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Cappuccino 日記(2004/1)

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1/1

ただただ、ぼんやり。

遊びに来た甥の相手、および CG の描き散らかしに興じる。
合間を見て、JARTIC の渋滞情報を見る。至る所、大渋滞。

・・・ドライブに出かけたいけど、これじゃあなぁ。


1/2

EP82 で墓参り。経年劣化のため(?)
ふわふわ化したサスを目一杯伸び縮みさせ、
市内との往復のため、東山 DW を駆け抜ける。

それにしても、一発で姿勢が決まらないサスで
峠道を走るのって、めちゃめちゃ疲れるのよね・・・
まずステアを入れて、曲げてみて、それから修正して。
今の EP82 のサスが、ちょうどこんな疲れる状態。

なんだかんだいって、カプチだとこの辺の操作が一発で
決まるから、峠ばかり走っても全然疲れないんだよなぁ。



さて。京都市内は、それなりに混雑していた。
よぼよぼ走る、枯葉マークなしの枯葉ドライバーのせいか。
サンデードライバー率が高いようで、回りを全く見ていない。
回りを見ていないドライバーが1名いると、周辺の交通が大混雑。

車線数のある市街地ならまだしも、これが峠道で現われたら最悪だ。
恐ろしくテンポの悪い走りが展開され、走りにくいったらありゃしない。
速く走れとは言わないから、せめて山道では道を譲って欲しい・・・
いったい何年間、このセリフを書き続けているのだろう -_-;


1/3

本日に至って、ようやくカプチーノのエンジンに火を入れる。
まるまる一週間ほど始動していないから、どうなるかと思っていたら
始動一発、非常に調子がいい。コワイぐらいに調子がいい。一安心。

買い物のため、今年の走り初め。昨日と同様、今日もまた町中は大混乱。
京都名物(?)大型セダンに乗る、おじい系サンデードライバーが、大暴れ。
我勝ち運転をさせたら、彼らに叶うものはない。他府県から来るドライバーは、
3ナンバーの大型セダンに要注意。他のドライバーは、得てしてわりとマトモ。



数件の店を回り、ゴソゴソと買い物を終え、さっさと帰宅。
今日はちょっと、クルマ系のメンテナンスを軽く実施しよう。

まずは、EP82 のガラス油膜落とし。年末にワイパーゴムを交換したものの、
油膜のせいでビビリがひどかったもの。必殺「キイロビン」で、ゴシゴシ。
気持ちよく油膜が落ちた。ガラスの上にしっとり広がる水膜。うっとり。

続いて、同じく EP82 の E/G オイルを交換。昨年夏から半年のインターバル。
それにしても、街乗り専用車の EP82 は、とにかく距離が伸びない。
半年で 3000km だ(メモ:現在の走行距離は 67980km)。

その走行距離の割に、抜けてきたオイルはかなり汚い感じだった。
なんというか・・・汚れを吸ったオイルにしては、少し白っぽいというか。
年末に見た AZ-1 のオイルも半年交換だが、あちらのほうが透明感があった。
やはり、短距離街乗り走行ってのは、オイルにとっては負担がかかることを実感。

交換するオイルは、FK マッシモの STREET-S(5W-30)。若干余っていた
QuakerState SPLENDOR(5W-40)とブレンドし、必要量の 3L を確保。
これをフィラーからじょぼじょぼと注ぎ込み、交換作業を完了する。

裏手の峠を試走する。4E-FE は、パンチ力こそないものの、なかなか元気。
5000rpm ちょいまでギュンギュン回し、エンジン音などの調子を確認する。

ヘアピンカーブ手前で、1速までのシフトダウンの調子を確認。さすがに
普通車のミッションというべきか、1速へのシフトダウンはいとも簡単に入る。
カプチのミッションで、さんざんダブルクラッチの練習をした成果もあるが ^_^;



結果に満足し、次はカプチのメンテナンスに移る。
実施する項目は、2つ。プラグの確認と、Vベルトの確認である。

掃除機を片手に、カプのボンネットを開ける。プラグを抜き、掃除機で
プラグホール回りに溜まった砂やゴミを掃除。その後、プラグの状況を確認。
結論から言えば、全く問題なし。ギャップは3本とも 0.9mm 弱で、変化なし。
このへんはさすが、IRIDIUM TOUGH と言ったところか。陰極のススについては、
プラスチック製のブラシで軽くこすってやると簡単にクリーニングできる程度。
ガイシ部分のヤケ等についても、何ら問題の見られる状態ではなかった。
プラグを見るかぎり、カプの E/G は健康体であるらしい。良か良か。

続いて、Vベルトの確認。クランクプーリーのセンターボルトを緩め、
クランクプーリーを取り外す。Vベルト2本がフリーになったので、目視確認。



これは、オルタネータベルトの内側面。わざわざ逆向きに反らせているが、
そんなことをしなくてもしっかり目視できるぐらい、内側面はひびだらけ。
やっぱり、そろそろ交換しなくちゃ。とり急ぎ、以前付けていたベルトと交換。

エアコンベルトのほうについては、逆向きに反らせてもひびが出なかったため
特に交換せず。経年劣化を考えれば、同等に劣化していてもおかしくないのだが。
オルタネーターベルトとは長さが異なる(エアコンベルトのほうが長い)のが原因か。

ベルト交換後、オルタネーター側のテンションを若干調整。その後、エンジンを
始動し、目一杯の電気的負荷をかけて確認する。スリップしている様子はなし。
・・・心なしか、ベルトの音が静かになったような気がする。まぁ、気のせいか。


1/4

・・・夢を見た。鮮烈な印象が残る夢だ。

そのとき私は、名も知れぬ山道を走っていた。・・・いや、止まっていた。
理由はわからないが、道から落ちそうになっていた。少なくとも、3輪が落ちていた。
健闘むなしく、残る1輪も崖の下に落ちそうになっていた。しかし、何らかの力が
そこで働き、すんでのところでもう1つの駆動輪が舗装路に引っ掛り、窮地を脱した───




さて。今日は正月休み最終日。恒例となった(?)朽木へのドライブに向かう。
11時過ぎに自宅を出発、R161 から湖西道路を経由し、R477 を抜けて北へ向かう。
三が日が終ったせいか、全体的にクルマの動きは落ち着いていた。マターリ走る。

R477 を西に向かい、伊香立付近にさしかかった辺りで、フロントガラスに水滴が
ポツポツとつきはじめる。右前方に見える山脈を見上げると、分厚い雲が山頂に
のったりと覆い被さり、空を薄灰色に変色させていた。・・・雪か、雨か。

少しはやる気持ちを抑えつつ、R367 の交差点で右折。道路の両側には、黒くなった
残雪が僅かに盛り上げられている。ここ暫く、降雪はなかったと思うのだが。
暮れに降った雪の残骸ってとこか。如何に気温が上がらないか、よくわかる。

路面もすっかりウェットになったところで、途中峠の4連(?)ヘアピンに突入。
さすがに滑る。滑る滑る。フロントが逃げる。進入でゆっくり抑え込んでいても
パワーを軽く掛けるとプッシングアンダー。60km/hぐらいで、不安感一杯の感触。
こういう時は、慌てず騒がず。進入では無理せず、クルマをシッカリ曲げていく。
アクセルをなるべくワイドオープンできるライン上にいち早く乗せられるように。
それにしてもこんな程度の速度で、もう不安定ってのは・・・嫌なモンであるな。

路面が濡れていたので、いろいろ期待しながら R367 を掛け上がっていくが、
先ほども書いたように、道の両側に残雪があった程度。肝心の路面には、何らの
雪も残っていない。しかし、花折トンネルを抜けた先にある R372 旧道(?)は、
かなりの雪が路面に残っているようだった。しかし、行きしなからハマることは
避ける。帰り道で側道に入り込んで、雪道にハマってみることにしよう。



その後、何らのトラブルも起きることなく、すんなりと朽木に到着。
当然、雪は無かった。少し落胆したので、もう少し北に向かってみる。檜峠を
抜けたところで、左折できる道があった。メジャーな道ではなさそうだったので、
とりあえず入り込んでみる。しばらくの間、激しく立派なストレートが続いたが
まもまく「急に」道が行き止まり、右側から細い道路が分岐。一車線幅しかない
狭い村道を走り続けると、やがて「通行止」の看板に行き当たる。そこから先は
未舗装の林道になっており、雪がずっしりと積もっていた。さすがに行動不能。
道幅がなかったため、バックで数百mほど戻り、民家の庭先を使いUターン。
結局、適度に遊べそうな広場は見つからなかった。あきらめて引き返す。

朽木にある道の駅で、昼飯を調達。メインメニューは「バイキング」のようだ。
内容を見ると、家庭料理(千切り大根とか、etc.)だった。食いたい、と思ったが
ちょっと高額(\1k)であったため、少し安い単品メニューを選択。ざっと見て
目に止まった「かき揚げ丼」を食う。山菜が新鮮で、なかなか良い。

食事をしながら、周囲の景色を見る。しかし、雪は全くなかった (;_;)
雪を期待して北に来たのは失敗だったようだ。まぁ、いいんだけどサ。



帰り道。順当に、R367 を南下。行きしなに決めたように、坂下トンネルを抜けた
すぐ南側の交差点を右折し、R367 旧道に入り込む。それまで僅かに残るのみだった
残雪が、かなりの勢いで道路のすぐ横に積み上げられている。おおっ、これは!
かなり期待しながら先へ進むが、その期待は・・・ある意味、裏切られた。

少し進んだところにある小さな谷川を渡るため、橋が掛けられているのだが
その上だけ、深さ 20cm ほどの残雪が積もっていた。そしてそこには、深々とした
轍が数本つけられていた。・・・参ったなぁ。一番マズイ状態じゃあないか。

何がマズイかというと、深い轍の存在である。この雪は新雪ではないため、
柔らかい筈がない。試しに、轍をトレースしながら突っ込んでみるが、50cm ほども
進む間もなく、ゴリゴリッと雪の上に乗り上げ、亀さん状態になってしまった。
チェーンを付けていれば、頑張れば突破可能であったかもしれない。しかしながら
スタッドレスだけでは、明らかにトラクション不足。しょうがないので、少し
クルマを横にずらし、轍になっていないところを踏んで突破しようと試みるが
半分凍結状態の残雪相手では、フロントタイヤは言うことを聞かず。のろのろ
先へ進みそうに見えるが、車体は勝手に横滑りし、蟻地獄に落ちるかのように
タイヤは轍の中へと落ち込み、半分スタック状態に陥ってしまう。なんだこりゃ。
踏み固められていない残雪は、カプチ程度の車重で簡単に崩れるようだ。

バックして再挑戦、を数度繰り返すが、状況は打開できず。ここで考える。
まず「正面突破」であるが、タイヤチェーンがないと苦しそうだ。スタックしたら
手もつけられない状態になる。また、轍以外の部分を踏み崩していく作戦だが、
橋の長さは 10m 弱。いったい何時間、こんな場所で遊ぶのか?って感じだ。
また、ここを無理矢理突破しても、この先同様な地形があるかもしれない。
そこで同じようにひっかかったら、目も当てられん・・・

しばらく考えたが、明日からの生活を考え(?)ここは引き返すことにした。
せめて、チェーンとスコップぐらいは持っていかないとダメだな。当然か ^_^;



R367 に戻り、途中峠のヘアピンまで舞い戻る。路面状況は、行きと同じウェット。
かなり手前の下り直線で強めのブレーキングを試すが、簡単にフロントがロック。
・・・こりゃ、イケてないな。ヘアピンの充分手前でブレーキングを行い、車速を
かなり殺してからカーブにアプローチ。最悪、ここで曲がり損ねても、確実に
停止できるだろう・・・という速度まで落としてから、ステアを切る。ヘコい走り
だけど、こうしないと、本当に曲がらない -_-; なんなんだろうね、これ。

途中トンネル手前で左折し、仰木へ抜ける。その途中、R477 から、県道 47号へ
右折。伊香立の集落に入る。しばらく道なりに走ると、右手にバイク屋が見える。
そのまま直進すると、すぐに R477 に戻ってしまう。ここを右折すると、引き続き
県道 47号。少しの間、狭い住宅道が続く。しかしまもなく、広域農道のような
立派な道へと変化。かなりの勢いで一気に南下が可能。その後、仰木が近づくと
県道 47号は再び狭くなり、狭い住宅道と化す。しばらく我慢すると、間もなく
仰木の里を取り巻く外周道路へと出る。といっても、ここも太い道ではないが。
右折して少し走ると、奥比叡ドライブウェイの入り口。左に下ってやり過ごす。

こうやって、県道 47号で伊香立から仰木まで、堅田をバイパスすることができる。
ここで満足してやめておけば良かったのだが「もう少し南下できれば、坂本まで
抜けられるのにな・・・」と考えてしまう。奥比叡ドライブウェイの入り口を
少し下ったところで停車し、カーナビの地図を見て考える。その時、県道 47号を
示す一本の緑色の道が、私の目に止まった。


・・・これやん(ニヤリ)

右上を斜めに走る県道 315号が、今いる場所。ここから、右下を斜めに走る湖西道路に続く
県道(下すれすれを這っている緑の線)まで、延暦寺境内を経由して県道 47号は
走っている。どう考えても、町から延暦寺までの道は確実に続いているはずだ。

この時の私は、ナビの画面上を走る県道 47号の、微妙な色の違いを忘れていた。
よく見ると気付かれるだろう。県道 47号の上半分と下半分の色の違いを。



とにかく、行くことを決めた私は止まらない。まずは、県道 47号への入口を探す。
しかし、ゆっくり走ってみても、入口らしきト字道は見つからない。おかしいな。
もう一度引き返してゆっくり走ってみる。今度は、工事中らしい道路の入口が
見つかった。・・・何か、違うような気もする。カーナビによれば、県道 47号との
接続点より、僅かに南側を示している。・・・ええい、誤差の範囲だ。いてまえ!

意を決し、工事中の道路へと入り込む私。しかし、数m ほど先で、問題が訪れる。
未舗装である。しかも、砂利が敷き詰められた綺麗な未舗装路ではない。
何があったのか知らないが、ドロドロのヌタヌタ。はっきり言ってダートである。
凹凸も多数ある。カプチーノの車高であれば、辛うじて走れなくもない程度だが。

この景色を見てちょっと引いたが、今更引き返せない。凹凸を慎重に見極め、
ヌタヌタの未舗装路へと突入。未舗装路と行っても、周囲は田圃に囲まれ、その
外には住宅が多数そびえ立っている。広い畦道を走っているような状態で、いわば
どこかのアホが、あんなクルマであんなとこ走ってるぜという晒し者状態。
住宅の窓に人影が見えないことを祈りつつ、それでも突き当たりまで行かねば
ならないという、酷道好きならではの使命感(?)を感じ、先へと突進していく。

未舗装路を走行中、やっぱりおかしいよなぁと思い、ナビの画面を確認。案の定(?)
クルマは県道 47号の上を走っていなかった(汗)。県道 47号の少し南側・・・
地図の上では何もないところを爆進していた。一瞬、どうしようか悩んだが
このまま何もないところを爆進すると、南向きに下っている県道 47号に突き当たる。
このまま先へ進んでしまい、県道 47号と合流しよう、と判断。

やがて未舗装路は、当然のようにT字路で突き当たる。ナビの指示を確認する。
県道 47号だ。ここでの選択は、右折。逃げるのではない。県道 315号と 47号の
接続点がどこだったのか、改めて確認するためだ。

結論を言えば、県道 47号は期待を裏切らなかった。未舗装路との合流点から 315号
までの間の道は、非常に狭い住宅街の道だった。軽自動車なら余裕だが、普通車は
通行するのに少し覚悟が必要である。離合できるポイントはほとんど存在しない。

県道 315号に出て、入口を確認。自動販売機が置いてあるのが唯一の目印か。
確認を終えたのち、県道 47号を引き返し、さきほどの合流点まで戻る。

さて・・・ここからが本番だ。向こうからやってきた、農作業Kトラをやり過ごし
県道 47号を南下。しかし、のっけから戦意を喪失気味。道が狭いだけならいいが
いきなり「通行不能」の看板が立っていた。「大型車」とかそういう修飾子が
入っていればいいが、あくまで「通行不能」である。何らの譲歩も見せない構え。

実際、その言葉を裏付けるに足るだけの説得力を、この道のボロさは持っていた。
道幅はKトラ1台分、離合可能場所なし(=Uターン不可能)、舗装はボロボロ、
両側からは正体不明の雑草が生い茂る・・・道路の両側は、きつい山肌に作られた
田畑となっている。明らかにこれは、ただの農道である。



しかし、このような不敵な挑戦を受けて、一発目で怯む私ではない。蛮勇を振い、
獣道に近い県道 47号を慎重に進む。アップダウンは、けっこうきつい。その上、
うっかり道路を踏み外すと、両側に低くつくられた田圃の中に突っ込んで終了だ。
・・・なんで、こんな道を走り始めてしまったのか。自問自答が続く。

こんなバカな私だが、やがて蛮勇を完全に打ち砕かれる時が来た。両側にあった
田圃が終わり、山の中に一直線に入っていくような形状へと道路が変わった時だ。
そこに、2枚目の「通行不能」看板が立っていた。その先に見える道路は、さらに
舗装の劣化が激しくなっていた。20m ほど先まで進んだところで、その道は
一旦切り通しの頂上となっているようだったが、その先は全く想像の世界だった。
私の数少ない勘は、この先は廃道になっているはずだ、と告げている。
(ちなみに、上の地図でいえば、「47」という数字が打ってある付近)

「通行不能」看板の横には、地獄に下りた一本の蜘蛛の糸のように、小さな分岐が
伸びていた。そこを利用すれば、ここでUターンすることが可能だ・・・



問い詰められたような気分だった。小一時間問い詰められたような気分だった。
オマエは、自分のクルマの基本的性格を考えたことがないんちゃうんかと。

・・・考える。あとどれぐらいで、延暦寺に着くんだ?ナビの画面を見る。
そこでようやく、重要なことに気付く。そういえば、道の色が明るいグリーンだ。
ここで、記憶が甦る。そういえば、こんな色の山岳路を、他でも見たことがある。
そうだ、あそこだ。笠取〜醍醐寺の間を結んでいるように見える、府道 782号。
あれも、途中から色が変わっていた。そこは・・・そうだ。未舗装の登山道だった。
ジムニーでも登れなさそうなガレ場と階段ばかり。大笑いした記憶がある。

だめだ。行っちゃいけない。そっちに行っちゃいけないんだ!

決めた。いまハッキリ、自分の取るべき道筋が見えた。ここは、戦略的撤退だ。
"逃げる" は聞こえが悪いが、"戦略的撤退" はナイスフィーリングでござる(c)宇宙英雄



少なくとも・・・昨晩に見た夢を、正夢にしたくない。今思えば、
この時の決断が、「何らかの力」だったかもしれない。夢はバカにできない。



というわけで、ここを見ている人には面白くない結果だったかもしれないが、
ト字道を最大限に利用し、辛うじてUターン。シッポを巻いて、県道 315へ戻る。
その後はすんなり仰木雄琴 I.C. をやり過ごし、雄琴にて R161 へ合流して帰宅。

帰宅後、ドロドロに汚れた愛車を洗車。・・・未舗装道を走ったのが効いたのか、
至るところ、泥だらけ。下回りに水をぶっかけると、絶望的な勢いでドロが出る。
いったいどこで泥系の競技でもやってきたのか、っていう位 ^_^;

妙にくたびれたので、即寝。


1/10

先週一週間は気合いをいれまくって仕事をしていたため(?)睡眠不足。
そのせいか、まったく目が覚めず、起床は11時過ぎ。うげげ・・・眠りすぎた。

今日は夕方から、グリーンピア三木にて「かるがも団新年会」である。
急いで準備を整え、14時前に京都を出発する。目標到着時刻は 17時過ぎ。
経路は、懐かしの R372。経験的に、3時間あれば到着できるはず。市内が渋滞
している可能性を踏まえ、3時間ちょい程度の時間がかかるだろう、と計算した。

まずは自宅を出発し、カーナビでルートを設定。これは、ルート案内を受けるため
ではない。到着予想概算時刻の表示、および経路上の渋滞状況の表示を行うため。
自分が走る予定のルートをしっかり設定しておけば、それなりの予想時刻が計算
されるため、ペースを変更する必要の目安がつけやすい。つまり、こいつのお陰で
増速すべきか否か、簡単に知ることができる。簡易版ラリコンみたいなもんだ。



懸念していた渋滞は、VICS 情報で表示されていた千代川交差点付近の 800mのみ。
京都市内の情報は、比較的正確なようだ。こういう情報も事前に入手できるから
老ノ坂 T.N. を抜けた先の矢田口交差点付近の渋滞を回避するため、縦貫道を
使うべきかどうかの判断も確実にできる。今回、見事に渋滞していたようなので、
到着予想時刻との差を見比べ、おとなしく縦貫道を使って亀岡をパスする。

沓掛 I.C. から縦貫道に乗る。しばらく走ると、篠の本線料金所。ここで料金を
払うわけだが、数km 手前にETC ゲート案内看板が立っていた。おおっ?!
いつのまにか、縦貫道も ETC 対応していたのか。これは予想外。慌てて財布から
ETC カードを取り出し、走りながら ETC 車載機にカードをセット。騒音の中から
僅かに聞こえる「ETC が利用可能です」コールを確認してから、料金所へ突入。

一応、40km/h まで減速して通過。篠の ETC ゲートは、反応がかなり早い。
制動力に自信があれば、60km/h でも通過可能っぽい。これはいいゲートだ。

亀岡 I.C. で縦貫道を降り、そこから R372 に入る。ゆっくりと走る前走車を
安全マージンをしっかり取りながら追い越しつつ走る。こんな走り方は久々だ。
それでも、湯の花温泉を過ぎるころには、前走車もすっかり無くなる。あとは
警察の取締りに充分な警戒を払いつつ、マイペースで走行するのみだ。



いつものように、天引の集落に降りたところの休憩所で小用を足す。その後、
この区間のメインイベント「天引峠」を走る予定だったが、いつのまにか完成した
「天引トンネル」のお陰で、あっさりとこの区間を通過。幸いなことに、旧道への
道路は残されているようだった。峠好きの人間は、旧道区間を走るのがオススメ。

味わいの無くなった天引峠を過ぎたあと、快適な道が続く。R173 と交差する手前で
6台以上のKトラを一気に追い抜こうとした対向車線のトラックが、ブラインド
気味になっているカーブの向こうから、センターを割って一気に迫ってきた。
・・・うわっアイツ、コッチ見てないよ!っていうか見えてないよたぶん!
不幸にも後続車(ジムニー)が居たので、フル制動をかけることができない。
なるべく緩やかにブレーキを踏みつつ、目一杯左側に寄せる。幸いなことに、
大事に至る迄に、トラックもこちらを見つけたようだ。追い越しの途中で
Kトラの隊列の中に、その巨体を無理矢理気味に押し込んだ。おいおい (-_-;)

快適な道路とはいえ、油断は禁物である。見通しを悪くする原因となっている
道路両側の植え込みを注目しながら走る。当然、飛び出しを警戒してのことだが
もちろん、スピード違反取締りの警戒・・・という意味もある ^_^;

まぁ、問題はその程度だった。今日の R372 は取締りもなく、快適なものだった。
あっというまに古市に到着。ここで R372 と別れ、R176 へ。JR福知山線、および
舞鶴道と並走しつつ、南へと下る。その後、県道 75号へと左折。福知山線沿いに
県道 75号を下り、つつじが丘脇となる快適なルートをトレース。橋を渡った所で
左折し、ゴルフコースの合間を通る山道を抜ける。山を越えて街に行き当たると
そこは県道 314 号。ここを右折し、道なりに南下。中国道の巨大な高架をくぐり
突き当たりを左折。有安の狭い住宅街の道を抜ける。その途中、旧HALFWAY の
工場の横を通過。今はもう、何か違う会社になっていたが「ステンレス加工」と
書いてあったから、実質的には HALFWAY の下請けってところなんだろうか。

ここから後は、道なり。県道 20号を南へと抜ける。この時点で、予定時刻よりも
1時間近く早く到着しそうであることが判明。・・・ちょっと、早すぎた・・・
県道 85号へと折れ、あっという間にグリーンピア三木に到着した。



到着時刻は 16時ちょい過ぎ。さて、どうしたものか・・・と思い、ゲート前広場で
一旦停止していると、どこかで見たようなカローラ?が来た。そのカローラは
私を追い越したところで停車すると、こちらをチラチラ見てから声をかけてきた。
その時、記憶が再構築される。Iさんだった。随分と昔の中山サーキットで
銀色のカプに乗ってらっしゃった・・・と思っていたら、Iさんも同じ内容で
自己紹介された。お互い、随分と古い記憶の中での再会となったようであった。

この時のIさんは、とても爽やかなナイスガイだった。この後に起きた
あの悲劇の主人公になるとは、誰が予想し得ただろうか・・・



とりあえず入場し、ホテル前に駐車。既に到着されていた方々と一緒に
チェックインし、宴会開始までに先風呂。マターリと一時間ほどを過ごし、
魂の洗濯。いあ、のっけからかなりゴージャスな展開である。

18時迄に入浴を終え、入り口にてエントリー、じゃなかった参加手続き。
今回の幹事を務めて下さった竹浪さんに、代金を支払。よろしくお願いします。
その後、酒類や物品交換会の荷物などを一通り宴会場に運び込み、宴会開始。



・・・いや、最初は良かった。ごく普通の、鍋ベースの宴会だったのだ。
しかし、最終兵器「泡盛」が出てきた瞬間から、何かが狂い始める。
沖縄で鍛え上げられた泡盛は、強烈な兵器だった。茶碗に僅かに注がれた泡盛は、
口内に入れた途端に発火し、胃に到着した時点で染み渡り、脳で爆発する。

そもそも酒に強くない私は、これ一発で爆発開始。一気に、意識が薄れ始める。
その薄れ始めた意識の中で、同じようにバタバタと倒れていく人の姿が見える。
そして、意識の片隅に僅かに残った耳から聞こえる、誰かの激しい怒号。
どうした・・・?何が起きているんだ・・・ははは、楽しいな・・・



少し意識が戻ったとき、事態は進んでいた。私のわりと近傍で、寝転がって
口からリヴァースを起こしている人が、一名。それは、あのIさんだった。
どうやら、「泡盛」トラップに引っ掛かり、大暴発を起こしたらしい。ああ、
あの怒号は、Iさんだったのか・・・そんなIさんも、口からオイルが漏れて
焼き付きを起こしたのか、エンストして半壊。なんとなくざわめいている周囲。
(いつの間にか)宴会も終りを迎えたらしく、部屋まで運ばねばならないらしい。

こちらも頭はかなりフラフラだが、かろうじて稼働することはできる状態。
こりゃ役にたたんといかん、と介抱を手伝っているうち、車いすが運ばれてきた。
あれっ、確かさっき、『担架をお願いします』という声が聞こえたような・・・
まぁいい、聞き間違いだったんだろう。Iさんを車いすに乗せ、前田さんらと
部屋へと搬送。正直、酔っぱらいが酔っぱらいを搬送している状態であり、後から
考えれば危険極まりない暴走列車だったわけだが、まぁ終りよければ全て良し。
途中で色々あったらしいが、細かいことは・・・正直覚えていない。

# この場をお借りして、お詫び致します>各位 ;_;

Iさんを搬送し終えるころには、少し酔いも収まってきた。しかし、若干ハイに
なっている気分は収まらない。ある程度アルコールが収まるまで、あちこちの
部屋をうろうろして楽しい会話に参加しつつ、短い夜を過ごす。

そのうち、酔いの代わりに、激しい悪寒が襲ってきた。分解が始まったか。
あとは体に処理を委せることにして、どこかの部屋のどこかのベッドで睡眠。


1/11

・・・むはーっ。

胃の辺りに猛烈な気持ち悪さを抱えたまま、7時頃に一旦起床。うぇーっ。
気分転換にと思い、朝風呂に入られる方々と一緒に風呂場に行き、入浴。

・・・いっ、いかん、気持ち悪い。吐きそう・・・

こうなったら、動かないほうがいい。ベッドに倒れ込み、二度寝。

少し、気分が良くなる。



9時過ぎに起床。少し気分が戻る・・・よし。なんとか動けそうだ。
服を着替え、昨晩の宴会場で入手したはずの荷物を、探索に出かける。
確か、Iさんを搬送したあと、宴会場から荷物を持ってきた記憶はあるのだが
「かるがも団」で借りてある複数の部屋のうち、いったいどの部屋に
自分の荷物を持っていたのか、まーったく記憶がない・・・

記憶の糸を辿る。たしか、ビール缶の入っていた段ボールの中に、いろいろと
荷物を詰めて持ってきたような気がする・・・あと、荷物は半透明のビニール袋に
まとめて入れたビデオと CD のはず・・・この2つだけが、数少ないヒントだ。

これらのキーワードを携えてあちこちの部屋を訪れ、出発準備をされている方々に
聞いて回る。しかし、どの方からも有効な情報は得られない。あの人に聞いてみれば、
というポインターは少しずつ増えていくが、やがてそれも無限ループになった ^_^;



結局、全ての人が下のフロアに集合した時点でも、有効な情報は得られない。
最後にもう一度部屋に戻り、部屋の掃除を始めている清掃係のオバチャンを見つけ
訪ねてみる。すると、既にゴミとして収集されたもののなかに、どうやら怪しげな
段ボール箱を発見。・・・こっ、これかも?急いで、ゴミ袋の中から段ボール箱を
取り出す。意を決し、未知の世界となる段ボールの中に手を突っ込み、ゴミを
ワサワサと掻き分けると・・・あった!それっぽい、透明なビニール袋。

オバチャンにお願いして、段ボール箱を引っくり返し、箱の中身を取り出す。
誰のものだかわからないトランクスなどなどが出てきたあと、ゴミに混ざって
目的のビニール袋がようやく落ちてきた。中には、ビデオと CD、そして細々とした
した品物。間違いない。これが、昨晩の宴会で入手した荷物だ。よかった・・・
このビデオと CD、借り物&頂き物だったから。無くなったら銃殺刑ものだ。



後顧の憂いなく、ホテルを後に。まだ調子の戻らないIさんをホテルに残し、他の人は
グリーンピア三木内にあるカート場に出かけ、一周分のカート体験走行に興じる。

実は私、この時点までカートは全くの未体験だったりする。昔、近所の人が
カートをやっていたのを端から見ていたため、構造と操作方法ぐらいは知ってるが
所詮は「習わぬ小僧」。実際、どんな感じで走れるのか、まったくわからない。

まず、一周の体験走行で、カートがどんな動きをするものか確かめてみる。
予想以上にパワーのないエンジン(排気量が小さいカートだからだが)、しかし
AZ-1 以上にクイックなハンドリング。そして、思っていた以上に高いグリップ。

んじゃ、ケツを出したらどうなるか?スタート地点から直ぐに続くS字の2つ目で
ブレーキを強めに踏みつつ、ぐっとイン気味に切込むと、あっという間にケツが出る。
しかしそうなると、自動的に駆動力が切れるのか、アクセルを踏んでも駆動力の
立ち上がりが早くなく、横に流れず。即座にリアのグリップが回復して直進。
イン側にコースアウトし、脱出不能に ^_^; 駆け付けて救助してくれたスタッフに
「まずはブレーキを踏まず、アクセルオフで曲がってみてください」と言われるが
それは後回し。まずは、グリップ圏外でのコントロールを知りたいのだ。

その後、何カ所かあるヘアピンで同様に試すが、尽くハーフスピンで終わってしまう。
ううっ、カートって難しい。クルクル回せそうな構造なのに、うまくいかない。



一周の体験走行を終えたあと、混走をやろうという話になる。もちろん私も乗る。
参加者が結構な人数になったので、いくつかにグループ分け。私は、山口さん・
久保(兄)さん・kens-aku さんと同じ「ぽっちゃり」グループに。

スタート順は、2番目。先頭の kens-aku さんを追い、3・4番目の山口さんと
久保(兄)さんに追われる形になる。勝負(?)は8周。1周のスロー走行の後、
2周目の先頭からローリングスタート。まずは、自分よりも明らかに速そうな
後続2名の邪魔にならぬよう追い越させてから、kens-aku さんを追って走行。

最初の2周ぐらいは、いま一つ感触が掴めず苦労。しかし、3周目ぐらいから
少し感覚を掴み始める。kens-aku さんの尻にくっついて走れるようになるが、
今度は追い越し方がわからない。こうなったらインに捩じ込もうかと考えるが、
無理なライン取り(?)が祟り、もう1つの所でスピンやコースアウトを連発。

結局、最後まで追い越すことができないまま、8周の混走は終了。しかし、
カートって面白い。いい勉強になる。パワーは無い癖に、グリップは凄く高い。
これを活かし、どれだけ高い速度を保ちながら曲がっていけるか、というところを
しっかり考えながら走るのが大事っぽい。とにかく、無駄に速度を失ったら負け。
(ケツを流しても負けになるらしい。唯一楽しくなかったのは、そこぐらいだ)

全グループの終了後、周回タイム結果の発表。早い人は、揃って 43〜44秒台。
私といえば、47秒台 -_-; なんだか、TTW ジムカーナの結果そのままって感じ。
しかしこの差は、一体何なんだろう。今回が初カートであるから、走らせかたが
全然判ってないし、追い越しばかりを考え、スピン無しでのクリアラップを
取れてなかった・・・ってことをさっ引いても、ひどい差にも程がある。

やはり、フロントが思うように入らない設定のクルマで長い間走っていたのは
間違いだったか、と考える。今回のカートなんかは特にそうだったが、結構な
速度でカーブに進入していても、ステアを切るだけでうまく曲がっていくものだ。
そこで、踏まなくてもいいブレーキを踏んでいるから、タイムをロスったようだ。



いつの間にか時は過ぎ、昼に。ようやく復活したIさんとともに、一行は
グリーンピア三木を後に。昼飯ということで、伊川谷付近にある蕎麦屋に向かう。
直接向かった人々と別れ、こちらは一旦Iさんの店へ移動。そこでクルマを置き、
複数人乗れるクルマに相乗りさせて頂く。蕎麦屋に行くクルマの台数を減らす為。

三木からIさんの店に向かう道は、そこそこ快適ではあったのだが、細かい凹凸が
結構多く、胃の調子が再び悪化した ^_^; すっ、少し、吐きそうかも・・・

ともかく蕎麦屋へ。凹凸を拾った振動がなくなると、再び胃の調子は回復する。
たぶん、腹に何か入れないと、むしろ良くない方向に向かいそうな気がする。
ということで、少しコテーリした天婦羅ざる蕎麦を食う。かなり旨かったので満足。
ありがたいことに、空腹が満たされるとともに、胃の調子は一気に復活した。
なんだ・・・ただ単に、腹が減りすぎていただけのことだったのかよ(汗)

かるがも団の方々とIさんの店に戻り、わんこの相手をしながらダベリに参加。



19時ちょい前に、ダベり会(?)は解散。各自、それぞれのルートで帰途につく。
高速で帰ろうかとも考えたが、まだ遅くない時間だ。やはり、下道で帰ることに。

一番奥にクルマを置いていたこともあり、他の人より一足遅めに出発。
帰りルートは、Iさんの店 → グリーンピア三木 → いつものルートって感じ。
Iさんの店からグリーンピア三木への戻りルートは、行きしなにナビで記録した
軌跡を辿ることにした。全然知らない道を走るとき、やっぱり「あると便利」だ。

軌跡を辿りながら戻っていくうち、押部谷付近まで戻ったところで、2台前に
ブレーキランプ下のパネルが髭のように黒く、アンテナが少し曲がったインテRが
居ることに気づく。って、あんな特徴のあるインテRは1台だけ。前田さんだよ。
まさか、こんなところで追い付くとは思わなかった。どんなルートで帰るのか?
やっぱり、この先で三木東 I.C. から山陽道に入り、中国道に抜けるのだろうか。

そんなことを考えているうち、1台、また1台と、横の住宅街へと逸れていく
クルマが増える。やがて笠松峠を過ぎる頃、前田さんと私のクルマだけが残る。
笠松峠の左折場所を間違えて遅れを取った私をヨソに、速度をあげる前田さん。
置いてかれてなるものか(?)と思い、アクセル全開で追い掛ける。しかし、
スタッドレスを履いていたことを忘れた、バカな私。その先のカーブに突っ込む
寸前で、目を三角にするような走り方をやれる状態じゃないことを思い出す ^_^;
慌てず騒がず、少しペースを落とし、万一の事態に対処できるグリップを残す。

やがて、笠松峠が終わる。三木東 I.C. の手前にある御坂の交差点で、右折して
去っていく前田さん。ってことは、あっちも下道で帰宅ってことか。ハザードと
クラクションで軽く合図し、こちらもそのままの勢いで、下道にて帰宅する。

三木から県道をクネクネと走って古市まで抜け、R372 でまっすぐ亀岡まで戻り、
縦貫道で亀岡をパスして京都市内へ。渋滞に巻き込まれることなく、自宅に到着。
到着時刻は、21時15分頃。ってことは、明石から自宅まで、そんなに飛ばさず
(実際、3桁速度に達した区間はほとんどない)2時間半程度で行けるのか。
・・・うーん、こりゃますます、高速を使う価値がなくなってきたなぁ;


1/17

雪を期待していたが、雨だった。北部に行っても雨っぽい。残念・・・
数年前に買ったスタッドレスも、ついに雪をほとんど体験せずに終わりそうだ。

昼過ぎになっても雪が降りそうにないので、今日は雪を追わない一日とし、
旧・スズキ京輸へと、部品を注文するために出かける。店名の前に「旧」を
つけたのは、店舗の系列が変更になったため(詳しくは後述)。

暖機を充分に実施したのち、ゆっくりと車庫を出る。R1 までの道路をノロノロと
走り、駆動系を暖める。雪が降っていないとはいえ、寒いものは寒い。室内暖房も
なかなか追い付いてこないので、そういう意味でもゆっくり走行はちょうどいい。

駆動系も室内も充分に暖まったところで、府道から R1 へ。接続点の交差点を曲がる。
・・・思ったよりも少し外側を曲がっていく、フロントタイヤの軌跡。グリップ無し。
耐ウェット性能が落ちまくり。雪道を走るのと同じぐらい、緊張する(?)

ノロノロと R1 を走り、西大路のスズキ京輸に到着。いつものように、
フロントの横を抜け作業場へと直接向かう。そこでは、ツナギマン2名がペアで
仕事中。車種は忘れたが、フロントハブを取り外しているところのようだった。

忙しいところ申し訳ないと思いつつも声を掛け、下記のような表を渡して、部品の取り寄せ依頼。



交換するブツは、水回りのホース一式、タービンからのオイルリターンホース、
Vベルト、クランクプーリー、燃料フィルターとホース。全て、予防整備である。
12年・10万km を目前にして、気になる点一式をすっきりさせることが目的。
過剰整備気味ではあるが、不安な点は取り除いておきたいと思って。

ほとんどのパーツが純正品だが、クランクプーリーだけは CARA 用を流用。
カプチーノ用と異なり、トーショナルダンパーが入っていないプーリーである。
時折聞かれるプーリー破損に備えての交換。ウチのカプのプーリーも、確かに
ゴムに深い亀裂が一杯入っている。すぐには破断しないと思うが、念の為。

(なお、ここでアルミ製を選ばなかった理由は、『高いから』である T_T)

注文を終えたあと、店名が変更(『スズキ京輸』→『スズキアリーナ』)になった
理由について聞いてみる。つまるところ、いわゆる「モータース」から「ディーラ」に
なったということ。ある事情により、『スズキ京輸』は廃業。しかし、店舗は生き残り
直系ディーラー(?)の『アリーナ』に合併してもらった、ということらしい。ともかく、
店そのものは生き残るようで、一安心。ただ「ディーラー」になったということで
店舗間での人事異動は起きるかもしれません、との説明を受けた。できれば、
今のメカさん達(=ツナギマン)が、ずっと居てくれるといいのだが。



スズキ京輸を辞したあと、AZ-1 氏のところに立ち寄り、廃油入れを回収。
コーヒーをゴチになる。ガレージで話し込む。屋根付き/シャッター付きという
すばらしい環境。雨が降っても風が吹いても重整備可能。うらやましい〜。

帰り道。そろそろクーラントの交換時期じゃわい、ということで、ホムセンに寄り
クーラントを探す。少しでもラクに作業できるよう、ということで、濃度調整済みの品を
探すものの、なぜかどこにも売ってない。2年前ぐらいまで、どこでも売ってたのに。
しょうがないので、 面倒くさいけど原液のを買う。ついでに、冷却水路の掃除でも
してみるか、ということで、洗浄剤を購入。ラジエターに投入し、しばらく走って
掃除するタイプ。湯沸かしポットの湯垢取りと似たような成分の薬剤だ。

帰宅後、なぜかドロだらけになってしまっていたので、雨中にて洗車。


1/19

ようやく仕事が終わり、日も変わろうとする頃、
ネットをなんとなくぶらついてたら、行き着いた。

http://www.ons.ne.jp/~bluemap/

VNI メモリ11歳のページを見る・・・
忙しいのは、何処も同じか・・・

がんばれ〜お父さん。


1/22

どうでもよくなってきたので、無理矢理早く帰る。

会社からの帰り道、本屋に寄って「マリみて」を探してみる。
うめきちさんのページを見ていて、常々気になっていた作品だ。

たしか、小説だった(と思う)から、地味な置かれ方してるんでは・・・
と思ったが、アニメが放映されているおかげか、目立つところに平積み状態。
あっけなく見つかる。おっ、これか。それじゃ買っていこうか・・・と思ったが

巻ごとに番号が打たれてるわけじゃないのね =□○_

店頭での並べ方も判りにくく、全部で何巻あるのかわからない。
えーと、どこからどこまで買えば、全部になるんだ?

ま、まぁいいや。また後で、調べてから買いに来よう・・・。


1/24

・・・寒波襲来。寒い。めっさ寒い。
屋根こそ設置したものの、完全に吹き曝しの車庫。
こう寒くては、カプをメンテする気力が沸いてこない・・・

と、ばかりも言っていられない。まぁ、できることからやろう。
まずはスズキ共販に向かい、先週注文していた部品一式を受け取る。
でっかいビニール袋の中に、ぎっしりと詰められた部品が待っていた。
代金は、合計で \26k。予想していた金額内に、なんとか収まる;

その後、あちこちに立ち寄りつつ、昼頃に帰宅。
袋に入ったパーツを1つずつ出し、注文したものと一致しているか確認する。
その結果、けっこう違う部品が来ていることが判った。といっても、間違って
発注されているわけではない。十数年間での品番変更、統合の結果である。



「注文時品番」が、91年時点での品番。「品番」が、04年時点での品番。
300mm 長のホースは全て、600mm 長のホースへと変更されている。その他、
汎用部品も品番変更。気になるのは、ヒーターホース、およびエアコン用ベルトが
マイチェンされている点。何か、細かい不具合でも起きていたのだろうか・・・。

しかし。改めて個別の値段を見てみると・・・燃料ホースが、壮絶に高い。
60cm で \4.2k もするゴムホース(汗)よっぽど、特殊な材質なのだろうか?
そう思って現物を触ってみるが、水回りのホースとさほど違う感触はない。
同じく高価なターボからのオイル戻しのホースは、手触りが違ったのだが。

ちなみに、思ったより安く済んだクランクプーリー(AZ-1用)だが、なぜか
黒色のしっかりとした下塗り塗装だけに飽き足らず、わざわざ出荷時点から
既にボロボロと剥がれつつある、ボロい水色の塗装が上塗りされていた。



妙にブサイク。・・・こんなボロい塗装なんて、塗らなくてもいいのに。
凹凸があるから、剥がすのは面倒。どういう意図があるの?SUZUKI さん ;_;

そんなことを思いつつ、マジマジとプーリーを観察。バランス取りをやったような
形跡は無い。カプ用のプーリーには、外周付近にいくつかの穴があったのだが。
より高回転寄りのエンジンを積んでいる AZ-1 用のプーリー。これでいいの?

あと、気になったことは・・・点火時期調整用の上死点マークが、2コあること。
60度ぐらいの角度差で付けられた、黄色と紫色の刻み。なんで2コもあるの?

プーリー1つにさまざま疑問を抱かされ、非常に困ってしまったひととき。



さて。部品は揃った。このクソ寒い最中、メンテナンス作業を開始。
エンジンルームの中を覗き込み、何から手をつけていこうか考える・・・

うーん、本当は全部の作業をまとめてやるのが、一番効率がいいんだけど
冷却水のホースを変えようと思うと、外さなきゃいけない部品が結構あるな・・・
今日は・・・寒いし。うん。ホースを変えるのは、気候が良くなってからにしよう。
性根の座っていない私は、強力な寒気団に敗北。ヨワい作業をする道を選択。



まずは・・・そうだ。冷却水の交換と、水路清掃から開始しよう。
この程度なら楽勝だ。そうと決まったら、話は早い。早速、作業を開始する。

先週に購入しておいたラジエータ洗浄剤を掴み、使用方法の説明書きを見る。
いったん冷却水を抜き、清水と一緒に投入。その後、20分ほどアイドリング。
または、100km ほど走行すれば ok らしい。って、その2種類の内容って、
全然違いすぎるような気がしないでもない。本当に、どっちでもいいのか?
どっちでもいいなら、簡単に実施できる前者を選択するのが普通だわな。

能書きに従い、まずはクーラントを抜く。ラジエータのドレンコックを緩める。
しかし、クーラントは出てこない。ここで、ラジエータのキャップを外すと
ようやく、堰を切ったようにクーラントが排出される。

それにしても・・・丸2年間、スポーツ走行などにより酷使していたクーラントに
目視可能なレベルでの汚れ(劣化)は、全くなかった。透明度も、変化なし。
あと2年ぐらいは、余裕で使えそうな雰囲気だ。定期交換指定は「2年」だが
もっと伸ばしても差し支えないんじゃないのかなぁ。そんな気がした。

ラジエータのキャップを外し、車体を揺さぶって徹底的に排出。
排出後、受け皿に溜まったクーラントの量を計量する。2.6L。さらに、リザーバを
外し、リザーバ内のクーラントの量も計量。0.7L。サービスマニュアルによると、
冷却水の全容量は 4.0L。ということは、ブロック内には 0.7L ほどのクーラントが
残っていることになる。この程度の残量なら、まぁ無視していいか。

リザーバタンクを洗浄。外側の汚れはさておき、内側の汚れがいやな感じ。
かつおぶしのようにも見える、薄い皮状の汚れ。これが、底の方に層を成して
積もり、ヘドロのようになっていた。冷却水通路からやってきた汚れのようだ。
とりあえず、アルカリ性の洗剤を入れてシャカシャカ振ってみたりするが、
取りきれない汚れが少し残った。適当な長さの棒を突っ込んで、ゴシゴシと
削り取る。結構固い。こんなのが、ラジエータの中にも溜まってるのか?
洗浄剤の力は過信していないが、少しでも取れてくれると嬉しいな。

清掃したリザーバに水を満たし、元の位置に装着。ラジエータのドレンを閉め
例の洗浄剤を半分(100mL)投入。冷却水 5L〜10L あたり1本(200mL)だから、
これで ok。その後、ラジエータを水道水で満たし、20分間のアイドリング開始。
ヒーターコアにも洗浄剤を回すため、温度調節レバーを最高にしてブロア ON。



なんとも騒がしい 20分が過ぎたのち、冷却水を抜き取る。ちょっと期待していたが
残念ながら、汚れはほとんど出てこなかった。少し薄まったクーラントの中に、
卵の殻を割ったような白い破片状の汚れが、パラパラっと散らばっていた程度。

ガッカリしつつ、ラジエータのコックを閉じる。もう一度、洗浄剤の残り 100mL を
投入し、洗浄作業開始。今回は趣向を変え、10分間のアイドリングの後、10分ほど
近所を走り回る。アイドリングするより温度も圧力も上がるから、効果が上がるかも?

帰宅後、アッパーホースを触る。パンパンに固くなっていた。柔らかくなるまで
少し待ってからキャップを開け、圧を抜いてからドレンを開ける。今度こそ、

ものすごい量の、白い破片が出てきた (≧▽≦)/

おぉ、いい感じ。今度こそ、ちゃんと洗浄が出来たって実感がわいてきた。



さて、洗浄は終わり。今度は、冷却系統のすすぎ。ラジエータに水を入れ、
アッパーホースが暖かくなる(=サーモスタットが開く)まで暖機を行う。

・・・うーん、なかなか暖まらない。丸々 20分近く待つと、ようやく暖かくなる。
キャップの中に見える水が緑色に染まったのを確認したら、冷却水を抜きとる。
さっきよりも少しだけ色が薄い水と、少しだけ少なくなった白い破片が出てきた。
うーん、この変化量だと・・・かなりの回数、水を入れ替えないとダメだな。

すすぎの場合、1回水を交換するたびに、延々と暖機運転せねばならない。
近所迷惑にもなるし、不経済でもある。ちょっと頭をひねる。・・・アレだよな、
最初から湯を入れておいてやれば、暖機は最小限の時間で済むよな。というわけで
風呂用のボイラーで湯を沸かし、これを使ってすすぎを実施することにした。

その後、7〜8回ぐらいすすぎを繰り返す。湯を使ったお陰で、かなり効率よく
作業が進んだ。水を使ってやっていたら、途中でメゲていたかもしれない。
このぐらいすすぎを繰り返すと、だいたい透明に近くなり、出てくる破片の量も
かなり少なくなる(完全に無くなったわけではない)。よし、このぐらいで終わろう。

すすぎの最後で、抜いた水の量を計量。2.1L 程度。あれっ?最初にクーラントを
抜いたときより、抜けてきた水の量が減っているような・・・なんでだろう?
よくわからない状況だが、よくわからないので、考えないことにした。



ここまでの作業で、思った以上に時間がかかってしまった。日も翳り始めている。
さっさと、新クーラント投入作業を終えてしまおう。ここで、電卓を持ち出す。

まず、全冷却水容量は 4.0L。うちリザーバタンク容量は 0.7L だった。つまり、
ラジエータと冷却水回路を合わせたクーラントの容量は、3.4Lとなる。クーラント
濃度は 35% を狙いたいので、ラジエータに投入するクーラントの量は 1.2L だ。
購入してきたクーラント(原液)を 1.2L 計量し、ラジエータに投入。その上から
湯を入れ、ラジエータを満タンにする。ブロック内に残っている水と合わせ、
これで 35% の濃度で調整されたクーラントになってくれるはずだ。

(体積比で計算しているわけだが・・・重量比が正解なのかな?どっちだろう?)

同様に、リザーバへクーラント(原液)を 0.2L 投入し、0.4L の湯と混ぜる。
クーラントを入れたリザーバを元の場所に取り付け、最後の暖機運転を実施。
ざっくりとエア抜きを行い、とりあえず走れる状態にしたら、今日の作業は終了。



さて・・・周囲はすっかり暗くなってきた。さっさと片付けてしまおう。
あれこれの荷物を家の中に運び込み、クルマの位置を正規の駐車位置に戻す。
その時、「全ての荷物と道具は片付け終えていた」と思っていたのだが、クルマの下に
クーラントの受け皿を置いていたことを忘れていた。そのままクルマを動かしたため、
長い間、けなげに働いてくれていた受け皿君はクルマに轢かれ、ぱっくり割れた ;_;
ああ、やってしもうた・・・明日、受け皿を買いにいかないと・・・


1/25

・・・今日も寒い。めっさ寒い。小雪が舞う日。
ますます、やる気が失せていく。んが、作業は進めねばならない。

STRAIGHT に行く前に、クランクプーリーとVベルトを交換することに。
こんなモン、あっという間に終わるわい。と思い、クランクプーリーボルトを
ほいほいと緩め、プーリーをひっこ抜く。まぁ、そこまでは確かに簡単だった。

取り外したプーリーを観察。噂どおり、ゴム部分に深い亀裂が。危そうな雰囲気。



続いて、購入したプーリーと外したプーリーを重ねて置き、点火時期調整用の
上死点マークの位置をチェック。結局、紫色のマークのほうが一致していた。
間違わないよう、黄色のマークのほうを、黒マジックで塗りつぶしておく。

チェックも終わったので、あとはベルトとプーリーを組み付けるだけ。
・・・が、古いベルトは4年選手で、それなりに伸びが起きていたわけで。
今のプーリー間の距離のままだと、まだ伸びていない新しいベルトはキツキツ。
オルタもエアコンコンプレッサも、ボルトを緩めて、少し内側に動かしてやりたい所。
だが、オルタはさておき、エアコンコンプレッサの位置調整は、殺人的に困難。
どう考えても、上の方の固定ボルトには工具が入りそうにない。設計者は誰だ;

しょうがないので、オルタのほうだけボルトを緩め、ベルトをユルユルにする。
その後、新しいプーリーをエアコンコンプレッサ側のベルトに掛ける。そして、
思いきりプーリーを引っ張りつつ、位置決めキーと欠けの位置を合わせながら、
プーリー中央の穴をクランクシャフト先端にあてがい、ぐっと押し込む。

当然ながら、片方だけから強い力で引っ張られているプーリーは、人間が手で押す
程度の力では、奥まで押し込まれてくれない。摩擦の力が強く、止まるプーリー。
そこで、クランクシャフト先端にボルトを差し込み、ゆっくり締め込んでいく。
ボルトを締め込んでいくと、ネジの力でプーリーが押しこまれるリクツだ。

これは、うまい具合いにいった。プーリーは、無事に奥まで押し込まれていった。
ボルトを締め込んでいる最中の手応えからして、おかしな具合いに押し込まれた
感じはないと思ったが、念の為に平行度を目視で確認。うん、問題なし。

ちなみに、交換したVベルトだが、新品はかなり柔らかい感触だった。
なんだかんだで、古いベルトはかなり劣化して、固くなっていたようだ。



緩めたオルタの位置を合わせ、ベルトに適切なテンションを与えながら固定。
この状態で暖機を開始し、おかしな音が聞こえてこないこと&ブレがないことを
確認。問題ないようだったので、その足で STRAIGHT までひとっ走りする。

さて、ダンパーレスプーリーになったことで懸念される、振動増加の件だが
確かに、微妙な振動が僅かに増えたような気がしないでもない。まぁ、いわば
その程度だ、とも言える。このぐらいの差ならば、私は充分に我慢できそうだ。
なお、加速感や吹けのほうだが、僅かに軽量化された程度では、残念ながら
ほとんど変わった感じはしなかった。・・・まぁ、そりゃそうか。

STRAIGHT に到着。5L のオイル受け皿と、6L のオイル処理箱2つを買って帰宅。
往復路の峠道でのストレートにて、全開加速。最近、ノロノロとしか走ってないし
昨日はアイドリングばかりでカスが溜まっていただろうから、たまには清掃。

帰宅後、昨日抜いたクーラントを、オイル処理箱に吸わせていく。結局、8L ほど
溜まってしまっていたクーラント。念の為に、4.5L 用オイル処理箱×2ではなく
6L 用オイル処理箱×2を買っておいたのは、正解だった。「4.5L 用」と書かれた
オイル処理箱が、きっちり 4.5L のオイルを吸った試しは無い。
8掛ぐらいで
考えておくのが、正解。結局のところ今回も、合計 12L の容量があったはずの
オイル処理箱は、8L のクーラント+1L の廃油を入れたところで満杯になる。
・・・ぎりぎりセーフってところ。能書きに偽りあり過ぎ、である。



クーラントの処理を終えたのち、充分に冷えたラジエータのフタを開ける。
クーラントのエア抜きが完了しているかどうか確かめるためだったが、ここで
開けて正解だった。見事に、結構な隙間ができていた。空気残りまくり。
再び、アイドリング開始。ホースを揉み倒して空気を追い出し、水を追加する。

その後、念を入れた冷却系のエア抜きがてら、近所のホームセンターへ出かける。
吹きっ晒しのためにクルマの少ない、屋上駐車場。その端の方にクルマを止め、
ラジエータのフタをゆっくり開ける。その後、ボンネットを軽く閉め、車内に入り
エア抜きのため、人を待つフリをしつつ、しばらくアイドリングを続ける。

・・・吹きっ晒しということもあり、昨日の拙宅ガレージよりも明らかに寒い
環境にあるはずにも関わらず、なぜか、冷却水の温度はいい感じに上昇する。
ボンネットを閉めていることが唯一の違いだが、これがかなり効いているのか?

やがて、ラジエターの口すれすれまで入れてあるクーラントから、湯気が昇る。
それを見ていると、なんだかとても温泉に行きたい気分になってしまう;

その後、クーラントの水位が変わらなくなったことを確認し、完全にエア抜きが
完了したことを見届けてから、蓋を締める。よし、これで作業完了。申し訳程度に
ホームセンターの店内を彷徨いたあと、何も買わずに引き上げ、帰宅。



帰宅後、もう一度ボンネットを開け、最終確認。その際、ふと目に止まったのが
インタークーラとインタークーラーパイプ、エンジンの間を繋ぐ短いゴムホースに
大量のひび割れが入っていたところ。この部分は、かなりの振動が加わるのだが
アルミインタークーラーパイプを入れているお陰で、振動を吸収する部分の長さが
あまりにも短い。そのため、そこに負荷が集中し、こんなことになったようだ。
さて・・・どうしよう。いっそ、ノーマルのゴムホースに戻してみようかな?


1/31

・・・昼過ぎに、ようやく起床。ちょっと長く眠りすぎてしまった -_-;
寝ぼけたような乳白色をした空を見上げながら、今日やることを考える。



考えながらモソモソ〜っと昼飯を食い、13時過ぎからようやく作業を開始する。

先週は冷却水関係の作業を実施したため、今週はちょっと趣向を変えてみる。
今日は、燃料フィルターと燃料ホースの交換作業を実施することにした。



カプの燃料フィルターは、右後ろ付近に付いている。まず、リアを持ち上げて
ウマを噛ませる(下にもぐって作業をする必要があるため)。その後、右リア
タイヤを外すと、サブフレームとボディの接続点付近にフィルターが見える。
フィルターからは左右に燃料ホースが生えており、その先を辿ってみると
ボディー側の配管に繋がっている。この部分までを、丸ごと交換する。

燃料フィルターを取り外す前に、安全確保。リアの内装を剥ぎ、燃料ポンプの
カプラーを切り放す。クランキングを数秒実施し、エンジンが始動しないことを
確認(=燃圧が十分に低くなっている)。まぁ、一週間始動してないわけだから
当然、燃圧は0。確認が完了したらボンネットを開け、バッテリーの−端子を
取り外す。最後に、給油口の蓋を開け、ベーパ圧力を取り去る。以上で完了。

さて、ようやく燃料フィルタの取り外しだ。右リアナックルの前に座りこみ、
どうやって外すべきか考える。フィルタ本体は、ちょっとした金具を噛ませて
サブフレームに 12mm のボルト2本で固定されている。その直ぐ横に、ちょうど
工具を振るスペースを邪魔するような感じで、大きな金具がある。デフからの
スピードセンサーの線を固定するためだけの金具のようだ。手探りで調べると、
コイツも 12mm のボルト1つで固定されているようだ。というわけで、まずは
この金具を取り外してスペースを確保。結果、例のボルトは難なく外せた。



燃料フィルタの固定が外れたので、あとはホースを切り放すだけだ。
系統に残留しているガソリンのことを考え、最初に切り放したのは OUT 側の
燃料ホースと、ボディ側から伸びている配管の間。クランプを外し、固着を
頑張って解き(基本的には、力技。軽くひねってやると、固着を解きやすい)
ホースを配管から抜き取る。同時に、ホースからジャバジャバ出てくるガソリン。
すぐ下に置いておいた受け皿の中に、結構な勢いでガソリンが飛び落ちる。

しばらく待つ。配管が長いようで、なかなかガソリンの飛び出す勢いが落ちない。
そのまま1分ほど待つが、やはりガソリンの勢いは落ちてこない。おいおい。
少し不安になる。一旦配管を戻し、受け皿の代わりに増槽(20L)を持ってくる。
抜けてきたガソリンを増槽の中に注ぎ込むようにして、再び様子を見てみる。

・・・結局、5分ほど待ってみたが、やはりガソリンの流出は止まる気配がない。
おかしいなぁ。燃料ポンプは動いていないのに。気になったので、カプチーノの
パーツリストを引っ張り出し、配管の形状をチェックしてみる・・・あ、そうか。
サイフォンの原理か。結局、タンクが空になるまで流れ続けるんだ。

燃料の残量が少なければ、このまま全て増槽の中に流し込んでしまおうと思ったが
燃料計を見ると、まだ半分ぐらいの位置を指している。なんだかんだいいつつ、
燃料の流れ出る速度はそれほど早くない。待っていたら、日が暮れそうだ。

しばらく考えて得た対処法は、やはりサイフォン構造を切るという方法だった。
パーツリストの図を見ると、燃料タンクの上についている燃料ポンプの出口の
ホースを外す方法ががベストっぽい。車内に入り、内装が剥がれているリアの左に
見えるフタを外す。ここを外すと、燃料ポンプにアクセスすることが可能なのだ。



楕円状にあいている穴の右側に、径の違う2本のホースが生えている。おそらく、
太い方がデリバリ側で、細い方がリターン側だ。逆流する可能性を考え、念の為
リターン側から順に外していくことにした。横を向いているクランプの先に指先を
掛けて緩めながら上に向け、ペンチで摘んでクランプを外す。ホースの端面に
指先を掛け、傷をつけないように注意しながらググーッと強く押して外す。
若干の固着はあったが、両方のホースとも、比較的容易に外れる。

デリバリ側をホースを外したとき、ガソリンが僅かに漏れた。それと同時に、
燃料フィルターの先からジャーッと出ていたガソリンの流れは、ピタリと止まる。
やっぱり、そういうことだったようだ。これで、ようやく作業を進められる (T_T)

クルマの下に潜り込み、IN 側のホースのクランプを緩め、固着を解いて外す。
これで、フィルタはフリーになった。適当な隙間を見つけ、横から抜き取る。



・・・さて。残るは、新品の燃料フィルターと燃料ホースの装着作業だ。

まず、取り外したフィルタの IN と OUT に繋がっているホースの長さを計測。
この長さに合わせ、購入してきた燃料ホースを切る。IN 側は 150mm、OUT 側は
170mm。続いて、切り取ったホースを、購入してきた燃料フィルタに差し込む。
ホースクランプは、取り外したフィルタについていたものを再利用する。
また、燃料フィルタとサブフレーム間を繋ぐ金具も、同様に再利用。

準備が終わった新品の燃料フィルタを、さきほど旧フィルタを取り外した場所に
押し込み、ボルトで締め付けて固定。あとは、ホースを元通りに繋ぐ。1つずつ
指さし確認しながらホースを接続し、クランプで固定していく。万が一にも
作業ミスがあってはならない。細心の注意を払いつつ、作業を進める。

全てのホース・クランプ・ボルトが所定の位置に収まったことを再確認したのち、
バッテリーの−端子に配線を接続し、イグニッションキーを ON にする。5秒ほど
経って燃料ポンプの動作が止まった時点で、各ホース接続点の状況を確認する。
特に、漏れや滲みのような問題は見当たらない。最後に、エンジンを始動し
問題なくアイドリングできることを確認。・・・よし、作業完了だ。

その後、ついでの作業。リアがジャッキアップされている車体の底に潜り、
ミッションとマフラーを固定するボルトを取りつける。残念ながら、センター
トンネル下のカバーを外さないとボルト穴にアクセスできなかったので、少し
面倒な作業になったが、問題は無し。スレッドコンバウンドを塗って締め込む。



下回りの作業が全て終わったので、タイヤを装着してウマから下ろし、
先ほど増槽の中へ抜き取ったガソリンを、ふたたび燃料タンクの中に戻す。
受け皿で受けたガソリンはごみが混じってしまったので、蒸発させる。

片付けを行いつつ、交換した旧フィルタを観察。外観はかなり汚いが、
ホース類は劣化なし。若干固くなっているが、ひびや割れは見当たらない。
たぶん、12年間まったく交換していないはずなんだが。丈夫なんだなぁ。



さて・・・これで、残る作業は冷却水ホース交換と、シートベルトアンカーの
付け直し、そして・・・うーん、走り始めるまでにやらなきゃいけないことは、
まだまだ沢山ある。シーズンインまでに、間に合うのだろうか・・・ (-_-;)