今後は一切見ない。気にしない・・・(自己暗示)

明日に備えて、最終的なメンテナンス。ブレーキ類については問題なし。
気になるのは、アライメント。ここに至って、最終的にFアライメントの見直し。
どうも、左右の片寄りが0になるステアの角度と、左右タイヤから伝わる反力が
釣り合うステアの角度が微妙に一致しないことが気になる。つまり、ステアから
手を離すと、どうも右寄りに進んでいく癖がある。かといって、真っ直ぐ進むため
ステアを少し左に切ると、ステアリングからの反力を感じる。長〜い直線を
走らなければならない場合など、特に緊張感を強いられる。非常につらい。

今までの追い込みで、リアの調整は大体できていると思うので、あとはフロント。
一応、左右トーは揃えたつもりなのだが、実はトーだけ揃えてもダメっぽい。
我がカプは、フロントはキャスターが 0'30 以上、キャンバーも 0'30 以上の
左右差がある。キャスターにこれだけの差がある場合は、ステアの流れが起きる
ものらしい。ということは、トーを左右で揃えてしまうといけない、ってことだ。
左右バラバラの特性を打ち消すよう、Fトーを考えていかないといけない。

具体的には・・・つまるところ、走ってみて合わせろ、ってこった(笑)
まずは、トーの不揃いをなるべく合わせ直し、平坦地をゆっくり走ってみる。
その後、ステアからの反力を見ながら、左右を少しずつ追い込んでいき、
トータルトーが僅かなトーインとなるように設定する。

その結果、路面の悪いところを走ったときのステアの取られ方など、
街乗りでの特性(楽さ)が激変。また、ステア中心付近の反力0の領域が
グッと狭くなり、グリップに応じた反力が感じられるようになった。
ものすご〜く走りやすい。将軍塚を数回ほど往復し、曲がり特性も確認。
非常に良くなった。よし、この考え方は合っているようだ。もう少し。
直進性についても、大体オッケーかなっていう雰囲気。明日の高速道路にて
直進性を確認し、最終調整を行おう。アライメント調整は手間ヒマかかる・・・



一通りの調整が終わったので、明日の準備。明日は早朝出発なので、早く寝る。
荷物(キョウセイ行き)を積み込み、21時頃に就寝。3時起きだ・・・


10/12

キョウセイ行き。予定通り、3時起床、4時出発。同行者は、カメラマン・タケル氏。
ただし、今回は距離が少々遠い。節約と称し、ウチのクルマに2名乗車で Go。
時間的な都合があるので、タケル氏とは拙宅で待ち合わせ。タケル号到着後、
氏の荷物を手早くまとめ、隙間にギュウギュウと詰め込んでから、いざ出陣。
暗闇に沈む市街地を静かに抜け、京都東 I.C. から高速道路へ滑り込む。

岡崎到着予定は、7時。渋滞はないようなので、休憩を挟んでも充分に余裕あり。
唯一の障害は、出発直後からパラパラと降り出した雨。新品タイヤだから、別に
ウェット路面での安定性に問題はないけど、なんというか、やる気が削がれる -_-;

タケル氏と喋りつつ、悪天候にいささかゲンナリしながら走っているうち、
ついうっかり、降りるべき岡崎 I.C.を通りすぎてしまう ^_^; ボケすぎ(汗)
しょうがないので、少し速度を上げて先を急ぎ、次の音羽蒲郡 I.C. で引き返す。

その後、設定しておいたナビの指示に従い、キョウセイに向かう。最初のうち、
いつもと少し異なるルートを走っているような気がしたのだが、気にせずそのまま
指示に従っていると、霊園に右折して入っていくルートを指示されてしまう。
何かの冗句かと思ったが、どうやらナビは本気らしい。今更引き返せないので、
指示に従ってみる。見事に、霊園の中を横切ることになった。ぉぃぉぃ ^_^;
たまには機械の言うことにも従ってみるもんだ。思わぬ発見があったりする。



結局、霊園の中を通過したのち、見慣れた県道に降りたってしばらく走り、
7時半頃に、キョウセイに到着。残念ながら、キョウセイも雨模様だった(涙)

パドックは、多くのクルマで埋まっていた。変なクルマもいっぱいいる。
目を引くのは、いすゞ ベレGの集団。・・・って、何年前のクルマだよ!(汗)
排気管から勇ましい音を発する、アイドリング不安定な 310サニーなどもいたり。
うーん。今回は、この辺りの走行映像を見るだけでも、価値があるかもしれない。

ここで、カメラを片手にしたタケル氏と一旦別れ、荷物を降ろしてエントリー。
空気圧を確認。ウェット路面だが、前後とも少し高めの 1.9kg/cm2に設定。
ただし、減衰は柔らか目のF4:R4にセット。タイヤのヨレを抑え込みつつも、
僅かなグリップをなんとか最大限に引き出してみよう、という算段である。

完熟歩行に出かける。今回のコース設定は、スタート付近がちょっと変則的?



一番奥のカーブで押えすぎないよう、ラインをじっくり確認。あと、最後付近の
パイロンセクションで、サイドを引くところと引かないところを、よく検討。
結論としては、1つ目引く・2つ目と3つ目は引くか引かないか・・・4つ目は
引かない、といったところ(結論になってない?)2つ目と3つ目は、走って
サイドを引くべきか否か、最終的な結論を出すことにしようっと。

本日の情報収集先は、FR2 クラスに SW20 にて参戦の岡崎さん夫妻、同じく
SW20 で参戦の土屋さん、そして K1 クラスにカプチで参戦の関口さん。
後ろをついてってみたり喋ったりしながら、ライン取りをいろいろと検討。



早速、朝一番の練習走行が開始。K1 クラスのゼッケンは、結構前のほうだ。
朝からパラパラと降り続く雨のせいで、路面はすっかりウェット状態であるが
こんな、ウチのクルマがもっとも苦手とする状態で、果たしてまともに走れるか?
不安は尽きないが、AD07 が全てを解決してくれることを期待するしかない。

適当に準備してから、スタートの行列に並ぶ。ライン取りを反芻しつつ、他車の
タイムを聞く。たぶん、今聞こえているタイムより、もう少し早く走れるだろう。
行列は順調に進み、あっという間にスタートラインに到達。さて、走行開始だ。
フラッグが振られた1秒後に、回転を 4000rpm ちょいに維持してスタート。

キョウセイのスタート地点は、結構な登り傾斜がある。なので、効率的な
スタートは結構難しい。今回も、無駄なホイールスピンが多いことを予想してたが
傾斜による荷重のリアへの寄り、およびトラクションに優れる AD07 の特性が
思った以上のリアグリップを生んだ。軽いホイールスピンが起ったかと思うと
すぐにリアグリップが回復し、失速 ^_^; ノロノロとした加速でダッシュ。

2速ギアにあげ、ほぼ直線的にクランク入り口に到達。アクセルを緩めて
右にステアを切り、軽く左足に荷重を移して姿勢を作りながら、中間点に向ける。
ここで、フロントには特に違和感を感じなかった。あっ、グリップしてるやん!?
・・・これだけグリップ感があれば、たぶん普通に走れるな。今日はいける!
ウェットでも戦いになりそうな雰囲気がした瞬間、やる気ゲージが急上昇。

出口が見えたら、荷重を戻してアクセルを踏み込んでいく。直進区間を取らず
すかさず荷重を右に振るが、アクセルを踏み込みつつあるので、当然のように
ここでテールスライド(笑)反射的に、軽くアクセルを緩めつつカウンター。
姿勢を立て直し、クランクの出口へ。出口は角度をつけないと、狭く見える。
少し大回り気味に出口へ侵入し、荷重を残さず直線的に脱出する。

一番奥のコーナーを時計回り。このコーナーは、名古屋的な幅の広さがあるので
なるべくビビらず、アクセルはできるかぎり踏み続けて曲がっていく。ここで、
AD07 のヘンテコな癖が露見。フロントがものすごくヨレて逃げる感じが伝わる。
ビビッってアクセルを押え気味にするが、フロントがグリップしていないわけでは
ないらしい。踏んでいけば行けそうだ。だが、どこまで行けるのか、わからない。

気持ち悪さを感じながら、広場に作られた大回りの楕円をグルッと回り、
中央のパイロンへ。フロント縦グリップはSタイヤほど高くない。なので、心持ち
早めにブレーキングを開始し、1速に落としてスローインでのサイドターン。
しかし、フロントは逃げ気味なれど、リアがグリップ気味で最悪のターンに -_-;

フロントとリアの逃げ具合いのバランスを懸命に探りつつ、抑え気味に島を回り
パイロンセクションへ。1つめの 180度パイロンは、少し回り込んだところにあり
進入経路を選びづらい。速度を乗せすぎると、左にGが残ったままのフル制動に
なって姿勢が乱れるし。かといって、速度を殺しすぎるとターンでロス大きいし。
ここは、AD07 のグリップの高さに頼りきって、ある程度突っ込み気味に入る。
強めの制動を心掛け、フロントがグリップオーバーになるように仕向けよう。

あとは、サイドあり→サイドあり→サイドなし→サイドなしの順序でセクションを
抜け、最終パイロンへ突撃。ノーズターン気味に旋回し、ゴールラインへ飛込む。

この時点で聞こえてきたタイムは、他車よりかなり速め。だが、油断はできない。
ジムカーナで怖いのは、他車が抑えて走っているとき、たまたま自分のタイムが
相対的に良かったように見えると、その後の攻め込みが甘くなりがちなこと。

コースを出ながら、ざっくりと反省。空気圧設定は、特に問題ないだろう。
気になるのは、フロントグリップの読めなさである。曲がるのか、曲がらないのか
ステアから伝わるインフォメーションがハッキリしない。ずっとヌメヌメ状態。
剛性の高いグリップ感がないのだが、さりとて逃げていくわけでもない・・・
(ウェット路面がそうさせているのか、はたまた AD07 がそういう特性なのか)

それと比べると、リアのグリップは全体的に高すぎるぐらいに感じられるので、
少し減衰を下げてやることにした。リアも若干滑ってはいるのだが、しかし確実に
グリップ気味なのは判る。流れても暴れないし、トラクションはしっかりかかるし
姿勢が崩れても、ごく簡単な修正で元に戻る。問題は、意味不明なフロントだ。
そう、フロントグリップの見切り・・・。今日のうちに、AD07 のグリップ発生時の
フィーリングをどこまで見切れるかが、勝負の分かれ目になりそう。



練習走行が終わり、本番走行が開始。それまでパラついていた雨はほぼ収まり、
雲は薄くなる。そして、少し陽光すら射す気配が・・・。路面は乾いてきた。
ひょっとしたら、昼からの2本目で、再び天候が悪化するかもしれない。
勝負をかけるなら、今しかない。この走行で、タイムを出さないと。

練習走行で得た結果をフィードバックし、設定を変更。リアの減衰を2段緩める。
空気圧は変更せず。この状態で、いざ本番走行に望む。いったれ!

・・・ただ、やはり1本走った程度だと、AD07 のヌメヌメしたグリップ感に
慣れる(というか追い込む)ことができず、どこまでイケるのか判然としない。
ラインについては、特に大きな変更はない。しかし、島回りなど横Gが高い部分で
グリップ判定の甘さによる、アクセル踏み込みの甘さが目立ち、速度が乗らない。
結局、1本目が完全に終った時点で、タイムは最速カプの 1.4秒遅れとなる。
岡崎さん情報曰く、最速カプは足だけエナペタ?で、タイヤは G3 だそうだ。
当然、エンジンもタービンもいじってないらしい。参ったなぁ・・・ ^_^;

ちなみに、この時点で2位(私)と3位が、1/100 秒まで同着となった。
偶然にも程がある ^_^; とりあえず、2本目はかなり気合い入れないと、だ。



その後、延々と本番走行1本目(150番ぐらいまである ^_^;)が続く。
そのうち、再び空は翳り始め、微妙に雨がパラつき始めたりする。どうなる?

1本目の全走行が終わり、昼休みが開始。天候は極端に悪化することもなく・・・
と思っていたら、昼休み終了間際に行われた本番走行賞典外クラスの走行寸前に
急激に天候が悪化。天候は一気に崩れ、冷たい雨がパラパラと強めに降り出す。
本番走行をアナウンスしている人は、盛んに路面状況の悪化の酷さを叫び続ける。
あかん・・・こりゃもう、1本目の走行タイムで固定になりそうやな・・・



そんなに路面状況が悪くなったのなら、いっそドリフトして遊ぼうか。
いやいや、折角だから、狙えるかぎりのタイムは狙っていこうか・・・
走行順が近づくにつれ、どちらを取るか、という悩みがどんどん大きくなる。

若い番号のゼッケンの選手が、劣悪な路面の中に飛び出していく様子を見ながら
悶々としているうち、再び状況は変わり出す。さきほどまで降っていた雨は、
いつの間にか降り止んだ。それどころか、僅かに陽光が射しはじめてきた。

もう・・・なんやねん、今日の天候は!

見る見る間に、路面状況は好転しはじめる。その時点で、私が走行するまで
ゼッケンは 20番ほどの空きがあった。これだけ時間があれば、完全に乾きそう。
・・・決めた。ドライだ。こうなったら、狙える限りのタイムは、稼いでやる!

急いで、ドライ向けに設定変更。フロントとリアの減衰力を、それぞれ2段上げ。
さらに、空気圧を冷間で前 2.0kg/cm2、後 2.2kg/cm2へと、少し上げてみる。
ウェットで理解できたリアグリップの高さを修正し、グリップを意図的に下げる。
(勘であるが、横グリップを落としてみても、トラクションは落ちないタイヤだ)
その分で、今一つわかりにくいフロントの動きを補助しようとしたわけ・・・だ。

その考えは正解だったようで、行列が進み、私の走行順序がやってきた頃には
路面はほぼ完全にドライ化。ひょっとしたら、1本目の時より状況がいいかも?
AD07 のグリップに、任せられるだけ任せてみよう。というわけで、1本目よりも
アクセルを踏み込み気味で走っていく。しかし、まだグリップは残っている・・・

今一つ使いきれていないような感覚を感じつつ、全体的に無難に走行を終える。
結果、1本目と比べ、0.5秒のタイムアップを果たす。そう悪くない結果だった。
しかし、さらに路面状態が良くなっていったせいか、1本目で4位にいた人に
0.07秒ほどの差で引っくり返され、3位に転落。正直、タイヤを含めた
本日の My カプの戦闘能力はもっと高いということが判っていただけに、
なんというか・・・なんとも言えない、悔しい思いを味わう(涙)



K1クラス
1位1'01"62
2位1'02"62
3位1'02"69
4位1'03"06
5位1'04"28
6位1'04"99

あのミス1つなければ、2位は狙えたのに・・・(涙)たられば、たられば・・・



まぁ、それでも現在の全力を尽くしたのだから、それはそれなりに気分がいい。
表彰式にて、銅色ステッカーとカップメン5個(つかみ取り ^_^;)を貰う。

しかし。今回の戦いを終えて思う。G6 もアレだ。決して、簡単には勝たせて
もらえないようになってきているみたい。選手層の分厚さを感じる。TTW 亡き今、
ターゲットを G6 に絞ってみるってのもいいかもしれない。同様の楽しさは、感じる。



試合終了後、さっさと撤収を終え、帰宅開始。全行程で高速道路を利用。
これほどリッチな帰宅が出来るのも、タケル氏のおかげである。感謝感激。

帰りは岡崎 I.C. からさっさと高速道路に乗り、90〜120km/h の速度で巡航。
なんとなく、若干の加速の鈍さは感じるものの、それ以上の問題は特に感じない
状態で走行を続ける。日が暮れる頃、養老 S.A. に到着。ここで休憩を入れよう。
少しずつ混雑の始まった養老 S.A. にて、短いトイレ休憩を挟み、即座に出発。

駐車場の中をゆっくり走り、S.A. 出口の加速車線に入ろうとしたその瞬間。

ギュイーーーーーーーイィィン・・・

何やら、聞き慣れない騒音が、後ろのほうから聞こえてきたことに気づく。
しかもフロア全体を微妙に振動させるほど、かなり大きな音だ。

瞬間、これはヤバげだ、と思い、出口直前にある G.S. 奥の空き地へ待避。
なんとなく、音質と音源からして、デフにトラブルが起きたような気がした。
懐中電灯を手に運転席から飛び降り、デフ付近を中心に目視チェックする。
・・・しかし、オイル漏れを含め、怪しげな様子は見られない。何だ?

少し考える。S.A. に入って停車する瞬間まで、この異音は存在しなかった。
また、今現在に至るまで、シフトフィーリング、加減速フィーリングに異常なし。
そして、下回りを見た限り、明らかにヤバげなことが起きているようにも見えず。

しかし、あの音は明らかな異常発生を告げている。音質はさておき、音量が
考えられないほど大きい。絶対、ギア関係にトラブルが起きている。

・・・果たして、このまま高速道路へ飛び出してもいいものか、と思ったが、
かといって、いつまでもこんな場所でのんびり止まっているわけにもいかない。
音の鳴り方をよく確認し、明らかにヤバげになったら即座に止まろうと思いつつ
とりあえず、養老 S.A. を出発。残距離は、およそ 100km 程度ってとこか。
どこが壊れたか知らないが、家まで持ってくれよ、駆動系ちゃん・・・



S.A. 出口を加速中、さっそく騒がしい音が大きくガァガァとがなり出す。
こいつは、ちょっと恐い。少し、速度は押さえ気味に走らないといかんな・・・
しかしこんな時に限って、本線は結構混雑しているし、ゆっくり走っているせいか
後ろにはりついてくる奴が出てくる。今はそれどころじゃネェんだ!(ポルコ調)

後ろを確認しつつ、ギアをあれこれ変えてみたり、加減速をいろいろやってみて
異音発生のパターンを探る。結局わかったことは、ずっと異音が鳴り続けている
わけじゃない、ということだ。音が出るパターンっていうものが、ある。

まず、アクセル OFF の時(つまりエンジンブレーキがかかっている時)は、
まったく異音は鳴らない。異音が鳴るのは、アクセル ON の時だけである。
これは、加速していないとき・・・つまり、パーシャルの時でも同じである。
加速方向に負荷がかかったときだけ、異音が鳴り出す。

また、ギアにも関係がある。S.A. を出るときに使った1、2、3速ギア、および
高速道路を巡航する5速ギアだと異音が鳴るが、直結の4速だと、無音になる。

加速時だけに鳴ること、および音の鳴る方向から考えると、ますますデフくさい。
しかし、同じ速度・同じ加速度であっても、4速だと音は鳴らないのが不思議。
これが全く意味不明。本当にデフが原因なら、4速でも音が鳴りそうな気が・・・
うーん、でも、音の発生場所は、絶対確実に後側だしなぁ・・・

頭をひねりつつ、とりあえず致命的なトラブルへと発展することのないまま
西に進めていることに安堵。その後、異音がこれ以上に激しくなるよりも前に
なんとか京都東 I.C. に到着。そこから自宅までの間、1/2速ギアで加速時に
大きく響く異音にかなりビビらされつつ、なんとか無事に走行を終える。
ここで、タケル氏と別れる。なんとか無事に帰宅できて、ひと安心。



帰宅後、荷物を整理し、頭を冷やしてから、色々と考える。

駆動系のトラブルかぁ。ついに、来るものが来てしまった、って感じだ。
パワーなんてほどんと上げてないから、駆動系トラブルなんて無縁!と
思っていたが、そうは問屋が降ろしてくれなかったようだm(血涙)

ぼやきはさておき、デフの他に考えられることといえば、何がありそうだろうか?
例えば、ありそうなのはホイールベアリングの故障。他にも、ブレーキの異常とか
いくつも、考えられることがありそうだ。まずは、その辺をチェックしないと。
明日一杯で、思いつく限りのことについて、調べてみることにしよう。。。

疲れた体を癒すための眠りにつく前に、今日のうちにできるチェックを実行。
ホイールナットの緩み・・・問題なし。ホイールの過熱・・・特になし。デフの
過熱・・・うん、特になし。下回りからのオイル漏れ・・・特になし。
ブレーキ付近の異常チェック(目視)・・・特に、何もない。

一番恐れていたのが、何らかの理由でデフオイルが漏れてしまっていること
だったが、見る&触るかぎりでは、その点については問題なさそうに思えた。
そもそも、養老 S.A. の時点でデフオイルが無くて異音が出ていたのならば、
とても京都まで自走で帰ってくることなんて、出来なかっただろうし ^_^;



なんとなく、かなり根の深そうな問題にも思えた。
果たして・・・伊那までに直せるのだろうか・・・(汗)

一難去って、また一難。


10/13

そこそこの時間に起床。早速、カプの異音の原因探しを開始する。
気分的にはのんびりしたいんだけど、ゆっくりしている時間はない。

昨晩、風呂に入りながらいろいろと考えたのだが、こういう時はまず、
駆動系のオイルを抜いて、中の様子を間接的に見てみるしかないだろう。
運がよければ、ついでにオイルを交換しただけで、直るかもしれんし。

まず、タイヤを Neova から Vimode に交換。そのついでに、各ハブベアリングの
がたつきをチェック。これは特に問題なし。交換した Neova のトレッド面および
サイド、ホイールの目視確認も行うが、異音を出しそうな傷も見当たらず。

その後、オイルを暖めることを兼ね、自宅周辺を軽く走行し、症状の再チェック。
やはり、1速・2速・3速・5速の各ギアで、加速するときに大きな唸り音が
聞こえる。これは、昨日の帰宅時に確認したときと、まったく同じである。
音源であるが、かなりデフに近いところに音源がありそうな気がするのだが、
はっきりとは特定できない。少なくとも、エンジン回りではなさそうだ、と
言える程度。音質的に、デフマウントを強化したときに聞こえ始めるように
なった、ハイポイドギアの唸り音に似ている・・・ってのも、判断の一因。

相変わらず、4速だけは静かだ。ギア鳴り音は、ほとんど聞こえてこない。
4速と言えば、ミッションのインプットシャフトとアウトプットシャフトが
直結されている状態であり、この状態ではミッション内の各ギアについて
強い力はかかっていない。インプットシャフト〜カウンターシャフト間の
ギアに、若干の力がかかっている程度。ってことは、原因はやっぱり
ミッション回りにありそう(因果関係がありそう)と思える。
知識も経験も乏しいプライベータには、非常に判断しづらい。

走行中、交換用のデフオイルは持っているが、ミッションオイルは持っていない
ことを思いだし、近所のカー用品屋へ。ここで、elf TRANSELF を購入する。
今回入れた REDLINE はいい印象がないが、TRANSELF は好印象がある。
こいつに変えて、様子を見てみることにしよう。。。高いけど(涙)



オイルが充分に暖まったので、帰宅。さっそく、ジャッキアップしてウマをかけ、
フロア下に潜る。いつもの手順でアンダーカバーを外し、ミッションを見上げる。
外観については、問題は見当たらない。それでは、いよいよ中身の確認である。

さっそく、ミッションオイルを抜き取る。入れてから 2000km 弱しか使ってない
REDLINE MT-90 は、まったく綺麗な状態だった。期待していた(?)ような
鉄片や鉄粉は、まったく混じっていなかった。それどころか、ドレンボルトに
ついた鉄粉は、いつもとは比較にならないほど微細で、緻密なものだった。
デフの鉄粉の出方と、まったく同じ傾向である。さすが REDLINE やなぁ、
と言うべきところか。とりあえず、REDLINE を疑うことは、なさそうだ。
勿体ないと思いつつドレンを締め、フィラーから TRANSELF を投入。

引き続いて、ついでの作業ということで、E/G オイルを交換する。こちらは
本日あたりが、ちょうど交換サイクルの日となったため。オイルフィルタも交換。

ミッションとエンジンのオイルを交換後、僅かな希望に縋るような気持ちで
試走に出かける。・・・しかし、自宅の駐車場を出発後、わずか 15秒もしない
うち、希望は打ち砕かれる。2速2500rpm〜3500rpm で、大きな異音が鳴り出す -_-

じゃあ、デフなのか・・・さっさと帰宅し、今度はリアを持ち上げて、
デフオイルを抜く。こちらこそ、鉄片が・・と思ったが、抜けてきたオイルには
まったく、何の問題もなかった。いつもと同じ程度の、微量の鉄粉がある程度。
これもまた、勿体なかった。ドレンを締め、同じ REDLINE を投入する。



さぁ・・・オイルがなんともなかったから、次は他の部分を疑ってみるか。
デフ付近の構造物を、子細に観察する。しかし、ハンマーで叩いて確認しても、
何の問題もない。いくつかのボルトをしっかり締め直してみるが、無駄骨だった。
試走するが、何の変化もない。そして、相変わらず4速だけは静かなままである。

再び帰宅後、見る場所を少しずつ前に移していく。プロペラシャフトフランジを
掴み、各ジョイントのガタをチェック。ついでに、プロペラシャフトを回し、
デフ以降のベアリングの回りのザラつき、およびバックラッシュを確認。
これらは全て、問題なし。うーん、後ろ半分には、何も問題はないのか?
ミッションマウントもチェックするが、特に怪しい点は見当たらず。

さて、困った。一通りの確認は行ったが、明確に異常な点は見つからない。
しょうがないので、リアをジャッキアップした状態で、エンジンを始動。
ギアを入れて後輪を空転させ、サイドブレーキを引いて負荷を与えながら
異音の状況を把握しようと試みる。しかし、特におかしな音は聞こえない。
この程度の負荷ではダメなようだ。実走行レベルの負荷をかけないと・・・



もう一度、試走に出かける。現象を、よ〜く確認するためだ。
先ほども書いたことの繰り返しになるが、やはり異音は加速方向に力がかかると
鳴る。正確には、加速していなくてもいい。例えば、登り坂を一定速度で走行。
この時も、音は鳴る。駆動系には、加速方向に力がかかっているためだ。

ここで、原因を切り分けてみる1つの方法を考えた。デフマウントのボルトを
少し緩めた状態で、短距離を走ってみる(超危険)。当然、アクセル操作に伴い
振られたデフ Assy が暴れ、ガクン、ガクンと大きな音を立てる。しかし・・・
例の唸り音は、全く無関係に同じ大きさを保っていた。この、デフを半分浮かせた
状態であっても、音の大きさが変わらないってことは・・・デフからボディーへと
伝わっている音ではない、ということだ。これで、異音の原因がデフであるという
疑いは、少し・・・というか、かなり低くなった。ミッションの疑いが濃くなる。

しかし、そうであれば、何故ミッションのほうから音が聞こえてこないのか?
正直、これが判らないから、ミッションを疑いきれない。ありうるとすれば、
ミッション〜デフ間は、プロペラシャフトで剛結合されている。ミッションの
内部で発生した微振動が、プロペラシャフトで共振して音を放出している?
・・・もう、想像というか、妄想のレベルに達してきたかもしれない ^_^;



判断をまとめる前に、親父に助手席へ乗ってもらい、客観的に音を聞いてもらう。
親父いわく、デフに問題が出てたら、こんな音とは違うはず。また、4速だけ音が
鳴らないというのも不思議や。ただ、音源が後ろにあるっぽいのも、間違いない。
という意見をくれた。自分の判断と総合すると、音源はミッションぽくないけど
かといってデフというわけでもなさそう、ということになる。

こうなったら、来週末に決着をつけるしかあるまいな・・・
デフを降ろして、開けてみよう。中身を見てみれば、全てがわかるはずだ。



その夜、ミッション載せ替えになる可能性に備え、中古ミッションの
在庫問い合わせを(株)水野商会に投げ掛ける。以前、追突されたときに
テールランプを販売して頂いた実績がある。今度は大物だ。よろしく頼みます。

なんとか、来月頭の伊那までには健康体にしたい。対策が間に合うといいが。


10/14

昨日のうちに調べたことをまとめあげ、大草さんに質問メールを送ってみる。
こういうときに頼りになるのは、やはり経験豊かなプロの意見である。


10/16

その後、大草さんから頂いたメールの内容を見て、原因を絞り込む。
可能性が高いのは、やはりミッション不良?のようだ。大草さんに感謝。
また、同じように、アドバイスを下さった前田さんにも感謝。

そういえば、水野商会からも、在庫問い合わせの回答が帰ってきていた。
幸いなことに、11R 用ミッションの在庫は2基あるらしい。1つは 68000km 使用で
動作確認あり、もう1つは 35000km だが動作確認なし。値段は両方とも \43k。
(ヤフオクで入手するより、ちょっとお高そうだが、安心料(?)ってことで (; _ ;))

35000km ぐらいでミッションが不良になるなんてことは、通常は考えられない。
いくら動作確認していないとはいえ、距離の少ないほうを買うのがベストだ。
最終的な結論は土曜日に出すので、それまで待って欲しい、と回答を出す。

ってことで、土曜日の作業は、デフ割りではなく、ミッション下ろしとする。
もし、ミッションが降りるまでの間、異音の原因が他の場所に見つかったら
水野商会にはキャンセルを入れることにしよう。このスケジュールで進める。

それにしても・・・今週は、なんとも落ち着かない一週間である。


10/18

さて、今日はミッション降ろし。正確には、ミッション降ろしが必要かどうか
確認する作業を含めている。その結果次第で、今後の作業内容は変わる。

そこそこの時間に起床し、異音をがなり立てるミッションを気にしつつ、
マフラーのガスケット2枚・1L ポリタンク・ウマ1組を買いに出かける。
ミッション回り点検のためには、マフラーを外さねばならない。ガスケットは
再利用できないので、マフラーを降ろす度に購入せねばならない。ポリタンクは、
ミッションを降ろすことになった際、交換したばかりのオイルを再利用するため。
ウマ1組は、4輪全てをウマで浮かせるためには、2本不足しているため。
(現在、ウマは1組しか持っていない。全輪を浮かす作業が殆んどなかった)

こんな材料ぐらい、全て近所の DIY センターとカー用品屋で揃うだろう、と
思っていたのだが、用品屋ではマフラーガスケットは品切れになっていた。
困ったなぁ・・・ちょっと遠出になるが、別の用品屋に行かねばならない。
伏見の SAB に行こうか、と考えたが、今回はちょっと毛色を変え、大津の
「ロードスター」に行くことにした。あそこなら、売ってるだろう。

いつものように VICS 情報を表示させながら走るが、大津付近の R1 は「渋滞」と
なっていた。だが、回避経路はない。渋滞と判っているところに突っ込んでいく
ことほど、空しいことはない -_-; それほど酷くなかったのは幸いだったが。

「ロードスター」にて、カーオーディオを薦めてくるニイチャンの攻勢を
躱しつつ、チューニング用品コーナーへ。目的のブツを探すが、直ぐに見つかる。
HKS 製の 52φマフラーガスケット・・・えっ、1枚 300円?安いやんか。
予想の半額。思わず、必要枚数の2倍の枚数を購入してしまう ^_^;

必要なブツは全て入手できた。駆動系のうなり音パターンを確認しつつ、
ゆっくりと帰宅。天候は快晴。分解日和だ。さぁ、作業にかかるか!



・・・その前に、異音の音源確認。まず、4輪全てをウマで持ち上げる。
ここでようやく、新たに作ったガレージの真価が発揮される。ガレージ工事の際、
しっかり平面を出して作ってもらった床の上では、ウマはピクリとも揺るがない。
傾斜した地面の上で、怖い思いをしながら4輪持ち上げた3年前とは大違い。

圧倒的な安心感を感じながら、カプのエンジンを始動。ギアを5速に入れて
後輪を空転させながら、床下に潜る。そして、アクセルベダルに括り付けておいた
タコ糸をひっぱってエンジンを吹かしつつ、ミッション〜プロペラシャフト〜
デフ回りから発生する異音を確認。先日、「異常な音は聞こえない」と書いたが
目と鼻の先まで近づくと、負荷が少ないとはいえ、さすがに異音は聞こえてくる。
期待していた(?)ペラシャフのセンターベアリング、そしてデフの両方からは
何の異音も聞こえてこなかった。ペラシャフはほとんど無音。デフは、かなり
小さな低めのうなり音を立てていた程度。一方、それらと比べると音量的に大きく
また、音質的に明らかにおかしな異音を立てていたのは、ミッションだった。
例の音と、ちょっと音質は違うような気もするが、音源はここにある。

あぁ、やっぱりミッションだったのか。覚悟を決め、ミッション下ろしを開始。

ミッションを降ろすまでのバラシ作業順序は、適当。外せるものから外す。
ただ今回は、前回(3年前のクラッチ交換作業)の反省を踏まえ、一番最初に
デスビ本体を外しておく。ハイテンションコード4本を外し、T40 のトルクス
ボルト2本を外す(組み立て後にタイミング調整するので、マーキングは無し)。
この状態で、後ろにデスビ本体を引っ張ると・・・若干のエンジンオイル漏れを
伴って、デスビは抜けた。しかし、バルクヘッドとエンジンの隙間がかなり狭く、
どうやってもデスビが取り出せない。
どうも、デスビカバーを外さないとダメぽい。
しかし、デスビカバーを固定するネジ2本が、これまた強力に締め付けられていて
(っていうか自分で締めたんだけど(汗))なかなか緩まない。結局、もう一度
デスビを取り付け直して、工具を振るスペースを稼ぐ作業をするハメになる。
・・・時間を節約するための作業で、時間を食ったワケで。虚しい(涙)

クランクセンサーのカプラーを外し、デスビ外し作業は完了。
ここでおもいっきり苦労した甲斐があり、その後の作業スピードは一気に Up。
12mm-14mm のストレートメガネが自由に振り回せるスペースが確保できたので、
ミッション上側固定ボルト2本は、あっという間に取り外せた。幸せな気分。

ついでにバッテリーを降ろしたら、次は下回りの部品外し作業にかかる。
車内のセンターコンソールを外し、ダストブーツ固定ナットを外して部品を取る。
ようやく下に潜り、アンダーカバーとマフラーを外す。WAKO'S スレッドコンパウンドが
効いているようで、排気系ボルトに固着は無し。マフラー吊り下げゴムの固着は、
シリコンスプレーを吹き付けて対処。これも思ったよりも簡単に外れた。そして、
ペラシャフとマフラーを隔てるアルミ板を外す。この時点で、裏側に溜まった
大量のゴム滓(名阪などで拾ったタイカ滓らしい)と砂がザザーッと落下。
作業場所が砂だらけになったので、作業を止めてゴミ掃除・・・ ^_^;
なかなか作業が捗らない。まぁ、急がないから、いいけど。

ここまで来て、ようやくペラシャフとご対面。念の為に、ガタを検査。
センターベアリング支持部のゴムは亀裂なし。ベアリングはゴロゴロ感なし。
また、ペラシャフ各部のジョイントのガタツキも確認するが、これは問題なし。
ただ、ベアリングの前後のシャフトを逆方向にねじると、僅かなガタツキ感あり。
この部分には、大きなナットが見える。非分解式だが、組み立てて作ってある。
スプラインがダメになってるのか?今回の異音とは無関係ぽいが、要交換か。

あとは、ミッションコントロールボックスを外せば、ミッションが降ろせるか。
この時点で、ミッションオイルを抜き取る。ドレン付近を綺麗に拭ってから、
買ってきた 1L ボトルの中に、オイルを入れる。高いオイルだから、再利用。
抜いたオイルの入ったボトルは、工具箱を入れてある棚(冷暗所)に保管。



ここで一旦、休憩。原因の切り分けが完了したので、冷たい茶を呷ってから、
水野商会宛てに、中古ミッションの発注をかける。当然、35000km 走行のほうだ。
返事はすぐに帰ってきた。曰く、取り置きしておいてくれたようなので、うまくいけば
今日中に発送処理が完了する、とのことだったので、来週中には到着するだろう。
ってことは、新ミッションの積み込みは、せいぜい来週末ってとこかな・・・
ギリギリのスケジュールだが、とにかく間に合いそうなことに感謝だ。



作業に戻る。ミッションコントロールボックスを外し、サービスマニュアル確認。
外し忘れの部品を確認する。うーん、結構残っていた。クラッチケーブルと、
スタータモーターの固定ボルトと、バックランプスイッチのカプラー。

クラッチは簡単だからいいとして、問題は残り2つ。スタータモータ下側ボルトは
簡単だからいいとして、上側ボルトは大変。デスビを外してあるとはいえ、上側
ボルトはミッションベルハウジングと、ヒーターホースの僅かな隙間にある。
っていうか、これは明らかに設計ミス。ヒーターホースの形状が悪いために、
上側ボルトを緩めても、まっすぐ抜き取れない。改良部品になってないかなぁ。

上側ボルト以上に、バックランプカプラーは鬼門だった。スタータモーターの
上に見えるカプラーがソレだが、どうみても、手が入らない。必死ですよもう。
キャニスターなどを外して出来た微少スペースから手を押し込み、気合いで
コネクターを外す。コネクターのロックが半壊していたのは幸いだった。



これで、外すべき部品は全て外れた。ミッション下側ボルト2本を外し、
油圧ジャッキをミッションの下に当てる。その後、ミッションマウント固定ボルト
6本を外し、後ろ側を先に降ろしてからミッションを抜き取る。こう書くと、
いかにも簡単に作業できたように見えるが、ジャッキの最高位があまり高くなく、
クルマの下は、寝返りも打てない程度の高さしか確保できていない。そのため、
スペースは極限まで狭く、下ろし作業は泣きたくなるほど辛い状態である。
・・・ミッションを組み付けるとき、かなり苦労しそうな気がするなぁ。

ともかく、ゴロリ、と地面に降りたミッション。下に敷いておいた段ボール板
もろとも、車体の前から引っ張り出す。うわ、汚い・・・外観はともかく、
ベルハウジング内は、クラッチ交換の為に下ろしたときも掃除しなかったので、
すさまじく汚い。さらに、カウンターシャフトベアリングシールから油が漏れて
ベタベタになっている。・・・っつーか、こんなところから油漏れかぁ・・・

このままではミッションを開けようもないので、工具の片付けをやりつつ、
ベルハウジング内(と、ついでにケース外側)を洗浄。汚れ(クラッチカス)の堆積は
凄かった。「エンジンフォーミングクリーナー」をぶっかけて、ワイヤーブラシで擦ると
ヘドロのようになった油汚れが、ワイヤーブラシを包み込んで団子化した。
・・・これって、かなり強力な洗剤なんだけどなぁ(汗)汚れがスゴすぎる。

正直、泣きそう。レンジフード清掃の時にも使ったアルカリ性の洗剤も利用し、
総力戦の覚悟で油汚れと対峙。拭いても拭いても、汚れが無くならない。
結局、それなりにアルミの地肌が見えるまで、たっぷり1時間以上を要した。
・・・プロの場合、こういうときには何を使って掃除するんだろうか?



掃除の終ったミッションを家の中に持ち込み、今日の作業は一旦終了。
・・・しかし、このクルマが、軽自動車のカプチーノで良かった、と心から思う。
なんだかんだ言っても、ミッションが小さくて軽いから、自家作業ができる。



もし、GT-R だったら・・・いや、ロードスタークラスでも大変だろうな。



・・・風呂に入り、夕飯を食ってサッパリしたら、ミッションを分解したくなる。
勢いづいて下ろしてしまったはいいが、本当にコイツに問題があったのか?不安。

というわけで、部屋の中に段ボール板を敷き、ミッションを持ってきて分解開始。
さすがに経験が全くないので、サービスマニュアルを読みながら作業を進める。

と言っても、ベアリングプーラーさえ持っていれば、ある程度までの分解作業は
難しくない。唯一苦労したのは、カウンターシャフト後端に嵌まっている Cクリップが
外れなかったこと。カチカチに固着していて、まったく動きそうになかったのだが
その奥にあるベアリングの打ち込みが浅かったのか、少し手前に出てきていたのが
原因。カウンターシャフトリアベアリングのインナーレースを軽く叩いてやったら
Cクリップは自由に動くようになった。あとは、ペンチでギュッと押し出す。

カウンターシャフトとメインシャフトのベアリングを、ギアプーラーで抜き取ると
カウンターシャフト側にハマっている 5th ギアとリバースギアが抜き取れる。
これを取ると、ミッションケース前半分は、3つのパーツに分解できる。



こうやって、メインシャフト・インプットシャフト自身以外について分解したが
結局のところ、メインシャフト後端のベアリングのインナーレース損傷以外には、
目だった問題はなかった。というか、ほぼ確実に、コイツが原因だった。
ベアリングの片方の面を下にして回すと静かに回転するが、反対側の面を下にして
回すと、ゴリゴリした感触が指に伝わる。もちろん、ゴリゴリ音も聞こえてくる。
なんでやろ?と思ってよ〜く見ると、ベアリングのインナーレースに、虫食いの
ような摩耗跡が多数ついていることが判った。それほど深い傷ではないのだが、
NTN のホームページを調べてみるとフレッチング摩耗というものと似ていた。

クランクシャフトのブレか何かによる微振動が、メインシャフトリアベアリングに
負担をかけたのか・・・それとも、ベアリングの製造不良による損傷なのか・・・
または、やはりオイルが悪かったのか・・・正確な要因は不明ってのがアレだが
とにかく、異音の原因らしきものが見つかってホッとした。気分が楽になる。

ここで「じゃあ、このベアリングだけ交換したら、中古ミッション要らない?」と
思ったが、それ以外にも細かい損傷は見つかっている。カウンターシャフトを
手で回すと、結構大きな「シャー」音は聞こえる。こちらのベアリングも、もう
寿命が近いようだ。シンクロはさておき、ギアとハブスリーブの爪の摩耗もあるし
なんだかんだで、96000km 走行にふさわしい摩耗は全体的に発生している。
リフレッシュできるという意味合いもあるし、今回は中古品を積み込もう。
んで、このミッションは、ヒマを見て少しずつ徹底的に直せばいいや。

原因調査、および今後の方針決めは終ったので、ミッションを適当に清掃し
適当に組み上げる。分解中にダラダラ流れ出した残留オイルも、綺麗に拭き取る。
再びオイル臭くなった手をしっかり洗ったのち、ようやく眠りにつく。


10/19

10時頃に起床。筋肉痛に襲われることを心配していたが、体調は良好。
ちょっとした「けだるさ」はあるが、精神的なものが由来かとも思われる。

窓を通じて降り注ぐ陽の光の中で、大きく背伸び。ふあ〜ぁ・・・
しかし・・・今日もいい天気だ。いわゆる「行楽日和」ってところである。
本当なら、気分転換に温泉にでも行きたいところだけど。ミッションのない
カプチーノでは、1mm も動けない。まったく、間の悪いことだ。

モソモソと朝飯を食ったのち、とりあえず作業服に着替える。
・・・といっても、交換できるミッションが手元にあるわけでもない。
運が良ければ今日の夕方にでも届くだろうが、おそらく到着は月曜日だろう。

ってことで・・・ミッションが無くてもできることを、やっておこう。
ノックスドールを片手にクルマの下へ潜り、ノロノロと錆止めを吹いていく。
センタートンネル内部に防錆処理を行うには、部品が降りている現状が最適。

錆止めを吹く際、下回りの構造物をマジマジと見る機会が出てくるわけだが
思わぬものを発見。サイドブレーキのイコライザが装着されている、小さな鉄箱。
ワイヤーの外筒が固定されている部分が、内側に押されて歪んでいた。
ここは、ワイヤーを引っ張る際に、同時に大きな力がかかる部分となる。

さすがに笑ってしまった。普通、曲がるような部品ではないはずだよな・・・
かなりの力が、外筒に掛っているってことだ。つまり、サイド引きすぎだ ^_^;
鉄箱を取り外し、叩いて歪みを直しても良かったけど、どうせ直したところで
すぐに曲がってしまうだろうから、このまま放置しておくことにした ^_^;

そんなこんなの作業をやりつつ、燃料タンクなど、あちこちの重要な部品の錆が
少しずつ広くなっていることを確認。デフマウントアームみたいな「鉄の塊」に
いくら錆が出ていても恐いことはないが、鉄板の厚さの薄い部品の錆は恐い。
ってことで、ついでに、そういう部品を重点的にノックスドールで攻撃。

下回りの防錆は一通り終わったので、ミッション下ろしの際に外した部品を点検。
プロペラシャフトの後端付近の錆が気になったので、#80 のスコッチブライトで
錆を「ある程度」削りおとし、シャシーブラックで塗装する。プロペラシャフトは
構造物の中に隠れる部品だが、デフに繋がる付近だけは剥き出しに近い状態。
そういうところを狙って、錆はちゃんと広がってやがる。油断大敵だ。



そんな作業をゆっくりやっていると、自宅の近くに「クール宅急便」が到着。
しばらくして、とても重そうな段ボール箱をぶら下げた、横縞模様のおっちゃんが
やってきた。どうやら、「クール宅急便」から下ろした荷物をもってきたらしい。
なんやろ。別に、食いモンなんか通販で注文した記憶はないんやけど・・・と
思いつつ、クルマの下から抜け出して、そのおっちゃんのほうを見ると

「これは、そのクルマの部品やねぇ」

との声。って・・・食いモンなんか装着しないぞ、と思いつつ伝票を見ると、
「カプチーノ マニュアルミッション」と書かれていた。あ、ミッションだったのか。
って、昨日発送で、今日届くとは!あまりに早い到着に、驚きを隠せない私。

ついでに、「カプチーノ マニュアルミッション」という表記だけで、クルマの部品と
わかった宅急便のおっちゃんのクルマ好き度にも、敬意を表したい ^_^



というわけで、予想外の早さで、スペアミッションが到着してしまった。
これはうれしい誤算だった。早速、昼からミッションの組付けを開始しよう。
その前に、検品だけやっておかねば・・・ということで、包装をブチ破る。

クール宅急便で、鮮度抜群(?)の状態で運ばれたミッションとご対面。
かなり冷やされたミッションの表面には、ちょっと霜が降りている(笑)
部屋の外に運び、太陽の光の熱で暖めつつ、ワイヤーブラシで清掃。

結局、いくつかの不具合はあった。しかし、致命傷ではないと判断。


全体的に、外側の汚れがひどく、見た目が妙にボロっちい。
アルカリ性洗剤+ワイヤーブラシで磨いたら、マシになった。
 
ベルハウジング内はキレイだったが、レリースアームとインプットシャフトが
少し錆びていた。WD-40 をぶっかけ、ブラシで磨いて錆を落とす。
 
 シフトレバーが繋がるアームの根元にあるダストブーツが溶けていた。
解体時に、バーナーか何かで炙られたのだろうか。謎である。
他に、バックアップランプスイッチの配線も、溶けていた。
直接、水分がかかる場所ではないと判断。ダストブーツの交換は諦め、
内部に WD-40 をブッかけておくことにした。錆びなければ良し。
バックアップランプスイッチは、今のミッションから移植。
 
ミッションマウントに載せるための部品とか、アームのOリングとか
大事なんだけどマイナーな部品が足りなかった。今のミッションから移植。


あと、レリースベアリングも付属していたが、回すとゴリゴリしていたので
今のミッションから移植。どうやったら、あんなにゴリゴリになるんだか。

レリースベアリングを装着する際、ベアリングとアームの当たり部分、および
ベアリングと軸の摺動部分に塗るグリースは、適当なものが見つからなかったので
ブレーキのシムに塗るグリースを利用。しかし、ちょっと粘度が高いような気が。
ベアリングの動きがモッサリ気味。MP グリース買いにいけば良かったかも。
とか言いつつ、同じグリースを、インプットシャフトスプライン部にも薄く塗る。

最後に、レリースアーム根元の軸受けにもグリース(ブレーキのダストブーツ
内部に使うためのもの)を薄く塗り、一通りのグリスアップを完了。

一通りの準備が終わったので、インプットシャフトを手で回しつつ、シフトを
ごにょごにょとイジり、特におかしな感触がないことを簡単に確認。とりあえず
変なところは無いようであるが、最終的には実走で判断するしかないな。



グリスアップ作業、および不足していた部品の装着作業に抜けがないことを
最終確認後、さっそくミッションを搭載する作業に入る。段ボールにミッションを
載せ、車体の下に引き込む。位置を確認したのち、ミッションの後端を油圧ジャッキに
載せ、ゆっくりと持ち上げていく。水平を出すため、ベルハウジングの下に車載
ジャッキをあてがい、両方のジャッキを少しずつ持ち上げていく。

だいたいの高さを合わせたあと、腕でぐいっと持ち上げ、エンジンに嵌め込む。
かなり体勢の悪いベンチプレス状態である。ミッション積み込みで一番しんどい作業。
その、しんどい作業であるが、何故かうまくいかない。ミッションの高さ、水平、
そしてインプットシャフトとフライホイールのスプライン合わせは完璧なのに、
エンジンに嵌め込もうとすると、寸前で「モニョ」っとした弾力に弾かれる。

何があかんのやろう。5分ぐらい格闘し、血管が切れそうになったので一旦休止。
クルマの下から這い出し、E/G ルームを上から見ると、原因は一発で判明。
エンジンとミッションの間に、ヒーターホースを挟んでいた(汗)
ホースを横に寄せるついでに、他にハーネス類を挟んでいないか最終確認。
問題ないことを確認後、下に潜ってもう一度嵌め込み作業。今度は一発で完了。

ミッションが収まっているうち、E/G との結合部下側のナット2個を固定しようとするが、
妙に硬い。ミッション側のスタッドボルトの先端が、ちょっと鈍っているようだ(汗)
ミッションを載せる前に、ボルト類のチェックもしておけば良かった。大失態。
しょうがない。多少、無理矢理気味であるが、力でナットを捩じ込んでしまう。
キツイのは最初のほうだけで、一旦入ればあとは軽いもんだから、問題ない。

ついでに、スタータモーター下側ボルト、およびクラッチレリースアームも固定。



続いて、上側に移る。難関となるボルトは、デスビの下のほうにあるボルト2つ。
デスビを外しているけど、ネジ穴を塞ぐような位置で走るヒーターホースが
巧みに邪魔してくれることに変わりなし。かなり「ムキー!」状態で作業。
・・・この邪魔っけなヒーターホース、マイチェンで形状変わってないかな?

一苦労して、上側のボルトもなんとか結合完了。ハーネスクランプの共締め、
およびアース線の締め付け忘れもなし。これで、E/G との結合作業は完了。
6個所の結合部のボルトを、もう一度ストレートメガネでしっかり締め付ける。
あとで整備マニュアルを見たところ、スタータモーターの固定ボルト2個所の
規定締め付けトルクは非常に低かった・・・が、細かいことは気にしない ^_^;

E/G とミッションがくっついたので、最後にミッションマウントを固定。
が、ミッションマウントとボディーを固定する6個所のうち、2個所ほどについて
ボルトの締まる感触に妖しいものを感じた。たぶん、ナメる寸前っぽい。
とりあえず、ボルトを新品に変えてみるが、やっぱり妖しい感触は残る。
いかん、ボディー側の埋め込みナットがイカレてきたんだろうか・・・
まぁ、結合部は6個所もあるから、2個所ぐらい死んでも・・・ ;_;



不安要素はあるものの、とりあえずミッションの機械的結合は、ほぼ完了。
ここまで来たら、あとはラクな作業だ。ミッションを支えていたジャッキを外し
ミッションコントロールシャフトを装着。続いて、プロペラシャフトを装着。
デフとの合いマークをしっかり合わせ、フランジのボルトを規定トルクで締める。

プロペラシャフト下側のガード板を装着したところで、マフラーをつける前に
ミッションオイル注入。まずドレンボルトを外し、古いミッションオイルを抜く。
(ミッション搭載前に、ドレンとフィラーボルトを緩める作業を忘れずに!)
オイルが落ちてきている間に、ドレンボルトを清掃。ネジ部には、緑色をした
液体ガスケットが薄く塗られていた。ふーん、テープじゃないのか・・・

オイルを抜いた後、ドレンを締めてフィラーを緩め、保管しておいた TRANSELF を
放り込む。抜けてきたオイルは結構汚かったから、洗浄の意味を込め、こころもち
早めのタイミングで、別のオイルに交換することにしよう・・・Redline かな。

ここまで作業を進めた時点で、あたりは随分と暗くなってきた。急げや急げ。
新しいガスケットを挟み、マフラーを装着。マフラーのブッシュゴムには、
シリコンスプレーをたっぷり吹いておく。そうすると、簡単にヌルッと入る。
マフラーを固定したら、下回り最後の部品・・・・アンダーカバーを装着。

固定した部品を復唱し、装着忘れの部品を確認。見事に、1個忘れていた ^_^;
ミッション前端にくっつく、ロアカバー。M6 のボルトで固定する板っきれである。
まぁ、ボルト2本締めるだけだから、ちょいちょいで終わる・・・と思ったら
なぜか、ボルトが入らない。おかしい、と思ったら、ネジ穴が鈍っていた(怒)。
6mm のタップを持ってきて、狭いところでネジ穴整形。搭載前の確認が大事 ;_;

これで、今度こそ、下回りの作業は一通り完了。作業内容をもう一度復唱し、
外したままになっている部品が無いことを確認してから、ウマから下ろす。

最後に、上回りの残作業2件。まず、バックアップランプカプラーの装着。
ブレーキブースターとインマニとキャニスターの間の超狭い空間に手を突込み
モーパイ状態でコネクターを差し込む。指が死にそう。もう勘弁して ;_;

指先を引き攣らせながら、なんとか装着作業を完了。続いて、デスビを装着。
こっちは全然楽な作業。デスビとカムの結合角度を合わせないといけないのだが
ここは、入る方向にしか入らない設計になっているので、差し込めれば完了。



・・・ふぅ。周囲が、夜の暗闇に吸い込まれた頃、ようやく、作業をほぼ完了。
あとは、点火タイミングの調整と、内装の装着を行うだけだ・・・

親父からタイミングライトを借り、15分ほどマターリと休憩。



休憩後、適当な位置でデスビを仮固定し、エンジンを始動。とりあえず、
ミッションからは異常な音は出ていない。つーか、ものすごく静かである。
劣化ってのは徐々に起きるものだから、あまり気にならなかったのだが、
死んだミッションは、どうやら全体的に結構ヘタっていた模様。

暖気完了後、ダイアグカプラーの C-D 端子を短絡し、タイミングライトで
イニシャル点火時期を調整。既定値より1度早めの、6°BTDC に合わせる。

これで、機関回りは完了。内装を取り付け、全ての作業を終える。疲れた・・・



飯を食ってから、さっそく試走に出かけることにした。

お願いだから、直っていてくれ・・・と願いながら、車庫からクルマを出す。
祈るような気持ちでアクセルを踏む・・・消えた!異音が完全に消えた!
確実に異音が出ていたシチュエーションを何度も再現するが、異音は全く鳴らず。
1〜5速まで全てのギアを使って確認。やはり、あのベアリングが原因だった。

やった・・・これで、安心して伊那に行ける・・・(涙)




こううまく直ってくれると、それだけで気分は高揚(?)してしまうものだ。
念の為、ということで、高速道路に乗って高負荷を掛け、確認することにした。
ルートは、京都東〜大山崎〜京滋 BP〜瀬田〜栗東という、いつもの大回りコース。
そういえば、今回はじめて、夜間の大山崎 JCT のループを走ったのだが、まさに
どっかのゲームの画面のようだという比喩がぴったりする光景だった。延々と続く
ループのアウト側に描かれた、まだ鮮やかな色合いの赤白ストライプのコーナー表示。
ジェットコースターのように激しいアップダウンを繰り返しつつ、ループはいつまでも続く。
阪神高速とかをよく利用する人なら普通の光景と思うが、いかんせん京都では
こんな光景はほとんど見ることがないから、すごく新鮮な気分に浸れる ^_^;

さて・・・結果としては、120km/h 以上の速度で発生する「ドドドド」という小さな音以外、
問題となる音は無し。これは、昔から聞こえていた音なので、問題ないと判断。
ちなみに、この音は、100km/h ぐらいまで速度を下げると、聞こえなくなる。
勘だけど、プロペラシャフト〜デフ〜ドライブシャフト付近のダイナミック
バランスが崩れているような気がする。ヒマがあれば、シャフトの結合位置を
くるくる回して変更し、変化の様子を見てみるのもいいかもしれない。

あと、5速パーシャル付近で、ほんの僅かにうなり音が聞こえるが、
ミッションからでは無いと思われた(今度こそデフっぽい)。まぁ、特に
ヤバげな大きさの音でもないので、とりあえず様子見ということにする。



高速道路を走行後、下道に降りてゆっくりと帰宅。改めて、ここで驚く。
ミッション付近が、ものすごく静か。オイルが高温になっても、歯打ち音が
全然聞こえてない。以前は、信号待ちのアイドリング時などでは、ずーっと
「カタカタ・・・」という音が聞こえていたもんだが。また、それだけでなく
ギアの入りかたも、すごくいい。もー、信じられないぐらいスコスコ入る。
いったい、今までのミッションは何だったんだ?と思ってしまうぐらい。

「故障の修理」以上のものを得られて、そういう意味でも嬉しい結果となった。


10/26

昨日は、休日出勤。某展示会での説明員の仕事。立ち仕事だが、たった1時間半で
腰が割れそうに痛くなる。1日の仕事が終わったあとは、本当に死にそうだった。
こんな仕事を年中やってるコンパニオンの姉さん連中は、ホンマに偉いわ。

てなわけで、今日はマターリとした休日を過ごす。
・・・っていうか、伊那に向けて最後の準備作業を進める日となった。

リアブレーキパッドを、テクニカのものに交換。アタリを付けるため。
ついでにエア抜きもしといたほうがええか、と思ったが、こないだやったばかり。
特に、今ここでやっておく必要はないな、と思い直す。

さて、リアブレーキを交換するためには、ピストンを戻す必要があるわけだが
ものすごく固くなっていた。簡単にはピストンが回らない(=戻らない)。
特に、左側キャリパのピストンがひどかった。そろそろ O/H 時期やなぁ。

アタリをつけるために、京都市内〜SAB 伏見あたりをウロウロと彷徨く。
給料が出たことを思いだしたので、SAB 伏見にて、FM ブースターを買う。

ブレーキのアタリ付けなおしであるが、最初は、少し緩いブレーキ感が
続いたが、少しずつアタリがついてくると、それなりにマシになった。一安心。
しかし、ローターのアタリ面の光りかたから見ると、まだ 100% の面積が当たって
いるわけではないようだ。半径で見れば、半径の4割ほどが当たっていない。
しゃあない。残りは、サーキット周回の最初の数周のうちに潰すとするか。

帰宅後、マターリと洗車&ワックス掛け。
今回は、それほどの汚れは溜まっていなかった模様。簡単に終了。

余った時間で、FM ブースターを(いきなり)試しに装着してみる。
装着場所は、トランクの右隅に見える、純正アンテナの基台部分。うまい具合いに
ここでは、アンテナ基台から生える配線と、車内を走る配線の間をつなぐのに
JASO 規格のコネクターで結合されている。このコネクターを外し、その間に
買ってきたブースターを挟む。ブースターの電源は、そのすぐ近くにある
ハーネスのコネクターから拝借。といっても、普通に電源が走っているわけでは
なく、パーキングランプの配線からの借用となる。つまり、ライトを点灯すると
ブースターの電源が ON になる(笑)。まぁ、試験運用だからね・・・

この作業のついでに、アンテナ基台部分を、なぜか手元にあった新品と交換。
その作業のため、内装をめくってみると、どこからか水分が侵入していたようで
リアフェンダー裏側の合わせめの一部分に、少し大きめの赤錆が発生していた。
気休め(?)に、合わせめに染ませるよう、ノックスドール 700 を吹いておく。

さて、そんなこんなの作業を終え、実際にブースター ON で FM を聴いてみるが
正直、全然ダメ。ブースターを入れてないほうが、よく聞こえるという。
ブースターのアンプでは、挿入損失すらカバーすることすら叶わないような感じ。

腹が立ったので、分解して、回路を確認してみる。回路図はアップしないが、
結局、トランジスタ1石による、ごく簡単な高周波アンプだった。悪くはないけど
これで \3500 も取るのかよ。ボッタクリとは言わないが、ちょっとなぁ・・・

余りにも心許なかったので、トランジスタを取り去り、手元に転がっていた
μPC1651G で、簡単なアンプを組む。これで多少はマシになったが、それでも
聞こえにくいものが聞こえやすくなったわけではない、と思った。これでやっと
挿入損失がカバーできた・・・って感じ。ああ、めちゃくちゃ無駄じゃんか(涙)



失意のどん底に落されて萎れるが、無駄使いとなったことはさっさと忘れる。
今回の準備作業で不足が明らかとなった消耗品の、ジムカ用リアブレーキパッド
ミッション&デフオイル、その他の部品を、いつものように通販で注文する。
消耗品の補充だけで、えらい出費が嵩む。貧乏人には、これが限界だ。。。


10/29

TTW から、最後のジムカーナ申し込み用紙が送られてきた。

このイベントが終わることなんて、本当に考えてなかった。
寂しい話だよなぁ。・・・早いとこ、エントリーしなきゃな。。。


10/30

26日の日記で書いていた通販の1つ、JO-YA.com から、オイル到着。
それなりに丁寧で迅速な対応が得られたので、今後も利用したいと思ったり。

到着したのは、Redline MT-90 が2つ と 80W-140 が2つ。これで \7k ちょい。
オイルの単価は1本 \1.6k で、送料 \800 ちょいがついて、この価格になる。
今のところ、自分の利用できる範囲で、一番安く Redline が入手できる方法だ。


10/31

明日は、伊那である。3時頃に京都を出発しないといけないため、
明日の起床は2時。となると、眠る時間が全然とれなくなってしまう・・・

睡眠不足で死にたくないので、今日は、先週の休日出勤の自主代休(?)を取る。
日の高いうちに最終準備を済ませ、日が暮れたら直ぐに眠るつもりで行動。

まず、タイヤを交換。本当は、Vimode で往復し、AD07 を積んでいく方法に
しようかと思っていたが、諸般の事情(車中泊になる可能性)を考え、AD07 を
履いていき、助手席はできるかぎり空けておくことにした。もし、AD07 が
ヤバいぐらいに磨耗したら、走るのをヤメにしたらいいわけだしね。
もし、バーストしたら・・・まぁ、その時はその時ということで ^_^;

ついでに、やっぱりリアだけブレーキのエア抜きをやっておく。
あと、先週洗車したあと走らなかったから、リアローターとパッドの間に水が入り
当たり面が、かなりひどく錆びていた(涙)紙ヤスリで削り、サビを落とす。
しかし、表面だけの薄いサビじゃなかったので、虫食い状の穴が少し残った ^_^;

その他、ざっと一通りの点検を行う。特に問題なし。
走行、およびお泊まりに必要な荷物を厳選(?)し、助手席に詰め込む。
トランクを空けておくのは、できるかぎりオープンで走りたいから ^_^;
車中泊になったときは、荷物をトランクに積み直すことで対応。



夕方になり、早々に日が暮れたので、予定どおりにさっさと眠る。