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Cappuccino 日記(1999/10)

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10/2

デフオイルの漏れ対策を、せねばならない。
なにしろ、来週は OpenCafe。年に一度の、カプチ乗りのミーティングが、
岐阜県の恵那で行われるからだ。それまでに、車を完調にせねばならないのだ。

取り急ぎ、デフオイルの量を、1Lから 0.8Lまで減少させる。
0.8Lだと、デフサイドオイルシールの下端よりも高いところに油面は来ない。
すなわち、原理的には、オイル漏れはぐっと減少するはずだ。
(ただし・・・現状では、漏れるオイルの量は 0.2L まで許容できるのだから、
 実はそのまま放っておいたほうがいいという話もあるのだが)
車をジャッキアップして、デフオイルを注入口のほうから 150ml 程抜き取る。
ついでに、デフケースの割れ目から漏れているのか?と疑い直したが、
見たところ、液体パッキンは強力に効いている。漏れは一滴もない。

オイルシールを打ち直すため、新たなオイルシールを注文しに行く。
五条をがーっと走り、数十分で、まいどまいどのスズキ共販に到着。
ここで再度デフ下を覗き込むと、うーん、やはりポタポタと漏れている・・・
おかしいなぁ・・・E/G オイルと違って、デフオイルは圧力がかからないから
オイルシールの多少の打ち間違いぐらいで、こんなに漏れるはずはないのに。
首を捻りつつ共販に入り、両側のシールを注文。

帰宅後、今のうちにできることはやっておこうと思い、
ドライブシャフトフランジを外し、現状のオイルシールを打ち直そうとする。
つまり、奥まで入っているシールを、もっと外側にずらすということ。
これが原因であるならば、とりあえずこれだけで漏れは収まるだろう。
最終的には新品に打ち直すとしても、確認だけはしておきたい。

くたびれた体にムチをうち、またもやクルマをジャッキアップする。
もはや慣れた手つきで右側のドライブシャフトを分離し、フランジを抜き取る。
デフオイルに濡れて黒く輝く、オイルシールが現れた。
指先で探ってみるが、問題になりそうな歪みや隙間、リップ部の痛みは無い。
おかしいなぁ・・・なんで漏れるんだろう・・・
オイルシールを外側にずらしてみよう、ということで、
まずは竹製の棒をシールの内側にあてがい、テコの原理で押し出そうと試みる。
が、作業をミスってしまい、シール内側でリップ部を締め付けているバネが外れてしまう。

うお!オイルシールが壊れちゃった!マズイ!とてもマズイ!

背中に、戦慄が走る。このままでは、走れない!
慌てて、オイルシールをデフにつけたままの状態でバネを直そうと思ったが、
バネはオイルシールの裏側にあるものだから、そんな簡単には嵌まってくれない。
半時間ほど格闘して、オイルシールを付けたまま修復するのは諦めた。
もう、どうせ走れないんだから、いいや!無理矢理にでもオイルシールを抜こう!
17mm のスパナの頑丈なアゴを使い、テコの原理でオイルシールを抜き取る。
オイルシールはキズキズになったろう、と思ったが、意外なことに、変形もない。
かなりの力を加えたんだけど・・・骨材に金属は入ってるけど、これのお陰かな。
新品が来るまでの短い間ぐらいなら、再使用には十分耐えそう。

シールの内側に、先ほど外れたバネを装着して、すぐにシールを修復。
再打ち込みの前に、シールとデフのあたり面を掃除する。
その時、ふとしたことに気づく。オイルシールとデフキャリアのあたり面の奥に、
妙に大きな、謎の穴が開いているのだ。なんの働きをするのかわからないが、
オイルシールを奥まで打ち込むと、その穴の一部が、外界へとはみ出てしまう。
ひょっとしてこれはデフ内部に通じていて、ここからオイルが漏れているのでは。
というか、オイル漏れの原因としては、これ以外には考えられない、
というぐらいに絶妙な位置に、その穴は開いていた。

そうか・・・これを外界と通じさせないために、シールは浅く打つんだ。

一つ勉強になった気分。
狭くて自由の効かない空間の中で、こんどは注意して、浅目にシールを打つ。
ついでだから、オイル漏れの起きていない左側も、同様に抜き取って打ち直す。
フランジを結合するボルトを結合して、作業は素早く完成。
デフ組み替え時と同じようにして、異音が発生しないことを確認したのち、
将軍塚の頂上のガレージまで、チェックがてらに試走。
さっきは、この程度の距離(数km)であっても、オイルはだだ漏れになっていた。
今回、漏れがなければ、原因はアレだった、と特定できることになる。
緊張しながら将軍塚まで向かい、デフ下を指で拭ってみる。と・・・

よし!オイルは、一滴も漏れていない!

そう、原因は、デフのオイルシールあたり面に開いている穴のことを考えず、
シールを奥まで打ち込んでしまったことにあったのだった。
急速に力が抜け、自然と笑みがこぼれる。うっはっは・・・

作業道具の整理中、以前ブレーキローターに防錆処理をするために買った
亜鉛塗料のスプレーが出てきた。あう!パワフロの網、これを塗ればよかった ;_;
まぁいいや。下回りの防錆塗装は、これでやろう。

夕方、夏期休暇(?)を取って東京の独身寮から里帰りしている
某友人と会うため、今出川にある某大学へと遊びに出る。
御所横の駐車場(1時間100円!)まで車を走らせ、停めたのちにデフチェック。
オイルの漏れは無し。よし!

クルマやらSEやらのマニアな話に興じつつ、夕飯を食ったりして過ごす。
メシの後、バイクerな某後輩に、カプチを試乗してもらったりする。
これも、エンスーへの理解を広めてもらう、広報活動の1つ。

雨が降り出してきたので、気をつけながら帰宅。
「気をつけねば・・・」とか言いつつ、東山ドライブウェイをガシガシ走る。
全然リアが鳴らないけど、微妙にオーバー傾向。安定してる。拍子抜け。
LSD が入ったら、もっと「危険な情事(謎)」になるかと思ってたけど。
さすが、純正に採用されるものは、バカほど効いたりはしないのね。
(もちろん、ノーマルデフとの違いはイヤというほど判るけど)
ま、ドリパフォするわけじゃないから、それでいいんだけど。

10/3

昨晩は、どえらい大雨と雷がボコボコ落ちてくるような天気だった。
次の日も、午前中は、なんかパッとしない天気だ。

昼過ぎになって照ってきたので、車を洗い、ワックスを掛ける。
別に、洗わなきゃいけないほど汚れてるわけでも、なんでもない。
単に、新しいワックスを試してみたかっただけだ。

洗剤をつけてコシコシ洗って水を切ったのち、お待ちかねの
”フェラーリが採用している”とかいう触れ込みのワックス缶のフタを開ける。
んが・・・こいつが・・・堅い・・・
あらゆるワックス缶の中でも、群を抜いて、フタの嵌め込みが堅い。
だれも盗まへんのに、なにもそこまで堅くなくてもええやろうというぐらい。
アルミ板で抉り倒すこと数分、やっとこさ空いた缶から流れ出る香りは・・・

くさい。

クサイというのはちょっと誇大表現だが、
シュアラスター的なカルナバロウの匂いを期待していただけに、
なんだかパッとしない、もっさいロウの香りは、正直言ってナニだった。

まぁ、臭いと性能は比例関係にあるわけじゃなし。
気を取り直し、スポンジにワックスをちょっと取り、塗り始める・・・

これがまた!あなた!めちゃくちゃ塗りやすいのだ!

安物固形ワックスのように、伸びなくて困ることもなし、
安物半練りワックスのように、もったりした感じもなし、
安物液体ワックスのように、流れてしまうこともなし、
塗り始めてみると、その感覚は実に絶妙・・・!

塗り終わってしばし乾かしたのち、拭き取る。
拭き取りも、実にサクサクと芳ばしく(?)仕上がる。
塗るにも拭くにも、力なんてまったく要らない。
そしてまた・・・拭き上がったあとの肌触り(?)が、実に良い。
う〜ん。これは、アメリカ生まれのシュアラスターを凌ぐかも!?
さすがはイタリア〜ノ。カーチスなんか目じゃないだろォ!(謎)

掃除ついでに、サイドシルスカッフを取り外してみる。
いつも、洗車した後に、サイドシルスカッフとボデーの間の隙間に
水が流れ込んでいくのが見えていたからだ。
(サイドシルには水は流れないという話もあったけど、本当かなぁ?
 洗車した後の水の流れを見ていると、どうもその説は信用できない)
サビが出てたらヤダなぁ・・・

プライバーなどを使って、あっちこっち抉りつつサイドシルスカッフを外す。
スカッフとボデーを停める金属性のクリップがサビサビになってたせいで、
「ギギギ!ギギギ!」という いや〜ン な音を響かせつつ。
こんなサビやすいとこぐらい、ステン使えよステンを。

サイドシルとスカッフの隙間にびっちりと溜まり込んでいた泥濘を拭き取ると、
そこにはサビの大平原が・・・ということはなかったが、ぽつぽつとした
小さなサビができはじめていた。何カ所かのサビの島をドライバーでつつくと、
0.2mm ほどの深さに掘れる。うおお、あぶないあぶない、穴があいちまうぞ。
ゴリゴリ・・・とサビをほじくり、後に ZINC PLATE を塗り込む。
防錆塗料が乾いたのち、荷造り用の「超透明荷造りテープ」を使って
サイドシルとスカッフが当たる部分の塗装を防護することにした。
(サイドシルのサビは、スカッフが当たって塗装が剥げた部分から起きていた)
ついでに、サンドブラストでサイドシル内の弱い塗装を剥がしたのち、
亜鉛の防錆スプレーで防錆処理ができれば完璧なんだけどなぁ・・・
何にしても、錆対策ができるのは、まだ被害が出ていない今のうちだ。
今年一杯は、このあたりの対策だけで楽しめるだろう。

10/8

さぁ、明日は、OpenCafe に向けての出発の日だ・・・!

と言っても、まだ計画なんて何も立ててない。うう。どうしよう。
一応、夕方までには京都を出発し、朽木、武生を経由し、大きく北回りで
恵那に向かおうと思うのだけど・・・寝る時間の確保も要るし、上手くいくかな?

10/9

なんか最近、急激に仕事が忙しくなってきた。
以前のように、ヒマが充満して嬉しい気分になれることがない。
かといって、オカネが貯まって困るというわけでもない。むーん。

それはさておき。
OpenCafe であるが、もう「明日」に迫ってしまった。
「明日」だよ「明日」
なんの準備もできてないっちゅーのに・・・
困った。

とりあえず、スズキに向かい、遠距離走行時に不安が出そうなパーツのスペアを
受け取りに行く(以前に注文していたヤツ、つまりベルトとオイルシールだ)。
が、この日、詰め所には、いつものツナギマスターは居なかった。
代わりに、別の人(以後、”影のツナギマスター”と呼ぶ)が対応してくれた。
なんでも、10/9 〜 10/11 までは、営業はしてないらしい。
むぅ・・・そんなことは、聞いたことがない。
というか、今までも同じ状況は何度かあったけど、部品は引き渡してくれたぞ。

部品は届いているだろうから、それを引き渡すぐらいやってもいいでしょ?

と言おうと思ったが、関係を悪化させるとただのあほなので、引き下がる。
というわけで、岐阜県の恵那という、えれー遠方まで出かけるっちゅーのに、
交換直後にオイルが漏れた実績のあるデフサイドオイルシールと、
ここ数ヵ月「キュルキュル」と鳴りっぱなしのオルタネーターベルトという、
2つの爆弾を抱えたままにしないといけなくなったわけだったのだ。
うーん。トラブル起きたらどうしよう。すごく不安・・・

しょうがないので、さっさと帰宅。
他の用事を済ませたのち、GPS のアンテナをトランクフードに貼り付け、
AC/DC インバーターを車内の適当な位置にマジックテープで固定。
田舎道に迷い込んだときの最終兵器「パソナビ」を使えるようにするためだ。
これさえあれば、どんな峠道に入り込んでも大丈夫なのだ。
最後に洗車+ワックスかけを行い、ついでに各部の簡単なチェックを行う。
よし・・・車体の準備は(本当はいろいろやりたかったけど)オッケー!

手荷物をまとめつつ、毛布やアルミシートなどの耐寒装備をカプチに詰め込み、
恵那に向けての出発準備を整える。まぁ、参加者だから、出発準備といっても
自分の手荷物だけだし、まぁ気楽なもんだけど。

一息ついて、飯を作って食ったら、もう 17時30分。
17時には出るつもりだったのだけど!慌てて、屋根を開けて自宅を出発。
コースの綿密な計算はしなかったけど・・・ええい!最初の計画通りに走るとも!
どうだ!これで、文句はあるまい!(誰に言っている ^_^;)
九頭竜湖が俺を待っている〜フフフ〜ン〜。

まず、山科から R161 を伝い、湖西道路に入って真野I.C.で降り、
R477 〜 R367経由で「朽木温泉てんくう」に向かう。ここが1つめのCP。
と思ったが、R161 を北上中、ガス残量が僅かしかないことに気づく。
えらいこっちゃ。この残量だと、鯖街道の途中でガスが切れちまう。
急遽、R161 から湖西道路へ直接乗ることは諦め、一旦琵琶湖沿いの国道に降り、
国道沿いのGSでガスを補充してから、あらためて湖西道路に乗ることにした。
すぐにGSが見つかればいいのだが・・・と思いながら、国道を北上。
しかし、こういうときに限ってGSは見つからないし、道は渋滞する。
うーん、こりゃあ、かなりムダな時間を過ごしているぞ?

色々と考えながら、混雑した国道を数kmほど北上。
いつまで時間がムダになるのんや!と勝手に怒り心頭になる直前、
御琴付近まで進んだところで、ようやくGSを見つける。
値段は気にしなかったが、ガスを入れたあと、領収書を見て愕然。
恐るべきことに「単価:91円」と書かれていた。

京都市内と比べて、8円も安い・・・

さすがは滋賀県、ガソリン安売りの里。
妙なところに感心しつつ、GSを後に。
さらに少し国道を北上してから、御琴〜真野の短い区間だけ、\200 で高速を利用。
真野から朽木に至る R477 〜 R367 の経路は、何故か非常に空いていた。
なかなか道を譲らないワゴンを何台かブチ抜きつつ、温泉に向けて迅速に移動。
その途中、やったらに速い、軽1BOXに追い付く。
なんだかわからないが、こいつがまた、速い速い。コーナーが速い。

さすがは地元民(←予想)。天晴。

ともかく、K1BOX氏の後ろで、快適な速度のクルージングを楽しむ。

「朽木温泉てんくう」で寛ぎの入浴。
入浴後、建物から出ると・・・おおっ!?寒い!
これは、オープンにして冷え込むと、風邪を引いてしまう可能性がある。
ということで、今晩はフルオープンにはせず、Cトップ(運転席だけ空ける)
形態で走ることにする。たとえCトップでもあっても、オープンはオープン。
寒いもんは寒いんで、ジャンパーを着込み、毛布で膝掛けをして耐寒装備。
・・・端から見れば、ちょっとアブナイ人に見えたかもしれない ^_^;
暖房をフルに効かせて、さて北方の大地へレッツゴー。

R367 をそのまま北上し、R27 経由で敦賀を目指す。
相変わらず、この辺りを走るときは、なぜか必ず真っ暗だ。
何年も前から何度も走っているが、真っ暗な時にしか走ったことがない。
不思議な縁というか、なんというか・・・

真っ暗な海沿いの道を走り、巨大な分岐点で一旦 R27 から分かれて関峠へ。
別に「峠」ったって全然普通の道なんだけど、何故か「関峠」という
モノモノしい名前がついているんだよなぁ・・・ここって。不思議。
しばらく走り続け、峠と住宅街を抜けたのち、ふたたび R27 に合流。
合流方向を間違えて、ちょっと西に行ってしまう。
するとそこには、いつか見たことのある景色が広がっていた。

おっ。さかな街(倒産済)だ・・・

今年5月の、カプチ関西 OFF で拝んで以来の景色だねぇ。

感傷のようなものに浸っている場合でもなく、
逆走状態になっていた R27 で 180度ターンして、正しい方向に向かう。
郊外付近で、R27 から R8 へとバトンタッチ。
細いトンネルが連続する R8 をずっと北上し続けて、武生市内へ。

この辺りから先で、いよいよ主要国道から外れる旅に入る。
準備のため、武生市内で一時停止して、紙の地図をしまいこみ、
代わりに Libretto と GPS インターフェースを引きずり出してセット。
準備中、爆音インテRなどの「いかにも」というクルマが、側を走り抜ける。

簡単にいえば、コイツらについていけば、峠道には行けるんだけどね。

でもどっち方面の峠なのかわからないので、やっぱり追走するのはヤメ。

ややあって、準備完了。
ふたたび R8 に入り、武生市内をちょっと北上。
R8 も、この辺までくると、めちゃくちゃ太い田舎幹線道路に変化する。
イメージとしては、京都市内から R1 を南下して、横大路交差を過ぎた付近だ。

真っ暗な田舎区間に入った途端、それまで一切鳴らなかったネズミレーダーが
けたたましい警告音を立て始めた。ぱっと周囲を見回したが、田んぼばかり。
これは、本物だな。速度を 60km/h まで下げ、後続車の動きを見る。
やはり、他の車も同様に速度を下げている。
しばらく、そのままの速度で走り続けることにする。
そのうち・・・やはり、頭上にオービスの小さなアンテナが見えてきた。
Hシステムではないようだ。ただの電波式ネズミトリ。
これ見よがしに、直線部に設置してある。あくまで速度抑制用の威嚇物だね。
こういう設置の仕方なら、確かに事故を減らすのに有効かもしれないんだよね。

うなずいているうちに、R8 はふたたび都市部に入る。
そろそろ、九頭竜湖を目指そう。某交差点を右折し、国道から県道に分かれる。
ナビの表示内容をざっと確認。OK。
道路の安全も確認したのち、アクセルを踏みこみ、山めがけて走り出す。

県道に乗ったのち、そのまま山間の集落を猛烈な速度で駆け抜け、
こんなところに置いておくのはもったいないぐらい極上の峠道を
大量に沸いて出てきた霧に悩まされつつ猛烈に走り抜ける。

そのうち、極上の峠道は、極悪の峠道へと変貌する。
道幅は激烈に狭くなり、コーナーはRから直角へと様変わりする。
「とりあえず作ったぞ。どうだ」という、やる気のない峠道だ。
回りには鬱蒼とした木々が生い茂り、星の明かりすら隠してしまう。
ひたすら寂しいだけの峠道だ。でもこういうのも好きなんだけど。

照明なんてありえないような頂上のトンネルを抜けたところで、
エンジンを止め、空を仰いでみる。
そこに広がるのは、あまりにも膨大な星。
満月を粉々に砕いて、一面に振り撒いたような空が、星のために薄明かるい。
それと比べれば、自分の周囲は果てしなく真っ暗。
クルマから降りることが本能的に躊躇われるぐらいの暗さだ。
世の中の全ての光を吸い込んでもまだ吸い込み足りないんじゃないかと
思えてしまうぐらいの暗さ。

少しだけ休んでみたが、この恐怖には耐えきれるものではない。
エンジンを始動して、さっさと峠道を下っていくことにする。
下ったところで、一旦大きめの街に降り立つ。人の匂いがする。
街の中をくねくねと走って抜け、ふたたび別の漆黒へ。

別の漆黒でも、視界を完全に遮る強烈な霧に悩まされた。

苦労して峠を抜け、やっとこさ R158 に合流。
この道を走り続ければ、九頭竜湖岸を走り、岐阜県白鳥町へと出ることができる。
一旦、近くの道の駅に入り(営業はしていないが)一休みしてから再出発。
R158 では、前を走る遅い普通車をバキバキと追い抜きながら走る。
こういうワインディングでは、カプチーノの足が威力を発揮する。
もちろん、インテRなんかが来たら勝負にはならないだろうけど。

九頭竜湖岸を抜け、油坂峠に差し掛かる。
確か、以前にここに来たときは、普通のくねくね道を走って抜けられたはずだ。
しかし、今回は、どうも様子が違う。なぜか、有料道路の看板があるのだ。
あれっ!?どういうこと!?と思いながら、反射的に有料じゃないほうの
油坂峠を越えるため、ステアリングを切って古い道への分岐を曲がるが・・・
そこには、悪夢が待っていた。

(この辺りで、日が変わる・・・)
10/10

「油坂峠 通行止」

がっ、ガーン!
こういう峠道では、ほぼ「致命的」とも言える「通行止」の宣告。
今まで苦労して走ってきた道が「通行止」と言われたら、もう引き返す以外ない。
または、別途作られた、有料のバイパス道を越える以外にない。
どちらにしても、こいつが出た瞬間に敗北は確定する。
通行止めの看板を見た私は、激しく落胆し、
自分でも知らず知らずのうちに、独りでに車を降り、
無意識のうちに、この光景を写真に収めていた。
クルマと峠に降り頻る、雨と言ってもいいぐらいの大粒の霧が、
私と、道路と、クルマを冷やしていく・・・寒い・・・

しばらく ぼぉっと したのち、諦めてクルマに戻り、有料の油坂峠を進む。
料金は、確か \250 かな。最初は、ちょっと高いなと思った。
最初は、単に山を越えるだけの話かと思っていたが、実際に走ってみると
かなーり長いトンネルだ。高速コーナーも含んでいて、なかなか楽しい。
峠も捨てがたいが、このトンネルも悪くないなぁと思う。
かなり走って「おいおい、どこまでいくねん!?」とツッコミたくなった頃、
やっと有料道路から降りられる。降りた地点には、先の通行止めと同じものが
山のほうに向かう広い峠道を、遠慮がちに塞いでいた。

白鳥ループ橋を 80km/h ぐらいで下る。横Gは強いが、まだまだ出せそうだ。
実際の限界はかなり高そうだが、こんなところで事故ったらシャレにならない。
ループ橋を降りるころ、スキール音を立てながら、Super7が登っていった。
まったく、奴はバケモンだなぁ・・・

白鳥町に降りてからは、かなり消化試合の色合いが濃い。
あとは、ひたすら町を繋ぐ川沿いの国道を南下するだけだ・・・。
かなり気合いが抜けた状態で、道を下り続ける。
次第次第に、眠気が強く襲ってくる。
もう、限界かな・・・

白鳥町 → 大和町 → 八幡町 と走り続けたのち、金山町向けに進路を変更。
八幡町から金山町に抜ける道が、これまた立派な、信号一つない国道。
ペース良く走れるが、同時に眠気も爆発する系統の道だ。
十数km ほど走ったところで、一瞬だけ仮眠を取る。
はぁ・・・もう、限界が近い・・・

そのままトロトロと走り続け、本日の寝床を探す。
理想的には、道の駅があればいいんだけど・・・と思いつつ。
すると、金山町に入ってからしばらくしたところで、
道の駅らしいマークのついた案内看板を見つけることができた。

「ウェルネスぬく森の里」

うーん・・・このネーミングセンスは・・・田舎特有だ・・・
いかにも、と言った命名に苦笑しながら、吸寄せられるように車を停める。
車を降りてから、星野鉄郎ばりに、懐中電灯片手に未知の世界を探索。
暫く、暗闇の中に潜むスリルを求め、ひたすら探索に興じていたが、
探索する対象物がない(ぐらい田舎)ことに気づき、落胆して車に戻る。
目一杯倒した助手席に横たわり、毛布とジャンパーを着込んで眠る。
それにしても・・・今日は・・・一台も・・・カプチに会わなかったな・・・
なんか・・・寂しいなぁ・・・なんで、誰とも会えないのかなぁ・・・
(そりゃ、あんなド田舎の峠なんか走ってたら、誰とも会わんわな>自分)
苦しい体勢の中、遂に微睡みが精神を襲い、2時前に落ちる。





5時過ぎ頃からうっすら目覚め始め、6時30には起床。
もうすっかり明るくなりきった周囲を、ぐるっと見回す。
すぐ近くにあるはずの山の頂は、かなり濃い霧に隠れて見えない。
まだ太陽は昇っていないので、空はただ霧で白いばかりで、精気がない。
人気のない駐車場にも、うっすらと霧が立ち込め、静かな景色を作っている。
すこし神秘的とも言える雰囲気の中で、軽く踊って眠気を吹き飛ばす。
意外と、体は痛くない。ヨーガの行者みたいな格好して寝てたのにね!?
自分でも知らないうちに、ヨーガの基礎を身につけたのかな?(笑)
そんなつまらないことを考えつつ、移動するためにエンジンを始動。
あまり長くない暖気をしたのち、ゆっくりと走り出す。

朝飯を貪りたくなってきたので、R41 にさっさと出て、南下を開始。
さすがは2ケタ台の国道というべきか。あっというまにコンビニが見つかる。
カップメンなどを購入し、地図を見ながら、小奴等を食むる。
ああうまい。生きてて良かった。

R41 からG恵那行きの道へと分かれるポイントで、
ガス残量が随分減ったことに気づき、たまたまそこにあったGSで給油。
燃費を簡単に計算すると・・・16.4km/l!歴代2位でござる。
やっぱり、距離を乗らないと燃費は上がらない、という事実を痛感した。

給油後、快適すぎる生活道路と、快適すぎる生活峠を猛烈な速度で走りつつ、
強い朝日のパワーを受けて生命エナジーを復活させる。やっぱ夜は寂しいよね。
太陽の光って偉大だよね。暖かい風って・・・

7:30頃、G恵那に到着!

ゲートに続く登り坂を走るが、ここまで来ているのに、まだ他のカプチを見ない。
もう、入場開始時刻になっているんだけど・・・不安が襲う。大丈夫?
4kmほどの道程を、孤独に延々と走り続ける。ロンリードライバー・・・。

ゲート前に到着したあたりで、やっとこさ他のカプチのお尻が見つかった。
入場待ちの・・・短い行列の、最後尾。うう・・・
なんか、行列がめっちゃ短いぞ。
すごい不安に駆られる。どっ、どっ、どうなってんの?
これって本当に全国 OFF なの?!ねぇ!?誰か教えてくださいよぅ!?(笑)

受付には、ちゃんと「OpenCafe」のスタジャンを着た人がいた。

よかった。一安心。
おはよ〜ございます〜っと挨拶をして、入場。
思っていたよりも小さな駐車場の中に入れと指示される。
小さな駐車場の中は、既にかなりの数のカプチが到着して、整然と並んでいた。
おおう・・・こいつは、この光景は、実にすごい光景だ・・・
安心感で増加した感動を抱えつつ、指定の場所に車を押し込む。
(指定の場所=銀色カプチの列の中)

荷物を整理して、大地に降り立つが・・・さて。
何をしようか。
誰かに話しかけようとおもったが、手近なところに誰もいない。
うーむ。困った。

私は、密かにかなりシャイな人間なので、
こういうとこでイキナリ声をかけるのは苦手だったりするのだ。
遠距離であれば、何人か連れ立って移動してくるのだろうから、
会場に来るまでに打ち解けてる人間も多数いるのだろうけど、
恵那ぐらいの距離であれば、単独行動で動いちゃうもんなぁ。
単独行動だと、いきなりここではしゃべりづらいよなぁ・・・
うーん、こまった・・・こまった・・・

誰かに話しかけるタイミングも掴めず、
寂しく一人であっちブラブラこっちブラブラ。
壮絶なるカプチーノ連隊の姿を写真に収めつつ、あちこちを散策。
盛り上がるクラブスタンド。盛り上がるMLの連中様達。
むうーん・・・

ま、それでも、一人は一人なりに、のんびりと雰囲気を楽しむ。
でもホントにあれね。私って人付き合いがヘタやね。自己嫌悪。

昼食は、室内で弁当。
最初のほうに入ったので、一番奥の隅に行くことになった。ぐえ。
BBQ だったらキッカケもできそうなもんだが、弁当ではアレだ。
モソモソと(美味いから良かったが)メシを食う。
ヒマなので、横に座っていた団体の話を、耳を欹てて聞く。
むぅ。どうやら、噂の SCAMPER らしい・・・すげえ。
新幹線で、芸能人の横に座ったミーハー一般人の気分。

昼からの開発者トークまでには間があるので、
会場付近で、うつらうつらした時間を過ごす。
昨晩はソレなりにちゃんと寝ていたので、眠くてしょうがないことはない。
これなら、今日中に帰ることは無理ではなさそうだ。よかったよかった。

昼を過ぎてから、開発者トーク開始。
トーク直前のカプチプロモーションビデオ上映で、
ミニサーキットのコーナーを、鮮やかなドリフトで抜けていくシーンが映る。
その瞬間、会場から僅かに上がる「おお・・・」と言う、つぶやき(笑)。
まるで、リン・ミンメイの歌を初めて聞いたゼントラーディーのようだ。
こういうところでウケるのが、カプチ乗りという人種なんだねぇ。
その後、開発者の方々の、実に興味深い話を聞くことができた。
6MTの話・800ccNAの話など、バブルがずっと続いていたら、
きっとスゴイものが(今でもスゴイけど)できたんだろうなぁ、という話。
開発者の方々が、すごく嬉しそうに、色々喋ってくれたのだった。

開発者達が、沢山の思い入れとパワーを注ぎ込んだクルマ。
ユーザーも、メーカーも、誰もが大好きなクルマ。皆に愛されたクルマ。
沢山の人々の思いがこもったクルマなんだなぁということを、強く実感。
ここまで、空っぽになっていた心の中が、満たされたような気がした。

トークショーの後、抽選会。
商品なんてちょっとしか無いだろうと思っていたのだが・・・

これがまた、次々と果てしなく出てくる賞品群。

なんでもいいから当たんね〜かな〜と思っていたのだが、
クジ運の悪さはこんなところでも発揮された。そう、何も当たらなかった。
ちょっと悲し。

あっさりとした閉会式が行われ、
まるでミニ OFF であったかのように、オフミは静かに終わる。
バラバラに帰っていく、多数のカプチーノ。
帰っていくカプチーノ・・・

そして、私は、自分のカプチーノの運転席に滑り込む。
まぁ、こいつさえあったら、あとはまぁ、何がど〜でもいいや!(笑)
1つも賞品は当たらなかったけど、コイツが居るからいいや。うん。
(↑ちょっと悔し紛れ)

夕方 16:30 に、会場を後にする。
会場から一般道路に続く道沿いに、多数のカプチーノが潜んで(?)いる。
先に出発したドライバーが、沿道に車を停め、ビデオ撮影をしているのだ。
お互いに「さよなら〜」「気をつけて〜」と、大声を上げて手を振ったり。
やっぱ、OFF の後ってものすごい連帯感があるなぁ。うんうん(笑)

帰宅開始。
とりあえず中央道恵那I.C.に向かいながら、帰路を考える。
帰り道は・・・どうしよう。
行きはアレだったから、帰りは高速使おうかな?うん。
などと考えつつ、高速料金の確認をするために、地図の最後のページをめくる。
えーっと・・・恵那 → 京都東の高速料金は・・・

4,850円・・・ヤメヤメ。

それまで「高速に乗るぜ!」と盛り上がっていた心が、いっぺんに醒める。
高けぇ、高けぇ・・・急いで帰る必要もないのに、こいつは高けぇよ。

急遽Uターン。
帰宅チーノと多数すれ違いつつ、今来た道を戻る。
挨拶されてしまったので、挨拶を返す(笑)。

戻りの途中で一時休憩。
地図を開き、帰路を検討。この辺りは、あまり下道がないんだけど・・・
ふと、恵那から、川沿いのワインディング R418 を抜けて関市に至り、
岐阜の町中を抜けて R21 に入るルートが目につく。これだ。決定。
関ヶ原から名神に乗れば \2k だから、これぐらいなら我慢できる。

・・・なんて安易に考えていたのだが、世間は甘くなかった。
恵那から離れるに従ってどんどん鄙びていく R418 は、
そのうち1車線道路に成り下がり、挙げ句のはてに・・・



となった ;_;。
本ツーリングにおいて、二度目の通行不能道路!
おいおいおい・・・まだ冬季道路閉鎖の季節でもないし、そんな山中でもないし、
一体どーなってんのよ!?

などと喜びながら(笑)、地図で代替ルートを探す。
ざっと見てみると、少し戻ったあたりから、山を越えて R418 の閉鎖部分を
バイパスできそ〜に見えなくもないルートを発見。こ、こいつだ!
急いでその分岐点まで戻り、R418 から急勾配で登り始めるその道に入る。

さすがは山中の道というべきか・・・
フラットな R418 と違って、ひたすら急勾配&急カーブが続く。
でも、ノーマル車両だったら辛かったこの組み合わせも、
トルセンLSDが入っているお陰で、苦でもなんでもない。
タイトな登りコーナーも、パワーオンのままぐいぐい昇っていける。
ただ迂回するだけだった予定を忘れ、偶然見つけたワインディングを楽しむ。

山道を昇っている最中、2人乗りの赤チーノとすれ違う。
あれっ!?参加者かな?!・・・いや、まさかね。こんなところではね・・・
向こうも咄嗟のことに驚いているのか、お互いに有効な反応はできず。

わりと整備されたワインディングをひたすら走り、途中の集落を越え、
山間のジャングルをかなり進んだところで、再度「通行止」の看板に出会う。
うあ!・・・と思ったが、これは、さっきの R418 の通行止め区間の、
東側の端っこのほうだった。ほっ・・・これで、迂回完了。
それにしても、この R418、もったいないなぁ・・・
ちゃんと整備すれば、天ヶ瀬ラインぐらいの小型版ぐらいにはなるだろうに。
このまま放っておいたら廃道化は確実だ。本当に、実にもったいない。

そのまま R418 を走り続け、市街地に舞い戻る。
R418 は、魔法にかかったように姿を変え、さっきまでの胡散臭い山道から、
もう、いまや立派な生活道路の色を濃くしている、普通の道になった。
道ってのは、くるくると色を変える。不思議なもんだなぁ・・・。

関市を過ぎたあたりで、携帯(TU-KAのプリケー)のアンテナが
ヒコヒコ立ち始めたので、試しに自宅に掛けてみる。が、反応なし。
おんやぁ。やっぱ、ツーカーホン関西の圏内からしか使えないのかな。

ひたすら市街地を走り、岐阜市の岐阜駅をぶち抜いて R21 に合流。
途中、緑色(だと思う・・・)のカプチーノを見かける。ちわ!
岐阜駅近辺では、MSのボンネットとリアウィングを装着した、
モノトーンの真っ赤な AZ-1 を発見。いいねぇ。

R21 は良く流れており、すぐに関ヶ原に到着。
偶然に、立山への一泊二日旅行の帰り道のバスという形で、
ごく近いところを移動している(名神関ヶ原I.C.付近にいたらしい)両親と
電話で連絡が取れたので「追い付くかもしれんよ」と言ってみたりする。
ワインディングで遊びすぎたせいか、もういい時間になってきたこともあり、
当初の予定通り、ここからおとなしく、名神高速に乗ることに。

名神 〜 京都東までは、最後の最後でいつものように渋滞に巻き込まれた以外は、
いつもと同じような程度の混雑状態を示していた。だが、いつものように寄った
名神多賀S.A.には、いつもはあり得ないものが多数停まっていた。

Windy-WinD の、強烈なカプチ群・・・

たまたま、仮眠を取るために1人、カプチの付近に戻っていた女の子に
ハイビームにしながら近づき、おつかれさまでしたー!と挨拶。
聞けば、他のメンバーは、渋滞回避のために食事を取ることにしたとのこと。
強烈なメンバーは、誰一人としてその場には居なかった。ちょっと残念。
私は渋滞の開始地点で降りるので、そこで分かれてそのまま高速に戻る。
(京都東付近といえば、大抵の場合、大阪向きの渋滞の開始地点なのだ)

どっちにしろ、混雑していて速度が出ない(せいぜい 〜120km/h)ので、
出たり入ったりが面倒くさいということで、ずっと右側を走ることにした。
でも、ただ右側を走っていてもヒマだから、色々と遊びを混ぜてみる。
100km/h 程度で走っているときに、3速まで落としてみたりとか。
(ちなみに、3速なら 6000rpm ぐらいまで回すと 100km/h になる。
 3速 6000rpm からの加速は力強く、かなり気持ちが良い ^_^)
ずっとハイビームのまま走ってみたら、前のクルマはどうするだろう、とか ^_^;
(こっちは、うーん、効果(?)はまぁまぁだった・・・)

南下中、何台かバスを見かける。これらのうちのどれかに、両親が乗っている。
ふうん・・・どれだろう・・・なんて考えてみるのも、いいヒマつぶし。

瀬田東付近まで下がってきたところで、いよいよ渋滞が始まる。
んが、渋滞を抜けるまで 20 分ぐらいだったら、まだ高速に乗ってるほうが早い。
渋滞表示もなんのその。そのまま京都東まで突っ走る。
ちなみに、この作戦は効を奏し、20分もかからず京都東まで移動できた。
高速道路の渋滞表示ってのは、アテになるのかならんのか・・・

\2k を支払って京都東で降り、カレー屋にて夕飯カレーを食って帰宅。
おもいきり辛くしたが、これが実に美味かった!

そのうち、両親も帰ってくる。
どうやら、瀬田での渋滞ポイント直前で抜いたバスが、ターゲットだったらしい。
「いやぁ、今日はアンタの車と同じ車をようけ見たわ・・・えらい速いなぁ!」
ああ・・・それは、いわゆるカプチーノによく似たクルマでは ^_^;

雑談を交したのち、疲れたので即寝。

10/11

まぁまぁの天気。
水べちゃべちゃのタオルを使って、軽く洗車。
ずっと晴れだったのでたいした汚れは無い。ホコリ落としの意味。

丁度、オイル交換の時期(47000km)になったので、オイル交換。
今回は何にしようかな・・・と思いつつ、いつもの店に向かうが、
前に買った Magnatec がまだ1リッター残っていたということと、
今回も同じ Magnatec が安く売っていたということで、同じものを使うことに。
フィルターとして、なんかわからないけどえらく安かった AZ-1 用のソレを買う。
エンジンが同じだから、まぁ大丈夫でしょ。

帰宅してしばらくすると、AZ-1 の悪友がやってきた。
ブレーキフルードのエア抜きをしたいらしいということなので、やり方を教える。
私がやってもいいけど、こういうことは自分でやって覚えないと勿体ないのだ。
1輪分だけ教えつつやったのち、あとは全部任せる。

AZ-1 のブレーキエア抜きが終わったところで、カプチのオイル交換にかかる。
ドレーンを外してオイルを抜く。さらに、フィルターも外してもっと抜く。
交換直前の油圧はえらく低くなっていたが、抜いたオイルの触感は悪くない。
色も粘度も、新品に結構近い。へたったようなフリをして、実はそうでもない?
というわけなので、次は、3000km 先の 50000km で交換することにしようかな。

ビールのケースを買いに行くついでに、ガスを入れる。
リッター15km。寒くなると復活するよねぇ、燃費もパワーも。

10/16

イキナリであるが、カプチ ML で話が出てきた温泉 OFF に出かける。
(温泉OFF=福井県今庄付近にある温泉に入りに行こうぜという主旨の OFF会)

集合は、北陸道今庄 I.C. に朝 10 時という指定。
OC の時に失敗しているので、できれば連れ合いがいると、ありがたい。
と思っていると「朝7時に琵琶湖大橋ふもとの道の駅に居ます」という
赤いチョロQさんの書き込みが、ML の方に上がっているのを見つけた。
ラッキー。「行きます〜」という連絡はしたものの、
一晩眠って起きてみると、起床時刻は8時(疲れが溜まっている)。うを!
慌てて旅支度を整え、カプに飛び乗って名神京都東I.C.を目指す。
天気予報では、あんまり良さそうな空のぐあいではないようだが、大丈夫かな?

空模様は、曇ってはいるが、それほどひどいことにはなりそうにない。
高速走行中であれば、オープンにしても雨が入ってくることはないというが
無理せず、クローズのまま名神に乗り、一路、北陸自動車道今庄 I.C. へ。
今庄集合までの2時間弱は、余るようで、おそらくほとんど余らないだろう。
路面はウェットだが、グリップに問題なし。フル近くまでスロットルを開き巡航。
ぴったり *40km/h を維持したいのだが、リミッター直前での速度維持は難しい。
-20km/h 程度の速度で巡航。最近、この速度で走るパターンが多いな・・・

多賀 S.A. でちょっと休憩したのち、その先の分岐で北陸道に分かれる。
北陸道に入った時点で 9:35。なんとか間に合うかな・・・
なんて思いながら、ひたすら今庄を目指して、北陸道を北上。
それにしても、高速ってのはヒマだねぇ・・・

ヒマをもてあましつつ(アライメント調整が合ってるからだけど)走り、
今庄 I.C. を出たのは、ほぼ 10:00。おおう、あれだけ飛ばしてギリギリだ。

I.C. を出たところで、カプチ ML のメンバーと合流。
I.C. 付近で待ってます・・・との書き込みがあったものの、
まさか I.C. の出口正面に居るとは。めっちゃわかりやすい・・・
私が到着してからしばらく後、Qさんおよびこぞうさんが到着。勢ぞろい。
Qさんに至っては、オープン状態で乗り付けるという荒業を披露されていた。
Qさんに詫びを入れ、借りっぱなしだった5月のオフ時の鯉のぼりを返却する。

カルガモ状態になって、今庄のやすらぎ温泉(R365 沿いにある温泉)に向かう。
しばらく R365 を走ったのち(先頭を走るゆうさん、飛ばす飛ばす ^_^;)
朽木のソレみたいに、山に向けて登る道に入る。
登り坂は、冷たい雨に濡れてズルズル状態でありそうだが、さすがに
まったくトラクションを失わずに登れる。LSD 入れてよかったなぁと思う瞬間。

坂を登りきったところにある巨大な駐車場に車を止め、
こぞうさんや Taro さんのカプチを見て、仕様についてしばらく歓談したのち、
いざ温泉へ。
露天風呂が絶品、みたいな話を聞いていたのだが、残念なことに改装中。
室内の温泉でも、窓にはブルーシートが張られていて、外が見えない。あうー。
絶景を見られないのは至極残念。雑談に興じながら、温泉を楽しむ。

すし屋にて昼飯を食するために、武生方面に向かう。
ついこないだ来たばかりの8号線レーダー付近の景色にはしゃぎっつ、
国道沿いのアトムボーイへ。アナゴと間違えてウナギを多数食いかける。
(アナゴとウナギの価格比は、じつに3倍・・・)旨かったからいいか。

飯ののち、カルガモ状態で越前海岸へ。
山道を越え、越前海岸沿いの道路に出る。目の前に広がる日本海と、
見覚えのある風景。ああ、何ヵ月ぶりに見る、日本海だろうか・・・。
やっぱ、たまにはこっちに来て海を見るようにしたいなぁと思った。
クルマがサビるとヤだけど。

立派なトイレがある駐車場にてカプを止め、休憩。
カプ談義が広げられるが、そのうち、かわしまさんを中心として試乗会が始まる。
私も、かわしまさんの「ほぼノーマル」21R を運転させてもらう。
21R を運転するのは、初めての機会。なんだかワクワクしてしまう。
下からパワーがあるが上まで回らない K6A ってのは、本当だろうか・・・
拷問道具級のスズスポのバケットに無理やりケツを捩じ込み、試乗。
スカスカと柔らかい 21R のクラッチに「なに!?これ!?」と焦りつつ、
駐車場を出るが・・・おお。ターボという感じがまったくしない。
いつもなら、3000rpm ちょいから「グワッ」とくる感覚を掴んでシフトチェンジの
タイミングを作っていたが、それがまったくないので、チェンジを忘れかける。
ふっとタコを見ると、あっというまに 7000rpm まで回っている。むお。軽い。
低回転から高回転まで、まるで NA のように、段付きなく、滑らかに吹き上がる。
回転の上がりも下がりも、ウチの 11R よりもずっと速いような気がする。
なんだよー、最初に聞いてた話と全然違うジャン!上まで軽いジャン!
ほぼノーマルでこれかぁ・・・21R、恐るべし!
戻ってから。かわしまさんに報告。
すると、ビルワークスのマフラーに変えてから、上がよく回るようになったと
言われる。K6A の性能をスポイルしていたのは、純正マフラーだったのか!

エンジン性能は、ターボフィールを期待するともの足りないが、
下から上までフラットなトルク特性に感じられるところが素晴らしい。
しかし、11R と比べて、脚回りがかなり腰高な感じがするのが気にかかる。
コーナーでのロールがどうこう以前に、なんか「高い」のだ。視点が。
ダイレクト感もなく、まるでカプチではないような、ものすごい違和感が残った。
少なくとも、11R の純正の脚と交換されたほうがいいかも?と思ったりした。
でもホント、K6A っていいな〜。静かで力強いし・・・

試乗会をたしなんだのち、第2の温泉へ向かう。
越前海岸沿いにある露天風呂「漁火」だそうだ。

ふたたび、カルガモ状態になって越前海岸を走る。
しかし、そこで私は、情けない失敗をしてしまう。

先行カプチに引き続いて、トンネルの多い部分を快適に走行しているとき。
トンネル出口のカーブのすぐ先で工事が行われていることに気づかないまま
速めのスピードでトンネルから出て、左曲がりのカーブに突入してしまう。
カーブの途中で、カーブ出口付近で工事信号を待って停車する先行のカプチが
視界に飛込んでくる。

おっ。まずい。Rに合わせたステアリングを切ったまま、反射的にブレーキを
蹴り込む。しかし、いつものような減速Gが出ない。あれっ!?このままでは
思いきり追突してしまう!・・・と思った瞬間、激しいスキール音と白煙とともに
Fタイヤがロックし、クルマは接線方向(対向車線側)に直進。
(そこだけ、路面に砂が多かったのかな?それともブレーキを掛けすぎた?)

幸か不幸か対向車線はがら空きだったし、前車との残り距離と現在の速度と
減速Gから考えてとても安全に止まれそうになかったので、いっそこのまま
ロックしっぱなしにして対向車線に飛び出て止まろうかと思ったが、ロック
している状態はタイヤの能力を発揮できないというし、それになんとなく
最悪の結果を招きそうな気がしたので、この作戦は中止。

舵角を固定したままブレーキのロック/リリースを繰り返し、微妙にアウトへ
膨らんでいくラインを取りながら、必死の人間ABS減速チャレンジ。
幸いなことに、なぜか途中からだんだんと減速Gの強さが大きくなって
いったので、前車とそこそこの余裕を持った距離で、なんとか停止完了。

後に残るは、ゴムの焼ける強烈な匂いと、背後を埋め尽くす白い煙と、
気まずい思い出・・・情けない・・・ ;_;
路面がウェットだったり、もっと砂が多かったりしたら、
きっと、クルマともども死んでいたに違いない・・・あああ・・・
第2の温泉に到着後、先行していた まり嬢に詫びを入れる。もうしません。
いたく反省。

「漁火」は、ほんとうに海岸沿いの高い場所にある露天風呂。
目の前に広がる、雄大な日本海のパノラマ。あまりにも絵画的で美しい。
今日は、実にゆったりとした気分になった状態で、一日を締めくくれるなぁ。
さっきのことをすっかり忘れ、景色とカプチ談義を楽しむ。

帰路、R161 の分岐までカルガモ状態で走る。
カルガモ中、強烈な眠気が襲ってくる。なんども居眠り運転をやりかける。
(いや・・・実は、何度か居眠っていたかも(汗)恐い恐い・・・)
敦賀付近の道で、Qさんが私の後ろに回る。R8 と R161 の分岐点を
知らないから、とのこと。えええ!?マジですか!?

敦賀の交差点で、南下する R8 に差し掛かったあたりでカルガモがほどけたので
眠気を覚ますため、R8 → R161 を、スピードメーター振りキレ状態で走る。
R161 北部の峠道を、どっしゃーっと気分良く走る。ちょっと眠気が晴れる。
途中、Qさんに「夕飯どうする?」と聞かれたので、食って帰りますと返事。
更に R161 を南下し、途中峠よりもちょっと北側あたりのラーメン屋に流れ込む。
メシ中、あんなに飛ばす人とは思わなかったと言われる・・・ ^_^;

ラーメン屋にて、ビール片手(っとっと)にラーメンを食い、
Qさんの話を聞く。博識な人で、かつ強力な実践家であるQさんの話は、
実に面白くてタメになる。いろいろといい話を聞かせていただく。

ラーメン屋をでたところでQさんと分かれ、私は一路 R161 を南下。
くそうるさいバニング車の騒音に悩まされつつ、バイパスを越えて帰宅。
楽しかったが、強烈に疲れた一日だった・・・バタンQ。

10/17

雨の福井県を一日走ってきた後の車の様相は、
かなりひどいものだった・・・もう、余すところなく、ドロドロ。
コイツは、洗い甲斐があるねぇ ^_^;

昼から、洗車+ワックスかけに精を出す。
自分の車を洗ったついでに、親の EP82 にもワックスを掛けるが、
私が洗わなくなった一年間に、塗膜はすっかり荒れまくり、汚くなっていた。
んだよーみんなちゃんと洗車しろよー、とブーたれつつ、とりあえずワックス。
次はちゃんと洗って、キレイキレイにしてやるからね、スターレットちゃん〜。
それにしても表面積が広いなぁ、普通車は・・・ブツブツ。

一通り終わった時点で、クタビレタのでバタンQ。

しばらくしてから、買い物に出かける。
Castrol Fomula RS(10W-50)の 4L缶が \3980 というホームセンターを発見。
思わず買いかけるが、Magnatec を 2L 備蓄していたことを思い出す。
冬場に 10W-50 はキツイからなぁ・・・もう一回 Magnatec を 4L 買おうか。
それとも Magnatec の 1L 缶を買って、次の次からこいつを使うか。
一回2ヶ月だから・・・2回で4ヶ月=2月過ぎ。うーん・・・どうしよう。
オイルの交換サイクル計算なんてやるのは、久しぶりだ。

とりあえず、オイルは買わず、同じ店で園芸用の黒い網と、バックスキン調の
カッティングシート(珍しい!)を買い込んで帰る。

10/18

ここ最近、顕著に出始めている症状なのだけれども。
カプチをしばらく(2、3日)放っておいたあと、なぜか必ず
半クラッチの状態を維持できなくなるという、厄介な症状が出始めていたりする。

いや、決して、私の半クラがいきなりヘタクソになったというわけではなく、
その日の乗り始めの1回目に限って、登坂発進で僅かな期間の半クラッチを
使おうとするだけでも、ものすごいジャダーのような振動が出てしまうのだ。
しかも、一度ジャダー様の振動が出始めると、そのまま 100% つないでも
ジャダーもどきは出っ放しになってしまう(このへん、ちょっとおかしいと思う)
対策法は、アクセルを少し吹かしぎみにした状態で、強制的に半クラをすること。
するとそれ以後はずっと、いつものような滑らかな半クラッチが可能となる。
それまでのグズりなんて微塵も見せなくなる。
フライホイールか、クラッチディスクのフェーシングか、
何処かにサビが出始めているのだろうか?という感じの動きである。
そういうことって、あるのだろうか?
何にしても、こまった症状である。

なんてことを考えつつ、インパネをひっぺがして、部屋に持ち込む。
半年ほど前に、助手席側のインパネにだけ貼った木目調のカッティングシートを
運転席側のインパネにも貼るためだ。

10/20

2日ぶりにエンジンを始動したら、排気漏れの音がすごかった・・・ -_-;
「バババババ!」すぐ収まるんだけど・・・やだなぁ・・・

カッティングシートを貼る作業を行うため、
インパネを外したままになっている車内を見て、
ふっとあることを思いつく。

メーター Assy を固定している4つのネジを緩め、
気合い一発で取り外す。・・・というのはウソで、メーター Assy の
上部の左右からワイヤーハーネスが生えているので、微妙な力を加えて
ハーネスを引っ張りつつ、コネクタを外して Assy を取り外したのだった。
コネクタ破壊・ハーネス切断を覚悟の荒業なので、真似をされないよう・・・
(運転席の下に潜り、ステアリングコラムを保持している鉄棒とハーネスを
 固定しているタイラップを外してから作業したほうが良いと思われる)

外した Assy を部屋に持ち込み、内部を清掃して、裏にはまっている電球を外す。
電球にかぶせられている青いゴム製のカバーを取り外して・・・改造終了。

メーター Assy バックライトのアンバー化、完成 ^_^

ところで、パッと見たとこ、バックライトの電球はポジション球と似ていた。
もしそうであれば・・・ホワイト化もできるなぁ。ニヤリ。

色々考えつつ、メーター Assy を戻して作業完了。
そののち、センターコンソールからシガライターを外し、
配線を宙ぶらりんにする。全ては後の改造のため。

10/23

いい天気だが、今日はクルマを弄る日にする。
ちょっと、走行距離が伸びすぎなんで・・・。

クルマ弄りの作業メニューは2つ。
1つは、「黒い染料が入っている防錆塗料」をブレーキローターに塗布すること、
もう1つは、Fバンパー中央にある、ナンバー取付け用の柱を切り取ること。

まず、クルマのリアをフロアジャッキでアップしてタイヤを外し、
リアのブレーキローターの見える側に、ペタペタと防錆塗装を行う。
1回目の塗布が終わって乾燥をさせている最中、Fバンパーを取り外し
横引き用ノコギリと、鬼目のヤスリを工具箱から引きずり出して準備を進める。
早速、バンパーの穴を塞ぐ金網を外したのち、ノコギリをバンパーの柱に当て、
ズイコズイコと切り始める・・・と、あっというまに切れてしまった。
ちょっと固いめの豆腐を、箸でスイーッと切るようなイメージで考えれば OK。
バンパーって、当たり前かもしれないけど、柔らかいんだなぁと実感。

切り口をヤスリで成形し、買込んだ園芸用ネットを開口部全体に張り直す。
柱の影に隠れていた、フロントフレームから伸びている固定用鉄板を黒く塗装し
作業は完了。・・・見るからに、ラジエターがよく冷えそうになった。
その代わり、正面からの顔は、オースチン・ヒーレー・スプライトの
次に並べることができるぐらい、ほけぇ〜っ とした顔になった・・・と思う。

リアローターの防錆塗装が乾いたので二度塗り、三度塗りを実施。
濡れているときは青灰色だったが、乾くと確かに黒くなる。よかった。
あるていど乾いたところでホイールを付け、今度はフロントも同様に処置。

フロント側の作業中、ヒマができたもので、ホイールハウスの中から
エンジンのエキパイ〜タービン〜キャタライザ付近を、ぼーっと眺める。
ふと、キャタライザとエンジンマウントの間を固定しているはずのボルトが、
跡形もなく無くなっているのを見つける。しかも、ボルトが入る穴はサビサビ。

な、なんで、こんな重要くさいところのボルトがないんやぁ!

そう、キャタライザは、エキマニを介して宙づりになっていたのだった・・・
こっこれは・・・かなり、マズイ状態なのでは・・・

適当に代替となりそうなボルトがパッと見当たらなかったので
そのままにしてあるけど、早いうちに直してしまわないと!
ひょっとして、排気漏れの一因は、これかも知れないし。

10/24

またもやいきなりであるが、
京都市北西部のほうにある、嵐山高尾パークウェイという有料道路にて
カプチMLのミーティングが行われるということになったので、行く。
開始時刻は、朝8時・・・起きられるかな?

などと心配していたが、一時間前には目覚める。
仕事のある日には目が覚めないんだけど・・・現金なものだと、我ながら思う。
なんにしても、空には雲一つない。笑っちゃうぐらいの、超晴天だ。万歳。

屋根をオープンにして、山科の自宅を7時半に出かける。
さすがにこの時間では、まだウザッたい観光客共は、走っていない。
大渋滞の状態した見たことがない広沢池付近の観光道路なんか、ガラガラだ。
すがすがしい気分で、ゆっくり走って嵐山高尾PWに向かう。

8時過ぎにPWに入る。実は、地元民にありがちなパターンというやつで、
今まで一度として、嵐山高尾PWなんて走ったことがなかった。
ところが貴方!これが実に、すごいワインディングロードなのだ!
有料(\1.2k)という点さえ除けば、六甲の峠に見劣りしないぐらい、すごい。
ちゃんと2車線あるし、傾斜の強い坂も、タイトコーナーも、高速コーナーも、
カプチでは持て余すぐらいの直線道路も揃っているのだ!

いやぁ、なんつう、これは、おおう、すごい・・・すごい!

何をやりに来たのか半分忘れながらも、半分だけは記憶していた私は、
対向車線のほうに目をチラチラと走らせつつ、クルマとともに走り回る。

やがて、中間地点を過ぎたあたりで、黄色いカプチとすれ違う。
あ、ホンダパパさんだ・・・向こうが先に挨拶してくださったので、
おっとっと、と慌てて手を出して、辛うじて挨拶の形だけを取る。
後続にもカプチ。1、2、3・・・3台かな?

同方向にしばらく走って道を探索したのち、引き返して追い掛ける。
ほどなく、途中の休憩場所で並んで停車しているカプチを発見。近づいて停車。
「おはよ〜ございま〜す」と挨拶をしながら近づくが、反応が鈍い。
うむ・・・そりゃそうだ。向うは、こちらが誰なのか知らないのだ。
ホンダパパさんと思しき、恰幅の良い方に近づいて挨拶。
奥琵琶湖 OFF で、一度お会いしているんだけど・・・さすがに忘れられていた。

しばし雑談タイム。
雑談中、目の前を、PEUGEOT 106 とポルシェが走り抜けていく。
しばらく見ていると、別のポルシェや、ロールバーがちがちのMGF、
(ちなみに、乗っている人は初老の紳士だった・・・か、かっちょいい!)
S2000・・・あげくに、TVR グリフィスまでが走り去っていった。

な、な、な、なんだこの道は!めっちゃエンスーだ!

京都一 Tipo な道だねぇという話になる(笑)

そのうち、我らがカプチを並べている場所に、ロードスターが入ってくる。
ロードスターの助手席からは・・・ミニスカートの女性が!
カプチ軍団、思わず目が釘付けになる。いい足っすねぇ(笑)
ミニスカートのおねえちゃん、こっちをチラチラ見ている。
どーも、かぷちんに興味深々らしい。よかったねぇ、かぷちん。大人気よ(笑)

しばらくダベってから、場所を移す。
ホンダパパさんを追走しながら(速いじゃないっすか、ホンダパパさん〜)
別の場所に移り、ふたたび雑談タイム。
あれこれ喋っているうち、Qさんが遅れて到着。
昼頃まであれこれと雑談に花が咲く。かぷち乗りの連帯感って強いねぇ。

昼を過ぎて、みなさんが飯タイムに入るというところで、
一人別れて、嵐山高尾 PW を走るモードに入る。走らにゃもったいない!
道を走る一般車に大迷惑をかけまくりつつも、有料なので好き放題に走る。
ワインディングを攻めて感じたことは、ブレーキバランスが
フロントに寄りすぎているんじゃないかな?ということ。
突っ込みのとき、ブレーキで曲げるということがやりにくいような気がする。
腕がない分はクルマでカバーだ!の鉄則を思いだし、やっぱりRブレーキも変えようと考える。

3往復ほど走り、軽いテールスライドなんか交えながら、走りを満喫。
途中の待避所にクルマを止めて油圧計を見ると、0.6kg/cm2を指していた。

うわ・・・めっちゃ低くなってる(汗)

ちょっとだけクーリングダウンをしたのち、最後に一往復してから道を出る。
こんな面白い道とはねぇ・・・また来るからね〜。

(今回、5000rpm 〜 8000rpm を妥協なく使いまくったのだが、
 燃費が 10km/L ちょいまで落ちてしまった。どんな走り方してたんだ私は ^_^;)

帰宅して飯を食い、まだ走り足りないような気がしたので、
宇治の山中のいつもの道に出かける。
んが、やっぱり、嵐山高尾 PW を走ってしまうと、
全体的にしけた道である、としか思えなくなってしまった(失礼)。
道幅が狭く、見通しも悪いので、 特にコーナーで全開できない。
月2回ぐらいは嵐山高尾 PW に通おうか、と、真剣に考えたりした。

10/30

以前に書いた、キャタライザケースとエンジンマウントを固定しているボルトが
抜けてなくなっちゃってるのを発見しちゃったよ〜どうしよ〜という話。
対策を講じるため、ホームセンターに向かい、ステンのボルトを買ってくる。
M6 のボルトを突っ込んだら空回りしたので、M8×20mm のんをチョイス。

さっさと帰宅して、キャタケースが生温い温度に下がるまで、しばらく待つ。
その後タイヤを外し、先ほど買ってきたステンのボルトを捩じ込む。
ネジ穴はサビサビになっていたので、指ではとてもとても捩じ込めない。
13mm のソケットレンチを使い、CRC を吹きながら捩じ込む。タップ切りの要領。
残り 2〜3mm のところで、ボルトが捩じ込めなくなる。貫通穴ではないのだ。
しょうがないので、ボルトにナットを捩じ込み、実質的なボルト長を短くする。
その後、再利用品のワッシャを噛ませ、しっかりとボルトを捻じって固定。
手の感触だと、2kgm ぐらいかな。4T の 8mm ボルトだから、やりすぎ?

作業が終わった時点で、エンジンを始動。
おおっ。なんだか、始動時の感触がとても滑らかだ。
クルマに伝わってくるエンジンの振動が、かなり減少している感じ。
買いものに出かけるために、クルマを車庫から引っ張り出すが、クラッチの
感覚も非常に良い具合いになっている。エンジンが振動しているのに、
クラッチの繋がり具合いには一切の悪影響を与えていないという感じ。
前は、確実にクラッチにジャダーっぽい振動が出ていたんだけど。
少し前に書いていた苦情が、いまやすっきりと解決されちゃった感じだ。
重たい柿本Rがエキマニにぶら下がってたわけだし、影響は相当にありそう。
これが原因だったのかな?でも、あのネジ穴のサビ方はすごかったから、
相当以前からボルトなんて抜け落ちてなくなっていた可能性が高いなぁ・・・

さて、今月は東京出張が何度かあったので、特別手当てが懐に入っている。
いつになくリッチマンだ。これは、千載一遇のチャンス。
というわけで、前にも書いていたとおり、F/Rブレーキパッドを統一するため
めちゃくちゃ久しぶりに、テクニカに向かう。
長いこと行ってなかったので、社長は私を忘れているに相違無いと思っていたが
一応、ある程度は覚えていてくれた。よかったよかった。

強化 I/C パイプの報告(ブースト圧上がらないよ〜、ブローバイが漏れてるよ〜)
をしたら、「ブースト圧は安定したやろ?」という答えが帰ってきた。
前に聞いた言葉は、アレか、空耳だったのか・・・まぁいいけど ^_^;
確かに、連続してフルブーストを掛けても、タレなくはなっている。
ブローバイについては、オイルキャッチタンクを付ければ、という話。
まぁ、そりゃあそうなんですけどね・・・ブリーザケースから出ている
あんな太いサイズの耐熱/耐油ホースが、手に入らないんですよねー。
(代用品がある限り、もうちゃんとした奴を買う気なんて毛頭ない私 ^_^;)

Rブレーキパッドを頂戴、という話をすると、在庫の確認をしてくれた。
なんでも、工場のほうに在庫があったとのこと。夕方には到着するとのこと。
ショックアブソーバーの話などについてちょっと相談したのち、
もういちど夕方に来ますということで、退去。

パッド到着待ちの間、エンブレムに溜まったワックスのカスなどを
歯ブラシでゴシゴシと掃除。見違えるように奇麗になった。
古いクルマって、こういうところに汚れが溜まる。
直接は目立たないんだけど、でも見栄えに対する影響力はかなり大きい。

夕方になったので、Rブレーキパッドを受け取りに、テクニカに向かう。
前に買ったパッドは銀色で \15k だったが、今度のパッドは、ちゃんとした
テクニカブルー色に染まっている。これこれ。これじゃなくちゃね。
値段は、\18k だった。というか、最初に私が買ったときの値段ってのは、
広告の誤植の結果の一時的な特売値段だったらしい。ラッキーだった(笑)
Rについては、消費税分だけ負けてもらう。

帰宅して、リアブレーキを交換し、試走に出て、十数 km ほど慣らす。
予想を遥かに上回る効き・・・と言いたいところだったが、問題が2点。
1つは、一発目のブレーキの効きが、異常に甘い。ものすごい空走感がある。
いくら「Racing」と銘打っていても、これは酷すぎだ。街乗りするのが恐い。
もう1つは、サイドブレーキが全然効かないこと。おもいっきり引いても、
まったく制動感がない(停車時は効くけど)。サイドターンできない ;_;
というわけで、慣らし中のインプレッションは「×」(当たり前か)。
これからどう変わっていくかなぁ。


10/31

パッドの厚みが変わったのに、サイドブレーキの調整をしてないことに気づく。
いろいろとネジをいじってみた結果、前よりも締め気味でいい具合いになった。
その後、ホームセンターに買い出しにいくついでに、試走。

まず、昨日と比べて、効きが圧倒的によくなっていることに気づく。
特に冷間時、空走感が大きかった昨日と比べると、今日は随分感覚が違う。
ノーマルパッド+αぐらいには効いている感触だ。慣らしが進んできたか。
パッドを多少暖めてからのブレーキングなんか、もうバカほど効く。
そのくせコントロール性も悪くない。タイヤロック寸前の調整がやりやすい。
逆の意味で、街乗りでは恐いパッドだ。調子にのってたら追突されかねん。

懸念していた冷間時のサイドの効きの悪さも、慣らしが進むに従い、改善された。
50km/h ぐらいなら、サイドブレーキで簡単にクルマを止められるぐらい効く。
直線路でも、軽いブレーキで後ろの荷重を抜き、サイドを引くとロックできる。
よかったよかった。ジムカーナでも安心。

しかしやっぱり、ブレーキパッドは前後同時に交換するのがベストであると思う。
Fブレーキだけ交換した場合と、F/Rブレーキ両方を交換した場合とでは、
効きもコントロール性も、まったく違う。特に、ブレーキング初期〜中期に至る
過程における制動力の出方が段違い。今までのは何だったの?というぐらい。
前後を合わせると決して安いパッドではない(F/Rを合わせると \36k)が、
買うときは、豪華な食事を我慢して両方まとめて買うべきだと思った。

ともかく、これでブレーキ能力が他を圧倒的に上回ったので、
安心して次の最適化を行うことができる。早く来い来いボーナスちゃん〜。
次は、走行5万kmに達していいかげん抜け始めている、ショックの交換だ!

調子にのって、天ヶ瀬〜いつものコース辺りを元気良く走る。
一通り走って楽しんだのち、そろそろ帰ろうか、ということで
直線路を流していると、左フロント付近から「カキ!」という異音が。
ん?ボデーに木の枝でも当たったかな?と思っていると、引きつづいて
「バキン!ガンガンガン・・・」という音が、フロントからリアに流れていった。

な、なぁにぃ!?なにが起きたんだぁ!?

慌てて、まずはフルブレーキング。
・・・特に違和感もなく止まった。ブレーキ系統の問題ではないか。
つづいて、計器類に目を通す。が、特に異常を示すものはない。
異音はあれっきりで、異臭も特にない。んんん???

いま来た道をバックして 10m ほど戻り、
クルマから降りて、なにか落ちていたりしないか調べてみると・・・

ありましたありました。ステンのボルト・・・

そう。キャタケースを締め付けていたステンのボルトが、抜けて落ちたのだ。
鋳鉄とステンとでは、熱膨張係数が違う。たしか、ステンのほうが小さい。
高熱をモロに受けるキャタライザケースはひどく膨張するわけで、
特別な回り止めなんて、なーんにもしてなかったステンのボルトは
見事に緩み、エンジンの振動のせいで抜けて落ちたというわけだ。

原因がわかったのはいいが、恥ずかしい・・・基本的なミスだ ^_^;
あと、ボルトは落ちていたが、ワッシャがどこにも見当たらないのは気になる。
まさか、タイヤとかホーシングとかに刺さってないよなぁ・・・
恐る恐る走り出す。
具合いを見るついでに、もうしばらく山の中を走り回ってから帰る。

帰り道、全然道を譲らない(どころか、追い越しを故意に妨害する)ワゴン車と
赤いセダンが居た。非常に憤りを感じる。速く走ることもワガママであるならば、
ゆっくり走ることもワガママなんだぞ。待避所なんてあっちこっちにあるんだし、
こっちは「抜きたい」という意思表示をしてるんだから、抜かせろっての。
軽自動車より速く走れないくせに『軽自動車なんぞに抜かせてたまるか』って
へんな意地を張ってるのがミエミエだ。非常ーに、非常に気分が悪いぞ!
(安全な場所で抜かせてくれたRV車も居た。非常に感謝。貴方は運転手の鑑だ)
くさい排ガスを出すワゴン車は直線部分でサクッと追い越してやったが、
赤いセダンの時は、安全な直線部がないので抜けない。思わず無理な追い越しを
敢行しようとしてしまい、さすがに怒鳴られる。むう。これはやりすぎた。反省。

ともかく、抜けたボルトは、Sワッシャを入れて締め直すことにする。
ホームセンターに向かい、M8x15mm のボルト、M8用のSワッシャと歯付きワッシャ
あとウインカーレンズとAピラー上端を止めるネジについて、ステン製を購入。
この際だから、サビサビで見た目が悪いネジは交換してしまおうという積もり。
あげくの果てに、KOITO 製の「超高効率」を謳っている H3 バルブを買う。
少しでもヘッドライトが明るくなれば安全でいいなぁ、と思ったわけなのだ。

帰宅して、いろいろ交換。
キャタのボルトは、買ってきた M8x15mm のボルト+8mm のSワッシャで再固定。
今度はもう、簡単に抜けたりはしないぞう・・・でも、時々は点検しよ。

外装のボルト類を交換すると、見た目がシャッキリと引き締まった。
やっぱり、サビサビのボルトってのはいけませんね。ポンコツチックで。
あと、ヘッドランプのバルブだが・・・元々が BOSCH の REALWHITE だったので
見た目の明るさは全然変わらない、という結果に終わった。やっぱダメか ;_;