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Cappuccino 日記(2005/2)

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2/5

親父に頼んでおいた、ビデオの修理用部品調達が完了。例の伸びたベルト1本を
頼もうと思ったら、ブレーキバンドとか、その他の消耗部品一式もセットになった
キットがあったそうなので、そちらのほうを確保してもらってきた。三菱電機の
SC に行ったら、そのキットがその場で出てきたらしい。エライぞ三菱。

部品セットは、3.5インチ HDD ぐらいの大きさのブリスターパックに入っており、
「KIT-PARTS, DECK-J」「Jデッキ部品キットCタイプ」という説明が印字されていた。



伝票に書かれていた部品番号は「M01 789 C027O10」。価格は \1.7k。
HV-V900 だけでなく、同型のメカニズムを持つデッキは全て使えるようだ。

中に詳しい手順書が入っているので、作業は全然難しくない。丁寧にやれば ok。
必要な道具は、プラスドライバー2本(No.1 と No.2)、30W 以下の半田鏝1本、
バキューム1台(なければ半田吸取り線かスッポンかその辺の奴を1つ)、
ウェス少量、ブレーキクリーナ少量・・・ってとこか。特別な道具は不要。

あー。手順書は入っているが、デッキのカバーを開けてメカニズムユニット一式を
取り出すところまでは書かれていないので、そこまでは自力でなんとかすること。
上から見えるネジ5本、および下から見えるネジ3本を外せば取れるので。

メンテナンス部品の交換ついでに、ヘッドアンプ基板をメカニズムユニットに固定
しつつ、同時にアースを取っているネジ3本の接触不良問題の対処も行っておく。
このビスが緩んで接触不良になると、カラーノイズが発生する問題が出るらしい。
ネジ頭のクロメートメッキを軽く磨いて取り去り、基板のベタアース部分との間を
ハンダ付け。これが、サービスセンター直伝(?)の対策方法なんだそうだ。



修理完了後、安全なテープを入れ、試運転。なにごとも無かったかのように、
軽い音を立てながら正常に動作するメカニズム。心なしか、音が小さくなったような。
修理完了。再生画質も点検する。金色の粉は、ヘッドの磨耗粉か何かかと思ったが
画質は劣化していないように見える。うーん。気のせいか。気のせいにしとこう。
最悪、回転ヘッドの交換も必要かと思ったが、そこまでの予算はない。よかった;

ヘッドの磨耗と言えば・・・アンダースキャンのモニターで見ると、下端8ラインに
水平同期が乱れたようなノイズが見える。これはヤバイか!?と思ったが、普通の
TV(オーバースキャンのモニター)で見ると、その部分は隠れて全然見えない。
んー・・・まぁ、じゃあ、いいか。最初からこうだったかもしれないしな!



動作確認のついでに、他の VHS デッキで録画したテープを見てみる。DTR が少し
動作したのち、鮮明な画像が表示される。しかし・・・カラーノイズが気になる。
ビデオの設定を変更してみる。結果、19ミクロンヘッド再生を ON にしていると、
カラーノイズがひどいようだ。んー。やっぱり、19ミクロンヘッドが磨耗したか?
ヘッド交換が脳裏を掠めたが、OFF にすればカラーノイズが収まるという状態で
あるため、追加出費は避けることにした。自力交換も無理だろうしね>ヘッド


2/6

カプの窓ガラスを拭いて、もはや定期点検の1項目と化した、ラジエータ点検。
んー。リザーバの中にある冷却水が、かなり減っているような。なんでだろう?
アッパーホースを揉んでみる。・・・ぽちゃぽちゃという音がしない。

お!お!お!なんだなんだ!?なんで、エアが勝手に抜けたんだ!?
ひょっとして、ラジエータキャップの上に張り付けたシールの効果が・・・
こりゃ早速、真偽のほどを試してみないとだな。ちょっとワクワク。



純正エキゾーストパイプ一式をカプに積み込み、スズキへ。
Yさんに渡してもらえるよう、託ける。ついでに、スロットルボディーの
ガスケットを頼んでおく。アイドリングが高め安定する症状の原因調査のために
スロットルボディーを外す際に備えて。たぶん、春先ぐらいになるかな>分解清掃

さらにエンジンに負荷をかけるため、その足で高速道路に乗ってみる。京都南へ。
誰も通過しない ETC ゲートを抜け、大阪方面のランプへ。全開加速で一気に合流。

本線の路面を見る。・・・なんか、白い。塩か。やっぱり、塩か。いやな季節だ。
オービスを抜け、左ルート側に分岐して大山崎 J.C.T. で折り返し、京滋 BP へ。
先ほどにも増して、猛烈に白い路面が私を出迎えてくれた。うっはー(汗)

意図的に大きく負荷をかけつつ、京滋 BP を走り抜ける。瀬田 J.C.T のすぐ手前で
白いクラウンの覆面に捕まって路肩に停車させられている黒い EG6 を見掛ける。
・・・おー。やっぱり、京滋 BP でも、取締りやってるんだな。要注意だな。

瀬田 J.C.T で名神に合流し、草津 I.C. へ。I.C. 手前の広い部分の路肩で少し
休んだのち、再び高速へ。瀬田 J.C.T から、京滋 BP へ。京滋 BP を、先ほどとは
逆向きに走る。・・・もう、前回のような失態(大山崎 J.C.T で大阪方面へ分岐)
は、しないようにせねば。淀川を超える手前から、左車線キープ。淀川を過ぎて
直ぐの、左カーブの途中から生える分岐へと速やかに入る。狭くて判りにくい;

名神下り→京滋上りへの折り返しと異なり、京滋下り→名神上りへの折り返しは
すごくRがきつい。分岐して直ぐに、きついRの左下りカーブが待ち受ける。
その直後に合流。合流を終えたあと、左上りカーブが始まり、その途中(!)で
再び分岐。大阪方面なら右車線、京都方面なら左車線。今回は京都方面
だから、左車線をキープしたままでずーっと走行していれば ok。

左車線キープのまま分岐を過ぎる。加速を開始するが、その直後に、またもや
かなりキツイRの右下りカーブが待ち構える。うわ、なんだこりゃ!道幅も狭いし
走りづらい(=おもしろい)。インベタで曲がり、本線が見える下り直線へ。

(おもしろい)右カーブをクリアすると、なだらかな下りになり、名神に合流。
その直前で、右から別の道路が合流する構造になっている。つまり、今の車線が
下りきり、本線への加速車線が始まるところで、ブラインドに近い状態の別車線が
突然現れ、右(=本線との間)から合流する。こ、これ、絶対ヤバイよね・・・

だって、立体的に合流してるから、お互いの車両が合流寸前まで見えないもの。
しかも、合流点直後から本線への合流が始まってるから、当然ながら、どちらの車線を
走るクルマも、ごっつぅ加速してる筈だよね・・・まぁ、走行してる車両の密度が低いから
いいようなものの、いつか悲惨な事故が起こるのではないだろうか、と、想像。



本線に合流後、京都東まで走り、静かに降りる。相変わらず、京都東の ETC レーンは
誰も通過せず。快適過ぎるが、それが故にまったく増設されないのも困りものだ。
(トラブルが起きて閉鎖されたら、どうしようもなくなる、ということ・・・)



帰宅。冷却水の温度が下がり、圧力が抜けたころを見計らってから、ラジエータ点検。
状況はいつもと同じで、幾ばくかのエアが噛んでいた。さぁ、これがどうなるか?


2/8

・・・ふと気づくと、潰して捨てる予定だったはずの 11g 無線LAN ルータ、corega
CG-WLBARGP の新ファームウェア(1.30)が、静かにリリースされていた。
リリース日を見ると、1/28。WLA-G54 を購入した次の日に出たようだ。

なっ、なんで今頃になって、いきなり出してきたりするワケ!?(涙)




能書きは「一部の無線LAN カードとの接続安定性を向上」とかなんとか書かれている。
まぁ、corega のことだし。半信半疑になりつつも、ネットで軽くチェックした限りでは
なんか評判がヨサゲなファームっぽい感じだったので、試しに更新してみる。
念の為、INIT → アップデート → INIT という手順をちゃんと踏んでから。

初期化後、設定。ルーターは既に BBR-4MG が稼働している(コイツは非常に優秀)
ので、WLBARGP は無線 AP の設定だけを実施する。まぁ、どうせ、corega の事だし。
あの、距離 1m でも接続がブチギレる最悪の癖は、さすがに直ってないだろう。
ネットワークに接続し、電源 ON。クライアント側の設定を変更し、接続・・・



・・・・直ってる。完璧に直ってる。


まるで別物のように、無線LAN の接続が、超絶に安定しているッ!!

灯油ファンヒーターで筐体をあぶりながら 1GB ほどデータを転送してみるが、
切れる気配が微塵もない。電波強度表示のふらつきもなし。しかも、WLA-G54 だと
2〜3分かかるサスペンドからのネゴシエーションも、WLBARGP が相手だと、
ほぼ一瞬で完了する、というスーパー優秀ぶりを発揮しはじめる。

・・・なんですか、これ。

最初っからこの品質で販売しとかんかぁー、バカモノ!>corega

無駄な時間と費用をつぎ込んでしまったではないかァ!



というわけで、捨てる予定だった WLBARGP が、すっかり復活してしまった。

転送速度は WLA-G54 の方が若干早いようだし、なにより AES が使えるという点で
常用するブツは WLA-G54 になるわけだが・・・うぁぁ、どうしよう、これ。>WLBARGP


2/9

親戚のノート PC の HDD を交換。不良セクターが猛烈に増え始めたため。
S.M.A.R.T 情報を見ると、Power On Hours は 1300時間程度。壊れてしまうような
そんな使用時間でもない。うーん、初期不良にあたったってことか。不幸すぎる。

ちなみに、壊れた HDD のメーカーは HITACHI。HGST になる直前のドライブ、
DK23BA-20 だった。このドライブ、会社機の ThinkPad X21 にも内蔵されている。
シッピング音がコロコロ五月蝿いから嫌いなのだが、ますます嫌い度が向上した。

交換した HDD は、東芝の MK4025GAS。40GB 4200rpm。性能はそれほど高くないが
20GB 5400rpm のドライブ(HGST)よりも発熱や消費電力は低いだろうし、
容量が大きい分だけ「交換したぜー」という雰囲気があって良いだろう。



で、それに触発されたというわけではないが、自宅機の HDD の遅さが目立つように
なってきたため、自宅機 HDD を交換。Seagate の 40GB 5400rpm から、HGST の
120GB 7200rpm に交換。FDB 軸受同士だから静音化はさほど変化がない(むしろ、
HGST のほうがアクセス音が若干大きく、うるさい)が、記録密度と回転速度が
一気に向上した効果はかなり凄まじく、Windows の起動速度がすごく速くなった。
正確には、ログイン開始から利用可能になるまでの時間がすごく短くなった。
ちょっと不足気味だった残容量も一気に 10倍ぐらい増え、いろいろと満足。



ただ、気になる問題も同時に発生。回転数が上がった分だけ、HDD の発熱量も
増えたようだ。ほぼ密閉に近い PC ケースの中だと、S.M.A.R.T の報告によれば
HDD の温度はいとも簡単に 39℃に到達。1時間とかからずに 40℃を越えそう。

今まで、ここまで温度が上がったことは無い。信頼性を損なわないためにも、
いままで騙し騙しにしてきたケース内冷却の問題に、真剣に取り組まねばならぬ。


2/10

無線 LAN 問題の最終章(?)

例の、サスペンドからの無線 LAN AP の認識がすごく悪い@WLA-G54 問題に対し、
試しに、クライアント側のドライバーを corega 純正に戻してみるという暴挙(?)を
試してみることにした。AP 側があれだけ良くなったんだ。ひょっとしたら・・・

・・・結論。

安定した。しかも猛烈に。

サスベンドからの復帰で、WLA-G54 と WLBARGP のネゴ完了迄の時間がほぼ同じ。

あぁ、これで、やっと使い物になるようになった・・・長い道程だった(涙)


2/11

スズキに行き、スロットルボディガスケットを入手。
さて、これで交換パーツがかなり溜まってきたな・・・春先は大変だ(汗)



帰り道。いつもなら峠を越えてまっすぐ帰宅するのだが、HDD の過熱問題など
いくつか思うところがあり、寺町へ立ち寄ることにした。周辺にいくつか存在する
時間貸しガレージはほぼ満車になっていたが、幸いにも、1つだけ空きスペースを
見つける。100円/15分。繁華街にあるわりには、それほど高価でもないようだ。

ひさびさに、綾小路〜高辻の間をうろうろと歩く。大きな電気屋は尽く潰れたが
その変わりに、小規模な PC パーツ屋が林立。すっかり、一昔前のアキバのような
そんな街(?)になっていた。1つの文化は消えたが、また新たな文化が発生し、
このように街を賑わせていく。まぁ、いい感じになってきたような気がする。

・・・ってことは、あと数年したら、萌え系の店が乱立しだすのか?(汗)



というわけで、小規模な店を中心に散策。ある店の前で、落ち着いたデザインの
ATX 用ケースが \6k 程度で売られていた。Pentium4対応の電源がついている。
ってことは、ケースは Pentium4マザーを前提として作られているということで
つまり、うちの AthlonXP マザーを入れても大丈夫(熱的)ってことだろう。

しばらく考えたのち、思いきって購入。カプの中に、デカい箱を詰めて帰る。



帰宅。早速、メインマシンを分解し、パーツを取り出し、新たな箱に移植・・・
マザーボードを取り外したとき、おかしなことに気づく。マザーの電解コンの回りに、
何やら、黄色い液体が吹き出したような跡がある・・・って、これ、噂のアレじゃん!

改めて、全体的に点検。各部のパスコンに使われている Lelon というブランドの
コンデンサーの大半から、汁が吹き出していた。うち1つは、まだ液体状態の汁が
ぬるぬると付着しており、まさに状況は進行中という感じになっていた。

・・・とりあえず、周辺がいちばん汚くなっているコンデンサーをバキュームで
取り外し、基板を点検。幸いにも、吹き出した液体による基板へのダメージは、
まだ発生していなかった。レジストも含め、腐食が始まっている様子はない。

念のため、同じようなトラブルを起こしている他のコンデンサーも全て取り外し
基板を点検するが、いずれもパターンにはダメージなし。これなら再生は可能だ。



取り外したコンデンサは、全て 6.3V 1000μF。数は7つに。ジャンク箱を漁るが
さすがにこれだけ大量になると、パーツの在庫は全然足りない。買いにいかねば。

幸いにも、ダメージを食ったコンデンサーは、全て電源回路のパスコンばかり。
スペック的に厳しい VRM 周辺のコンデンサーは TEAPO 製で、ノーダメージ。
これなら、特別に低 ESR 品を用意しなくても、なんとかなりそうだ。カプを始動して
再び寺町に向かい、マルツで 105℃品の電解(似たような容量)を山盛り購入。

さっさと帰宅し、Lelon 製のコンデンサーを全部外す。4層だか6層だかの基板が
相手だと、バキュームを活用しても、少々てこずる。すっぽんしか無かったら、たぶん
こんな作業、やってないだろうなぁ、と思いつつ。諦めて、マザー買ってるだろうな。

しばらくして、コンデンサーが全部外れる。ダメージのあったものを選り分けてみた。



18個あった Lelon製電解(全て 6.3V 1000μF)のうち、ぱっと見では判らなかった
ものも含めると、12個が異常な膨張や液漏れといった問題を起こしていた。うっわー。
なにこれ。この時点で問題に気づいて、本当によかった。間一髪だったよ・・・



コンデンサーを外した穴に、極性に気をつけつつ、新しいコンデンサーを付けていく。
外すときと同じく、パターンへの熱逃げ問題で少々苦労する。30W 程度のコテでは
満足に加熱できない。結局、バキュームのコテ先(80W 相当)を活用し、ハンダを
パターンの穴の中へとしっかり流し込んでいく。ここでヘマしたら、意味がない。

全てのコンデンサのハンダ付けを完了したら、マザーを新たなケースに組み込む。
全てのコンポーネントを接続したら、火入れ式。あんなトラブルがあったものだから、
いつもとは全然違った緊張が走る・・・が、患部を全て治療されたマザーボードは
何事もなかったのように軽やかに起動。POST もすんなり通過。ホッと一息。



問題がないことを確認したら、ケースの蓋を閉じ、いつもの場所に設置して
温度を計る。結果、CPU と HDD の温度が、ほぼ 10℃ずつ下がっていた。これで
完全に、安全な領域にはいった。あぁ、これでやっと、夏場でも安心して使える!


2/12

熱的にも安定した新 PC を用いて、コミケのサークルカットを製作。
夏の新刊(予定)をモチーフにしたカット・・・抽選に、受かるといいなぁ。

カット作成終了後、PC ケース内のエアフローについて、もう少し検討を進める。
リアの開口部に 8cm のファンを装着し、電源ファン以外でも強制空冷を行うように
してみた。気温の低い現時点では、あまり意味がないかもしれないが、夏場には
きっと、こういった工夫が意味を持ってくるはずだ。夏が楽しみだ(?)


2/14

描き上がったサークルカットを短冊に張り、配置用データと一緒に封筒に入れて
昼過ぎに、中央郵便局から送付。どうか、無事に受かりますように・・・


2/15

SpeedFanというツールを使うと、CPU と筐体内の温度がよくわかる。
これを起動しつつ、重いソフトを立ち上げ、色々と負荷をかけて観察してみる。

結論としては、8cm ファンで排気してるだけの状態でも、まったく問題ない。
・・・問題ないのだけど、なんというか、ベンチマーカー(?)の血が騒ぐ。

というわけで、すだれになった細い IDE ケーブルと、静音タイプの 12cm ファン
(鎌風)を購入。ケースを空け、コイツらをぶち込んでやる。もちろん、ケースの
裏側に空いている無用な穴に目張りして、エアフローを作ることも忘れずに!

12cm ファンを入れたのは風量を稼ぐためであり、細い IDE ケーブルを入れたのは
筐体内でエアフローの障害になっている、幅広のケーブルを追い出すためである。
これにより、筐体内の換気はますます良くなり、温度は少しでも下がるはず。



蓋を元通りに閉め、電源スイッチを ON。一応、ファンの騒音には気を使って
「静音」タイプ(24dB@1500rpm)のモノを買ったわけだが、起動してみると・・・
Oh! 結構な音が聞こえてくるナリよ(笑)会社にある Dell PowerEdge600SC と
結構イイ勝負では無かろうか(笑)おそらくコレは、ファンがうるさいのではなく
前面の穴から吸い込む空気の風切り音がうるさいのでは、と推測する。

・・・まぁ、ファンヒーターを入れたら、PC の騒音なんて聞こえなくなるので
これでいいのだ、ということにする。え?温度?特に下がった様子はナシ(笑)
ただ、高負荷を掛けたあとの温度の下がり方は、前よりも早くなったような気が。


2/19

今日の昼から、1泊3日の予定で帝都行き。目的は、ワンダーフェスティバル。
いつものように、ディーラーしもふり師の手伝いをするため、という名目で。
実際のところは、ただ、行きたいから行く、それだけなのだが。

京都からの同行者は、いつものように AZ-1 氏。互いに忙しい身であるため、
かれこれ数ヵ月は会ってない。でも、こういうイベントがある時には、ちゃんと
悪ノリの相手をしてくれるというのは、ありがたい。持つべきものは悪友だ。



さて、タイムスケジュールであるが。今晩の宿泊地点となる足柄 S.A. には
20時頃に到着する予定。そこから逆算して、15時頃に京都南 I.C. から高速に
乗るつもり。さらに逆算すると、AZ-1 氏宅を 14時半前に出発することになる。
もっと逆算すれば、ウチを 14時前に出発すればいいかな、ということになる。
さらに、車両点検、およびネタ仕込み(?)の時間を入れて考えれば・・・

というわけで、10時過ぎに起床。最近、睡眠不足が結構な勢いで蓄積しており、
休日のこの時間に起きるというのは、少々つらい。もう少し寝ていたい。だが、
ぎりぎりまで寝てはいられない。やらねばならないことがある・・・。



起床直後、寝床に置いておいた携帯の着信ランプが明滅しているのを発見。
見ると、タケル氏からメールが入っていた。はて。タケル氏は今朝、所用のため
帝都に向かっているはずだ。で、我々が帝都に向かってクルマを走らせるころに、
京都に向かって戻ってくるという予定だったはず。ってことはアレかなぁ。今晩、
東名のどのあたりの S.A. で落ち合って夕飯を食おうか、とかいう話かなぁ。

などと、のんびりしたことを考えつつ、メールの内容をチェックする・・・

”富士ICの先から沼津を先頭に渋滞があるんですが、"

ふむふむ。

”どうもその間で事故があったみたいで、もう数10分
同じところで停まりっぱなしです。”


えーっ。そりゃ大変だぁ(後藤隊長風にマターリと驚く)。

迷惑な奴が居たんだナァと思いつつ着信時刻を見ると、およそ一時間前。
もうとっくに渋滞は解消してるかもだけど、ちょっと JATRIC でも、見てみるか。
と、この時点でものんびりした姿勢を崩さず、まったりとページを開いて、、、悶絶。

沼津 I.C. 〜大井松田 I.C. 間が、上り下りとも完全に通行止めになっていた。

は、、、ハァ!?何、コレ。上り線を見れば、富士 I.C. 〜沼津 I.C. に、赤い線が。
この区間は、まさに、タケル氏がメールで連絡してくれていたとおりの状態・・・

ってことは、まだタケル氏はそのまま釘付け状態ということか!さらに調査を
続行。さすがに、ここまで通行止め区間が広いということは、事故ではない。
同じページの「文字情報」を見ると、通行止めの原因は「凍結」となっていた。



同じ地図上にかかれた中央道のほうは、東半分の区間が全体的にチェーン規制。
ってことは、アレか。またもや箱根付近では雪が降った、ってことか・・・?

この辺の状況を伝えるため(とっくに情報収集は終えているとは思うが)、タケル氏に
メールを返信。ほどなく、電話が返ってきた。やはり、まだ道路は止められているようだ。
沼津 I.C. 付近で止められたまま、かれこれ2時間近く足止めを食っているとのこと。
現地では、動き出すのを待っているクルマと、高速を降りようとしているクルマが
入り乱れ、とてもややこしいことになっているらしい。うあー、最悪だ・・・
動き出したら連絡下さい、ということで、とりあえず通信を終了。



さて、、、困った。今晩の宿は、足柄 S.A. を予定しているわけなのだが、
とりあえず、現時点で通行止め区間のど真ん中にある足柄 S.A.へ移動が
できない状態が継続すると、ヒジョーに困ったことになる・・・。全ては、アレだ。
箱根付近の天候がどうなるかにかかっている。もし、降雪が続いたとするならば
通行止めは解除されない可能性もある。うーん、それだけは勘弁してくれ・・・

天候の回復を願いつつ、工具を片手に、ぴゅうぴゅうと寒風が吹き荒ぶ車庫へ。
点検を開始する。一番気になっていたのは、一週間ほど前に、壮絶な甘さを感じた
ブレーキの具合い。長い間、エア抜きをやってない。それが原因なのだろうか?

運転席に座り、エンジン OFF のまま、ブレーキペダルを足の爪先付近で押し込む。
エアを噛んでいるときの微妙な感触は、足の裏で覚えている。それから比較すれば
どうやら、エア噛みが起きているとは思えない。おそらく、フェードしているパッドが
生み出す、死亡直前を表すフィーリングであると推測される。・・・そうだなぁ。
もうそろそろ、Fパッドを交換してもいい頃かもしれないなぁ。っていうか、
シーズン前に交換しておかないと、アタリ付けが間に合わないかも;

パラパラと軽く降り続く雨のことも勘案し、エア抜き作業は行なわないことに。



そのまま、しばらく待つ。雨は、少しだけ小降りになった。その瞬間を狙い、
ボンネットを開けて、点検。エンジン停止状態で、ラジエータアッパーホースを揉む。
先週末からエア抜きをした記憶はないのだが、ほぼ完全にエアが抜けていた。
リザーバタンクを見れば、上がっていた水位が、元の位置までに戻っている。

・・・つまり、そういうものなのかもしれない。完全にノーマルな車と比べると、
それなりにパーツを交換してエンジンのパワーを多く引き出しているため、エンジンの
発生する熱量は上がっている。走行中はいいものの、エンジンを停止すると、その熱が
流れの止まった冷却水に伝わり、ノーマル状態以上の水蒸気を、水路内に発生させる。
この為、泡の量は以前よりも増えてしまっている。だが、基本的には水蒸気だから
ただのエア噛み現象とは異なり、数日も放っておくと、水位は元に戻っていく。
・・・すなわち、この一連の現象は、気にしなくてもいいもの、なのかも。

でも一応、念の為、フィラーキャップを外して点検。うん、問題なし。レベルゲージも
点検するが、こちらも水の混入を示す痕跡は無し。さらに、プラグを抜いて点検。
3本とも、プラグに湿りなど異常を示す痕跡は見当たらず。うん、大丈夫だね。

・・・まぁ。少なくとも、近日中に壊れそうな気配は無いな。うん、うん。
ベルトの張りとウォッシャー液、バッテリー液の量を点検して、ボンネットを閉める。

最後に、四輪の空気圧を点検。190kPa で、スローパンクチャーを含む異常なし。
その他、足回りの取り付け部なども軽く点検。何の問題もなし。不安要素、なし。



12時頃になり、タケル氏から、移動を開始した、との連絡が。JARTIC を見ると、
例の渋滞は解消。経路的な不安も解消した。これで、気分良く東に向かえる。

荷物類を整理してからトランクに積み込み、13時半頃に自宅を出発。
渋滞する市内をノロノロ走り、AZ-1 氏宅へ。オンスケジュールだ。荷物を詰め込み
雨がザァザァ降る市内を、京都南 I.C. に向けて走る。堀川丸太町を右折で南下。
九条油小路の右折待ちに、ちょっと引っ掛かる。そうだ、ここは渋滞の名所(?)だ。

うっかりしていた。ちょっと時間をロス。しかし大きなズレはなく、R1 を南下し
京都南 I.C. から名神へ。路面コンディションは、雨のせいで結構悪い状態。だが
重いバラストを2名分搭載したカプチーノは、いつも以上の安定性を発揮する。
制限速度+αで走っても、手応えや安定性は失われない。いい感じだな〜。



大きなイベントもなく、カプチーノは快調に東へと走り続ける。関ヶ原を越え、
岐阜県を過ぎて愛知県へ。ここで、猛烈な勢いで尿意が吹き上がる。そそくさと
CoCo 壱番屋の黄色い看板の反対側にある、尾張一宮 P.A. へ。ここに来るのは
初めてだと思うのだが、思った以上に立派な施設があったことに驚く。ほほー。

尾張一宮 P.A. でトイレを済ませたら、東に向かってひた走る。少しずつ暗くなる
景色の中、カプチはさらに快調な排気音を轟かせ、滑るように走っていく。



17時半頃、浜名湖 S.A. に到着。ここに至るまで、事故や渋滞など、予定が狂う
要素は無し。この先もしばらく、そういう問題は発生していないようだ。ここで
少し休憩。レストランに入り、間食(?)として「うなぎピラフ」を食らう。

小腹が膨れたら、もう18時。ここで、タケル氏に電話をしてみる。ひょっとしたら
もう、近くまで戻ってきているかもしれない・・・などと思ったりしたのだが、
残念ながら、これから帝都を出発するところ、だそうだ。どうも、朝の足止めが
ここまで響いてきてしまったらしい。ってことはアレだ、合流は無理っぽいな。
(東名の S.A. で上下線集約型になっているトコロは、ココしかないため)



飲み物だけ補給して、浜名湖 S.A. を出発。この先も、路面状態こそ良くないが
予定を狂わせるほどのものでもなく、ほぼ予定通りに東へ。が、降り続く雨による
ガラス曇り対策のためにエアコンをフル稼働させているせいか、清水 I.C. 付近で
ガソリンの残量計の針が、E のすぐ上を指すあたりの線まで下がってしまった。

・・・うわ、ぜんぜん気がつかなかった。大丈夫かな?ナビの画面に表示された
残距離と、予想残量をチラチラと気にしつつ、ブーストを掛けない燃費走行へと
走り方のパターンを変更。沼津 I.C. からの登り坂で、気温がかなり低いのか
エアコンをフル稼働させていても、フロントガラスの曇りがひどくなったりする
とても嫌な感じのハプニングに見舞われたりしたものの、ガス欠という最悪の
事態だけは回避。E 目盛の下まで針が下がったところで、足柄 S.A. へ滑り込む。



辿り着いた東方のオアシス、足柄 S.A.。この駐車場の脇には、除雪されて少し
固まった雪が、大量に置かれていた。トイレ前には、およそ 1cm 程度の積雪が。
やっぱり、この区間において、若干の積雪はあった模様だ。路面も、融雪剤が
撒かれていたと思しき形跡があった(白かった)し。ただ、わりと早いうちに
降雪は終わっていたらしい、ということは判る。だからこそ、午前中だけの
通行止めで済んだ、ということなのだろうけど。今晩は、大丈夫かなぁ?

さて。時刻は 20時。予定通りってトコロだ。レストイン足柄にチェックインし、
まずは夕飯。夕飯を食っている最中、携帯に電話がかかってきた。見れば、
タケル氏から。えーっと、どこに居るのかなー?と思って聞いてみたら貴方、

足柄 S.A.

だそうだ。つまり、我々は上り線 S.A.、タケル氏は下り線 S.A. に居るワケだ。

一瞬、例の通路を使って反対側に行ってみようか・・・と思ったりもしたが、
傘を持ってきていなかったことと、これからタケル氏は京都に向けて帰らねば
ならないため、ここであまり足止めするわけにはいかない、などの理由が
あったため、電話による挨拶のみで終わる。無念(涙)



食事後、宿泊施設へ戻る。とりあえず風呂に入る。広い風呂は良いもんだ〜。
風呂に入ってサッパリしたら部屋に戻り、命の洗濯をする飲み物を飲みつつ、
持参した Libretto L1 にて、RD-XS36 から転送して 3GPP にエンコしておいた
仮面ライダー響鬼を鑑賞。そのへんから派生した雑談で、AZ-1 氏と盛り上がる。
10年前とちっとも変わってないような気がする。まぁ、そこが楽しいのだが(笑)

さらに、エスカフローネ最終回などを見ながら、いろいろとダベっているうち、
時計の針はグルグルと回り、3時頃になってしまった。・・・うわ!マズい、
明日の起床予定時刻は5時半なんだけど・・・(汗)。慌てて寝る。


2/20

ケケケケケと鳴く目覚まし時計の音に起こされ、5時半ごろに起床。
一応、ぎりぎり2時間半は眠った。時間的にはめちゃくちゃに少ないのだが
睡眠前に飲んだハルシオンのお陰で、猛烈に深い眠りをしっかり確保することが
できたため、気分的には意外とスッキリしている。これなら大丈夫だな。

出発準備をしながら、カーテンを空けて外を見る。天候は相変わらず悪いものの、
積雪状態は昨晩から変わらず、特に問題なし。また、天候が悪かったお陰で、
放射冷却が起こらず、凍結は免れた模様だ。ただ、最悪の事態を回避できただけで
路面は前日から続く雨で冷たく濡れており、気温も、凍結をスレスレ回避できる
程度には低い。都内に入るまでは、ペースは上げられなさそうな感じだ。

飯は食わずに出発。S.A. 出口の GS にて給油。26リッター弱のガソリンを
飲み込むカプチ。残り 4L だから、余裕分をさっぴくと、あと 60kmぐらい走れたら
御の字だったのか。京都からの無給油走行は、海老名 S.A. が限界っぽいな。



足柄 S.A. を出発し、東名上り線を下る(ここから先は、大井松田まで下りだ)。
鮎沢川を渡る橋を過ぎると、緩やかに曲がりくねる3車線の下り区間に入る。
この区間の雰囲気はすごく好きなのだが、私がここを通行するときに限っては
何故か雨が降っていたりして状況が悪いことが多く、速度を上げることができず。

今回、2名乗車でリア側のバランスが良くなっているため、少しペースを上げ、
フロントから若干グリップオーバーのインフォメーションが伝わってくる領域を
交えながら下っていく。他車の動きは乱さぬよう、白い車線を無駄に跨がぬよう
きっちりと走るのがここでのたしなみ。もちろん、気づかぬうちにマージンを
削って限界で走っているといった、危険なドライバーなど存在しな・・・


そんな私のクルマを、平気でバンバンと追い越していく、他の高級車・・・

おいおい、いくら高級車でも、そこまでグリップの余裕はないっしょ。
そりゃちょっとはタイヤ幅が違うかもしれないけど、コンフォートタイヤだから
グリップに大して差はないって店員も言ってたし、
そこまでペースを上げて走る
ってのは無理が・・・などと思っていたら、まぁ、見事にやってくれましたよ。

山岳地帯を下りきったところの、大井松田 I.C. の手前にある最後の右カーブ。

それまでの区間と比べると、ここだけRはきつくなっている。当然ながら、
手前で警告看板も上げられているのだが、その意味はわかりづらい。
だからこそ、この直後に見たような状況を引き起こすのだ・・・



手前で大型トラックをパスし、中央の車線をゆっくりと下っていくと、カーブの
途中で、見慣れないものに出会った。真っ黒い巨体の横っ腹をこちらに向け・・・

ハーフスピンした形で中央車線に停車している、黒いアリストっぽいクルマ。

雰囲気としては、中山サーキットのスタンド前カーブの途中で、スピンした車両が
イター!みたいな感じだろうか。一瞬ギョッとするが、なんとなく見慣れた光景でもある。

少し手前のアウト側(左車線)には、クルマから剥がれ落ちたと思しきバンパーや
いくつかの部品が散乱していた。で、パーツが剥がれたアリストっぽいクルマの
剥がれ元であるフロントは、もう当然のようにぐしゃぐしゃに潰れているようで、
挙句の果てには、エンジンルームのバルクヘッド寄り右サイド付近から、
小さな火の手がチロチロと上がっていた。
・・・うわ!燃えてるがな!
いったい、何処に、どんなひどいぶつかり方をしたのやら・・・

って、のんびり構えている余裕もない。緩いフットブレーキで速度を殺してから
そのまま直進し、路面に散らばった残骸を1つ踏み越えて、事故車の横を通過。
残骸を踏んだのは失敗かな(タイヤを傷つける危険性がある)と思ったが、ここで
減速時に咄嗟にステアリングを切れない、悲しい習性のほうが勝ってしまった。

通過後、周りを見る。ちょっと先のほうに白いクルマが停車しており、なにやら電話を
入れているように見えた。先を急がない旅だったら、止まってみたかもしれないが
スケジュール的に、こちらも余裕はない。無残な姿を晒すアリストっぽいクルマの
姿をバックミラーで確認したら、アクセルを踏み込んで東進を継続する。

・・・ひょっとしたら、先に止まっていた白いクルマが突発的な動きをして、
それを避けるために事故を起こしたのかもしれない。事故の瞬間は見てないので
なんとも言えないが、いずれにしても「ちょっとのミスが大きな事故を呼ぶ」
ってのが、まさにこういう路面(低温ウェット)なのである。心に刻み込む。



その後、渋滞には遭遇せず。結局、足柄を出て一時間ほどで、東京料金所を通過。
ここまで下って来ると、少しは天候が回復してきたようだ。うっすらと朝日がさしてきた。
帰りまで雨ってのはイヤーンなので、今日中には、この光が天を覆いつくして欲しい。

用賀料金所を抜け、首都高渋谷線へ。流れに乗って東へ進み、谷町 J.C.T で C1 へ。
右車線をキープして羽田線へ。羽田線からさらに分岐し、レインボーブリッジへ。
朝日に照らされて輝くレインボーブリッジを渡って台場 I.C. で降り、聖地へ。

東京湾アンダーをくぐってビッグサイト前に抜け、北駐車場にクルマを収める。
そんなに早い時刻ではないのだけど、駐車場はガラガラだった。



西東間を連結する通路にて、しもふり氏と合流。ディーラーパスを首にかけて、
誰も居ない東館入り口から進入。どこでパスをチェックされるんだ?と思ったら、
各ホールの入り口に、バリケードによる迷路(?)が立てられ、そこでチェックが
行われていた。見れば、その迷路は入場者行列をつくるための構造も兼ねており、
行列の先頭と思しき人が、いくらかの元気を携えて座り込んでいた。話によれば、
天候がわるい時は、館内から行列が作られる、とのこと。ちょっと親切だな。

そんな人たちの鼻先を、パス1つで悠々と通過していく我々ディーラー部隊。
そのクセ、開幕ダッシュには参加しないっていうんだから、おそらく彼らには
信じられないほど勿体無い行動をしてる、っていうところなんだろうな。



会場内に入り、机を確認。コミケの時は1スペースが半卓だが、ワンフェスは
1ディーラーで1つの卓を使う。広すぎて恐いぐらいだ。しかも、机の上には、
ほとんど何も置かれていない。チラシで埋まっているコミケと比べると、ますます
その広さが誇示されるような構造(?)になっている。これが、規模の差なのか。

送られてきたダンボールから荷物を取り出し、卓の準備を手伝う。といっても、
あまりやることはない。箱から出てきた黄色と青色のフェルトみたいな生地を見て
「えここのコスプレっすか」 とか突っ込んで遊ぶぐらい。って、この件については
本当にコスプレに使う予定だったらしい、という話でオチがつくわけだが(笑)

ほどなく、設営も完了。今回の出し物は、リセットちゃんとワンダちゃんの、
黒ひげ危機一髪人形。つまりアレだ、悪いところに剣を刺すと、樽の中の海賊が
プビャーと飛び出すという、冷静に考えてみれば子供向けにしては少々刺激の強い
集団リンチ系のおもちゃ。あれに付いてくる、色気もなにもない海賊おやじ人形が
あると思うが、あれをワンダ&リセットに差し替えるというモノだ。アイデアは
なかなか良い。ウケると思うのだが、致命的な欠点がある。それは、人形が
すごく重いため、剣を刺しても飛び出さない
という点だ。その重さのせいで、
当たり点に剣を刺すと、ワンダ&リセットがずるずると穴から這い出してきて
樽の淵まで出たかと思うと、「ゴトリ」という鈍い音とともに
力なく、頭から地面に落ちる・・・

つまり、リアルすぎる(?)

セットで「黒ひげ危機一髪用 強化バネ」とかも売ればベストだったと思われ。



設営準備が終わり、開始までマターリ。やがてカウントダウンが始まり、いよいよ
WF 2005 WINTER が開幕。拍手もそこそこに、もはや名物としか形容しようのない
開幕ダッシュが、目の前の通路で開始される。開幕ダッシュに参加しないディーラーは
自分の卓の中で立ち上がり、デジカメを出して、その様子を動画で撮影している(笑)
いい参考資料となる映像が取れるなーってことに気づいたのは、嵐が収まった
あとのことだった。しまった、ここにもデジカメがあるんだった(汗)

・・・さて。まぁ、とりあえず始まったことだし、カタログチェックでもするか。
しもふり氏から渡されたカタログを片手に、、、ふと、しもふり氏が持ってきた
nintendo DS が目に止まった。いつものように、ピクトチャットにチャレンジする
つもりだったらしい。面白そうなので、とりあえず電源を入れて、起動してみる。
使い方がわからない。簡単な使い方を教えてもらい、少し観察してみる。

数秒も経たないうちに、他の nintendo DS が検知され、リストに追加される。
同時に、スルスルと流れていくスクロールエリア。お!お!人、いるじゃん!
なんだか急に、はじめてパソコン通信によるチャットをやったときのような、
そんな興奮した感触が蘇ってきた。縦に狭い画面をフルに活かし、一体誰なのか
知らない相手とのチャットに興じる。うう、うううっ、うううっ!すげーおもしろい!
しもふり氏のハンドルネーム「SKYK」を借りて、ピクトチャットに興じる。

パソコン通信を無線から始めた私としては、こういう、相手が誰なのかわからない
そんな環境での交信というのが、ものすごーく性に合っていたりするらしい。

・・・そんな感じで、本来の目的をすっかり忘れ、ひたすらチャットに興じる。
自分のスペース番号を晒し合ったり。かなり遠い距離の人と繋がっていることが
わかって、少々驚いてみたり。いあ、やっぱり、交流ってのは楽しいもんだ。



ふと気付くと、目の前の通路は人でいっぱい。うあ、WF って、こんなに人が
多かったっけなぁ?首を捻っていると、しもふり氏曰く、出入り口に近いからだろう、
とのこと。確かに、この配置(B15-15)は、中央出入り口のすぐ近くではある。
それにしても、この人の流れの量は、結構すごいぞ・・・ちょっと新鮮かも。

というわけで、いつもより多い人の流れの中には、いつも以上に面白いモノが
見つかる。リリアン女学院の制服を着た人とかも流れていく。明るい茶色系の
カツラを被っている。はて、茶色いカツラ・・・あ、ひょっとして、桂さん?
敢えて、桂さんをチョイスするとは・・・さすがワンフェス、侮れない。
(って、実は令ちゃんだったりするのかもしれないが)

しばらく観察を続ける。やがて、向かいに見える B16 の卓の前に、なにやら
ピンク色の髪の毛をした和服の着ぐるみさんが現われた。ってアレよ、
そんなキャラって、割烹着の悪魔・琥珀さん以外いませんがな!

マジカルアンバー、キターーーーー! ε=(゚∀゚*)

着ぐるみ・・・ここでふと、脳裏に、ぉゅぅ氏の顔が一瞬だけ浮かんだ。
ひょっとして、あの琥珀さんは、ぉゅぅ氏のお知り合いの方ではなかろうか。
なぜそう思考したのか、よくわからない。けど、それはとても正しい記憶に基づく
ような、そんな気がする。無事に京都へ帰れたら、ぉゅぅ氏に確認してみよう。

そんなことを会話する我々の視界の中央付近で、琥珀さんは一頻り愛想を
振りまいた後、どなたかの写真撮影に応じ、そして、消えていった・・・。

・・・しまった!オイラのこのカメラ、何のために持ってきたんだ YO!(涙



観察を終え、ふたたび DS ピクチャに興じる。DS ピクチャに参加している人は、
電波の状況に応じて刻一刻と変わっていく。それでも、私を含めて数名の人は、
ほぼ固定で参加。どんな人なんだろう。あとでちょっと、観察しに行こう。

ふと気付くと、結構な時間が過ぎていた。・・・いかん。いかんデスヨ。
わざわざ東京まで来ているのに、やってることがいつもと変わらない
それってどうよ?DS を放り出し、カタログをざっとチェックして、放浪の旅に。

全体的に、Fate は以前と比べて数が減ったような気がする。その分、一つ一つの
クオリティはぐっと上がってきた感があり。比率は、相変わらずセイバーが強い。
凛とイリヤは若干少なめで、桜は・・・どこ?って感じだった。うーむ(笑)

あと、ひぐらいは僅か2作品が見つかったのみ。うち1作品は、値段が手頃
だったこともあって、応援の意味も含めて購入してみた。斧を持ったレナである。
ちなみに、もう1つのほうもレナ(斧なし)。こちらは少々お高うございました;

さらに、ふらふらと彼方此方を彷徨く。相変わらず、元ネタがよくわからない
そんな造形が多々。でも、そういうモノがひしめいているほうが好きだなぁー。



オフィシャルグッズ売り場へ。以前までだと、こんな時間(昼過ぎ)の時点でも
ヘタしたら行列があったりとか、または完売していたりとかしたものであるが
今回はオフィシャル側で対策を練ったらしく、行列は全くなく、在庫は多数
存在していた・・・って、つまり大量に売れ残ってる、ってことだが;
販売側は大変そうだが、購入側はずいぶんと楽。1ダース購入。



一通りの買い物と偵察を終えたら、自ブースに戻って再び DS ピクチャ。
だが、さすがに丸一日ほど無線 LAN を駆動することはできなかったようで、
閉幕を待たずして、電池切れを示す赤ランプが明滅。メーデー!メーデー!
サヨナラ絵を一枚送信して、通信から降りる。うーっ、なんか悔しい。

その後、開幕前と同様にスペースまでお越し下さった岩崎さんとしゃべったり。
いあー、行きの高速が通行止めでヤバかったかもなんですよ〜等と話していると、
横のスペースで写真を撮っていた方も話に参加。その方の知り合いの方が、モロに
巻き込まれたらしく、帝都入りまで、ありえないぐらい時間がかかったらしい。
実質的に難を逃れた私は、すごく運がよかったのかもしれない(汗)



マターリとした時間を過ごし、17時に。WF の閉幕時刻はコミケより1時間遅い。
定刻を告げる放送とともにさっぱりした拍手が起きたのち、あっさりと閉幕。
コミケ3日目終了時のとんでもない盛り上がりを知ってしまった身としては、
なんか一抹の寂しさを覚えたりもするが、まぁ、それもそれでイベントの個性か。

撤退。荷物を片付け、宅急便で送り出す。荷造りを終えた巨大なダンボール箱を
2名でえっちらおっちらと運ぶ。以前と比べ、荷物の量が最適化されたとはいえ
やっぱり、造形系のイベントでの荷物の量は、同人誌系とは比べ物にならない。

まぁ、いろいろあったが、これで WF 2005 WINTER も終了だ。お疲れ様ですた。
しばしの別れの杯(?)をビッグサイト内コンビニで済ませたのち、帰投開始。



18時半頃、北駐車場を出発。天候は悪くないようだが、とにかく寒い。だが、
チャレンジ精神(?)は、枯れ果てるものではない。いつものように、雪を求めて
中央道経由での帰投ルートを選択。三宅坂 J.C.T まで、反時計回りで移動。
いつものように江戸橋 J.C.T で迷ったものの、ぎりぎり入谷たん行きを躱す。
ナビは何も教えてくれない。っていうか、ちゃんとルート設定しろという話;

三宅坂 J.C.T で4号新宿線に入り、西へ。いつものように、しばらくの間は
ノロノロ運転。やがて、いくつかのオービスを通りすぎ、永福料金所を通過。
この辺りからようやくペースがあがり始める。延々と続く登り坂を、右車線を
なるべくキープしながら走る。天候は再び悪化しはじめ、フロントガラスには
水滴がボツボツと付きはじめる。どうせなら、雪になって欲しいなぁ(おい)

調布、国立府中 I.C. を通過し、八王子 I.C. へ。ここまで来ると、同行車両は
ほとんど居なくなる。大半の車両が、八王子 I.C. で降りるためだ。圧巻。

八王子料金所を通過。ここから先、景色はいきなり真暗になる。雰囲気満点。
路面状態が悪いこともあり、あまりペースは上げない状態で西に向かう。

小仏トンネルを通過し、相模湖を通過。昼間に通ったら、いい景色なんだろうが
夜間だと何も見えない。ペースを少し上げ、談合坂 S.A. 区間へ。このあたりは
車線数が増え、なんとも立派な道路だ。談合坂には立寄らず、ここも通過。

大月 I.C. を通過。このあたりもまた、道路の構造はダイナミックな感じ。
きっと、いい景色が拝めるのだろう。いつかは、昼間に通過してみたいものだ。
初狩を過ぎ、笹子トンネルを通過。有名な(?)笹子峠を山腹でぶち抜く経路。
このトンネルもまた、結構長い。長いトンネルを抜けると、そこは甲府盆地。
それまで真暗な景色だっただけに、眼前一杯に広がる人工の光が、目に沁みる。

・・・双葉 S.A. を通過。韮崎 I.C. を過ぎる。甲府盆地よ、さやうなら。
中央道は緩くくねりながら高度を上げていく。八ヶ岳 P.A. あたりまで登ると
登り勾配は一服。左右の山肌に、スキー場らしきモノが見えてくる。

そこから先は、一気に下り勾配。道路は、融雪剤で真っ白になっている。
道路の両脇には、除雪された雪がしっかりと積み上げられている。うっほぅ。
路面は所々が黒い。凍結なのか、ただ水に濡れているだけなのか。気になる。

ペースを落とし、充分に注意しながら中央道原 P.A. を通過し、諏訪の盆地へ。
諏訪湖 S.A. を通過。時刻は・・・21時ちょい前。あと2時間早ければ、ここの
温泉に浸かっていくこともできるのだが・・・こればかりは、叶わぬ願いだな。

岡谷 J.C.T を通過。そろそろ、トラックが多くなってくる。ふと気付くと、
背後にトラックが。・・・危険だから、追い付かれることだけは避けたい。
ペースを微妙に上げる。路面状態は決して良くないが、フロントおよびリアの
グリップの手応えは充分に感じられる。延々と続く下り坂を、一気に駆け降りる。

伊那 I.C. を過ぎ、駒ヶ岳 S.A. へ。ここでようやく、休憩を入れる。
ここで「野沢菜白湯ラーメン」を食うぜ!と息巻いたのだが、残念ながら
このラーメンは、上り線 S.A. でしか取扱っていない模様。残念!
この時点で、人間だけでなく、カプも随分と腹が減っていた。給油。
給油後に燃費を計算してみる。登り区間が長かった割には、18km/L を
越える好燃費を出している。タービンが飛ぶ直前は、同じ区間を走って
16km/L 台。あの頃、どれほど調子が悪かったかということが良くわかる。

駒ヶ岳 S.A. を 22時頃に出発。快調快調。飯田を過ぎ、阿智カーブを通り抜け
恵那山トンネルで南アルプスを抜け、岐阜県に入る。懸念していた眠気は訪れず
そのまま一気に中央道を走り抜け、小牧 J.C.T で東名に入る。進路を西に取る。

ギャーンと西へ。一ノ宮を通過するあたりで、交通案内の看板の表示に
大垣から米原の区間で降雪しているため走行に注意せよ、という旨の内容が。
ほっほー!普段ならブルッている状態だが、スタッドレス装備の現状であれば
どうということはない。気にせず突撃。だが、関ヶ原 I.C. 付近の一部区間を除き
たいした降雪は無かった。ちょっとガッカリ・・・喜ぶべきことなのかもだけど。



あとは、京都まで一直線。0時半頃に京都東 I.C. を降りる。そのまま AZ-1 氏を
送り届け、自宅には 1時半頃に到着。荷物をざっと降ろしたのち、水道のホースを
引っ張り出し、よく頑張ってくれた愛馬を労うように、下回りを中心に洗車。
あれだけ融雪剤がたっぷり巻かれた区間を走ったんだ。すぐに洗わないと
あっというまに下回りが錆びてしまう(涙)。塩は恐いよ。

洗車を終えたら、風呂に入って即座に眠る。


2/21

10時頃、やっと起床。昨晩はすぐに眠ったとはいえ、寝たのは3時過ぎだ。
睡眠が全然足りていないようで、眠気はさっぱり消えていない。かといって、
こんな時期に無理矢理取った折角の有給休暇を、無駄にするわけにはいかない。

適当にメシを食い、頭をシャッキリさせてから、やるべき作業を開始する。
エンジンオイルの交換。前回の交換から6ヶ月、3000km の走行を完了したので。

ジャッキアップしてウマを掛け、フロントに潜り込んで下回りをざっくりと点検する。
サイドシル直下付近のフロア縦一列に、錆が増えている。フロントタイヤが巻き上げる
砂礫が衝突し、表面の塗装が剥げて、生の鉄が剥き出しになってしまっている部分だ。
高速道路で拾った塩水を拾ったせいで、また錆が出始めたな・・・どうしようかなぁ。
どうせまた、放っておいたら砂礫が当たって錆が落ちるだろうし、いいっか。

ついでに、ゴム系アンダーコートを塗ったサイドシルも点検。あろうことか、
一部のコートが剥げて、そこにも軽くサビが出ていたりする。うーわ、ゴム系でも
耐えられなかったか。っていうか、これは下塗りが甘かったのが原因だろうなぁ;
またそのうち、サビを落として下塗りして、アンダーコートを・・・ううっ、

めんどくせー!最初っから頑丈な塗装を塗っといてくれ!


うーん。マジで春には、サビ落としと再塗装をしっかりやらんといかん感じ。
なお、サビ以外の点については、下回りには異常は見受けられなかった。

悪態をつきつつ、E/G オイルを抜く。ドレンボルトの磁石にまとわりつく鉄粉は
相変わらずな程度。大きな粉はついていないので、良しとする。オイルの色は、
いい感じに黒くなっていた。だが、異物の混入などは見当たらず。健康なようだ。
それだけに、冷却水の泡問題は、ますます理由のわからんものになってきた。

フィルターまで外してオイルを完全に抜いたら、買い置きしてあった QuakerState
SPRINT(5W-40)を 3L 投入。1分ほど E/G を運転した直後にゲージをチェック。
F と E の中間付近に油面があることを確認したら、オイル交換作業は終了。
廃油をポリタンクに入れ、廃油受けをごしごしと掃除。後片付けが大変。



オイル交換を完了したら、ジャッキをかけてウマを外し、ボンネットを閉める。
ここで、ふと、違和感に気付く。運転席側のフェンダーの横に立ち、ボンネットの
ヒンジ付近を掴んで上下に揺すってみる。ガタ、ガタ。おおっ、ガタがある!?
理由はさっぱり不明だが、ボンネットの運転席側ヒンジが、ガタガタになってる。
高速道路でギャップを越えた時に、運転席からガタガタと大きな音が鳴るのは、
これが原因の1つっぽい。たぶん、ヒンジだけ注文して交換したほうがヨサゲ。

 ・・・でも、ボンネットのヒンジって、ヘタるものなのか?(汗)

10万km を越えると、ありえないところが故障してくるものだなぁ、と痛感。



おやつの時間の頃になり、AZ-1 氏が来た。高速料金を調べてから、料金を清算。
結局、燃費はエアコンON 区間で 17km/L 台後半、中央道区間で 18km/L 台後半。
そう悪くない値だったことに、胸をなで下ろす。クルマの健康のバロメータだからね。



録画しておいた昨日の「響鬼」などを一通り見たのち、AZ-1 氏は帰宅。
余った時間で、カプチ関係の荷物や工具などを整理してみたりする。
うー、潰れたパーツとか、いらんモノがいっぱいあるなぁ・・・


2/25

気のせいか、最近、カプに積んである KX-GT60V の FM-VICS の受信感度が
落ちたような気がする。具体的に言うと、車庫にクルマを止めている状態で
ほとんど FM-VICS の電波を拾わなくなってしまったような気がするのだ。
周波数を NHK-FM 京都 or NHK-FM 滋賀に合わせても、受信マークが出ない。

と言っても、別に VICS チューナーが壊れてきたとか、アンテナが痛んだとか、
そういったレベルの話ではない。近所をぐるりと確認すれば、近くにあった空き地
(=月極ガレージ)に、家が建てられていることに気づく。・・・おそらくは、
あの建造物が、FM 弱電界地域である我が家に届いている僅かな電波を
遮っているに違いない。残念だが、もう、どうにもならないようだ。

家を出る前から渋滞状況をチェックし、ルート選定ができる、というのは、
FM-VICS の恩恵を最大限に受けられる便利な状態だったのだが・・・今後は
再び、JARTIC のサイトでの事前チェックという面倒な作業に戻ることになった。

そんな状態に若干の不満を感じつつも、しかしクルマに乗ること自体の楽しみは
阻害されていないため、まぁいいかぁ、などと納得してみたりする。所詮、ITS は
補助装備にすぎないのだ。補助装備がなくても、クルマには魅力がある。



というわけで(長い前置きだったが)クルマに乗ることは、それだけで楽しい。
さらにいえば、運転席に座るだけの行為も、それはとても楽しいことなのだ。
わかる人にはわかってもらえると思う。たとえ、幼稚だと言われてもいい。

仕事から帰ってきたあと、今日もまた気分転換に、車庫のカプのところに向かう。
本当は一走りしたいところだけど、時計の針は 22時。こんな時間からエンジンを
始動して走り出すのは、ちょっと躊躇われる。近所迷惑になってしまうからだ。
まぁ、疲れきった頭を抱えて走るのも危険だし、ちょうどいいのだろう。

ブラックアウトされた室内に、薄暗い照明で照らされた計器類。それをちらりと
眺めてから、おもむろに目を瞑り、頭の中で夜間のドライブに走り出す。
今夜もまた、魂の駆動体の胎内で、そんなイメージに浸ろう。



というわけで、いつものようにドアを開け、するりと車内に滑り込む。その瞬間、
助手席のほうから妙に甘ったるい匂いがしていることに気づいた。

うっ、まさか、ついに、ヒーターコアからのクーラント漏れが!!

・・・と思ったが、よくよく匂いを嗅ぎ直してみると、クーラントの甘さとは
また違った種類の甘い香りであることに気づく。はて?なんだろうなぁ、これは。
一応、運転席および助手席の足下に潜り込み、ヒーターコア付近、および配管を
手で触って濡れチェック。だが、調べられる範囲では、漏れは認められなかった。
エンジンを始動してブロアーを全開にするが、甘い匂いは感じられない。
やっぱり、LLC の漏れというわけではないのか・・・うーっ(汗)



調査しても、原因が全然掴めず。イライラして、助手席に座っている状態で上体を
ユラユラと揺らせる。すると、そのユラユラに合わせ、助手席のシート下付近から
プラスチック板を割るような、「バキッ!バキッ!」という音が聞こえてきた。

・・・な、なに!?何が、何が割れているのかな!?・・・かな!?
さっきの、LLC とは違う甘い匂いと、何か関係あるのかな・・・!?



・・・とりあえず、アレだ。どこかがオカシイことは間違いないのだが、
どこがオカシイのは、全然わからない。そういった、ひぐらしがなきそうな
高度な謎をいっぱいに抱え込んだクルマと成りはてつつある、我がカプチ(涙)

本当ならば、イスを外して内装を剥ぎ、徹底的に原因を追求したいところだけど
今はそんなことをやっている時間がない。4月に入って時間ができたら、調査するぞ!
徹底的に調査するぞ!徹底的に調査するぞ!このままポアなんかさせないぞ!



などと息巻いてみるものの、致命的な問題がワラワラ出てきそうな気もする。
・・・魂どころか、財布の駆動体となってしまいそうで、ちょっと怖い(汗)


2/26

適当な時間に起きる。原因はわからないが、眼球回りがズキズキと痛い。
自覚症状がないことをいいことにタップリと溜め込んだ疲労が、出てきたようだ。
たまには、仕事を忘れて完全なオフの日を作る必要がありそうだが・・・無理だ;

だがしかし、無理とばかり言っていてもしょうがない。今日は、住道付近にある
にしやまさんのお店へ、諸般のブツを引き取りに行くという予定を入れていたので
それにかこつけ、ちょっとした気分転換のドライブをしてやることにした。



到着予定時刻は、諸般の都合により 16時前後を予定。高速道路で1時間程度の
距離だから、平均車速の実績から考えれば、下道だとおよそ2時間ってところか
(自分のこれまでの実績より、高速道路での平均車速は 90km/h、下道でのソレは
40km/h 程度であることがわかっている)。それから逆算すれば、出発は・・・

というわけで、小雪がパラパラと舞う中、14時頃に自宅を出発。経路を検討しつつ
醍醐に向けて南下。この時間帯における渋滞状況はよくわからないが、とりあえず
R24 を南下しよう。木津まで下がった時点で、R163 を使って生駒を越えて R170 に
出るか、もしくはそのまま R24 を南下し、阪奈道路を使って生駒を越えていくか
VICS 情報を踏まえながら決めることにしよう。そう、それがベスト。

道中、醍醐にある vodafone ショップに立ち寄る。さきほど販売されたばかりの
V603SH の機種変在庫がないかどうか聞いてみる。やっぱりというかなんというか、
「ない」と言われる。相変わらず、機種変分の供給は絞ってるんだなぁ。おそらく
指をくわえて機会損失を出す以外にない販売店は、かなり辛いんだろうなぁ。
やりきれない思いで、店を出る。・・・もう少し、探してみよう。在庫を。



外環状線を少し南下し、ようやく工事が終了した石田の交差点を左折。そのまま
奈良街道との交差点(石田大山)を通過。この交差点、改良されるまでは筋違いに
なっていたから、右折車両で直進車両が糞詰まりになることが多かったが、最近は
渋滞らしい渋滞はあんまり発生しなくなった。全く、道路というものは生き物だ。

交差点を通過してしばらく走り、コンビニがある角で右折。日野の新興住宅地、
といってもまだ造成中だが、その中を緩やかにくねりながら走る道路を抜け、
平尾台の交差点へ。ここを左折すれば、炭山に抜ける山岳道路になるわけだが
今日はこのまま直進。小高く盛り上がった平尾台を、気分良く越える。

平尾台を抜けたすぐのところにある信号を左折。宇治カントリークラブ沿いに
発展している住宅地の中をさらに走る。以前ならば、この住宅地を走る道は
まもなく突き当たるところだが・・・今は、違う。突き当たりだったはずの
狭いT字路は完全に破壊(?)され、立派な十字路の交差点へと変貌していた。

十字路の行く先は・・・緩やかに下って、50m ほどで小さな丘の横っ腹に刺さる。
そこには、つい先日開通したばかりの黄蘗トンネル(正式名称は不明)が穿たれて
おり、そのまま真っ直ぐ走り抜けられるようになっていた。・・・その、あまりの
道路の変わりように、感動を通り越し、一抹の寂しさすら覚えてしまった(汗)



軽くアクセルを踏みながら、そのトンネルの中を走り抜ける。トンネルは、
緩やかにカーブしているものの、実に走りやすい。いかにも、出口で速度取締りを
やりやすそうな感じだ。取締り情報についてはまだ耳に挟んでいないが、これは
注意したほうが良さそうだな。こんなところで捕まってたら、シャレにならん。

トンネルを抜ける。そこには、お巡りさんではなく、信号機が待ち構えていた。
赤信号で停車して、あたりを見回す。右手には、グラウンドがある。うーん、
ここはどこだろう。黄蘗公園の一番上の端っこ、ってところかなぁ。また、
脳内地図を作り直さないといけないようだ。まぁ、それは嬉しい作業なのだが。

信号が青になる。そのまま直進し、傾斜の強い下り坂をウォンウォンと下る。
下りきったところは、黄蘗公園の入り口につながる、羽戸山の住宅街の道路に
T字に接続していた。ははぁ、こんなところに出てくるんだ。ってことは、ここを
左折すれば・・・ほら、京滋バイパスをオーバーパスして、明星の住宅街の外郭を
一番山沿い側で走る道路に出る、と。勝手知ったる宇治の山岳路、ってトコだ。
今述べたとおりに道路を抜け、そのまま天ヶ瀬発電所まで一気に抜ける。



宇治川ラインへ出る。ひさびさに走るワィンディングだ。ちょっと、ペースを
上げたいなーという欲望が沸き上がったが、如何せん、タイヤがスタッドレス。
どうにも頑張れないタイヤなので、適当に抑える。それでも、路面がドライなので
それなりにグリップは発生する。カーブのRに合わせたロールは適度に発生し、
自分の思考とシンクロした動きがボディーに発生する。気分よく走っていくと
やがて、黒い VW ゴルフに追い付く。しばらく追走していると、直線部手前の
赤信号で停止。一休み。・・・しばらく待つと、信号は青に変わる。

さっきまで、そんなに飛ばしていないクルマだったので、この先もそんなんかなー
と思っていたら、青信号になると同時にえらい勢いでダッシュする VW。ほう!
別にどうとも思っていなかったのだが、逃げるクルマは追いたくなる。まるで
原始的な神経が理性に打ち勝つのに、時間はかからない。VW の姿がかなり
小さくなった頃、0ブーストで調整していたアクセルを、底まで踏み付ける。

ブォ・・・ンガアアァァァァアアアアアン!

タコの針は、数秒であっけなく吹け切る。直線の後で緩やかに続く左カーブ。
3速で軽くなめると、先行していた VW に追い付く。その先には、小さなS字が
いくつか存在している。無駄に減速する VW。・・・速度を落としすぎだ。呆気なく
テールトゥノーズになる。それを見たかどうか、途端に挙動が怪しくなる VW。
小さなS字なのに、センターをたっぷり割って、直線上に走り抜けようとする。
その後ろを、センターラインをぴったりとキープしつつ、まったく劣らない速度で
ヒライラと駆け抜けるカプ。もう、VW なんてどうでもいい。この、気持ちのいい
挙動がイメージ通りに再生できたことに対して、思わず浮かぶニヤリ顔。



VW を使って、安全にワィンディングを楽しんだのち、R307 へ。南京都病院の横を
抜けつつ R24 へ向かう。この辺りで、そろそろ FM-VICS の周波数を変更して、
情報収集を開始する。木津のあたりは・・・うーん、情報はまだ受信できないか。

まもなく R24 に到着。左折して、R24 を南下。北行車線は渋滞しているようだが
南行車線は空いている。山城自教を抜けたところで、2速で全開加速。一気に、
R24 の巡航速度に乗る。しかし、2速の全開加速は気持ちがいい。なんというか、
ケツが先に飛んでいくような感覚で加速していく。ノーマルタービンでもコレだ。
タービンを交換したら、さぞや麻薬的な快感が得られるのだろうなぁ(羨望)



さて、この先の経路だが、R24 を南下中に得られた FM-VICS 情報を信じるのならば
R163 は全然ダメということがわかった。清滝峠に至るまでの区間の渋滞表示が
既に真っ赤っ赤。一方、阪奈道路は全然コンディショングリーンってところ。
経験的に考えても、R163 は交通量が多いから、渋滞情報は本当っぽいなぁ。
というわけで、ナビの案内を変更。阪奈道路経由のルートへと指示を変更し、
到着予想時刻表示を更新する。16:00 か。うん、ほぼ予定通りに到着だな。

木津で、R24 の分岐を右に曲がる。名阪にいくときは左に曲がるから、ちょっと
違和感を感じてみたり。しばらく走ると、京奈バイパスの 木津 I.C. との接続点に
到着。考えてみれば、木津 I.C. ができてから、この区間を通過するのは初めて
のような気がする。だって、この景色はまったく見慣れないものだから。

ちょっと新鮮な感覚を満喫しつつ、接続点を通過。道路の左側に、小さな P.A. が
作られていることに気づく。はて、こんなモノ、ここにあったっけ?頭を傾げつつ
その先にあるオービスを緩やかに通過。渋滞が始まるまえの市街地へと突入。



菰川橋南詰交差点を過ぎ、陸橋にさしかかる。さて、ここからが本番(?)だ。
阪奈道路に至るために、陸橋の途中で交わる R369 に降り立たねばならない。

ナビの指示によれば、陸橋には乗らず、手前の菰川橋南詰交差点を左折して、
そこから R369 に入れ、ということだった。しかし、地図を見る限りでは、
陸橋の途中から、R369 との交差点へと降りられるような構造が作られている。

普通に考えれば、こっちのルートを選ぶだろう。はて、いつものことだけど、
ナビは変な指示を出すもんだ・・・と思って、指示を無視して陸橋に乗ったのだが
今回に限っては、ナビが正解。確かに、陸橋の一番左の車線を走れば、
R369 との交差点には降りられる。だが、そこでは右折ができない。つまり
生駒方面には行けない、ということだ。うわー・・・たまには、ナビの言うことも
聞いてやるもんだ。・・・しょうがないなぁ。どこかでUターンするか・・・

と思っていたら、一番右側の車線で私の前を走っていた多数の車両がことごとく、
例の交差点を通過した先にある小さな交差点まで進んだところでUターン。まるで
予定された行動であったかのように、その車列にひきつづいてUターンする私。
・・・っていうか、こんなに似非右折車両がいる交差点なのに、なぜ右折を規制?



ともかく、経路の選択には少し失敗したものの、見事にリカバーを果たす。
R369 を進み、まもなく第二阪奈道路との分岐に到達する。当然、有料道路なんて
使わない。そのまま直進し、流れのいい阪奈道路へと突撃ラブハート。

流れのいい阪奈を、ざーっと走る。あっ、という間に信貴生駒スカイラインの
入り口へ到達。あれっ?もっと長い道だと思っていたのだが、なんだかすごく
短くなったような気がする。こんなもんだっけ?特に、飛ばしてもいないのだけど
なんというのかなぁ。歳を取るにつれ、距離感覚がどんどん縮んでいるようだ。

信貴生駒スカイラインの入り口をパスすると、阪奈道路はきつい下りになる。いあ
きついというより、楽しいという表現のほうが適切なんだけど(笑)交通量こそ
多いものの、慣れている人が多いためか、ペースは高いまま。あっけなく終了。

R170 との交差点手前でちょっと渋滞があったものの、そこを過ぎてしまえば
あとはスイスイ。まもなく、にしやまさんの店へ到着。時刻は・・・ほぼ 16時。
おぉ、ナビの予告したとおりの時間になったな。かなり精度がよくなったようだ。



店の外から電話をいれ、にしやまさんと合う。WF 土産をいくつかお渡しする。
その代わり、ではなく(笑)、取り寄せてもらった「雲の向こう・約束の場所」DVD と
「AIR」Windows 版を受け取り、代金を支払う。自力で探しまわるのは大変なので
こうして、趣味関係で頼れる人がいるというのは、実にアリガタイコッテス。
たっぷり1時間半ほど、仕事を邪魔して話し相手になってもらう(汗)



気がつけば、時刻は 17時半。店を辞し、帰投。通勤渋滞が起きうる時間帯だから、
ちょっとかかるかな。と思いつつ、敢えて高速道路は使わず、行きとほぼ同じルートを
選択する。BGM は、「AIR」Windows 版に同梱されていたサントラ。KD-SH909 に
突っ込み、ごっついボリュームで「鳥の詩」を流しながら阪奈道路を駆け抜ける。

その後、R24 でちょっとした渋滞はあったものの、致命的なほどではなく。
自宅に辿り着いたのは、ぴったり2時間後。行きと同じ時間という結果となった。
行きでは vodafone に寄った 10分間ほどのロスがあったから、帰りの渋滞で起きた
ロスと相殺され、ほぼ同時間になったってことか。まぁ、高速を使うまでもない、
というデータが取れたということで、今回のドライブはいい経験ができた。



帰宅後、飯を食ったら直ぐに「雲の向こう・約束の場所」を見る。その映像美、
より具体的には、空間感というか。そういうものを感じさせられる映像に愕然。
研究所での表現が古色蒼然(=エヴァ的)としていたのは気になったが、それも
深い意味があってのことのように思える。ともかく、映像面では感動の連続。

・・・それだけに、ストーリーについては、謎な点がいくつも出てくるというか。
いや、面白くないストーリーではないので、何度も見直してじっくりと味わいたく
思う。・・・いや、最近、映像作品からメッセージを読み取る力がずいぶんと
衰えてしまった自覚があるので、それを補うという意味も含めての話。