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Cappuccino 日記(2004/3)

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3/6

期末が近づいて忙しくなる仕事、北方に居座る雪、春と共に訪れる花粉症、etc...
3月という季節は、どうしても外出やクルマ遊びが億劫になる季節でもある。

という理由のせいかどうか。ここ2週間ほどの間、どっぷりと「Fate」にハマる。
まぁ、今の時期が、もっとも趣味的にはヒマな時期っていうこともあるが。


ご存じない方のために、誤解を恐れずにごく簡単に説明すれば、
18禁小説をベースにした、PC 紙芝居ソフトである>「Fate/Stay night」。
18禁小説といっても、フランス書院等の小説のようなエロエロな内容ではない。
少年漫画系の活劇モノに、ちょっと心がくすぐられる恋愛劇をくっつけたもの。
少年時代をソレ系のマンガで過してきた人間には、ちょうどハマれる内容だ。
(実際は、もっと深いことを色々語ってるわけで、その部分が面白いのだが)


説明はともかく、そういうモノにずっとハマってたわけだが、
本日未明にようやく、全てのシナリオを完了する。

。。。
。。。
。。。
。。。

正直、「やられた。。。」という言葉以外、出てこない。
18才以上の感受性豊かなお友達は、すぐに買ってプレイするように。


というわけで、すっかりハマり切ってしまった私は、余韻をひきずるべく
近所の CD 屋まで、ゲームのサントラを探しに行く。が、当然?売っていない。
やはり、山科という片田舎の街では、ヲタ系についてはあまり期待できない ;_;

その代わり(?)「賛美歌名曲選」という CD を買ってくる。著名な賛美歌を
20曲選びだし、様々な合唱団が歌ったものを CD に録音してあるものだ。
合唱好きな私であるが・・・恥ずかしいことに、賛美歌には詳しくない ^_^;
この CD の中の曲で言えば、知っているのは、せいぜい

第98番「あめにはさかえ」
第109番「きよしこのよる」
第111番「神の御子は」
第112番「諸人こぞりて」
第113番「よろこべや」
第312番「いつくしみ深き」

ぐらいでしかない。ちょこっと歌えるとかっこいいので、他も覚えようっと。
カプのオーディオの HU に CD を放り込み、ボリューム全開で聞きながら帰宅。


3/7

さて。この2週間ほど丸々放置プレイだったカプに、少し手をかける。

まず、洗車&ワックス掛け。ワックス掛けは3ヶ月ぶりなれど、水洗い直後の
光沢が失われることはなかった。最近のワックスは、なかなか長寿命である。

洗車中、積もるほどでもない程度の勢いで、雪が降ってきた。
風に舞う雪を眺めていると、頭の中でイリヤが踊り、ローレライが・・・
いっ、いかん。「Fate」にドプーリとはまり過ぎているようだ(汗)



つづいて、もはや近郊で雪が積もることはないと判断し、スタッドレスを外し
Vimode に履替える。スタッドレスは、ホイールについたブレーキダストを洗い、
溝に食い込んだ小石をほじくり出し、空気圧を 130kPa まで下げて安置する。

Vimode は、およそ2ヶ月ぶりの登板ということなので、空気圧をチェック。
3本は 180kPa の空気圧を維持していたが、1本だけは 130kPa まで低下。
やはり、1本だけ超スローパンクしているようだ。パンク修理するかなぁ・・・
とも考えたが、どうせボロボロに摩耗しているタイヤである。今更、金をかけて
ちまちま修理するってのも勿体ない。春先になったら、雁ヶ原でボウズにして
さっさと新品と履替える処置を取ったほうが、ずっと良いかと考える。

そんなことをやっているうちに、ひさびさに AZ-1 氏がやってきた。
手には、昔懐かしい「Flash Back 2012」のビデオ。早速、じっくりと拝見する。
・・・おお、動いてる動いてる、美樹本絵が動いてるよ。懐かしいよ〜(感動)


AZ-1 氏が帰宅後、「Fate」の余韻で描き始めたセイバー CG の彩色を続ける。

来週には、E/G オイル交換をするかな。あと、リアブレーキが引き摺りぎみだから
清掃してチェックしとかないと、だ。やはり、走行開始は4月だな・・・


3/11

うーん。今月は全然「カプ日記」になってない(汗)
残念ながら、今日もまた「非カプ日記」・・・。



残業中に会社をちょっと抜け出し、会社の近くにある CD 屋へ。
「Fate」のサントラを探すことが目的だったが、当然のように見つからず (T_T)

その代わり(またかよ)、長年探し続けていた「ジェイムス・バーンズ作品集」CD を
購入。この中に収録されている「アルバーマ序曲」が聞きたくて、しょうがなかったのだ。
音楽は知っていたものの、誰が作曲した何という作品なのかが正確にわからなかったので、
今日まで CD を買うことが叶わなかったものだ(某草さんから頂いた情報で特定。感謝)。

サントラはダメだったものの、それとは別に満足のいく結果を得られたので、
ソフマップに立寄り、勢いに任せて「Painter8 Essential」を購入。
カラー CG 作成作業環境の改善を狙っての行為である。



しかし、帰宅後に「Painter8 Essential」をインストールし、起動した 10秒後に
とんでもない事実に気づく。PSD ファイルの読み書きができないのだった。
慌てて Corel のホームページを見ると、PSD ファイルを読み書きできるのは
フル版の Painter8 のみ、ということが、表形式で明記されていた・・・

安物買いのなんとやら、を地でいってしまったようだ _| ̄|○



ところで「Fate」。ひととおりコンプリートしたはずなのだけど、未だに
Weapon だけは、所有者が「????」になっているままのものが数個存在する。
・・・実は、コンプリート「したつもり」になってるだけ?まだ、何か残ってる?


3/13

久御山のイオンシネマへ、「イノセンス」を見に行く。

久々に、Vimode で走行。車庫からクルマを出す時点で、ステアリングの重さに
驚きを覚える。スタッドレスだと、殆んど何の反力も感じなかったステアリングに
鈍くて重い、ゴムのねじれ感が戻った。超ハイグリップな感じでナイノ!(笑)
・・・ただし、ステアを切込んでいくと、ある舵角以上で急に操舵力が軽くなる
(まるでグリップを失ったかのように)ポイントがあるのは、相変わらず。

出発。東山を越え、油小路通を九条から延々と南下。宇治川を渡り、第二京阪道と
京滋バイパスの交差点の下にある一般道の交差点を右折。・・・しかし、あれだ。
こういう、立体構造のある道路って、京都らしくない。京都も変わったよなぁ。

そんなことを思いつつ、R1 に出る手前で小さな脇道に曲がり、突き当たりを左折。
警備員に案内されるままに、ジャスコの駐車場へと入る。9時半に出発して、
到着は 10時。思ったよりも早く来ることができた。油小路通さまさまである。

さて、10時といえば、イオンの開店時刻からそれほど経っていないようで、
ヌルヌルと取り付け道路を登って辿り着いた屋上駐車場は、無人状態だった。

・・・チャーンス。

理性がとがめるよりも早く、1速でアクセルを全開。適当に定めた駐車スペースの
1つ横のスペースを目指して突進。おいおい、そこは目標地点とちゃうよ、という
突っ込みが入るよりも早くブレーキングを開始し、スペースから鼻先が出る寸前で
サイドブレーキを引き上げる。充分に荷重の抜けたリアは、軽い悲鳴とともに
スキッドを開始。その感覚を感じつつ、遅れ気味のタイミングでフロントに舵角を
与えると、グリップを失ったリアはゆるりと旋回を開始。そのタイミングを見て
アクセルペダルを中間程度に踏み込み、クラッチを接続。アクセルを少し強めると
押し出されるようにしてゆるりと回る車体。180度のノーズターンは完成する。

転回を終了し、狙った位置ぴったりに収まった車体。・・・長い間のオフだったが
幸いにも、体は「ジムカーナ」をしっかりと覚えているようだった。よかった。



さて、本題。その後、別ルートでやってきた AZ-1 氏と現地で落ち合い、
11時過ぎから上映された「イノセンス」を鑑賞する。まぁ、いろいろあるけど、
「押井監督作品」という前提ありきで見れば面白かった、というのが感想。
・・・相変わらず「遊びすぎ」な感は否めないが ^_^;>押井監督

作品観賞後、R1 大手筋交差点を少し南に行ったところにあるラーメン屋
(名前は失念)に入り、昼飯を食う。醤油ベースのラーメンだが、濃厚で旨い。
いあ、朝からアニメ映画を見て、昼に旨いラーメンを食う休日。幸せだねぇ。


3/14

今日は、朝から非常にいい天気。花粉の飛散量も少ないようだ。
こんな日のうちに、メンテナンスをやってしまおう。というわけで、
5ヶ月ぶりの E/G オイル交換を実施する。そろそろシーズンインだし。

・・・その前に、裏手の峠へ出かけ、ヘアピンのアウト側にあるスペースに停車。
交通量が少ないことを確認してから、ボンネットを開く。エンジンを停止し、
インタークーラーアウトレットとインマニ間のホースを外し、スロットルを
手で開きながら、ホルツの「キャブクリーナー」を大量に吹き込む。

たっぷり吹きこんだら、直ぐにホース類を元に戻し、クリーナーが汚れに浸透する
までしばし待つ。大体、20〜30分ぐらいか。ただぼんやりと待っているってのも
芸がない。リクライニングさせた助手席に座り、「マリみて」の読書時間に(笑)
最近まとまった時間がないので、なかなか小説を読み進められない。絶好の機会。



一つの章を読み終え、ちょうどいい時間が経過。さて、エンジンを始動しよう。
今までの経験上、キャブクリーナーを吹き込んだあとの始動は、非常にグズる。
今回も難産を覚悟していたのだが、スロットルを全開にしてスタータを回すと
数秒ほどグズったのち、あっけなく始動してしまった。あれっ?調子いいなぁ。

しかも、本来ならモワッと吐き出されるはずの真っ白い煙も、心なしか色が薄い。
キャブクリーナーの吹き込み量が少なかったかなぁ。・・・もうちょっと追加だ。
インマニのホースバンドを緩め、隙間からキャブクリーナーのノズルを突っ込んで
アイドリングしながらブゥーッとクリーナーを吹き込む。ほぼ同時に、いきなり
咳き込むエンジン。そりゃあそうだ。スロットルを開き、エンストを防ぐ。

しばらくそんな作業を続け、まぁいいか、というところでクリーニングを終了。
その後しばらく、アクセル全開で峠を走り回り、クリーナー成分を焼いてしまう。
結構長い間、排気は薄い白煙が混じっていた。もしかして、クリーナーじゃなくて
オイルが燃焼室に回っていたりするのかな・・・と思ったが、そのうち収まる。安堵。

なお、本日は路面温度がかなり高かったので、タイヤのグリップはかなり高い。
折角なので、ゼロスタートを数回やって、クラッチ滑りの状況をチェックする。
今のところ、特に滑りっぽいものは感じられず。よく持ち堪えてるなぁ>純正



クリーニングが終わったので、いよいよ E/G オイル交換。クルマを車庫に入れ、
フロントを持ち上げ、下に潜る。ついでに、下回りを軽く掃除。泥だらけ (x_x)

ところで、今回の交換インターバルは、今までにないぐらいの長期間(五ヶ月)。
抜けてきたオイルの状況をよく確認してみるが、少し不透明度が高いぐらいで、
まぁ、普通だった。抜けたオイルを陽光の下で観察。細かい鉄粉は浮いているが
相変わらず。ドレンボルトについているマグネットをチェックするが、いつもの
超微細な鉄粉の他に、長さ 2〜3mm、直径は髪の毛ほどの鉄粉が1本ついていた。
なっ、なんだろうな、これ。少なくとも、良からぬ鉄粉であることには違いない。
しかし、そんな目立つ鉄粉はこれしか出ていない。まぁ、気にしたら負けだな。

買い置きの Mobil 0W-40 を 3L 計量してフィラーから放り込み、作業は終了。



下回りに潜ったついでに、クラッチの繋がり位置を、手前のほうに変更しておく。
しかし・・・クラッチ板、あとどれぐらい残ってるんだろうな。前回の交換サイクルは
6万km 弱で、現在はそれから4万km。使用状況の変化を考えると、そろそろ寿命が
気にならないでもない。ミッション下ろしたときに、見ておけばよかった _| ̄|○

もう1つついでに、ブレーキフルードを一通り交換しておく。11月頃からそのまま
だったが、エア噛みは特に無かった模様。リアキャリパーから出てきたフルードも
透明度が高くてキレイなものだった。走り込んでいると、リアキャリパーから出てくる
フルードがめちゃくちゃ汚くなるのだが。如何に走ってなかったか、か ^_^;


3/19

年度末は忙しい時期だ。今週末もまた、仕事にて東京へ出張。
だが、京都での仕事もある。さっさと仕事を終え、日帰りで京都本社へと戻る。

・・・しかし、せっかく帝都まで来たのだから、チャンスは無駄にしない。
仕事が終了してから、帰路の新幹線が発車するまでの短い時間を利用して、
アキバへ突撃。一縷の望みをかけて「とら」の 2F へ駆け上がる。

そこには、Fate サントラ CD 初回限定版が置かれていた(喜)

どうも、若干の在庫が残っていたらしい。出し惜しみしてやがったのか・・・。
理由はさておき、やっと入手できる!躊躇うことなく Get。運がいいなぁ。



帰りの新幹線車内で、隣りのおっさんが眠りについたことを確認してから
鞄をあけ、パッケージの封を切る。まるでガキンチョだが、逸る心には抗えず。

・・・そこには、初回特典のカードが入っていた。絵はイリヤスフィール
可もなく不可もなく。・・・いや、セイバーシナリオでの恐いイリヤが印象深く、
嫌いではないが、なんとなく恐怖感を感じるキャラだったりする (^_^);>イリヤ

早速、「マリみて」の栞としてこれを使うことにした。


3/20

さて・・・明日は、ML 鈴鹿で行われる「TTW タイムアタックバトル」に参加する。
目的は、ジムカーナじゃない場面で走ることで、自分の悪い癖を再確認すること。

というわけで、サーキット向けセッティングやタイムを出すことが主眼でないので
基本装備はラジアルタイヤ(AD07)。サスセッティングはなるべく変更せず。
リアブレーキだけ、周回走行に耐えられるようなパッドに交換していく。

これらの装備は、装着したままサーキット〜自宅間を往復できるので、
家で装備しておく。リアのブレーキパッドとタイヤ4本を、状況を点検しながら
交換する。ブレーキパッド/タイヤとも、まだまだ残量は充分である。問題なし。



交換作業が終わった時点で、買い物のために街へと出撃。

リアパッドの当たりが付いていないので、ブレーキがかなり奥になった。
もちろん、COMP-B とそうでないブレーキパッドの特性差ってのもあるんだけど。

そんな、ブレーキコントロールがやりづらい状況ではあるのだが、それなのに
路面は雨でびしょびしょであっても、余裕でガツンとグリップし続ける AD07。
ラフなブレーキングにも音を上げる気配がない。いあ、いいタイヤはいいものだ。

一方、リアはトラクション不足気味。ちょっとアクセルを踏みすぎると、直ぐに
だらしなく流れ出すモードに入る。そんな、噛まない気味のリアタイヤであっても
引き摺らせることができず、右左折時にゴリゴリという音と共に差動するデフ。
以前なら確実に、その強烈なイニシャルで、タイヤを引き摺っていたのだが。
イニシャルが結構落ちてきているようだ。年末には O/H してもらうかな。



春の彼岸の季節のせいか、道路はどこも結構混んでいた。それどころか、
家のすぐ横にある墓地へお参りに来るクルマが、狭い道に路駐しまくっている
せいで、自宅への車庫入れで一苦労。なんとかならんもんか・・・といっても、
こんなひどい路駐されるのは、せいぜい今日ぐらいなもんだ。我慢我慢。



帰宅。買い物の際に入手した「酸化チタンスプレー(異臭分解効果あり)」を
ロールバーパッドに吹き付け、屋根を開けて暫く放置してみることにした。
これで少しでも、ロールバーの異臭が収まってくれるといいのだが。


3/21

さて、本日は久々の走行会。ML 鈴鹿にて、TOTAL TUNE WORKSが主催する
サーキット走行によるタイムアタックバトル。位置づけとしては、昨年一杯で終了した
「TOTAL TUNE WORKS ジムカーナ」の後継(?)みたいなイベントである。

ジムカーナを主体に考えている自分が参加する理由は、昨日の日記に書いた通り。
いろんなことを経験しなくては、ジムカーナで速く走ることもできない、と。



少し気になるのは、かるがも系の人は誰が参加するのだろうか?ということ。
どうせ走るからには、やはりターゲットとできうる人がいたほうが絶対に面白い。
残念ながら、参加者情報の事前収集は叶わず。少なくとも、同じ日に開催される
ジムカーナ地区戦@鈴鹿南に参加する前田さんと大草さんは不参加確定で、
斎藤さんはおそらく参加されるだろうな・・・ということぐらい。

・・・まぁ、まずは3ヶ月のブランクがあるから、誰かのタイムを追うより
「走ること」についての肩慣らしが最優先ではあるのだが ^_^;



最近、諸般の事情(汗)で遅寝遅起が続いていたので、寝坊しないか心配だったが
目覚ましが鳴動する寸前の、4時28分に起床。心の奥のどこかが興奮しているようだ ^_^;

窓から外を見ると、濃青色をした空が見えた。雲の色ではない。天候は良好のようだ。
朝食を適当に済ませ、5時半に自宅を出発。アイドリング状態で住宅街を抜け、
幹線道路に入ってから徐々に加速。駆動系を、ゆっくりと暖めていく。

ML 鈴鹿への経路は、宇治 → 信楽 → 壬生野 → 名阪国道 → 関 → 到着。
気温は十分に高いので、ノーマルタイヤでも凍結路面に出会う心配はない。

宇治 → 信楽間では、改良工事の進む R422 大石バイパスを通過。以前よりも
数 km ほど北まで、立派な道路の工事が進んでいるようだ。といっても、
以前に通過したのは、ほぼ1年前。1年もかかって、たったこれだけなのか。
う〜ん。全線工事完了するのは、いつの日になるのか ^_^;

大石バイパスを抜けると、R307。東に数 km ほど進み、再び R422 へ折れる。
その途端、視界を多い尽くす濃霧。そうか、この時期は「濃霧」があったか。
甚だ困る。何が困るか、といっても、霧が濃くなると、前をノロノロと走る車を
安全に追い越すことが困難になるからだ。頼むから、先に行かせてくれェ〜

信楽牧場のあたりまで濃霧が続いたが、その先で急激に霧は晴れ、視界が回復。
全力で追い越しをかけ、ロスった時間を取り戻す。この先にあった「桜峠」は
全面的に改良され、太い切り通しの・・・味わいもなにもない道になった。
ソレゆえ、ペースは上げたい放題になったとも言える。AD07 のカッチリした
グリップ感を感じつつ、名阪国道壬生野 I.C. まで一気に駆け抜ける。。。

(・・・って、あれ?なんで「AD07」が「カッチリしたグリップ感」なんだ?)



てな感じで、壬生野 I.C. に到着。そこからは名阪国道で問題なく・・・のはずだったが
関 I.C. の手前にあるループコイルオービスの位置が変更されていたことに、驚く。
以前の場所より、1km ほど東側(先のほう)に移設されていた。幸い、今回は関 I.C. にて
名阪国道を下りるつもりだったから、何ら問題はなかったのだが。油断大敵だ。

関 I.C. の GS にてガソリンを入れ、トイレを済ませて ML 鈴鹿へ突入。
到着時刻は、7時15分。屋根付きパドックの取り合いがない以上、こんな時間だと
参加者はだれ一人としていない。余裕の一番乗りである(汗)オフィシャルの人に
案内され、一番奥の場所を確保。カーステから BGM を流しつつ、一人で走行準備。

しばらくすると、見たことのあるカプがやってきた。水谷さん@かっぷんちょ。
昨年末頃に E/G がトラブったという噂を聞いていたので、話を伺ってみると
ヘッドガスケットが吹き抜けを起こして E/G ブローした、とのこと。うわぁ・・・
修理は済ませてあるものの、やはりブローを警戒する気持ちはあるらしく。
タイヤが RE540S の「GS」コンパウンドという辺りが、心境を物語っている。

ごちゃごちゃ作業しているうちに、時計の針は8時を回る。ここまで来て
やっとこさ、パドックが埋まりだす。本日のかるがも系参加者を確認。結果、
福本さん、久保(弟)さん、団長さんの3名。あとは、斎藤さんが EK9 で参加。
話を聞く。アルトに比べると、EK9 は全然安定しているそうだ。さすが普通車。

斎藤さんの EK9 を眺めているうち、妙なものが視界の隅に入ったので、確認。
クルマの後ろに置かれている荷物の1つの「バケツ」から、妙な物体が・・・

ブローしたミッションのカウンターシャフトが、バケツに刺してあった(汗)

おお、これが、伝説の剣(謎)・・・恐る恐るバケツから引き抜き、よく観察。
十数枚しか歯数のないギアのうち、半分近い歯が折れてなくなっていた・・・
斎藤さん曰く、これでも「音はおかしかったけど、走って帰ってこれた」そうな。
いくら噛み合い率の高い特殊ギアとはいえ、、、車ってすごいなぁと思う瞬間。



そんなこんなをやってる間に、受け付け開始。さっさとエントリーを済ませる。
ジムカーナと違って、完熟歩行はない。当然、コース図もついてこない(汗)。
見るものといえば、グループ分けとタイムスケジュールぐらい。全体の参加人数は
およそ 50名程度で、グループは4つ。1グループ当たり12台程度ということで、
コース上は余裕がある。思いっきり攻め込んでスピンしても大丈夫だろう。

エントリーが終わったので、とりあえず車両側の設定を行う。サーキット向けに
なにかイジるということはないが、減衰力と空気圧だけはそれなりに設定する。
減衰力は前後とも6段戻しで、空気圧は4輪とも 180kPa に設定。スタビ類は
いつもの状態から変更せず。減衰力が低めなのは、最近のマイブーム(?)



9時から、いよいよ走行開始。4つのグループのうち、私は3番目のCグループ。
40分間の空き時間を「マリみて」の読書で過ごす。待ち時間ってのはアレだな、
いい「読書の時間」になるな、ということを確認。他にやることないもんね。

というわけで「マリみて」に熱中していたわけだが、目の前のピットレーンで
不意に停車したガンメタ色のカプに気を惹かれ、小説の世界から引き戻される。
・・・フロントホイールの隙間から、普段は見えないはずのものが見えたからだ。

ピットに戻ってきたのは、小川内さんの(元)モンカプ。よーく見ると、フロント
ブレーキの下から、うっすらとした煙が吹き出していたのだ。うっわー、アレだ、
ブレーキが焼けてるんだ・・・煙を吹いてるブレーキなんて、初めて見たよ。
大丈夫か、あれ・・・心配する私をよそに、凄い勢いでピットアウトするカプ。
同じグループ内の、高橋さん Dr. の赤カプを追いかけていった・・・

・・・なんともなければいいのだが。後ろ姿を 10秒ほど見送ったあと、
問題なく1コーナーを曲がってきたことを確認してから、読書に戻る。



数十ページほど読み進んだところで、Cグループ走行開始のアナウンスが入った。
暖機運転を開始。その間、ドライバーはレーシングスーツを着用し、グローブを付けて
ハーネスを締め込む。さらに、機関音をチェックし、計器とミラーの状況を最終確認。
全てのチェックが終わったら、ピットレーンの横に並んで出走指示を待つ。

・・・しばらくの時間が経過したのち、オフィシャルがコースインを指示する。
カーステレオとエアコンを OFF にし、速やかにコースイン。さぁ、始まりだ。



コースイン直後から第1コーナーまでは、ゆっくり走行。第1コーナーの立ち上がりで
リアタイヤを路面に擦り付けてタイヤを暖めつつ、いよいよ戦闘を開始する。

第1コーナー曲がり端のステアへの反力、および立ち上がりでのリアの噛みぐあい
から考えて、今日は全体的にグリップが高めであると判断。早々にペースアップ。

・・・のつもりだったが、外周を弱スローペースで曲がり、第2ヘアピンを抜けて
インフィールドに突入したところで、予想外の事態が。フルに近い制動をかけつつ
インフィールド入口の右コーナーに突入したところで、ケツがむずかゆくなった。

いけね、リアが浮いてるよ!

いや、実際にはリアが浮いてるわけじゃない。単に、リア荷重が抜けすぎている
そんな状態を直感に近い言葉で表現すると、こうなっただけ(笑)



もちろん、昨年の一年間でさんざんっぱらリア流しの練習をしてきただけあって
反射神経が眼球を動かし、S字コーナー1つ目のクリップに至るルートを視認。
リアを浮かせ続けたまま、大きなRで回り込むルートを取ればいいはずだ。

ブレーキを緩く踏み続けたままターンインし、ラインの外側に乗ったところで
ステアを軽くインに切って、すぐに戻す。間もなく、計算通りに流れ出すリア。
ここでブレーキを完全にリリースし、アクセルの上に足を乗せる。シフトは2速。
フロントは大きなRでクリップに付くラインを描きつつ、リアは少し早く流れる。

アングルの付き方に合わせて、フロントタイヤがライン上で必要な方向を向くよう
ステアを戻していく(いわゆる『カウンター』)。さらに、それに合わせてアクセルを
踏み込み、アングルを調整。縦方向のトラクションに優れる AD07 は、アングルの
調整と同時に、車体を前方向に蹴り出す。ステアによって傾けられた前輪は
後ろから押され、自らの角度に合わせてフロントを持っていくことになる。
こうして、不安定な中にある1つの安定点「テールスライド状態」が完成。

P・F先生の定義より、ここでは、前輪がイン側に切れ込んでいる状態を「ドリフト」、
アウト側に切れ込んでいる状態を「スライド」と呼称する。

こうして角度を維持しつつコーナを回り込んでいくと、そのうち出口が見える。
そこから先は、普通の立ち上がりと同じ。Rに合わせて(?)ステアを戻しつつ
テールの流れに注意を払いながら、アクセルを踏み込んで立ち上がっていく・・・



いや、なんだかこんな感じで、インフィールドに近づくたびにケツが出るので、
S字ではガンガン流して楽しむ。どこまでアングル付けられるか、挑戦したり。

しかし、こんな楽しい(?)インフィールド部分とは裏腹に、外周は恐怖の塊。
何周か走って試してみたところ、外周入口の左コーナ進入時の時点で、車速を 90km/h
まで落としておかないと、その後のラインがコースの外に出る(汗)のが確認できた。

・・・それに気付くことができたのは、走行開始から 10分ほど経った時点で、既に
Fブレーキが『負け』気味になっていることに気付かず、件の外周入口カーブへ
オーバースピード気味で突入してしまったことが理由だった(大汗)。

本来、減速できているはずの速度へと減速できないというのは、かなり恐怖だ。
しかも、MLS 外周入口のカーブの向こうには、エスケープゾーンがまったく無い。
いや、中山サーキットほど酷くはないが。まぁ、あって数m。その先は岩壁だ。

とりあえず、こうなったら使えるものは全て使って減速しなければ。都合のいいことに
目一杯の減速によって荷重は前に移りきっているので、さっさとステアを切って
テールを振りだし、アングルを作る。四輪全てを制動に使う、最良に近い手段?

コーナーのイン側を向き始めた車体は、それでもアウト側に逃げようとする。
フロントタイヤは完全にキャパオーバー。車体をイン側に引っ張りきれない。
アングルを作りつつも、超ドアンダーなラインに乗っかって飛んでいく・・・

・・・ええぃ、言うことを聞きやがれ!

さらにアングルを深く取る。運転席のサイドウインドウの中に迫ってくる
縁石を睨みつつ、どんな角度でコースアウトしたら安全かなー、と計算する。
現在、外側縁石と車体の角度は、20〜30度程度の角度がついている。このまま
流れきってコースアウトすると、リアタイヤから縁石を乗り越えて・・・横転か。

・・・いかん、いかん。そんな、最悪の想像をしたらダメだ。
恐怖よりも、「如何に被害を抑えるか?」の計算で頭の中を埋め尽くす。

しかし、幸運は私の手の中にあった。早期からアングルを付けておいたお陰で、
フェードしかけているブレーキに頼るより、ずっと早く減速することができた。
もうちょっとで縁石を乗り越える、というところで、横向きのベクトルは消えた。
僅かなチャンスは無駄にしない。即座にアクセルを踏みこみ、一気に脱出。

・・・まぁ、後続車が居なかったことも幸いした。被害無しで切り抜けに成功。
それにしても、こういう状況での対処・・・随分と巧くなってきたな>自分

そんなピンチに陥ったりして、いきなりからドキドキハラハラの走行会である。

そんなこともあり、走行開始後 13分ほどで「もうええわ」的なものを感じるが、
ここで止めてしまったら勿体ない。外周での踏ん張りはそこそこに抑え、内周では
がんがんケツを流して楽しむ。しかし、基本的にはケツが流れすぎな状態であり、
立ち上がりでつんのめり気味だから、あんまり美味しくない走り方であると確認。
あまりイジるつもりはなかったが、足回りの設定、ちょっとイジるか・・・。



20分が過ぎ、1本目の走行終了。結論としては、正直、楽しいっちゃあ楽しいが
あまりにもリア流れがひどく、これじゃあアクセルを踏む練習にならん・・・
早速、車両のセッティングを修正してみることにした。

設定を修正する前に、状況を確認し、分析する。まず、何処でリアが流れるのか。
コーナの組み立てを脳内でなぞると、進入の直線ブレーキングの時点からずっと
リアが不安定になっているということがわかる。リアの減衰力を固めるという
対処がまず浮かんだが、そうすると今度はインフィールドで苦しくなりそうだし
そもそも、長いブレーキングをしたら減衰固めても対処にならないので、却下。

次善策は・・・車高バランスか。現在、リアのほうが若干高くなっているはず。
中山サーキットを走ったときでも、一番効いたリア安定策は車高調整だった。
ということで、まずはリアの車高を 5mm だけ下げてみることにした。

・・・同時にリアの減衰力も変えようかとおもったが、いっぺんに2つ変えると
どちらが原因なのかよくわからなくなる危険性が高いので、ぐっと我慢の子。

車高調整作業の最中、某Mさんから、Web ページに置いてあるジムカーナ同人誌に
ついて、かなり好意的なご感想を頂く。・・・なんというか、素直にうれしいものだ。
妙に恥ずかしくなって、「ありがとうございますー」と言うのが精一杯だったが。
絵描きにとって一番の栄養は、やっぱり「感想」なんだなぁと再確認。

車高調整を終え、タイヤの磨耗状態をチェック。あれだけリアが流れていたにも
関わらず、リアタイヤは意外なぐらいに偏摩耗していない。もっとボロボロに
なってるかと思ったが、・・・そもそも、磨耗するほどグリップしてないか ^_^;



さて、そんな対策を施した後の、2本目の走行。路面状況は、幸いにも1本目と
ほとんど変わっていない。調整の結果だけを議論できる。んでまぁ、結論としては
5mm の車高変更は劇的な変化をもたらした、ということだ。進入時の不安定さが
けた違いにマシになっている。もう、インフィールドで流れすぎることもない。

というか、そこまで変わってしまったので、インフィールド入口で団長カプを
追い越したあと、リアをどう動かすべきか検討中のラインでS字を抜けたのだが
そんな途中の姿を、団長カプに同乗していた福本さんに見られていたようだ(後述)。



特に大きなトラブルもなく、2本目が終了。気温も高いし、なんかクタクタ〜。
ボンネットを開けてエンジンを冷却している車両がずらずらと並ぶパドック。
ふと、すぐ近くに止まっている、吉田号のエンジンルームを覗き込む・・・

・・・ラジエターアッパーホース、破裂しそう(汗)

卵を飲み込んだヘビのように、部分的にぷっくり膨らんでいるアッパーホース。
教科書通りの、「ホースがパンクする寸前です」症状が出ている。初めて見たよ。。。

それを見た吉田さん、膨らんでいる部分をタイラップで縛り上げた。緊縛プレイ。

原因だが、吉田さん曰く、ラジエターキャップが 1.3kg/cm2 の奴になっているとのこと。
うーん、流石に純正の冷却系は、1.3kg/cm2 の加圧に耐えられないのか。



そんなトラブルを見て「水温だけはちゃんと確認しておくことにしよう・・・」と
思いつつ、受け付けにて弁当を受け取り、昼食。かるがも's の方々の所に向かい、
情報収集。早速、福本さんから「フロントが沈みすぎているように見える」という
有難い助言を頂く。走行中の姿勢についてのアドヴァイスだ。非常にありがたい。
バネを固めるのは大変なので、Fバネのプリロードで対処するのがベターだろう。
今回、この場での設定変更は行わないが、頭の片隅で覚えておくことに。



弁当を食ったのち、午後からの走行が開始。今度は、逆回りとなる。

午前中と同じく、わりと早期からだらしなくテールが流れるのは相変わらずだが
AD07 は縦向きがかなり強力なので、姿勢を完全に崩さない限りは大丈夫である。

・・・問題は、相変わらず健全な AD07 の縦グリップに対して、Fブレーキが
もはや完全に負けていることにある。1本目が終わった時点から、ペダルタッチは
酷いもの(制動力の出るペダルストロークが、奥側 2cm ぐらいしかない状態)だが
それでも、踏めばちゃんと止まっていた。だが、昼からは、そうはいかない。

インフィールドから出て、外周手前のヘアピン。かなり強い下り坂の先である。
路面にあるスターティンググリッド?マークの一番奥の少し手前でブレーキを
開始するが、ものすごい空走感。ブレーキが、車輪の回転を止められない。
本気でブレーキを「底まで」ガツンと踏まないと、全然止まらない。かといって、
早くからゆるゆるブレーキをしていては、AD07 の優位性は無い。うひーっ(涙)

・・・そんな死ぬ思いをして僅かなタイムを稼いでも、外周入口の右カーブを
ノーブレーキで突っ込んでいける、かなりデキたビートやトゥディは追い縋れず。
くっ、くそうっ・・・(涙)そのうち、Sタイヤ履いてリベンジしちゃるからな!



・・・てな感じで、今一つイケテるところの無さを感じつつ、3本目を終了。
期待せずにタイムを見に行くが、なんと、今までで一番いいタイムが出ていた。
・・・なんてこった。アレだな、感覚とタイムは、決して一致しないってこった。

なお、3本目を走るとき、油圧と水温、およびブーストのチェックの頻度を
上げてみた。結論は、油圧は少し低めで推移していたが、致命的には下がらず。
水温は、中央付近(純正計器)のまま変化なし。まぁ、水温が上がってないのなら
オイルのほうも、まず大丈夫だろう。こんなものは、気にしないのが勝ちなのだ。
(いや・・・正確には、気にしなくてもいい、ということが分かるのが勝ちだ)

ブーストは、0.75〜0.9kg/cm2の間で推移。高回転でのタレは大きめ。
あんまり高回転まで引っ張るより、早めにシフトアップしたほうが良さそうだ。



・・・さて。3本目が終わった時点で、久々に使った全身の筋肉は疲労していた。
正直、4本目は捨ててもいい状態であったが、チャンスを無駄にしてはいけない。
疲れた体とブレーキにムチ(?)を打って、やがて訪れた4本目の走行に出る。

やはり、ブレーキがますますひどい状態。もう、ストロークは奥の 1cm ぐらい
(体感)しか残っていない。・・・そんな状態で、タイムが上がるはずもなく。
3本目で出したタイムを更新することなく、4本目の走行は終了した。



4本目が終わった時点で、さっさと片付け開始。リアブレーキを、持参していた
ジムカ用に交換する。外したサーキット用パッドを点検するが、思った以上に
磨耗していなかった。ヒートクラックも無し。うーん、いつまで持つんだ?これ。

ブレーキパッドだけ交換したら、他はメンテなし。減衰力などを戻し、荷物を積み
終わりのミーティング間での間、左足でブレーキを踏みながらパドックを徐行。
ボロボロになっていることが想像されるFブレーキパッドの表面を削りおとし、
ペダルタッチが少しでも元に戻るように努力する・・・が、無駄骨だったようだ。
こりゃあ、帰り道じゃあ無理はできないなぁ。大人しく走るようにせねば。



終わりのミーティングの後、地区戦に出場されていた前田さんと大草さん、そして
地区戦を観戦されていた奈良さんと合流。大草さんから例のブツを受け取ったのち
かるがも団一行は、名阪国道・大内のドライブインへ移動。移動中の名阪国道で、
走行中、右リアから小さな「キコキコ」音が聞こえてくるようになった。あれっ、
リアサスのボルトが緩んでしまったかな・・・帰ってから、確認しておこう。

大草さんによる的確な仕切りのお陰で、夕飯会(?)は 20時半過ぎに無事解散。
『Fate』のサントラを聞きながら信楽の峠をかっ飛ばし、22時ぴったりに帰着。
かなり疲労したので、日課のお絵描きは行わず、後始末の後に大人しく睡眠。



なお、ロールバーの臭さを抑えるために吹き付けた「酸化チタンスプレー」だが
それなりに効果があったようだ。丸一日、臭いが気になることは殆んどなかった。
うーん、酸化チタンスプレーの威力たるや、恐るべし・・・なのかな。要観察。


3/27

いあ、なんだか仕事が忙しい。

そのせいで(いや、仕事のせいだけでもないのだが)平日にはカプ関連の作業が
なんにもできないわけだが、その分は土日で取り戻していかねばならない。
幸いにも、本日は絶好のメンテナンス日和。早速、メンテナンス作業を実施。



まずは、タイヤを Vimode に戻す。いつもなら、走りに行った日のうちに
元のタイヤに戻しておくのだが、先週は疲労が溜っていたので、放置していた。
いや。正確に言えば、ブレーキのエア抜きと、Fブレーキパッドのチェック作業も
やらないといけないから、タイヤ交換も合わせて放置していたワケだが。

理屈はさておき、さっそく作業を開始。ブレーキエア抜き作業もあるので、
まずはリアから。さっさとタイヤを外し、ショックのネジ部分の汚れ落とし、及び
サビ止め(WD-40 塗布)を実施。ついてに、リアセクション全体を目視点検。
特におかしなところはない・・・っと、思いだした。異音が鳴ってたんだっけ。

確か、リアサスペンションの動きに合わせてキコキコ鳴ってたんだっけ。えーと、
その症状は以前にも出たことがあった。あの時は、ロアアーム付け根のボルトが
緩んでいたはずだ。早速、工具箱から 14mm-17mm のストレートロングメガネ2本を
取りだし、右リアのロアアーム付け根のボルトを増し締めしてみる・・・

あ、簡単に回った(汗)

なんてこった。ボルトがユルユルになってんたんじゃないか!危ないなぁ・・・
考えてみれば、以前に緩んだことのあるボルトも、ここのボルトだったような。
どういうことだろう。痛んできたってことかなぁ。新品を注文しとくかなぁ。

ついでに、左側も合わせ、他のサスペンション関係のボルトの緩みを点検。
幸いにも、例のボルト以外はしっかりと締まっていた。あぁ、よかった(汗)

一通りの点検が終わったので、エア抜きを実施。抜けてきたブレーキフルードは、
しっかりと黒くなっていた。熱による劣化というより、厚さの異なるブレーキ
パッドの交換によるピストンの往復で、ダストブーツ内のモリブデングリースが
キャリパー内部に入り込んでしまってることが原因だろう。・・・って、アレか。
それだけ、ピストンシールが痛んできてるってことか?そろそろ O/H しとこか?

エア抜きが完了したので、Vimode を装着してリア側の作業を終了。



続いて、フロント側に移る。タイヤを外し、ブレーキパッドも外す。
MLS でブカブカになってしまったブレーキタッチは、信楽を抜けて京都に帰るまで
結局、しっかりとした感触に戻ることはなかった。どうなってんのかと思ったら、



ボロボロになっていた(汗)

外した直後の表面は平滑だったが、真鍮ブラシで磨いてみたら、この有り様。
表面はボソボソになっていて、爪で引っ掻くだけでボロボロ崩れてくる状態。

Fブレーキを構成する4枚のパッドのうち、どれか1つだけがこうではなく
4枚全てがこうなっていることからして、そもそも TYPE NR ではキャパ不足。
それを示すかのように、厚さ方向にも入っているヒートクラック。パッド表面を
指で抑えると、厚さ方向の亀裂が潰れ、僅かに縮む。そりゃタッチが悪いはず。

・・・とはいえ、まだまだ残量はたっぷり残っており、捨てるには惜しすぎる。
愛用の砥石を持ち出し、水をぶっかけながらブレーキパッドの表面を研ぎ下ろす。
ものすごい勢いで真っ黒になっていく、水。同時に、平面を取り戻すパッド。
パッドが削れるペースが遅くなるまで、じっくりと時間をかけて削っていく。

パッドを削り終わったら、ヒートガンで炙って水分を飛ばし、日向に放置。
その間にキャリパーを点検。ブーツに損傷はなかった。パッド固定金具だけ清掃。
キャリパー側の点検清掃が終わったら、キャリパとの当たり面にグリスを塗って
パッドをキャリパに装着。4枚とも装着したら、キャリパーを戻してエア抜き。

ブレーキの点検とメンテナンスが終わったら、Vimode を装着。肩の摩耗が多い。
う〜っ、あと数ヵ月で交換する予定とはいえ・・・裏組みしてやりたいなぁ・・・



カプのほうのメンテは終わったので、取り外した AD07 つきホイールを清掃。
さらに、AD07 の摩耗状態を点検。トレッド面の摩耗だが、リアは比較的平坦に
摩耗していた。しかし、フロントはコジり気味っぽく、幅方向に魚歯状の摩耗が。
ショルダー部の摩耗は、前後ともさして変わらない。ってことは、サイドウォール
剛性は比較的高めで、ブロックの剛性が低めになっている、ってこと?>AD07
でも、フロント/リアとも、円周方向には奇麗に磨耗してるんだけどなぁ・・・

・・・なんてことを考えつつ、奇麗に残ったイン側の肩を見ていると、
これも裏組みしたい欲望に駆られてくる ^_^; そんな予算はないのだが。

清掃と点検の終わった AD07 を物置に積み込み、メンテ作業を終了する。