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Cappuccino 日記(1999/7)

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7/4

仕事は一段落ついたが、仕事以外の仕事(謎)で追われる。
貧乏ヒマなし。
天気も悪いし、家に隠もって内職に励む。

だが、なんかストレッシー。
気分転換することにする。

入庫の電話確認をしないというのも大胆だが、
「火曜迄には入ります」というツナギ人(青)のセリフを信じ、
余裕綽々の気分で、西大路五条下ルに在る、スズキの共販に向かう。
聞いてみると、注文していた部品があっさりと出てきた。
えらいぜスズキ。
何の部品かって?

フロントブレーキキャリパー O/H キット一式。

私の知らない7年間に何度 O/H してもらっているかわからないが、
オーナーが替わっていることでもあるし、
ここは一発、メンテしてあげるのが筋でしょう。
たった \1.7k だし。
購入した部品をざっと眺める。
お客さん、自分でヤるんですか?と聞かれたので、
ええ、全部頼んでたらお金が・・・と答える。
いや、これはほんまの心境でっせ。
もう一度、部品を確認する。
ブレーキホースのエンドをボルト止めするときに挟む
(銅製?)ワッシャが見当たらない。
確か、あれって再利用不可じゃなかったっけ・・・
と思い、あのワッシャって再利用できるんですか?と聞く。
すると、ツナギ人(青)の大将らしきツナギマスター(青)曰く、

「いや、ホースは外さなくても O/H できますよ。
ブリーダーバルブのとこから、ね・・・」

ええい、なぜもオヤジという連中はこうも挑発的なのか!(笑)
言われたらやらにゃーしゃあないので、そうやることにする。

こうなったらオヤジついで。
テクニカに向かい、
6/20 にFパッドがかなり磨耗していることを発見してから
「どこのを買おうか・・・」と考えていたブレーキパッドと、
前から執拗に勧められていた I/Cパイプを買うことにする。
朝も早よから行ったのだけど、珍しいことに先客があった。
先客の話が一段落つくまで待ってから、店内に入る。
社長との会話の初っ端で「I/C パイプ買います〜」と言ってみた。
が、なんかくやしそうな顔をしている。
どったのかな?と思っていると、どうも生産が追い付かず、在庫がないらしい。
ああ・・・別に遅くなってもいいッスよ・・・どうせそのつもりだし。
予約票を書いて貰う。
ついでに、ブレーキパッドのことを聞いてみる。
「耐久でもフェードせんかったで!」とのこと。結構自慢の品みたい。
カプチ用も「あ、もう出とるわ〜」とのことだったので、人柱として注文。
(この時点では、F/Rの1セットが買えたものだと思い込んでいた)
いろいろと雑談してから帰宅。

雨も降りそうにない感じだったので、
すきを見てリアブレーキを清掃。
ジャッキアップし、タイヤを外し、ピンを抜き、プレートを取り、
ブレーキパッドを引っこ抜いてブラシでごしごし掃除。
朦々とパッド滓の煙が上がる。げほげほ。
パッド残量は・・・あと3mmぐらい。
リアのくせに、随分減ってるなぁ ^_^;
数ヵ所にグリスを塗って組み付け。
左右とも処理する。
処理し終わったころに雨がポツポツ来た。
タイミング良し。

さて、これで燃費と加速が多少は良くなってくれるといいのだけど・・・

7/6

平日、早く帰れたのでドライブに出る。
ドライブ先は、いつもの山道。
ブレーキ一式を掃除した効果を確かめるため。

フィーリングとしては、確かに足が軽くなっている感じがする。
引きずりによる駆動力のロスがずいぶん低減されたからだろう。
サイドを引いたときの反応も、前と比べて随分わかりやすくなっている。
引けば滑るし、離せば止まる。ダメなときはダメ。OK なときは OK。

足が軽くなったお陰でさらに加速された車速を急激に下げるには、
純正のブレーキパッドではちょっとツライ。
踏み込み量で加減の調節はしやすいパッドなのだが、
制動力を上げるために必要な面圧がかなり高いのか、
余裕を持ったヒール&トゥーはとてもできない。
右足の力と神経の殆んど全てが、
ブレーキを踏むための力だけに使われる。
ビギナァ〜な私にはチトつらい。

果たして、テクニカのブレーキを入れれば、どれぐらい改善できるか?
わくわくしてくる。


7/9

朝早くに起床。
先日に買込んだフロントブレーキ O/H キットを
本日いよいよ適用することにする。

クルマをジャッキアップし、タイヤを外してステアリングを切り、
キャリパーを取り外す。ブリーダーを緩めて空気入れを繋ぎ、
シュコシュコやってピストンを抜き取る。
ダストブーツとピストンシールゴムを毟り取り、
ピストンの横っ面を掃除し、
シリンダー内面をプラスチック毛のブラシで掃除し、
シールゴムを新品に変え、
グリスをべたべたに塗ったあたりから作業が難航。
ピストンをシリンダーに嵌め込むのだが、
ダストブーツとピストンのどちらを先に
どこに填めてどうしたら組み立てられるのか、
その辺がさっぱりわからない。(卵が先か鶏が先か・・・)

いろいろ挑戦してみるものの、
ダストブーツを先に付ければピストンが嵌まらず、
ピストンを先に嵌めればダストブーツがつかず。
どうしよう、このままでは、元に戻せない・・・

激しい焦りのため、1時間ほど、むなしい格闘を続ける。
その間、キャリパーに接続されているブレーキホースの出口から
フルードが止めどなく溢れてくる。
ちまちまと注ぎ足すが、手もちのフルードの残量も少なくなってくる。
まずい・・・このままでは・・・この車は走れなくなる!

これは・・・重症の患者を抱えたスーパードクターKのような気分だ!

などとわけのわからないことを考えつつも、解決方法を考える。
泣きそうになりながら、サービスマニュアルをもう一度熟読する。
果たせるかな、回答は、リアキャリパーの O/H の項目にあった。
「ピストンにダストシールをかぶせた状態で、キャリパーにダストブーツを付ければ良い・・・」
なるほど!というか、

そんな重要なことはフロントの O/H の項目にも書いとって!

ともかく、あたふたとその通りに作業をする。
あほみたいに簡単に取り付けることができた。
浪費した時間があったので、左側だけで4時間かかる。
激しく疲れる。

コツが判ったので、右側は1時間で終了する。
やり方さえわかっちまえば〜こんなものは〜簡単さ〜
と、鼻唄混じりにも近い気分で作業を行う。

作業が終了したので、ガレージ内で何度か急制動を行う。
ちゃんと効いている。フィーリングも変わらず。
ひきつづき、公道上に出て、前車との車間距離を大きく取りつつ、
テスト走行。ブレーキ性能に特に問題なし。
最後に、東山ドライブウェイにて、
荒っぽいブレーキングを何度も何度も繰り返す。
一通り終わったあとに、帰宅してフルードの液面を確かめる。
変化なし。
一安心。

片付けを行ったのち、さらなる試走を行う。
もののついで、テクニカに行く。
パッドとパイプは、まだできてないと言われる。ショック。
ついでに、「注文したパッドって・・・フロント用だけですよね?」と
聞いてみる。その通り、リアは別設定、との返事。ショック。
ま、まぁ、リアの制動力はそれほど必要なわけじゃないので、
いいと言えばいいのだけど・・・
しばらくは純正のままでいくことにする。
残量がなくなってきたら、SEI あたりの純正互換パッドを狙うか。

帰宅後、車を水洗いするが、
ボデーの後ろにブレーキフルードが付着しているのを発見。
幸いなことに、塗装はちょっとだけ痛んだだけだった。
なんか変な模様はついてしまったが、
剥げるというレベルではない。
不幸中の幸い・・・。
同じ過ちは絶対にするまい、と誓う。

7/10

見えないところをドレスアップしようシリーズ。
ブレーキローターに、防錆塗装を行うことにする。
専用の防錆塗料は高いので、汎用の塗料を使う。

本当は、ローターを外し、内側まで全て防錆塗装をしたかったが、
普通のドライバーでは、
ローターを固定しているプラスネジが固くて緩まない。
たぶん、インパクトレンチが必要だ。
インパクトは手もちにないし、かといって普通のドライバーでは
ネジ山をなめるのが関の山なので、外すのは諦める。
裏側が塗れないのは惜しいが、またそのうち。

作業開始。
まず、キャリパーを外したとき、
ブレーキフルードがダストブーツの隙間から
漏れ漏れになっているのを見つける。
めちゃくちゃ焦る。
オーバーホール時の作業ミスか?
慌ててブレーキクリーナーを吹いて清掃。
キャリパーの置き方を変えると、フルードがジワジワ漏れてくる。

・・・これは、どうも変だ。

油圧なしの状態でこれだけ漏れるのなら、
昨日のテスト走行みたいに、荒いブレーキをかけまくったら
走行中に相当量のフルードが漏れ出ているはず・・・
しかも、漏れている場所は、
ダストブーツとキャリパーの間からであって、
ダストブーツとピストンの間からではない・・・
後者だと、O/H 中にダストブーツ内に溜まったフルードが
たんだんと漏れてくる(自然現象)せいだと思えるが、
今回は前者だから、これとは違うように思える。

・・・謎だが、なんにしても最悪の事態は避けたい。
でも疲れが来て、防錆塗装もせず、ホイールをつけ直して
そのままふらふら出かける(危険)。

今日は暑すぎるので、オープンにはせず、クローズで冷房を効かせる。

体力温存。

念のため、スズキに出向き、
キャリパー O/H キットをもう1つ(1揃いではない)注文しておく。
ついでに、ブレーキエア抜き君2号(仮)の製作の為に部品をあつめる。
一通り、必要な店を回ってから帰宅。
その間、ブレーキフィールに顕著な異常なし。
一回、追突寸前のパニックブレーキを踏んだけど、問題なく制動できた。
その後のブレーキフィールにも、変化はなし。

フルードがモレモレだったら、ここまで効かないよな・・・

まずまず謎が深まる。
やっぱり、ダストブーツ内に付着したフルードが
妙な経路をたどって表に出てきただけだろうか?
それならいいのだが・・・

帰宅後、諦めがついたので、
ローターまわりをマスキングして防錆塗装する。
汎用の防錆塗料とは、亜鉛とアルミの超微粉末を
アクリル塗料の中に浮かせたようなものだ。
これに含まれている溶媒が、めっちゃくさい。
アクリルを溶かしているんだから相当な溶媒だと思うが、
本気で臭い。プラモのシンナーの比ではない。
スプレー作業をしていると、3分でくたばる。
くたばる度に家に戻って休むので、作業が捗らない。
塗装前にサビを落とす作業もあるので、
思った以上に時間を食う。

でも、赤黒いサビが無くなったので、
足回りが綺麗になった。素直に喜ぶ。

7/11

猛天だったので、昼前に滋賀方面へとドライブ。
思いつくままに、田舎道を走る。

山科〜宇治〜天ヶ瀬〜石山〜・・・忘れた。

天ヶ瀬では、軽トラが煽ってくるという希有な体験ができた。
私の前に何台の車が連なってのんびり走ってるか見てないのか!この馬鹿!
というわけで、状況が理解できないアホは泣かすに限る。
後ろにへばりついてワァワァとエンジンを吹かしてきたので、
直線での一瞬急ブレーキを一発かまして宣戦布告したのち、
連続カーブでひょいひょいと引き離してあげる。
煽る前に、性能の差を理解しておけっての。

しかし不思議なことに、うちの車は軽自動車に煽られることが多い。
奇妙な話なのだが、普通車は滅多に煽ってこない。なぜ?

滋賀の奥地のワインディングまで遠征し、
目一杯車を振って楽しむ。
ふと、左コーナーではきっちりとグリップ力を使えるのに、
右コーナーでは恐怖を感じて頑張れないことに気づく。
3月の事故の後遺症だろうか?

多羅尾のワインディング沿いにある小さな空き地で、ぐるぐる回る。
やってみたのは、アクセルターンから始まるパワースライド。
ただのパワースライドだと制御は簡単そうだ。
しかし、狭いからすぐにはみ出そうになるので、
2周ぐらいしか回れない。
もっと広いところで回りたい・・・

帰り道、某高速コーナーで楽しく遊ぶ。
フラット路面で、1**km/h 超から大きな右コーナー、
引き続いてタイトな左コーナーとなる、複合S字コース。
まったく予想してなかった後半の構成に度肝を抜かれつつも、
侵入から強めのブレーキで、リアの荷重を軽く抜いて行く。
軽いスキッド音を残しつつ、何事もなくコーナーを抜ける。
さすがカプチーノ!コーナリングマシン!

帰宅後、AZ-1 の知人が訪ねてくる。
ブレーキフルード交換を行ってさしあげる。
お代として、ジュースを奢ってもらう。

7/17

今週もまた、スズキ共販に出向く。
先週に注文した、フロントキャリパーの O/H キットを受取りに行くために。
面倒臭いので、共販じゃなく、奥にある作業者詰め所みたいなところに行く。
さすがというべきか、すでに部品が準備されていた。感付かれたらしい。
それを受け取りつつ、さらに追い討ち(?)をかける。

そう、リアブレーキ O/H キットを注文したのだった。

よろしくたのんます・・・ツナギマスターさん(そろそろ名前を覚えろって)。

帰りしな、ふっと思いだしたように、
フロントキャリパー O/H の時に気になった、ピストンシールの向きについて
質問してみる。表と裏はあるんでしょうか?どう見ても判らなかったですが。
ツナギマスターは、実物(先ほど受け取った、フロント O/H キット)を見て、

う〜ん・・・これは、方向はないですねぇ・・・

と答えた。方向があるタイプのものもあるらしいが、マスターの見立てでは、
カプチのシールには、方向がないらしい。捻って付けなければ良いらしい。
でも、サービスマニュアルには、方向に関する記述が・・・うーん。
でも、経験豊かなマスターはそういっているんだし、
私自身も、穴のあくほど見ても方向なんて判らなかったし、
マスターを信じるしかない。

ついでに、O/H の時に使うグリースについて、
どんなものを使えばよいか、聞いてみる。
フロントキャリパーのピン回りのグリスを更新したいからである。
見たところ、非常に黒いので、モリブデン系かと思いきや、

シリコングリスを使ってください。市販のやつでいいんで・・・

とのこと(市販=DIYショップで売ってるやつ。エーゼットのとか)。
ええっ、でも市販のは白いんですけど・・・いいんスか!?
でも、経験豊かなマスターを信じるしかない。
なかなかむづかしい。
ちょっと雑談をしてから、店を出る。

共販を出てから、勢いでテクニカへ。
明日は遠出になるかもしれないし、できれば
注文しているパーツが欲しい・・・特に、ブレーキ。
悶々としつつ、車を南へ走らせる。
到着。
ブレーキパッドはできた、と言われる。やったー!
ブレーキパッド代を払う。\15k。あれ?\18k だったのでは・・・
まぁいいや。安い分には文句は言うまい。
I/C パイプは未だできていないと言われる。職人が頑固者らしい。
しょうがない。
ブレーキフルードについての話になる。
ホンダ純正の DOT4 を使っている、と言うと、
あれは、DOT4 というより、DOT3.5 ぐらいみたいなもんだ、
という話になる。さすがに、DOT4 にしては安すぎるもんなぁ。
キャリパーの O/H もあることだし、全部済んでからいいのんにします、と答える。
って言うと、そんなところまで自分でやるのかー、と感心される。
ええ、ちょっとでも、整備にかかるお金は節約したいッスからね。
雑談をしてから、帰宅。

帰宅後、ブレーキパッドを交換。
その際、#1000 の耐水ペーパーで、ローター表面を磨く。
本当は、もっと荒いペーパーでゴシゴシガシガシと削って、
純正パッドの成分が焼き付いている分を飛ばしたほうがいい。
でも、手持ちに適当なペーパーがなかったので、今回は適当にしておく。
キャリパーを嵌め、ピストンを出し、エアを抜いて装着完了。

装着後、いつもの峠に向かう。
途中の道である程度アタリが付くことを期待して、
いつもより多めに(強めではない)ブレーキを踏む。
さすがに、純正よりも利きは強い。弱めの力で踏んでも、ラクに利く。
ブレーキング開始ポイントがかなり奥に行く。雨の日は、危ないかな・・・
峠に到着。早速、テスト開始(と言ってもゆっくりな速度だけど)。
いつものスピードでコーナーに入り、いつもと同じタイミングで
いつもと同じようにブレーキを踏む・・・。

ロック!

左フロントタイヤが一瞬でロックし、「キキィィィ!」とスキール音を立てる。
むを!?
あっという間に停止した車のバックミラーを除くと・・・
そこには、白い煙と、真っ黒なタイヤマーク。
うわ。すごい制動力・・・
直線部までゆっくり進み、急制動を何発かやってみる。
今までだったら絶対にロックしなかったような状況でも、簡単にロックする。
また、ロックさせないようにしても、制動距離が全然違う。はるかに短い。
うおお・・・これはすごい・・・あほみたいに効く・・・
当然、カーブでも、ブレーキングポイントは今までと全く変わる。
遥かに奥まで入ってから制動しないといけない感じ。
うわぁ・・・全部、やり直しだ・・・

それにしても、このパッド、フロントだけで良かった。
もしこれがリアだけだったりとかしたら、今頃はくるくる回っていただろう。
そんな危ない車には、乗りたくない(ちょっとだけなら乗ってみたいけど)。
ジムカーナ用として、リアにメタルなどの激効きのパッドを入れる向きもあるが、
あれは、かなりのチャレンジャーだろうと思った。街乗りにはかなり不向き。
重量配分 50:50 のカプチですら「危なそう」と思えるのだから、
70:30 の EF、EG、EK なんかだと、どうなることやら・・・一瞬でスピン?
ま、慣れるまで、ボチボチ行こう・・・。

夕刻、明日の早朝に愛知県岡崎市で行われる”おはみか”に行くため、
友人との待ち合わせに指定している某所に出向く。が、友人が来ない。
諦めて、一旦帰宅。深夜に家を出直して、直接、友人の自宅へ。
んが、まだ仕事から帰っていない(友人は休日出勤していたらしい)。
うお・・・真夜中に出発する予定だったのに、大丈夫かいな・・・
わずかな仮眠を取る。

7/18

わずかな仮眠を取った直後、友人が帰宅してきた。
いわゆる午前様に近い。うお、深夜に出発って言ってたけど、これでは・・・
不安的中で、2時を過ぎても、友人は起きてこない。こりゃあだめだな。
黙って帰るのもなんなので、友人に起きてもらい、
睡眠が不足しすぎているという理由で”おはみか”行きの中断を告げる。
なんとしても行きたがる友人を言いくるめ、小雨が降る中を帰宅。

昼前に起床。
まだ、小雨は降っていた。でも、なにか勿体なさが残る。
折角なので、前にテクニカの社長に誘われた、「Kスペミーティング」に向かう。
場所は、関ヶ原メナードランド。高速に乗れば2時間程度の位置だ。
ちょっと遅くなったけど、出かけるかな・・・。

普段なら、遠出するときは一般道で行くのだけど、
今回はもう時間もないことであるし、高速で行くことに。
京都東〜関ヶ原・・・\2k。
渋滞もなく、何時にないほどの快適なクルージング。
途中一カ所にあるオービスでの減速以外、1**km/h 超ぐらいで流す。
スピードリミッターは 1**km/h。すぐに当たる。当たりまくる。
このパワー感なら、もっとスピードは出せるのになぁ・・・
でも、ただスピードリミッターを切るだけでは、不都合もあるというし。
いずれ、N1CPか、藤岡スペシャルROMを買うときまでの我慢か。
いや、なに、660cc のエンジンに無理させてもしょうがないしね。
途中、多賀あたりでちょっとだけ休憩を取ったぐらいで、あとは走り続ける。
名神関ヶ原I.C.を降りたところで、1時間ちょい経過。余裕だね。

関ヶ原I.C.から続く道を、案内看板の通りに北上していく。
しかし、どこまで走っても、ソレらしい雰囲気がしてこない・・・あれ?
そのうち、麓近くの、寂れた保養地に近づく・・・と、
なにやら、道の脇には、雰囲気に不似合な、人の群れ。
減速して、その反対側を見ると・・・ううう、
ブサイクなバニング系カスタムKカーが並ぶ駐車場・・・
ははぁ、とりあえずここだな・・・とは思ったけど、
こんなのと同じところに停めたくないので、もう少し道を走り、
妙に閑散としている、第2チックな駐車場まで進み、勝手に侵入。
「テクニカ」ステッカーが張られているワークスの横に停める(笑)
途中、脇を、ブサイクバニングカーが通りすぎていく。来ないでー。

車を降り、傘を持って、先ほどの人の群れに向かう。
果たせるかな、そこが会場の入り口。
子供連れのちょっとヤンキーっぽいオヤジ(ったって私と同い年ぐらいだろう)が
沢山いるので、ちょっと不安になる。ひょっとして・・・

入場料を取る人がいない隙を・・・じゃなくて、取る人がいなかったので
そ知らぬ顔をして、そのまま無料でゲートを通過。
手前にある、子供処理用のちょっとしたアトラクションを抜け、目指す本会場へ。

んが、しかし。不安な予感は的中・・・。
目の前に群れるは、莫大な量の、バニング系、アメリカン系のカスタムカー。
遠くまで目を凝らしてみても、やはりバニング、アメリカンカスタム・・・
それどころか、最深部では、無理やり太いマフラーを付けた車から吐き出される
くそうるさく弾ける重低音の排気音が、その直ぐ近くで鳴っていると思われる
何を鳴らしてるのかよくわからない音圧系のがなり音と、非道さを競っている。
頭を襲ってくる目眩と戦いながら、怖いもの見たさで、最深部を目指す。

・・・うおお、いるいる・・・
トランクルームに巨大スピーカーを詰め込んだ、和太鼓保存会・・・
手作りの巨大なハリボテを車に張り付けた、特撮大道具軍団・・・
80年代に廃れたと思われるファイヤーパターンでキメる、謎の人々・・・

これが、これが、これが”かっこいい”のか!?”クール”なのか!?

目から、耳から入ってくる彼奴等が、私の価値観と花火を挙げて擦れ合う。
あああ・・・ダメだこりゃ・・・

注)この後、ドレコンが行われたようだが、
1位をかっさらったのは、レーシングモディファイに身を固めた
真紅の AUTOZAM M2(AZ-1) なのだった。はっはっは ^_^ 正義は勝つ!


会場の隅の方で、240km/h over を記録した最速のK、Kカースポーツの
イエローバードカプチが、居心地が悪そうな風情で佇んでいた。
その気持ち、わかるぜ・・・

ここで、さて。と思い、テクニカの社長を探す。
たぶん隅っこのほうだろうなぁ・・・と思って周辺部を歩くと、予想通り。
周辺で、密かに営業していた(笑)。
挨拶だけしておく。
ブレーキパッドの具合いを聞かれたので、「抜群です!」と答える。
いやぁ、なかなかいいものでした。
社長とちょっとだけ喋って、会場を後にする。
ブサイク系ばかり集まっているようなところに、用はない。

大体、昼をちょいと過ぎたぐらい。
帰り道をどうしようか、考える。
帰り道は、全くもって急がない。そこそこの時間に帰れれば良し。
というわけで、帰りは高速を使わず、一般道を開発することに。
地図を見た結果、鈴鹿山脈の東側を縦向きに走る 3xx 号線を下り、
途中で 3xx 号線を使って山を越え、滋賀に入ろう、と考える。
思いつきだったが、このルートを取ったのは大正解。
バカほど空いている上、めちゃくちゃ見通しがよく、道が広い。
なまじ高速に乗るよりも、アベレージ速度は上かもしれない。
一応、警察の存在に気を使いながら、1**km/h ぐらいで流す。
そのうち、御天道様も雲から顔を出し、ウェットからドライに変化する。
うああ・・・と思い、片方の屋根だけオープンにする。ああ、爽快!
(慣れていない人だったら、この速度では「顔が痛い!」ということになるかも)

あっというまに、3xx 号線との分岐に到達。さぁ、山を越えよう・・・
と思って分岐を進むと、ちょっと行ったところで

「この先、3xx 号線では山を越えられません」

という、つれない看板が・・・どうやら、何か起きているらしい。
山崩れかな?大雨降ったしなぁ・・・

しようがないので、もっと下まで下ることにする。
そろそろ、こんな道も終わりか?と思っていたのだが、まだまだ続く。
一体、どこまでこんな道が続いているのか!?
興味が湧いてしまい、行けるとこ迄行ったろか!と考える。
地図を見ると、最悪でも、湯の山温泉経由で
鈴鹿山脈を越える道に突き当たって、止まるみたい。
それがわかった瞬間に、意思決定。
GoGo!

しかし、ほどなく、田舎の高速道路は、町中の大通りへと姿を変える。
いきなり興が削がれたが、それでもアベレージ速度は高い。
しばらくの間、ダラダラと南下して距離を稼ぐ。
それまで晴れていたはずの空が、だんだん曇ってくる。つまらない。
そのうち、先ほど地図で確認した突き当たりに到着。
ここは迷わず、鈴鹿山脈を越える道を選ぶ。右折。
幸いなことに、先行する車はほとんど居ない。
ブラインドコーナーばっかりなので無理はできないから、
そこそこの範囲で、鈴鹿を越える峠道を走り抜ける。
道幅はかなり広いし、キャッツアイもあるので、
コースさえ覚えれば、かなり遊べる道になりそうだ。遠いけど・・・

頂上付近に差し掛かった時点で、BMGのでけえ1BOXに追い付く。
うわぁ、えらいもんに捕まった・・・と思ったが、
考えてみれば、ウェット路面が残るタイトな下りコース、
調子にのってヘタに高速で突っ込んだら、えらいことになる・・・
安全のため、ここは、おとなしく追走することにした・・・が、
あまりにも遅い。遅すぎる・・・ええい!冗談ではない!(シャア調)
向こうとはブレーキポイントが全然違うので、疲れる。
折角の、楽しい鈴鹿スライライン越えが・・・(さっきの考えは忘れている)
そのうち、ついに雨が降り出してくる。ありゃりゃ。
早いうちに屋根つけといてよかった。

数十分かけて、もったりと山を下ったところで、
精魂共に尽き果て、わき道にそれて車を停める。

ふと、今まで下ってきた山の景色を見る。
灰色の雲が、空から落ち窪んで、山の頂を包み込んでいる。
空からは、雲を越えて、蛍光灯のような白い光と、雨が降り注ぐ。
雨は、地表の緑を潤す。森林は、水を得て、黒く沈み込む。
木の肌は、濃い茶黒色に染まり、靄の奥に佇む。 満腹になった熊が、寝静まる瞬間のように、ただ静かに。
陰はどこまでも黒く、空はどこまでも白い。
寒々しく、静かなのに、どこか暖かい、落ち着ける景色。
エンジンを切る。
人工的な音は全て消え去る。
辺りを包み込むのは、雨が踊る音。
なんとも・・・
しばらく、そこで時間を過ごす。

気持が晴れた頃に、再びイグニッションキーを捻り、走り出す。
今度は、うっとうしい1BOXは、もう居ない。
だれもいない平地のワインディングを、飛ばす。
路面は濡れているが、警戒すべきほどではない。
左手に山、右手に田園風景を眺めながら、ひたすら走る。
ああ、晴れだったら、どれほど良いことだろうか・・・!
そのうち、右手の景色が、ダム湖に変わる。
緑色の水を湛える湖にかかる靄。向こうに見える、うっそうとした森・・・

いいねぇ。

行く手を遮る者は、誰もいない。
ラララむじんくん、ラララむじんくん・・・
心をいやしつつ、走る。走る。

しばらくして、美しい景色と別れを告げ、水口で1号線に合流。
臭い排気の中に紛れ込み、ゆるゆるとした渋滞を進む。
ああ、いやだ。
こんな渋滞なんか、いやだ。
無意識のうちに地図を引っ張り出し、最寄りの高速道路I.C.を探す。
栗東I.C.か・・・そこからなら、500円ぐらい・・・よし、乗ろう。
ノロノロ渋滞をじっと我慢しながら、走る。
あ、そうだ。高速に乗る前に、ガスを入れないと・・・
適当なガススタンドを見つけ、入る。
ガスを入れてもらっている間、燃費を計算する・・・おっ。復活してる。
やっぱり、遠出しないと、ダメかなぁ。

再び、渋滞の列に入る。
それにしても・・・みんな・・・よく、こんなもんに入って、我慢できるなぁ。
ラグジュアリーカーが流行るのって、走っているときのためじゃなく、
渋滞で止まっているときのことを考えているため?ははは・・・・

ややあって、高速の I.C. へ。
万が一、下道が空いていたら・・・と考えたが、どうみても空いてない。
さっさと高速に乗る。
高速は、意外なぐらいに空いていた。再び、1**km/h の世界。
もちろん、あっというまに京都東へ舞い戻る。
料金所での軽い渋滞を抜け、そのまま自宅へ。ただいま・・・

いやぁ、なかなかおもしろいドライブだった。って、あれっ!?

7/20

STRAIGHT に向かい、
ブレーキホースクランププライヤーを購入してくる。
道具は、揃いつつある・・・

リアキャリパーの O/H キットを注文してしまったので、
O/H の予行演習を行っておく。いざというときに困らないよう。

まず、車をジャッキアップして、タイヤを外す。
面倒くさいが、適当にウマをかける。
そののち、リアキャリパーとナックルを固定しているボルトに、レンチをかける。
ふんぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・

ピクリともしない。

おお?!
もう一度。ふぬぬぬぬぬぬぬ・・・(ピキピキ、と頭の筋から音)

ピクリともしない。

おお!?!?
すごく固いぞ・・・
おかしいな・・・

キャリパーを固定するボルトが、まったく緩む素振りを見せない。
いったい、ど〜なってんの!?
困ったなぁ、と思い、レンチを懸けて、揺さぶる。
ふんふんふん。
でも緩まない。うーむ・・・
これが緩まないと、O/H ができないんだよなぁ・・・

と、車体の下に半分ぐらい体を入れながら悩んでいたとき、
どこからか、「シャリシャリシャリシャリ・・・」という小さな音が。
へっ!?と思い、音のする方向を見ると・・・

リアサブフレームにかけたウマが、傾いてる!

ウマが、傾きながら地面の砂にめり込んでいったため、
シャリシャリ音が鳴っていたらしい。

うわ!危ない!ウマからクルマが落ちる!

慌てて、車の下から体を引き抜き、ジャッキアップポイントにジャッキをかける。
片手で車を支えながら、外したタイヤを片手で嵌め込み、ナットを締める。
これでもう大丈夫・・・と思って手を離した瞬間、
砂にめり込んでいたウマが転け、車が落ちた。
・・・が、ジャッキアップポイントにジャッキをかけていたため、
完全な落下は辛うじて免れた。
必死になってジャッキを上げながら、転けたウマを引きずり出し、
転けていないウマを抜き取ると、今度はジャッキが転けて、クルマが落ちた。

危機一髪・・・

咄嗟の判断で、人間にも車にもダメージが来ることは回避できたが、
精神的には大きなキズが残った。

結局、いい加減なウマ掛けと車輪止めが、原因だったらしい。
これに懲りて、次からは、安全第一で作業を進めることになろう。
本日はもう、なんか縁起が悪いということで、作業は中止。

7/24

恒例行事となった感があるものの、
今週もまた、スズキ共販へ。
注文していた、リアキャリパーの O/H を受取りにいく。
朝からスズキ共販に到着。今回は、オープンで走っているので
いつものように表通りへの路駐でなく、
ディーラーの中の奥のほうまで乗り入れる。
すると、何やらツナギマスターが動きはじめる。

悟ったらしい。

車を止めて、ツナギマスターのほうへと赴く。
カウンターの上には、既に用意されたキャリパー O/H キットが。
しかし、良くみると、この O/H キット、予想したものと違う。
どう見ても、ピストンのような物体が入っている・・・
話を聞くと、どうも、ピストンシールとダストブーツだけの
キットというものはないらしい。必ずピストンもついてくるのだとか。
それって・・・抱き合わせ商法とか・・・
と思ったけど、考えてみれば、サイドブレーキ一体型とするため、
リアのピストンの中には、何やら良く判らない構造物が仕組まれている。
一応、可動するもののようなので、交換が必要というのは頷けなくもない。
しかし、ただ1つ、納得できない点がある。

片側だけで \4,000 強っていう設定は無いでしょう ;_;

結局、給料が出た直後に、イキナリ \10k 近くが飛ぶ。
痛い、痛すぎる・・・
軽い雑談を交したのち、共販を後にする。

引き続き、恒例のコースで、テクニカへ。
18日の予告によれば、今日には完成しているはずだ。
行ってみると、果たせるかな、今度こそ完成していた。
やっとだよ・・・なけなしのお金を払う。\20k。
期待してまっせ〜!
受け取ったのち、次はどうしようか、と考える。
足は \200k ぐらいするみたいだし、それにたぶんサーキットスペックだし。
スタビがあれば欲しいけど、どう考えても安くはならないだろうしなぁ。
ってなことを考えつつ、店内の展示スペースを見る。
ふと、奥のほうに置かれていた、バケットシートが目に留まる。

こ、これだ・・・!

カプチんのノーマルシートは、一見のところリクライニングバケット調だけど、
実際のところ、ホールド性は良くない。横Gに対しては滅法弱い。
クルマのコントロールより、体を支えるほうに神経を集中することになるぐらい。
やっぱり、バケットシートは欲しい・・・
と思いつつ、社長に話を振ってみる。
すると、テクニカのバケットは BRIDE のんと同じ奴で、
シートレールを作れば、カプチには入れることができる、との話。
(ただし、ショルダーサポートがドアに当たるらしいけど・・・)
シート、シートレール、レールとシートを繋ぐ金具を作って貰って、約 \70k。
ふうむ・・・自分でバケットを買ってきて、あれやこれやするよりは、安い。
お願いするかもしれまへん〜という話を残して、テクニカを後にする。

最後に、STRAIGHT にて、スナップリングプライヤーを購入。
これは、リアキャリパーの奥にある、5条ネジまわりを分解するために必要。
できるかどうかわからんけど、使う可能性のあるSSTは買っておこう。 とりあえず帰宅。
帰宅後、とり急ぎ I/C パイプを交換する。
作業自体は、非常に簡単。しかし、落とし穴はあった。
I/C パイプの内面の溶接部に、切り滓やら溶接滓やらが一杯付着していたのだ。
こ、こんなもん、そのまま装着して、
知らないうちにエンジンが吸い込んだら・・・
燃えるだけならまだマシかもしれないけど、シリンダー内面を傷付けたり、
バルブシートを傷付けたりしたら・・・(まぁ、アルミだからアレだけど)
えらいこっちゃ。慌てて、ドライバーの先に布を括り付け、掃除掃除。
奇麗になったことを確認してから、パイプを交換する。
ゴムのパイプを外したとき、ブローバイが結構出ていることに気づく。
オイルキャッチタンクをつけておいたほうがいいかな?

I/C パイプを装着後、試走する。
しかし、特に変わった様子はなし。
期待していた最大ブースト圧も、上がる様子はなし。タレ方も前と同様。
敢えて言えば、1・2速のときのブーストの上がり方が、速くなったかな?
という程度。やっぱり、ブーストアップしていなければ、不要のパーツかな。

ちょっと無駄遣いな気分。

惨めな気分に浸りながら、自宅へ戻る。

キャリパー O/H パーツが手に入ったので、
もう一度、ネジ外しにチャレンジ。でも、緩まない・・・
CRC-556 も付けてみるけど、やっぱり緩まない。 やっぱり、インパクトとか、いるかなぁ・・・


7/29

Cappuccino PRESS の売りますコーナーにて、
タナベのスタビ前後セットが売りに出されているのを発見。
ロール抑制はしたかったので、「買います!」とメールを送る。

夜になって、9人でじゃんけんマッチになりましたので
じゃんけん送ってね、とのメールが来る。
うっし。今度こそ、勝つぞ!
意気込んでメールを送る。


7/31

さて。
リアキャリパー O/H だが、もうそろそろカタを付けねばならない。
今度こそ、今度こそ、だ。

ジャッキアップして片側のホイールを外し、ジャッキを下げて車体を安定させる。
本当はウマをかけたほうがいいのだけど、下には潜らないので、問題なし。
頑固者のボルトに、いつものようにレンチをかける。
おっとっと、その前に、ブレーキパッドを・・・取り去る、と。

さて・・・今度は、もう容赦しない。
え?インパクトレンチ?いえいえ。CRC-556 の大量投入です。
こないだはちょっとしか吹かなかった CRC-556 を、今度は大量に浴びせる。
ボルトの傘、ネジ部、とにかくありとあらゆるところを 556 で責め立てる。
ボルトが 556 浸しになったことを確認してから、10分ほど放置。 よし。
手の力だけでは足りないので、足の力も使うように工夫して、
レンチに渾身の力を込める・・・むむむむ・・・むむむむ・・・

パキン!

意地の悪い(もしくは辛い経験がお有りの)方は、
「ははーん、無理してボルトが折れたな」と思われましたか?
いえ、パキン!という軽い音を立てて、ボルトは緩んでくれたのです!
残念でした!(笑)
同じ方法で、もう1つのボルトも外す。
アンチローテーションプレートとともに2本のボルトを抜き、
リアキャリパーをナックルから分離する。
軽く掃除したのち、ダストブーツをめくる。
フロントとは違って、リアのダストブーツは、本当に被っているだけ。
つづいて、ブレーキホースに、ブレーキホースクランププライヤーをかけ、
オイルと空気の逆流を防止する。

さてと、作業開始。
ブリーダープラグを緩め、空気入れを接続して、圧縮空気を吹き込む。
ピストンを、圧縮空気で抜くためだ。
んが、しかし・・・フロントと違って、ちょっとやそっとでは、抜けてこない。
抜けてこないどころか、空気に押されてピストンが出てくる気配すら、ない。
おいおい、固着してるんちゃうか〜
がんばって空気を圧縮しているうち、空気入れがパンクした。
ありゃ・・・

しょうがないので、第2の手段・・・ピストンを回して抜く方法で挑戦。
ピストンの回りはかなり硬かったが、がんばれば抜ける範囲だ。
クソ暑いさなか、必死になって、小さいピストンを指先の力だけで回す。
硬いが、とにかく頑張る・・・むむむ。今回は、こんなんばっかり。
死闘に次ぐ死闘の末、なんとか、回してピストンを抜くことに成功。
抜いたピストンは、まるで新品であるかのように、奇麗だった。

へ・・・?ひょっとして、最近、O/H したとこ!?

あれだけフィーリングが悪いのに?
頭を捻りつつ、でも今更引っ込みも付かないので、作業を続行。

ちなみに、シリンダー内面も、非常に奇麗。
シリンダー中央奥にある5条ネジ関連の機構部品も、非常に奇麗。
うう・・・見れば見るほど、O/H することの価値が、見えてこない。
アイヤー。
5条ネジ回りを分解清掃するために、サークリッププライヤーも買ったのだけど
シリンダー内面の狭さを見た瞬間、これを諦めることを決意。
狭すぎて、プライヤーが入らん・・・

古いピストンシールを取りだし、溝を簡単に清掃し。
添付のグリス袋をひっちゃぶいて、ピストン外面とシリンダー内面、
そして新しいピストンシールとダストブーツにも塗り付ける。
新しいピストンシールをシリンダー内面の溝に嵌め込み、
新しいピストンを、5条ネジに沿って捩じ込む。
最後に、ダストブーツをかぶせて、おしまい。

複雑そうに思えたけど、結果的には、リアの O/H のほうがずっと楽

でしたとさ。
左右とも O/H を完了したら、あとはエア抜き。
もちろん、そのまえに、組み付けをせねばならない。
キャリパーをナックルにあてがい、アンチローテーションプレートと
ボルト2本で固定する。ボルトの締め付けトルクは、指定がなかったが
太さから言って・・・ 7kg-m 程度で締め付けることに、勝手に決定。
取り付けが完了したら、ヒコヒコとエアを抜いて、踏みしろを確認する。
・・・うん。まぁ、だいだい OK。
O/H 完了!

そのうち、おやじが法事から帰ってくる。
「すまんけど、近所のDIYセンターに行きたいし、乗せてって」
と言われる。あれ?今まで、そんなこと言う人じゃなかったぞ?
いつだって、自分のミラでさっさと出かけていく人なのに・・・
と思っていると、どうも昼間っから酒を飲まされたらしい。
しょうがねぇなぁ。ということで、兵員輸送を承る。
近所のDIYセンターに向かう道中、どうもブレーキのストロークが
非常にでかく、効きが甘くなっていることに気づく。エア抜き不足か・・・。

近所のDIYセンターにて、面白そうなアイテムを物色。
すると、いきなり AZ-1 の悪友に出会う。
なんでも、家に寄ったところ、DIYセンターに行った、と
母に言われたのだとか。
家で待ってりゃいいのに ^_^;

ということで、買い物を手早く済ませ、さっさと帰宅。
AZ-1 の悪友と、PSの「GT」に興じる。

足回りのセッティングの決まっていない RX-7 LM Edition で、
ヘアピンに入る・・・リアが暴れる暴れる。
ふと、ちょっと前のことを思い出す・・・

足回りって、大事だね!

ブレーキング+フルカウンターで動きを落ち着かせ、
車体の向きを出口方向に変えてから、フルアルセルでコーナーを脱出。
こ、これって、サーキットじゃなくて、ダートラ系・・・