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Cappuccino 日記(2009/5)

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5/1

※ 以後、日々の健康に関する定常的な記述については、小さいフォントで記述します

予定通り、5時過ぎには起床。軽く朝食を摂ったのち、6時前には自宅を出発。
エンジンを始動したらすぐに、アイドリングのままノロノロ走り出す。以前よりも
排気音はかなり静かになったとはいえ、時間が時間。なるべく、迷惑をかけぬよう。

まだ薄暗い裏通りから幹線道路へ。普段なら混雑している幹線道路も、この時間だと
相変わらずとんでもない速度で流れている。巨大なトレーラやトラックに合わせて
滑らかに駆け抜け、6時になるちょっと前ぐらいに名神京都東 I.C. へ。よし。
これでこの先 200km、料金5割引が成立。あとは、ゆっくり行けばよい。


名神高速を、東に向かって走る。今日は GW のど真ん中であるが、金曜日ということで
高速道路には混雑も渋滞もなし。普段の土曜日早朝とさして変わらない程度の交通量。
やはり、料金が 1000円になる可能性を捨てて、本日に遠征したのは正解だった。

気持ちのいい流れの高速道路を、ゆったりしたペースで先へ向かう。だが、熟知した道を
そういう何の刺激もない走り方で処理していると、すぐに飽きが来る。黒丸 P.A. あたりへ
進んだところで、もう嫌になってきた(笑)。とりあえずトイレに行って、気分を紛らわせる。

また、名神を東へ。何の変化もない景色を抜け、彦根を超え、米原 J.C.T へ。久々の北陸道。
ペースを制限速度ぐらいに保ち、まったりと北上。もちろん、木之本 I.C. で一旦降りることを
忘れぬよう。その後も旅(?)は順調に進む。敦賀 I.C. を超え、杉津 P.A. 付近へ。ここで、
道路脇の案内看板に「ゆうひパーク」などという文字がわかりにくく書かれていることに気づく。
・・・島根でもあちこちで見かけたような気が。最近、流行ってるのか?>「ゆうひパーク」

悪夢の敦賀&今庄トンネルを抜け、嶺北へ。天候は良好だ。滑らかに走り続けるが、黒丸 P.A. から
かれこれ1時間以上・・・そろそろ、腰が、痛いというか、なんというか、微妙につらくなってきた・・・
ふぅ、まだ完治とは言えないなぁ。既に南条 S.A. は通過していたので、最寄の北鯖江 P.A. へ。

北鯖江 P.A. に入るのも2年ぶりぐらいだが、あまりの変わりように愕然とする。あの、背の低い、
JH 時代独特の強い高度成長臭さを感じさせる画一的な P.A. の建物はすっかり姿を消し、その代わりに
正面に大きなガラス張りの壁を備えた立派なコンビニが、同じ場所に立っていた。ガラス越しに見える
内装はとても明るい雰囲気で、桁違いに近代的。ああ、俺がカレーを貪った、あの北鯖江はもう無いのか。
80年代に帆場英一を心の中に生み出した押井守氏は、どういう状況でそうなったのだろう。少し考える。

諦めにも似た気持ちで、北鯖江 P.A. を後にする。まもなく福井北 I.C.。なんのトラブルもなく、高速を降りる。


高速を降りてから先の道は、むしろ平日のせいか、以前の記憶よりもずっと交通量が多いようだ。
I.C. の近くにあるコンビニで昼飯を調達したのち、東へ。すぐに道路の流れは悪くなり、混雑を始める。
そんなに混む道だったのか・・・と思いながら対向車線を見ると、地を裂く鉄の爪を備えた小型特殊自動車
「トラクター」が、おそらく制限速度の 15km/h を遥かに下回る速度で、悠然と大名行列を先導している。

・・・ってことは、こっちの渋滞の先頭も・・・道路の脇を見ると、大きな面積に大量の水を静かに湛えた
美しい田が何枚も広がっている。そうか、そろそろ田植えの時期か・・・20年ぐらい前までは、近所でも
よく見かけた光景だった。バブルが訪れたり、農業をしていた爺さん婆さんが鬼籍に入ったりするうち
田畑はどんどん切り売りされ、何の美しさもない建売住宅がずらずらと並ぶつまらない街になったが。
「レッド・ストーム・ライジング」だったか。最終章で、停戦協定が結ばれた後、ひとけのなくなった
地方の農家の中に格納されたぴかぴかのトラクターを、感慨深げに眺めていた戦車長がいたような、
そんなことをふっと思い出す。そう、人は地に育まれ、地に育ち、地に死に行く生き物なり。


しばらく走ると、やがて土と戦うペースカーはどこかに曲がっていったようで、ペースが上がりだす。
その刹那にふと目をやった右手の山肌に、なにやら超絶に立派な道路のような、大規模建造物が見えた。
ん・・・あんな長い構造物、以前来たときからあったかなぁ・・・いやいや、どうも記憶がないぞ・・・

更に進むと、道路看板に、なにやら怪しげな色の案内が追加されていることに気づく。

・・・右、「中部縦貫道」、だと・・・?

そこはちょうど、まっすぐ東に向かってきた R416 が少し左に折れ、九頭竜川を橋で渡ろうと近づいているところ。
普段ならば、まっすぐ続いている田舎道のほうに入り、九頭竜川の南岸をそのまま勝山まで走るのが通例だが、
今日は違った。いつのまにか、中部縦貫道が延伸しているようなのだ。そんなこと全ッ然ッ聞いてないったら!
もう、ニヤニヤが止まらない。聞いてないからには、実走して確認するしかないじゃなァい?すぐさま右折!右折!

場にそぐわないほど立派な構造を持つアプローチを駆け上り、山肌に穿たれた立派な高規格道路へと乗っかる。
当然のように、ナビにはこんな道路など記載されていない。開通したのは、結構最近のようだ。誰も居ないし。

ともかく、これは山沿いを走る立派な二車線道路。元々、人が住む里でも農耕地でもなかったようで、通過する
という以外の利用目的はなさそう。それゆえ、まったく人影がなく、野生動物にも警戒心がないようだ。フラットで
見通しの良い道路なのに、その中央に、轢き潰されたと思しき中型の獣の赤い肉塊が転がっているうわぁぁぁぁ!?
赤い肉塊は、群がっていた大量のカラスによって、今まさに処分されようとしていた。私が近づいても、彼らは
処分の方法を考えることに夢中だった。周辺の僅か数羽程度がこちらを見て、軽く飛び跳ねたに過ぎない。

もちろん、こちらもそんなところに突っ込んでいくのは願い下げだ。センターポールがない道路なので、
大きくステアを切り、エルクテスト状態で肉塊をクリア。AD07 は何の苦も無く、カプチーノの進路を捻る。
相変わらずいい仕事をするな、このタイヤは。2年間眠っていたとは思えない。さすが、普通のラジアル。

ふたたび、前方がクリアになったので、左側の山の切れ目を覗く。そこには、緑色に輝く、広く豊かな田畑と
たくさんの農家が見える。その風景は、とても豊かな山間の里そのものだ。その景色はとても贅沢なものに見える。

しばらく走ると、中部縦貫道は唐突に終端を迎える。結局、中部縦貫道の新規開通区間は、上志比〜勝山間のみ
開通したようだ(帰宅後の調べだと、まだ MapFan.PLANNER の地図に反映もされていない。3/29 開通だそうだ)。
ただ、勝山 I.C. というぐらいだから、勝山市の中心に近いところへ繋がるかと思ったら、とんでもなく離れた
街外れの、なんとも辺鄙なところで縦貫道を強引に降ろされてしまった。え・・・?この構造、マジですか?
この I.C. から勝山市の中心地までは、結構な距離を走らねばならない。ちょっと設計が変かも?


結局、中部縦貫道によって時間短縮ができたかどうか良くわからないまま、雁が原に到着。
いつものように高いハイオクを入れて到着したのは、ちょうど 8:30 頃であった。早すぎたか?とも
思ったが、走り好きな人たちの朝はものすごく早い。既に、何台もの先客が居て、準備を進めていた。
適当なところに止めたのち、中部ナンバーの競技車と思しきヴィッツの人に挨拶して、こちらも準備。

・・・と言っても、大したことはない。荷物を全部降ろし、4点ハーネスを出し、服を着替えたら終了。
ショックの減衰力とタイヤの空気圧をチェックしてメモに取ったら、久方ぶりの走行を開始する。

コースは、先に来られていた競技車の人がセッティングを行われていたので、それを使わせていただく。



中央のスラロームがなんとも素敵だが、難易度が高かったのは、スラロームに入る直前。スタートして
大きく廻ったあとスラロームに突っ込み、すぐさまサイドターン。長らく走っていないと、個別の技は
なんとなく覚えていても、こういう組み立てが必要になるセクションの解法がなかなか浮かばない。
特に、減速すべきところで必要なだけ減速するという極々基本的なことが、なかなかできない。

今回も、スラロームに入るところでちゃんと減速できておらず、そこから先の組み立てがシッチャカメッチャカに
なってしまうことが多々あった。2速できっちりとアクセルを踏んで左上のセクションを廻り、浅い角度で進入
しながらガツンと減速して1速に落としてスラロームに入り、最後のパイロンをコンパクトに 180度ターン
する必要があるのだが、つい「浅い角度で進入できていない」、「直前までアクセルを踏めていない」、そして
「姿勢ができていないからステア操作が無駄に多くなって、最後の 180度ターンの準備が手遅れになる」。

準備が手遅れだとどういうことになるかというと、前荷重・後ロック状態を早く作れても、適切なステアが
切れていないため、車体の旋回開始が致命的に遅れてしまう。結果的に、サイドターンするだけ無駄になる。
最初、ここのサイドが綺麗に決まらんなぁ〜と思って四苦八苦していたのだが、原因に気づいたのは
昼を過ぎ、あともう少しで走行を終えようと考え始めた頃だった。2年弱のオフはデカい。

・・・という感じで、回り始めのきっかけ作りについては、いくつか忘れていた技法上の点があったものの
いったん回りだしてからのコントロールには、問題はなかった。以前ほどの切れ味はないとはいえ、やり方を
忘れて廻れない!立ち上がれない!とか、そういうみっともない状態にはならなかった。体でしっかりと
覚えたことについては、なかなか忘れないものもあるもんだ。哀しい点もあったが、嬉しい点もあった。


中央のスラロームについては、間隔が 12歩足らずだったこともあり、結構苦しい。1速でアクセル全開にも
できず、パーシャルでひたすらステアリングを左右に回し続けるトレーニングになった。これは、時間が経ち、
大挙してやってきたドリフトのにいちゃんねぇちゃん達がどんどんパイロンを蹴っ飛ばしていってくれるにつれ
さらに顕著になる。またこれが不思議なことに、左側を通過すべきパイロンは左に、右側を通過すべきパイロンは
右にどんどんずれていく。すなわち、ハンドルを切る量がどんどん増えていくという状態。正直、きつかった;

上のほうにある短いスラロームについては、また全然違う。1速のままクリアするしかなかった中央のと違い、
1速で抜け出し、2速でアクセル全開しながら突っ込んでいくスラローム。パイロン間の間隔はそこそこ広いが
中央のスラロームとの間隔が狭い関係上、進入の時点でまだ2速のパワーバンドに入っていない。だいたい、
1つめのパイロンの横を通過する辺りで、グァン!とブーストが掛かる。当然、横Gが残っている場所だから、
そこでいきなり姿勢が乱れ始める。そのままアクセルを抜かずにステアで曲がっていくと、3本目に達する頃
完全にフェイントモーションを入れたような状態になっていて、立ち上がりでダァーッと流れていく。
いや、これはこれで面白い・・・けど、正直、正しい走りじゃない・・・んだよな・・・(汗)


スタートダッシュは、存外いい感じ。4000rpm ミートでスタートすると、回転ドロップもホイールスピンも
一番少ない。だが、そこで得た初速度をうまく生かすことは、正直てきていない。なんというのかな、情け無いことに
アクセルをぐんぐん踏んでいけていないのだ。長らく鈍っていた体と反射神経が、パワーに付いていけてない。
な、なんてこった!!折角の 100ps が全然無意味になってるじゃん!設定をイロイロ変えつつ、体を慣らしていく。


少しずつ走行を重ねながら、ゆっくり楽しむ。自分の体のコンディションもそうだが、車のコンディションもまた
心配なところがあるので、なるべくインターバルは多めに取る。2〜3本の走行を終えたら、タイヤや補機へと小まめに
水を掛ける。油温や水温(すなわちエンジンご本尊)は、全然問題ない。100℃に届きそうな雰囲気もない。本当?

気を使ってはいたものの、それでも久々の走行は、ご老体にはいささか過酷だったようだ。何本か走ったのちに
ボンネットを開けると、オルタネーター付近から微妙な焦げ臭さが漂う。オルタ本体のトラブルではないようだが・・・
とはいえ、ウチのオルタは少しばかり変だ。フロントベアリング付近から、謎の液体を垂らしている。ただし、液体と
いっても、発見したときには既に乾燥・固化していた。ベアリンググリスとは思えない。あれ、なんなんだろ。


というわけで、過度に走り続けるのも少々恐ろしいところがあったので、たまには観戦。それを見ていて思ったのだが、
女性ドリフターって、結構上手い。なんというか、コントロールが丁寧で上手い。かといって踏みっぷりが悪いこともなく
むしろ「マジかよそれ、壊したらどうすんのよ」と心配してしまうぐらい走りが大胆だったりもする・・・いや、すごい。
ジムカーナでも、速い女性ドライバーは異様に速いしなぁ。埋もれてる才能って、結構あったりしてね>女性

そんな感じで、高台に腰掛けて眺めたり、立って眺めたり。最初のうちから完調ではなかったが、横Gに耐えて
踏ん張ったりとか、硬いアスファルトの上をへこへこ歩いたりしていたからか、だんだん、膝に目立つダメージが蓄積。
なんとも言えぬ痛みが感じられる。さらに、右膝については、なんとも言えぬ違和感が感じられる。また、このパターンか。


まぁ、あまり無理はするまい・・・いくつかの目標を設定し、その後もときおり走行に興じる。だが、そのうち
ハンドルを持つ手がツルッと滑るようになってきた。握力が落ちてきた?というわけじゃない。2年半も放置しているうち
手袋の表面が、パリパリに劣化してしまったようだ。使っているステアリングがウッドというのも、悪条件に拍車をかける。
水スプレーを手袋の表面に吹き付けたりするものの、それでも効果は一時的だ。これは作業用に降格。新しいのを買わねば。



結局、15時ぐらいまで走り込んだ時点で、手袋の問題・膝の問題があまり芳しい状態ではなくなってきた、と判断。
無理して追い込んでも練習にならないし、車のほうにも目立った不調が出ていないうちに走行を終えるのが懸命と考え
本日の走行を終了することにした。ロッジにて走行料金を支払い(※ この手順は、本来は間違い。走る前にお金を支払う
手順になっているようだ。いつのまにルールが変わってたんだろう)、後片付けを開始。タイヤ交換作業がないから、
片付けはすごく簡単だ。汗を吸ったスーツを脱いで屋根に干しつつ、トランクへと荷物を詰め込む。その作業中、
隣にいたドリフトの人が、興味津々に片付けの様子を覗き込みに来た。思った以上に荷物が積めることについて
驚いておられる様子。いやいや、今日の荷物なんか全然少ないほうですよ、なんて感じで、にこやかに会話(笑)

片付けを完了したら、エアコンの効いた車内にて心地よい振動を感じつつ、雁が原を後にする。それにしても今日は
ものすごく暑かった&朝から夕方までずっと晴れていた&わざわざ日なたで昼寝したりした、というのに、なぜか
あまり汗をかかなかった。いつもなら白い塩を吹きながら乾燥するスーツも、今日は全然黒いままだ。なんでかなー。
あまり汗が出ない、ということは、あまり暑さも感じていない、ということだ。だが、体力的には、充分に限界。
帰り道の途中にある CoCo壱でいつものカレーを補充したのち、トイレの鏡で自分の顔を見たとき、よくわかった。
焼けて赤くなっているよりも、目の下の黒い隈がすごく目立っていたのだ。もう、なんというか、ヤバい感じ(笑)

薄い眠気を感じつつも、とりあえず帰路へ。CoCo壱のある場所から少しだけ東に戻り、中部縦貫道勝山 I.C. へ。
往路と同じように快適な南岸クルーズを楽しみながら、福井北 I.C. へと戻る。そこまでの道中、ゆっくりと1速で
走りながらアクセルを ON/OFF したときのデフのアバレが、少し大きくなっているような気がした(往路より)。
久々の走行で、デフマウントの切れが拡大したか?致命傷ではないからいいとして、遊戯の代価はデカイなぁ。

福井北 I.C. 南側の信号で止まっているとき、ずっと沈黙と誤報ばかりを繰り返してきた C456i が、いきなり
カーロケ無線の受信を知らせてきた。おいおい、カーロケなんて過去の遺物、もう使われてないだろ・・・などと
心の中で突っ込んでいると、時を置かずして、交差点の右側のほうからランクルっぽい大型のパトカーがやってきた。
・・・へ?あ、福井県って、まだ旧型のカーロケが使われているのか?!知らなかった。驚いたり、ちょっと嬉しかったり。


福井北 I.C. から北陸道に乗る。ここから木之本 I.C. まで、高速を使う。100km ないぐらいだから、通勤割引の
時間帯までに木之本に到着してしまう可能性を警戒したが、今日は燃費重視。思ったよりも速度は上がらず(上げず)、
賤ヶ岳 S.A. に到着した頃には、17時半になっていた。燃費といえば、今日の燃費はすごく良い。往路など、それほど
抑えまくった走りではなかったにも関わらず、約 20km/L をマーク。どうしちゃったんだろう My カプチ。怖いよ。

賤ヶ岳 S.A. でトイレ休憩。ついでにノート PC も開いてみるが、無線LAN は存在せず。結局、名神〜東名のみか。
なお、普段ならまず止まらないここでトイレ休憩した真の理由は、腰がむず痒く&痛くなってきたため。やだー。
走行中はなんともなかったので、強い力をかけることではなく、ずっと同じ姿勢を取っているのがダメらしい・・・
それでも、少しでも車外に出て歩いたりすればこの痒み&痛みからは解放されるのだけは、不幸中の幸いだ。


木之本 I.C. で高速を降り、R161 を南下。途中、高島郡の北のほうで、景色に違和感を覚える。あ、あれ・・・
これ、ほんの少しずつだけど、高架部分が完成してきてねぇ?かなりやる気が無いと思しき滋賀県の土木課であるが、
それでも、10年以上もあれば、さすがに道路は少しずつ完成してしまうらしい。ちょっとずつ快適さが増してきた。
正直嬉しい。嬉しい・・・でも、悔しい。今頃になって整備が完了したって、をれはもうそんなに使わねぇんだYO!

途中にあったコンビニで万札を何枚か降ろしつつ(AZ-1 氏の結婚式で渡す祝儀で、何枚かのピン札が必要だったため)
R161 を南下し、湖西道路に入る。あいかわらず交通量が多い道路であるが、それなりに流れは良い。だがそれも、
坂本付近からだんだんと期待はずれに。和邇を過ぎて交通量が増え始め、坂本では完全な停滞と化した北行き車線より
マシかぁ、と思いながら速度の落ちた流れに乗って南へ進むが、やっぱり皇子山付近から大渋滞が始まった。ああ。
ここで R161 を出て迂回するか、と思って左側車線を走るが、あろうことか、滋賀里出口もまた大渋滞。なんだこれ!
やむなく、そのまま R161 の渋滞に延々と飲み込まれる道筋を選択する。今日はまだ大丈夫だ、と思っていたが
残念ながら、夕方ぐらいからもうアウアウは始まっていたようだ。ちょっと、読みが甘かったなぁ・・・。

その後、R161 の渋滞は県境のトンネルを抜けてからも続く。R1 に入る直前で少し解消したものの、R1 でまた渋滞。
今日でこれだったら、明日からはどうなるんだろう・・・と思いつつ、19時半になんとか帰着。ものすごく眠いし、
何回か休憩を挟んだものの、左腰が痛だるい。とにかく、疲れた。渋滞で疲れた。そんな気がする。うう。

なお、渋滞で気づいたことだが、赤い車を HID で照らすと、予想外に暗く見える。赤色成分が少なめだからだろう。
4300K でもこれだから、5000K とか 6000K とかの HID バーナーだと、もっとひどいことになりそう。覚えておこう。


帰宅後、ヘロヘロになりつつ、最低限の荷物を降ろす。そのとき、運転席側ドアミラーの蒼いコーティングが
少し欠けていることに気づく。単なる汚れかと思ったが、手で触ってみると凹凸が激しい。どうも、削れたっぽい。
・・・誰ダ!(涙)このミラーは結構高いけど、効果がすごくあるから、無いわけにはいかない部品ナンダヨ!
まぁ、ほとんど気にならないような部分がそうなっていたことだけは、運が良かったというべきなのか。

最近、何かと四肢に震えが多いような気がする。腕などをすーっと動かしている最中に、僅かな振るえを感じる。
止まっているときには震えないし、何か持っているときにも震えない。そういうのは病的なじゃないらしいが・・・。
うっとうしい。昨年夏頃、筋肉の痛みに対してフェルビナクを安易に塗りまくりすぎたのが、悪かったのか。無関係?


飯を食い、風呂に入って放心。23時ごろになんとなく Web サーフィンを始めるが、JARTIC のページをみて戦慄する。
名神といい東名といい中央といい山陽といい、至る所の高速道路が真っ赤に染まっている。蟲が怒っているんだわ・・・
というか、本格的に混雑するのは明日からじゃないのか!?うわー・・・昨日に雁が原に行ってきて、本当に良かった;


5/2

いや〜、すごい渋滞。北陸道とか第二京阪とか九州道とか北海道の高速とか、普段なら絶対に渋滞しないところまで
渋滞マークがついている。こんな光景、初めて見た。伊勢湾岸道も渋滞・・・一体どうやったら渋滞できるんだ、あの
交通容量が桁違いに大きい三車線区間が。想像すらつかない。その一方、観光シーズンにも関わらず、京都市内は
まったく渋滞なし。本当に、日本に何が起きているんだ?(笑)とにかく、5/6 まで遠出は封印しよう。

昨日は久々に全力で頑張ったせいか、さすがに、足やら手やらが僅かに筋肉痛気味。その影響か、
行動するのに差し支えはないが、右手右足の僅かな違和感とかが残る。まぁ、今日はおとなしく養生するか。


とりあえず GS に行き、予想以上に減らなかったガソリンを給油。一般道をまったりと走るが、デフの歯打ち音が
少しばかり大きくなった気がする・・・軽くアクセルを踏んでいるときのデフの唸り音とかも聞こえる。気のせいか?

セルフ GS にて、いつものように給油口スレスレまで給油。給油量は約 16L だったが、どうも、給油前の燃料計の
針の位置が、少しばかり上過ぎるような気がしないでもない・・・本来なら、半分より少し下ぐらいであるべき。



交換したゲージの抵抗値は正しかったことを確認しているし、メーター単体も問題ないことを確認している。
だから、表示は正常であるはずだ。そのはずなんだ。でも、何かがおかしい。何がおかしいのだろう・・・。

昨日に引き続き、右足首付近がなんとなく変。なんというか、微妙に歩きにくい・・・ような感じ。
なんと言えばいいのか。"不安定" かな。やはり、久々のジムカーナは結構カラダに来たか。年だもんな(涙)。
とりあえずどうしようもないので、湿布でも貼って、ゆっくり筋肉を休ませて、様子を見るしかない。


フューエルリッドオープナーの改良の続き。ここまでのチャレンジでは、オープナーのロック機構の戻りバネ、
および摺動部の抵抗が強く、ソレノイドの電磁吸引力が負け気味だった。テコの構造を改良して対処したものの
まだ最後の調整が残っているという状態。・・・それにしても、いくら「抵抗がデカイ」といっても、指先でも
クイクイ動かせる程度のものだから、ぶっちゃけ購入したソレノイドがハズレという線が濃厚。

でもまぁ、今はどうしようもない。最後の調整として、金具の位置を微調整し、ロックを引いたときの位置を変更。



ワイヤーの外皮を固定する側の金具の穴を長穴に変更し、調整。その結果、ソレノイドを作動させたときに
ロックの爪を充分に深く引くことができるようになり、ようやくフューエルリッドが「パコン」と音を立てて開くようになった。
試験用鉛電池に直接つないで何度も試運転するが、完璧に動作。あとは、制御回路につないだ時にどうなるか。
鉛電池駆動だと充分な電流(10A 以上)を流し込めるが、制御回路駆動だと 7A ぐらいになる。大丈夫かな。

左右の脹脛の筋肉の付き方が微妙に違うように見えてきた。力を抜いているときは左右同じだが、腓腹筋付近に
グッと力を入れると、左足は腓腹筋と長腓骨筋の独立が確認できるが、右側は特にそれが確認できない。というか、
右側はうまくそれらの筋肉だけに力をいれられない感じか。グッと力を入れると、前脛骨筋が先に縮む感じ。
たぶん、右足と左足の使い方の違いに起因する、運動神経(?)の発達の差みたいなもんだと思った。
(左足はクラッチをゲシゲシ踏む反復運動を頻繁に行うが、右足はペダルをじっと踏む持続運動が主)

というわけで、まだ軽い筋肉痛は続く。3/20 みたいに、足がだるい状態は起きていない。それだけでも大満足です。


5/3

起床。ダルい。朝方はどうも、手が強く浮腫んだ感じがする。原因は不明。大丈夫かな、俺。
足の調子は、昨日よりもマシになった。局所的な筋肉痛があるかないか、というのと、足首がちょっとダルいかな?ぐらい。

フューエルリッドオープナー改良の続き。トランクの内装を剥がし、純正配線の上に追加配線を重ね、
ハーネステープを巻いていく。配線保護(車両火災防止)の意味もあるが、なるべく純正然としたい、
というつもりもあってのこと。年のせいか、見た目地味なほうが好みになってきた。羊の皮を被った云々。

追加配線を這わせたら、バルクヘッドを通しておいた予備の配線と接続し、制御回路と結合。あとは、
制御回路側の駆動ボタン配線を接続し、動作試験。さて、制御回路経由だとうまく動くかな・・・?

・・・はい、ダメでした orz

鉛電池で直接駆動したときはいい動きをするのに、制御回路を経由すると、ほとんど動かない。おそらく
事前に懸念したように、電流が足りていないのだ。ただ、なぜ 7A(80W ぐらい)も突っ込んで、動かない?
やっぱり、ソレノイド不良が一番あやしい。トランクリッドオープナーも同じ駆動回路だが、あっちは
バスバス快適に動いている。とりあえず、ソレノイドの中にスプレーグリースを大量にブチ込んだら
なんとか 8割ぐらいの確率で、フュエールリッドが力なく開くようになった。ハズレ確定 orz


ソレノイドを調達しないと・・・でも、結構高い(ヤフオクだと、送料込みで \2k ちょいぐらい)んだよなぁ・・・
などと思いながら PC に向かって絵描き作業。だが、目がすぐに疲れてしまう。あまり長い時間、絵描き用モニターを
じっと見ていられない。原稿作業なんてもってのほか、という状態。使っているモニターは、目潰しモニターとして
悪名の高かった、サムスン製 S-PVA 液晶搭載の 20インチモニター(LG S-IPS ほどでは無いらしいが)。当時、
ある程度覚悟して購入したものだが、やっぱり長時間作業はよろしくないのかもしれない。買い替え時か。

右足首の違和感&疲れと同様、右手先も疲労気味。右口に軽い引きつりもあったり。
ああ、以前と同じか・・・まぁ、さっさと寝て、ゆっくり回復させよう。


5/4

ゆっくり眠りたかったのだが、またも 6時過ぎに目が覚める。・・・もうちょっと、ゆっくり眠りたい・・・二度寝・・・

軽い尿意を催したのでトイレに行くが、腰から下が妙に重いし、なんか、腰がぬけるような、妙な感覚がある。
う、なんだこれ・・・また何か、ヤバいことになったか?もう一度よく眠ろうと思い、急いで布団に戻る。
突然、鼻水がズルズル出てきた。・・・か、風邪か?二度寝したあと、起床。幸い、回復した感じあり。
念のため、風邪薬を飲んでおく。今日は大事な日なのだ。このままブッ倒れるわけにはいかんのでな。
また、腰に少し違和感があったので、念のため、湿布を張っておく。ジムカーナでだいぶ疲れたな。

というわけで、本日は AZ-1 氏のリアル結婚式。ついに覚悟を決めた、というか、覚悟を決められる相手を
いつの間にか見つけていたらしい。式場は、京都市内のメジャーなホテル。結婚式からお呼ばれしていたことに
日が近づいてから気づいたので、慌てて冠婚葬祭のマナー本を読みまくる。ああ、もう、知らないことだらけ。
ああ、オトナになるって大変なことなのね・・・俺には縁がないことかもしれんと思いつつ、要点だけ覚える。

遅刻しないよう、かなり早い時刻に到着。ホテルのロビーを見回すが、まだ他の参列者の姿が全然ない(汗)
はて、どこで時間を潰そうか、と思っていると、不意に私を呼び止める声。見ると、AZ-1 氏のおやっさんの姿が。
付け焼刃で覚えた儀礼を交わしたのち、少し雑談。いやー突然の話だったんで驚きましたわーなどと話をすると
いや、おまい、年考えたら驚くことでもないやろ、と笑われるw。・・・そっ、そうなんだけどさっ(汗)

その後、まだ準備中の AZ-1 氏に会う。半年ぶりに会う氏の姿は・・・特に、何にも変わっていなかった。
・・・いや、以前よりも、腹回りがさらに恰幅を増していただろうか?これから幸せ太りする分のマージンは
計算してあるだろうか。氏も、私と同じくなかなか痩せ難い体質のようだから、これからが大変だze?

相変わらずのくだらない話なんかをしていると、遠くに見慣れた顔が。こちらを見つけると、物凄い勢いで
接近してくる。かっ、艦長!回避できません!レーダースクリーンに映る鋭い輝点は、瞬きする間もなく
一瞬で肉薄し、我々に着弾する。そう・・・古き仲間・・・這い寄る混沌・・・加東市の悪魔、到来。

加東市の悪魔もまた、相変わらず元気そうであった。しばし会話を楽しむが、時が過ぎ行くうち、AZ-1 氏の
結婚式の準備作業の時間が訪れたようだ。我々にコーヒーチケットを渡し、去っていく AZ-1 氏。
わーい、お駄賃もらったー。そそくさとその場を離れ、式場の傍らにある喫茶店で時間を潰す。

加東市の悪魔の近況を尋ねる。そろそろ WF とかの準備も忙しかったりするだろうか、と思っていたら
別の意味で忙しかったようだ。おもむろに携帯を開き、怪しげな画像をたんまり見せ付けられる。ああ、
この顕現は相変わらずだ。某ツインエンジェル2に、魂の欠片までを捧げている。おまいは漢だ、漢だよ。


しばらくすると、結婚式が始まる。キリスト式と聞いていたので、チャペルにでも移動するのかと思っていたら、
なんと、ロビーの片隅で式が始まった。これは予想外の展開ですぞ。校舎がロボットに変形するぐらい予想外。
定番の賛美歌を歌い、式の進行を席から眺める。いや、なんとも不思議な感じだ。大学生の頃、あれだけ
一緒にバカやってた奴が、いまや大黒柱だ。まぁ、なんだかんだで、奴はしっかり者だったか。

短い式が終わったら、披露宴。足の調子は相変わらずよろしくないが、酒が入るに従って、だんだん気にならなく
なってきた。まぁ、その程度のもんさ、俺の体調不良って。披露宴で、上司と思しき立派な紳士のスピーチに
耳を傾ける。そういえば、新婦のことどころか、AZ-1 氏の仕事ぶりすら知らなかったな。聞けば、なかなか
頑張っているようだ。同年代のサラリーマンは、もう 10年選手。職場でも、そろそろ中堅〜管理職候補
ぐらいには昇ってきている頃だ(むろん、もっと昇進が早いのも居ると思う)。みんな、年食ったなぁ。

AZ-1 氏はいつもの様子で、楽しそうに披露宴の時を過ごしていた。披露宴では、子供の頃からの氏の友人や
社会人になってからと思しき氏の友人の姿を見ることもできた。・・・なるほどね。幼き頃、親戚の結婚式の披露宴に
連れて行かれたときは、披露宴の意味は全然理解できていなかった。単なるお祭りみたいなもんだと思っていた。
しかし、披露宴ってのはまさに言葉通り、「披露」「宴」なんだな。親戚縁者、知人友人、あらゆる縁のある人に
自分と伴侶のことを披露する、最高にして唯一の機会ってことなんだな。ようやく、儀礼の意味を理解できた。


2時間ほどで、披露宴は終わり。加東市の悪魔と共に会場を出て、二次会までの時間潰しの場へ移動。
二次会からはタケル氏も参加するということだったので、京都市の中心街付近で落ち合い、マクドで時間潰し。
ツインエンジェルの話やら、コンサートの話やら、独身貴族爆発な会話で終始。いや、ダメだなこの3人(笑)

時間が来たら、2次会の会場へ移動。会場はちょっと小洒落た飲み屋さん。出席者のほとんどが、AZ-1 氏が
社会人になってからの、氏の友人。大学以前からの友人は、我々3名ぐらいだけのようだった。なかなか、というか
とんでもなく楽しい人達ばかりで、楽しい時を過ごす。3次会にも誘われたが、我々は少しばかり浮いていたし、
さらに激しくなるであろう宴の盛り上がりを邪魔するのも悪いかと思い、3名ともに辞退。帰路につく。


帰宅。アルコールが抜けるに従い、膝内側のハムストリングのちょっとした痛さが気になってきた。
朝方は右肩と両腕の筋肉が少し痛かったが、それは収まっている。ってことは、これは精神的な問題だ。
一方、ハムストの痛みはずっと続いているから、ひょっとしたら器質的な問題かもしれないね・・・。

腰の違和感については、貼っておいた湿布が功を奏したようだ。最後まで、腰は全く痛くならなかった。

風呂に入り、PC 作業。昨日までは左目だったが、今日は右目のピントが合いづらい。面倒くさいなぁ;

余談:

披露宴の席で、初めて「フォアグラ」なるものを食する。世界三大珍味の1つというぐらいだから、よっぽど
美味いのだろうなぁ・・・と思っていたが・・・「美味いぞぉぉぉ!」というよりは、確かにこれは珍味だ、と感じた。
なんというか、ひたすらに油っぽい。しかも、油っぽさが半端無い。そりゃそうだ、要は、極度の脂肪肝だもんな。
これは、穀物と醤油の文化で育ってきた日本人には、ちょいとキツい。結局、全て食べきることができず、
残してしまった。すまん、ガチョウたん・・・おまいの命、全て受け止めてやることはできなんだ・・・


5/5

外出する気にもなれず、JARTIC のページをぼーっと眺める。とにかく、高速道路の渋滞が超ひどい。
1000円になっただけで、ほとんど麻痺状態だぜ、おい・・・だがしかし、この日本全国阿鼻叫喚地獄の中でも
渋滞マークを寄せ付けなかった近畿圏の高速道路が1つだけある。其の名は、舞鶴道。むしろ心配、舞鶴道。

足の調子は、ようやく回復してきた。だが、右手薬指の関節、および繋がっている筋が少々痛い・・・理由不明・・・
また、左足のふくらはぎの筋肉の張りと軽い痛みも発生した。これも理由不明・・・とりあえず、気にしない!

MTron SSD の中間レポート。およそ 2ヵ月半の利用で、Total Erase Count は 0x32987E。寿命までの 0.1% が経過。
つまり、あと 1000倍=2500ヶ月=208年の寿命が予期されるってところだ・・・もう、いいよね?この計算。

フラグメントは 45% に達しているが、速度はまったく落ちていない。ベンチマークの結果も、誤差の範疇の揺らぎのみ。
MTron の SSD は、ずっと使っていても性能劣化を起こしにくい・・・のかもしれない。ありがたい特性だな。

夕方を過ぎ、左足の問題は消え去った。だが、右手薬指のほうの問題は治らない。いまいち、調子が悪い。
ふと、「雨が降りだしたせいなのか?」と思った。天候と症状に因果関係があるとしたら、それなりに嬉しい。

自宅サーバをメンテ。たまには freebsd-update fetch なんか掛けてみたりするが、何故かちゃんと fetch しない。
原因を調べてみると、fetch 処理の最初のほうでミラーサーバーを探しているのだが、そこで使われている host とか
dig とかの DNS query 関係のコマンドの処理中に動作が止まっている。さらに調査してみると、nslookup もダメ。
また named が死んだか・・・と思って query 先を外のサーバにしてみるが、やっぱり query 中に動作が止まる。
さらに調査を進めるが、どうも、crypto.so.5.0 を使っているコマンドは、動作が大体危ないっぽい。むう。

いろいろ弄ってみたがどうにもならないので、諦めて freebsd-update で rollback を掛けたら、あっさりと直った。
その状態で update をかけて最新版にすると・・・あ、やっぱりダメだ。再現した。ってことは、freebsd 7.1-release p5 で
提供されているモジュールに、何か不備がある可能性が高い。その辺を手がかりに調べてみると、まさにソノモノな
freebsd の bug が報告されていた。どうも、jail 環境だとダメとかどうとか。p6 を待ったほうがいいな。


5/6

そして今朝もまた、舌の右半分がペンチで挟んだように痛くなって・・・そして、何事もなくなって目が覚める。
今日は、右手薬指の痛みは消え去っていた。手全体に僅かな違和感は残るが、まぁ、これぐらいなら、なんともないぜ。

しかし、舌痛症が収まってないということは、やっぱりまだ体調は治ってない(ぶっちゃけ、低め安定)なんだな・・・。

今日もまた、JARTIC のサイトを生暖かくヲチ。だが、昨日までの死亡遊戯状態は消え去り、今日の高速道路は
恐ろしいほどにガラガラだった。民族大移動は、ようやく終わったようだ。昨日まで頑張ってた人たち、乙でした。


だがしかし、そういうときに限って危険なワナがあるに違いない(?)今日も遠出はせず、洗車&ワックス掛けに興じる。
幸いにも天候は曇りで、クルマを洗うにはちょうどいい天候だった。洗剤で洗って、粘土で下地処理して・・・と。
窓にも、しっかりガラコを塗りこんでおく。ボディがぴかぴかになったところで、一通り点検。オイル量変化なし、
ブレーキフルード量変化なし、ウォッシャ液は補充、LLC は・・・あれ?リザーバの液面が、1/2 → 1/4 まで下がってる。

・・・むむぅ。大した量ではないとはいえ、雁が原での走行を挟んでいるので、無視していいかどうかが、わからない。
ありうる可能性としては、最近はずっと大人しい走行ばかりで、普段から水温があまり上がらないことが多かったから
雁が原でしっかり水温を上げた際、しっかりとエアが抜けたのか?とりあえず水を継ぎ足し、様子を見ることにした。

なお、洗車中に気づいたことだが、サイドミラーのブルーコーティングにキズがついたと思っていたものは、実は
キズではなく、ものすごく硬い汚れだったようだ。水洗いしたあと、その跡はすっかり消え去っていた。助かった・・・


その後、5/9 の某イベントの準備のため、AM 2時過ぎまで原稿作業と印刷作業。印刷直前までは順調に進んだものの、
印刷に入った時点で、ときおり印字結果が薄くなるという問題が見つかった。どうも、プリンターのトナーがハズレらしい。
って、またかよ・・・くそう。あの販売店から買う再生トナーは、どうもダメだな。品質が安定しなさすぎる。次から外そう。

左手首に、謎めいた軽い痒さを感じつつ作業を進め、少し遅めの時間に眠る。ああ、無理したくないなぁ・・・。

5/7

今日から出勤・・・ということを、無意識にプレッシャーとして感じていたのかどうかわからないが。
まだ朝も早く、日も昇りきらぬうちに、左足先の軽い痺れを覚えて目が覚める。反射的に伸びをしようとするが
足が伸びきらない。あれ・・・なんだこれ・・・と思っているうちに、足の先のほうから、ひんやり・・・とした
おぞましい寒気が、体の中心に向けて広がってきて、心臓が早鐘を打ち始めた。う、うわ・・・これ・・・
去年に感じたつらい症状と同じ・・・ともかく呼吸を整え、とりあえずトイレに立つ。だが、足が重い。

うう、なんだかすごくデジャヴなんですけど・・・同じことの再現なんですけど・・・怖い・・・怖いよ・・・
用を足したのち、布団に戻って横になり、努めて不安を感じないようにしながら、心臓を落ち着かせる。
やがて、追加で襲い来る寒気。だが、キンタマセンサーはちぢこまっている。体温の上昇はない。

・・・1時間ほど、布団の中でごろごろしながら症状を観察する。幸い、ここから更に悪化していく感じは無く、
寒気が継続している、ぐらいで収まる。このまま体のこわばりとかに繋がっていくかと思ったが、「風邪?」
というレベル以上の悪化は無い。ある程度安定してきたので、もう一度トイレに立つ。さっきとは違って、
体の重さはそれなりに戻る。しかし、仔細に見れば左半身が少し重く、キーボードを叩く手に違和感を覚える。

ああ、嫌過ぎるけど、症状としては・・・懐かしい(?)。少し考える。ちょっと前から感じていた
右手薬指の痛みとか、左足ふくらはぎの痛みとか、あれって全て、風邪の前駆症状だったのかな・・・
そんな気がしないでもない。熱が出ない(筋肉痛ばかりの)風邪、ってやつだ。昔はそんなの無かったが、
昨年からはそういうのによく罹るようになった。軽い寒気 → 熱さ → 寒気 → 左半身の筋肉痛、ってのを
を繰り返す。そういえば、昨日は下痢だったな・・・それも症状のひとつだったか。不覚。しかし寒い。


出勤。朝方に感じた、なんともヤバい感じはほぼ解消。よかった・・・でも、これで終わりなのか?
気になって、少し調べてみる。あの感覚は、ほかのいかなる病気よりも、パニック障害に近いようにも思えた。
昔からそういうところはあったが、それが形となって出たか。体が重かったりしたのは、運動関係の神経が
目覚めたばかりでまだ眠っていたことによる、金縛りのようなものか。そういう解釈でも、あってそうだ。

左足脹脛の問題は完全に解消。今度は、右足膝と右足脛筋の痛みと違和感が出てきた。しつこいなぁ。


眠い・・・猛烈に眠い。あまり寝られなかったか、俺。今日はまったり寝よう。仕事を適当に切り上げ、帰宅。
風呂に入る前に、少し転寝。起きて体温を測ると、37.0℃。飯後は 36.6℃だったから、やっぱり少し体温高めだ。
08年9月末に治ったと思っていた症状が、いきなりなんの脈絡もなく復活した。そんな感じが、すご〜くしてきた。
風呂に入って掌を見れば、白い汗胞もたくさん発生している。これは・・・わからんけど、まぁ、無理は禁物。

布団へ。最近、軽い腹筋トレーニングを始めたのだが、それから以降、普通に暮らしているときの腰痛が
ほとんどまったく無くなった。背筋とのバランスが崩れていたのか。なんにせよ、嬉しいことだ。


5/8

昨晩は少し早めに眠り、爆睡。いつもと同じぐらいに起床。
昨日と違って、起床後の調子はすこぶる良い。仕事始めのストレスだった?

足の調子は、ふたたび回復中。右足膝下にまだ軽い違和感を覚えるが、
それほど大きな問題でもないと思う。・・・思うったら、思う。


5/9

さて。今日は、楽しいイベントの日。それは、京都の南丹市にある「府民の森ひよし」で開催される
Kyoto 南丹ラリー&痛車祭り。つまるところクルマ系のイベントなわけだが、これまで、自分が走らない
クルマ系イベントにはほとんど出向かなかった私が足を伸ばすことにした理由は、3つある。

  1. これまで一度もラリーをナマで見たことがない
  2. これまで一度も痛車イベントをナマで見たことがない
  3. メロン号がやってくる(ただし、痛車祭りのほう)

三度の飯と同じぐらいクルマ好きを自認する私であるが、その興味は主に、クルマのメカニズムそのものと、
自分のクルマそのものに対してであった。仮に、自分の家の横に 5000万円のポルシェとか 1億円のフェラーリとか
止まっていたとしても、たぶんクルマに興味の無い人が返す反応以上のリアクションを返すことは無いし、欲しいとも
思わない。むしろ、5万円で買ってきたポンコツのサニトラが半分分解された状態で置かれていたりするほうが
ずっと興味を引かれる。そういう意味で、クルマ系のイベントで足を伸ばしていたのは、ほとんどが参加型の
ものばかりであった。ただ、最近はすっかり年を食って丸くなってしまった(?)せいか、まー、別に、
見てるだけでもいいやー、という気持ちが無くもない(笑)。そういう心境の変化もあったりする。


往復は、事前打ち合わせどおり、同じくイベントを見に出かけるタケル号に乗せてもらうことになっている。
いつものように、質/量ともに少し足りない睡眠で起床。だが、体調面で大きな問題は無い。準備を整えていると、
ほどなくタケル氏がやって来てくれた。快適極まりない助手席に乗せていただき、移動中は寛ぎのひとときを過ごす。
・・・いや、普段から車重が軽くて運動性の高い(=落ち着きのない)軽自動車とかコンパクトハッチバックとか
ばかりに乗っていると、たまに乗せてもらう重量級ミニバンの恐るべき快適さが、身に沁みて感じられる。
快適さで言えば、自転車から新幹線に乗り換えたぐらいの違いがある。やっぱり、適材適所、だねぇ。

R9 の混雑を見越して少し早めに移動を開始したが、思ったほどに渋滞は無い。千代原口もスイスイだ。
縦貫道で園部を目指す。老ノ坂を超えて亀岡に入った瞬間に、濃い霧が現れる。懐かしい。早朝に亀岡に来ると
いつも霧に出会う。カプチーノを買うために亀岡に向かった朝も、ジムカーナのためG三木に向かった朝も、
いつもそうだった。亀岡はいつも霧の中。そんなことをゆっくり思う間もなく、あっという間に縦貫道園部 I.C. へ。
園部 I.C. を降りたところの道の駅で、最後の(?)トイレ休憩。駐車場で少し筋を伸ばしていると、少しばかり
勇ましい音と共に、東方痛車がやってきた。ああ、参加者かな?どこか別の場所で見たことがあるような・・・
ああ、そうか。3/21 の名阪Dで見かけたような気がする。たぶん、有名な人&有名なクルマじゃないかな。


その後、順当に県道 19号 → 県道 50号 を抜け、府民の森ひよしへ。園内に入り、誘導どおりに進むと、途中でいきなり
路面の舗装が消え、泥濘路が始まる。交通量が少ないのか、路面はあまり固く締まっていない。雨水をたっぷり含んだ土は
大袈裟に過ぎる凹凸地形を作り、我々を出迎えた。うっわ・・・こりゃ、ウチので来てたら、亀になってたかもしれん(汗)
その後、泥濘の上に下草が生えたようなヤワい駐車スペースに案内されたので、そこで停車し、総員2名は降車する。
車上で見ていた以上に、路面の泥濘はひどい。荒いパターンのトレッキングシューズを履いてきたにも関わらず、
直径1cm 弱の球状の物体でびっしりと埋め尽くされた地面はヌルヌルと滑り、素早く歩くのに難儀を感じさせる。
・・・ってか、この球体の物質って何なんだ?茶色くて、丸くて・・・あ。・・・そういうことなの?(汗)


フン!おにょれ、野生の鹿め。少しでも固いところを選んで歩きつつ、会場内へ移動。まだ開場前ではあったが、
既に多くの痛車がセッティングを終え、ドロドロのボコボコに抉れた地面の上で、それぞれキレイな姿を見せていた。
ラリーのほうは、会場横の道路で行われるようだ。そこがスタート地点。コース図を見てこなかったのだが、この先
何km か走ったところにゴールがあるのだろう。我々は主に、スタート地点でのお見送りが仕事、ってところか。

ざっと痛車を眺めたのち、入口付近にあったメロン号&メロンブックスのブースへ。キレイに磨き上げられて
ピカピカになったメロン号の後ろに、まさにパドックに使っているそのまんまのテントが2つ並べられ、それぞれ
メロンブックスさんの移動販売(?)スペースと、中村さんおよび浜さんの個人展示スペースが作られていた。
もちろん、中村さんと浜さんはスペースに到着済み。昨年度の優勝トロフィー(通称:バルタンせいじん)なども
置かれていたりして、オラオラここはモータースポーツ関係のブースなんだぜ?という雰囲気を醸している。

・・・だが、そんな硬派な雰囲気もここまで(フフリ)

私が本日ここを訪れた最大の目的は、「本日の売り物を作る」ということにある。公式ホームページでも告知されたとおり
ここで、メロン号公式ワッペンの初売りが行われることになっていたわけだが、実はまだ、売り物としては未完成。
中村さんのほうで準備してきた「ワッペン」を、私のほうで準備してきた「イベント配布時用特別イラスト入り封筒」に
入れることで、ようやく予告どおりの商品になる。つまり、この商品は「トップをねらえ!1」のスーパーイナズマキック、
兄弟拳バイクロッサーのブレイザーカノンみたいなもんだ(作ってる最中は『お願い!俺に時間を!』って感じだった)。

油断していると、開幕時間が迫る。急ごう。テントの下で、全日本ラリークラスチャンプと全日本ダートラ3位の栄光を誇る
エース選手達が、一生懸命に商品をパッケージしている。その光景は、冷静に考えるととんでもなく豪華なものである。
そりゃアレよ、例えば、日本の総理大臣と K-1 3位の選手がコミケのお誕生日席で当日製本してるようなもんだよ?

そんな雰囲気に気づいたのか、いつのまにかテント前からまっすぐに伸び始める行列。作業の途中でチラリと顔を上げれば、
なんか、行列が通路幅の 1/3 ぐらいまで伸びていた。ちょwww 大手サークルな気分www しまった、こんなことだったら
冗談でもいいから最後尾札を作ってくるべきだった・・・と思いつつ、自発的に整然と伸びていた行列に少し感動。
見よ!ヲタクは、運営による行列誘導がなくても、かように自発的に規律正しい行動が取れる人たちなのだ!

とか考えてる場合じゃない。販売開始。1人で3枚も5枚も買っていって下さる人も居たりして、製造が追いつかない。途中で、
3月のお披露目でも来られていた方まで巻き込んで、猛烈な勢いでラインを回す。嬉しい悲鳴ってのは、こういうことさ。


しばらくして、行列もだいたい解消し、少し落ち着いてきた。予想通り、加東市の悪魔も来訪。まったりした雰囲気に。
少し余裕ができたこともあり、中村さんからメロンブックスの中の人に紹介いただく。影でコソコソ動いてます、ということで
まずは簡単なご挨拶だけしておこう・・・というつもりだったのに、先方からは仕事用名刺などを頂いてしまったりして大焦り。
反射的にサイフから名刺を出しかけるが、それは本業の名刺だったことをすんでのところで思い出し、止まる。おいおい;

さて・・・これからどうしようかな、ゆっくり痛車を見て回るかな・・・と思ったところで、中村さんから、そろそろ出走が
はじまりますよという情報を頂く。おっと、危ない危ない。駐車スペースの隅のほうへ移動し、ゲートから次々と出発する
痛車・・・じゃない、ラリーカーを眺める。さすが全日本カテゴリーだけあって、エボXなどの新しい車両がたくさん並ぶ。
ただ、ジムカーナと違うところは、車種にけっこう広がりがあるというところ。四駆だとインプが居たりするし、二駆だと
インテRのほかにセリカとかレビンやミラージュ、排気量が下がると Vitz やコルトが居たりもする。この車種でなきゃダメ、
というクラスが意外と少ないようだ。なので、見ているほうとしても、いろいろと刺激があって面白い。なお、特に
気になったのは、新しい車種ほど排気音が静かだった、ということ。古いクルマほどうるさい。技術の進化?

・・・観戦しているうち、左肩に妙な感じを覚える。あれ、なんか、手が上げにくいぞ・・・鎖骨のへんが痛だるい。風邪?

観戦を終えたら、ブース前付近に移動。昼が近づいてきた頃、ワッペンは無事売り切れた。えーっと、配布数は 100枚だっけ?
無名絵師の絵のグッズが3時間足らずで 100枚売れるだけでも奇跡なのに、ここは同人即売会ではない、という条件付き。
いや、メロン号の人気たるや、恐るべし。正直アレだよ、次からジャンルコードに「メロン号」とかできてもおかしくない(違)


その後も、メロン号付近を中心に、うろうろと歩き回ったり、立ち話をしたり。ああ、そう。それだけじゃない。当日、
3台集まったメロン号の近くには、めろんちゃんのコスプレーヤーさんが2名ほど来られていた。それぞれに魅力的な方で
訪問者の方々に笑顔と萌えをふりまかれていたのだが、さらにその後、めろんちゃんの着ぐるみ・・・フガフガ、いやいや、
めろんちゃん本人が来るという超絶サプライズが発生。これにはみんな大興奮。ヴォルテージが際限なく上がりまくり。

メロン号とめろんちゃん着ぐるみの組み合わせはビジュアル的になかなか「すまん、おれもう我慢の限界」(謎)であり、
それはまた、色々なポージングをサービスしてくれるめろんちゃんの中の人のプロ意識溢れまくりんぐな行動によって
激しく加速される。いや、ホントに凄かった。細かい仕草、立ち居座り全ての体の動きの組み立て方の1つ1つが、
「女の子」であった。あのポージングや動きは、中の人が相当研究して編み出されたものだろう。正直、初めて、
女装コスプレを見て感動したかもしれない。とにかく、観客大盛り上がり。中村さんと浜さんも大盛り上がり。



私の表現力が足りないため、盛り上がる様子を正確にお伝えすることは難しい。だから、直接見て欲しい。
是非、メロン号が現れる会場に、みなさん足を運んで欲しい。楽しいサプライズは、そこに必ずあるから。


さて、昼を過ぎ、ラリーの2本目走行の時間が訪れた。さっきは会場からスタート地点を見ていたが、道を渡って
向こう側に行けば、奥のほうの走行が見れるようだ。タケル氏&しもふり氏とともに、道を渡り、丘を越えて向こうの斜面へ。
そこは、右手から左手に向かって一気に坂を下り降りるようなレイアウトの道路が走っていた。左手に降りた道は、そこで
急角度のヘアピンによって曲げられ、奥へと消えていく。その寸前、なにやら停止マークのようなものが・・・って、え?
このコースって、たったこれだけしか無い SS なんだ!な、なんという・・・(汗)まぁ、今日は初日だから、かな。

鹿のフンだらけで腰を下ろすこともできない斜面で、ヤンキー座り体勢のまましばし待つと、出走開始。背後の遠くから
かすかにエキゾースト音やスキール音が聞こえたかと思うと、右手上から現れた競技車が、目の前の坂を一気に下っていく。
一見単純そうでありながら、事前のライン取りによって車体の慣性も変わってくるせいか、それぞれに動きが違っている。
また、同じ車種なら同じラインで同じ動き・・・ということもない。ドライバー&ナビによって、考え方が違うようだ。
直前の直線をアウトすれすれ(ちょっと不安定)に寄って、目いっぱいのRを確保してヘアピンを曲がるクルマもあれば
ヘアピンを多少捨てたように、もう1つ前のゆるい左カーブとヘアピンの CP を直線上に結ぶラインを選ぶクルマもある。
出走ごとにタイム読み上げがあったかどうか、アナウンスが聞こえづらい位置だったのでわからない。だが、もし
それぞれにタイムが読み上げられていたとしたら、短い SS だけに、より面白く見られたんじゃないだろうか。


ラリーの出走が終わったので、再び痛車祭りのほうへ。少しずつ西へ傾く陽光の中、各自が思い思いのひとときを楽しむ。
参加者は、興味を引かれたクルマのところに行ってオーナー様等との会話に興じ、めろんちゃん着ぐるみは、会場をうろうろと
歩き回って被写体になることに余念なく過ごし。私も、平穏なこの空気の中で、日々の暮らしでささくれた心を休ませる。



ただ、朝からずっと座る場所がなくて立ちんぼが続いたため、さすがに足がだるくなってきた。路面が柔らかいため、
足の各関節への負担が非常に少ないことは幸いだった。それにしても・・・3/20 の夜に足がすごくだるかったのは、
あの時もまた、昼から夕方までずっと立ちんぼだったからだろうか。なんだか、そういう気がしてきた。

やがて時が過ぎ、痛車祭りは無事閉幕。ふんふん♪と一人、駐車場に向かって歩いていくめろんちゃん着ぐるみを見送りつつ
こちらもそろそろ帰り支度に取り掛かる。忙しそうに後始末(?)を始めている中村さんに挨拶したのち、タケル氏&しもふり氏と
ともに、会場を後にする。・・・そういえば、今日はしもふり氏の愛車ヴィヴィオを初めてじっくり観察する機会に恵まれた。

実際のところ、VIVIO T-TOP を間近でじっくり見るのは初めてだったのだが、年式のわりに非常に綺麗だったことと、
全体的に軽らしからぬ節度感に溢れていたことが驚きであった。ドアを閉める音とかも、すごく重厚。カプチーノの、
ドアの厚さと重さだけがいっちょまえで、閉める時のフィーリングが軽トラとかわらないようなモノとは比較にならない。
トランクルーム&ダンボール箱専用リアシートもなかなかの容積で、実用性もかなり高そうな感じ。いい買い物だ。


帰り道、亀岡の王将で夕飯を食い、その先でしもふり氏と別れる。我々は、この先で縦貫道を抜けて京都市内へ。
しもふり氏は、この先でデカンショ街道を抜けて加東市へ。距離的には加東市のほうが遠そうだが、信号停止が少ないから
たぶんあっちのほうが早いんでないかな・・・そう思いつつ、超快適なタケル号の助手席で揺られているうち、眠りに。

・・・気づいたときは、既に老ノ坂を抜け、市内に入っていた。あぅぅ、いかん、いかん。日頃の不摂生が・・・
市内の渋滞はさしたることもなく、あっという間に自宅に到着。タケル号とはここで別れる。ありがとうタケル氏。


帰宅後、体脂肪率を測る。一日中立ちんぼで消費した体力と、夕方に王将で食ったオイリーな飯との勝負や如何に。
(というほど早く結果が出るわけじゃないが)その結果は、23.8%。数日前は 25% 台だったのに。測定誤差かな。

足だが、やっぱり疲れた。でも、3月のとんでもない疲労とはレベルが全然違う。まぁ、普通の疲れだよな、ぐらい。
長いこと大人しくしていたから、筋肉が衰えていたのだろう。少しずつ慣らしていけば、またきっと元に戻るはずさ。

昼前から感じていた左肩の痛みだが、まだ痛みは取れない。手の上げにくさはかなり回復したようだ。なんだろうねぇ。



5/10

そこそこの時刻に起床。思ったよりも疲労は溜まっていなかった。少し足が重いかなぁ・・・。まぁ、当然か。


ちょっとした買い物へ。夏を迎えるための資材をあれこれ購入。その帰路、エアコンから噴き出している空気が
どことなく甘ったるいことに気づく。経験上、たぶんエアコンのカビ臭だと思うのだが、LLC が少しだけ減っていたのが
気になる。ヒーターコアからの微量の漏れだったりしたら、シャレにならない。直す手間が大変だ。おいおい、頼むぜ。

さらに、連休が明けてから訪れた本格的な暑さのせいかどうか、nav-u の誤動作がいきなり開始。何度も勝手にリセットが
掛かる。普通は、自動的なリセットだけで復旧するのだが、今回はダメみたいだ。クレードルコネクターの接触不良が
真っ先に疑えるところだが、何回載せ直しても直らない。ああ、これはついに壊れたか、NV-U3 購入の必要ありか、
などと(少し)wktk しながら近くのコンビニで止まり、念のためにピンで手動リセット・・・あ、あっさり回復(汗)

帰宅。どうやら、暑さの訪れは昨日からだったようだ。確か、ひよしは暑かった。というか、熱かった。それは、
園部だけでなく、京都市でも同じことだったようだ。気づいたら、居間に置いてあったストーブは片付けられ、
その代わりに扇風機が置かれていた。でも、最近のパターンだと、またグッと冷え込んだりするんだよな;


カプメンテ。サイドシル内のサビ止め処理に、ようやく取り掛かる。サイドシルのステップを両側ともに取り外し、
先日購入した Noxudol 700 のノズルをステップ取り付け穴から差し込み、万遍なく吹き込んでいく。サイドシルは、
中央に仕切り板(補強板)が入っており、その内側と外側の両方に防錆ワックスを吹き付けないといけない。なので、
ステップ取り付け穴の中に見える仕切り板をよーく観察し、仕切り板にあいている穴を避けたり通したりしながら
ノズルの先をうまいぐあいに誘導し、なるべく漏れのないように処理してやる。さらに、サイドシル後端については
ホイールハウス内にグロメットが付いているので、これを外して中を鏡で覗き込み。万遍なくスプレーする。
ちなみに、中を覗き込むと、やっぱり鉄板の縁を中心に軽いサビが発生していた。まったく、よく錆びるなぁ。

ちなみに、今回処理に使ったのは最近購入した Noxudol 700 なのだが、液体の色が、白色半透明になっていた。
あるぇ?以前の Noxudol 700 は、褐色がかっていたはずなのに。今のは、まるでスプレーグリスにしか見えない。
よーく振ってみるが、やっぱり色は変わらない。たぶん、成分が変わったんだろう。効能も変わってたりして。

一通り、サイドシル内を処理。Noxudol 700 は、まだ 3/4 ぐらいにしか減っていないようだ。意外と消費しない;


サビ処理後、サイドステップを元通りに取り付けたら、ヘッドライトを磨く。少し曇りが出始めた程度だったので、
鏡面仕上げ用コンパウンドのみで磨く。実際のところ、これで充分。ライトはふたたび、黒い輝きを取り戻す。

夜。左肩の調子はまだ戻らない。あまりに変な感じなので、マッサージ座椅子に座ってしばらく肩揉みをしていると
親がやって来て、肩を指で押し始める。10秒ほど探ったのち、ありえないぐらいに左肩が凝ってる、と言われる。
うっへっへ・・・まぁ、肩が凝るような作業の心当たりがありすぎて、なんとも答えられない(汗)マッサージ継続。


5/11

・・・仕事をしていると、憂鬱になる。すごく憂鬱になる。とにかく憂鬱になる。ヤバいぐらい憂鬱になる。やる気0。
だが、止めるわけにもいかない。乗らない気分を強引に乗せ、なんとか定時までは頑張って仕事をこなす。

5月頭に発生した右足の違和感は、未だに続いている。そして、なんとなく痛い。更に、おとつい発生した
左肩と左腕の痛だるい感じも、まだ継続。おまけに、何故か眠さが爆発中。昼間に眠い。ああ、寝たい・・・

なんとか仕事をやっつけ、帰宅。右足が、違和感を通り越し、少し痛い。ああ、いやだ。ああ、いつまで続くか。


5/12

また、まだ暗い未明の時間帯に目が覚める。眠り始めてから、せいぜい3時間。2回目のレム/ノンレムサイクルで
脳が起きてしまうようだ。ここから体調不良が始まる経験を何度もしているので、慎重に状況を判断しようとしてみる。

・・・とりあえず、体がおかしい感じは無い。ただ、軽い動悸がする。なんとなく「風邪か?」と思ったが・・・
やっぱり、軽いパニック障害?かもしれない。仕事が嫌で嫌でしょうがない。そんな思いを抱え続けているせいか。


仕事。ひたすらキーボードを叩き続けるが、どうにもそれが辛い。いまひとつ、運指が滑らかに感じられない。
・・・俺、そんなに今の仕事が嫌なのか。というか、実際のところ、すごく嫌だ。かつて「面白い仕事」と感じていた
部分は消え去り、いまや単なる外注管理役、いや、残務整理役に成り下がった。なんで、こんなに落ちぶれた?

まぁ、あまり考えるまい。雑念を払拭し、仕事に励む。それにしても今日は、右手が少し痛だるい。色々、使いすぎ。
少し休ませてやりたい・・・というか、壊れる前に必ず休まないといけないだろう。これから夏にかけて、大変だし。

夕方に差し掛かる。いきなり、鼻水がズルズルと出始めた。うわ、朝のアレはやっぱり風邪の前駆症状だったのか?
新型インフルエンザの話がガンガン出てきているこの頃であるからして、はやいとこ家に帰って休みたいところだ。


帰路。右足は相変わらず軽い違和感が続いているが、いつものハムストリング(膝内裏側の少し上の筋)に湿布を貼ったら
いい感じになった。その場所を指で軽く押し比べてみると、左は痛くないが、右は少し痛い。炎症起こしてるかなぁ。

閑話休題。そういえば先週の南丹で、A-bike を持っている人を見かけた。個人的に、観光時の移動性能を上げるために
カプに積み込んでおくために欲しい自転車なんだけど、思っていたよりも全然大きかったことに驚いた覚えがある。
うーん、どうなんだろう。乗り心地とかも試してみたい。って、まずは体重を削らないとアレなんだけど;>耐荷重スレスレ


5/13

・・・今日もまた、早朝に目が覚める。やっぱり体調は特別おかしくはないけど、ちょっと寒さは感じる。
特に、右手が寒い。・・・って、布団の外に出していたためか。残念ながら、冷えやすい体質はまだ治らず。
その後もう一眠りしたが、また、次の夢を見ているときにそのままスッと目が覚める。そのときは、軽い動悸;

出社。右足の調子は回復してきたが、どうも、全身ダルめ。やっぱり、朝感じたように、風邪気味のようだ。
あー、ちょっとイベントに行かけたら、すぐに体調が崩れ気味になるようになったなぁ;弱い子かよ、俺。

定時退社。自宅に帰りついたら、窓を開けて冷たい空気を部屋に取り入れつつ、溜めすぎた日記書きに励む。
メモ書きから記憶を呼び戻しつつ文章を起こしていくが、ふと、腕に鳥肌が立っていることに気づく。いや、
別に病気ではなく、純粋に、窓から入ってくる風がクソ寒いのだ!昼間は暑いのに、日が暮れたらコレかよ!

ちょいと、カプの車内に置きっぱなしにしていた荷物を取りにいく。ドアを開けると・・・うっぷ、キャビン内が
ものすごくケミカルくさい。・・・たぶん、サイドシル内に撒いた Noxudol のせいだ・・・どこからマワってんだ;
つまり、サイドシルと車内ってすごく・・・繋がってます・・・ってことか。簡単に結露でもなんでもしそうだな。
さておき、この匂いはたまらない。とりあえず、シートなどにファブリーズをぶっ掛けまくっておく。

右足の調子は、ようやく良好に戻ってきた。結局、ハムストリングの疲労、みたいな感じのようだ。
たぶん、発端は雁が原でいきなり酷使したためだろう。少しずつ戻さないと、って、難しいな;


5/15

今日は、嫌な感じの早朝覚醒がなかった。これはすごく快適〜とか思ったが、むしろ風邪っぽい。頭が痛い。くっそう。

それにしても・・・足の件も含め、これまでずっと出ていたイロイロな自律神経失調の器質面での症状が、
最近はかなり減ってきた。日記には細かくメモしているが、その頻度とか影響力の強さは、以前とは比較にならない。
・・・なんてことを考え出すと、また、舌が僅かに痛くなってきた。いかん、良かれ悪かれ、気にしたら負けだ、負けなんだ。

そういえば、リビルドエンジンに積み替えてから2年経ったなぁ・・・ということを思い出す。そろそろ、
メタルヘッドガスケット交換作業を検討しよう。前回はいつものメカさんにお願いしたが、今回は自分でやってみても
いいかなと思っている。一度、自分の目で、エンジンの状況をしっかりと見ておきたい。ただ、事前準備が必要なので
実際に行うのは、9月の連休あたりになるだろうか。オーバーヒートしたわけでもないので、ヘッド/ブロックの合わせ面の
歪は、たぶん無いと思っていいはずだ。となると、作業をする上での難関は、ヘッドガスケットを剥がしたあとの汚れを
キレイに落とす作業にあるんじゃないかと思っている。万が一の失敗を避けるため、いいスクレーパーを買わないとな。
あー、あと、ヘッドボルトを締め付けるための、それなりの精度のプレート型トルクレンチも買わないといけないか。


5/16

明け方、トイレに行きたくなって目が覚める。ふらふらと立ち上がり、ドアの取っ手を左手で押し下げると、いきなり
左手の親指〜中指に、ビィーン!とした痺れが走る。反射的に取っ手から手を離すと、痺れは元に戻る。むー?寝ぼけた
頭を懸命に巡らせつつ、両手をぐぐぐーっと反らす。すると、左手だけこんな症状が出る。・・・こりゃあ、おもいっきり、
手根管症候群だぜ。このところ、キーボードを叩きまくっているせいか。体が「ムリスンナ」と言ってる、ってか。

深く考えず、二度寝し、起床。手の調子は戻ったが、全身の調子が悪い。熱を測ると 37℃弱。軽い風邪か・・・むう。

そこそこの時間に起床。さぁて・・・今日は、何をしようかな。来週はまた遠出をする予定だから、整備をするか。

というわけで、予防整備の一環として、燃圧レギュレータ交換。レギュレータ自体は1年ぐらい前に購入していたのだが、
「別に壊れてるわけでもないし〜、燃料系統だから作業すんの面倒だし〜」という理由で、今まで交換せずに放置していた。
このままの調子だと、廃車になってもこの部品だけ新品で残ってることになりそうだ。そろそろ、重い腰を上げる。

まるまる一週間エンジンを掛けていないから、フュエールラインの圧力はすっかり抜けている状態。一応、タンクの
フィラーの蓋を開けてベーパー圧を抜いておく。注意するところはその程度で、作業自体に、特に難しいところは無い。

燃圧レギュレーターの上を走っているブローバイ処理用のパイプとインマニ/ヘッドの接続部を外してパイプを横に退け、
デリバリーパイプに 10mm のボルト2本で固定されているレギュレータを外す。狭い場所なのでどうかな、と思ったが
10mm のメガネさえあればボルトを緩めることは可能。あと、レギュレータの下のパイプに燃料のリターンホースが
くっついているが、このホースは長さに余裕があるので、レギュレータをデリバリーパイプから外してからのほうが
ホースクリップおよびホースの着脱がしやすいと思う。とにかく、そうやって古いレギューレータを外したら、新しい
レギューレータを逆の手順で装着。デリバリーパイプに差し込む部分の Oリングには、シリコンスプレーを吹いておく。
適当なトルクでレギューレータを締め付けたら、先ほど外した配管類を全て元に戻し、作業は全て完了となる。




ふぅ。思ったよりあっさり終わってしまったよ。ついでに、他の作業も・・・あ、クラッチペダルの高さ調整をしよう。
クラッチが切れる絶対位置は悪くなかったので、ペダル付け根にある遊び調整ボルトを少し伸ばし、アソビを減らす。
あと、できればクラッチペダルのアームを少し曲げ、ブレーキヘダル側に寄せたかった(フットレストとクラッチペダルの
クリアランスをもう少し広げると、足の動きがもうちょい楽になる)が、車上ではちょっと無理な作業っぽい按配;

調整を終えたので、買い物ついでに外出して確認。結局、シートを1ノッチ前に出すと、クラッチペダルを含め、
各ペダルはすごく操作しやすい感じになった。そのかわり、シフトレバーが少しだけ近くなるので、慣れるまでは
手の位置が合わず、キモチワルイ感じがした。だが、しばらくその状態で乗った後にシートを1ノッチ後ろに戻すと、
近いのに慣れたせいか、今度はアクセル/ブレーキペダルの位置を遠くに感じる。うーん・・・難しいなぁ;


帰宅。右足膝の調子が、またいまひとつ良くない状態に戻ってきた。対処すべく、安い膝サポーターを買ってみた。
その効果を知るべく、早速装備し、中腰になってエンジンルーム内を清掃する。カプを購入して約 10年、これまで
外装を磨くことはあっても、エンジンルーム内を磨いたことはほとんど無いに等しかった。薄汚れが溜まってきた
エンジンルーム。機能的には問題ないが、さすがに、美観的にどうよ・・・という感じがしないでもない。ちょうど
使い道の無くなったフクピカがたくさんあったので、これを使ってバルクヘッドなどを磨いてやることにした。

結論としては、膝サポーターもフクピカも、恐るべき(?)威力を発揮。あれだけ薄汚れていたバルクヘッドなどは
かなりキレイな状態に戻った(しかも、ワックス状のコーティングまで実施)し、右足の違和感もまるで発生せず。
・・・世の中には、本当に便利な道具というものがいっぱいあるものだ・・・もっと、見識を広めなくては・・・


夜。飯を食った時点で猛烈な眠気が襲ってきたので、久々に、TV 前のソファーで爆睡。ちょっと、毒が抜けた。
うーん、単に、寝不足(?)が溜まっているだけかもしれない>全体的に体調がよろしくない理由。

あと、背中の肩甲骨〜背骨の間の筋肉が、少し痛い気味。最近、姿勢が悪いと、ここが気持ち悪くなる。気をつけよう。


5/17

腹が痛くて、夜中に2度も目が覚める。最終的に目が覚めたあとも、なんか風邪っぽい不調を感じる。
うーん、先週はこれほどキツくなかったのに・・・ひょっとして、天候が悪いから体調も悪い、って関係?

・・・さて、今日もまた、カプいじり。来週の遠出の前に、できるだけ不安材料は無くしておきたい。

というわけで、今日は点火時期の再調整。主に、排気温度対策でちょっとだけ進めていた点火時期を、F100 キットの
規定値に戻す(BTDC 8°→ BTDC 5°)。EA11R のノーマル ECU を一時的に接続し、アイドリングをちょっと下げて
イニシャルセット端子を短絡したのち、オヤジから借りたタイミングライトをつかって、ぴったり5°に調整。

体調不良(風邪っぽい)ではあったが、結果を確認するため、とりあえず外出。いつもの周回路に乗って、高負荷時の
排気温度をチェック・・・するつもりだったが、京都東 I.C. から大阪向きのランプウェイを上る途中、意味も無く見た
ナビの VICS インジケーターは、渋滞の存在を示していた。あれっ!?と思う間もなく、駆け上った名神高速の
南行きの一車線が規制され、停滞が発生している光景が視野に入る。あ、そうか・・・しまった・・・(汗)

高速に入るまで全く気づかなかったが、そっか、集中工事だった・・・(汗)大規模な事故かと思ったが、
あくまで集中工事だから、まぁ流れるのは流れるだろう。早々に状況がわかったので、とりあえず安心して
ノロノロ運転に参加する。少なくとも京都南までは渋滞が続くかと覚悟していたが、山科 BS を過ぎて少し
進んだあたりで、いきなり渋滞は解消。京都南に辿りつくまでに、段階的に速度が上がっていく。丁度いい。

なお、渋滞している区間はずっと左側車線が規制されていたのだが、流れの悪い渋滞にシビレを切らしたと思しき
3ナンバーの大型セダンが1台、パイロンで制限されている左側車線に入り、人目も気にせず爆走していった。
・・・どれだけ急いでいるのか想像はつかないが、さすがにそこまで露骨な反則技は、あかんやろう・・・(汗)
確かに、左側車線はパイロンで閉じられているだけで、中では何にも行われていなかった。どこから作業を
しているのかはわからないが、何もやってない区間は規制外しとけよっていう気持ちはわかるけどさ。


それはさておき、肝心の排気温度。ざっと見たところ、加減速なしのパーシャルアクセルを維持した状態だと
よわkm/h で 600℃、ぬぬわkm/h で 700℃。ぬあわkm/h で 750℃弱といったところ。800℃に全然届いてない。
開けた区間を見つけて5速全開加速も試みる。800℃は超えても、850℃ を突破しなさそうな雰囲気がある。

・・・あ、あれ?点火時期を元に戻したというのに、なんでこんなに排気温度が低くなってるんだ?(汗)
タービンを変えた直後ぐらいの記録などを辿れば、BTDC 5°なら、パーシャルでも 800℃に届くのは普通だった。

ってことは・・・やっぱり、燃圧レギュレーターが経年劣化を起こし、燃調が少し薄くなっていたのだろうか?
それを裏付けるかのように、BTDC 5°に戻しても、低速でのツキも全然悪くない。以前は、多少悪かったはず。
結局、ようやくこれでスタート地点に戻ってきたってことか。安心感がある。あとはメタルガスケットだけ、だな。


戻り道。まっすぐ京都まで戻ろうと思ったが、大津 I.C. から先で停滞が開始。この先、京都東 I.C. を超えて
渋滞が続いている・・・という惨状を考えると、大人しく渋滞に参加するのも癪だ。丁度、大津 I.C. 手前で
渋滞に捕まったので、I.C. を抜けて一般道に降りる。だが、同じようなことを考えたクルマが多かったのか、
一般道もまた混雑(汗)ダメだなぁ。こういう、「渋滞に巻き込まれた後」では、VICS はまったく無力だな・・・
渋滞情報が更新されないので、渋滞の解消に合わせた回避行動が取れない。渋滞に巻き込まれる前で
まだ選択肢がある状態だと、かなり有効なんだけど。巻き込まれた後だと、脱出方法がわからない・・・

そういう意味で、スマートループはかなり強力なんだろうなぁ、と思う。ちょっと、食指が伸びる>AirNavi


そんなことを考えているうち、頭がだんだん痛くなってきた。なんとなく熱っぽさも強くなってきた。ああ、まずい。
風邪が悪化してきた。とにかく、早く帰らなくては・・・逢坂峠を抜けたら、裏道を駆使して渋滞を避け、とにかく
GS へ。燃料計の針は、真ん中の目盛りの上端に針の下端がくっつくぐらいの位置へと下がっていた。この状態で
満タンにすると、約 13L 給油できる。平均燃費から考えると、最初の 6L ぐらいはほとんど針が動かず、そこから
一気に針が下がるようだ。以前は、そこまでF付近では粘らなかったと思うんだけどな。なんか、仕様が変わった?
できるだけ早いうちに、E付近での針の位置と残量の関係を、しっかりと確認しておかないといけないな・・・。



また、給油した結果から燃費を計算。燃料の消費量が少なかったこともあると思うが、燃費が少し悪いような。


その後、体調が崩れることもなく、帰宅完了。クルマを降りる。渋滞に巻き込まれたこともあり、かなり長い時間
座席に座りっぱなしだったのだが、意外なぐらいに腰の調子が良い。足もいい調子。ちょっと、気分がいい。

調子に乗って、エンジンルームでちゃんと汚れがふき取れていなかった部分を、さらにフクピカで磨く。
すると(?)今度こそ、熱が出てきた。37℃少々。家に戻る。筋肉の微かなピクピクも出てきた(汗)


風呂に入り、飯を食って、眠る。寝る前に、腹筋とハーフスクワットを軽く実施。また、スクワットのほうは
しばらく大腿に疲労が残る。まぁ、それぐらいがちょうどいい負荷か。自転車で大腿を鍛えたほうがいいかな。

まだ調子の悪いときもある足の負担を少しでも軽くするため、歩く姿勢を少し考え直す。これまで、頭を上げて
歩くような歩き方に切り替えてきたが、これは必ずしも良いことではない、と思うようになった。というのは、
頭を上げて歩くと、歩くときの衝撃荷重を、どうしても踵で受けることになる。これは、膝に良くないことらしい。
本来、足の指とアーチ全体を含めて荷重を受けないといけないそうだ。そのためには、胸を張って反り返り気味より
僅かに俯き気味のほうが良い。また、それ以上の問題は、京都の歩道は凹凸が激しく、足の直前をしっかり見ないと
微妙な地面の高度差によって足が予定通りのタイミングで地面に付かず、関節に無駄な衝撃が入ることが多いのだ。
散歩用の歩道なんかは全然問題ないのだが、車道に付随する歩道は、とにかく凹凸がひどい。たぶん、設計者と
施工者は、歩道なんて実際に歩いたことがないんだろう。そうとしか思えない。なので、足元注意が必要なのだ。

眠る前、ふと、左耳の内耳に妙な感じがあることに気づく。顎を上下に動かすと、なにやらガサガサと鳴っている。
耳垢でも溜まってるのかと思ったが、耳かきでほじってみても何も出てこない。中耳炎になってたらヤだな。さっさと寝る。


5/18

果たして、体力があるんだか、無いんだか。眠って起きると、あっさり熱は引いた。耳の調子も元に戻った。よしよし。
しかし相変わらず、背骨両側の筋肉の軽い痛みは残っている。筋肉痛か!それなら!サロンパスを貼って対処!えい!

とりあえず、右膝下の違和感が(ようやく)収まってきたのは良いことだ(代わりに(?)両膝の関節が少し痛い)。
だが、だからといって全身 OK とはならないのが難しいところ。今日は、右手がとても疲れ気味。箸を使ったりすると
すぐに手が疲れる。日記の遅れを追い上げるため、間断なくキーボード叩きまくっているのが原因だろうと思う。
そう思いつつも、帰宅後、ごにょごにょとキーパンチし続けると、やがて右手がたまらなく痛くなってきた。限界!

帰路といえば、やっぱりまだ、右足膝がちょっと痛い&変な感じ気味という問題は残っていた。実は、左足膝も
わりと似たような感じ。完治までにはもう少し時間がかかりそう。たぶん、ハムストリング・・・どこで痛めたか。


5/19

また、早朝覚醒。他覚症状がないレベルの左手の振るえと、僅かな動悸を感じる。そろそろパターンが判ってきたから
さすがに焦ることはなくなってきたが、漠然とした不安感だけは拭い去れない。まぁ、不安感が症状を呼び、症状が
不安感を呼ぶ・・・という関係があったりもするから、あまり考えすぎないことが大事。キニシナイ、キニシナイ。

右手の痛みは治まった。やはり、使い痛みか。フェルビナク塗れば一発だった気もするが、副作用が怖い。我慢。
一方、風邪っぽさは治らず。大した症状ではないが、どことなく不調。そのせいで、筋肉の軽いピクピクも出ている。
全身が、なんだかダルい。ただ、全身ダルいといっても、今までのような落ち窪むようなダルさではない、普通なダルさ。

この時期、間違ってもインフルエンザだけはは拾いたくないな。三度の飯をしっかり食って、体力維持に努める。


5/20

そしてまた今日も、あまり眠れないまま朝を迎える。なんともいえないダルさが抜けない。つらい。
体の重さを強く感じる。そして、まだ相変わらず、右膝下に違和感あり。何が原因なんだかなぁ。

仕事を終えたあと、遠い地に転勤になる後輩と、王将で最後(?)の食事会。寂しくなるなぁ。
なにか餞別でも渡してやろうと思ったが、長い間貸しっぱなしになっていた本を色々返された。
そのせいで、帰り道の荷物が恐ろしく重くなる。自宅最寄のバス亭からの上り坂を登っているうち、
そりゃもう、ものすごく息苦しくなる。飯くって、消化器系に血が回ってるせいか。爪が白っぽい(汗)

帰宅後、風呂場で軽くトレーニングしたあと、メロン箱に貼り付けるイラストを書いたところで、
ゲーリースタート。天一 → ゲーリー、王将 → ゲーリー。でも CoCo壱 → 平気。やっぱカレー最強だ。


5/21

寝不足が続いている。いつもどおりに起床するが、全体的に睡眠が足りてないようで、しばらくの間
目が霞んでピントが合わなかった。・・・ビタミンA不足?えーと、にんじん?ブルーベリー?食べないとなぁ。

その他、朝から左親指の関節が、軽く痛い。右親指にずっと感じているものと同じ痛みだ。そういえば昨晩、
左腕全体に、温風を吹き付けられているような軽い暑さを感じたんだけれど、それと関係しているのだろうか?

足腰については、ちょっと左腰・・・というか左尻が痛いが、右足の調子は良好になってきた。どうやら、
膝サポーターが効果を発揮しつつあるようだ。減らない体重が、膝に負担をかけているのだろうか(反省)

帰路。そういう感じで右足は結構良くなってきたが、それをかばう左足先にまた、妙なものを感じたり(汗)
なお、昨日みたいに息苦しくなることは無かった。やはり昨日は、王将効果(?)か。なんだかなぁ。

仕事から帰宅。ふと、カプチーノの下を覗き込むと、運転席側サイドシル後ろにある板金用の位置決め穴から
Noxudol 700 が少し垂れていることに気づく。この穴って、サイドシルを構成する3枚の鉄板がしっかり合わさった
ところに空けられている。だから、シーリングがしっかりしているかぎり、ここから液体が垂れてくることはない。
・・・ってことは、サイドシルのスポット溶接の間が少しずつ開いてきた、ってことだろうか?やだね、やだね。


5/22

ずっと睡眠不足が続く。なんだろうなぁ、「眠いけど眠れない」魔法を掛けられてしまったようだ。

そのせいか、最近は右手全体に僅かな違和感を感じる。指は以前よりもずっとよく動くし、器質的に
問題が出ているというわけではない。ただ、なんか、「違和感」という言葉でしか表現できないもの。
それと比べれば、何の脈絡もなく、手足の先が痒くなることがあったりするほうがずっと深刻か。
その痒さは、何もせずにしばらく放っておくと、10分経たずに収まってしまう。血の巡りがよくなってきた?
しかしながら、爪の色はなんとなく悪い(少し白い)。疲れやすい。動悸がおきやすい。コレも全部、
なんだか延々と引き続けている感じのある、風邪のせいだろうか。舌の右側が、いくらか痛む市・・・。

帰宅。少し前にヤフオクで落としておいた、フューエルリッドオープンソレノイドが届いていた。前回購入したものより
少しだけ高いが、品物としての確実性を重視して手配した。早速、今装着しているソレノイドを外し、交換する。

まず何より、ワイヤーの品質が全然違うことに驚く。今回調達したソレノイドのワイヤーは、捻ったワイヤーを更に
捻りながら束ねたような構造になっていて、金切りバサミで簡単に切断することができない(今つけているワイヤーは
わりと簡単に切れる)。これだけでも期待大。なんとか頑張って切断し、ワイヤーエンドを圧着して交換を完了。

成功の予感を覚えつつ、安定化電源にソレノイドをつなぐ。最初は妙に引きが弱く「・・・またハズレ?」と焦ったが、
安定化電源の設定を間違え、供給電圧が半分ぐらいになっていたことが判明。規定の 11V 程度に設定してみると、
激しい「ガチン!」という音を立てて、ソレノイドはロック機構を一杯のストロークで引っ張ってくれる。すげー・・・

念のため、ソレノイドの直流抵抗を測っておく。やっぱり、全然違う。いままで使っていたものは 1Ω台だったが、
今回購入したものは 2Ω台(トランクオープンソレノイドと同じ)。巻線の巻き数が全然違う予感がしてきた。


早速、車体に装着。試運転してみるが、当たり前のようにサクサク動作。くっそ、最初っからこうだったら・・・

なお、ソレノイドの固定位置は、ここ。ガソリンパイプ保護用のアルミガードは外してあるが、特に問題ない。




5/23

・・・さて。今週末は、TSタカタ(広島県安芸高田市)にて「全日本ダートトライアル」が行われる。

「メロンブックス・ラリーチャレンジ 2009」第2戦の舞台となるこの大会は、全5戦の 2009年度メロン号
参戦試合の中でも、関西近郊で行われる貴重な試合の中の1つ。他の試合は、九州や北海道など、ちょいと
距離が離れている。正直、見に行くことができるかどうかがわからない。いや、たぶん見に行けないだろう。

というわけで、余程のことがない限り、この試合だけは万難を排して見に行く必要があった。


幸い、仕事関係の忙しさは落ち着いており、廃すべき「難」はプライベートな問題のみ。このところ、ずっと
どうも風邪っぽい症状を見せる体調不良が続いている。折りしも、近畿では新型インフルエンザが流行の兆しを
見せ始めており、いろんな意味で緊張感溢れる状態。もし万全の状態であれば、朝から出発して午後はゆっくり
三次で「朝霧の巫女」の聖地巡礼タカタで練習走行を眺め、宿泊はメロン号関係者宅にご厄介になる予定だったが
万が一にも、変な風邪を関係者各位に広めるわけにはいかない。安全を取り、本日は現地宿泊のみで、単独行動とした。

そうなると、出発は結構遅い時間でも大丈夫。昨日までの疲労を取っておく意味で、できるだけ遅い時刻に起床。
会社近くのローソンで買っておいた観戦前売り券を荷物の中に入れたことを確認したら、13時過ぎに自宅を出発。


自宅を出て京都高速に乗るまでの間、忘れ物がないことを再度暗唱。燃料は・・・先週入れて、今はFの位置。
着替えは・・・予約した宿の目的地設定は・・・うんうん。問題ない、はず。クルマの調子も、特に問題無い。
オールグリーンであることを確認したら、すぃ〜っと京都高速のランプウェイを昇る。相変わらず、交通量の
少ない道路だ。今は全線 250円@ETC になっているので、結構オトクなんだけど・・・それでも、ダメだね。
一番重要なお客さんであるはずの稲荷山T.N. 利用者が全然少ないという時点で、まだまだテコ入れ不足と見る。

京都高速を抜け、久御山 J.C.T. → 京滋 B.P. → 大山崎 J.C.T → 名神へ。休日昼下がりの高速道路なんて
久しぶりに走るので、交通量的にどうかという心配はあったが、特にどうということは無く。順調に南下を続ける。
ほどなく辿りついた吹田 J.C.T. で、中国道にスイッチ。こちらも、特に混雑もなく、順調に流れている。渋滞名所の
宝塚 T.N. も、軽い平均速度落ちしかない。到着の遅れを妨げる外的要因は全てクリア。あとは、頑張って走るだけ。


意外と交通量の多い中国道を進み、赤松 P.A. へ。現地で頑張っているナカムラさんから届いていたメールを処理しつつ
トイレ休憩。ついでに、長旅の友となる適当な飲み物(番茶とか緑茶とか、カフェイン成分の多い飲み物)などを
補充しようと思ったが、心を動かされるナイスな飲み物が見つからなかったので、とりあえずパス。

・・・それにしても、中国道の P.A. は良い。なんというか、いまひとつ垢抜けていない感じが良い。
北陸道の北鯖江 P.A. のように、赤松 P.A. の建物もそれなりに明るく近代化改修されてはいるものの、周囲に
濃い色の葉を重く纏った木々が鬱蒼と茂っているせいか、全体的に薄暗い雰囲気が漂っている。それが、どことなく
高度経済成長の頃独特の「無理して明るさを装ってみました」的なネオレトロ感を漂わせ、味わい深い。


ひたすら西方を目指す。出発してから、空はずっと曇天のまま。雨が降るでもないが、晴れ晴れした気分にもならず。
気分を上向きにして残る道程を走り抜けるため&再び届いたメール処理のため、加西 S.A. にて、またもや休憩。
今度はちゃんと、飲み物を調達。その途中、加西 S.A. の 2F に無線 LAN スポットがあることに気づく。
ただ、FREESPOT ではなく、フレッツか Yahoo!BB か、いずれかっぽい。残念ながら、ウチのネット契約は
関電だから、これらの恩恵にはあずかれない。関電も、何かこの辺うまくやってくれないだろうかな。


加西 S.A. を出て、西方へ向かう。山崎と佐用付近で、中国横断自動車道の接続予定地らしい看板を見かける。
鳥取と姫路を結ぶ縦貫道だそうだ。姫路はさておき、鳥取って・・・どこの都市につなぐんだろうか。正直、米子以外に
鳥取にどんな都市があったか、記憶にない・・・。地域格差解消のため、適切な間隔で高規格道路を作ること自体は
とても良いことだと思う。ただ、それがどれほどの経済効果をもたらすのか、考えるほど判らなくなる道路もある。
交通需要が少なくても、険しい自然条件の地に高速鉄道を通すことは、それによって培った鉄道関連の技術を輸出できる
可能性があるので、やり通す価値がありそう。あるいは、道路建設もまた、そういう展開が目的なのだろうか。長大な橋梁や
隧道を建設したゼネコンは、その後、海外からの仕事の受注を加速させたりしているのかもしれない。また、調べてみよう。


勝央 S.A. でまたもや休憩。このあたりまではそこそこ順調だったが、少しずつ、最大の逆境「腰痛」が訪れてきた。
こういうのは、ヤバくなってから休憩しても間に合わない。少しでも違和感を覚えた時点で、さっさと休憩を取って
クルマから降り、周辺を歩き回って血行を良くして(?)対策してしまうに限る。早めに消火すれば、問題は出ない。

GW 中の雁が原往復でも最大のネックになった腰痛だが、それでもあの頃よりはずっと改善されてきているようで、
違和感を覚え始めたのは、結局、スタート後2時間半ぐらい。倍ぐらいは耐えられるようになっている。だがしかし、
現地まではまだまだ遠い。これぐらいで疲弊してもらっては困るのだよ!ということで、運転しながら色々と工夫。
その結果、クラッチを踏んでいないときの足の休憩位置を、足を伸ばしてフットレストの上 → 足を曲げてフロアの上
へと変更することで、ほとんど何も感じずに済むことを発見。足を伸ばした体勢だと、腰に繋がる筋肉に対して
無用な緊張を強いてしまうということだろうか。ともかく、これ以後、腰痛の問題からはすっきり開放された。
・・・ってことは、クラッチの高さとか、フットレストの高さとか、まだまだ全然正しくないのかなぁ。要調整。

やがて、岡山道への分岐を越え、北房 I.C. を通過。備北サーキットがすぐ近くにあるので、なんだか印象深い。
大佐 S.A. を通り過ぎると、ようやく目的地の高田 I.C. が近づいてきた。休憩を入れまくったせいで、到着予定時刻は
かなり遅れ気味。交通量が少ないこともあり、ここから先は遠慮せずペースを上げていく。最後のトイレ休憩のために
七塚原 S.A. に立ち寄ることだけは忘れないようにしたものの、なんとか 17時半過ぎには高田 I.C. に到着する。
京都から、ほぼ4時間ぐらいか・・・確か 300km 少々だったはずだから、平均 80km/h か。休憩入れすぎだ(汗)


高田 I.C. を降り、突き当たりを右折。またすぐに現れたY字路を右折すると、そこは道の駅。駐車場に入ると、
帽子から髭から服装まで黒づくめの怪しげな風体をした人物が、パンツじゃなくてズボンを履いたキャラクターを
側舷に纏ったとてもうらやましい怪しげなデザインのクルマの横で手を振っている姿が見える。やあやあ、あれこそは
ナカムラさんとストパン号(仮名)じゃあありませんか。練習走行を終えたのち、私が到着するまで待っていて下さった
そうだ。いろいろ気を遣わせて申し訳ないと思いつつ、サポートの皆様を交えて、本日の結果 etc. について談笑。
曰く、練習走行の時点でクラス 3位だったそうだ。当然ながら、これがそのまま明日の順位になることは無いが、
少なくとも希望は見える。実際、ナカムラさんも満更ではなさそうな雰囲気だった。明日は、楽しいことになるかな。

到着当時はストパン号(仮名)ともう一台のサポート車両(堅気な SX4)だけが来られていたが、しばらくすると、
ハマさんがメロン号でやってきた。そ、それにしても、競技エリア外で見るとやっぱり、どえらく派手な車両だな・・・(汗)
自分の感覚が完全に麻痺していたことを、改めて思い知る。相変わらず快活な好青年、ハマさんとご挨拶。本日の走行での
手ごたえは、ご本人も充分にあった様子。明日は、けっこういい成績が期待できそうだ。見に来た甲斐もあったというもの。

あと、偶然にも、この場にはもう1名、メロン号スレの住人の方が来られていた。私の横の駐車スペースに、いつのまにか
クリーム色のおフランス車がやってきて停車したのだが、その中の人が、いつもアレな写真でお世話になっている人だった。
3月の名阪でもちょっとだけ遠くから眺めた車両だが、改めてじっくりと見せていただく。詳しくはわからないが、いわゆる
ネオレトロなルノー・5をベースとした車両(ルノー・エクスプレス)らしい。形状的には、ミラ・ウォークスルーバンが
尖がることを止めて堅気になったような雰囲気(?)を持っている。フロントマスクを含めたシルエットは、全体的に
80年代の日本車のような、落ち着いた佇まい。洒落たオトナだけがわかるスタイリッシュさを感じるデザインとすら思える。
ここからジャン・レノが花束持って降りてきたら、何人の女性が卒倒するだろうか。・・・いや、それはジャン・レノだからか。

じっくり各部を観察する。塗装のクリーム色はまったく美しい艶を保持しているし、サイドシル下の鉄板の合わせ目とかを見ても
サビ一つない。ガラスモールのゴムもまったく劣化なし、決して新しいクルマでもあるまいに?と思っていたら、レストアを
行ったとのこと。インパネとかもごっそり交換したりしたらしい。ああ、なんという愛!君はここまで、平凡な車両を愛せるか!?
ルノー・エクスプレスは、如何にもちょっと変わってはいるが、普通のライトバンだ。それを、レストアまでして乗り続ける熱意!
正直、感動した。クルマ好きの一端はかくあるべしとも思った。ちょっとやそっとの故障で、カプを降りられないと思った。

エンジンルームもちょっと拝見したが、こちらもサニーの A型やスターレットの K型を彷彿とさせるものがあった。
細っこいヘッドカバーの上に、カタツムリ型のエアークリーナーが鎮座する。ああ、いいねぇ。このシンプルさは、いい。
決して、美しいわけでも、おそるべきパワーを秘めているわけでもない。だがしかし、日がな一日、弄っていたくなる雰囲気。


しばらく談笑したのち、ナカムラさん組は山陽にある宿に向かって移動開始。それを見送ったのち、私と、おフランス車な人も
各自の目的地に向けて個別に移動を開始。道の駅を出て、高速道路の I.C. に接続していた道路を東向きに走り出す。残念なことに
ここまで曇り空で収まっていた空は、日没に合わせて黒く掻き曇り、雨を降らせ始めた。あれ?天気予報では晴れになるはず・・・
せめて、この雨は今晩一杯で終わり、明日は晴れになってくれればいいのだが。そう思いつつ、暗さと雨で視界が悪くなりだした
高田の平野を、三次に向けてひとりひた走る(道の駅で野営するおフランスさんとは、道の駅を出たところで別れた)。

高田から三次までは、高速道路を使えば I.C. 1区間だから、真横に併走している一般道(県道64号)を使う移動方法もある。
山裾の耕作地帯を走る県道 64号は、アップダウンを多く交えつつ、快適な移動空間を提供してくれる。途中、一車線巾しかない区間が
訪れたりして、いい意味での刺激には事欠かない。当然、こんな道だから渋滞することもなく、サクサクッと道なりに走っていくと
呆気なくR54 へ出る。あとは、まもなく三次市だ。暗さがどんどん深くなってきた中、先を急ぐ。ただ、ホテルに着く前に
コンビニに立ち寄り、夜食となるおやつを少々と・・・あと、コンビニ銀行で若干の軍資金を降ろしておく。もののついでに
GS に立ち寄ってもよかった頃だったのだが、誠に不思議なことに、燃料計の針は、真ん中の目盛りの少し上で止まっていた。
・・・ちょっと、燃費良過ぎね?だが、この時点での走行距離から考えれば、多少の誤差を含めて無いとも言えない位置でもあった。

深く考えず、ホテルを目指す。R54 をしばらく北に進んだのち、R183 で川を渡って市街地中心地へ。予想以上に(失礼)立派な市街地に
驚きを覚えつつ、駅前の太い道路を抜け、R375 との交差点へ。ここを南に曲がって、芸備線を超える高架を過ぎると、ホテルに到着。
本日の宿として確保していたのは、三次ロイヤルホテル。名前は「ロイヤル」だが、まぁ、ごく普通な感じの、ビジネスホテル。

ホテルの前に広がっている大きな駐車場へととりあえず入り、どこにクルマを止めようか・・・と考えていると、それまで
比較的緩やかにシトシトと降り続いていた雨がいきなり、過激な勢いで路面に叩きつけられはじめた。うっ!?取り急ぎ、なるべく
建物に近いスペースを探して停車。雨は無情にも、紺色に染まり始めた景色を白く染めるほどに強まってきて、まるで収まる雰囲気を
見せない。こんな突発的な豪雨なんて一過性のものだと思うのだが、通り過ぎるまでに、少しばかり時間がかかりそう。意を決し、
トランクとドアを開けて、車外に躍り出る。猛烈な勢いで頭皮を直撃する雨に冷たさを感じている余裕もなく、トランクから荷物を
引きずり出すと、ホテルのロビーに向かって走り出す。20m もない距離だったと思うが、全身濡れ鼠となるには充分なものだった。

時刻は既に、19時過ぎ。雨をざっと払い落としたら、ひとけのないロビーを抜けて質素なフロントに向かい、チェックイン。
一夜の露しのぎとして確保した小さな部屋に入り、荷物をドサリとベッドの上に落として一息ついたら、いよいよ腹が減ってきた。
どこかで夕飯を確保せねばならん。できれば、というか、ナニが何でも広島お好み焼きを食べたいと思っていたのだが、そろそろ
時間的に危なくなってきた。持参したノート PC をインターネットに繋いで、三次のお好み焼屋をざっと検索する。しかし何故か、
情報は効率的に集まらない。何軒かの名前は見つかるものの、住所が判然としない。しゃあない、とりあえず出歩いてみるか。

サイフと傘を片手に、ホテルから徒歩で外に出る。雨は相変わらず降り続いてるが、さきほどのような豪雨は過ぎ去ったようだ。
地面はすっかり水浸しで鏡のようにギラギラとしているが、雨爆弾の威力はいくらかマシになっている。グレアがひどいので
できればクルマで移動したくないなぁ、と考え、とりあえず徒歩で周囲を歩き回ってみる。だが、こってり系ラーメン屋が
見つかるばかりで、目指すお好み焼屋は見つからない。どうして・・・どうして神は、私に辛くお当たりなさるの!?

しょうがない。雨で足元が悪い中、当ても無くダラダラと歩き回るのも疲れる話だ。泣きながらカプの元へと逃げ帰り、
パイルダーオン。エンジンを始動し、元気よくワイパーを動かして涙を拭ったら、果てしなきお好み焼屋探索の旅へと出かける。


さて。こういうときのセオリーは「大通り沿いを探せ」だが、さっき辿ってきた大通り沿いには、それらしき店はなかったような気が。
となれば、大通りは諦め、市街地の中に入り込んでみるしかなさそうだ。ナビでざっと検索すると、ホテルの北側に広がる市街地には
何軒かのお好み焼屋が存在するようだ。適当に、一番近い店を設定し、移動を開始する。R375 を北上して高架を通り過ぎたら、
R183 へとショートカットで折れ曲がる、意味不明な形状の交差点を左折。ギラギラし過ぎて白線が判然としなくなっている路面を
しっかり見つめながらも、周辺の景色も確認。だがやはり、ナビに収録されていない通好みのお好み焼屋などは、ある筈もなかった。
「お客さん・・・ご存知なかったんですか?立ち食いお好み焼屋は、2年前から非合法化されたんですよ?」と、運転手は呟く。

三次駅前の交差点を右折し、市街地に突入。ナビによれば数軒のお好み焼屋が存在するはずだったが、どうも雰囲気が怪しい
(この場合の「怪しい」=「閑静な住宅地」)。飯屋なんて存在しうるのか・・・?不安に駆られつつ、さほど広くもない道を北上。
やがてT字の突き当たりに差し掛かるので、ナビの案内どおりに左折。だが、ここで道路は思いっきり細くなる。どうみても
静かな住宅地の合間のごく狭い道です、本当に(後略)。ウチの自宅の近所にも似たぐらいの狭い道をノロノロと走っていると、
恐るべきことに、小さな住宅兼お好み焼屋が現れた!ナビ、すげ!電灯はついているから、まだ営業してそうだ・・・しかし、
住宅地の真ん中ということもあり、当然のように駐車場など存在しない。店の前は、路駐するにも憚られるような狭い道。
泣く泣く、この心暖まる柔かい橙色の灯火輝く店を諦め、そのまま直進。川にぶつかる手前を左折し、住宅街を出て R183へ。

R183 に出たところで、考える。この付近にはいくつかのお好み焼屋が存在するようだが、おそらく旧来の住宅街であるここには
駐車場の存在するお好み焼屋などは存在しないだろう。手早くナビで検索すると、すぐ西側の橋を渡って南側にある市営住宅地の
端のほうにまた、お好み焼屋らしき店が見つかった。うん・・・ここもまた同じようなものかもしれないが、違う可能性もある。行くか。

R183(R375?)を西に進み、大きな橋を渡る。付近を照らすナトリウム色の照明が、暗闇に沈んだ住宅街に慣れた目に眩しい。
橋を渡ったところのT字路を左に曲がり、目的地に一瞬で近づく。だが、橋詰から離れた瞬間、風景は薄暗くなり、東岸の市街地と
あまり変わらない印象を受ける。真っ暗な景色の中に静かに沈む市営団地の姿を見ていると、本当にこんなところに飯屋があるのか
いささか不安が募る。だが、考えていても始まらない。荒っぽいナビの画面を頼りに、住宅地の中を右に左に探索しつづける。
やがて、食べ物屋らしき店が見つかる。だが、どう見ても「お好み焼」という看板は上がっていない。違うのか・・・?それに、
駐車場は見当たらない。店の前の道は、さっきよりはマシだとはいえ、狭いといえば狭い。逡巡するうち、入口付近に屯っていた
怪しげな人影(って、暗闇に沈んだ住宅街の中をうろうろしている私もかなり怪しいが)からの視線を感じたので、ややこしいことに
ならないうち(?)離脱することを決定。有力な候補が、どんどん潰えていく。こうして徒労に近い探索を続けている間にも、
雨はしつこく降り続く。明日にまで雨天が持ち越されそうな勢いだ。ま、クサっていてもしょうがない・・・頑張って探そう。

ナビで検索し、川の西岸側のこの市街地の、少し北のほうにあるお好み焼屋を目指す。なんとなく、少し大きな店っぽいので
今度こそは、駐車場も含めて期待できるかもしれない。さっそく、ナビの目的地を再設定して走り出す・・・が、何故か、
R375 よりも北側にある市街地の中に入れない。地図に載っている道が、実際には存在しない。最初、うっかり間違って
県道 112号に入り込み、さらに西側の川を渡りかけてしまう。慌ててUターンして最探索するが、やっぱり、地図とは
道路の形状が異なる。あれ・・・?そんなに最近になって出来たばかりの道でもないと思うのに、なぜ最新版の地図と
道路の構造が異なるんだ?しばらくうろついてみるが、どうも市街地への入口が見つからない。やむなく、東に引き返し
先ほど橋で渡ってきた川の西岸にある道路を北に向かい、東側から市街地への侵入を試みる。幸いにも、この道路は
昔からあったようで、地図と実物との違いが無い。県道434号との交差点で左に折れ、道なりに走って R375 へ。
そこを少し北上すると、そこにお好み焼屋が・・・あった!あったけど、照明も落ちて、もう真っ暗だよ!(汗)

店の前にクルマを止め、慌てて時計を見る。・・・そっか。もう、20時だ。まだまだ早い時間帯なんだけど、この規模の
地方都市の商業活動が停止するには、決して早くはなかった。長らく、遅い時間に旅をしていなかったので、油断していた。


敗北感に打ちひしがれる。この分だと、三次にある大半のお好み焼屋は、同じようにもう店を閉めていることだろう・・・
残った店もまた、たぶん期待はできなさそうだ。濃い暗闇に包まれた三次の市街地の中を、のろのろとホテルに向かって
移動する。巴橋を渡って市街中心側の土地へと移動し、東詰の道路を南へ。ここを南下する途中にも1軒ほど店があったが
調べるまでもなく、店の灯りは冷たい黒色と成り果てていた。R183 に合流し、東へ。一縷の望みをかけ、R183 をまっすぐ
東へ向かう。だが、中心街を離れてどんどん漆黒に落ち込んでいく街の景色の中に、食い物屋などがあるはずもなく。

・・・M.A.D WORKS、完全敗北。

広島に来て、お好み焼を食うことが叶わず。それは、メイド喫茶に行って、男性店員に接客されるにも等しい大失態だ。
失意に沈んだまま、ホテルの前の道を南下。ほどなく、本日の停泊地が見えた。だが、すぐに戻る気にもなれず、そのまま
R375 を南下。小山を越え、中国道三次 I.C. の入口が見えてきたところで、なんとなく道路を左折。市街中心地から遠く離れ
もはやここは人跡未踏の地である、とすら思えてしまうような場所で、なんと、お好み焼屋にしか見えない店舗が現れた!
なんでこんなところに、と思う間もなく、視覚センサーは反射的に状況を確認する。店の窓には、まだ灯りが燈っている!
素晴らしい!700年もの間、王の帰りを待っていたのだ!ふ、ふふふ!見せてあげよう!広島お好み焼の雷を!!

興奮でふるふる震えつつ、青白い蛍光灯に照らされた小さな駐車場にカプを押し込む。窓の外で小さな音を立てる雨に
怯むことなく降車し、腹にサイドポーチを巻きつけながら店に向かう。だが、店に近づいて窓の中がよく見えるように
なった瞬間、まさに雷に打たれたような衝撃が走る。な、なん・・・だと・・・?逆さになった椅子が、机の上に・・・

足が止まった私の前の壁が、唐突に開く。中から、ゴミ出し中と思しきおばちゃんが、こちらも見ずに壁沿いに曲がろうとする。
その瞬間を逃すはずもない。こちらに気づいて心底驚いた様子のおばちゃんに、先制攻撃!「まだ営業してますよね?」
・・・だがね、おばちゃんは強かった。あっさりと「7時半までですわ〜(←関西訛り)」と返し、ゲームセットに持ち込む。

呆然と立ち尽くす私を尻目に、さっさとゴミ捨てを終え、再び壁の中に消えていったおばちゃん。そうか・・・そうか・・・
19時半・・・19時半までに来れば・・・ホテルを出てすぐに南下していれば、間に合ったんだ・・・くそう・・・くそう・・・

・・・M.A.D WORKS、超・完全敗北。

(余談ながら、三次に着いてからここまでの行動が、更なる敗北へを私を導いていた。だが、この時点ではそれを知る由も無い)


もはや、勝利に向けての道は、無かった。あとに残るは、ホテル近くのラーメン屋のみ。残念だが、贅沢を言える状況ではない。
先ほど越えてきた丘を北向きに抜け、ホテル近くのラーメン屋へ。すっかり削がれきった気力体力を超回復させるべく、その店で
一番のこってり度合いを誇っているらしきラーメンを注文。残念ながら、出てきたラーメンのこってり度合いは、王将のこってりに
比肩する程度。天一のこってりには、遠く及ぶべくもない。最も、味は良質であったので、不満があるはずもない。美味しく頂く。


食事を終えたら、ホテルに戻る。雨はまだ、シトシトと降り続いている。明日の試合のコンディションが心配になるほどに。
時折踏み心地がふわっと緩くなるブレーキをぺたぺたと踏みつつ、ホテルのガレージにカプを収め、部屋へと戻る。

部屋に戻ったら、洗濯しながら Web ラジオを聴き、コンビニで買ってきた菓子を夜食にしつつ日記を書いたり作業したり。
あれこれやっているうち、夜も更けてきた。さて・・・明日は、5時起床。しっかり眠っておかないとね!早めに眠る。


足に、うっすらとしたダルさを感じる。まだ別に、大したことはしてないんだけど・・・まぁ、大したことはないはずだ。


5/24


・・・だが、折角早く眠ったというのに、24時頃に目が覚めてしまう。こんな時にまで、中途覚醒か・・・さっさと二度寝しようと
思うものの、枕が違うせいかなんなのか、睡魔は襲ってこない。やむなく、持参したハルシオン半錠を投入。強引に、眠りにつく。

またも中途覚醒に苛まれたため、予定通りの起床は絶望的かとも思われたが、なんとか5時には意識が覚醒。残る眠気で開かぬ目を開き、
動かぬ体を動かしてベッドからむくりと起き上がったら、手早く出発準備を整える。風呂場に干していた洗濯物を取り込み、カーテンを
ズラッと開く。まだこんな時間ではあるものの、外はすっかり白んでいて、景色がよく見える。雨は・・・とりあえず、止んだようだ。



なお、今回宿泊した「三次ロイヤルホテル」は、三次のマツダテストコースのすぐ横という立地。たまたま、上層階のコース側の部屋に
案内されたため、窓からは、テストコースが丸見えになっている。おお・・・これ、ずっと張り込んでたら、試走車とか見れるんじゃね?
もっとも今時、試走車の時点から覗きたくなるような魅力のある車など、出てくるはずがないような気がしないでもないが。


って、のんびりしては居られない。5時半に出発するため、急いで荷物を整理し、チェックアウト。まだ暗さの残る屋外に出て、
トランクに荷物を押し込み、高田に向けてすぐに出発する。昨日の実績から考えて、高田への経路は下道で充分かと判断。来た道を
そのまま引き返す。途中、県道に入ってしばらく走ったところで、派手なカラーリングを身にまとった競技車数台に追いつく。
皆さん、同じように三次に宿泊したっぽい。しかし、三次ロイヤルホテルでは見かけなかったな。どこに泊まったのかな?

競技車の尻を追いかけてしばらく走り続け、私だけ TS タカタを通り過ぎて更に進み、駐車場として指定されていた NZ 村に到着。
まだ早い時間ということもあり、広大な NZ 村の駐車場に止まっているクルマの台数はそんなに多くない。でも、わざわざこんなに広い
場所を指定しているぐらいだから、追々多くの観客がやって来るんだろうな・・・と思いつつ、必要最小限の荷物と折り畳み椅子だけを
背負ってカプから降り、駐車場の隅でシャトルバスを待つ。ほどなく訪れたシャトルバスは、まぁせいぜい近郊の小型路線バスの転用
(特定イベント専用の、路線バス転用臨時便。京都市バスでよくあるパターン)かと思っていたのだが、そんな予想をはるかに上回る
超立派なバスだった。観光バスの上級グレードというかなんというか、一番奥がロビーみたいになっている。TV 番組の移動シーンで
よく見られるようなアレ
だ。まさか、そんなバスが来るとは思っていもいなかった。ダートラに対する高田の意気込みの凄さに脱帽。

このまま、快適な観光バスに揺られて広島山間部の観光旅行に出かけてしまいたくなった頃に、TSタカタに到着。バスは、おもむろに
県道から分岐する急角度な坂をえいやっと登り、ちょっとした高台にある駐車場&TSタカタに到着する。中部のキョウセイほどの
ラピュタ感(?)は無いものの、世俗からの隔絶感はなかなかステキなものがある。いやがおうにも、ワクワク感が高まっていく。


パドックとコースの間の通路を歩いて、メロン号のパドックへ。ついでに、コースを拝見。ダートラを見に来るのは始めてなので、
その形状にしばし驚きを覚える。ジムカーナやミニサーキットの場合、パドックも含めてコースは比較的フラットで、隅々まで
見通せることが多いような気がするが、タカタは全く異なる。パドックおよび通路と比べ、コースは数m ほど掘り下げられた地面を
走っている。また、コースの起伏は激しく、比較的急な上り下り、橋や立体交差、視界を遮る山がコースの真ん中にあったりする。
コース自体がかなり広いことも相まって、おそらく「ここにいれば全ての走りを見られる」というポイントは無さそうだ。
つまるところ、どこで観戦すべきか、わからない。何箇所か、適当に場所を変えつつチェックしてみる必要がありそう。

そんな感じで、昨晩のうちに降ったと思しき雨のせいでヌタヌタになった路面に足を取られつつ、場内を右へ左へ。
コース外の通路もそうだったが、コース内のヌタヌタさはもっとひどいことになっている。昨日はピーカンだったらしいから
今日の路面コンディションは全然違う状態、ということになる。晴れのままでも結局散水が入るとはいえ、濡れ方の深さは違いそうだ。




なんだかんだやっているうちに、午前中の走行が始まる。昨日の激しい雨によって湿気を落としきったと思われた空であったが
そんな希望は何処吹く風・・・今日もまた、白く曇った空からは細かい雨が降ってきたり、こなかったり。ジャリジャリの路面も
完全に乾く間がない。だが、全日本ダートラの猛者は、さほど「ドライ?ウェット?そんなの関係ねぇ(死語)!」ようで、
激しく砂利を掻き毟る音を立てながら、ジェットコースターのように上下左右に強く曲がりくねった路面をカッ飛んで行く。
ダートって、乾こうと濡れようと本質的に滑らないことはない路面だから、ホントにあんまり関係ないのかもしれない。

結局、前のほうのゼッケンについては、メロン号のテント前(=スタート後の直線前)で観戦。ここにいると、スタート後の直線や
序盤のヘアピンコーナー、中盤の高速コーナーなどが見える。それなりに迫力があるなぁ、と思いながら眺めていると、次々と
車両がすっ転んで、リタイヤしていく(汗)。駆動系のトラブルだとかエンジンのトラブルだとか、そんな生易しいもんじゃない。
最奥のストレートエンド付近の緩めのカーブの路面の両脇にある小さな土手(?)あたりに、足を引っ掛けやすい場所があるらしく
充分に速度が乗った車両がそこで足を引っ掛け、猛烈な勢いでひっくり返ったり、腹を見せてふっ飛んだり・・・とりあえず
最初のほうのクラスが走った時点で、2台が餌食に。その後も、別の場所などで数台の車両が派手なクラッシュを見せていた。
競技にクラッシュは付き物だとはいえ、ダートでの損耗率はジムカーナのそれとは比にならない。むろん、それがゆえに
安全装備には力が入れられているようで、ひっくり返った車両から出てくる人は誰もがピンピンしていたのが救いか。

そんな感じで、雰囲気は全体的にエリア88(?)。カメラを構え、常識の向こう側の世界を見ている私は、さしづめ六木剛か。

テント近くで前半のクラスをしばらく眺めたあと、ゴール近くの観客席の方へと移動。先ほど見えなかった走行後半部分だが、
パドック前で見ていた直線+低速コーナー基調とはまったく異なり、大きなRばかりで構成された高速基調のコースレイアウト。
ゴールライン目がけて、猛烈な勢いでジャリジャリなカーブを横向きで駆け抜ける車両達。逞しい四本の足で豪快に掻き飛ばされた
小さな礫は、コースの脇スレスレに作られた観客席の前のガードレールに対し、無慈悲な爆撃を仕掛ける。ビシ、ビシビシビシ!
どういう理由かわからないが、礫の大半は見事にガードレールにトラップされ、観客は紙一重の興奮だけを味わえる。スレスレを
駆け抜けていく爆音と砂埃とあいまって、ものすごい臨場感、ものすごい迫力を残していく。こ・・・これは、ハマるなぁ・・・

そうそう。ハマ、といえば、ちょうどハマさんの走行順序がやってきた。タイヤに目がついていて心臓がスポット増しされているような
腕っこきばかりが揃う全日本ダートラだが、ハマさんも負けてはいない。豪快な速度こそないものの、堅実な走りで綺麗に走りぬけ
1本目では、クラス暫定6位のタイムをマーク。って、サラッと書いているが、全日本でクラス6位ってのは、そりゃすごいことだ。
そんなハマさんを祝福するかのように、昼が近づくにつれ、雨がちだった空も少しずつ晴れ間を見せ始めていた。路面も、
少しずつながら良好なものへと変わってきている。これは、昼からの2本目で、更なるタイムアップが期待できそうだ・・・


昼が近づき、着ぐるみめろんちゃんが来訪。相変わらずのプロフェッショナルな立ち居振る舞いで、とても
泥っぽい場所に(いい意味で)似つかわしくない雰囲気をふりまく。既に、その存在も広く世間で知られつつあるようで、
出現を事前に予測していたと思しき観客や選手、はたはたオフィシャル達を次々と引き寄せ、横転してベコベコになった車両が
ぽつりぽつりと置かれて殺伐としている雰囲気のパドックの中に、とんでもない和気藹々ムードと人だかりを作りだした。
ニコニコ笑いながら、メロン号の前に立つめろんちゃんと一緒に写真に納まる参加者たち。一体なんのイベントだ、これ(笑)

時が経つに連れ、盛り上がりはどこまでも高まっていく。やがて訪れたパドッククローズの時間になっても、誰一人として
パドックから出て行く様子が無い。場内放送どころか、メガホンを持ったオフィシャルがやってきても、誰も気にしちゃいない。
オフィシャルのほうも、これほどまでにパドックウォークが興奮の坩堝になるような事態に出会ったことが無い様子で、もう、
どうやって観客を散らしたらいいのかわからないようで、オロオロするばかり。その光景があまりに面白く、思わず見惚れる(?)




大盛況だったパドックウォークも終わり、昼からの出走が始まる。1本目走行終わりごろの期待に沿うように、分厚い雲が切れ
水色の空さえ顔を出していた昼下がりであったが、めろんちゃんに見送られてメロン号が出走行列に並んだ頃、悪夢が始まる。

メロン号の姿が出走行列のほうに消えてしばらく、何を思ったのか、空模様が少しずつ怪しくなりはじめる。空に浮かんでいた
水色の切れ間はいつのまにか消えうせ、再び、薄灰色の雨雲が空一面を覆い始める。あからさまに「ひと雨きそう」な雰囲気。
メロン号の出走は、あともう少し。頼むから、あと 15分、いや、10分だけでいいから、お天道様の機嫌が損ねられませんように!

・・・だが、こういうときに、お天道様が話を聞いてくれた試しはない。天候の変化を警戒し、1本目走行が終了した時点でタイヤを
外し、2本目走行開始寸前までタイヤの選択を粘っていたメロン号。結局、2本目出走直前の時点で天候が回復してきたことに賭けて
中間用のタイヤを装備していったようだが、その選択を嘲笑うかのように、出走まであと数台、という間際になって、いきなり

猛烈な雨が降りだした・・・。

それまでなんとかギリギリ、ドライに近い状態を維持していたタカタの路面。あっけなく、本当にあっけなく、超ウェット状態に変化。
ひどい・・・これは、あまりにもひどい・・・グラベルにおいては、路面状況に合わせたタイヤを選ぶ必要性は、なによりも重要なようだ。
そのことを知っているサポートメンバーは、ほぼ反射的と言ってもいいタイミングで、各自 A031 を抱えてテントの下から飛び出して行く。
テントを見れば、メロン号の出走も見届けずに昼から椅子の上でぐうぐう爆睡していたナカムラさんが、慌しく走り回るメンバーの気配を
察知したのかいよいよ跳ね起きていた。しかめっ面で目前の空間を睨みつつも程なく状況を把握したようで、同じように走り出すナカムラさん。
その姿はまるで、昼寝中に襲い掛かってきた敵機による激しい空襲の第一波によって叩き起こされた、側方部隊の防空指揮官のようであった。

ともかく、パドックはこの状況に対処すべく慌しい動きがあったわけだが、一観客である我々は何ができるわけでもないし、これ以上の状況を
知ることもできない。やがて、サポートメンバーが持っていったタイヤがどうなったのかもわからないまま、メロン号の出走が始まった。
雨がバラバラと路面を叩くなか、メロン号を操るハマさんは滑らかにスタートを切る。ストレートを抜けたメロン号は、第一コーナーへ
滑らかに突っ込み、我々の視界から姿を消す。第一コーナーはちょうど丸々死角となっているので、中の様子はわからない。ただ、
コーナーの入口から入っていった車両は、だいたい 15秒もかからずに出口から姿を現すのが、本日のパターンだ・・・だが、

20秒待っても、30秒待っても、メロン号は出口から姿を現さない。

ホームストレート前からじっと行く末を見つめていた観客の間に、ざわ・・・ざわ・・・とした嫌な雰囲気が漂ってくる。誰もが、
まさか・・・いやそんなことは・・・と頭の中に立ち込め始めた暗雲を払おうとするが、目前の小山の麓に止まっていたレスキュー車が
のろのろと動き出した
のを見て、嫌な予感が絶望に近いものに変わっていくことを否定することはできなかった。絶望感が、重く圧し掛かる。

・・・完全に動きの止まったコースを見つめ、どれほどの時間が経ったろうか。タカタを覆う暗い空と空虚な空間に、出走 BGM として流された
「めろんしちゃって☆」の明るい歌声が響きつづける。視野の中は、相変わらず動きがない。観客各自がそれぞれにヤバイ情景を浮かべる中、
長い長いため息の時間を経て、ようやく山の向こうからレスキュー車の白い影・・・そして、それに連れられたメロン号が、ゆっくりと現れた。

ひどい空襲で爆弾を雨霰と浴び、立ち上る黒煙によって濛々とした姿しか見せてこない僚艦の状況を見守る駆逐艦の乗組員の如く、
誰もが、2台のクルマの様子を、固唾を呑んで見守っている。やがて、土手の切れ目に達し、その姿を見せるレスキュー車とメロン号。
遠目で見る限り、メロン号は、元通りの綺麗な姿を保っていた。大きなトラブルが起きた様子は無い。ロープで引かれていた点を除き。
そうであっても、車体の損傷が(おそらく)無く、ドライバーも無事であったことがわかった時点で、それまで異様な緊張感に包まれていた
パドック前の観客席は、一気に幸せムードへと変化。本当に、よかった・・・無事帰艦した一条輝の姿に涙する、早瀬未沙の気分(?)


ということで、惜しくも2本目リタイヤとなったメロン号とハマさんであったが、その原因は思わぬところにあった。エンジンが掛からぬ
状態でパドックまで牽引されてきたメロン号を、車両保管解除になってから一斉にチェックしだすサポートメンバー。ハマさん曰く、
ジャンプ → 着地後にエンジンが停止し、再始動できない状態となったそうだ。誰もが、重大な故障を予想する。だが、しばらく
車両に張り付いてあれこれ調べていたメンバーが、いきなり暴れ始めた。どうやら、ECU のハーネスが抜けたという、
いやそりゃ確かにエンジン止まるけど普通はあり得ないっしょソレ!というトンデモな原因が判明したらしい。・・・脱力(笑)
ま、まぁ、重大なトラブルでなくて本当によかった。いろんな意味で、不幸中の幸い。ラリー中でなくて、まだよかった。

結局、その後の同クラス車両出走が全て終わった時点で、ハマさんは順位を1つ落とし、クラス7位となった。ともかく、お疲れ様。


残る時間は、ゼッケンが進むごとに過激さを増す他クラスの走行を見て楽しむ。雨で路面がしっとりと濡れたため、どんどん
泥遊びの様相を増す後半ゼッケン陣。土煙こそ上がらないものの、過激な走行によって、泥の混じった細かいミストが風に舞う。
ミストは猛烈な勢いで観客のほうに飛んできて、レンズを出しっぱなしにして構えていたカメラに白い斑点をいっぱい残す(汗)
うっ、うぇっ、俺の、俺の GX200 がぁ〜(涙)ボディーはさておき、レンズまで白い斑点だらけになる。これは大失態;
ダートラを見に行くならば、少なくともレンズを保護するための何らかのフィルターは必須であった。ちぃ、覚えた!

やがて、最後のD車両の走行になる。これまでに、いったい何台のクルマがひっくり返り、タカタの藻屑となって消えたのか。
葬送の音楽を何回聴かされたことか。この激しさはもう、スポーツじゃねぇ。戦争だ。そんなことを思いながらコースに目をやると
辛うじて外形だけを市販車っぽく装ったパイプフレームなD車が、猛烈な勢いで尻を振りながら、コーナーを曲がっていった。
・・・なんという、非日常か。去勢された豚ばかりになった昨今の自動車には絶対に存在しない面白さは、確かに、ここにはある。


D車が走り終わってコースに静寂が戻ったあと、表彰式が終わり、全日本ダートトライアル in タカタは・・・静かに幕を閉じた。
ひっくり返った車両、ひっくり返らなかった車両達が、それぞれに後片付けを進めていく。パドックに咲き誇っていたテントは畳まれ、
賑やかだったこの土手の上も、風が吹き抜ける不毛の地へと戻っていく・・・特に、ハマさんのところだけは、妙にゆっくりと・・・
片付けの手が遅いハマさんは、ひょっとして、我らがあさい師匠とすごく同じタイプの人なんだろうか、いろんな意味で(笑)。

片付けの間、しばらくは来ることもないだろうタカタの光景をじっくり眺める。空には今も、黒い雲が垂れ込めている。結局、
太陽があまり顔を出さなかったためか、土地は冷たく冷え込んだまま。土手の上を吹き抜ける夕方の風は、とても寒い・・・寒い!


片づけが完了したあと、サポートメンバーの方の SX4 で NZ 村の駐車場まで送ってもらい、そこでカプに乗り換え、帰途につく。

エンジンを始動したら、暖気を兼ねつつ、ゆっくりと走り出す。現在時刻は 17時半。京都まで 300km 程度だから、4時間コースか。
ってことは、帰着は 21時頃。明日は普通に仕事があるから、なるべく早めに帰りたいなぁ。できれば、昨日果たせなかった夢
「三次でお好み焼で食う」を今日叶えたかったところだが、時刻的にちょっとキツイか・・・やむなし。高田 I.C. からさっさと
高速道路に乗って、まっすぐ京都を目指そう。そう考え、ちらりと燃料計を見る。前回給油からの走行距離は 450km 程度だが、
燃料計の針は、およそ半分より少し上を指している。・・・これ、どう考えてもおかしくない?プリウスを余裕で越える燃費だぜ?

ものすごーく嫌な予感がしてきたので、できるだけ早く給油してしまおうと考える。だが、高田 I.C. 付近は、正直何も無いトコロ。
辛うじて道の駅がある程度で、GS なんてものは存在する可能性すら無い。念のために少し近所を走って探してみたものの、やはり
農地と農家と道路と山以外に、何かのイベントが発生しそうなモノはなかった。三次まで戻れば GS はあるのだが、どう考えても
時間が無駄になる・・・しょうがない。たぶん、すぐに止まることは無かろう。三次 I.C. を越えた先の S.A. で、給油していくか。

普通に考えて、今回の旅の大半は高速道路上だったので、16km/L〜18km/L は確保できているはず。ってことは、480km〜540km ぐらい
走れるはずだ。トリップメーターから見れば、まだ 30km ぐらいの余力はある。ガス欠の兆候もないし、おそらく行けるはずだ・・・
そう考え、高田 I.C. から高速へ。緩やかに加速し、本線に乗って東を目指す。カプチーノの F6A は、力強く、快調に周っている。

山の合間を縫うように作られた中国道は、基本的に起伏が激しい。アクセルを緩やかに踏んだり離したりしながら、順調に三次 I.C. を
通過。オアシスとなる七塚原 S.A. まであと 4km ぐらいまで迫ったところで・・・走行車線をゆっくりと走る車両をゆっくりと追い越し
横に並んだとき、それは起こった。どれほど僅かであろうともアクセルに必ず連動して発生するはずの加速感が、フッと消えたのだ。

それは、とても僅かなGの変化だった。しかし、その変化は、2月末の恐怖体験を思い起こさせるには充分なものであった。予期せぬ
Gの消失が起きた瞬間、反射的にアクセルを底まで踏み込む。だが、F6A はアクセル操作を完全に無視。ブースト計が僅かに 0kg より
上がるものの、規定の圧力にはとても届かない。うっ!?さらに反射的に、クラッチを切ってギアを4速に下げる。その瞬間、グワァーン
という音と共に F6A の回転が跳ね上がり、僅かに減速。だが、この状態でアクセルを踏んでも、やっぱりブースト計の針は 0kg まで
しか上がらないし、加速することもなかった。最初に感じた「ま・・・またか!」という強烈な戦慄と震えこそ収まったものの、
いずれにしてもアクセルを踏んでも走らないという致命的症状に再び見舞われたことを知り、別の戦慄が走る。

ブーストが上がらないことからタービン周りの配管抜けが予期されたが、負圧の状態でも加速しないことから、事態はもっと重大な
状態であることが厳然と示される。バックミラーを見るが、白煙の類は見えない。少なくとも、オイルを吹かないような程度のブローで
加速力が 0になる、なんてことはないはずだから、エンジンブローの線でもない。エンジンブレーキが掛かることから、駆動系も
おそらく大丈夫だ。ってことは、何か・・・いったい、何がおかしくなって、クルマが急に加速しなくなったんだ・・・?!

頭にハテナマークを浮かべつつ、ともかく車両が惰性で走っているうちに、安全に停止できる場所を探す。ちょうど追い越しの最中で
左側に車両がいる状態なので、すぐに左車線に戻ることができない。自然とこちらの速度が落ちてきて、左車線の車が前に出るのを
待つしかない(残った運動エネルギーが全てなので、慌ててブレーキを踏むのは自殺行為)。とても運がいいことに、中国道の
このあたりは交通量が非常に少なく、左車線に戻るまでの間に後続車が追い上げてくることは無かった。本当に、運がいい。

そして、さらに運がいいことに、惰性が残っているうちに道路は下り勾配へと変わり、その行く先に和知 B.S. の広い空間が
待ち受けていた。た、助かった・・・これは、とても不幸な状況ではあるが、その中でも飛びっきり運がいい状態じゃないか・・・
ぎりぎりまで残しておいた惰性をたっぷり使って B.S. の導入路へと静かに流れ込み、停留所手前の導入路余白で停車する。




ともかくエンジンキーを切ったら、急いで非常停車表示板を取り出し、クルマの後ろに置く。ああ、免許を取ってクルマに乗って
かれこれ 16年。非常停車表示板を使うのは、これが初めてだ。まず使うものではないとはいえ、持っててよかった表示板・・・
(本線とは一応分離された安全な場所だとはいえ、高速道路上で停車したら、これを掲示するのは義務。忘れないように)
作られてから一度も現役で使われたことのなかったソレは、経過した年月を感じさせることなく、ピカピカと輝いていた。

・・・さて。ともかく、これで安全は確保した。帰るために、急いでトラブルシューティングせねば・・・まずは、エンジンを
始動させるべく、キーをひねってセルを回す。セルは元気よく周り、エンジンはそれに呼応して「ばぼぼぼっ」と一瞬始動するが
キーを ON の位置に戻すと、即座に力なく回転を止める。何度やってみても同じこと。一瞬でも始動するってことは、電装系は
おそらく大丈夫ってこった。ってことは、やっぱり・・・ここまで日記を読んだ人も容易に想像できたと思うが、加速を止めた瞬間に
こっそり疑った「ガス欠」の可能性を、もう一度引っ張り出す。でも、まだガス欠になるような距離ではないはずなんだが・・・

そう思いつつ、キーをもう一度 ON。耳を澄ますと、燃料タンクあたりから聞こえてくる燃料ポンプの音が、いつもよりも全然
くぐもった、ポンプとして動いていなさそうな(=空吸いしてそうな)音を立てている。フューエルリッドとキャップを空け、
車体を揺らしてみる・・・ちゃぽんちゃぽん、というガソリンの踊る音は聞こえない。そして最後に、ボンネットを開けて、
キーを ON にしながら燃料ホースのデリバリー側をつまんでみるが、何の圧力も反力も感じられなかった(=燃圧なし)。

・・・たぶん、間違いないな。ガス欠だ。燃料計がどうだろうと、平均燃費がどうだろうと、これだけの証拠の前には無力。
早速 JAF に、ガス欠による救援要請を依頼。日曜日の夕方ということで、すぐには救援車が回せない模様。そりゃ当然だわな;

およそ 50分ほど B.S. で待たされることになる(逆に言えば、B.S. で停車できて本当によかった)。それだけ止まっていれば
さすがに、公団の道路監視車両にも存在がバレる(?)。ふと気づくと、大きな黄色い車両が私の後ろに止まり、狭い車内で
仮眠を取っていた私に「どうしました?」と話しかけてくる。ああ、これは・・・現在、JAF の救援待ちの状態であることを告げる。
道路監視車両のおっちゃんは、車両のすぐ後ろに置いていた非常停車表示板の位置を直し(もう少し後ろの位置に移動した)、
しばらくの間、後ろに止まって安全確保をしていてくれた。だが、さすがに 50分の待ち時間は相当長いようで、10分ほど
止まっていたくれたのち、ゆっくりと走り去っていく。無駄な仕事を増やしたことを詫びつつ、後姿を見送る。

それにしても・・・また、前回と同じような場所で、自走できなくなってしまったなぁ・・・アレか・・・何か、
中国山脈に、私の動きを封じるようなギミックでも存在するんだろうか(笑)。ぶっちゃけ、こんな問題が2回起きたことで
自分的に、岡山より西方への遠征は完全にトラウマと化してしまった。再び西に行けるようになるには、リハビリが必要だ(涙)
実際、とりあえず安全な場所への移動が完了し、(おそらくその場で復帰できるような)救援の目処までは付けた状態なのに、
それでも足がピクピクと痙攣し、ガクガクと震えやがる。まだ、完全にガス欠が原因と決まったわけでもないこともあって、
精神的プレッシャーも完全には開放されていない。どうやら、今の私は、こういうストレスに極端に弱いようだ。

少しずつ暗くなり行く空を眺めながら 50分ほどの時を過ごし、ようやく救いの神・・・JAF のおっちゃんが到着した。
今回は最初から「ガス欠」と言って救援を依頼したこともあるのか、来たのは小さな軽トラ。がら空きの荷台に、小さな
10L 入りの携行缶を載せてやってきた。もしこれだけで直らなければ、万事休す。牽引してもらうのも不可能だ。

表面上は平静を装いつつ、ものすごくドキドキしながら作業を依頼。10L 入りの携行缶を片手にもったおっちゃんは、
ニコニコしながら腹ペコのカプチーノに給油してくれる。給油完了には少々時間がかかるので、いろいろと話しかけて
くれる・・・のはいいのだが、広島弁ともまた違う方言がかなりきつくて、何をしゃべっているのかマジでわからない。
東北地方(の非観光地)に言ったときも言葉がわからなくてビビッたものだが、このおっちゃんも、勝るとも劣らない。
なんとか単語を拾い集め、「昔、マー坊に乗っていた」という情報を合成する・・・って、あんまり意味ないか(汗)
あと、燃料計が壊れてガス欠になっちゃった!という話に対して、燃料計が壊れたクルマって多いよ〜、とかいう
回答が得られたことを認識したり。こっちは役立つ情報。そーなんか。燃料計って、そんな壊れるものなんか・・・。

しばらくして、10L 分のレギュラーガソリンを給油完了。運転席に戻り、祈るような気持ちでキーを ON にする。
燃料ポンプは、少し「ぐおおぉ・・・」という荒くれた空吸い音を立てたのち、すぐに「キューン」という澄んだ音を
奏で始める。吸った!ポンプがガスを吸った!コキン、とポンプが止まったのち、スタート位置までキーを捻る。
その瞬間、さっきまでグズっていたエンジンが呆気なく始動。何事もなかったように、アイドリングを始めた。

これで、京都に帰れるぞー!ばんじゃーい!


書類手続きを終えたのち、JAF の人に礼を述べ、静かに走り出す。まったくもって、元通り。問題は、ガス欠だけだった。
ただ、今入っている燃料は、ほぼ 100% レギュラー。ここにハイオクを追加して満タンにしても、レギュラー 33% になるので
アクセル全開はできない。今入っているガソリンを使い切るまでは、できるかぎり(というか、絶対に)ブーストは 0以下。
ともあれ、まずは満タンにせねば。残り 4km 程度を静かに走って七塚原 S.A. に飛び込み、ハイオクを満タン指定で給油。

ガス欠まで走って 10L 入れたので、ちょうど 20L 入るはずだ。そう計算し、サイフから充分なお金を取り出して待機するが
給油を終えた GS の人が渡してきた伝票には、なぜか 13L という、とてつもなく中途半端な給油量が記述されていた。
・・・え?あれ?アレ?ウェ?せんせーい、13+10 っていくらですか?はい、そうですねたむくん、23 ですね。おー!
どう考えても 7L 足りません本当に(後略)。カプチーノのタンクは、満タンで 30L。給油機のストッパーが誤動作
したとしても、満タンまで 7L も足りない、なんてことは考えられない。でも、スタンドの人のミスもまた、ありえない。

どういうこっちゃ?首を傾げつつ駐車スペースに移動し、フュエールタンクのフタを開けて車体を揺らす。だがやはり、
ちゃぽちゃぽ音(=空気が残っている音)は聞こえてこない。満タンだよね、満タンのはずだよね・・・どういうこと?

あり得ない事象が理解できず、首をかしげながらタンクの音を聞いてる私を見て不審に思ったのかどうなのか、そんなことを
ちょうどやり終えた私のところに、少し離れた場所に積車を止めていた兄さんが話しかけてきた。「あー、さっき、そこで
エンコしてましたね・・・あ、いいステッカー貼ってますね」。兄さんはニコニコしながら、ステッカーに興味を示す。
積車を見れば、どうやら本日の参加車らしき車両が積まれている。・・・ってことはアレか、当然ながらこのステッカーの
意味を知っている人、ということか。だが、へっへっへ、ワタシがこのステッカーを書いた本人です、と言うのも憚られ
えへへー、ガス欠しちゃいましてね、などという無難な会話に終始する。ああ、この恥ずかしがりの性格!悲しいゼ!


ともかく、帰巣に足る燃料は給油できたことは確認したので、眠気覚ましの飲み物を購入したら、東に向かう高速道路を
延々と走り続ける。どうせブーストをかけられない状態なので、ついでにガソリンをなるべく早めに減らしてしまうため
5速よりも積極的に4速を使って走る。ターボならではのゆったりした走りじゃないので、それなりに疲れは溜まるが
周囲の景色は闇に吸い込まれて真っ暗になり、眠気と戦わねばならない状態となったので、願ったり叶ったりではあった。

交通量の少ない中国道ではあるが、それでも美作付近を過ぎたあたりから、クルマの量がすごく増えてきた。もう、日曜日の
21時過ぎだというのにコレかよ・・・1000円効果?そのことを証明するかのように、もう少し進んだところで、夜だというのに
こんな郊外の高速道路で、覆面に捕まっているクルマがいた。注意力 0 の時間帯だろうからなぁ・・・気をつけよう、ブルブル。


その後、またいきなり止まるじゃないだろうか、という漠然とした恐怖感を感じ、ビクビクしながら東に走り続ける。
だが幸いにも(当然ながら?)その後、同様な問題が起きて止まるなく、無事に京都の自宅まで走りきる。さぁ、また修理せにゃ!

なお、帰路であるが、七塚原から先でほとんど休憩しなかったのにもかかわらず、腰痛は発生せず。克服方法を理解したぜ!


5/25

タカタからの帰着後、ぐったり疲れているからぐっすり眠れるかとおもいきや、朝方に何度か、目が覚める。
そのせいで睡眠が足りず、疲労も残って筋肉のピクピク感じが強い・・・っていうかさ、俺のカラダよ、
筋肉がピクピクするぐらい疲れてるなら、そもそももっと眠っておいてくれよ(汗)

出勤。右膝の具合が、相変わらずちょい変てこな感じ。かなりマシ、ではあるけど。体重減らさないと膝壊すなぁ。
しかし、こんな右膝だが、昨日は膝サポーターのお陰か、全然大丈夫だった。いや、膝サポーターってエラいもんだよ。

仕事を続け、夕方になる。左腕に、少しばかりだるさを覚える。朝から胃腸の調子も悪く、下痢状態が続く。たぶん、
タカタに行く前から続いている風邪?か何かが、全身にしつこく回ってるんだろうかな。余り気にせず、仕事を続ける。

仕事を終えて、帰路につく。最初のうちは特に問題を感じなかったが、家までの道をトボトボと歩いていくにつれ
やっぱり少しずつ、右足がなんとも言えない妙な感じになっていく。気持ち悪いなぁ。帰宅。全体的なダルさは続く。


5/26

起床。昨日に続き、どうもいまいち、眠りが足りない。そのせいか、疲れ気味だし、右手にも軽い違和感が続く。
・・・だが、旅先でまたいろいろあった割には、体調そのものの崩れ方は全然マシだ。少しずつ調子が戻ってきたんじゃ
ないか。そんな希望を抱くことも不可能じゃない。相変わらず右膝は変だし、とにかく全体的に疲れやすいけどね(涙)

仕事。口の左側に、風邪花のような痛みが出てきた。熱はないようなのだが。やっぱり風邪はぐるぐる回っているようだ。
足の調子は、そこそこ。膝の痛みとか不安定感を、サポーターで押さえ込んでる感じ。外すとその反動がぐっと来るが、
だからといって、ダメになるほどひどい状態でもない。よくわからない。右手も疲労気味。いろいろ休ませるべきか。
それをカラダのほうから要求しているかのように、仕事中に眠さが押し寄せる。もう、仕事にならんほど眠い・・・。

帰宅。なんとなく疲れが溜まっていたので、左の腰付近にある背中の太い筋肉をぐいぐい押さえていたら、なんとなく
痛みが出てきた。こりゃマズい、また腰痛か!?と思って止めたらすぐに引いた。無理に刺激しないほうがよさそうだ。

タカタに出かける前、中古で調達しておいた純正インマニプレッシャーセンサーが到着。そろそろコイツが故障する頃か、
などと予想してしたのだが、全然違う燃料系が故障したという結果はご愛嬌(笑)。到着したセンサーを軽く清掃し、
カプにくっついているセンサーと一時的に交換し、エンジンを始動してみる。アイドリングまでの範疇だが、とりあえず
問題は無さそうだ。よし、これで、出先でセンサーがブッ飛んでも帰ってこれるぜ。元に戻し、クルマに積んでおく。

・・・そういえば、燃料ポンプの音。交換した当時より、ずっと静かになってきたような気がする。気のせいかな。


5/29

しつこく巻いていた膝サポーターのお陰か、右膝の調子はふたたび回復してきた。ただ、体重が全然減っていないので、
膝への負担が大きいことは変わらない、というのが問題。なんとかして痩せないと・・・と思うのだが・・・。
現在のところ、80.2kg 23.5% ぐらいを維持。ぶっちゃけ維持したくないステータスだけど、悲しいぐらい維持。

昼間に襲ってくる凄まじい眠気、そして夜間覚醒&動悸の問題は、いまだ解決せず。根本的に休息が足りてない?

先日の、タカタ往復の際に発生したガス欠の件について、冷静に計算してみる。ガス欠時点までの走行距離 467km のうち、
地図を前にして距離を測ってみれば、高速道路を走っていた割合が意外に少なかったことに気づく。高速道路と一般道路の
走行距離をなるべく正確に求めたのち、高速道路と一般道路それぞれでの平均燃費を当てはめて燃料消費量を計算すると・・・
なんと、ガス欠時点での想定燃料消費量は 29L となった。。ああ・・・ってことは、やっぱり停車したあの時点で、ガソリンを
完全に使い切ってたっていう解釈で問題なかったようだ。しかしそうなると、S.A. で満タンにならなかった理由は何だろうか?

さらに言えば、S.A. を出た時点では満タンではなかった(30L 無かった)と考えられる。このことから考えると・・・あの時点での
給油量 22L に対して、16km/L で走行すると約 350km。七塚原 S.A. から京都まで 330km だから・・・余裕なし!?(ガクブル)


そんな怖い計算をしつつ、フューエルリッドオープナーソレノイドが気持ちよくガッチンガッチン引いてくれる状況に気分を良くし、
オープナー回路に付け加えていた通電時間延長用コンデンサを取り外してみた。これで、トランクリッドソレノイドと同じ時間だけ
引いているはずなのだが、なぜかいきなりちゃんと開かなくなるフューエルリッド。根本的に、より負荷が高いってことだろうけど
引いてる時間とは無関係のはず・・・アナログ的な、過渡特性の問題のようにも思える。駆動回路を、デジタル化すべきかな?


5/30

熱はないが、どうも・・・風邪っぽい症状が出ている。フラフラするし、咳も出る。関節も痛い・・・
先週のタカタ紀行が、やっぱり結構効いたのかなぁ。正直、自分の体ながら、よくわかんないけど。

先日から、どうも怪しげな挙動ばかりを示している燃料系の点検を行う。室内のリアトレイを外し
リアバルクヘッド(?)のフタを外して、センサーが取り付けられている部分をじっくり眺める・・・



・・・む?

あれ?よーく見ると、おかしくないかい?

カメラのせいじゃない。実際、燃料ポンプの上面と、燃料センサの上面が平行になっていない。
燃料ポンプはほぼ地面と平行だが、燃料センサーは、かなり前傾している。不思議に思って、穴から
燃料タンクの前面(バルクヘッドとの隙間)を覗き込むが、不自然なまでに、よーく見えている・・・


燃料タンク、形が歪んでるじゃん orz


急いでノート PC を引っ張り出し、カプチーノの燃料タンクの写真を探してチェックしまくる。
やっぱり、普通の(?)燃料タンクは、燃料ポンプと燃料センサの上面はツライチになっているし、
前面も真っ直ぐになっており、ウチのカプのタンクのように、妙な形に変形していることはない orz

これで、燃料計の針がめちゃくちゃになっている理由はハッキリした。燃料センサは本来、タンクの上面に
一定の角度で取り付けられていることによって、正しい残量を検出できるように作られている。さらに、
燃料センサから伸びているフロートは、複雑な形状のハリガネによってセンサ本体とつながれている
わけだが、それはなぜかというと、フロートが上から下まで動いても、燃料タンク内の様々な構造物に
引っかからないようにするためだと想像される。実際、外観はただの箱のような燃料タンクであるが、
中にはバッフル板やら燃料ポンプやら、はたまたタンク自体の複雑な形状やらで、中は簡単な迷路だ。
そんなことを絶妙なクリアランスで通過しているフロートの、そもそもの取り付け角度が狂ったら?
そりゃ、フロートが動いている途中で、構造物に引っかかって止まることになっちゃうわいな。


まず、1つ目の問題の理由はわかった。あとは、どうしてこうなった、どうしてこうなった・・・原因、だ。
頑丈なサブフレームメンバーによってしっかりと守られている燃料タンクだけが、外力によって歪むことなど
全く考えられない。となると、燃料タンク自身の力によって歪んだ、と考えるしかない。そんな力を発生させる
原因。それは、負圧。1月ごろ、さび付いたフューエルネックパイプを交換したあとに見つけた奇妙な現象を
覚えているだろうか?パイプとタンクを結ぶ太いゴムホースがべっこりと凹んでいた、アレだ。つまり、何らかの
理由によって、ウチのカプでは、燃料タンクに負圧が発生するようになっている。燃料タンクは確かに頑丈だが、
それでも、薄い防錆鉄板で囲まれた大きな空間の中の気圧が下がれば、限界深度以下に潜ってしまった潜水艦の
ように、いとも簡単に圧壊するだろうことは容易に想像できる。水深 10m の水圧は、大気圧とほぼ同じ。およそ、
燃料タンクの中の気圧が半分になった場合と、水深5m のプールの中に燃料タンクを沈めた場合の状況は等しい。

もう少し思考を進める。なぜ、負圧が発生した?むしろ、タンク内で揮発したガソリンの蒸気によって、強い正圧が
常時発生していてもおかしくないはずだ(普通のガソリンの蒸気圧は、およそ 0.45〜0.80kgf/cm2程度。つまり
最大でこのぐらいの正圧が発生していてもおかしくない)。それなのに負圧になったということは、ガソリンの減少に
よって発生した空き空間を埋めるための何かの供給が足りなかったということになる。それって、何だ・・・?


整備書の、EPI のページを思い出す。燃料タンクには、大きく分けて4本の配管が繋がっている。1本は、給油を
行うときのための給油系。2本は、エンジンの燃料噴射系に燃料を送るフィード系と、噴射しなかったガソリンを
回収するリターン系。最後の1本は、タンク内の圧力を調整するための、キャニスター系だ(名称は適当に決定)。

キャニスター系の仕事は、タンク内で過剰に発生した気化ガスを回収してキャニスターに蓄え、エンジン始動中に
それを少しずつエンジンに吸わせて処理をするエミッションコントロールが1つ。そして、タンク内の圧力が
負圧に転じようとしたとき、キャニスターを経由して外気を吸わせ、負圧にならないようにする調圧が1つ。
今回のトラブルは、この調圧についての仕事がちゃんとできていないためだろう、と想像。

さて、故障していそうな場所は絞られてきた。エミッションコントロールと調圧をうまく両立させるため、
キャニスター系の配管の途中には、気体の流れを調整するツーウェイチェックバルブが入っているのだが、おそらく
コイツが何らかのトラブルを起こしてるんだろう、と想像。確認するため、ガソリンタンクの蓋を開け、車体後部
から伸びてキャニスターに繋がっている配管を外し、そこに思いっきり息を吹き込んでみる。正常であれば、
キャニスター → 燃料タンク行きについては、簡単に導通するはずだ。結果は無残なもので、こめかみに
青筋がブチブチ浮かんでくるぐらいまで力を込めて息を吹き込んだところで、まったく通気なし。

おーし。こりゃ、ツーウェイチェックバルブがアウトだな。そう考え、取り外して点検してみることにした。
なーんてアッサリ書いたが、バルブの取り外しは困難を極める。何せ、燃料タンクの上に付いてるんだから。
燃料タンクの上はボディスレスレに近づけられており、そこは、点検窓から遠く離れた奥のほうにある。



真ん中に見える、煤くれた橙色の部品がバルブ。写真だと遠近感がないが、点検窓から 15cm 以上奥にあって
ぎりぎり手を突っ込んだらなんとか指先に当たる、という位置にある。さらに、見える空間の高さは、手の厚さよりも
もうちょっと広いだけ、というぐらい。そんな場所に、ネジとバインドでしっかり締め付けられる形で固定されている。
今から思い出せば、よくこんなもの車上で取り外せたなぁ、と驚くぐらいに着脱無謀な場所にあるんだコイツは!

それでもなんとか、手持ちの道具を駆使してなんとかバルブを取り外す。こんだけ苦労したんだから・・・と
期待(?)を込めつつ、整備書に従って動作の点検。だが、残念ながらバルブは半分しか壊れてなかった。
半分というのは、最初は両方向とも抵抗なく通気していた、ということ。本来、燃料タンク → キャニスター行きは
それなりに通気が悪い状態ではないといけないのだ。ってことはたぶん、中のバルブが開放状態で固着しているのか。
ということで、中にブレーキクリーナを吹き込んり、ドライバーでバルブを軽く突付いたりしてみたところ、予想通り
固着は解除され、息を吹き込んだ瞬間に何やら白い粉がバフッと噴き出したあとは、橙→黒で普通に通気、
黒→橙で弱い通気、という、整備書どおりの動きをするようになった。う、うーむ、まぁ、交換するための
部品がないから結果オーライとはいえ・・・バルブは通気障害の原因ではなかった、ということか?(汗)

悩ましい。原因は、他の場所にある。どこだ?確認のため、バルブを外した状態で、キャニスターから息を吹く。
だが、やっぱり通気しない。どこだ・・・バルブじゃないってことは、配管か?下回りの配管が潰れた可能性が?

どんどん調査範囲が広がることに面倒くささを覚えつつも、とにかく調査を進める。カプを軽くジャッキアップし、
車体の下を走る配管をガードする板を外し、目視点検。だが、配管には凹みは見当たらない。ってことは、あれか
車体側の配管じゃないのかな・・・タンク側の配管か?タンク側の配管の交換はちょっと簡単にはできないようだし、
一応、切り分けをしておくか。そう考え、運転席側リアタイヤを外し、タンクと車体の配管の間を繋いでいる
ゴムホースを取り外す。この状態でキャニスターから息を吹き込めば、どの部分の詰まりかハッキリする。
そう考えながらキャニスター系のゴムホースを配管から外すと、変な具合に腐ったような匂いの水と、
小さな錆のカケラが、まるで全然普通ですよ〜という顔をしながら、ポロリと落ちてきた。


・・・ハァ!?

錆が出てきたこともおかしいのだが、まず、なんで気体しか通らないはずの配管の中に、水のような液が
溜まってるンダ?しかも、この液の匂いは何だ?なんというか・・・生物由来でない、しかし何らかの有機物が
腐ったような・・・なんともいえない、妙ちくりんな匂い・・・ひょっとして、ガソリンの腐った匂いか・・・?

とにかく、この瞬間、車体側の配管が詰まっていることが判った。上から伸びてきているタンク側の配管と、
下側で待ち受ける車体側の配管を繋ぐゴムホースの中に水が溜まってる = 車体側配管が詰まってるってこった。
早速、車体側配管の後ろ側からブレーキクリーナーをできるだけ吹き込んだあと、エンジンルームから見えている
前側配管のゴムホースを外し、そこに足踏み式空気入れのチャックを接続。意を決し、一気に配管を加圧する。

予想通り、まったく通気がない。最初のうちは、あっという間に圧力があがってペダルがカチカチになったが
しかしこれまた予想通り、詰まりはすぐに高圧に敗北した。やがて、コカ・コーラーのボトルを開けるような
「プシッ!」という気持ちのいい音と共に、急にペダルの足応えが軽くなった。さっそく後ろを見に行くと、
配管の後ろからは、そりゃもう真っ黒な、得体の知れない、おぞましい汚れが激しく飛び出していた(汗)

あちこちに飛び散った汚れを拭いながら、推測。恐らく、ジムカーナ走行などを行った際、タンク内の圧力のせいで
燃料タンクから配管を通ってキャニスターまで逆流することの多かったガソリンのせい。それが圧力の低下によって
再び燃料タンクへと戻っていくとき、キャニスターで溶かし込んだ活性炭の粉を配管の一番低い場所まで運び、
そこに滞留させてしまった。それでも、頻繁にジムカーナをやっていた頃は、しょっちゅう洗われていたのだろうが
まったく激走することの無くなった昨今においては、配管が洗われることもなく、汚れはただ蓄積されたまま
血管の中のコレステロール瘤のように硬くなり、そこに水やら細かい錆やらがトラップされていったのだろう。
そして最後に、完全に閉塞し、燃料タンク内の圧力を調整する機能を失い、今回のような現象を引き起こした――

うへぇ。たぶん、この想像は当たっているだろう。汚れの蓄積は相当なものと思われたので、適当なワイヤーを
突っ込んでパイプ内をしっかり掃除し、さっきと同じように加圧。何度か繰り返していると、やがて「プシャッ!」
という激しい音とともに、手ごたえが完全に無くなった。膨大な量の汚れの噴出とともに(汗)。これで、完全貫通。

まぁ・・・それでも、アレだ・・・配管内はまだまだ汚れが溜まっていそうだし、錆も出ているかもしれない。
キャニスターの中身もスカスカになっている可能性が高いし、このへんを一気に交換しないといけないなぁ・・・と
思いつつ、とりあえず配管を元通りに接続し、チェックバルブも(非常に苦労しながら)元通りに接続する。


え・・・?これで、この原因調査日記は終わりかな、って?いやいや、まだ、重大な謎が1つ残っている。それは、
JAF からの給油分と七塚原 S.A. での給油分を合わせて、どうして 22L しか給油できなかったのかということ。
燃料ゲージの故障とは無関係の現象であるこの問題の原因が、まだ、ここまでの調査では判っていない・・・
と思いながら、さきほど取り外していた運転席側のタイヤを元通りに装着しようとしたとき、ようやく気づいた。



・・・ん?なにか・・・なにか・・・すごく、おかしいような気がする・・・
何がおかしいのか確認するため、角度を変えて、同じ場所を見てみる。



ぐお!?底が、燃料タンクの底が、えぐれてるッ!?


これも本来、底は地面とツライチ状態の平面になっているはずであることは、確認済。

・・・ともかく、これでハッキリした。なぜ、22L しか入らなかったのか、ということが。そう、そうなんだ・・・
負圧によってひしゃげた燃料タンクの容量は 22L に減少していた、ということなのだ。上面の歪みだけでは
まったく想像できなかった現象が、下面では発生していた。そりゃそうだ。リブや凹凸の多い上面があれだけ歪んで
いたのだから、ただの平面に近い下面が無傷であるはずがない。しかし、それにしても、凹みが酷すぎる・・・
点検したところ、凹んでいないのは、燃料ポンプが納まっている助手席側の小さな凸部ぐらいなものだった。


さぁ、どうしよう?燃料ゲージ取り付け部の凹みだけならまだしも、ここまで全体的に凹んだタンクって、直せるの?
いや・・・交換するしかないのだろうな。しかし、燃料タンクの交換って、恐ろしく大変だ。ボディから取り外すには
リアメンバーをほとんど車体から外さないといけない上、使い古しのタンクを処理せねばならないという問題がある。
ただの水タンクぐらいだったら、サンダーで切り刻んで産廃業者に出せばいいや、とか思ったりするわけなのだが
たぶん 100% 爆発して大怪我することになりそう。いや、産廃業者に出すこと自体が、そもそも恐ろしく面倒。

いろいろ想像して絶望的な気分になりつつ、どうせ最終的に交換せねばならないのであれば、少しでも足掻いて
みてもいいかな?と考える。幸い、燃料タンクは負圧で潰れて凹んでいるだけで、穴が開いているわけではない。
ということは、逆にタンク内をうまいこと加圧してやれば、凹みを戻せるのではないだろうか?


素人考えではあるが、実行してみる価値はありそうな気がしてきた。早速、タンクの蓋を全て閉め、さきほど
配管掃除に使っていた空気入れをもう一度キャニスター配管に接続し、ゆっくりと空気を入れてみる。元々、タンクは
ガソリンの蒸気圧による加圧に耐えられる構造。危険はない、危険はない・・・そう信じ、慎重に加圧していく。

最初のうちは、空気入れ付属の圧力計の針も動かず、当然ながら何も起きなかったが、しばらく作業を続けると
やがて、「バコッ!」とか「ベコッ!」という大きな音が、燃料タンクのほうから聞こえてきた。・・・ムッ!?これはッ!?
ひょっとして、うまく行きそうかな?音が聞こえてくるたびに一旦手を止め、慎重に加圧を続ける。空間が大きいので
目に見えて圧力が上がることはないが、それでも確実に、空気が凹みを押し戻していく感触が足に伝わってくる。

幾度かのベコバコ音を聞いたのち、やがて、音の聞こえてくる間隔が伸び、そして音が聞こえなくなってきた。
そろそろ、凹みが伸びきったのだろうか?チャックを外して圧力を開放し、恐る恐る、燃料タンク下面を覗き込む・・・



おッ!?ベコベコに凹んでいた面が(ちょっと膨らみ気味だけど)元に戻ってるデナイノ!

そして、燃料タンク上面も、ついでにこんな感じになっていた・・・



最初の写真と見比べてもられば、わかりやすい。燃料センサと燃料ポンプの取り付け面が、ほぼ平行に戻った!

つまり、かなりヤッツケ感は漂うものの、修理完了!勝利!


これは、絶対に期待できるze!全ての配管を元通りに戻したのち、カプのキーを ON に回す。ほぼ中央付近で止まっていた
燃料計の針は、みるみる下がっていく。よし、よし!ワクワクする私の心に応えるかのように、針はグングンと下がっていき
やがて、Eよりもはるか下まで下がっていった(汗)・・・やっぱり、先日の計算どおり、今はほぼガス欠に近い状態?

キーを OFF に戻し、リアトレイなども含めて元通りに組み立てを完了したら、さっそく GS へと出かけることにした。
ただ、計算によれば&現実をみれば、燃料はほぼ空に近い状態になっていることが予想される。とにかく不運続きの私の
ことだ。GS に行く途中の道路でガス欠になってしまう可能性を、まったく否定できない。念のため、20L の携行缶と
折りたたみ自転車をカプに積み込んだ状態で、いつもの GS に向かう。非常なる緊張感の続く工程であったが、
不幸の神様も、さすがにここまで用意周到にした人間を地獄に突き落とすほど無慈悲ではなかった。

無事、いつものセルフ GS に到着。ドキドキしながら給油を開始した私は、29.2L 給油できた現状を目の当たりにして
ガクガクする(笑)。結局、京都に帰り着いた時点では 0.8L しか残ってなかった。330km を 21.2L で走ってきたという
ことは、燃費は 15.5km/L ほど。あと 12km ぐらいしか走ることができない状態だった、ということだ。う、うっわ、
たぶんこれは、眩暈がしそうなほどの不幸中の超・幸い。もう、今年の運は完全に使い切ったと言えるかも(汗)


いろんな意味で充実感に包まれつつ、帰路へ。狭い室内で、折りたたみ自転車&携行缶と、場所争いをしながら。
ああ、なんとなく、もうちょっと小さな折りたたみ自転車が欲しくなってしまう。モールトンとか、どうなんだろう。

帰宅。満タンにした状態であるが、今度は燃料計の針が F に届いてない。ぎりぎり、Fの目盛りの下半分に重なる程度
になっている。おそらく今度は、加圧したときにちょっとタンクが膨らみ気味になり、上面がツライチではなくなってるんだな。
となれば、上面の歪みを精査し、でっぱった部分をちょっと叩いて凹ませれば、満タンのときに針が F を越えるぐらい、
つまり正常な状態に戻せるはずだが・・・まぁ、少なめに出る分にはそんなに実害ないから、当面はこのままでいいか。


折りたたみ自転車を下ろし、元通りの形に直す。そのとき、ひょっとしてもう少し小さくなるように畳めるんじゃね?などと
考え、折りたたみに再挑戦。親戚から貰ってきたこの折りたたみ自転車(CAPTAIN STAG の 16インチ)だが、説明書がなくて
正しい畳み方がわからない。あちこち緩めていろいろ試してみた結果として得られた結論は、下手の考え休むに似たり。
ブラブラになっていた可動パーツが不意に勢いよく動き、親指を挟んで爪の一部に内出血を起こしてしまう。いてて!


5/31

本日は、中途覚醒は無かった。だが、微妙に疲れ気味(熱は無いようだが、まだ風邪気味の症状が続く)。更に、尻ぺたに
軽い筋肉痛を覚える。昨日の作業で、ずっと変な姿勢をしていたからだろうか。まったく、弱い状態が続いてるなぁ。

昨日、折りたたみ自転車に噛まれた(?)親指だが、まだ痛みは続く。だが、それほどひどい傷でもなかったようで
キーボード操作を含めた、普段の生活に影響を与えるほどではない状態。いや、これまた不幸中の幸い、か;

昨日の修繕で「要・新品購入」と判断した部品のリストを作成し、スズキへ持っていく。その後、STRAIGHT に立ち寄る。
ちょうど全品 20% off セールをしているためか、ものすごく混雑していた。車弄り趣味の人も、不況の影響受けてるなぁ;
同じように不況のあおりを受けた(=残業代がほとんど得られない)私も、こんなチャンスにいろいろと買いだし。
長いこと欲しかった KTC セラミックスクレーパと、Noxudol700 1本を購入して帰る。いずれも辛うじて在庫あり。

帰宅。ふと見ると、蕁麻疹が左腕に2つほど発生している。また、なんとなく寒けを感じ始めた。うーん、ようやく(?)
風邪か。。。体力回復のため、薄い布団を被って少し居眠り。幸い、すぐに収まった。だが、生まれた眠気は去らない;

帰宅後一休みしてから、KTC セラミックスクレーパの威力を試す。部品箱を漁り、ほんのちょっとだけガスケットが
あわせ面の部分に残っていたウーポンを見つけたので、こいつのガスケット面の汚れを削ってみる。噂は聞いていたが、
確かに、このスクレーパーは凄い。表面にほんの僅かだけ、指の腹で触ってようやく判る程度しか残っていない
ガスケットが、嘘みたいに簡単にスコスコ削れていく。そして、基材であるアルミは、まったく削れてこない。
もちろん、明らかにアルミが削れるような鋭角で刃先を動かしたりすると若干削れてしまうが、よほど迂闊者で
ない限り、そんな失敗はするはずもない程度のわかり易さ。い、いや、これマジで凄いッス、凄いッス!大興奮!


大満足したら、ちょっと庭先へ。庭木に水やりをしていると、親指ほどの大きさもありそうなスズメバチが飛び回っている
ことに気づく。巡回しているスズメバチは恐ろしく無害なので放置しようとも思ったが、なんとなく動きが気になったので
付近を点検。案の定、家の軒先に、小さなハチの巣が作られ始めていた。まだ、根元となる皿を作っている段階だったので
今のうちに潰しておけば、お互いの被害も少ない。先ほどのハチが一生懸命作業している姿をみると、可哀想でもあったが
彼らは、人を殺せる恐るべき毒を持つモンスターだ。・・・悪いな。いつものマグナムジェットを持ってきて、容赦なく攻撃。
小さなハチならば一瞬で叩き落せるマグナムジェットだが、巨大なスズメバチ相手だとそうもいかない。一度は
ぽとりと地面に落ちたスズメバチだが、すぐにふらふらと飛び上がり、よろよろと何処かに消えていった。

仲間を呼びに行った可能性があるので、少し離れた安全な場所に移動し、しばらく観察。およそ 5分ほど過ぎたころ、
彼奴自身か、または彼奴の仲間かはわからないが、1匹のハチがまっすぐ、巣があったはずの場所(さきほど破壊した)に
戻ってきた。だが、しばらく付近を飛び回ると、戻ってきたことが無駄であったことがわかったようで、飛び去っていく。
・・・よし。これでもう、彼らはしばらくここに来ることはないだろう。どうか、森の中で静かに暮らしていてくれ。

それにしても・・・ほんの僅かだけ、左腕がだるい。まぁ、大したことはないレベルだが・・・。まだ、左尻の筋肉が痛い。